JPH0634944A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH0634944A JPH0634944A JP21066492A JP21066492A JPH0634944A JP H0634944 A JPH0634944 A JP H0634944A JP 21066492 A JP21066492 A JP 21066492A JP 21066492 A JP21066492 A JP 21066492A JP H0634944 A JPH0634944 A JP H0634944A
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- electrode
- signal
- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示装置において階調表示の精度を高
め、表示階調数を増やす。 【構成】 走査電極群201およびこれに対向して交差
する情報電極群202とで構成されたマトリクス電極
と、該電極群間に配置され該電極群を介して印加される
電界により駆動される液晶と、これらの電極郡を、印加
電位を連続的に変化させる期間を含む信号波形により駆
動し、該期間の長さを調節することにより階調表示を行
なう駆動手段102,103とを設ける。
め、表示階調数を増やす。 【構成】 走査電極群201およびこれに対向して交差
する情報電極群202とで構成されたマトリクス電極
と、該電極群間に配置され該電極群を介して印加される
電界により駆動される液晶と、これらの電極郡を、印加
電位を連続的に変化させる期間を含む信号波形により駆
動し、該期間の長さを調節することにより階調表示を行
なう駆動手段102,103とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶素子を用いて階調
表示を行なう液晶表示装置に関する。
表示を行なう液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、マトリクス電極の走査電極群と情報
電極群との間に液晶化合物を充填し多数の画素を形成し
て画像情報の表示を行なう液晶表示素子は良く知られて
いる。この表示素子の駆動方法としては、走査電極群に
順次周期的にアドレス信号を選択印加し、情報電極群に
は所定の情報信号を前記アドレス信号と同期させて並列
的に選択印加する時分割駆動が採用されている。
電極群との間に液晶化合物を充填し多数の画素を形成し
て画像情報の表示を行なう液晶表示素子は良く知られて
いる。この表示素子の駆動方法としては、走査電極群に
順次周期的にアドレス信号を選択印加し、情報電極群に
は所定の情報信号を前記アドレス信号と同期させて並列
的に選択印加する時分割駆動が採用されている。
【0003】また、充填する液晶化合物として強誘電性
液晶(FLC)を用いたものは、双安定性を有し、かつ
電界への応答が速やかであることから注目されている。
この強誘電性液晶を用いた表示素子に関しては、特開昭
61−94023号公報などに示されているように、対
向面に透明電極を形成し配向処理を施した2枚のガラス
基板を1〜3μm位のセルギャップを保って向かい合わ
せて構成した液晶セルに、強誘電性液晶を注入したもの
が知られている。
液晶(FLC)を用いたものは、双安定性を有し、かつ
電界への応答が速やかであることから注目されている。
この強誘電性液晶を用いた表示素子に関しては、特開昭
61−94023号公報などに示されているように、対
向面に透明電極を形成し配向処理を施した2枚のガラス
基板を1〜3μm位のセルギャップを保って向かい合わ
せて構成した液晶セルに、強誘電性液晶を注入したもの
が知られている。
【0004】この表示素子の特徴は、強誘電性液晶が自
発分極を持つことにより、外部電界と自発分極の結合力
をスイッチングに使えることと、強誘電性液晶分子の長
軸方向が自発分極の分極方向と1対1に対応しているた
め外部電界の極性によってスイッチングできることであ
る。
発分極を持つことにより、外部電界と自発分極の結合力
をスイッチングに使えることと、強誘電性液晶分子の長
軸方向が自発分極の分極方向と1対1に対応しているた
め外部電界の極性によってスイッチングできることであ
る。
【0005】強誘電性液晶としては一般にカイラル・ス
メクチック液晶(SmC*、SmH*)を用いるので、
バルク状態では液晶分子長軸がねじれた配向を示すが、
上述の1〜3μm位のセルギャップのセルにいれること
によって液晶分子長軸のねじれを解消することができる
(P213−P234, N. A. CLARKet
al,MCLC 1983,Vol.94)。
メクチック液晶(SmC*、SmH*)を用いるので、
バルク状態では液晶分子長軸がねじれた配向を示すが、
上述の1〜3μm位のセルギャップのセルにいれること
によって液晶分子長軸のねじれを解消することができる
(P213−P234, N. A. CLARKet
al,MCLC 1983,Vol.94)。
【0006】実際の強誘電液晶セルは、図12に示すよ
うな単純マトリックス基板により構成されている。図1
2(a)はセルの断面図、図12(b)はその電極基板
の平面図である。このセルは、図に示すように、2枚の
電極基板81と82間に強誘電性液晶6を挟持して構成
される。電極基板81と82は、それぞれ、ガラス基板
61、その上に形成された液晶駆動用のITOストライ
プ電極62、その上に形成されたSiO2 絶緑膜63、
およびそれらの上に積層されたポリイミド配向膜64を
備える。65はシーリング部材である。
うな単純マトリックス基板により構成されている。図1
2(a)はセルの断面図、図12(b)はその電極基板
の平面図である。このセルは、図に示すように、2枚の
電極基板81と82間に強誘電性液晶6を挟持して構成
される。電極基板81と82は、それぞれ、ガラス基板
61、その上に形成された液晶駆動用のITOストライ
プ電極62、その上に形成されたSiO2 絶緑膜63、
およびそれらの上に積層されたポリイミド配向膜64を
備える。65はシーリング部材である。
【0007】強誘電性液晶は、2つの安定状態を光透過
および遮断状態として主に2値(白・黒)の表示素子と
して利用されているが、多値すなわち中間調表示も可能
である。中間調表示法の1つは画素内の双安定状態の面
積比を制御することにより中間的な光透過状態を作るも
のである。以下、この方法(面積変調法)について詳し
く説明する。
および遮断状態として主に2値(白・黒)の表示素子と
して利用されているが、多値すなわち中間調表示も可能
である。中間調表示法の1つは画素内の双安定状態の面
積比を制御することにより中間的な光透過状態を作るも
のである。以下、この方法(面積変調法)について詳し
く説明する。
【0008】図13は強誘電性液晶素子のスイッチング
パルス振幅と透過率の関係を模式的に示した図であり、
はじめ完全な光遮断(黒)状態にあったセル(素子)に
一方極性の単発パルスを印加した後の透過光量Iを単発
パルスの振幅Vを変数としてプロットしたグラフであ
る。パルス振幅Vが閾値Vth以下(V<Vth)のときは
透過光量は変化せず、パルス印加後の透過状態は図14
(b)に示すように印加前の状態を示す同図(a)と変
わらない。パルス振幅Vが閾値Vthを越えると(Vth<
V<Vsat )画素内の一部分が他方の安定状態すなわち
同図(c)に示す光透過状態に遷移し、全体として中間
的な透過光量を示す。さらにパルス振幅Vが大きくなっ
て飽和値Vsat 以上(Vsat <V)になると、同図
(d)に示すように画素全部が光透過状態になり、光量
は一定値に達する。
パルス振幅と透過率の関係を模式的に示した図であり、
はじめ完全な光遮断(黒)状態にあったセル(素子)に
一方極性の単発パルスを印加した後の透過光量Iを単発
パルスの振幅Vを変数としてプロットしたグラフであ
る。パルス振幅Vが閾値Vth以下(V<Vth)のときは
透過光量は変化せず、パルス印加後の透過状態は図14
(b)に示すように印加前の状態を示す同図(a)と変
わらない。パルス振幅Vが閾値Vthを越えると(Vth<
V<Vsat )画素内の一部分が他方の安定状態すなわち
同図(c)に示す光透過状態に遷移し、全体として中間
的な透過光量を示す。さらにパルス振幅Vが大きくなっ
て飽和値Vsat 以上(Vsat <V)になると、同図
(d)に示すように画素全部が光透過状態になり、光量
は一定値に達する。
【0009】すなわち、面積変調法は電圧をパルス振幅
VがVth<V<Vsat となるように制御して中間調を表
示するものである。このため、強誘電性液晶をマトリク
ス電極上で駆動する際には、図15に示すように、各電
極に電圧波形を印加する出力回路の1つ1つにトランジ
スタを作り込み、与えられた階調情報を増幅させること
により、パルス振幅を制御していた。
VがVth<V<Vsat となるように制御して中間調を表
示するものである。このため、強誘電性液晶をマトリク
ス電極上で駆動する際には、図15に示すように、各電
極に電圧波形を印加する出力回路の1つ1つにトランジ
スタを作り込み、与えられた階調情報を増幅させること
により、パルス振幅を制御していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では階調情報をトランジスタで増幅する際、各電極
の駆動能力にトランジスタ1つ1つの能力を反映してし
まうため、各電極または画素ごとに印加電位のばらつき
を生じてしまう。大画面ディスプレイではトランジスタ
の負荷電流が大きいため電極ごとの駆動能力のばらつき
特に顕著である。例えば0〜5Vの出力能力のある12
80個の出力回路がある場合には、電流を50〜200
倍程度増幅するため、同じ階調情報を与えても、出力端
子間で50〜100mV程度のばらつきを生じる。その
結果、グラフィックコントローラが精度の高い、例えば
512階調の情報を送る場合でも出力回路間のばらつき
のため、表示階調は50〜100色にとどまっていた。
来例では階調情報をトランジスタで増幅する際、各電極
の駆動能力にトランジスタ1つ1つの能力を反映してし
まうため、各電極または画素ごとに印加電位のばらつき
を生じてしまう。大画面ディスプレイではトランジスタ
の負荷電流が大きいため電極ごとの駆動能力のばらつき
特に顕著である。例えば0〜5Vの出力能力のある12
80個の出力回路がある場合には、電流を50〜200
倍程度増幅するため、同じ階調情報を与えても、出力端
子間で50〜100mV程度のばらつきを生じる。その
結果、グラフィックコントローラが精度の高い、例えば
512階調の情報を送る場合でも出力回路間のばらつき
のため、表示階調は50〜100色にとどまっていた。
【0011】本発明の目的は、このような従来技術に鑑
み、液晶表示装置において階調表示の精度を高め、表示
階調数を増やすことにある。
み、液晶表示装置において階調表示の精度を高め、表示
階調数を増やすことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の液晶表示装置は、走査電極群およびこれに
対向して交差する情報電極群とで構成されたマトリクス
電極と、該電極群間に配置され該電極群を介して印加さ
れる電界により駆動される液晶と、これらの電極郡を、
印加電位を連続的に変化させる期間を含む信号波形によ
り駆動し、該期間の長さを調節することにより階調表示
を行なう駆動手段とを有する。
め、本発明の液晶表示装置は、走査電極群およびこれに
対向して交差する情報電極群とで構成されたマトリクス
電極と、該電極群間に配置され該電極群を介して印加さ
れる電界により駆動される液晶と、これらの電極郡を、
印加電位を連続的に変化させる期間を含む信号波形によ
り駆動し、該期間の長さを調節することにより階調表示
を行なう駆動手段とを有する。
【0013】本発明の好ましい実施例において、駆動信
号波形は印加電位を単調増加または単調減少させる期間
を含むものであり、該期間の長さを調節することにより
階調表示を行なう。また、情報信号波形は印加電位を連
続的に変化させる期間を含んでいる。さらに、前記走査
電極群と情報電極群の間に充填される液晶は強誘電性液
晶である。
号波形は印加電位を単調増加または単調減少させる期間
を含むものであり、該期間の長さを調節することにより
階調表示を行なう。また、情報信号波形は印加電位を連
続的に変化させる期間を含んでいる。さらに、前記走査
電極群と情報電極群の間に充填される液晶は強誘電性液
晶である。
【0014】
【作用】本発明によれば、パルス振幅の制御をパルス幅
を制御することによって行なうようにしたため、出力回
路間のパルス振幅のばらつきを抑え、階調表示の精度を
高め表示階調数を増すことができる。
を制御することによって行なうようにしたため、出力回
路間のパルス振幅のばらつきを抑え、階調表示の精度を
高め表示階調数を増すことができる。
【0015】本発明の波形出力方式の具体例を図6の出
力回路図を用いて説明する。まず外部の信号源SS1と
SS2からのこぎり波と定電位を供給する。そして出力
回路401内にトランジスタTR1とTR2を設け、信
号源SS1,SS2と出力端Out間をスイッチングさ
せ出力波形を形成する。ここで階調信号はタイミング回
路402を通じてスイッチングするタイミングを規定し
ている。
力回路図を用いて説明する。まず外部の信号源SS1と
SS2からのこぎり波と定電位を供給する。そして出力
回路401内にトランジスタTR1とTR2を設け、信
号源SS1,SS2と出力端Out間をスイッチングさ
せ出力波形を形成する。ここで階調信号はタイミング回
路402を通じてスイッチングするタイミングを規定し
ている。
【0016】図7に出力回路401内の各信号のタイミ
ングチャートを示す。ここでタイミング信号T1,T2
はタイミング回路402からトランジスタに送られる信
号で、タイミング信号T1が“H”のときトランジスタ
TR1はオンになり、“L”のときオフとなる。同様に
タイミング信号T2が“H”のときトランジスタTR2
はオンになり、“L”のときオフとなる。
ングチャートを示す。ここでタイミング信号T1,T2
はタイミング回路402からトランジスタに送られる信
号で、タイミング信号T1が“H”のときトランジスタ
TR1はオンになり、“L”のときオフとなる。同様に
タイミング信号T2が“H”のときトランジスタTR2
はオンになり、“L”のときオフとなる。
【0017】図6に戻って、例えばのこぎり波の振幅V
X に対し50%の電位を与える場合はのこぎり波の周期
幅ΔTのうち1/2の期間に相当するΔT/2のタイミ
ングでトランジスタTR1をオフしトランジスタTR2
をオンする。すると,出力端Outから印加される出力
波形は部分的にのこぎり波を持ち、ΔT期間内の最高電
位は1/2VX となる。同様に70%の電位を与える場
合には7/10のタイミングでのこぎり波SS1から定
電圧SS2へスイッチングすることでΔT期間内の最高
電位は7VX /10となる。つまりのこぎり波の信号源
SS1から定電圧の信号源SS2にスイッチングするタ
イミングを調節することにより、各出力波形でΔT期間
内の最大電位を制御することができる。
X に対し50%の電位を与える場合はのこぎり波の周期
幅ΔTのうち1/2の期間に相当するΔT/2のタイミ
ングでトランジスタTR1をオフしトランジスタTR2
をオンする。すると,出力端Outから印加される出力
波形は部分的にのこぎり波を持ち、ΔT期間内の最高電
位は1/2VX となる。同様に70%の電位を与える場
合には7/10のタイミングでのこぎり波SS1から定
電圧SS2へスイッチングすることでΔT期間内の最高
電位は7VX /10となる。つまりのこぎり波の信号源
SS1から定電圧の信号源SS2にスイッチングするタ
イミングを調節することにより、各出力波形でΔT期間
内の最大電位を制御することができる。
【0018】この回路構成にすると、スイッチングする
タイミングは各出力回路内で数nSec程度のばらつき
であり、電流の増幅率が10倍程度なのでパルスの振幅
も数mVに抑えることができる。さらには出力回路間の
パルスの出力タイミングが100〜200nSecのば
らつきがある場合でも、電圧変動に対するパルス幅の比
率を(小さくするなど)調整することにより、階調表示
の精度を上げられる。そして書き込み期間に相当するの
こぎり波の周波幅ΔTを20μSecに設定した場合に
は約千色の階調表示が可能になる。
タイミングは各出力回路内で数nSec程度のばらつき
であり、電流の増幅率が10倍程度なのでパルスの振幅
も数mVに抑えることができる。さらには出力回路間の
パルスの出力タイミングが100〜200nSecのば
らつきがある場合でも、電圧変動に対するパルス幅の比
率を(小さくするなど)調整することにより、階調表示
の精度を上げられる。そして書き込み期間に相当するの
こぎり波の周波幅ΔTを20μSecに設定した場合に
は約千色の階調表示が可能になる。
【0019】なお上述の説明では周期的に電位を変動す
る信号源としてのこぎり波を用いたがこれは例えば他の
ランプ波形(ramp:単純に増加または減少する波
形)や正弦波、もしくは複数の連続矩形パルスの波高値
を連続的に変化させたものなどであってもよい。
る信号源としてのこぎり波を用いたがこれは例えば他の
ランプ波形(ramp:単純に増加または減少する波
形)や正弦波、もしくは複数の連続矩形パルスの波高値
を連続的に変化させたものなどであってもよい。
【0020】またスイッチング素子としてMOSFET
を用いたがバイポーラ型トランジスタなど他のスイッチ
ング素子でもよい。
を用いたがバイポーラ型トランジスタなど他のスイッチ
ング素子でもよい。
【0021】以上のように本発明の階調表示方式は、電
位を高精度で制御できるため、例えば、厚さ11mmの
ガラス基板上にITO膜を約150nmスパッタ形成
し、その上に日立化成社製のポリイミド系配向膜LQ−
1802を約20nmを塗布して焼成したものにナイロ
ン布でラビング処理し、径が1.1μmのビーズスぺー
サーを散布し、基板の周囲をエポキシ系のシール剤で封
止し硬化させた後、表1に示す性質のピリミジン系液晶
材を注入した液晶セルを2V程度の低電圧領域で駆動し
た時に画素内で発生する反転ドメインの数を主として制
御する階調表示素子のように、パルス幅よりパルス振幅
が支配的に影響を与える液晶素子に対して特に効果があ
るが、前述の液晶セルを20V程度の高電圧領域で駆動
した時の画素内の透過率のようにパルス振幅と同程度に
パルス幅の影響を受ける液晶素子にも利用できる。
位を高精度で制御できるため、例えば、厚さ11mmの
ガラス基板上にITO膜を約150nmスパッタ形成
し、その上に日立化成社製のポリイミド系配向膜LQ−
1802を約20nmを塗布して焼成したものにナイロ
ン布でラビング処理し、径が1.1μmのビーズスぺー
サーを散布し、基板の周囲をエポキシ系のシール剤で封
止し硬化させた後、表1に示す性質のピリミジン系液晶
材を注入した液晶セルを2V程度の低電圧領域で駆動し
た時に画素内で発生する反転ドメインの数を主として制
御する階調表示素子のように、パルス幅よりパルス振幅
が支配的に影響を与える液晶素子に対して特に効果があ
るが、前述の液晶セルを20V程度の高電圧領域で駆動
した時の画素内の透過率のようにパルス振幅と同程度に
パルス幅の影響を受ける液晶素子にも利用できる。
【0022】
【表1】
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係る液晶表示装
置の構成を示す。この液晶表示装置は、走査電極201
と情報電極202とで構成したマトリックス電極を有す
る液晶表示部101、走査信号を走査電極201を介し
て液晶に印加する走査信号出力回路群102、情報信号
を情報電極202を介して液晶に印加する情報信号出力
回路群103、走査信号制御回路104、情報信号制御
回路106、および駆動制御回路105を備える。走査
電極201と情報電極202との間には、強誘電性液晶
が配置されている。107はグラフィックコントローラ
であり、ここから送出されるデータは駆動制御回路10
5を通して走査信号制御回路104と情報信号制御回路
106に入力され、それぞれアドレスデータと階調表示
データに変換される。そして、このアドレスデータに従
って走査信号出力回路群102が走査信号を発生し液晶
表示部101の走査電極201に印加する。また、階調
表示データに従って情報信号出力回路群103が情報信
号を発生し液晶表示部101の情報電極202に印加す
る。
置の構成を示す。この液晶表示装置は、走査電極201
と情報電極202とで構成したマトリックス電極を有す
る液晶表示部101、走査信号を走査電極201を介し
て液晶に印加する走査信号出力回路群102、情報信号
を情報電極202を介して液晶に印加する情報信号出力
回路群103、走査信号制御回路104、情報信号制御
回路106、および駆動制御回路105を備える。走査
電極201と情報電極202との間には、強誘電性液晶
が配置されている。107はグラフィックコントローラ
であり、ここから送出されるデータは駆動制御回路10
5を通して走査信号制御回路104と情報信号制御回路
106に入力され、それぞれアドレスデータと階調表示
データに変換される。そして、このアドレスデータに従
って走査信号出力回路群102が走査信号を発生し液晶
表示部101の走査電極201に印加する。また、階調
表示データに従って情報信号出力回路群103が情報信
号を発生し液晶表示部101の情報電極202に印加す
る。
【0024】図2は液晶表示部101の部分的な断面図
である。同図において203はアナライザとなる偏光
子、204はポラライザとなる偏光子であり、これらは
互いにクロスニコルで配置されている。205と206
はガラス基板、207と208は絶縁膜、209と21
0は配向膜、211は強誘電性液晶、212はシール部
材である。
である。同図において203はアナライザとなる偏光
子、204はポラライザとなる偏光子であり、これらは
互いにクロスニコルで配置されている。205と206
はガラス基板、207と208は絶縁膜、209と21
0は配向膜、211は強誘電性液晶、212はシール部
材である。
【0025】図3は、図1の液晶表示装置に置ける駆動
波形を示す。同図中、(a)は走査信号出力回路群10
2の1つの走査信号出力回路が出力する走査選択信号波
形、(b)は情報信号出力回路群103の1つの情報信
号出力回路が階調信号に応じて出力する情報信号波形で
ある。この情報信号波形は部分的なランプ波形(ram
p)を有する。図3(c)は上記の走査選択信号と波形
情報信号波形の合成信号波形である。この合成信号波形
が1つの走査電極と1つの情報電極との間、すなわち液
晶表示部101においてそれらの走査電極と情報電極の
交点に形成される1つの画素に印加される。図3
(d)、(e)および(f)はそれぞれ、階調度0%、
50%および100%に相当する情報信号波形である。
波形を示す。同図中、(a)は走査信号出力回路群10
2の1つの走査信号出力回路が出力する走査選択信号波
形、(b)は情報信号出力回路群103の1つの情報信
号出力回路が階調信号に応じて出力する情報信号波形で
ある。この情報信号波形は部分的なランプ波形(ram
p)を有する。図3(c)は上記の走査選択信号と波形
情報信号波形の合成信号波形である。この合成信号波形
が1つの走査電極と1つの情報電極との間、すなわち液
晶表示部101においてそれらの走査電極と情報電極の
交点に形成される1つの画素に印加される。図3
(d)、(e)および(f)はそれぞれ、階調度0%、
50%および100%に相当する情報信号波形である。
【0026】情報信号波形の形成法を、情報信号出力回
路群103の部分的な模式拡大図である図4と、出力回
路内の各信号のタイミングチャートである図5を用いて
説明する。
路群103の部分的な模式拡大図である図4と、出力回
路内の各信号のタイミングチャートである図5を用いて
説明する。
【0027】図4に示すように、1つの出力回路401
に2つの信号源SS1と信号源SS2を接続し、階調信
号に応じタイミング回路402が生成するタイミング信
号でトランジスタTR1,TR2を制御し、出力端Ou
tから情報信号波形を出力する。各出力回路401の出
力端Outはそれぞれ対応する情報電極202(図1)
に接続されており、各出力回路401から出力される情
報信号波形は各情報電極に印加される。
に2つの信号源SS1と信号源SS2を接続し、階調信
号に応じタイミング回路402が生成するタイミング信
号でトランジスタTR1,TR2を制御し、出力端Ou
tから情報信号波形を出力する。各出力回路401の出
力端Outはそれぞれ対応する情報電極202(図1)
に接続されており、各出力回路401から出力される情
報信号波形は各情報電極に印加される。
【0028】図5に示すように、信号源SS1の出力は
周期幅が1H、振幅が2Vaのランプ波形であり、信号
源SS2の出力は0Vの定電位である。タイミング信号
T1,T2はトランジスタTR1,TR2のスイッチン
グを制御する信号で、図4のタイミング回路402から
出力される。トランジスタTR1は、タイミング信号T
1が“H”のときオンになり、“L”のときオフとな
る。同様にトランジスタTR2は、タイミング信号2が
“H”のときオンになり、“L”のときオフとなる。
周期幅が1H、振幅が2Vaのランプ波形であり、信号
源SS2の出力は0Vの定電位である。タイミング信号
T1,T2はトランジスタTR1,TR2のスイッチン
グを制御する信号で、図4のタイミング回路402から
出力される。トランジスタTR1は、タイミング信号T
1が“H”のときオンになり、“L”のときオフとな
る。同様にトランジスタTR2は、タイミング信号2が
“H”のときオンになり、“L”のときオフとなる。
【0029】図3および図5に示す1Hは信号源SS1
の周期幅であるとともに、情報信号の単位となる期間で
あり、ΔTは1Hの半分の期間で階調を書き込むための
パルスを印加する期間である。
の周期幅であるとともに、情報信号の単位となる期間で
あり、ΔTは1Hの半分の期間で階調を書き込むための
パルスを印加する期間である。
【0030】図8、9および10は、図1の装置におけ
る別の駆動信号波形の例を示す。
る別の駆動信号波形の例を示す。
【0031】図8は、正弦波と余弦波と定電圧との間で
スイッチングを行なうものであり、電位の高い部分がな
だらかであることから、この部分で精度良く電位を制御
することができる。
スイッチングを行なうものであり、電位の高い部分がな
だらかであることから、この部分で精度良く電位を制御
することができる。
【0032】図9は、補助パルス±Vbを加えた波形
で、クロストークやフリッカを防ぎ、画質を向上させる
効果がある。
で、クロストークやフリッカを防ぎ、画質を向上させる
効果がある。
【0033】図10は、書き込みをΔT1とΔT2の2
つの期間に分けて行なう場合の波形であり、画素内で発
生する反転ドメインの数の制御を容易にする効果があ
る。
つの期間に分けて行なう場合の波形であり、画素内で発
生する反転ドメインの数の制御を容易にする効果があ
る。
【0034】図11は、図9および図10の駆動波形を
形成する出力回路の一例を示す。
形成する出力回路の一例を示す。
【0035】なお、上述の実施例に使用した強誘電性液
晶はピリミジン成分を含み次の表に示す特性を有する。
晶はピリミジン成分を含み次の表に示す特性を有する。
【0036】
【表2】 また、本実施例で用いた駆動波形では、1Hを40〜2
00μSec、ΔT,ΔT1,ΔT2を20〜50μS
ec、V1,V2を5〜20V、そしてVa,Vb,V
3,V4を2〜7Vの範囲で設定した。
00μSec、ΔT,ΔT1,ΔT2を20〜50μS
ec、V1,V2を5〜20V、そしてVa,Vb,V
3,V4を2〜7Vの範囲で設定した。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、印加電位を連続的に変化させる期間を信号波形中に
設け、その期間の長さを調節することにより印加波形内
の最大電位を制御した結果、従来の電位制御法に比べ高
度な制御をすることができた。
は、印加電位を連続的に変化させる期間を信号波形中に
設け、その期間の長さを調節することにより印加波形内
の最大電位を制御した結果、従来の電位制御法に比べ高
度な制御をすることができた。
【図1】 本発明の一実施例に係る液晶表示装置のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】 図1における液晶表示部の断面図である。
【図3】 図1の装置における駆動波形図である。
【図4】 図1における出力回路群の部分拡大図であ
る。
る。
【図5】 出力回路内のタイミングチャートである。
【図6】 本発明を説明するための出力回路の回路図で
ある。
ある。
【図7】 本発明を説明するためのタイミングチャート
である。
である。
【図8〜10】 それぞれ図1の装置における駆動波形
の他の例を示す波形図である。
の他の例を示す波形図である。
【図11】 図9または図10の駆動波形を形成するた
めの出力回路の一例を示す回路図である。
めの出力回路の一例を示す回路図である。
【図12】 従来の液晶セルの断面図および模式的平面
図である。
図である。
【図13,14】 従来の階調表示の説明図である。
【図15】 従来の出力回路の回路図である。
101:液晶表示部、102:走査信号出力回路群、1
03:情報信号出力回路群、104:走査信号制御回
路、105:駆動制御回路、106:情報信号制御回
路、107:グラフィックコントローラ、201:走査
電極、202:情報電極、203:アナライザ、20
4:ポラライザ、205,206:ガラス基板、20
7,208:絶縁膜、209,210:配向膜、21
1:強誘電性液晶、212:シール部材、401:出力
回路、402:タイミング回路、Out:出力端、SS
1,SS2:信号源、TR1,TR2:トランジスタ。
03:情報信号出力回路群、104:走査信号制御回
路、105:駆動制御回路、106:情報信号制御回
路、107:グラフィックコントローラ、201:走査
電極、202:情報電極、203:アナライザ、20
4:ポラライザ、205,206:ガラス基板、20
7,208:絶縁膜、209,210:配向膜、21
1:強誘電性液晶、212:シール部材、401:出力
回路、402:タイミング回路、Out:出力端、SS
1,SS2:信号源、TR1,TR2:トランジスタ。
Claims (5)
- 【請求項1】 走査電極群およびこれに対向して交差す
る情報電極群とで構成されたマトリクス電極と、 該電極群間に配置され該電極群を介して印加される電界
により駆動される液晶と、 前記電極群への印加電位が連続的に変化する期間を含み
該期間の長さが階調情報に応じて調節される信号波形に
より前記液晶を駆動する駆動手段とを具備することを特
徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記印加電位が連続的に変化する期間
は、該印加電位が単調増加または単調減少する請求項1
記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記連続的に変化する期間を有する印加
電位が、前記情報電極に印加される情報信号波形に含ま
れる請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記液晶が強誘電性液晶である請求項1
記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記駆動手段は、水平走査期間を単位と
して周期的に電位を変動する信号源と一定の電圧を供給
する定電圧源を含む複数の信号源と、これらの各信号源
を選択的に出力端に接続するスイッチング手段と、前記
階調信号に応じて該スイッチング手段における信号選択
のタイミングを調節する手段とを具備する請求項1記載
の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066492A JPH0634944A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066492A JPH0634944A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634944A true JPH0634944A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16593067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21066492A Pending JPH0634944A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634944A (ja) |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP21066492A patent/JPH0634944A/ja active Pending
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