JPH0634902B2 - 排ガスの脱硝方法 - Google Patents
排ガスの脱硝方法Info
- Publication number
- JPH0634902B2 JPH0634902B2 JP62028200A JP2820087A JPH0634902B2 JP H0634902 B2 JPH0634902 B2 JP H0634902B2 JP 62028200 A JP62028200 A JP 62028200A JP 2820087 A JP2820087 A JP 2820087A JP H0634902 B2 JPH0634902 B2 JP H0634902B2
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- JP
- Japan
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- exhaust gas
- ammonia water
- flue
- catalyst
- ammonia
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) この発明は排ガス中のNOx を除去する触媒脱硝法に関す
るものであって、排ガス中NOx を触媒反応塔における閉
塞や腐食を解消した好ましい反応条件下において効率的
に除去することができ、トラブルの少ない方法を提供し
ようとするものである。
るものであって、排ガス中NOx を触媒反応塔における閉
塞や腐食を解消した好ましい反応条件下において効率的
に除去することができ、トラブルの少ない方法を提供し
ようとするものである。
(従来の技術) 排ガス中に含まれるNOx を除去する触媒脱硝法には2つ
の方法があり広く採用されている。1つは液体アンモニ
アもしくはアンモニアガスを原料とし、ガス状のアンモ
ニアを触媒反応塔より上流側の排ガス煙道に吹き込んで
排ガス中のNOx と反応せしめる方法である。この方法は
脱硝上の問題はないが気化し易い液体アンモニア等を扱
うことから高圧ガス取締法等の法規制を受けて取扱いが
簡単でないこと、配管等のガス漏れの際の危険性がある
こと、又は関連機器の補修時等のガスリークの際、作業
環境上の問題を生じ易い等の欠陥がある。もう1つはア
ンモニア水をスプレイして前述の方法と同様に触媒反応
塔の上流側の排ガス煙道に吹き込む方法である。この方
法は臭気もしくは安全性の面では問題は少ないが排ガス
の温度の低い時は、ミストが気化するまでの間に液滴中
のアンモニアと排ガス中のSO2、SO3等が反応し、 2NH4OH +SO3 →(NH4)2SO4 +H2O ,NH4OH +SO3 →NH
4HSO4 ,2NH4OH +SO2 →(NH4)2SO3 +H2O ,NH4OH +
SO2 →NH4HSO3 , 等の化合物を生成し、これ等が触媒反応塔に到達するま
でに完全に分解せず触媒に付着蓄積されて触媒の有効表
面積を減少させ、脱硫効率を低下させ、更に継続すると
触媒層を閉塞せしめる等の欠陥を有している。
の方法があり広く採用されている。1つは液体アンモニ
アもしくはアンモニアガスを原料とし、ガス状のアンモ
ニアを触媒反応塔より上流側の排ガス煙道に吹き込んで
排ガス中のNOx と反応せしめる方法である。この方法は
脱硝上の問題はないが気化し易い液体アンモニア等を扱
うことから高圧ガス取締法等の法規制を受けて取扱いが
簡単でないこと、配管等のガス漏れの際の危険性がある
こと、又は関連機器の補修時等のガスリークの際、作業
環境上の問題を生じ易い等の欠陥がある。もう1つはア
ンモニア水をスプレイして前述の方法と同様に触媒反応
塔の上流側の排ガス煙道に吹き込む方法である。この方
法は臭気もしくは安全性の面では問題は少ないが排ガス
の温度の低い時は、ミストが気化するまでの間に液滴中
のアンモニアと排ガス中のSO2、SO3等が反応し、 2NH4OH +SO3 →(NH4)2SO4 +H2O ,NH4OH +SO3 →NH
4HSO4 ,2NH4OH +SO2 →(NH4)2SO3 +H2O ,NH4OH +
SO2 →NH4HSO3 , 等の化合物を生成し、これ等が触媒反応塔に到達するま
でに完全に分解せず触媒に付着蓄積されて触媒の有効表
面積を減少させ、脱硫効率を低下させ、更に継続すると
触媒層を閉塞せしめる等の欠陥を有している。
また特開昭53−11162号公報においては上記のよ
うな排ガス中へのアンモニア水のスプレイに当って、使
用するアンモニア水を脱硝後の排ガスが保有する熱量を
利用し加熱気化させることが発表されている。
うな排ガス中へのアンモニア水のスプレイに当って、使
用するアンモニア水を脱硝後の排ガスが保有する熱量を
利用し加熱気化させることが発表されている。
なお、特開昭54−136572号公報においてはNOx
を脱硝触媒の存在下で接触的に還元除去する処理工程に
おいて、還元剤としてのアンモニア水を粒子の大きさが
最大300μ以下の液滴状態で触媒に達する時間が2〜
10秒前の部位で添加することが発表されている。
を脱硝触媒の存在下で接触的に還元除去する処理工程に
おいて、還元剤としてのアンモニア水を粒子の大きさが
最大300μ以下の液滴状態で触媒に達する時間が2〜
10秒前の部位で添加することが発表されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような従来技術中で好ましいものとしてはアンモ
ニア水を用いる方法であるが、このアンモニア水を用い
る場合において前記したスプレイ法および特開昭53−
11162の何れの方法においても触媒反応塔での排ガ
スに含まれる粉塵などによる閉塞を回避するには集塵処
理することが必要であり、斯うした場合集塵機を適正に
働かせるためには排ガス温度が300℃以下のような低
温で実施せざるを得ないこととなるのが一般的で、この
ように排ガス温度が300℃以下となった場合において
は問題が残っている。
ニア水を用いる方法であるが、このアンモニア水を用い
る場合において前記したスプレイ法および特開昭53−
11162の何れの方法においても触媒反応塔での排ガ
スに含まれる粉塵などによる閉塞を回避するには集塵処
理することが必要であり、斯うした場合集塵機を適正に
働かせるためには排ガス温度が300℃以下のような低
温で実施せざるを得ないこととなるのが一般的で、この
ように排ガス温度が300℃以下となった場合において
は問題が残っている。
即ち、排ガスの脱硝方法における反応温度は、一般的に
無触媒の場合には700〜1000℃、触媒法の場合に
は300〜400℃であるが、これが前記のような20
0〜300℃で実施せざるを得ない場合には、アンモニ
ア水スプレイ手法ではそのスプレイの際発生するミスト
の気化に3〜4秒かかるので前述のような化合物生成に
よる問題が生じ易い。尚、アンモニアガスを吹き込んだ
場合でも前述のようなSOx との反応も考えられるが、排
ガス温度が230℃以上であれば反応は起り難く280
℃以上の場合は殆んど反応はしないとされている。
無触媒の場合には700〜1000℃、触媒法の場合に
は300〜400℃であるが、これが前記のような20
0〜300℃で実施せざるを得ない場合には、アンモニ
ア水スプレイ手法ではそのスプレイの際発生するミスト
の気化に3〜4秒かかるので前述のような化合物生成に
よる問題が生じ易い。尚、アンモニアガスを吹き込んだ
場合でも前述のようなSOx との反応も考えられるが、排
ガス温度が230℃以上であれば反応は起り難く280
℃以上の場合は殆んど反応はしないとされている。
特開昭53−11162の方法の場合においても、この
技術は排ガス(排煙)の高温を利用してアンモニア水を
気化させるもので、排ガス温度が300〜450℃の高
温であることを前提として成立しており、前記のような
300℃以下の条件下で実施せざるを得ない場合におい
てはその効果が得られない。即ち少なくとも300℃以
下の排ガス温度条件を前提とした場合においては別の脱
硝技術を重複して採用しなければならない不利がある。
また排ガス中に設けられた加熱器などの腐食による安全
性も問題とならざるを得ない。
技術は排ガス(排煙)の高温を利用してアンモニア水を
気化させるもので、排ガス温度が300〜450℃の高
温であることを前提として成立しており、前記のような
300℃以下の条件下で実施せざるを得ない場合におい
てはその効果が得られない。即ち少なくとも300℃以
下の排ガス温度条件を前提とした場合においては別の脱
硝技術を重複して採用しなければならない不利がある。
また排ガス中に設けられた加熱器などの腐食による安全
性も問題とならざるを得ない。
前記特開昭54−136572号公報によるものは気相
ではSOx とアンモニアの反応が極めて遅いので、アンモ
ニア水が気化した気相アンモニアの反応以前にSOx をア
ンモニア水に吸収し液中で反応させるためにアンモニア
水粒子の大きさを規定するものであるが、この場合には
アンモニア液滴が周囲の排ガスから熱量供給を受けて温
度上昇するのにそれなりの時間を必要とし、その間に排
ガス中SOx は液滴に吸収されて硫安系化合物を生成し、
そうした溶液が触媒や装置に附着して触媒性能の低下や
腐食を発生する。即ち触媒反応が阻害され、設備の耐用
性が損なわれる。更に触媒に達する2〜10秒前に添加
するということは実際のこの種設備として相当に長大と
ならざるを得ない不利がある。
ではSOx とアンモニアの反応が極めて遅いので、アンモ
ニア水が気化した気相アンモニアの反応以前にSOx をア
ンモニア水に吸収し液中で反応させるためにアンモニア
水粒子の大きさを規定するものであるが、この場合には
アンモニア液滴が周囲の排ガスから熱量供給を受けて温
度上昇するのにそれなりの時間を必要とし、その間に排
ガス中SOx は液滴に吸収されて硫安系化合物を生成し、
そうした溶液が触媒や装置に附着して触媒性能の低下や
腐食を発生する。即ち触媒反応が阻害され、設備の耐用
性が損なわれる。更に触媒に達する2〜10秒前に添加
するということは実際のこの種設備として相当に長大と
ならざるを得ない不利がある。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明は上述したような現状に鑑み創案されたもので、
比較的取り扱いの簡単なアンモニア水を利用しこれを水
蒸気などにより加熱・加圧して触媒反応塔より上流側の
煙道に吹き込むことにより、300℃以下のような排ガ
スに対し上述したような化合物の生成を抑制した好まし
い反応を図らしめ、従来のアンモニア水のスプレイによ
り生ずるSOx との反応生成物による触媒層の閉塞等の問
題点を解決し、煙道における排ガス温度が低い場合ない
し過程でも触媒反応塔に付着する硫安、亜硫安、酸性硫
安等の反応生成物の生成を阻止し、また排ガス中粉塵な
どによる触媒層の閉塞をもなからしめ、更には有効な腐
食防止と触媒性能低下防止を図ることに成功したもので
あって、以下の如くである。
比較的取り扱いの簡単なアンモニア水を利用しこれを水
蒸気などにより加熱・加圧して触媒反応塔より上流側の
煙道に吹き込むことにより、300℃以下のような排ガ
スに対し上述したような化合物の生成を抑制した好まし
い反応を図らしめ、従来のアンモニア水のスプレイによ
り生ずるSOx との反応生成物による触媒層の閉塞等の問
題点を解決し、煙道における排ガス温度が低い場合ない
し過程でも触媒反応塔に付着する硫安、亜硫安、酸性硫
安等の反応生成物の生成を阻止し、また排ガス中粉塵な
どによる触媒層の閉塞をもなからしめ、更には有効な腐
食防止と触媒性能低下防止を図ることに成功したもので
あって、以下の如くである。
触媒を使用する脱硝方法において、触媒反応塔より上流
側の300℃以下とされた排ガス煙道に、該排ガス煙道
外でアンモニア水を加熱加圧すると共に若干の小液滴が
存在しても一気に気化されるように圧力調整して吹き込
むことを特徴とする排ガスの脱硝方法。
側の300℃以下とされた排ガス煙道に、該排ガス煙道
外でアンモニア水を加熱加圧すると共に若干の小液滴が
存在しても一気に気化されるように圧力調整して吹き込
むことを特徴とする排ガスの脱硝方法。
(作用) 前述したように、アンモニア水を利用する際の欠点は煙
道排ガスの温度が300℃以下のように低い場合、アン
モニア水のスプレイの際小液滴が存在すると気化に時間
を必要とし、またこの排ガスで加熱しても好ましい気化
が得られないことが硫安等の反応生成物を生じて閉塞や
腐食の原因となるが、本発明においてアンモニア水を水
蒸気により加熱ししかも加圧して吹き込むことにより若
干の小液滴が存在しても一気に気化されると共に反応平
衡常数より高い温度条件を形成して硫安や酸性硫安など
の生成を回避しこれらの不利を有効に解消する。圧力調
整弁で2kg/cm2以上に昇圧したアンモニア水を圧力調
整して吹き込むことにより排ガス煙道のガス中に均等状
に分散して添加し、反応を迅速化すると共に効率的な排
ガス中NOx の除去を図る。またこの圧力上限を20kg/
cm2とすることによって設備および操業的な困難性をな
からしめる。
道排ガスの温度が300℃以下のように低い場合、アン
モニア水のスプレイの際小液滴が存在すると気化に時間
を必要とし、またこの排ガスで加熱しても好ましい気化
が得られないことが硫安等の反応生成物を生じて閉塞や
腐食の原因となるが、本発明においてアンモニア水を水
蒸気により加熱ししかも加圧して吹き込むことにより若
干の小液滴が存在しても一気に気化されると共に反応平
衡常数より高い温度条件を形成して硫安や酸性硫安など
の生成を回避しこれらの不利を有効に解消する。圧力調
整弁で2kg/cm2以上に昇圧したアンモニア水を圧力調
整して吹き込むことにより排ガス煙道のガス中に均等状
に分散して添加し、反応を迅速化すると共に効率的な排
ガス中NOx の除去を図る。またこの圧力上限を20kg/
cm2とすることによって設備および操業的な困難性をな
からしめる。
加熱したアンモニア水を吹き込む態様としては、アンモ
ニア水の加熱器と煙道との間に圧力調整弁を設け加圧状
態で加熱するもので、このようにするとノズルから噴出
された瞬間には若干の小液滴が存在しても充分に分散さ
れているので一気に気化され、従来のように液滴の蒸発
に時間を要することがなく、触媒層に亜硫安等が付着し
て閉塞などを生ずることも殆どないし設備の腐食なども
有効に防止することができる。なお加熱用熱源としての
水蒸気はこのような脱硝を必要とする工場設備などにお
いて容易に採用し得るが、場合によっても電熱や高温排
ガスなどを採用してもよい。
ニア水の加熱器と煙道との間に圧力調整弁を設け加圧状
態で加熱するもので、このようにするとノズルから噴出
された瞬間には若干の小液滴が存在しても充分に分散さ
れているので一気に気化され、従来のように液滴の蒸発
に時間を要することがなく、触媒層に亜硫安等が付着し
て閉塞などを生ずることも殆どないし設備の腐食なども
有効に防止することができる。なお加熱用熱源としての
水蒸気はこのような脱硝を必要とする工場設備などにお
いて容易に採用し得るが、場合によっても電熱や高温排
ガスなどを採用してもよい。
前記のように煙道排ガス温度が300℃以下であること
から集塵機などを設け適切に集塵するプロセスの排ガス
に対し有効に採用されることとなり、従って排ガス中粉
塵などによる触媒層の閉塞も適切に防止することがで
き、上述のように硫安系化合物等の反応生成物による閉
塞解消、腐食防止と相俟って連続的に安定な排ガス処理
を可能とする。
から集塵機などを設け適切に集塵するプロセスの排ガス
に対し有効に採用されることとなり、従って排ガス中粉
塵などによる触媒層の閉塞も適切に防止することがで
き、上述のように硫安系化合物等の反応生成物による閉
塞解消、腐食防止と相俟って連続的に安定な排ガス処理
を可能とする。
(実施例) 第1図に示したような構成からなる廃棄物焼却処理設備
の排ガス煙道に対するアンモニア水添加機構により実施
した。即ち処理量が100トン/day の焼却炉からの煙
道6に濃度30%のアンモニア水はタンク1から供給管
2を通りポンプ3、流量調節弁4を経て煙道6における
ガス流量変化(20000〜40000Nm3/H)に略
比例状態として7〜14/Hに流量調整して加熱器5
へ送った。加熱器5の熱源としては150〜180℃の水蒸気
を使用し、排ガス煙道6の手前に設けられた圧力調節弁
7によって加熱器5の中を2〜20kg/cm2の圧力に調
節し、即ち煙道6における前記のような焼却処理設備の
立上り時からのガス温度および流量変化に即応させて圧
力を調整し、前記のように濃度30%のアンモニア水を
スタート時の40℃から140℃の範囲に加熱して煙道
6に噴射した。
の排ガス煙道に対するアンモニア水添加機構により実施
した。即ち処理量が100トン/day の焼却炉からの煙
道6に濃度30%のアンモニア水はタンク1から供給管
2を通りポンプ3、流量調節弁4を経て煙道6における
ガス流量変化(20000〜40000Nm3/H)に略
比例状態として7〜14/Hに流量調整して加熱器5
へ送った。加熱器5の熱源としては150〜180℃の水蒸気
を使用し、排ガス煙道6の手前に設けられた圧力調節弁
7によって加熱器5の中を2〜20kg/cm2の圧力に調
節し、即ち煙道6における前記のような焼却処理設備の
立上り時からのガス温度および流量変化に即応させて圧
力を調整し、前記のように濃度30%のアンモニア水を
スタート時の40℃から140℃の範囲に加熱して煙道
6に噴射した。
圧力調節弁7を出たアンモニア水は瞬間的に減圧され、
前記したような焼却設備における操業の全過程を通じて
有効にガス化し排ガス中に混合され、酸化チタンとバナ
ジウムによる触媒を用いた触媒反応塔8から10m手前
に設けられた圧力調節弁7の噴出アンモニアは少なくと
も該反応塔8までには完全にガス化されていた。平均3
0000Nm3/hrの排ガス量に対し10/hのアンモ
ニア水(濃度30%)を使用する上記のような設備の場
合、従来法による加熱を行わないスプレーのときは少な
くとも1ケ月に1回程度の触媒層における亜硫安などの
付着物除去および粉塵などによる閉塞除去が必要であっ
たが、本発明方法の実施によってそれらの付着が大幅に
縮減し、6ケ月に1回程度で済むようになった。また6
ケ月に1回の休炉で20カ月に亘る連続運転操業の結果
によっても、触媒反応塔8以降の設備における腐食は軽
微であり、従来法によるものの12〜18カ月で煙道、
脱硝反応塔などの一部に対する修理交換を必要としたも
のに対し大幅な耐食性向上が図られていることを知っ
た。
前記したような焼却設備における操業の全過程を通じて
有効にガス化し排ガス中に混合され、酸化チタンとバナ
ジウムによる触媒を用いた触媒反応塔8から10m手前
に設けられた圧力調節弁7の噴出アンモニアは少なくと
も該反応塔8までには完全にガス化されていた。平均3
0000Nm3/hrの排ガス量に対し10/hのアンモ
ニア水(濃度30%)を使用する上記のような設備の場
合、従来法による加熱を行わないスプレーのときは少な
くとも1ケ月に1回程度の触媒層における亜硫安などの
付着物除去および粉塵などによる閉塞除去が必要であっ
たが、本発明方法の実施によってそれらの付着が大幅に
縮減し、6ケ月に1回程度で済むようになった。また6
ケ月に1回の休炉で20カ月に亘る連続運転操業の結果
によっても、触媒反応塔8以降の設備における腐食は軽
微であり、従来法によるものの12〜18カ月で煙道、
脱硝反応塔などの一部に対する修理交換を必要としたも
のに対し大幅な耐食性向上が図られていることを知っ
た。
「発明の効果」 以上詳述したような本発明によるときは排ガス中のNOx
を除去する触媒脱硝法において、比較的に取り扱いの簡
単なアンモニア水を加熱加圧し、圧力調整して若干の液
滴が存在しても一気に気化して排ガス煙道に吹出し使用
することによりアンモニアガスと300℃以下のように
低温化した煙道ガスとの最適混合状態を形成せしめ、集
塵機などを充分に作用せしめて従来の排ガス粉塵による
反応塔トラブルおよびアンモニア水スプレイの際生ずる
ミストに起因した硫安系化合物などによる閉塞および腐
食の何れをも有効に解消し、また触媒性能の低下防止を
図ることができ、更に加熱器は排ガス煙道外に設けられ
ているのでその耐用性を高め得るなどの効果を有してお
り、環境管理上極めて大きな発明であると云うことがで
きる。
を除去する触媒脱硝法において、比較的に取り扱いの簡
単なアンモニア水を加熱加圧し、圧力調整して若干の液
滴が存在しても一気に気化して排ガス煙道に吹出し使用
することによりアンモニアガスと300℃以下のように
低温化した煙道ガスとの最適混合状態を形成せしめ、集
塵機などを充分に作用せしめて従来の排ガス粉塵による
反応塔トラブルおよびアンモニア水スプレイの際生ずる
ミストに起因した硫安系化合物などによる閉塞および腐
食の何れをも有効に解消し、また触媒性能の低下防止を
図ることができ、更に加熱器は排ガス煙道外に設けられ
ているのでその耐用性を高め得るなどの効果を有してお
り、環境管理上極めて大きな発明であると云うことがで
きる。
図面は本発明の実施例を示す概要図であって、第1図は
本発明方法を実施する設備の概要を示した説明図であ
る。 然して、この図面における符号は以下の通りである。 1:アンモニア水タンク 2:アンモニア水供給管 3:ポンプ 4:流量調節弁 5:加熱器 6:排ガス煙道 7:圧力調節弁 8:触媒反応塔 9:水蒸気
本発明方法を実施する設備の概要を示した説明図であ
る。 然して、この図面における符号は以下の通りである。 1:アンモニア水タンク 2:アンモニア水供給管 3:ポンプ 4:流量調節弁 5:加熱器 6:排ガス煙道 7:圧力調節弁 8:触媒反応塔 9:水蒸気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 隆 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 南 孝男 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 仲尾 強 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−136572(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】触媒を使用する脱硝方法において、触媒反
応塔より上流側の300℃以下とされた排ガス煙道に、
該排ガス煙道外でアンモニア水を加熱加圧すると共に若
干の小液滴が存在しても一気に気化されるように圧力調
整して吹き込むことを特徴とする排ガスの脱硝方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62028200A JPH0634902B2 (ja) | 1986-12-19 | 1987-02-12 | 排ガスの脱硝方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30144186 | 1986-12-19 | ||
| JP61-301441 | 1986-12-19 | ||
| JP62028200A JPH0634902B2 (ja) | 1986-12-19 | 1987-02-12 | 排ガスの脱硝方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6427623A JPS6427623A (en) | 1989-01-30 |
| JPH0634902B2 true JPH0634902B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=26366252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62028200A Expired - Lifetime JPH0634902B2 (ja) | 1986-12-19 | 1987-02-12 | 排ガスの脱硝方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634902B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5098680A (en) * | 1990-10-15 | 1992-03-24 | Exxon Research & Engineering Company | Aqueous ammonia injection scheme |
| CN110261546A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-20 | 中冶南方都市环保工程技术股份有限公司 | 可同时测试活性焦脱硫与脱硝性能的试验装置及方法 |
| CN118491284B (zh) * | 2024-07-17 | 2024-09-13 | 中化学赛鼎焦化(山西)工程科技有限公司 | 一种氨水喷淋装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311162A (en) * | 1976-07-18 | 1978-02-01 | Ebara Corp | Denitrating method for flue gas |
| JPS54136572A (en) * | 1978-04-17 | 1979-10-23 | Nippon Steel Corp | Treating method for combustion exhaust gas |
-
1987
- 1987-02-12 JP JP62028200A patent/JPH0634902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6427623A (en) | 1989-01-30 |
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