JPH06348995A - 信号機及び光ファイバー体の製造方法 - Google Patents

信号機及び光ファイバー体の製造方法

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JPH06348995A
JPH06348995A JP13767393A JP13767393A JPH06348995A JP H06348995 A JPH06348995 A JP H06348995A JP 13767393 A JP13767393 A JP 13767393A JP 13767393 A JP13767393 A JP 13767393A JP H06348995 A JPH06348995 A JP H06348995A
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JP
Japan
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optical fiber
light
fiber body
optical fibers
display portion
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JP13767393A
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Inventor
Seiichi Watanabe
清一 渡邊
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は極めて安全な信号機を提供すること
を目的とする。 【構成】 発光体1の前方に光透過部材2を設け、発光
体1の後方に反射部材3を設けて成る信号機において、
所定長にして複数本の光ファイバー4を一方向引き揃え
状態で一体化せしめて成る光ファイバー体5を設け、こ
の光ファイバー体5を前記光透過部材2の表側若しくは
裏側に配設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバーを使用し
た信号機及び光ファイバー体の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】出願人
は、これまでに例えば実開平4−61801号,実開平
3−130104号,特開平4−119301号として
光ファイバー体を提案している。
【0003】ところで、出願人は種々研究した結果、こ
れまでの道路に設けられている信号機には、次の問題点
があることを確認した。尚、信号機は、夫々独立した赤
表示部6a,青表示部6b,黄表示部6cが並設された
構造で、各表示部内には発光体1が設けられ、この発光
体1の前方にはリフレクター材などで形成される適宜に
着色した乱射光透過部材2(裏面に複数の小レンズを散
在せしめたレンズ体)が、また、後方には反射部材3が
設けられている(本実施例と同一構成部分には同一符号
を付した。)。
【0004】快晴時に信号機の例えば、赤表示部6aが
点灯しているにもかかわらず、太陽光が消灯している青
表示部6bに入射すると、一部は乱射光透過部材2によ
り表面反射するが、大半は、乱射光透過部材2を透過
し、発光体1の後方に設けた反射部材3により反射さ
れ、再び乱射光透過部材2を透過する。
【0005】そのため、点灯している赤表示部6aとほ
ぼ同じ明るさで、消灯している青表示部6bが光って見
え、従って、ドライバーは赤表示部6a,青表示部6b
両方が点灯しているように見え、本来走行不可の状態で
あるにもかかわらず、走行可の状態と錯覚してしまい、
非常に危険である。
【0006】本発明は、このような問題を解決した信号
機及び種々の場面に使用し得る光ファイバー体の効率的
な製造方法を提供することが技術的課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】発光体1の前方に光透過部材2を設け、発
光体1の後方に反射部材3を設けて成る信号機におい
て、所定長にして複数本の光ファイバー4を一方向引き
揃え状態で一体化せしめて成る光ファイバー体5を設
け、この光ファイバー体5を前記光透過部材2の表側若
しくは裏側に配設したことを特徴とする信号機に係るも
のである。
【0009】また、所定長にして複数本の光ファイバー
4を一方向引き揃え状態で配設し、外側から加圧するこ
とで周面同志を当接せしめて収束し、続いて、公知の真
空含浸手段により前記収束せしめた光ファイバー4の周
面同志の間隙に適宜な接着剤を付着せしめて該接着剤を
硬化し、続いて、一体的に収束せしめられている各光フ
ァイバー4の前後端面を適宜研摩せしめることを特徴と
する光ファイバー体の製造方法に係るものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明に係る作用について説明す
る。
【0011】従来の信号機の場合、例えば赤表示部6a
が点灯しているとき、赤表示部6aにおいては発光体1
の照明光は乱射光透過部材2を透過散乱し、ドライバー
の目に入る。また、消灯している青表示部6bにおいて
は、太陽光は一部は乱射光透過部材2で表面反射するも
のの、大半は乱射光透過部材2を透過し、反射部材3で
反射され(図7参照)、再び乱射光透過部材2を透過散
乱し、ドライバーの目に入る。そのため、太陽光が多量
に入射される快晴時においては、この消灯している青表
示部6bが前記太陽光反射により点灯したように見えた
場合の明るさと、実際に点灯している赤表示部6bの明
るさとはそれ程差がなく、結局、赤表示部6a,青表示
部6bがともに点灯したように見える。
【0012】しかし、本発明の場合においては、光透過
部材2を透過した入射光(太陽光)は、光ファイバー体
5に入射し(一部の光は当然光透過部材2により表面反
射する。)、反射部材3により反射して再び光ファイバ
ー体5を透過し、光透過部材2を透過散乱して出て行く
こととなる。この際、光ファイバー体5は所定長にして
複数本の光ファイバー4を一方向引き揃え状態で一体化
せしめて成る構成のため指向性を有し、この指向性によ
り光ファイバー体5を透過して反射部材3に当たる光が
限定される結果、再び光ファイバー体5,光透過部材2
を透過する光の量が少なくなる(図4参照)。よって、
図4,5に図示したように、点灯していない青表示部6
bから出る光の量は少なく、故に、消灯している青表示
部6bの明るさは、点灯している赤表示部6aに比し明
らかに劣ることとなる(下記表参照)。
【0013】
【表1】
【0014】従って、点灯しているのは赤表示部6aで
あると明確に視認でき、赤表示部6a,青表示部6b双
方が点灯しているように見える現象を防止し得ることに
なる。
【0015】尚、このことは消灯している際に外から太
陽光が入射し、この太陽光により表示部が点灯している
ように見える場合のことにのみ当てはまり、発光体1の
照明光の光ファイバー体5への入射及び光ファイバー体
5から光透過部材2への入射には前記指向性による光量
限定作用が働かないため、発光体1が発光した場合には
明るさは光ファイバー体5の存否によりほとんど変化し
ない(図6参照)。
【0016】請求項2記載の発明に係る作用について説
明する。
【0017】真空含浸手段により各光ファイバー4の周
面同志の間隙に接着剤を付着せしめるから、各光ファイ
バー4の一体化が迅速且つ良好に行われることになる。
【0018】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したもので、
以下に説明する。
【0019】まず、光ファイバー体5の製造方法につい
て説明する。
【0020】所定長にして複数本の無色透明光ファイバ
ー4を、一方向引き揃え状態として、適宜な成形型の内
部に導入し、外側から加圧することで各光ファイバー4
の周面同志を当接せしめて収束する。
【0021】続いて、公知の真空含浸法により各光ファ
イバー4の周面同志の間隙に適宜な透明接着剤を付着せ
しめる。
【0022】具体的には収束せしめた光ファイバー4を
真空中に配設し、適宜な該接着剤により光ファイバー4
を一体的に収束せしめる。このようにして形成された光
ファイバー4の収束体は片面から他方の面に向かって光
ファイバー4が貫通状態で配設された蜂の巣状のものと
なる。このような真空含浸法を採用して光ファイバー4
同志を接着する為、接着剤が光ファイバー4に良好に行
き渡り接着不良は生ぜず、且つ接着工程に要する時間を
短縮し得ることになる。
【0023】尚、熱硬化性の接着剤を使用する場合には
加熱手段も併用する。
【0024】続いて、この一体的に収束せしめた光ファ
イバー4を適宜な厚みにスライスする。
【0025】続いて、このスライスしたものの裏表面を
適宜研摩して光ファイバー体5を作成し、該光ファイバ
ー体5を内部に発光体1及び反射部材3を有する公知の
信号機(図1,3参照)のリフレクター材などで形成さ
れる適宜に着色された乱射光透過部材2の裏面に付設す
る(光ファイバー体5に着色しても良い。)。
【0026】尚、光ファイバー4は径小であればある
程、指向性を有するが、径小であればある程所定径の光
ファイバー体5を形成するに多数本の光ファイバー4が
必要となる。また、光ファイバー4は径大のものを使用
すればする程光ファイバー4の周面同志の間隙が大きく
なり、光ファイバー体5の作成が厄介である。以上のこ
とを考慮して光ファイバー4の径を適宜設定する。
【0027】このように製造した信号機は、 例えば赤表示部6aが点灯しており、青表示部6b
が消灯している場合において、快晴時に太陽光が青表示
部6bに入った場合、反射部材3で反射して出る反射光
は、光ファイバー体5を設けない場合に比し、前記光フ
ァイバー体5の光量限定作用の為、光量が少なくなり、
点灯している方と比較した場合にはかなり明るさが低く
なっており(明るさ、眩しさは低いが遠くまで届く光で
ある。)、ドライバーが両者を比較すれば、消灯してい
る青表示部6bを点灯していると錯覚するようなことは
生じない。このことは、結局、光ファイバー体5が指向
性を有するからである。他の手段により指向性を持たせ
るにはその手段を講じることにより光損失が生じたりし
てはいけない等、種々の工夫が必要となる。従って、指
向性を付与せしめることは実際には厄介である。しか
し、本実施例は光ファイバー体5を用いることで極めて
簡単に且つ光損 失なく効率的に指向性を持たせること
ができ、非常に実用性が高くなる。即ち、光ファイバー
体5は、光に簡単に指向性を付与せしめることができる
という意味で種々の応用分野が考えられる。
【0028】 点灯している場合、発光体1の照明光
は、光ファイバー4を透過する。この光ファイバー4を
透過した光は光ファイバーの特性によりブレアの生じな
い整えられた光となっている為、見る者に眩しさ感じさ
せない(この点は前記実開平4−61801号,実開平
3−130104号,特開平4−119301号におい
て開示した通りである。)。
【0029】 また、光ファイバー内を透過する光
は、光ファイバー内において、細かく屈折を繰り返し、
光ファイバー内に閉じ込められた形で伝わっていくとい
うことは周知である。よって、この特性から、発光体1
の光は遠くまで届き、即ち、遠くからでも視認可能なも
のとなる。
【0030】尚、前記製造方法により製造した光ファイ
バー体5は道路上の信号機の他、鉄道、船舶,航空機の
信号機、更には、緊急自動車の警告灯などにも実施し得
る。即ち、前記したように光ファイバー体5は、外光が
入射してもその反射光を外部に大量に反射せしめない作
用(指向性)を有する為、消灯時に外光が入射しても、
表示部が光ファイバー体5を設けない場合ほど光って見
えることはなく、信号機,警告灯の役割をそれだけ確実
に発揮せしめることになる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上述のようにしたから非常に
安全な信号機を提供し得ることができ、また、非常に効
率良く且つ耐久性秀れた光ファイバー体を得ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る信号機の正面図である。
【図2】本実施例に係る光ファイバー体の一部の拡大正
面図である。
【図3】本実施例に係る信号機の表示部の断面図であ
る。
【図4】本発明の説明図である。
【図5】本発明の説明図である。
【図6】本発明の説明図である。
【図7】図4に相当する従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 発光体 2 光透過部材 3 反射部材 4 光ファイバー 5 光ファイバー体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体の前方に光透過部材を設け、発光
    体の後方に反射部材を設けて成る信号機において、所定
    長にして複数本の光ファイバーを一方向引き揃え状態で
    一体化せしめて成る光ファイバー体を設け、この光ファ
    イバー体を前記光透過部材の表側若しくは裏側に配設し
    たことを特徴とする信号機。
  2. 【請求項2】 所定長にして複数本の光ファイバーを一
    方向引き揃え状態で配設し、外側から加圧することで周
    面同志を当接せしめて収束し、続いて、公知の真空含浸
    手段により前記収束せしめた光ファイバーの周面同志の
    間隙に適宜な接着剤を付着せしめて該接着剤を硬化し、
    続いて、一体的に収束せしめられている各光ファイバー
    の前後端面を適宜研摩せしめることを特徴とする光ファ
    イバー体の製造方法。
JP13767393A 1993-06-08 1993-06-08 信号機及び光ファイバー体の製造方法 Pending JPH06348995A (ja)

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