JPH06350353A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH06350353A
JPH06350353A JP5166313A JP16631393A JPH06350353A JP H06350353 A JPH06350353 A JP H06350353A JP 5166313 A JP5166313 A JP 5166313A JP 16631393 A JP16631393 A JP 16631393A JP H06350353 A JPH06350353 A JP H06350353A
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JP
Japan
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amplifier circuit
fet
drive
drain
gate
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Withdrawn
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JP5166313A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kayama
聡 香山
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MESFETからなる高利得の増幅回路を実
現する。この結果、メモリ集積回路装置のセンスアンプ
等の素子数を削減し、その低コスト化を図る。 【構成】 メモリ集積回路装置のセンスアンプ等を構成
するインバータ型増幅回路を、そのゲートに負電位のバ
イアス電圧Vgbによってバイアスされた入力信号Vi
nを受けサブスレッショルド領域で動作する駆動FET
Q2と、そのソースがダイオードD1を介して駆動FE
TQ2のドレインに結合されそのゲートが直接駆動FE
TQ2のドレインに結合されることでサブスレッショル
ド領域で動作する負荷FETQ1とを基本に構成する。
これにより、駆動FETQ1のドレイン電流を入力信号
Vinつまりそのゲートソース間電圧に対して指数関数
的に変化させることができるとともに、このドレイン電
流の対数的な変化に対して負荷FETQ1のドレインソ
ース間電圧をほぼ線形に変化させ、結果的に駆動FET
Q2のドレイン側における出力信号Voutaの電位を
入力信号Vinに対してほぼ線形に変化させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、増幅回路に関し、例
えば、MOSFET(Metal Oxide Sem
iconductor Field Effect T
ransistor:金属酸化物半導体型電界効果トラ
ンジスタ)等の絶縁ゲート型電界効果トランジスタある
いはガリウム砒素(GaAs)等の金属化合物半導体か
らなるMESFET(Metal Semicondu
ctor Field Effect Transis
tor)を基本構成とするメモリ集積回路装置等のセン
スアンプに利用して特に有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】MOSFET又はMESFETを基本構
成とするメモリ集積回路装置がある。また、このような
メモリ集積回路装置のセンスアンプ等に用いられ、その
ゲートに入力信号を受ける駆動FETとそのドレイン側
に設けられる負荷抵抗又は負荷FETとを含むいわゆる
インバータ型増幅回路がある。
【0003】インバータ型増幅回路については、例え
ば、1979年、コロナ社発行の『集積回路工学
(2)』第138頁〜第139頁等に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記インバータ型増幅
回路は、図10又は図11に例示されるように、そのゲ
ートに入力信号Vinを受ける駆動FETQ50と、こ
の駆動FETのドレイン側に設けられる負荷抵抗R5又
は負荷FETQ51とを含む。周知のように、これらの
インバータ型増幅回路の電圧増幅度Avは、図10の場
合において、 Av=−gmR5 となり、図11の場合において、 Av=−{(W51/L51)/(W50/L50)}1/2 となるが、いずれの場合においてもその値はせいぜい3
ないし10倍つまり10ないし20dB(デシベル)程
度の小さなものとなる。したがって、大きな利得を得る
ためには複数個のインバータ型増幅回路を直列結合せざ
るを得ず、これによってセンスアンプ等の素子数が増大
する。なお、上式において、gmは駆動FETQ50の
コンダクタンスであり、W50及びW51ならびにL50及び
51は、それぞれ駆動FETQ50及び負荷FETQ5
1のゲート幅及びゲート長を表す。また、{(W51/L
51)/(W50/L50)}1/2 は、(W51/L51)/(W
50/L50)の平方根を表す。以下の数式においても同様
である。
【0005】この発明の目的は、MOSFET又はME
SFETからなる高利得の増幅回路を実現することにあ
る。この発明の他の目的は、メモリ集積回路装置のセン
スアンプ等の素子数を削減し、その低コスト化を図るこ
とにある。
【0006】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、メモリ集積回路装置等のセン
スアンプを構成するインバータ型増幅回路を、そのゲー
トに入力信号を受けサブスレッショルド領域で動作する
駆動FETと、そのソースがダイオードを介して駆動F
ETのドレインに結合されそのゲートが直接駆動FET
のドレインに結合されることでサブスレッショルド領域
で動作する負荷FETとを基本に構成する。また、この
ようなインバータ型増幅回路の入力側に、駆動FETの
ゲートにサブスレッショルド領域で動作させるための所
定のバイアス電圧を与えつつ入力信号を伝達する入力バ
ッファを設け、その出力側に、比較的大きな駆動能力を
有し駆動FETのドレイン電圧を後段回路に伝達する出
力バッファを設ける。さらに、このような一対のインバ
ータ型増幅回路を差動結合することによって差動増幅回
路を構成し、インバータ型増幅回路の入力ノード及び出
力ノード間に帰還抵抗を設けることによっていわゆるト
ランスインピーダンス型増幅回路を構成する。
【0008】
【作用】上記手段によれば、駆動FETのドレイン電流
を入力信号つまりそのゲートソース間電圧に対して指数
関数的に変化させることができるとともに、このドレイ
ン電流の対数的な変化に対して負荷FETのドレインソ
ース間電圧をほぼ線形に変化させ、結果的に駆動FET
のドレイン側における出力信号の電位を入力信号に対し
てほぼ線形変化させることができる。これにより、単一
構造をもって比較的大きな利得を有するインバータ型増
幅回路を実現できるため、メモリ集積回路装置のセンス
アンプ等の素子数を削減し、その低コスト化を図ること
ができる。一方、インバータ型増幅回路の入力側に入力
バッファを設けることで、駆動FETをサブスレッショ
ルド動作させるためのバイアス電圧の供与と入力信号の
伝達とを同時に実現し、その出力側に出力バッファを設
けることで、サブスレッショルド動作する駆動FETの
駆動能力を拡大し、増幅回路の駆動能力を高めることが
できる。さらに、このようなインバータ型増幅回路をも
とに、高利得の差動増幅回路又はトランスインピーダン
ス型増幅回路を構成できる。
【0009】
【実施例】図1には、この発明が適用されたインバータ
型増幅回路の一実施例の基本回路図が示されている。ま
た、図2には、図1のインバータ型増幅回路の一実施例
の電流電圧特性図が示され、図3には、その一実施例の
入出力特性図が示されている。これらの図をもとに、こ
の実施例のインバータ型増幅回路の基本的構成及び動作
ならびにその特徴について説明する。なお、この実施例
のインバータ型増幅回路は、特に制限されないが、後述
する応用例の形をもって、MESFETを基本構成とす
るメモリ集積回路装置のセンスアンプとして機能する。
図1の各回路素子は、メモリ集積回路装置の図示されな
い他の回路素子とともに、ガリウム砒素等の金属化合物
半導体からなる1個の半導体基板上に形成される。以下
の実施例において、図示されるMESFETは、特に制
限されないが、すべてデプレッション型のNチャンネル
MESFETである。
【0010】図1において、この実施例のインバータ型
増幅回路は、駆動FETQ2とこの駆動FETのドレイ
ン側に設けられる負荷FETQ1とを含む。このうち、
駆動FETQ2のソースは接地電位Vssに結合され、
そのゲートには、所定のバイアス電圧Vgbによってバ
イアスされた入力信号Vinが供給される。一方、負荷
FETQ1のドレインは電源電圧Vddに結合され、そ
のソースは、ショットキーバリアダイオードD1(第1
のダイオード)のアノードに結合される。このダイオー
ドD1のカソードは、駆動FETQ2のドレインに結合
され、負荷FETQ1のゲートは、ダイオードD1のカ
ソードつまり駆動FETQ2のドレインに結合される。
駆動FETQ1のドレインつまりダイオードD1のカソ
ードにおける電位は出力信号Voutaとされ、負荷F
ETQ1のソースつまりダイオードD1のアノードにお
ける電位は出力信号Voutbとされる。
【0011】この実施例において、駆動FETQ2のゲ
ートに与えられるバイアス電圧Vgbは、その絶対値が
駆動FETQ2のしきい値電圧より大きくかつ駆動FE
TQ2を完全なオフ状態とはしない所定の負電位とされ
る。このため、駆動FETQ2は、ウィークリーなオン
状態となり、いわゆるサブスレッショルド領域で動作す
るものとされる。周知のように、サブスレッショルド領
域で動作する駆動FETQ2のドレイン電流つまりサブ
スレッショルド電流Idsは、そのドレインソース間電
圧Vdsを一定とするとき、次の数式1により表され
る。
【数1】 Ids=IdsoWgexp{q(Vgs−Vth)/NskT} ここで、Vthは、駆動FETQ2のしきい値電圧であ
り、Wgはそのゲート幅、Vgsはそのゲートソース間
電圧である。また、Idsoは、駆動FETQ2にしき
い値電圧Vthに相当するゲートソース間電圧Vgsが
与えられるときのドレイン電流であり、Nsは比例係数
である。さらに、expは指数関数を表し、qは素電荷
量、kはボルツマン定数、Tは絶対温度である。
【0012】一方、サブスレッショルド領域で動作する
駆動FETQ2のドレイン電流は、図2に例示されるよ
うに、その対数値logIdsを縦軸にとりドレインソ
ース間電圧Vdsを横軸にとるとき、所定の範囲内にお
いてほぼ線形つまり直線に近い右上がりの曲線を描き、
その絶対値は、上記数式1から明らかなように、ゲート
ソース間電圧Vgsの絶対値に反比例して等間隔で大き
くなる。
【0013】次に、ダイオードD1の順方向電流Id
は、次の数式2で表される。
【数2】 Id=IsWexp(qVD/nkT) ここで、Isは、ダイオードD1の逆方向飽和電流であ
り、Wはその電極幅、VDはその順方向電圧、nはその
理想因子と呼ばれる比例係数である。
【0014】言うまでもなく、駆動FETQ2のサブス
レッシホルド電流IdsとダイオードD1の順方向電流
Idは一致し、 Ids=Id なる関係にある。したがって、ダイオードD1の順方向
電圧VDは、上記数式1及び数式2から、
【数3】 VD={nNskT/q(n+Ns)}ln(IdsoWg/IsW) −nVth/(n+Ns) となり、駆動FETQ1のゲートソース電圧Vgsによ
らないほぼ一定な値となって、この順方向電圧VDを絶
対値とする負電位−VDが負荷FETQ1のゲートソー
ス間電圧Vgsとして印加される。なお、数式3におい
て、ln(IdsoWg/IsW)は、IdsoWg/
IsWの自然対数値を表す。
【0015】この実施例において、上記数式3により得
られるダイオードD1の順方向電圧VDは、負荷FET
Q1のしきい値電圧Vthの絶対値より大きくかつ負荷
FETQ1を完全なオフ状態とはしない所定の値とされ
る。このため、負荷FETQ1は、ウィークリーなオン
状態となり、やはりサブスレッショルド領域で動作する
ものとされる。したがって、負荷FETQ1のドレイン
電流とダイオードD1の順方向電圧VDを含むドレイン
ソース電圧Vdsとの関係は、図2に例示されるよう
に、駆動FETQ2の場合とは対称的な右下がりの負荷
曲線を描くものとなる。このことは、駆動FETQ2の
ゲートソース電圧Vgsの中心値つまりバイアス電圧V
gbを例えば−0.36Vとして駆動FETQ2の動作
点を図2のP点に設定した場合、まずそのドレイン電流
つまりサブスレッショルド電流Idsがゲートソース間
電圧Vgsに対して指数関数的に変化するとともに、こ
のドレイン電流の対数的な変化に対して負荷FETQ1
のドレインソース間電圧Vdsが線形変化することを示
すものであって、結果的には、図3に例示されるよう
に、駆動FETQ2のドレインにおける出力信号Vou
taの電位が、入力信号つまりはバイアス電圧Vgbと
入力信号Vinの和として得られるゲートソース電圧V
gsに対して線形変化することを示すものである。
【0016】ところで、この実施例のインバータ型増幅
回路のP点における電圧利得は、例えば駆動FETQ2
及び負荷FETQ1のゲート長及びゲート幅ならびにダ
イオードD1の電極長及び電極幅をそれぞれ1.5μm
(マイクロメートル)及び50μmとするとき、30倍
つまり30dB程度の大きなものとなる。この結果、M
ESFETからなりかつ単一構造をもって比較的大きな
利得を有するインバータ型増幅回路を実現できるため、
メモリ集積回路装置のセンスアンプ等の素子数を削減
し、その低コスト化を図ることができるものである。な
お、インバータ型増幅回路の利得は、例えば駆動FET
Q2のゲート幅を負荷FETQ1のゲート幅より大きく
することで、さらに大きくすることが可能である。ま
た、ダイオードD1のアノード電位として得られる出力
信号Voutbが、 Voutb=Vouta+VD となることは言うまでもない。
【0017】図4には、この発明が適用されたインバー
タ型増幅回路の第2の実施例の基本回路図が示されてい
る。同図をもとに、この発明が適用されたインバータ型
増幅回路のもう一つの実施例の基本的構成及び動作なら
びにその特徴について説明する。なお、この実施例のイ
ンバータ型増幅回路は、前記図1の実施例を基本的に踏
襲するものであるため、これと異なる部分について説明
を追加する。
【0018】図4において、この実施例のインバータ型
増幅回路は、そのアノードが駆動FETQ2のソースに
結合されるダイオードD2(第2のダイオード)を含
む。このダイオードD2のカソードは、接地電位Vss
に結合される。
【0019】この実施例において、ダイオードD2は、
負荷FETQ1のソースと駆動FETQ2のドレインと
の間に設けられるダイオードD1と同一の特性を持つべ
く設計される。また、駆動FETQ2のゲートには、そ
の基準電位を接地電位Vssとする入力信号Vinが供
給される。これにより、駆動FETQ2は、そのゲート
にダイオードD2の順方向電圧を絶対値とする負電位を
受ける形となり、サブスレッショルド領域で動作する。
【0020】つまり、この実施例の場合、駆動FETQ
2は、そのソース側にダイオードD2が設けられること
で、特定のバイアス電圧を必要とすることなくサブスレ
ッショルド動作するものとなり、これによってインバー
タ型増幅回路の構成を簡素化することができる。また、
前述のように、ダイオードD2はダイオードD1と同一
の特性を持つべく設計されるため、図2に示した駆動F
ETQ2としての電流電圧特性は負荷FETQ1として
の電流電圧特性に近づき、これによってインバータ型増
幅回路の線形性を高めることができるものとなる。
【0021】図5には、図1のインバータ型増幅回路を
応用した増幅回路の第1の実施例の回路図が示されてい
る。同図をもとに、図1のインバータ型増幅回路の第1
の応用例について説明する。なお、以下の応用例として
掲げられる増幅回路は、特に制限されないが、MESF
ETを基本構成とするメモリ集積回路装置に含まれ、そ
のセンスアンプとして作用する。
【0022】図5において、この実施例の増幅回路は、
そのゲートに入力信号Vinを受けるFETQ3を含
む。このFETQ3のドレインは、FETQ2を介して
電源電圧Vddに結合され、そのソースは、3個のFE
TQ4〜Q6を介して接地電位Vssに結合される。こ
のうち、FETQ2及びQ6のゲートは、そのソースに
それぞれ共通結合され、FETQ4及びQ5のゲート
は、そのドレインにそれぞれ共通結合される。これによ
り、FETQ2及びQ6は定電流源として作用し、その
コンダクタンス定数をKとするとき、
【数4】Id=KVth2 なるドレイン電流Idを流す。
【0023】一方、FETQ4及びQ5は、そのゲート
及びドレインが共通結合されることで言わばダイオード
形態とされ、そのドレインソース間電圧Vdsは、その
ドレイン電流をIdとしそのコンダクタンス定数をK'
とするとき、
【数5】 Vds=Vth+(Vth2 +2Id/K' )1/2 となる。上記数式4に示されるように、FETQ4及び
Q5のドレイン電流Idは、定電流源であるFETQ2
及びQ6によって得られ、 Id=KVth2 とされる。したがって、上記数式5は、 Vds=Vth+(Vth2 +2Vth2 K/K' )1/2 となるが、FETQ4及びQ5のしきい値電圧Vthが
負の値であることを考慮し、FETQ2及びQ6のコン
ダクタンス定数Kを、 K=1.5K' とすべく設計することで、 Vds=Vth となるように設定することができる。
【0024】この実施例の増幅回路は、さらに、そのゲ
ートがFETQ5のソースつまり内部ノードnbに結合
される駆動FETQ9を含む。この駆動FETQ9のド
レインつまり内部ノードncは、負荷FETQ8及びダ
イオードD3を介して電源電圧Vddに結合され、その
ソースつまり内部ノードndは、3個のFETQ10〜
Q12を介して接地電位Vssに結合されるとともに、
FETQ7を介して電源電圧Vddに結合される。負荷
FETQ8のゲートは、ダイオードD3のカソードつま
り駆動FETQ9のドレインに結合される。また、FE
TQ7及びQ12のゲートは、そのソースにそれぞれ共
通結合され、FETQ10及びQ11のゲートは、その
ドレインにそれぞれ共通結合される。これにより、FE
TQ7及びQ12はともに定電流源として作用し、FE
TQ10及びQ11はともにダイオード形態とされて、
内部ノードndにおける電位とFETQ3のソースつま
り内部ノードnaにおける電位とを一致させるべく作用
する。
【0025】前述のように、駆動FET9のゲートは内
部ノードnbに結合され、FETQ4及びQ5のドレイ
ンソース間電圧Vdsつまりレベルシフト電圧は、とも
に、 Vds=Vth とされる。このため、駆動FETQ9のゲートソース電
圧Vgsつまり内部ノードnbと内部ノードna及びn
dとの間の直流電位は、 Vgs=−2Vth となる。これにより、FETQ2〜Q6は、駆動FET
Q9のゲートに上式のゲートソース間電圧Vgsに相当
する負電位のバイアス電圧を与えつつ入力信号Vinを
伝達する入力バッファとして作用するものとなる。ま
た、駆動FETQ9は、そのゲートに負電位のバイアス
電圧が与えられることでサブスレッショルド領域で動作
し、図1の駆動FETQ2に対応するものとなる。さら
に、負荷FETQ8は、そのゲートにダイオードD3の
順方向電圧に相当する負電位のゲートソース間電圧が与
えられることで同様にサブスレッショルド領域で動作
し、図1の負荷FETQ1に対応するものとなる。
【0026】駆動FETQ9のドレインつまり内部ノー
ドncは、出力バッファを構成するFETQ14のゲー
トに結合される。このFETQ14のドレインは、FE
TQ13を介して電源電圧Vddに結合され、そのソー
スは、ダイオードD4及びFETQ15を介して接地電
位Vssに結合される。FETQ13及びQ15のゲー
トは、そのソースにそれぞれ共通結合される。また、ダ
イオードD4のカソードつまりFETQ15のドレイン
は増幅回路の出力ノードVoutに結合され、その電位
は、この実施例の増幅回路の出力信号Voutとしてメ
モリ集積回路装置の図示されない後段回路に供給され
る。これにより、FETQ13及びQ15は、定電流源
として作用し、特にFETQ15は、FETQ14に対
する定電流源負荷として作用する。また、ダイオードD
4は、出力ノードVoutにおける出力信号の直流電位
をその順方向電圧分だけシフトとする。
【0027】この実施例において、増幅回路の中心とな
る駆動FETQ9はサブスレッショルド領域で動作する
ため、その実質的な駆動能力は比較的小さなものとされ
る。ところが、この実施例では、FETQ13〜Q15
ならびにダイオードD4からなる出力バッファが比較的
大きな駆動能力を持つべく設計され、これによって増幅
回路としての駆動能力が高められるものとなる。
【0028】図6には、図1のインバータ型増幅回路を
応用した増幅回路の第2の実施例の回路図が示されてい
る。同図をもとに、図1のインバータ型増幅回路の第2
の応用例について説明する。なお、この実施例は、前記
図5の実施例を基本的に踏襲するものであるため、これ
と異なる部分についてのみ説明を追加する。
【0029】図6において、この実施例の増幅回路は、
その入力ノードつまりFETQ3のゲートとその出力ノ
ードVoutとの間に設けられる帰還抵抗R1を含み、
いわゆるトランスインピーダンス型増幅回路として機能
する。
【0030】この実施例において、駆動FETQ9のソ
ースつまり内部ノードndは、FETQ3のソースつま
り内部ノードnaに直接結合されるとともに、FETQ
16及びダイオードD5を介して接地電位Vssに結合
される。また、FETQ16のゲートは、ダイオードD
5のカソードつまり接地電位Vssに結合されるととも
に、FETQ16及びダイオードD5は、負荷FETQ
8及びダイオードD3とそれぞれ同一サイズで形成され
る。これにより、FETQ16は、負電位のゲートソー
ス間電圧を受けてサブスレッショルド領域で動作し、負
荷FETQ8と同一のドレイン電流を流すべく作用す
る。この結果、駆動FETQ9のドレイン電流が内部ノ
ードnd及びnaからFETQ6に流れ込むのを防止
し、駆動FETQ9のゲートに安定したバイアス電圧を
与えることができる。なお、駆動FETQ9のドレイン
電流がFETQ6のドレイン電流に比べて無視できる程
度に小さい場合、FET16及びダイオードD5は省略
することができる。
【0031】図7には、図1のインバータ型増幅回路を
応用した増幅回路の第3の実施例の回路図が示されてい
る。同図をもとに、図1のインバータ型増幅回路の第3
の応用例について説明する。なお、この実施例の増幅回
路は、前記図5及び図6の実施例を基本的に踏襲するも
のであるため、これらの実施例と異なる部分についての
み説明を追加する。
【0032】図7において、この実施例の増幅回路は、
そのソースが共通結合される3個の駆動FETQ17な
いしQ19を含む。これらの駆動FETの共通結合され
たソースは、入力バッファを構成するFETQ3のソー
スつまり内部ノードnaに結合されるとともに、図6の
FETQ16及びダイオードD5に対応するFETQ2
0及びダイオードD6を介して接地電位Vssに結合さ
れる。
【0033】駆動FETQ18のドレインつまり内部ノ
ードneは、負荷FETQ8及びダイオードD3を介し
て電源電圧Vddに結合される。また、駆動FETQ1
7のドレインは、インダクタンスL2を介して駆動FE
TQ18のドレインに結合されるとともに、インダクタ
ンスL1及び抵抗R3ならびにキャパシタC1を介して
接地電位Vssに結合される。さらに、駆動FETQ1
9のドレインは、インダクタンスL3を介して駆動FE
TQ18のドレインに結合されるとともに、キャパシタ
C3を介して増幅回路の出力ノードVoutに結合され
る。
【0034】一方、駆動FETQ17のゲートは、抵抗
R2及びインダクタンスL4を介して入力バッファを構
成するFETQ6のドレインつまり内部ノードnbに結
合され、駆動FETQ18のゲートは、インダクタンス
L5を介して駆動FETQ17のゲートに結合される。
また、駆動FETQ19のゲートは、インダクタンスL
6を介して駆動FETQ18のゲートに結合されるとと
もに、抵抗R4及びキャパシタC2を介して接地電位V
ssに結合される。
【0035】これらの結果、駆動FETQ17ないしQ
19は、サブスレッショルド領域で動作し、いわゆる3
段構造の進行波増幅回路を構成する。周知のように、進
行波増幅回路では、駆動FETQ17ないしQ19の出
力が同一位相差をもって合成されるため、この実施例の
増幅回路は広帯域増幅回路として機能する。なお、イン
ダクタンスL1〜L6は、特に制限されないが、金属配
線層が蛇行配置されてなるいわゆるマイクロストリップ
線路により実現される。
【0036】図8には、この発明が適用された差動増幅
回路の一実施例の基本回路図が示されている。同図によ
り、この実施例の差動増幅回路の基本的構成及び動作な
らびにその特徴について説明する。なお、この実施例の
差動増幅回路は、特に制限されないが、後述する応用例
の形をもって、MESFETを基本構成とするメモリ集
積回路装置のセンスアンプとして機能する。また、この
実施例は、前記図1ないし図7の実施例を基本的に踏襲
するものであるため、これらの実施例と異なる部分につ
いてのみ説明を追加する。
【0037】図8において、この実施例の差動増幅回路
は、そのソースが共通結合される一対の駆動FETQ2
3及びQ24を含む。これらの駆動FETの共通結合さ
れたソースつまり内部ノードnfは、FETQ25及び
ダイオードD9を介して接地電位Vssに結合される。
FETQ25のゲートは、ダイオードD9のカソードつ
まり接地電位Vssに結合される。これにより、FET
Q25は、サブスレッショルド領域で動作し、ダイオー
ドD9とともに定電流源を構成する。
【0038】駆動FETQ23のゲートには、バイアス
電圧Vgbによってバイアスされた非反転入力信号Vi
nPが供給される。また、そのドレインは、負荷FET
Q21及びダイオードD7を介して電源電圧Vddに結
合されるとともに、差動増幅回路の反転出力ノードVo
utNに結合される。同様に、駆動FETQ24のゲー
トには、バイアス電圧Vgbによってバイアスされた反
転入力信号VinNが供給される。また、そのドレイン
は、負荷FETQ22及びダイオードD8を介して電源
電圧Vddに結合されるとともに、差動増幅回路の非反
転出力ノードVoutPに結合される。
【0039】この実施例において、バイアス電圧Vgb
は、その絶対値が駆動FET23及びQ24のしきい値
電圧より大きくかつこれらの駆動FETを完全なオフ状
態としないような所定の負電位とされる。また、ダイオ
ードD7及びD8は、その絶対値が負荷FETQ21及
びQ22のしきい値電圧の絶対値より大きくかつこれら
の負荷FETを完全なオフ状態としないような所定の順
方向電圧を持つべく設計される。これにより、駆動FE
TQ23及びQ24は、ともにサブスレッショルド領域
で動作して図1の駆動FETQ2に対応するものとさ
れ、負荷FETQ21及びQ22は、ともにサブスレッ
ショルド領域で動作して図1の負荷FETQ1に対応す
るものとされる。この結果、この実施例の増幅回路はい
わゆる差動増幅回路として機能し、その非反転出力ノー
ドVoutP及び反転出力ノードVoutNには、非反
転入力信号VinP及び反転入力信号VinNの差分に
その電圧利得を乗じた比較的大振幅の差動出力信号が得
られる。
【0040】図9には、図8の差動増幅回路を応用した
増幅回路の一実施例の回路図が示されている。同図によ
り、図8の差動増幅回路の応用例について説明する。な
お、この実施例の増幅回路は、MESFETを基本構成
とするメモリ集積回路装置に含まれ、そのセンスアンプ
として作用する。また、図9に示されるFETQ21〜
Q25ならびにダイオードD7〜D9は、前記図8のF
ETQ21〜Q25ならびにダイオードD7〜D9にそ
れぞれそのまま対応する。
【0041】図9において、この実施例の増幅回路は、
そのゲートに非反転入力信号VinPを受けるFETQ
27と、このFETQ27のドレイン側及びソース側に
それぞれ設けられるFETQ26ならびにFETQ28
〜Q30とを含む。FETQ26及びQ30のゲート
は、そのソースにそれぞれ共通結合され、FETQ28
及びQ29のゲートは、そのドレインにそれぞれ共通結
合される。また、FETQ27のソースつまりFETQ
28のドレインは、差動形態とされる駆動FETQ23
及びQ24の共通結合されたソースに結合され、FET
Q29のソースつまりFETQ30のドレインは、駆動
FETQ23のゲートに結合される。これにより、FE
TQ26ないしQ30は、図5のFETQ2ないしQ6
にそれぞれそのまま対応し、駆動FETQ23のゲート
に所定の負電位のバイアス電圧を与えつつ非反転入力信
号VinPを伝達するための入力バッファを構成する。
駆動FETQ24のゲートには、図示されない前段回路
から所定の負電位によってバイアスされた反転入力信号
VinNが供給される。
【0042】この実施例の差動増幅回路は、さらに、そ
のゲートが駆動FETQ24のドレインつまり駆動FE
T23及びQ24からなる差動回路の非反転出力ノード
niに結合されるFETQ35と、そのゲートが駆動F
ETQ23のドレインつまり上記差動回路の反転出力ノ
ードnhに結合されるFETQ32とを含む。このう
ち、FETQ35のドレインは、電流源を構成するFE
TQ34を介して電源電圧Vddに結合され、そのソー
スは、ダイオードD11を介して差動増幅回路の非反転
出力ノードVoutPに結合される。非反転出力ノード
VoutPは、定電流源負荷となるFETQ37を介し
て接地電位Vssに結合される。同様に、FETQ32
のドレインは、電流源を構成するFETQ31を介して
電源電圧Vddに結合され、そのソースは、ダイオード
D10を介して差動増幅回路の反転出力ノードVout
Nに結合される。反転出力ノードVoutNは、定電流
源負荷となるFETQ33を介して接地電位Vssに結
合される。
【0043】これにより、FETQ31〜Q33及びダ
イオードD10ならびにFETQ34〜Q37及びダイ
オードD11は、図5に示されるFETQ13〜Q15
及びダイオードD4にそれぞれそのまま対応し、一対の
出力バッファを構成する。この結果、差動増幅回路の非
反転出力ノードVoutP及び反転出力ノードVout
Nには、非反転入力信号VinP及び反転入力信号Vi
nNの差分に対応した差動出力信号が得られるととも
に、これらの出力バッファの駆動能力に応じて非反転出
力ノードVoutP及び反転出力ノードVoutNにお
ける差動増幅回路の後段回路に対する駆動能力が高めら
れるものとなる。
【0044】以上の複数の実施例に示されるように、こ
の発明をMESFETを基本構成とするメモリ集積回路
装置のセンスアンプ等に用いられる増幅回路に適用する
ことで、次のような作用効果が得られる。すなわち、 (1)インバータ型増幅回路を、そのゲートに入力信号
を受けサブスレッショルド領域で動作する駆動FET
と、そのソースがダイオードを介して駆動FETのドレ
インに結合されかつそのゲートが直接駆動FETのドレ
インに結合されることでサブスレッショルド領域で動作
する負荷FETとを基本に構成することで、駆動FET
のドレイン電流を入力信号つまりそのゲートソース間電
圧に対して指数関数的に変化させることができるととも
に、このドレイン電流の対数的な変化に対して負荷FE
Tのドレインソース間電圧をほぼ線形に変化させ、結果
的に駆動FETのドレイン側における出力信号の電位を
入力信号に対してほぼ線形に変化させることができると
いう効果が得られる。
【0045】(2)上記(1)項により、単一構造をも
って比較的大きな利得を有するインバータ型増幅回路を
実現できるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項において、インバータ
型増幅回路の入力側に、駆動FETのゲートにサブスレ
ッショルド領域で動作させるための所定のバイアス電圧
を与えつつ入力信号を伝達する入力バッファを設け、そ
の出力側に、比較的大きな駆動能力を有し駆動FETの
ドレイン電圧を後段回路に伝達する出力バッファを設け
ることで、駆動FETをサブスレッショルド動作させる
ためのバイアス電圧の供与と入力信号の伝達とを同時に
実現できるとともに、サブスレッショルド動作する駆動
FETの駆動能力を拡大し、インバータ型増幅回路の駆
動能力を高めることができるという効果が得られる。
【0046】(4)上記(1)項〜(3)項において、
一対のインバータ型増幅回路を差動結合し又はインバー
タ型増幅回路の入力ノード及び出力ノード間に帰還抵抗
を設けることによって、高利得の差動増幅回路又はトラ
ンスインピーダンス型増幅回路を構成できるという効果
が得られる。 (5)上記(1)項〜(4)項により、MESFETを
基本構成とするメモリ集積回路装置のセンスアンプ等の
素子数を削減し、その低コスト化を図ることができると
いう効果が得られる。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図5において、駆動FETQ9のソースは、図6と
同様に、入力バッファを構成するFETQ3のソースつ
まり内部ノードnaに直接結合してもよい。この場合、
FETQ7ならびにQ10〜Q12からなるバイアス回
路は、図6のFETQ16及びダイオードD5からなる
電流源に置き換える必要がある。図5及び図6におい
て、インバータ型増幅回路は、そのソースが駆動FET
Q9のソースに結合される図4のダイオードD2を含む
ことができる。この場合、入力バッファを構成するFE
TQ3のソース側にも同様なダイオードを設ける必要が
ある。
【0048】各実施例において、FETはデプレッショ
ン型であることを必須条件としないし、NチャンネルM
ESFETであることを必須条件ともしない。また、負
荷FET及び駆動FETのソース側に設けられる第1及
び第2のダイオードは、複数のダイオードに置き換える
ことができるし、駆動FET及び負荷FETをサブスレ
ッショルド領域で動作させるための方法も、種々の実施
形態を採りうる。電源電圧Vdd及び接地電位Vss
は、その絶対値を任意に設定できるし、例えばVddを
接地電位としVddを負の電源電圧として入れ換えるこ
ともできる。各増幅回路は、MOSFETを基本に構成
することができるし、駆動FET及び負荷FETを含む
増幅回路の基本部分をMESFETにより構成し、入力
バッファや出力バッファのみをMOSFETによって構
成してもよい。さらに、各実施例における増幅回路の具
体的な構成や実測例として掲げられた電圧及び定数等の
具体的な数値は、これらの実施例による制約を受けな
い。
【0049】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるメモ
リ集積回路装置のセンスアンプとして用いられるインバ
ータ型増幅回路及び差動増幅回路に適用した場合につい
て説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ば、各種のアナログ集積回路装置等の同様な増幅回路に
も適用できる。この発明は、少なくともFETを基本構
成とする増幅回路ならびにこのような増幅回路を含む半
導体装置に広く適用できる。
【0050】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、メモリ集積回路装置等のセ
ンスアンプを構成するインバータ型増幅回路を、そのゲ
ートに入力信号を受けサブスレッショルド領域で動作す
る駆動FETと、そのソースがダイオードを介して駆動
FETのドレインに結合されそのゲートが直接駆動FE
Tのドレインに結合されることでサブスレッショルド領
域で動作する負荷FETとを基本に構成する。また、こ
のようなインバータ型増幅回路の入力側に、駆動FET
のゲートにサブスレッショルド領域で動作させるための
所定のバイアス電圧を与えつつ入力信号を伝達する入力
バッファを設け、その出力側に、比較的大きな駆動能力
を有し駆動FETのドレイン電圧を後段回路に伝達する
出力バッファを設ける。さらに、このような一対のイン
バータ型増幅回路を差動結合することによって差動増幅
回路を構成し、インバータ型増幅回路の入力ノード及び
出力ノード間に帰還抵抗を設けることによっていわゆる
トランスインピーダンス型増幅回路を構成する。これに
より、駆動FETのドレイン電流を入力信号つまりその
ゲートソース間電圧に対して指数関数的に変化させるこ
とができるとともに、このドレイン電流の対数的な変化
に対して負荷FETのドレインソース間電圧をほぼ線形
変化させ、結果的に駆動FETのドレイン側における出
力信号の電位を入力信号に対してほぼ線形変化させるこ
とができる。この結果、単一構造をもって比較的大きな
利得を有するインバータ型増幅回路を実現できるため、
メモリ集積回路装置のセンスアンプ等の素子数を削減
し、その低コスト化を図ることができる。一方、インバ
ータ型増幅回路の入力側に入力バッファを設けること
で、駆動FETをサブスレッショルド動作させるための
バイアス電圧の供与と入力信号の伝達とを同時に実現で
きるとともに、その出力側に出力バッファを設けること
で、サブスレッショルド動作する駆動FETの駆動能力
を拡大することができる。さらに、このようなインバー
タ型増幅回路をもとに、高利得の差動増幅回路を構成
し、あるいはトランスインピーダンス型増幅回路を構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたインバータ型増幅回路の
第1の実施例を示す基本回路図である。
【図2】図1のインバータ型増幅回路の一実施例を示す
電流電圧特性図である。
【図3】図1のインバータ型増幅回路の一実施例を示す
入出力特性図である。
【図4】この発明が適用されたインバータ型増幅回路の
第2の実施例を示す基本回路図である。
【図5】図1のインバータ型増幅回路を応用した増幅回
路の第1の実施例を示す回路図である。
【図6】図1のインバータ型増幅回路を応用した増幅回
路の第2の実施例を示す回路図である。
【図7】図1のインバータ型増幅回路を応用した増幅回
路の第3の実施例を示す回路図である。
【図8】この発明が適用された差動増幅回路の一実施例
を示す基本回路図である。
【図9】図8の差動増幅回路を応用した増幅回路の一実
施例を示す回路図である。
【図10】従来のインバータ型増幅回路の一例を示す回
路図である。
【図11】従来のインバータ型増幅回路の他の一例を示
す回路図である。
【符号の説明】
Q1〜Q37・・・デプレッション型MESFET、Q
50〜Q51・・・エンハンスメント型MESFET、
D1〜D11・・・ショットキーバリアダイオード、R
1〜R5・・・抵抗、L1〜L6・・・インダクタン
ス、C1〜C3・・・キャパシタ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 そのゲートに入力信号を受けサブスレッ
    ショルド領域で動作する駆動FETと、上記駆動FET
    のドレイン側に設けられサブスレッショルド領域で動作
    する負荷FETとを含むことを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 上記負荷FETは、デプレッション型F
    ETであって、上記増幅回路は、そのアノードが上記負
    荷FETのソースに結合されそのカソードが上記負荷F
    ETのゲート及び上記駆動FETのドレインに結合され
    る第1のダイオードを含むものであることを特徴とする
    請求項1の増幅回路。
  3. 【請求項3】 上記駆動FETは、デプレッション型F
    ETであって、上記増幅回路は、そのアノードが上記駆
    動FETのソースに結合される第2のダイオードを含む
    ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2の増
    幅回路。
  4. 【請求項4】 上記増幅回路は、上記駆動FETのゲー
    トにサブスレッショルド領域で動作させるための所定の
    バイアス電圧を与えかつ上記駆動FETのゲートに上記
    入力信号を伝達する入力バッファと、比較的大きな駆動
    能力を有し上記駆動FETのドレイン電圧を後段回路に
    伝達する出力バッファとを含むものであることを特徴と
    する請求項1,請求項2又は請求項3の増幅回路。
  5. 【請求項5】 上記増幅回路は、その入力ノード及び出
    力ノード間に設けられる帰還抵抗を含むトランスインピ
    ーダンス型増幅回路であることを特徴とする請求項1,
    請求項2,請求項3又は請求項4の増幅回路。
  6. 【請求項6】 上記増幅回路は、そのソースが共通結合
    されることで差動形態とされる一対の上記駆動FET
    と、上記一対の駆動FETのドレイン側にそれぞれ設け
    られる一対の上記負荷FETと、上記一対の駆動FET
    の共通結合されたソース側に設けられる定電流源とを含
    む差動増幅回路であることを特徴とする請求項1,請求
    項2,請求項3又は請求項4の増幅回路。
JP5166313A 1993-06-12 1993-06-12 増幅回路 Withdrawn JPH06350353A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055459A (ja) * 2009-08-01 2011-03-17 Semiconductor Technology Academic Research Center サブスレッショルドディジタルcmos回路のための電源電圧制御回路及び制御方法
JP2012060550A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Mitsubishi Electric Corp 電力増幅器
CN111682866A (zh) * 2020-06-24 2020-09-18 天津中科海高微波技术有限公司 新型输出电流可调的GaAs开关驱动电路

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