JPH06349207A - 情報再生装置 - Google Patents
情報再生装置Info
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- JPH06349207A JPH06349207A JP13801093A JP13801093A JPH06349207A JP H06349207 A JPH06349207 A JP H06349207A JP 13801093 A JP13801093 A JP 13801093A JP 13801093 A JP13801093 A JP 13801093A JP H06349207 A JPH06349207 A JP H06349207A
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- circuit
- value
- signal
- digital signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度、湿度などの変化に拘らず、正確にデー
タをデコードできるようにする。 【構成】 磁気ディスクなどの記録媒体より再生された
再生信号を、再生アンプ31で増幅し、A/D変換器2
02でA/D変換する。A/D変換器202より出力さ
れたデジタル信号を波形等化回路203で等化し、デコ
ーダ116に入力し、デコードする。デコーダ116は
ビタビデコーダにより構成される。レベル推定回路32
は、波形等化回路203が出力するデジタル信号のレベ
ルを推定し、デコーダ116に出力する。デコーダ11
6は、レベル推定回路32より供給される推定値を利用
して、波形等化回路203より供給されるデジタル信号
をビタビ復号する。
タをデコードできるようにする。 【構成】 磁気ディスクなどの記録媒体より再生された
再生信号を、再生アンプ31で増幅し、A/D変換器2
02でA/D変換する。A/D変換器202より出力さ
れたデジタル信号を波形等化回路203で等化し、デコ
ーダ116に入力し、デコードする。デコーダ116は
ビタビデコーダにより構成される。レベル推定回路32
は、波形等化回路203が出力するデジタル信号のレベ
ルを推定し、デコーダ116に出力する。デコーダ11
6は、レベル推定回路32より供給される推定値を利用
して、波形等化回路203より供給されるデジタル信号
をビタビ復号する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気ディスクや
磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスクなどに記録さ
れた情報をビタビ復号法によって復号する場合に用いて
好適な情報再生装置に関する。
磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスクなどに記録さ
れた情報をビタビ復号法によって復号する場合に用いて
好適な情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置または光記録再生装置
における変調符号には、パーシャルレスポンスが用いら
れるが、パーシャルレスポンスの種類としては、良く使
われるものに、PRS(1,1)(クラスI)、PRS
(1,−1)、PRS(1,0,−1)(クラスIV)な
どがある。図8(a)に示す演算回路101は、PRS
(1,0,−1)を用いるものであり、図8(b)に示
す演算回路102,103は、PRS(1,−1)を用
いるものである。PRS(1,0,−1)のシステム多
項式G(D)は、G(D)=1−D2であり、PRS
(1,−1)のシステム多項式G(D)は、G(D)=
1+Dである。ここで、Dは遅延オペレータである。
における変調符号には、パーシャルレスポンスが用いら
れるが、パーシャルレスポンスの種類としては、良く使
われるものに、PRS(1,1)(クラスI)、PRS
(1,−1)、PRS(1,0,−1)(クラスIV)な
どがある。図8(a)に示す演算回路101は、PRS
(1,0,−1)を用いるものであり、図8(b)に示
す演算回路102,103は、PRS(1,−1)を用
いるものである。PRS(1,0,−1)のシステム多
項式G(D)は、G(D)=1−D2であり、PRS
(1,−1)のシステム多項式G(D)は、G(D)=
1+Dである。ここで、Dは遅延オペレータである。
【0003】演算回路101は、孤立した論理1が入力
されたとき、1,0,−1のデータを順次出力する回路
であり、演算回路102,103は、孤立した論理1が
入力されたとき、1,−1のデータを順次出力する回路
である。
されたとき、1,0,−1のデータを順次出力する回路
であり、演算回路102,103は、孤立した論理1が
入力されたとき、1,−1のデータを順次出力する回路
である。
【0004】図8(a)に示す演算回路101(PRS
(1,0,−1))では、G(D)=1−D2のシステ
ム多項式を有するため、あるサンプル時刻kにおける入
力データykは、常に2つ前のサンプルyk-2と演算され
る。従って、奇数番目のサンプルと偶数番目のサンプル
は、実質的に独立しており、それぞれが独立なパーシャ
ルレスポンスPRS(1,−1)の系列とみなすことが
できる。即ち、図8(a)の回路は、図8(b)に示す
ように、パーシャルレスポンスPRS(1,−1)の演
算回路102,103に、スイッチ104を切り換え
て、入力データの奇数番目のサンプルと偶数番目のサン
プルをそれぞれ供給し、処理させ、その出力をスイッチ
105で合成して出力する回路と等価である。
(1,0,−1))では、G(D)=1−D2のシステ
ム多項式を有するため、あるサンプル時刻kにおける入
力データykは、常に2つ前のサンプルyk-2と演算され
る。従って、奇数番目のサンプルと偶数番目のサンプル
は、実質的に独立しており、それぞれが独立なパーシャ
ルレスポンスPRS(1,−1)の系列とみなすことが
できる。即ち、図8(a)の回路は、図8(b)に示す
ように、パーシャルレスポンスPRS(1,−1)の演
算回路102,103に、スイッチ104を切り換え
て、入力データの奇数番目のサンプルと偶数番目のサン
プルをそれぞれ供給し、処理させ、その出力をスイッチ
105で合成して出力する回路と等価である。
【0005】つまり、演算回路102,103(PRS
(1,−1))をインタリーブしながら使用することに
よるデコードと、演算回路101(PRS(1,0,−
1))によるデコードは、本質的には同じであり、ここ
ではパーシャルレスポンスPRS(1,0,−1)を例
にとって説明する。
(1,−1))をインタリーブしながら使用することに
よるデコードと、演算回路101(PRS(1,0,−
1))によるデコードは、本質的には同じであり、ここ
ではパーシャルレスポンスPRS(1,0,−1)を例
にとって説明する。
【0006】パーシャルレスポンスPRS(1,0,−
1)自体はエラーを伝搬する性質を有し、ある条件で1
ビットエラーがおこると壊滅的なエラーを引き起こす恐
れがある。そこで、これを防ぐため、記録する前にプリ
コーディングしておく必要がある。このプリコーディン
グは、パーシャルレスポンスの逆変換を行うことで実現
することができる。
1)自体はエラーを伝搬する性質を有し、ある条件で1
ビットエラーがおこると壊滅的なエラーを引き起こす恐
れがある。そこで、これを防ぐため、記録する前にプリ
コーディングしておく必要がある。このプリコーディン
グは、パーシャルレスポンスの逆変換を行うことで実現
することができる。
【0007】図9は、このようにプリコードを行って、
パーシャルレスポンスの変復調を行う系の全体の構成を
示している。同図において、プリコーダ111は、1/
(1−D2)の処理を実行する。
パーシャルレスポンスの変復調を行う系の全体の構成を
示している。同図において、プリコーダ111は、1/
(1−D2)の処理を実行する。
【0008】記録データは、このプリコーダ111によ
って、記録データのデータ間の相関を利用して、記録デ
ータの値1および−1の間で変化するプリコードデータ
に変換された後、記録チャンネル回路112に出力され
る。
って、記録データのデータ間の相関を利用して、記録デ
ータの値1および−1の間で変化するプリコードデータ
に変換された後、記録チャンネル回路112に出力され
る。
【0009】記録チャンネル回路112は特別に設けら
れる回路ではなく、磁気記録再生系が本来有している機
能を等価回路として表したものである。この回路では
(即ち、データを磁気的に記録し、これを再生する
と)、演算処理回路113においてプリコーダ111の
出力に対して(1−D)の演算処理が行われる。
れる回路ではなく、磁気記録再生系が本来有している機
能を等価回路として表したものである。この回路では
(即ち、データを磁気的に記録し、これを再生する
と)、演算処理回路113においてプリコーダ111の
出力に対して(1−D)の演算処理が行われる。
【0010】このとき実際の磁気記録チャンネルで発生
するノイズは、この演算結果に加算器114で加算され
るものとして扱い、このノイズを加算したデータ(磁気
記録した後、再生したデータ)が、後段の演算処理回路
115に出力される。演算処理回路115では、記録チ
ャンネル回路112からの出力に対して(1+D)の演
算処理が行われる。
するノイズは、この演算結果に加算器114で加算され
るものとして扱い、このノイズを加算したデータ(磁気
記録した後、再生したデータ)が、後段の演算処理回路
115に出力される。演算処理回路115では、記録チ
ャンネル回路112からの出力に対して(1+D)の演
算処理が行われる。
【0011】記録チャンネル回路112から出力される
信号は、信号レベルの範囲を±2とすると、図10に示
すように、{−2,0,+2}の3つのレベルのいずれ
かをとる。これをデコーダ116で元のバイナリデータ
(1または0)にデコードするのに、固定閾値を用いる
3値レベル検出法と、最尤復号法であるビタビデコーデ
ィングが考えられる。
信号は、信号レベルの範囲を±2とすると、図10に示
すように、{−2,0,+2}の3つのレベルのいずれ
かをとる。これをデコーダ116で元のバイナリデータ
(1または0)にデコードするのに、固定閾値を用いる
3値レベル検出法と、最尤復号法であるビタビデコーデ
ィングが考えられる。
【0012】3値レベル検出法は、0と+2の間、およ
び0と−2の間に、それぞれ、所定の固定値をもつスレ
ショルドレベルを設定し、サンプル点がスレショルドレ
ベルより大きいか、小さいかを判定することによってデ
コードするものであり、回路が非常に簡単ですむという
利点を有する反面、検出能力が比較的低いという欠点を
有する。
び0と−2の間に、それぞれ、所定の固定値をもつスレ
ショルドレベルを設定し、サンプル点がスレショルドレ
ベルより大きいか、小さいかを判定することによってデ
コードするものであり、回路が非常に簡単ですむという
利点を有する反面、検出能力が比較的低いという欠点を
有する。
【0013】これに対して、最尤復号法(ビタビデコー
ディング)は、前後のサンプル点の値も使ってデータを
復号し、復号した結果得られるデータの系列(パス)を
検出して、もっとも確からしい系列(パス)を推定して
いくという方法であり、3値レベル検出法に較べて高い
検出能力を持っており、同じデータをデコードした場合
には、ビットエラーレートが1桁から2桁改善される。
ディング)は、前後のサンプル点の値も使ってデータを
復号し、復号した結果得られるデータの系列(パス)を
検出して、もっとも確からしい系列(パス)を推定して
いくという方法であり、3値レベル検出法に較べて高い
検出能力を持っており、同じデータをデコードした場合
には、ビットエラーレートが1桁から2桁改善される。
【0014】次に、デコーダ116をビタビデコーダで
構成する場合の回路例を示すが、その前段階の準備とし
て、ビタビデコーディングについて説明する。PRS
(1,0,−1)を用いた系は、1−D2のシステム多
項式を有するため、4つの状態を有する。この系から1
ビットおきにデータを取り出すと、1つの系(つまり、
PRS(1,−1))となり、そのシステム多項式は1
−Dであるため、2つの状態を有する。
構成する場合の回路例を示すが、その前段階の準備とし
て、ビタビデコーディングについて説明する。PRS
(1,0,−1)を用いた系は、1−D2のシステム多
項式を有するため、4つの状態を有する。この系から1
ビットおきにデータを取り出すと、1つの系(つまり、
PRS(1,−1))となり、そのシステム多項式は1
−Dであるため、2つの状態を有する。
【0015】PRS(1,−1)の状態遷移図は、図1
1に示すようになる。即ち、PRS(1,−1)におい
ては、状態が、ak-2=−1のとき、1が入力される
と、状態が、ak=+1に遷移するとともに、2が出力
され、また−1が入力されると、状態が、元の状態と同
一の状態、即ち、ak=+1に遷移するとともに、0が
出力される。さらに、状態が、ak-2=+1のとき、1
が入力されると、状態が、ak=−1に遷移するととも
に、−2が出力され、また−1が入力されると、状態
が、元の状態と同一の状態、即ち、ak=−1に遷移す
るとともに、0が出力される。
1に示すようになる。即ち、PRS(1,−1)におい
ては、状態が、ak-2=−1のとき、1が入力される
と、状態が、ak=+1に遷移するとともに、2が出力
され、また−1が入力されると、状態が、元の状態と同
一の状態、即ち、ak=+1に遷移するとともに、0が
出力される。さらに、状態が、ak-2=+1のとき、1
が入力されると、状態が、ak=−1に遷移するととも
に、−2が出力され、また−1が入力されると、状態
が、元の状態と同一の状態、即ち、ak=−1に遷移す
るとともに、0が出力される。
【0016】この図11の状態遷移図に対応するトレリ
スダイアグラム(尤度追跡図)(以下、トレリスと記載
する)は、図12に示すようになる。ここで、このトレ
リスにおいては、あるサンプル時刻kにサンプル値(こ
の場合、演算処理回路115の出力)ykの入力があっ
たときに、状態ak-2から状態akへ遷移するブランチメ
ト リック(尤度の瞬時尺度に相当する)が、サンプル
値ykの自乗誤差に−1を乗算した値(−(y2−
0)2,−(y2−2)2,−(y2+2)2,・・・)で
示されている。
スダイアグラム(尤度追跡図)(以下、トレリスと記載
する)は、図12に示すようになる。ここで、このトレ
リスにおいては、あるサンプル時刻kにサンプル値(こ
の場合、演算処理回路115の出力)ykの入力があっ
たときに、状態ak-2から状態akへ遷移するブランチメ
ト リック(尤度の瞬時尺度に相当する)が、サンプル
値ykの自乗誤差に−1を乗算した値(−(y2−
0)2,−(y2−2)2,−(y2+2)2,・・・)で
示されている。
【0017】ビタビデコーディングは、これらのブラン
チメトリックの総和が最大になるようなパスを見つけ出
すものである。あるサンプル時刻kまでの、状態ak=
+1とak=−1それぞれにおけるパスメトリック(尤
度の経路積分に相当)Lk +とLk -は、1つ前のサンプル
時刻k−2までのパスメトリックの値Lk-2を用いて、
次の(1),(2)式のように表わすことができる。
チメトリックの総和が最大になるようなパスを見つけ出
すものである。あるサンプル時刻kまでの、状態ak=
+1とak=−1それぞれにおけるパスメトリック(尤
度の経路積分に相当)Lk +とLk -は、1つ前のサンプル
時刻k−2までのパスメトリックの値Lk-2を用いて、
次の(1),(2)式のように表わすことができる。
【0018】 Lk +=max{Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕,Lk-2 -+〔−(yk−2)2〕} ・・・(1) Lk -=max{Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕,Lk-2 -+〔−(yk−0)2〕} ・・・(2)
【0019】ここで、max{A,B}は、A,Bのう
ち、大きい方を選択することを意味する。
ち、大きい方を選択することを意味する。
【0020】このメトリックを計算しながら最適なパス
を検出するためには、通常、自乗器が3個、加算器が6
個、コンパレータが2個必要となる。そこで、パスメト
リックを忠実に計算していくのではなく、回路を簡単に
するために、Woodらの報告した差動メトリックを用
いたアルゴリズムを使用することができる。
を検出するためには、通常、自乗器が3個、加算器が6
個、コンパレータが2個必要となる。そこで、パスメト
リックを忠実に計算していくのではなく、回路を簡単に
するために、Woodらの報告した差動メトリックを用
いたアルゴリズムを使用することができる。
【0021】ここで、状態が2つしかない場合のビタビ
アルゴリズムについて考察する。ビタビアルゴリズム
は、ある時刻kにおける各々の状態について、そこに至
るまでの尤度がもっとも大きくなるようなパスを1つに
しぼりながら、データを決定していくものである。前述
した復号回路(デコーダ116)は、それを忠実に実現
するためのものである。
アルゴリズムについて考察する。ビタビアルゴリズム
は、ある時刻kにおける各々の状態について、そこに至
るまでの尤度がもっとも大きくなるようなパスを1つに
しぼりながら、データを決定していくものである。前述
した復号回路(デコーダ116)は、それを忠実に実現
するためのものである。
【0022】即ち、状態ak=+1,−1それぞれにお
けるパスメトリックの差(差動メトリック)は、次式で
表わすことができる。 ΔLk=Lk +−Lk - ・・・(3)
けるパスメトリックの差(差動メトリック)は、次式で
表わすことができる。 ΔLk=Lk +−Lk - ・・・(3)
【0023】(1)式から、パスメトリックLk +は、 Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕>Lk-2 -+〔−(yk−
2)2〕 の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕 となり、 Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕≦Lk-2 -+〔−(yk−
2)2〕 の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 -+〔−(yk−2)2〕 となる。
2)2〕 の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕 となり、 Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕≦Lk-2 -+〔−(yk−
2)2〕 の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 -+〔−(yk−2)2〕 となる。
【0024】一方、(2)式から、パスメトリックLk -
は、 Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕>Lk-2 -+〔−(yk−
0)2〕 の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕 となり、 Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕≦Lk-2 -+〔−(yk−
0)2〕 の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 -+〔−(yk−0)2〕 となる。
は、 Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕>Lk-2 -+〔−(yk−
0)2〕 の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕 となり、 Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕≦Lk-2 -+〔−(yk−
0)2〕 の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)、 Lk-2 -+〔−(yk−0)2〕 となる。
【0025】即ち、整理すると、パスメトリックL
k +は、 4>4yk−△Lk-2 ・・・(C+1) の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)と、 4≦4yk−△Lk-2 ・・・(C+2) の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)の2つの場合で値が異なり、ま
た、パスメトリックLk -は、 −4>4yk−△Lk-2 ・・・(C-1) の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)と、 −4≦4yk−△Lk-2 ・・・(C-2) の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)の2つの場合で値が異なる。
k +は、 4>4yk−△Lk-2 ・・・(C+1) の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)と、 4≦4yk−△Lk-2 ・・・(C+2) の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=+1へ遷移す
る尤度が大きい場合)の2つの場合で値が異なり、ま
た、パスメトリックLk -は、 −4>4yk−△Lk-2 ・・・(C-1) の場合(状態ak-2=+1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)と、 −4≦4yk−△Lk-2 ・・・(C-2) の場合(状態ak-2=−1から、状態ak=−1へ遷移す
る尤度が大きい場合)の2つの場合で値が異なる。
【0026】従って、(3)式で表される差動メトリッ
ク△Lkは、(C+1)且つ(C-1),(C+2)且つ
(C-2),(C+1)且つ(C-2)、および(C+2)
且つ(C-1)の4(=2×2)通りの場合があること
になる。
ク△Lkは、(C+1)且つ(C-1),(C+2)且つ
(C-2),(C+1)且つ(C-2)、および(C+2)
且つ(C-1)の4(=2×2)通りの場合があること
になる。
【0027】即ち、まず、4>4yk−△Lk-2、且つ−
4>4yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈+
1〉→状態〈+1〉且つ状態〈+1〉→状態〈−1〉の
パターンとなる場合)、つまり、−4>4yk−△Lk-2
の場合、差動メトリック△Lkは、 △Lk={Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕}−{Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕} =Lk-2 +−yk 2−Lk-2 -+yk 2+4yk+4 =4yk+4 となる。
4>4yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈+
1〉→状態〈+1〉且つ状態〈+1〉→状態〈−1〉の
パターンとなる場合)、つまり、−4>4yk−△Lk-2
の場合、差動メトリック△Lkは、 △Lk={Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕}−{Lk-2 ++〔−(yk+2)2〕} =Lk-2 +−yk 2−Lk-2 -+yk 2+4yk+4 =4yk+4 となる。
【0028】さらに、4≦4yk−△Lk-2、且つ−4≦
4yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈−1〉
→状態〈−1〉且つ状態〈−1〉→状態〈+1〉のパタ
ーンとなる場合)、つまり4≦4yk−△Lk-2の場合、
差動メトリック△Lkは、 △Lk={Lk-2 -+〔−(yk−2)2〕}−{Lk-2 -+〔−(yk−0)2〕} =Lk-2 -−yk 2+4yk−4−Lk-2 -+yk 2 =4yk−4 となる。
4yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈−1〉
→状態〈−1〉且つ状態〈−1〉→状態〈+1〉のパタ
ーンとなる場合)、つまり4≦4yk−△Lk-2の場合、
差動メトリック△Lkは、 △Lk={Lk-2 -+〔−(yk−2)2〕}−{Lk-2 -+〔−(yk−0)2〕} =Lk-2 -−yk 2+4yk−4−Lk-2 -+yk 2 =4yk−4 となる。
【0029】また、4>4yk−△Lk-2、且つ−4≦4
yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈−1〉→
状態〈−1〉且つ状態〈+1〉→状態〈+1〉のパター
ンとなる場合)、つまり、−4≦4yk−△Lk-2<4の
場合、差動メトリック△Lkは、 △Lk={Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕}−{Lk-2 -+〔−(yk−0)2〕} =Lk-2 +−yk 2−Lk-2 -+yk 2 =△Lk-2 となる。
yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈−1〉→
状態〈−1〉且つ状態〈+1〉→状態〈+1〉のパター
ンとなる場合)、つまり、−4≦4yk−△Lk-2<4の
場合、差動メトリック△Lkは、 △Lk={Lk-2 ++〔−(yk−0)2〕}−{Lk-2 -+〔−(yk−0)2〕} =Lk-2 +−yk 2−Lk-2 -+yk 2 =△Lk-2 となる。
【0030】そして、4≦4yk−△Lk-2、且つ−4>
4yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈−1〉
→状態〈−1〉且つ状態〈+1〉→状態〈+1〉のパタ
ーンとなる場合)は、この式を整理すると、4≦4yk
−△Lk-2<−4となることから、ありえない。
4yk−△Lk-2の場合(生き残りパスが、状態〈−1〉
→状態〈−1〉且つ状態〈+1〉→状態〈+1〉のパタ
ーンとなる場合)は、この式を整理すると、4≦4yk
−△Lk-2<−4となることから、ありえない。
【0031】以上から、(3)式は、4yk−ΔLk-2の
大きさによって場合分けをすることができ、次の(4)
式のようになる。
大きさによって場合分けをすることができ、次の(4)
式のようになる。
【0032】
【数1】
【0033】従って、状態が2つ(ak=+1またはak
=−1に)しかない場合、生き残りパスのパターンとし
ては、次に示す3通りのパターンしかあり得ない。 状態〈−1〉→状態〈−1〉かつ状態〈−1〉→状態
〈+1〉 状態〈−1〉→状態〈−1〉かつ状態〈+1〉→状態
〈+1〉 状態〈+1〉→状態〈+1〉かつ状態〈+1〉→状態
〈−1〉
=−1に)しかない場合、生き残りパスのパターンとし
ては、次に示す3通りのパターンしかあり得ない。 状態〈−1〉→状態〈−1〉かつ状態〈−1〉→状態
〈+1〉 状態〈−1〉→状態〈−1〉かつ状態〈+1〉→状態
〈+1〉 状態〈+1〉→状態〈+1〉かつ状態〈+1〉→状態
〈−1〉
【0034】ここで、あり得る3種の生き残りパスのパ
ターンを、それぞれ→↑、→→、→↓という3種の2文
字記号で表すことにする。
ターンを、それぞれ→↑、→→、→↓という3種の2文
字記号で表すことにする。
【0035】(4)式の場合分けの不等式においては、
4yk−ΔLk-2が共通の比較要素として含まれているの
で、この値を4または−4と比較して、その大小を判定
することにより、生き残りパスのパターンが、上述の生
き残りパスのパターンのうちのいずれかであるのかを判
定することができる。つまり、パスメトリックそのもの
を計算しなくても、差動メトリックを計算すれば、その
過程で生き残ったパスを決定し、これによりデータを復
号することができる。
4yk−ΔLk-2が共通の比較要素として含まれているの
で、この値を4または−4と比較して、その大小を判定
することにより、生き残りパスのパターンが、上述の生
き残りパスのパターンのうちのいずれかであるのかを判
定することができる。つまり、パスメトリックそのもの
を計算しなくても、差動メトリックを計算すれば、その
過程で生き残ったパスを決定し、これによりデータを復
号することができる。
【0036】即ち、ypを、トレリスにおいて、平行パ
ス(→→)以外のパス、即ち、上向きの発散(→↑)ま
たは下向きの発散(→↓)が現れたときの地点(loc
ation p)のサンプル値とするとともに、βを、
いわば補正項として、ΔLk=4yp−4βとおいて変数
変換すると、(4)式は、次の(5)式のように表すこ
とができる。
ス(→→)以外のパス、即ち、上向きの発散(→↑)ま
たは下向きの発散(→↓)が現れたときの地点(loc
ation p)のサンプル値とするとともに、βを、
いわば補正項として、ΔLk=4yp−4βとおいて変数
変換すると、(4)式は、次の(5)式のように表すこ
とができる。
【0037】
【数2】
【0038】ここで、(5)式の左辺と右辺を比較する
ことにより、上段または下段で等式が成立する場合、即
ち生き残りパスのパターンとして上向きの発散(→↑)
または下向きの発散(→↓)が現れた場合、βは、1ま
たは−1とそれぞれなることが判る。
ことにより、上段または下段で等式が成立する場合、即
ち生き残りパスのパターンとして上向きの発散(→↑)
または下向きの発散(→↓)が現れた場合、βは、1ま
たは−1とそれぞれなることが判る。
【0039】従って、βは、いまの地点からさかのぼっ
て、最初の、上向きの発散(→↑)または下向きの発散
(→↓)が現れる地点(location p)での発
散の方向(つまり、その地点(location p)
での生き残りパスのパターンが、上向きの発散(→↑)
および下向きの発散(→↓)のうちのいずれであった
か)を表している。
て、最初の、上向きの発散(→↑)または下向きの発散
(→↓)が現れる地点(location p)での発
散の方向(つまり、その地点(location p)
での生き残りパスのパターンが、上向きの発散(→↑)
および下向きの発散(→↓)のうちのいずれであった
か)を表している。
【0040】例えば、いまの地点からさかのぼって、最
初に現れた発散が、上向きの発散(→↑)であった場
合、つまりβ=+1である場合、いまの地点での生き残
りパスのパターンは、(5)式における場合分けの不等
式のβに1を代入することにより、 0≦yk−ypのとき、上向きの発散(→↑)、 −2≦yk−yp<0のとき、平行パス(→→)、 yk−yp<−2のとき、下向きの発散(→↓) と判定される(図13)。
初に現れた発散が、上向きの発散(→↑)であった場
合、つまりβ=+1である場合、いまの地点での生き残
りパスのパターンは、(5)式における場合分けの不等
式のβに1を代入することにより、 0≦yk−ypのとき、上向きの発散(→↑)、 −2≦yk−yp<0のとき、平行パス(→→)、 yk−yp<−2のとき、下向きの発散(→↓) と判定される(図13)。
【0041】さらにこの場合、(5)式の左辺と右辺を
比較することにより、βとypは、 0≦yk−ypのとき、yp←yk,β←+1、 −2≦yk−yp<0のとき、yp←yp,β←β、 yk−yp<−2のとき、yp←yk,β←−1 のように更新される(図13)。
比較することにより、βとypは、 0≦yk−ypのとき、yp←yk,β←+1、 −2≦yk−yp<0のとき、yp←yp,β←β、 yk−yp<−2のとき、yp←yk,β←−1 のように更新される(図13)。
【0042】同様にして、いまの地点からさかのぼっ
て、最初に現れた発散が、下向きの発散(→↓)であっ
た場合、つまりβ=−1である場合、いまの地点での生
き残りパスのパターンは、(5)式における不等式のβ
に−1を代入することにより、 2≦yk−ypのとき、上向きの発散(→↑)、 0≦yk−yp<2のとき、平行パス(→→)、 yk−yp<0のとき、下向きの発散(→↓) と判定され、βとypは、(5)式の左辺と右辺を比較
することにより、 2≦yk−ypのとき、yp←yk,β←+1、 0≦yk−yp<2のとき、yp←yp,β←β、 yk−yp<0のとき、yp←yk,β←−1 のように更新される。
て、最初に現れた発散が、下向きの発散(→↓)であっ
た場合、つまりβ=−1である場合、いまの地点での生
き残りパスのパターンは、(5)式における不等式のβ
に−1を代入することにより、 2≦yk−ypのとき、上向きの発散(→↑)、 0≦yk−yp<2のとき、平行パス(→→)、 yk−yp<0のとき、下向きの発散(→↓) と判定され、βとypは、(5)式の左辺と右辺を比較
することにより、 2≦yk−ypのとき、yp←yk,β←+1、 0≦yk−yp<2のとき、yp←yp,β←β、 yk−yp<0のとき、yp←yk,β←−1 のように更新される。
【0043】従って、βの表す意味は、式の上でいう
と、判定するための閾値にオフセットを加える役割を果
たしているものと見ることができる(この点について
は、表1、表2を参照して後述する)。
と、判定するための閾値にオフセットを加える役割を果
たしているものと見ることができる(この点について
は、表1、表2を参照して後述する)。
【0044】生き残りパスパターンとして、上向きの発
散(→↑)または下向きの発散(→↓)が現れたとき、
その地点(location k)より1つ前の発散が
現れた地点(location p)から、その地点
(location k)までのパスを確定することが
でき、これを繰り返すことによりデータを復号すること
が可能となる。
散(→↑)または下向きの発散(→↓)が現れたとき、
その地点(location k)より1つ前の発散が
現れた地点(location p)から、その地点
(location k)までのパスを確定することが
でき、これを繰り返すことによりデータを復号すること
が可能となる。
【0045】このようなビタビアルゴリズムに基づいて
データを復号するデコーダ116のブロック図を図14
に示す。記録チャンネル回路112(図9)からの再生
データは、処理回路120または130に入力され、そ
の偶数列サンプルまたは奇数列サンプルが、個別にそれ
ぞれ処理された後、合成回路141において、切替回路
1が出力する切換信号のタイミングに基づいて、元の順
序に復元され、出力される。
データを復号するデコーダ116のブロック図を図14
に示す。記録チャンネル回路112(図9)からの再生
データは、処理回路120または130に入力され、そ
の偶数列サンプルまたは奇数列サンプルが、個別にそれ
ぞれ処理された後、合成回路141において、切替回路
1が出力する切換信号のタイミングに基づいて、元の順
序に復元され、出力される。
【0046】図14では、偶数列サンプルを処理する処
理回路120の構成が詳細に示されているが、奇数列サ
ンプルを処理する処理回路130も同様に構成される。
理回路120の構成が詳細に示されているが、奇数列サ
ンプルを処理する処理回路130も同様に構成される。
【0047】処理回路120において、記録チャンネル
回路112からの再生データは、切替回路1から出力さ
れる切替信号に対応して、偶数列サンプル/奇数列サン
プルのタイミングでON/OFFするスイッチ14を介
して減算回路11およびレジスタ12bに供給される。
即ち、減算回路11およびレジスタ12bには、再生デ
ータの偶数列サンプルが供給される。
回路112からの再生データは、切替回路1から出力さ
れる切替信号に対応して、偶数列サンプル/奇数列サン
プルのタイミングでON/OFFするスイッチ14を介
して減算回路11およびレジスタ12bに供給される。
即ち、減算回路11およびレジスタ12bには、再生デ
ータの偶数列サンプルが供給される。
【0048】レジスタ12bは、1つ前の発散地点にお
けるサンプル値ypを記憶し、減算回路11は、入力さ
れた偶数列サンプルykからレジスタ12bに記憶され
ている値ypを減算して((yk−yp)を演算して)、
比較回路13に出力する。
けるサンプル値ypを記憶し、減算回路11は、入力さ
れた偶数列サンプルykからレジスタ12bに記憶され
ている値ypを減算して((yk−yp)を演算して)、
比較回路13に出力する。
【0049】比較回路13は、閾値である+2,0,−
2、減算回路11の出力(yk−yp)、およびレジスタ
12aに記憶されているβに対応して、表1および表2
に示す演算処理を行い、演算結果に対応して、表1、表
2に示す出力データを出力する。この演算の詳細は、図
16および図17を参照して後述する。
2、減算回路11の出力(yk−yp)、およびレジスタ
12aに記憶されているβに対応して、表1および表2
に示す演算処理を行い、演算結果に対応して、表1、表
2に示す出力データを出力する。この演算の詳細は、図
16および図17を参照して後述する。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】シフトレジスタ121は、図15に示すよ
うに、N個のセレクタSp1乃至SpNおよびフリップフ
ロップDp1乃至DpNが交互に縦続接続されるととも
に、最前段のセレクタSp1の前段にフリップフロップ
Dp0が接続されたシリアルシフトレジスタと、N個の
セレクタSm1乃至SmNおよびフリップフロップDm1
乃 至DmNが交互に縦続接続されたシリアルシフトレジ
スタとがパラレルに接続され たパラレルロード/シリ
アルシフトレジスタとして構成されている。
うに、N個のセレクタSp1乃至SpNおよびフリップフ
ロップDp1乃至DpNが交互に縦続接続されるととも
に、最前段のセレクタSp1の前段にフリップフロップ
Dp0が接続されたシリアルシフトレジスタと、N個の
セレクタSm1乃至SmNおよびフリップフロップDm1
乃 至DmNが交互に縦続接続されたシリアルシフトレジ
スタとがパラレルに接続され たパラレルロード/シリ
アルシフトレジスタとして構成されている。
【0053】ここで、Nは、再生データ(偶数列サンプ
ル)をビタビ復号する処理単位長(ビット数)である。
ル)をビタビ復号する処理単位長(ビット数)である。
【0054】最前段のセレクタSp1またはSm1には、
0が、信号BまたはDとして入力されるとともに、フリ
ップフロップDp0を介して比較回路13からの生き残
りパスパターン信号(merge)が、信号AまたはC
として入力されており、そのうちのいずれか一方(信号
AおよびBのうちの一方、または信号CおよびDのうち
の一方)が、同じく比較回路13からの生き残りパスパ
ターン信号(merge)およびデータ(data)に
対応して選択され、フリップフロップDp1またはDm1
にそれぞれ出力される。
0が、信号BまたはDとして入力されるとともに、フリ
ップフロップDp0を介して比較回路13からの生き残
りパスパターン信号(merge)が、信号AまたはC
として入力されており、そのうちのいずれか一方(信号
AおよびBのうちの一方、または信号CおよびDのうち
の一方)が、同じく比較回路13からの生き残りパスパ
ターン信号(merge)およびデータ(data)に
対応して選択され、フリップフロップDp1またはDm1
にそれぞれ出力される。
【0055】ここで、比較回路13においては、表1お
よび表2に示したように、上向きの発散または下向きの
発散が生じた場合には、merge=1とされ、平行パ
スの場合には、merge=0とされるようになされて
いる。
よび表2に示したように、上向きの発散または下向きの
発散が生じた場合には、merge=1とされ、平行パ
スの場合には、merge=0とされるようになされて
いる。
【0056】最前段のセレクタSp1およびSm1を除
く、セレクタSpnまたはSmn(n=1,2,・・・,
N)には、前段のフリップフロップDpn-1にラッチさ
れたデータが、信号AまたはCとして入力されるととも
に、前段のフリップフロップDmn-1にラッチされたデ
ータが、信号BまたはDとして入力されており、そのう
ちのいずれか一方(信号AおよびBのうちの一方、また
は信号CおよびDのうちの一方)が、比較回路13から
の生き残りパスパターン信号(merge)およびデー
タ(data)に対応して選択され、次段のフリップフ
ロップDpn+1またはDmn+1にそれぞれ出力される。
く、セレクタSpnまたはSmn(n=1,2,・・・,
N)には、前段のフリップフロップDpn-1にラッチさ
れたデータが、信号AまたはCとして入力されるととも
に、前段のフリップフロップDmn-1にラッチされたデ
ータが、信号BまたはDとして入力されており、そのう
ちのいずれか一方(信号AおよびBのうちの一方、また
は信号CおよびDのうちの一方)が、比較回路13から
の生き残りパスパターン信号(merge)およびデー
タ(data)に対応して選択され、次段のフリップフ
ロップDpn+1またはDmn+1にそれぞれ出力される。
【0057】
【表3】
【0058】即ち、セレクタSpn(Smn)は、比較回
路13からの生き残りパスパターン信号(merge)
およびデータ(data)に対応して、表3に示すよう
に、入力信号AおよびB(CおよびD)のうちのいずれ
か一方を選択して出力する。
路13からの生き残りパスパターン信号(merge)
およびデータ(data)に対応して、表3に示すよう
に、入力信号AおよびB(CおよびD)のうちのいずれ
か一方を選択して出力する。
【0059】フリップフロップDpnまたはDmnは、前
段のセレクタSpnまたはSmnからの出力を、PLL
(図示せず)より出力されるPLLクロックに同期して
それぞれラッチする。
段のセレクタSpnまたはSmnからの出力を、PLL
(図示せず)より出力されるPLLクロックに同期して
それぞれラッチする。
【0060】図14に示すような構成を用いれば、自乗
器は不要となり、加算器は1個、コンパレータは2個で
済むことになる。
器は不要となり、加算器は1個、コンパレータは2個で
済むことになる。
【0061】次に、この図14の回路に対し、ある信号
が入力された場合の動作について、図16および図17
のタイミングチャートを参照して説明する。
が入力された場合の動作について、図16および図17
のタイミングチャートを参照して説明する。
【0062】いま、図16に示すような信号が図14の
デコーダ116に入力された場合、比較回路13は、表
1と表2に従って、また、シフトレジスタ121(図1
5)は、表3に従って、それぞれ次のように動作する。
ただし、ypとβの初期値は、それぞれ、yp=−2、β
=−1とする。
デコーダ116に入力された場合、比較回路13は、表
1と表2に従って、また、シフトレジスタ121(図1
5)は、表3に従って、それぞれ次のように動作する。
ただし、ypとβの初期値は、それぞれ、yp=−2、β
=−1とする。
【0063】〈k=0:入力yk=y0=1.6;yp=
−2;β=−1のとき〉yk−yp=1.6−(−2)=
3.6>2なので、入力は表2の条件パターンFに対応
する。つまり、上向きの発散(以下、適宜diverg
enceという)であるから、表2にしたがって、レジ
スタ12aのβが+1に更新され、レジスタ12bのy
p(1つ前の発散がおきた時刻におけるサンプル値)
が、yp=y0=1.6とされる。
−2;β=−1のとき〉yk−yp=1.6−(−2)=
3.6>2なので、入力は表2の条件パターンFに対応
する。つまり、上向きの発散(以下、適宜diverg
enceという)であるから、表2にしたがって、レジ
スタ12aのβが+1に更新され、レジスタ12bのy
p(1つ前の発散がおきた時刻におけるサンプル値)
が、yp=y0=1.6とされる。
【0064】同時に、表2にしたがって、比較回路13
からシフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信
号(merge=1)およびデータ(data=1)が
出力される。
からシフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信
号(merge=1)およびデータ(data=1)が
出力される。
【0065】従って、シフトレジスタ121(図15)
では、フリップフロップDp0にmerge=1がラッ
チされる(図17)。
では、フリップフロップDp0にmerge=1がラッ
チされる(図17)。
【0066】〈k=1:入力yk=y1=0.2;yp=
1.6;β=+1;p=0のとき〉−2≦yk−yp=
0.2−1.6=−1.4≦0なので、入力は表1の条
件パターンBに対応する。つまり、平行パスということ
になるので、レジスタ12aと12bのβ,ypはその
ままとされ(β=1,yp=y0)、比較回路13からシ
フトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号(m
erge=0)およびデータ(data=0)が出力さ
れる。
1.6;β=+1;p=0のとき〉−2≦yk−yp=
0.2−1.6=−1.4≦0なので、入力は表1の条
件パターンBに対応する。つまり、平行パスということ
になるので、レジスタ12aと12bのβ,ypはその
ままとされ(β=1,yp=y0)、比較回路13からシ
フトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号(m
erge=0)およびデータ(data=0)が出力さ
れる。
【0067】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=0がラッチされ、さらにme
rge=0であるから、表3にしたがってセレクタSp
nまたはSmnで、信号AおよびBまたは信号CおよびD
のうちの、信号AまたはDが選択され、次段のフリップ
フロップDpnまたはDmnにそれぞれ出力されてラッチ
される。
ップDp0にmerge=0がラッチされ、さらにme
rge=0であるから、表3にしたがってセレクタSp
nまたはSmnで、信号AおよびBまたは信号CおよびD
のうちの、信号AまたはDが選択され、次段のフリップ
フロップDpnまたはDmnにそれぞれ出力されてラッチ
される。
【0068】即ち、平行パスのパターンの場合、上段の
フリップフロップDpnにラッチされている信号(ビッ
ト)は、同じく上段の、次段のフリップフロップDp
n+1にラッチされるとともに、下段のフリップフロップ
Dmnにラッチされている信号(ビット)は、同じく下
段の、次段のフリップフロップDmn+1にラッチされ
る。但し、この場合、下段のフリップフロップDm
1は、セレクタSm1に、信号Dとして常に入力されてい
る0をラッチする。
フリップフロップDpnにラッチされている信号(ビッ
ト)は、同じく上段の、次段のフリップフロップDp
n+1にラッチされるとともに、下段のフリップフロップ
Dmnにラッチされている信号(ビット)は、同じく下
段の、次段のフリップフロップDmn+1にラッチされ
る。但し、この場合、下段のフリップフロップDm
1は、セレクタSm1に、信号Dとして常に入力されてい
る0をラッチする。
【0069】従って、k=1では、上段のフリップフロ
ップDp0,Dp1には、0,1がそれぞれラッチされ、
下段のフリップフロップDm1には、0がラッチされる
(図14)。
ップDp0,Dp1には、0,1がそれぞれラッチされ、
下段のフリップフロップDm1には、0がラッチされる
(図14)。
【0070】〈k=2:入力yk=y2=−0.2;yp
=1.6;β=+1;p=0のとき〉−2≦yk−yp=
−0.2−1.6=−1.8≦0なので、入力は表1の
条件パターンBに対応する。つまり、平行パスというこ
とになるので、レジスタ12aと12bのβ,ypはそ
のままとされ、比較回路13からシフトレジスタ121
に、生き残りパスパターン信号(merge=0)およ
びデータ(data=0)が出力される。
=1.6;β=+1;p=0のとき〉−2≦yk−yp=
−0.2−1.6=−1.8≦0なので、入力は表1の
条件パターンBに対応する。つまり、平行パスというこ
とになるので、レジスタ12aと12bのβ,ypはそ
のままとされ、比較回路13からシフトレジスタ121
に、生き残りパスパターン信号(merge=0)およ
びデータ(data=0)が出力される。
【0071】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=0がラッチされ、merge
=0であるから、表3にしたがって上段のフリップフロ
ップDpnにラッチされている信号(ビット)は、同じ
く上段の、次段のフリップフロップDpn+1にラッチさ
れるとともに、下段のフリップフロップDmnにラッチ
されている信号(ビット)は、同じく下段の、次段のフ
リップフロップDmn+1にラッチされる。
ップDp0にmerge=0がラッチされ、merge
=0であるから、表3にしたがって上段のフリップフロ
ップDpnにラッチされている信号(ビット)は、同じ
く上段の、次段のフリップフロップDpn+1にラッチさ
れるとともに、下段のフリップフロップDmnにラッチ
されている信号(ビット)は、同じく下段の、次段のフ
リップフロップDmn+1にラッチされる。
【0072】従って、k=2では、上段のフリップフロ
ップDp0,Dp1,Dp2には、0,1,1がそれぞれ
ラッチされ、下段のフリップフロップDm1,Dm2に
は、0,0がそれぞれラッチされる(図17)。
ップDp0,Dp1,Dp2には、0,1,1がそれぞれ
ラッチされ、下段のフリップフロップDm1,Dm2に
は、0,0がそれぞれラッチされる(図17)。
【0073】〈k=3:入力yk=y3=2.0;yp=
1.6;β=+1;p=0のとき〉yk−yp=2.0−
1.6=0.4>0なので、入力は表1の条件パターン
Cに対応する。つまり、上向きのdivergence
であるから、前の候補ypが現在値ykに敗れた(yp<
ykであった)ことになる。即ち、k=0(p=0)に
おいて、上向きの発散(β=+1)と判定したのである
が、今回(k=3において)、上向きの発散(β=+
1)がおきたので、前回は、上向きの発散のうちの平行
パスであったことになる(k=0において、上向きの遷
移がおこったとすると、k=3において、パスが不連続
になってしまう)。
1.6;β=+1;p=0のとき〉yk−yp=2.0−
1.6=0.4>0なので、入力は表1の条件パターン
Cに対応する。つまり、上向きのdivergence
であるから、前の候補ypが現在値ykに敗れた(yp<
ykであった)ことになる。即ち、k=0(p=0)に
おいて、上向きの発散(β=+1)と判定したのである
が、今回(k=3において)、上向きの発散(β=+
1)がおきたので、前回は、上向きの発散のうちの平行
パスであったことになる(k=0において、上向きの遷
移がおこったとすると、k=3において、パスが不連続
になってしまう)。
【0074】そこで、表1にしたがって、レジスタ12
aのβが+1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、
yp=y3=2.0とされる。さらに、比較回路13から
シフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号
(merge=1)およびデータ(data=0)が出
力される。
aのβが+1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、
yp=y3=2.0とされる。さらに、比較回路13から
シフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号
(merge=1)およびデータ(data=0)が出
力される。
【0075】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=0であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号BまたはDが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=0であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号BまたはDが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
【0076】即ち、直前に起きた発散が上向きの発散で
あり(β=+1であり)、さらに今の発散が上向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)が敗れ
たこととなり、下段のフリップフロップDmnにラッチ
されている信号(ビット)が、上段および下段の、次段
のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチされ
る。但し、この場合、上段のフリップフロップDp
1は、セレクタSp1に、信号Bとして常に入力されてい
る0をラッチする。
あり(β=+1であり)、さらに今の発散が上向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)が敗れ
たこととなり、下段のフリップフロップDmnにラッチ
されている信号(ビット)が、上段および下段の、次段
のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチされ
る。但し、この場合、上段のフリップフロップDp
1は、セレクタSp1に、信号Bとして常に入力されてい
る0をラッチする。
【0077】従って、k=3では、上段のフリップフロ
ップDp0,Dp1,Dp2,Dp3には、1,0,0,0
がそれぞれラッチされ、下段のフリップフロップD
m1,Dm2,Dm3には、0,0,0がそれぞれラッチ
される(図17)。
ップDp0,Dp1,Dp2,Dp3には、1,0,0,0
がそれぞれラッチされ、下段のフリップフロップD
m1,Dm2,Dm3には、0,0,0がそれぞれラッチ
される(図17)。
【0078】〈k=4:入力yk=y4=0.2;yp=
2.0;β=+1;p=3のとき〉−2≦yk−yp=
0.2−2.0=−1.8≦0なので、入力は表1の条
件パターンBに対応する。つまり、平行パスということ
になるので、レジスタ12a,12bでは、β,ypが
そのままにされ、比較回路13からシフトレジスタ12
1に、生き残りパスパターン信号(merge=0)お
よびデータ(data=0)が出力される。
2.0;β=+1;p=3のとき〉−2≦yk−yp=
0.2−2.0=−1.8≦0なので、入力は表1の条
件パターンBに対応する。つまり、平行パスということ
になるので、レジスタ12a,12bでは、β,ypが
そのままにされ、比較回路13からシフトレジスタ12
1に、生き残りパスパターン信号(merge=0)お
よびデータ(data=0)が出力される。
【0079】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=0がラッチされ、merge
=0であるから、上段のフリップフロップDpnにラッ
チされている信号(ビット)は、同じく上段の、次段の
フリップフロップDpn+1にラッチされるとともに、下
段のフリップフロップDmnにラッチされている信号
(ビット)は、同じく下段の、次段のフリップフロップ
Dmn+1にラッチされる。
ップDp0にmerge=0がラッチされ、merge
=0であるから、上段のフリップフロップDpnにラッ
チされている信号(ビット)は、同じく上段の、次段の
フリップフロップDpn+1にラッチされるとともに、下
段のフリップフロップDmnにラッチされている信号
(ビット)は、同じく下段の、次段のフリップフロップ
Dmn+1にラッチされる。
【0080】〈k=5:入力yk=y5=−0.4;yp
=2.0;β=+1;p=3のとき〉yk−yp=−0.
4−2.0=−2.4<−2なので、入力は表1の条件
パターンAに対応する。つまり、下向きのdiverg
enceであるから、前の候補は正しかったことになる
(即ち、k=3(p=3)において、上向きの発散のう
ち、上向きの遷移があったことになる)。
=2.0;β=+1;p=3のとき〉yk−yp=−0.
4−2.0=−2.4<−2なので、入力は表1の条件
パターンAに対応する。つまり、下向きのdiverg
enceであるから、前の候補は正しかったことになる
(即ち、k=3(p=3)において、上向きの発散のう
ち、上向きの遷移があったことになる)。
【0081】よって、表1にしたがって、レジスタ12
aのβが−1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、
yp=y5=−0.4とされる。さらに、比較回路13か
らシフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号
(merge=1)およびデータ(data=1)が出
力される。
aのβが−1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、
yp=y5=−0.4とされる。さらに、比較回路13か
らシフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号
(merge=1)およびデータ(data=1)が出
力される。
【0082】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=1であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号AまたはCが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=1であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号AまたはCが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
【0083】即ち、直前に起きた発散が上向きの発散で
あり(β=+1であり)、さらに今の発散が下向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)は正し
かったこととなり、上段のフリップフロップDpnにラ
ッチされている信号(ビット)が、上段および下段の、
次段のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチ
される。
あり(β=+1であり)、さらに今の発散が下向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)は正し
かったこととなり、上段のフリップフロップDpnにラ
ッチされている信号(ビット)が、上段および下段の、
次段のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチ
される。
【0084】〈k=6:入力yk=y6=−0.2;yp
=−0.4;β=−1;p=5のとき〉0≦yk−yp=
−0.2−(−0.4)=0.2≦+2なので、入力は
表2の条件パターンEに対応する。つまり、平行パスと
いうことになるので、β,ypはそのままにされ、比較
回路13からシフトレジスタ121に、生き残りパスパ
ターン信号(merge=0)およびデータ(data
=0)が出力される。
=−0.4;β=−1;p=5のとき〉0≦yk−yp=
−0.2−(−0.4)=0.2≦+2なので、入力は
表2の条件パターンEに対応する。つまり、平行パスと
いうことになるので、β,ypはそのままにされ、比較
回路13からシフトレジスタ121に、生き残りパスパ
ターン信号(merge=0)およびデータ(data
=0)が出力される。
【0085】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=0がラッチされ、merge
=0であるから、上段のフリップフロップDpnにラッ
チされている信号(ビット)は、同じく上段の、次段の
フリップフロップDpn+1にラッチされるとともに、下
段のフリップフロップDmnにラッチされている信号
(ビット)は、同じく下段の、次段のフリップフロップ
Dmn+1にラッチされる。
ップDp0にmerge=0がラッチされ、merge
=0であるから、上段のフリップフロップDpnにラッ
チされている信号(ビット)は、同じく上段の、次段の
フリップフロップDpn+1にラッチされるとともに、下
段のフリップフロップDmnにラッチされている信号
(ビット)は、同じく下段の、次段のフリップフロップ
Dmn+1にラッチされる。
【0086】〈k=7:入力yk=y7=−2.0;yp
=−0.4;β=−1;p=5のとき〉yk−yp=−
2.0−(−0.4)=−1.6<0なので、入力は表
2の条件パターンDに対応する。つまり、下向きのdi
vergenceであるから、前の候補が敗れたことに
なる。即ち、k=5(p=5)においては、下向きの遷
移ではなく、平行な遷移があったことになる。
=−0.4;β=−1;p=5のとき〉yk−yp=−
2.0−(−0.4)=−1.6<0なので、入力は表
2の条件パターンDに対応する。つまり、下向きのdi
vergenceであるから、前の候補が敗れたことに
なる。即ち、k=5(p=5)においては、下向きの遷
移ではなく、平行な遷移があったことになる。
【0087】よって、表2にしたがって、レジスタ12
aのβが−1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、
yp=y7=−2.0とされる。さらに、比較回路13か
らシフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号
(merge=1)およびデータ(data=0)が出
力される。
aのβが−1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、
yp=y7=−2.0とされる。さらに、比較回路13か
らシフトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号
(merge=1)およびデータ(data=0)が出
力される。
【0088】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=0であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号BまたはDが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=0であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号BまたはDが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
【0089】即ち、直前に起きた発散が下向きの発散で
あり(β=−1であり)、さらに今の発散が下向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)が敗れ
たこととなり、下段のフリップフロップDmnにラッチ
されている信号(ビット)が、上段および下段の、次段
のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチされ
る。但し、この場合、上段のフリップフロップDp
1は、セレクタSp1に、信号Bとして常に入力されてい
る0をラッチする。
あり(β=−1であり)、さらに今の発散が下向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)が敗れ
たこととなり、下段のフリップフロップDmnにラッチ
されている信号(ビット)が、上段および下段の、次段
のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチされ
る。但し、この場合、上段のフリップフロップDp
1は、セレクタSp1に、信号Bとして常に入力されてい
る0をラッチする。
【0090】〈k=8:入力yk=y8=0.2;yp=
−2.0;β=−1;p=7のとき〉yk−yp=0.2
−(−2.0)=2.2>+2なので、入力は表2の条
件パターンFに対応する。つまり、上向きの発散という
ことになるので、前のデータが正しかったことになる。
即ち、k=7(p=7)においては、下向きの遷移がお
こったことになる。
−2.0;β=−1;p=7のとき〉yk−yp=0.2
−(−2.0)=2.2>+2なので、入力は表2の条
件パターンFに対応する。つまり、上向きの発散という
ことになるので、前のデータが正しかったことになる。
即ち、k=7(p=7)においては、下向きの遷移がお
こったことになる。
【0091】よって、表2にしたがって、レジスタ12
aのβが1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、yp
=y8=0.2とされる。さらに、比較回路13からシ
フトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号(m
erge=1)およびデータ(data=1)が出力さ
れる。
aのβが1にされ、レジスタ12bの記憶値ypが、yp
=y8=0.2とされる。さらに、比較回路13からシ
フトレジスタ121に、生き残りパスパターン信号(m
erge=1)およびデータ(data=1)が出力さ
れる。
【0092】シフトレジスタ121では、フリップフロ
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=1であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号AまたはCが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
ップDp0にmerge=1がラッチされ、さらにme
rge=1およびdata=1であるから、表3にした
がってセレクタSpnまたはSmnで、信号AおよびBま
たは信号CおよびDのうちの、信号AまたはCが選択さ
れ、次段のフリップフロップDpnまたはDmnにそれぞ
れ出力されてラッチされる。
【0093】即ち、直前に起きた発散が下向きの発散で
あり(β=−1であり)、さらに今の発散が上向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)は正し
かったこととなり、上段のフリップフロップDpnにラ
ッチされている信号(ビット)が、上段および下段の、
次段のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチ
される。
あり(β=−1であり)、さらに今の発散が上向きの発
散である場合、上段のフリップフロップDpnに復号デ
ータ候補としてラッチされていた信号(ビット)は正し
かったこととなり、上段のフリップフロップDpnにラ
ッチされている信号(ビット)が、上段および下段の、
次段のフリップフロップDpn+1およびDmn+1にラッチ
される。
【0094】以下、同様にしてデータが復号される。な
お、ビット列の最後には、表1の条件AあるいはC、ま
たは表2の条件DあるいはFを生じさせるビットが付加
されるようになされており、表1の条件AあるいはC、
または表2の条件DあるいはFが生じた場合には、上段
のフリップフロップDp1乃至DpNと、下段のフリップ
フロップDm1乃至DmNとの記憶値が一致するので、上
段のフリップフロップDpNおよび下段のフリップフロ
ップDmNのうちのいずれか(例えば、上段のフリップ
フロップDpN)にラッチされたデータ(ビット)を順
次受信するようにすることにより、ビタビ復号されたデ
ータを得ることができる。
お、ビット列の最後には、表1の条件AあるいはC、ま
たは表2の条件DあるいはFを生じさせるビットが付加
されるようになされており、表1の条件AあるいはC、
または表2の条件DあるいはFが生じた場合には、上段
のフリップフロップDp1乃至DpNと、下段のフリップ
フロップDm1乃至DmNとの記憶値が一致するので、上
段のフリップフロップDpNおよび下段のフリップフロ
ップDmNのうちのいずれか(例えば、上段のフリップ
フロップDpN)にラッチされたデータ(ビット)を順
次受信するようにすることにより、ビタビ復号されたデ
ータを得ることができる。
【0095】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、デコー
ダ116によりビタビ復号を行うには、再生信号の振幅
値の情報が必要であるが、再生信号の振幅値(再生レベ
ル)は、記録媒体としての磁気ディスクや記録再生ヘッ
ドの磁気特性の変化、あるいは、ヘッドと磁気ディスク
との間の浮上量の変化等によって、図18に示すよう
に、本来一定であるべき所定のレベルの信号であって
も、そのレベルが変化してしまう。本来一定となるべき
レベルがこのように変化してしまうと、データを正確に
読み取ることが困難になる。そこで、再生レベルを制御
するために、従来、例えば図19に示すような構成が用
いられていた。
ダ116によりビタビ復号を行うには、再生信号の振幅
値の情報が必要であるが、再生信号の振幅値(再生レベ
ル)は、記録媒体としての磁気ディスクや記録再生ヘッ
ドの磁気特性の変化、あるいは、ヘッドと磁気ディスク
との間の浮上量の変化等によって、図18に示すよう
に、本来一定であるべき所定のレベルの信号であって
も、そのレベルが変化してしまう。本来一定となるべき
レベルがこのように変化してしまうと、データを正確に
読み取ることが困難になる。そこで、再生レベルを制御
するために、従来、例えば図19に示すような構成が用
いられていた。
【0096】即ち、図19の例においては、磁気ディス
クからの再生信号がAGCアンプ201により所定のレ
ベルに制御された後、A/D変換器202によりA/D
変換される。そして、A/D変換器202により変換さ
れたデジタル信号が、波形等化回路203に入力され、
等化された後、デコーダ116に供給される。
クからの再生信号がAGCアンプ201により所定のレ
ベルに制御された後、A/D変換器202によりA/D
変換される。そして、A/D変換器202により変換さ
れたデジタル信号が、波形等化回路203に入力され、
等化された後、デコーダ116に供給される。
【0097】あるいはまた、図20に示すように、波形
等化回路203より出力されたデータの振幅が、振幅検
出回路204により検出され、その検出結果に対応し
て、AGCアンプ201のゲイン調整が行われるように
なされていた。
等化回路203より出力されたデータの振幅が、振幅検
出回路204により検出され、その検出結果に対応し
て、AGCアンプ201のゲイン調整が行われるように
なされていた。
【0098】しかしながら、この図19および図20に
示す構成の場合、AGCアンプ201がアナログ回路で
あるため、湿度、温度等の変化、あるいは経年変化等に
起因して、特性が変化する恐れがある。このため、デー
タを正確に読み取ることが困難になる課題があった。
示す構成の場合、AGCアンプ201がアナログ回路で
あるため、湿度、温度等の変化、あるいは経年変化等に
起因して、特性が変化する恐れがある。このため、デー
タを正確に読み取ることが困難になる課題があった。
【0099】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、データをより正確に読み取ることができる
ようにするものである。
ものであり、データをより正確に読み取ることができる
ようにするものである。
【0100】
【課題を解決するための手段】本発明の情報再生装置
は、パーシャルレスポンス方式を利用して記録媒体に記
録した所定の記録データを記録媒体から再生する情報再
生装置において、記録媒体から再生された再生信号の信
号レベルをデジタル信号に変換するアナログデジタル変
換手段としてのA/D変換器202と、A/D変換器2
02から出力されたデジタル信号の振幅値を推定し、出
力する振幅推定手段としてのレベル推定回路32と、A
/D変換器202から出力されたデジタル信号を、レベ
ル推定回路32から出力される振幅値に対応して最尤復
号によりデコードするデコード手段としてのデコーダ1
16とを備えることを特徴とする。
は、パーシャルレスポンス方式を利用して記録媒体に記
録した所定の記録データを記録媒体から再生する情報再
生装置において、記録媒体から再生された再生信号の信
号レベルをデジタル信号に変換するアナログデジタル変
換手段としてのA/D変換器202と、A/D変換器2
02から出力されたデジタル信号の振幅値を推定し、出
力する振幅推定手段としてのレベル推定回路32と、A
/D変換器202から出力されたデジタル信号を、レベ
ル推定回路32から出力される振幅値に対応して最尤復
号によりデコードするデコード手段としてのデコーダ1
16とを備えることを特徴とする。
【0101】レベル推定回路32により、デジタル信号
の正または負の振幅値の少なくとも一方を推定させた
り、正の振幅値と負の振幅値を独立に推定し、その差分
値を出力させたり、正の振幅値と0の振幅値を独立に推
定し、その差分値を出力させたり、あるいはまた、0の
振幅値と負の振幅値を独立に推定し、その差分値を出力
させるようにすることができる。
の正または負の振幅値の少なくとも一方を推定させた
り、正の振幅値と負の振幅値を独立に推定し、その差分
値を出力させたり、正の振幅値と0の振幅値を独立に推
定し、その差分値を出力させたり、あるいはまた、0の
振幅値と負の振幅値を独立に推定し、その差分値を出力
させるようにすることができる。
【0102】また、パーシャルレスポンス方式として、
パーシャルレスポンス(1,−1)を使用したり、パー
シャルレスポンスクラスIVを使用し、デコーダ116
に、パーシャルレスポンス(1,−1)符号再生用の回
路を1対使用するようにすることができる。
パーシャルレスポンス(1,−1)を使用したり、パー
シャルレスポンスクラスIVを使用し、デコーダ116
に、パーシャルレスポンス(1,−1)符号再生用の回
路を1対使用するようにすることができる。
【0103】
【作用】上記構成の情報再生装置においては、レベル推
定回路32によりデジタル信号のレベルが推定され、デ
コーダ116は、この推定値に対応してデコードを行
う。その結果、データを正確に読み取ることが可能とな
る。
定回路32によりデジタル信号のレベルが推定され、デ
コーダ116は、この推定値に対応してデコードを行
う。その結果、データを正確に読み取ることが可能とな
る。
【0104】
【実施例】図1は、本発明の情報再生装置の一実施例の
構成を示すブロック図であり、図19における場合と対
応する部分には同一の符号を付してある。即ち、この実
施例においては、磁気ディスクなどの記録媒体より磁気
ヘッドにより再生された再生信号が、再生アンプ31に
より増幅された後、A/D変換器202に入力され、ア
ナログ信号からデジタル信号に変換されるようになされ
ている。そして、このA/D変換器202より出力され
たデジタル信号が、波形等化回路203に入力され、等
化された後、デコーダ116に供給されている。
構成を示すブロック図であり、図19における場合と対
応する部分には同一の符号を付してある。即ち、この実
施例においては、磁気ディスクなどの記録媒体より磁気
ヘッドにより再生された再生信号が、再生アンプ31に
より増幅された後、A/D変換器202に入力され、ア
ナログ信号からデジタル信号に変換されるようになされ
ている。そして、このA/D変換器202より出力され
たデジタル信号が、波形等化回路203に入力され、等
化された後、デコーダ116に供給されている。
【0105】このデコーダ116は、図14に示すよう
に構成される。即ち、この実施例においても、パーシャ
ルレスポンスクラスIVを利用して、データの記録再生が
行われる。レベル推定回路32は、波形等化回路203
が出力するデジタル信号のレベルを推定し、デコーダ1
16に出力するようになされている。
に構成される。即ち、この実施例においても、パーシャ
ルレスポンスクラスIVを利用して、データの記録再生が
行われる。レベル推定回路32は、波形等化回路203
が出力するデジタル信号のレベルを推定し、デコーダ1
16に出力するようになされている。
【0106】波形等化回路203は、例えばFIRフィ
ルタなどにより構成され、その出力は、図2に示すよう
に、A−からA+の間で変化するサンプル点の信号列y
kとなる。A+は、等化された後のデジタル信号の正の
信号レベルを、またA−は、負の信号レベルを、それぞ
れ表している。上述したパーシャルレスポンスの説明に
おいては、このA+とA−を、それぞれ+2と−2の固
定値としたが、この値は実際には、ヘッドのディスクか
らの浮上量の変化、磁気特性の変化、さらに再生アンプ
31をオンした瞬間の入力段の電荷の影響等に起因し
て、時間とともに変化する。そこで、このA+およびA
−の値をレベル推定回路32の出力に対応して変化させ
る(トラッキングさせる)のである。
ルタなどにより構成され、その出力は、図2に示すよう
に、A−からA+の間で変化するサンプル点の信号列y
kとなる。A+は、等化された後のデジタル信号の正の
信号レベルを、またA−は、負の信号レベルを、それぞ
れ表している。上述したパーシャルレスポンスの説明に
おいては、このA+とA−を、それぞれ+2と−2の固
定値としたが、この値は実際には、ヘッドのディスクか
らの浮上量の変化、磁気特性の変化、さらに再生アンプ
31をオンした瞬間の入力段の電荷の影響等に起因し
て、時間とともに変化する。そこで、このA+およびA
−の値をレベル推定回路32の出力に対応して変化させ
る(トラッキングさせる)のである。
【0107】レベル推定回路32は、例えば図3に示す
ように構成される。この実施例においては、波形等化回
路203より供給されるデジタル信号が、IIRフィル
タ42に入力されるとともに、比較回路41にも入力さ
れる。比較回路41は、入力されたデジタル信号のレベ
ルを所定の基準値T+と比較する。図2に示すように、
この基準値T+は、波形等化回路203が出力するデジ
タル信号の最大レベルA+と0レベルとの間の所定の値
に設定されている。
ように構成される。この実施例においては、波形等化回
路203より供給されるデジタル信号が、IIRフィル
タ42に入力されるとともに、比較回路41にも入力さ
れる。比較回路41は、入力されたデジタル信号のレベ
ルを所定の基準値T+と比較する。図2に示すように、
この基準値T+は、波形等化回路203が出力するデジ
タル信号の最大レベルA+と0レベルとの間の所定の値
に設定されている。
【0108】比較回路41は、波形等化回路203より
入力されるデジタル信号のレベルが、基準値T+より大
きいとき、IIRフィルタ42を動作状態となるように
制御し、基準値T+より小さいとき、IIRフィルタ4
2を非動作状態(直前の値を保持する状態)となるよう
に制御する。これにより、IIRフィルタ42は、波形
等化回路203より入力されるデジタル信号のレベルが
基準値T+より大きいと判定されるとき(A+と推定さ
れるとき)、その振幅レベルに対応する信号を出力す
る。
入力されるデジタル信号のレベルが、基準値T+より大
きいとき、IIRフィルタ42を動作状態となるように
制御し、基準値T+より小さいとき、IIRフィルタ4
2を非動作状態(直前の値を保持する状態)となるよう
に制御する。これにより、IIRフィルタ42は、波形
等化回路203より入力されるデジタル信号のレベルが
基準値T+より大きいと判定されるとき(A+と推定さ
れるとき)、その振幅レベルに対応する信号を出力す
る。
【0109】IIRフィルタ42は、例えば、新たに入
力されるデータと、現在出力しているデータとの差に対
応して、新たな出力を演算する処理を実行する。
力されるデータと、現在出力しているデータとの差に対
応して、新たな出力を演算する処理を実行する。
【0110】IIRフィルタ42が出力する信号A+
は、図14の比較回路13の+2と−2の値の絶対値
(2)に代えて入力される。即ち、表2のyk−ypと値
2を比較する処理において、この値2に代えて、IIR
フィルタ42の出力が利用される。また、表1のyk−
ypと値(−2)を比較する処理において、この値(−
2)の絶対値(2)に代えて、IIRフィルタ42の出
力が利用される。換言すれば、出力信号A+の極性を負
にした信号が、値(−2)に代えて使用される。
は、図14の比較回路13の+2と−2の値の絶対値
(2)に代えて入力される。即ち、表2のyk−ypと値
2を比較する処理において、この値2に代えて、IIR
フィルタ42の出力が利用される。また、表1のyk−
ypと値(−2)を比較する処理において、この値(−
2)の絶対値(2)に代えて、IIRフィルタ42の出
力が利用される。換言すれば、出力信号A+の極性を負
にした信号が、値(−2)に代えて使用される。
【0111】尚、図3の実施例においては、比較回路4
1において基準値T+と比較するようにしたが、T−と
比較するようにしてもよい。この場合、比較回路41
は、波形等化回路203より入力されたデジタル信号の
レベルが、基準値T−より小さいとき、IIRフィルタ
42を動作状態にし、基準値T−より大きいとき、II
Rフィルタ42の内部の状態をそのまま保留させる。こ
れにより、表1と表2において、yk−ypと比較する値
−2に代える信号A−が生成される。信号A−の極性を
反転した信号が値2に代えて用いられる。
1において基準値T+と比較するようにしたが、T−と
比較するようにしてもよい。この場合、比較回路41
は、波形等化回路203より入力されたデジタル信号の
レベルが、基準値T−より小さいとき、IIRフィルタ
42を動作状態にし、基準値T−より大きいとき、II
Rフィルタ42の内部の状態をそのまま保留させる。こ
れにより、表1と表2において、yk−ypと比較する値
−2に代える信号A−が生成される。信号A−の極性を
反転した信号が値2に代えて用いられる。
【0112】このようにして、波形等化回路203より
出力されるデジタル信号のレベルが、図18に示すよう
に変化したとしても、その影響を除去して正確にデータ
を再生することが可能となる。しかも、この処理はすべ
てデジタル信号の状態で行われるため、温度、湿度等の
変化、あるいは経年変化等に起因して、その特性が変化
するようなことが抑制される。また、回路の集積化にも
有利である。
出力されるデジタル信号のレベルが、図18に示すよう
に変化したとしても、その影響を除去して正確にデータ
を再生することが可能となる。しかも、この処理はすべ
てデジタル信号の状態で行われるため、温度、湿度等の
変化、あるいは経年変化等に起因して、その特性が変化
するようなことが抑制される。また、回路の集積化にも
有利である。
【0113】図3の実施例で、再生信号の振幅(交流成
分)のみが変動すると仮定したが、例えば図4に示すよ
うに、再生信号の直流分に変動がある場合、図3の実施
例では、振幅値が誤って推定される恐れがある。振幅値
を誤って推定すると、デコーダ116は、その誤った推
定値を基準として動作するため、正しい値を復号するこ
とが困難になる。そこで、レベル推定回路32を、例え
ば図5に示すように構成することができる。
分)のみが変動すると仮定したが、例えば図4に示すよ
うに、再生信号の直流分に変動がある場合、図3の実施
例では、振幅値が誤って推定される恐れがある。振幅値
を誤って推定すると、デコーダ116は、その誤った推
定値を基準として動作するため、正しい値を復号するこ
とが困難になる。そこで、レベル推定回路32を、例え
ば図5に示すように構成することができる。
【0114】この図5においては、レベル推定回路32
が、第1の推定回路51、第2の推定回路52、第1の
推定回路51の出力A+から第2の推定回路の出力A−
を減算する減算回路53、および減算回路53の出力
を、例えば1ビットシフトするなどして、2で割算する
割算回路54とにより構成されている。
が、第1の推定回路51、第2の推定回路52、第1の
推定回路51の出力A+から第2の推定回路の出力A−
を減算する減算回路53、および減算回路53の出力
を、例えば1ビットシフトするなどして、2で割算する
割算回路54とにより構成されている。
【0115】第1の推定回路51は、比較回路41とI
IRフィルタ42により構成されている。即ち、この第
1の推定回路51は、図3に示した場合と同一の構成と
され、信号A+を出力する。
IRフィルタ42により構成されている。即ち、この第
1の推定回路51は、図3に示した場合と同一の構成と
され、信号A+を出力する。
【0116】また、第2の推定回路52は、比較回路6
1とIIRフィルタ62により構成されている。比較回
路61は、波形等化回路203より供給されたデジタル
信号を基準値T−と比較し、デジタル信号のレベルが基
準値T−より小さいとき、IIRフィルタ62を動作状
態とし、基準値T−より大きいとき、IIRフィルタ6
2を非動作状態にする。その結果、IIRフィルタ62
は、波形等化回路203が出力するデジタル信号のレベ
ルが基準値T−より小さいときだけ、その振幅値に対応
する信号A−を出力する。
1とIIRフィルタ62により構成されている。比較回
路61は、波形等化回路203より供給されたデジタル
信号を基準値T−と比較し、デジタル信号のレベルが基
準値T−より小さいとき、IIRフィルタ62を動作状
態とし、基準値T−より大きいとき、IIRフィルタ6
2を非動作状態にする。その結果、IIRフィルタ62
は、波形等化回路203が出力するデジタル信号のレベ
ルが基準値T−より小さいときだけ、その振幅値に対応
する信号A−を出力する。
【0117】減算回路53は、第1の推定回路51の出
力A+から第2の推定回路52の出力A−を減算し
((A+)−(A−))、割算回路54に供給する。例
えばビットシフタなどにより構成される割算回路54
は、入力されたデジタル信号を下位に1ビットシフトし
て(1/2にして)出力する(((A+)−(A−))
/2)。A−はA+と逆極性であるため、((A+)−
(A−))は、A+の約2倍の値となる。そこで、これ
を1/2にして、実質的にA+の値を得るのである。こ
の信号は、図14における比較回路13に供給される。
力A+から第2の推定回路52の出力A−を減算し
((A+)−(A−))、割算回路54に供給する。例
えばビットシフタなどにより構成される割算回路54
は、入力されたデジタル信号を下位に1ビットシフトし
て(1/2にして)出力する(((A+)−(A−))
/2)。A−はA+と逆極性であるため、((A+)−
(A−))は、A+の約2倍の値となる。そこで、これ
を1/2にして、実質的にA+の値を得るのである。こ
の信号は、図14における比較回路13に供給される。
【0118】この実施例によれば、図4に示したような
直流分の変動を含むような場合においても、直流変動分
を含むA+から、やはり直流変動分を含むA−を減算し
ているため、これを除去して、正しいデコードが可能と
なる。
直流分の変動を含むような場合においても、直流変動分
を含むA+から、やはり直流変動分を含むA−を減算し
ているため、これを除去して、正しいデコードが可能と
なる。
【0119】図6は、さらに他の実施例を示しており、
この実施例においては、第1の推定回路51、第2の推
定回路52および減算回路53によりレベル推定回路2
が構成されている。第1の推定回路51は、図5におけ
る場合と同様に構成されている。
この実施例においては、第1の推定回路51、第2の推
定回路52および減算回路53によりレベル推定回路2
が構成されている。第1の推定回路51は、図5におけ
る場合と同様に構成されている。
【0120】また、第2の推定回路52においては、比
較回路61によりデジタル信号が、基準値T+および基
準値T−と比較されるようになされている。比較回路6
1は、波形等化回路203より供給されるデジタル信号
のレベルが基準値T−より大きく、基準値T+より小さ
いとき、IIRフィルタ62を動作状態とし、基準値T
+より大きいか、基準値T−より小さいとき、IIRフ
ィルタ62を非動作状態とする。即ち、IIRフィルタ
62は、(−A,A0,+A)の3つの基準値のうち、
0に対応する基準値A0を出力する。
較回路61によりデジタル信号が、基準値T+および基
準値T−と比較されるようになされている。比較回路6
1は、波形等化回路203より供給されるデジタル信号
のレベルが基準値T−より大きく、基準値T+より小さ
いとき、IIRフィルタ62を動作状態とし、基準値T
+より大きいか、基準値T−より小さいとき、IIRフ
ィルタ62を非動作状態とする。即ち、IIRフィルタ
62は、(−A,A0,+A)の3つの基準値のうち、
0に対応する基準値A0を出力する。
【0121】一方、第1の推定回路51は、図5におけ
る場合と同様に、A+を出力するため、減算回路53の
出力は((A+)−(A0))となる。A0は殆ど0であ
るため、この値は実質的にはA+となる。この減算回路
53の出力が、図14の比較回路13に供給される。
る場合と同様に、A+を出力するため、減算回路53の
出力は((A+)−(A0))となる。A0は殆ど0であ
るため、この値は実質的にはA+となる。この減算回路
53の出力が、図14の比較回路13に供給される。
【0122】図7は、さらに他の実施例を示している。
この実施例においては、第1の推定回路51が、図6の
実施例における第2の推定回路52における場合と同様
に構成されている。即ち、比較回路41は、デジタル信
号のレベルを、2つの基準値T−およびT+と比較し、
デシタル信号のレベルがこの基準値T−とT+の間のレ
ベルであるとき、IIRフィルタ42を動作状態にす
る。これにより、IIRフィルタ42はA0を出力す
る。
この実施例においては、第1の推定回路51が、図6の
実施例における第2の推定回路52における場合と同様
に構成されている。即ち、比較回路41は、デジタル信
号のレベルを、2つの基準値T−およびT+と比較し、
デシタル信号のレベルがこの基準値T−とT+の間のレ
ベルであるとき、IIRフィルタ42を動作状態にす
る。これにより、IIRフィルタ42はA0を出力す
る。
【0123】また、第2の推定回路52は、図5におけ
る場合と同様に構成されている。従って、この第2の推
定回路52の出力はA−となる。減算回路53は、第1
の推定回路51の出力A0から、第2の推定回路52の
出力A−を減算するため、その出力は((A0)−(A
−))となる。A0は殆ど0であるため、この値は実質
的にはA−を逆極性にした値となる。
る場合と同様に構成されている。従って、この第2の推
定回路52の出力はA−となる。減算回路53は、第1
の推定回路51の出力A0から、第2の推定回路52の
出力A−を減算するため、その出力は((A0)−(A
−))となる。A0は殆ど0であるため、この値は実質
的にはA−を逆極性にした値となる。
【0124】
【発明の効果】以上の如く本発明の情報再生装置によれ
ば、アナログデジタル変換手段から出力されるデジタル
信号を、振幅推定手段から出力される振幅値に対応して
最尤復号によりデコードするようにしたので、データを
正確に復号することが可能となる。また、アナログデジ
タル変換手段の出力を振幅推定手段により推定するよう
にしているため、振幅推定手段をデジタル的に構成する
ことができ、温度、湿度等の変化、あるいは経年変化等
に起因して、再生特性が劣化するようなことが抑制され
る。
ば、アナログデジタル変換手段から出力されるデジタル
信号を、振幅推定手段から出力される振幅値に対応して
最尤復号によりデコードするようにしたので、データを
正確に復号することが可能となる。また、アナログデジ
タル変換手段の出力を振幅推定手段により推定するよう
にしているため、振幅推定手段をデジタル的に構成する
ことができ、温度、湿度等の変化、あるいは経年変化等
に起因して、再生特性が劣化するようなことが抑制され
る。
【図1】本発明の情報再生装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1の波形等化回路203の出力を説明する図
である。
である。
【図3】図1のレベル推定回路32の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図1の波形等化回路203の出力信号に直流分
の変動がある場合の状態を説明する図である。
の変動がある場合の状態を説明する図である。
【図5】図1のレベル推定回路32の他の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】図1のレベル推定回路32のさらに他の実施例
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図7】図1のレベル推定回路32のさらに他の実施例
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図8】パーシャルレスポンス変調を説明するブロック
図である。
図である。
【図9】パーシャルレスポンスを利用した記録再生系の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図10】信号レベルの変化を示す図である。
【図11】パーシャルレスポンスPR(1,−1)の状
態遷移図である。
態遷移図である。
【図12】図11の状態遷移図のトレリスダイヤグラム
である。
である。
【図13】ビタビアルゴリズムを説明する図である。
【図14】ビタビアルゴリズムを用いたデコーダ116
の一例の構成を示すブロック図である。
の一例の構成を示すブロック図である。
【図15】図14のデコーダ116のシフトレジスタ1
21のより詳細な構成を示すブロック図である。
21のより詳細な構成を示すブロック図である。
【図16】図14のデコーダ116の動作を説明するタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図17】図15のシフトレジスタ121の動作を説明
するタイミングチャートである。
するタイミングチャートである。
【図18】図9のデコーダ116に入力される再生信号
の振幅の変化を説明する図である。
の振幅の変化を説明する図である。
【図19】従来の情報再生装置の一例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図20】従来の情報再生装置の他の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 切替回路 11 減算回路 12a,12b レジスタ 13 比較回路 14 スイッチ 31 再生アンプ 32 レベル推定回路 41 比較回路 42 IIRフィルタ 51 第1の推定回路 52 第2の推定回路 53 減算回路 54 割算回路 61 比較回路 62 IIRフィルタ 116 デコーダ 201 AGCアンプ 202 A/D変換器 203 波形等化回路 204 振幅検出回路
Claims (7)
- 【請求項1】 パーシャルレスポンス方式を利用して記
録媒体に記録した所定の記録データを前記記録媒体から
再生する情報再生装置において、 前記記録媒体から再生された再生信号の信号レベルをデ
ジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、 前記アナログデジタル変換手段により変換されたデジタ
ル信号の振幅値を推定し、出力する振幅推定手段と、 前記アナログデジタル変換手段により変換されたデジタ
ル信号を、前記振幅推定手段から出力される振幅値に対
応して最尤復号によりデコードするデコード手段とを備
えることを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項2】 前記振幅推定手段は、前記デジタル信号
の正または負の振幅値の少なくとも一方を推定すること
を特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。 - 【請求項3】 前記振幅推定手段は、前記デジタル信号
の正の振幅値と負の振幅値を独立に推定し、その差分値
を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報再生
装置。 - 【請求項4】 前記振幅推定手段は、前記デジタル信号
の正の振幅値と0の振幅値を独立に推定し、その差分値
を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報再生
装置。 - 【請求項5】 前記振幅推定手段は、前記デジタル信号
の0の振幅値と負の振幅値を独立に推定し、その差分値
を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報再生
装置。 - 【請求項6】 パーシャルレスポンス方式の変調符号と
してパーシャルレスポンス(1,−1)を使用すること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報再
生装置。 - 【請求項7】 パーシャルレスポンス方式の変調符号と
してパーシャルレスポンスクラスIVを使用し、 前記デコード手段として、パーシャルレスポンス(1,
−1)符号再生用の回路を1対使用することを特徴とす
る請求項1乃至5のいずれかに記載の情報再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13801093A JPH06349207A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13801093A JPH06349207A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 情報再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06349207A true JPH06349207A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15211953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13801093A Pending JPH06349207A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 情報再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06349207A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006221783A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 非対称最尤検出のための機器、システム、信号担持媒体、および方法(非対称最尤検出のための機器、システム、および方法) |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13801093A patent/JPH06349207A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006221783A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 非対称最尤検出のための機器、システム、信号担持媒体、および方法(非対称最尤検出のための機器、システム、および方法) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030725 |