JPH06351041A - 輝度信号色信号分離装置 - Google Patents
輝度信号色信号分離装置Info
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- JPH06351041A JPH06351041A JP5166169A JP16616993A JPH06351041A JP H06351041 A JPH06351041 A JP H06351041A JP 5166169 A JP5166169 A JP 5166169A JP 16616993 A JP16616993 A JP 16616993A JP H06351041 A JPH06351041 A JP H06351041A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PAL信号においてライン間で高域輝度信号
の位相が反転する場合、着目するラインの前後に位置す
るラインの映像信号を用いて色信号と輝度信号を分離す
ると、クロスカラー出力が大きくなる。この現象を防止
できる輝度信号色信号分離装置を実現すること。 【構成】 処理対象のラインLに対し、LとL+2、L
とL−2、LとL+1,L−1の各映像信号から、夫々
色信号と輝度信号に分離するコムフィルタ307,30
8,309を設ける。相関判定回路306で周波数の高
い色信号の変化が検出されると、混合回路310はコム
フィルタ307,308の出力信号を用いて色信号を生
成する。色信号に変化がない場合は混合回路310はコ
ムフィルタ309を用いて色信号を生成する。
の位相が反転する場合、着目するラインの前後に位置す
るラインの映像信号を用いて色信号と輝度信号を分離す
ると、クロスカラー出力が大きくなる。この現象を防止
できる輝度信号色信号分離装置を実現すること。 【構成】 処理対象のラインLに対し、LとL+2、L
とL−2、LとL+1,L−1の各映像信号から、夫々
色信号と輝度信号に分離するコムフィルタ307,30
8,309を設ける。相関判定回路306で周波数の高
い色信号の変化が検出されると、混合回路310はコム
フィルタ307,308の出力信号を用いて色信号を生
成する。色信号に変化がない場合は混合回路310はコ
ムフィルタ309を用いて色信号を生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンポジットのPAL信
号から輝度信号と色信号を分離する輝度信号色信号分離
装置に関するものである。
号から輝度信号と色信号を分離する輝度信号色信号分離
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はコンポジットのPAL信号から輝
度信号と色信号を分離する従来の輝度信号色信号分離装
置の全体構成を示すブロック図である。図6において、
入力端子101はコンポジットのPAL信号を入力する
端子である。1Hメモリ102,103,104,10
5は夫々入力信号を1水平期間(1H)遅延させるメモ
リであり、入力端子1は1Hメモリ101に接続される
と共に、各1Hメモリ102〜105はこの順序で直列
に縦続接続される。ここで入力端子101に入力される
映像信号をV1とし、1Hメモリ102,103,10
4,105の出力する映像信号を夫々V2,V3,V
4,V5とする。
度信号と色信号を分離する従来の輝度信号色信号分離装
置の全体構成を示すブロック図である。図6において、
入力端子101はコンポジットのPAL信号を入力する
端子である。1Hメモリ102,103,104,10
5は夫々入力信号を1水平期間(1H)遅延させるメモ
リであり、入力端子1は1Hメモリ101に接続される
と共に、各1Hメモリ102〜105はこの順序で直列
に縦続接続される。ここで入力端子101に入力される
映像信号をV1とし、1Hメモリ102,103,10
4,105の出力する映像信号を夫々V2,V3,V
4,V5とする。
【0003】相関検出回路106は映像信号V1,V
2,V3,V4,V5が夫々入力され、各映像信号V1
〜V5における絵柄の相関性を検出する回路であり、こ
の出力は後述する切換回路に与えられる。
2,V3,V4,V5が夫々入力され、各映像信号V1
〜V5における絵柄の相関性を検出する回路であり、こ
の出力は後述する切換回路に与えられる。
【0004】加算器107は映像信号V1,V3を加算
する回路である。同様に加算器108は映像信号V2,
V4を加算する回路であり、加算器109は映像信号V
3,V5を加算する回路である。加算器107,10
8,109の出力は乗算器110,111,112に夫
々与えられる。
する回路である。同様に加算器108は映像信号V2,
V4を加算する回路であり、加算器109は映像信号V
3,V5を加算する回路である。加算器107,10
8,109の出力は乗算器110,111,112に夫
々与えられる。
【0005】乗算器110は加算器107の信号を増幅
率1/2で増幅する回路である。同様に乗算器111は
加算器108の信号を増幅率1/2で増幅する回路であ
り、乗算器112は加算器109の信号を増幅率1/2
で増幅する回路である。ここで破線部で示すように加算
器107と乗算器110は輝度信号Y1を生成する櫛形
フィルタCOM1を構成し、加算器108と乗算器11
1は輝度信号Y3を生成する櫛形フィルタCOM2を構
成し、加算器109と乗算器112は輝度信号Y2を生
成する櫛形フィルタCOM3を構成している。
率1/2で増幅する回路である。同様に乗算器111は
加算器108の信号を増幅率1/2で増幅する回路であ
り、乗算器112は加算器109の信号を増幅率1/2
で増幅する回路である。ここで破線部で示すように加算
器107と乗算器110は輝度信号Y1を生成する櫛形
フィルタCOM1を構成し、加算器108と乗算器11
1は輝度信号Y3を生成する櫛形フィルタCOM2を構
成し、加算器109と乗算器112は輝度信号Y2を生
成する櫛形フィルタCOM3を構成している。
【0006】切換回路113は相関検出回路106の出
力する制御信号に基づいて、輝度信号Y1,Y2,Y3
の何れかを選択して切換える回路である。即ち切換回路
113は、映像信号V2とV4の相関性が強ければ輝度
信号Y3を選択し、映像信号V1とV3の相関性が強け
れば輝度信号Y1を選択し、映像信号V3とV5の相関
性が強ければ輝度信号Y2を選択する。
力する制御信号に基づいて、輝度信号Y1,Y2,Y3
の何れかを選択して切換える回路である。即ち切換回路
113は、映像信号V2とV4の相関性が強ければ輝度
信号Y3を選択し、映像信号V1とV3の相関性が強け
れば輝度信号Y1を選択し、映像信号V3とV5の相関
性が強ければ輝度信号Y2を選択する。
【0007】フィルタ回路114は1Hメモリ103の
出力する映像信号V3と、切換回路113の出力する輝
度信号を入力し、現在の処理対象である映像信号から輝
度信号と色信号とに分離する回路である。即ちフィルタ
回路114は輝度信号Yと色信号Cを含む映像信号V3
を図示しない高域のバンドパスフィルタ(BPF)及び
ハイパスフィルタ(HPF)を経て入力する。そしてこ
の入力信号から切換回路113で選択された輝度信号Y
を減算して色信号Cを生成すると共に、映像信号V3か
らこの色信号Cを減算して輝度信号Yを新たに生成する
ものである。フィルタ回路114において、輝度信号Y
及び色信号Cは出力端子115,116から夫々出力さ
れる。
出力する映像信号V3と、切換回路113の出力する輝
度信号を入力し、現在の処理対象である映像信号から輝
度信号と色信号とに分離する回路である。即ちフィルタ
回路114は輝度信号Yと色信号Cを含む映像信号V3
を図示しない高域のバンドパスフィルタ(BPF)及び
ハイパスフィルタ(HPF)を経て入力する。そしてこ
の入力信号から切換回路113で選択された輝度信号Y
を減算して色信号Cを生成すると共に、映像信号V3か
らこの色信号Cを減算して輝度信号Yを新たに生成する
ものである。フィルタ回路114において、輝度信号Y
及び色信号Cは出力端子115,116から夫々出力さ
れる。
【0008】次に相関検出回路106の構成例を図7に
示す。図7において入力端子201,202,203,
204,205は図6の映像信号V1,V2,V3,V
4,V5が夫々入力される端子であり、ハイパスフィル
タ(HPF)206,207,208,209,210
の入力端に夫々接続される。HPF206,207,2
08,209,210はPAL信号における色副搬送波
の周波数(約4.43MHz)を含む高域周波数帯の信号を通過
させるフィルタである。
示す。図7において入力端子201,202,203,
204,205は図6の映像信号V1,V2,V3,V
4,V5が夫々入力される端子であり、ハイパスフィル
タ(HPF)206,207,208,209,210
の入力端に夫々接続される。HPF206,207,2
08,209,210はPAL信号における色副搬送波
の周波数(約4.43MHz)を含む高域周波数帯の信号を通過
させるフィルタである。
【0009】絶対値回路(ABS)218,219,2
20,221,222は、夫々HPF206,207,
208,209,210の出力信号が入力され、信号の
絶対値を生成する回路である。即ちABS218は映像
信号|V1|を、ABS219は映像信号|V2|を、
ABS220は映像信号|V3|を、ABS221は映
像信号|V4|を、ABS222は映像信号|V5|を
夫々生成する。ここでHPF206とABS218は信
号波形成形回路SSC1を構成している。同様にHPF
207とABS219は信号波形成形回路SSC2を、
HPF208とABS220は信号波形成形回路SSC
3を、HPF209とABS221は信号波形成形回路
SSC4を、HPF210とABS222は信号波形成
形回路SSC5を構成している。
20,221,222は、夫々HPF206,207,
208,209,210の出力信号が入力され、信号の
絶対値を生成する回路である。即ちABS218は映像
信号|V1|を、ABS219は映像信号|V2|を、
ABS220は映像信号|V3|を、ABS221は映
像信号|V4|を、ABS222は映像信号|V5|を
夫々生成する。ここでHPF206とABS218は信
号波形成形回路SSC1を構成している。同様にHPF
207とABS219は信号波形成形回路SSC2を、
HPF208とABS220は信号波形成形回路SSC
3を、HPF209とABS221は信号波形成形回路
SSC4を、HPF210とABS222は信号波形成
形回路SSC5を構成している。
【0010】減算器223は映像信号|V1|から映像
信号|V3|を減算する回路である。同様に減算器22
4は映像信号|V2|から映像信号|V4|を減算する
回路であり、減算器225は映像信号|V3|から映像
信号|V5|を減算する回路である。減算器223,2
24,225の出力はABS226,227,228に
与えられる。ABS226〜228はABS218〜2
22と同様、入力信号の絶対値を生成する回路であり、
夫々の出力はローパスフィルタ(LPF)229,23
0,231に与えられる。LPF229,230,23
1は入力信号の低域周波数成分を通過させるフィルタで
あり、夫々の出力は比較回路232に与えられる。
信号|V3|を減算する回路である。同様に減算器22
4は映像信号|V2|から映像信号|V4|を減算する
回路であり、減算器225は映像信号|V3|から映像
信号|V5|を減算する回路である。減算器223,2
24,225の出力はABS226,227,228に
与えられる。ABS226〜228はABS218〜2
22と同様、入力信号の絶対値を生成する回路であり、
夫々の出力はローパスフィルタ(LPF)229,23
0,231に与えられる。LPF229,230,23
1は入力信号の低域周波数成分を通過させるフィルタで
あり、夫々の出力は比較回路232に与えられる。
【0011】比較回路232はLPF229,LPF2
30,LPF231の信号を入力し、その大小に基づき
切換の制御信号を出力端子233を介して図6の切換回
路113に出力する回路である。即ち比較回路232
は、LPF230の出力が十分小さいときには、櫛形フ
ィルタCOM2を選択するよう制御信号を出力する。そ
うでない場合、LPF229の出力がLPF231の出
力より小さければ、櫛形フィルタCOM1を選択するよ
う制御信号を出力する。又LPF231の出力がLPF
229の出力より小さければ、櫛形フィルタCOM3を
選択するよう制御信号を出力する。
30,LPF231の信号を入力し、その大小に基づき
切換の制御信号を出力端子233を介して図6の切換回
路113に出力する回路である。即ち比較回路232
は、LPF230の出力が十分小さいときには、櫛形フ
ィルタCOM2を選択するよう制御信号を出力する。そ
うでない場合、LPF229の出力がLPF231の出
力より小さければ、櫛形フィルタCOM1を選択するよ
う制御信号を出力する。又LPF231の出力がLPF
229の出力より小さければ、櫛形フィルタCOM3を
選択するよう制御信号を出力する。
【0012】以上のように構成された従来の輝度信号色
信号分離装置の動作について、図6及び図7と、図8及
び図9を用いて説明する。図8(a)は単純な例として
1フレームの画像において、X−Xから上部に赤一色、
下部に青一色が表示される画面である。又図8(b)
は、赤青の境界X−Xの上部で隣接する3ラインを、上
から夫々ラインL−2,L−1,Lとし、境界X−Xの
下部で隣接する3ラインを、上から夫々ラインL+1,
L+2,L+3として表示した説明図である。
信号分離装置の動作について、図6及び図7と、図8及
び図9を用いて説明する。図8(a)は単純な例として
1フレームの画像において、X−Xから上部に赤一色、
下部に青一色が表示される画面である。又図8(b)
は、赤青の境界X−Xの上部で隣接する3ラインを、上
から夫々ラインL−2,L−1,Lとし、境界X−Xの
下部で隣接する3ラインを、上から夫々ラインL+1,
L+2,L+3として表示した説明図である。
【0013】さて図6の入力端子101に輝度信号Yと
色信号Cを含むPAL規格の映像信号Vが入力されると
する。この映像信号Vは、1Hメモリ102,103,
104,105の順に入力され、隣接する合計5ライン
の映像信号V1〜V5が同時に出力される。現在の信号
処理の対象となるラインLの映像信号をV3とすると、
図8(b)に示すようにラインL−2の映像信号はV5
となり、ラインL−1の映像信号はV4,ラインL+1
の映像信号はV2,ラインL+2の映像信号はV1とな
る。
色信号Cを含むPAL規格の映像信号Vが入力されると
する。この映像信号Vは、1Hメモリ102,103,
104,105の順に入力され、隣接する合計5ライン
の映像信号V1〜V5が同時に出力される。現在の信号
処理の対象となるラインLの映像信号をV3とすると、
図8(b)に示すようにラインL−2の映像信号はV5
となり、ラインL−1の映像信号はV4,ラインL+1
の映像信号はV2,ラインL+2の映像信号はV1とな
る。
【0014】図7の相関検出回路106にこれらの映像
信号V1,V2,V3,V4,V5が入力されると、着
目する映像信号V3と垂直方向近傍の映像信号V1,V
2,V4,V5との相関性が検出される。加算器107
には映像信号V1とV3が入力され、その和が生成され
る。PAL信号では2ライン離れた色信号Cの極性は反
転しているので、加算器107では色信号Cがキャンセ
ルされ、輝度信号Yの成分のみが出力される。又振幅の
増加した輝度信号は乗算器110で振幅が1/2にさ
れ、櫛形フィルタCOM1から原信号とほぼ同一振幅を
有する輝度信号Y1が得られる。
信号V1,V2,V3,V4,V5が入力されると、着
目する映像信号V3と垂直方向近傍の映像信号V1,V
2,V4,V5との相関性が検出される。加算器107
には映像信号V1とV3が入力され、その和が生成され
る。PAL信号では2ライン離れた色信号Cの極性は反
転しているので、加算器107では色信号Cがキャンセ
ルされ、輝度信号Yの成分のみが出力される。又振幅の
増加した輝度信号は乗算器110で振幅が1/2にさ
れ、櫛形フィルタCOM1から原信号とほぼ同一振幅を
有する輝度信号Y1が得られる。
【0015】同様に櫛形フィルタCOM2からは映像信
号V2,V4で合成された輝度信号Y3が得られる。又
櫛形フィルタCOM3からは映像信号V3,V5で合成
された輝度信号Y2が得られる。
号V2,V4で合成された輝度信号Y3が得られる。又
櫛形フィルタCOM3からは映像信号V3,V5で合成
された輝度信号Y2が得られる。
【0016】一方、図7に示す相関検出回路106にお
いて、入力端子201,202,203,204,20
5に映像信号V1,V2,V3,V4,V5が夫々入力
される。信号整形回路SSC1,SSC2は映像信号V
1,V2の高域成分(副搬送波周波数近傍の成分)を取
り出し、その絶対値|V1|及び|V3|を夫々出力す
る。
いて、入力端子201,202,203,204,20
5に映像信号V1,V2,V3,V4,V5が夫々入力
される。信号整形回路SSC1,SSC2は映像信号V
1,V2の高域成分(副搬送波周波数近傍の成分)を取
り出し、その絶対値|V1|及び|V3|を夫々出力す
る。
【0017】PAL信号では2ライン離れた色信号Cの
位相は反転するので、もし着目するラインの映像信号V
3とこれより下方のラインの映像信号V1が同じなら、
減算器223の出力はゼロになる。又、映像信号V1と
V3が同じ輝度信号を有する場合でも減算器223の出
力はゼロになる。このように映像信号V1とV3の相関
性が強い場合、減算器223の出力は小さくなり、AB
S226とLPF229の出力も小さくなる。
位相は反転するので、もし着目するラインの映像信号V
3とこれより下方のラインの映像信号V1が同じなら、
減算器223の出力はゼロになる。又、映像信号V1と
V3が同じ輝度信号を有する場合でも減算器223の出
力はゼロになる。このように映像信号V1とV3の相関
性が強い場合、減算器223の出力は小さくなり、AB
S226とLPF229の出力も小さくなる。
【0018】減算器224,ABS227,LPF23
0、及び減算器225,ABS228,LPF231も
同様に動作し、映像信号V2とV4の相関性が強い場合
には、LPF230の出力は小さくなり、映像信号V3
とV5の相関性が強い場合には、LPF231の出力は
小さくなる。
0、及び減算器225,ABS228,LPF231も
同様に動作し、映像信号V2とV4の相関性が強い場合
には、LPF230の出力は小さくなり、映像信号V3
とV5の相関性が強い場合には、LPF231の出力は
小さくなる。
【0019】比較回路232では、これらのLPF22
9,230,231の出力に応じて図6の切換回路11
3へ制御信号を出力する。ここでは図7のLPF230
の出力が十分小さいときは、相関検出回路106は櫛形
フィルタCOM2を選択するように制御信号を切換回路
113へ出力する。そうでない場合であって、LPF2
29の出力がLPF231の出力より小さければ、相関
検出回路106は櫛形フィルタCOM1を選択するよう
に制御信号を切換回路113へ出力する。又、LPF2
31の出力がLPF229より小さければ、相関検出回
路106は櫛形フィルタCOM3を選択するように制御
信号を切換回路113へ出力する。
9,230,231の出力に応じて図6の切換回路11
3へ制御信号を出力する。ここでは図7のLPF230
の出力が十分小さいときは、相関検出回路106は櫛形
フィルタCOM2を選択するように制御信号を切換回路
113へ出力する。そうでない場合であって、LPF2
29の出力がLPF231の出力より小さければ、相関
検出回路106は櫛形フィルタCOM1を選択するよう
に制御信号を切換回路113へ出力する。又、LPF2
31の出力がLPF229より小さければ、相関検出回
路106は櫛形フィルタCOM3を選択するように制御
信号を切換回路113へ出力する。
【0020】切換回路113は、相関検出回路106の
出力に応じて輝度信号Y1,Y2,Y3の何れかを切換
えて輝度信号Ynを出力する。フィルタ回路114は、
着目する映像信号V3と切換回路113の出力する輝度
信号Ynより、帯域制限された色信号Cと輝度信号Yを
生成し、夫々出力端子116と115を介し出力する。
出力に応じて輝度信号Y1,Y2,Y3の何れかを切換
えて輝度信号Ynを出力する。フィルタ回路114は、
着目する映像信号V3と切換回路113の出力する輝度
信号Ynより、帯域制限された色信号Cと輝度信号Yを
生成し、夫々出力端子116と115を介し出力する。
【0021】相関検出回路106と切換回路113の具
体的な動作例を図8を用いて説明する。図8(b)では
ラインL−2からラインLまでが赤で、ラインL+1か
らラインL+3ラインまでは青である。着目する画素の
あるラインをL−2とし、このラインL−2の映像信号
をV3とすれば、映像信号V5,V4,V2,V1の色
信号Cは同一の赤となる。この場合切換回路113では
櫛形フィルタCOM2が選択される。又着目する画素の
あるラインをL−1とすると、このラインの映像信号を
V3と考える。この場合も同様にして図7のLPF23
0の出力が小さくなるので、切換回路113では櫛形フ
ィルタCOM2が選択される。
体的な動作例を図8を用いて説明する。図8(b)では
ラインL−2からラインLまでが赤で、ラインL+1か
らラインL+3ラインまでは青である。着目する画素の
あるラインをL−2とし、このラインL−2の映像信号
をV3とすれば、映像信号V5,V4,V2,V1の色
信号Cは同一の赤となる。この場合切換回路113では
櫛形フィルタCOM2が選択される。又着目する画素の
あるラインをL−1とすると、このラインの映像信号を
V3と考える。この場合も同様にして図7のLPF23
0の出力が小さくなるので、切換回路113では櫛形フ
ィルタCOM2が選択される。
【0022】次にラインLに着目する画素がある場合を
考える。図8(b)に示すようにラインLの映像信号を
V3とすると、映像信号V5,V4,V3の色信号Cは
赤となり、映像信号V2,V1の色信号Cは青となる。
この場合、映像信号V2とV4は異なる色であるので同
一の信号とならず、LPF230の出力は大きくなる。
又映像信号V3とV1は異なる色であるので同一の信号
とならず、LPF229の出力は大きくなる。一方、映
像信号V3とV5は同一色であるので同一の信号とな
り、LPF231の出力は小さくなる。この場合、切換
回路113では櫛形フィルタCOM3が選択される。こ
のように同じ色の映像信号Vを用いるので、劣化の少な
い色信号Cと輝度信号Yとに分離される。
考える。図8(b)に示すようにラインLの映像信号を
V3とすると、映像信号V5,V4,V3の色信号Cは
赤となり、映像信号V2,V1の色信号Cは青となる。
この場合、映像信号V2とV4は異なる色であるので同
一の信号とならず、LPF230の出力は大きくなる。
又映像信号V3とV1は異なる色であるので同一の信号
とならず、LPF229の出力は大きくなる。一方、映
像信号V3とV5は同一色であるので同一の信号とな
り、LPF231の出力は小さくなる。この場合、切換
回路113では櫛形フィルタCOM3が選択される。こ
のように同じ色の映像信号Vを用いるので、劣化の少な
い色信号Cと輝度信号Yとに分離される。
【0023】同様にして、ラインL+1に着目する画素
がある場合、LPF230の出力と、LPF231の出
力は大きくなるが、LPF229の出力は小さい。この
場合櫛形フィルタCOM1が選択される。ここでも同じ
色の映像信号を用いるので劣化の少ない色信号Cと輝度
信号Yとに分離される。
がある場合、LPF230の出力と、LPF231の出
力は大きくなるが、LPF229の出力は小さい。この
場合櫛形フィルタCOM1が選択される。ここでも同じ
色の映像信号を用いるので劣化の少ない色信号Cと輝度
信号Yとに分離される。
【0024】更に、着目する画素がラインL+2、又は
ラインL+3上にある場合、LPF230の出力が小さ
くなり、櫛形フィルタCOM2が選択されて劣化の少な
い分離が行われる。このように従来の輝度信号色信号分
離装置では図8のような映像信号に対しては、適応的に
櫛形フィルタCOM1〜COM3を切換え、劣化の少な
い色信号Cと輝度信号Yに分離が行われる。
ラインL+3上にある場合、LPF230の出力が小さ
くなり、櫛形フィルタCOM2が選択されて劣化の少な
い分離が行われる。このように従来の輝度信号色信号分
離装置では図8のような映像信号に対しては、適応的に
櫛形フィルタCOM1〜COM3を切換え、劣化の少な
い色信号Cと輝度信号Yに分離が行われる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に構成された従来の輝度信号色信号分離装置では、斜
め縞模様を有する画像が入力されると、輝度信号Yが色
信号Cに混入するというクロスカラーが生じ、画質が劣
化するという問題点があった。この現象について図9を
用いて説明する。
様に構成された従来の輝度信号色信号分離装置では、斜
め縞模様を有する画像が入力されると、輝度信号Yが色
信号Cに混入するというクロスカラーが生じ、画質が劣
化するという問題点があった。この現象について図9を
用いて説明する。
【0026】図9(a),(b),(c)は、斜め縞を
有する3ラインの輝度信号Yの一部を時間的に拡大した
ものである。ここでは高域の周波数成分を有する輝度信
号Yが1ライン毎に位相が反転している場合を想定して
いる。即ち図9(b)に示す輝度信号Yを現在の処理対
象のラインLとすると、図9(a),(c)で示すよう
に隣接の上側のラインL−1と下側のラインL+1は、
ラインLの輝度信号Yに対し位相が夫々正及び負方向に
反転している。
有する3ラインの輝度信号Yの一部を時間的に拡大した
ものである。ここでは高域の周波数成分を有する輝度信
号Yが1ライン毎に位相が反転している場合を想定して
いる。即ち図9(b)に示す輝度信号Yを現在の処理対
象のラインLとすると、図9(a),(c)で示すよう
に隣接の上側のラインL−1と下側のラインL+1は、
ラインLの輝度信号Yに対し位相が夫々正及び負方向に
反転している。
【0027】このような映像信号Vが図7の相関検出回
路106に入力されると、映像信号V2とV4が同一で
あるので、減算器224の出力は小さくなる。そうする
と図6の切換回路113は櫛形フィルタCOM2を選択
する。こうして得られた輝度信号Y3は図9(d)のよ
うになる。即ちこの輝度信号Y3は、図9(b)の現在
着目するラインの輝度信号Yと極性が反転している。切
換回路113が元の輝度信号に対して反転した輝度信号
Yを出力すると、色信号Cは元の映像信号(図9(b)
に相当)より図9(d)の輝度信号を減算して生成する
ので、ここで生成された色信号Cは図9(e)に示すよ
うに振幅が元の輝度信号Yの2倍となり、非常に大きな
クロスカラーが生じる。
路106に入力されると、映像信号V2とV4が同一で
あるので、減算器224の出力は小さくなる。そうする
と図6の切換回路113は櫛形フィルタCOM2を選択
する。こうして得られた輝度信号Y3は図9(d)のよ
うになる。即ちこの輝度信号Y3は、図9(b)の現在
着目するラインの輝度信号Yと極性が反転している。切
換回路113が元の輝度信号に対して反転した輝度信号
Yを出力すると、色信号Cは元の映像信号(図9(b)
に相当)より図9(d)の輝度信号を減算して生成する
ので、ここで生成された色信号Cは図9(e)に示すよ
うに振幅が元の輝度信号Yの2倍となり、非常に大きな
クロスカラーが生じる。
【0028】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、PAL規格の映像信号におい
て、縞模様の映像信号Vが入力された場合にも、櫛形フ
ィルタを用いて輝度信号Yと色信号Cを分離すると共
に、クロスカラーが生じてもその出力レベルが原の映像
信号レベルを越えないようにする輝度信号色信号分離装
置を実現することを目的とするものである。
なされたものであって、PAL規格の映像信号におい
て、縞模様の映像信号Vが入力された場合にも、櫛形フ
ィルタを用いて輝度信号Yと色信号Cを分離すると共
に、クロスカラーが生じてもその出力レベルが原の映像
信号レベルを越えないようにする輝度信号色信号分離装
置を実現することを目的とするものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、PAL規格の映像信号を入力して輝度信号と色信号
とに分離する輝度信号色信号分離装置であって、着目す
るラインの映像信号と2ライン後の映像信号を夫々入力
し、輝度信号と搬送色信号に分離する第1のコムフィル
タと、着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信
号を夫々入力し、輝度信号と搬送色信号とに分離する第
2のコムフィルタと、着目するラインの映像信号と1ラ
イン前及び後の映像信号を夫々入力し、輝度信号と搬送
色信号とに分離する第3のコムフィルタと、着目するラ
インの映像信号と1ライン前の映像信号、及び着目する
ラインの映像信号と1ライン後の映像信号の夫々の高域
成分の位相差が所定値を越えているか否かを検出する位
相検出回路と、着目するラインの映像信号とその2ライ
ン前後のラインの映像信号との相関性及び1ライン前後
のラインの映像信号の相関性を検出する相関検出回路
と、相関検出回路で着目するラインの映像信号と2ライ
ン後の映像信号との相関性が高いと検出された場合に、
第1のコムフィルタの出力信号を用いて色信号を生成
し、着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信号
との相関性が高いと検出された場合、第2のコムフィル
タの出力信号を用いて色信号を生成し、相関検出回路で
着目するラインの映像信号と前後の映像信号と相関性が
高いと検出され、且つ位相検出回路で位相差が所定値以
下と検出された場合に第3のコムフィルタの出力信号を
用いて色信号を生成し、位相検出回路で位相差が所定値
を越えると検出された場合に第1又は第2のコムフィル
タの出力信号を用いて色信号を生成する混合回路と、混
合回路の出力する色信号と着目するラインの映像信号を
用いて輝度信号を生成するフィルタ回路と、を具備する
ことを特徴とするものである。
は、PAL規格の映像信号を入力して輝度信号と色信号
とに分離する輝度信号色信号分離装置であって、着目す
るラインの映像信号と2ライン後の映像信号を夫々入力
し、輝度信号と搬送色信号に分離する第1のコムフィル
タと、着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信
号を夫々入力し、輝度信号と搬送色信号とに分離する第
2のコムフィルタと、着目するラインの映像信号と1ラ
イン前及び後の映像信号を夫々入力し、輝度信号と搬送
色信号とに分離する第3のコムフィルタと、着目するラ
インの映像信号と1ライン前の映像信号、及び着目する
ラインの映像信号と1ライン後の映像信号の夫々の高域
成分の位相差が所定値を越えているか否かを検出する位
相検出回路と、着目するラインの映像信号とその2ライ
ン前後のラインの映像信号との相関性及び1ライン前後
のラインの映像信号の相関性を検出する相関検出回路
と、相関検出回路で着目するラインの映像信号と2ライ
ン後の映像信号との相関性が高いと検出された場合に、
第1のコムフィルタの出力信号を用いて色信号を生成
し、着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信号
との相関性が高いと検出された場合、第2のコムフィル
タの出力信号を用いて色信号を生成し、相関検出回路で
着目するラインの映像信号と前後の映像信号と相関性が
高いと検出され、且つ位相検出回路で位相差が所定値以
下と検出された場合に第3のコムフィルタの出力信号を
用いて色信号を生成し、位相検出回路で位相差が所定値
を越えると検出された場合に第1又は第2のコムフィル
タの出力信号を用いて色信号を生成する混合回路と、混
合回路の出力する色信号と着目するラインの映像信号を
用いて輝度信号を生成するフィルタ回路と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0030】本願の請求項2の発明では、位相検出回路
は、着目するラインの映像信号とその後に位置するライ
ンの映像信号を加算する第1の加算器と、着目するライ
ンの映像信号とその前に位置するラインの映像信号を加
算する第2の加算器と、第1の加算器の出力の絶対値が
閾値未満であれば真を出力し、閾値以上であれば偽を出
力する第1の比較器と、第2の加算器の出力の絶対値が
閾値未満であれば真を出力し、閾値以上であれば偽を出
力する第2の比較器と、第1及び第2の比較器の出力の
論理和を位相検出信号として出力するオア回路と、を含
むことを特徴とするものである。
は、着目するラインの映像信号とその後に位置するライ
ンの映像信号を加算する第1の加算器と、着目するライ
ンの映像信号とその前に位置するラインの映像信号を加
算する第2の加算器と、第1の加算器の出力の絶対値が
閾値未満であれば真を出力し、閾値以上であれば偽を出
力する第1の比較器と、第2の加算器の出力の絶対値が
閾値未満であれば真を出力し、閾値以上であれば偽を出
力する第2の比較器と、第1及び第2の比較器の出力の
論理和を位相検出信号として出力するオア回路と、を含
むことを特徴とするものである。
【0031】本願の請求項3の発明では、相関検出回路
は、着目するラインの映像信号と2ライン後に位置する
ラインの夫々の映像信号の絶対値の差分値を演算する第
1の減算器と、着目するラインの映像信号と前及び後に
位置する夫々のラインの映像信号の絶対値の差分値を演
算する第2の減算器と、着目するラインの映像信号と2
ライン前に位置するラインの夫々の映像信号の絶対値の
差分値を演算する第3の減算器と、第1〜第3の減算器
の各出力絶対値の低域周波数成分の大小を比較し、着目
するラインと2ライン前又は後のラインとの相関が高い
か、着目するラインの前後の相関が高いかを判別する比
較回路と、を含むことを特徴とするものである。
は、着目するラインの映像信号と2ライン後に位置する
ラインの夫々の映像信号の絶対値の差分値を演算する第
1の減算器と、着目するラインの映像信号と前及び後に
位置する夫々のラインの映像信号の絶対値の差分値を演
算する第2の減算器と、着目するラインの映像信号と2
ライン前に位置するラインの夫々の映像信号の絶対値の
差分値を演算する第3の減算器と、第1〜第3の減算器
の各出力絶対値の低域周波数成分の大小を比較し、着目
するラインと2ライン前又は後のラインとの相関が高い
か、着目するラインの前後の相関が高いかを判別する比
較回路と、を含むことを特徴とするものである。
【0032】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、PA
L規格の映像信号が与えられると、第1のコムフィルタ
は着目するラインの映像信号と2ライン後の映像信号を
用い輝度信号と搬送色信号とに分離する。同様に第2の
コムフィルタは着目するラインの映像信号と2ライン前
の映像信号を用い、第3のコムフィルタは着目するライ
ンの映像信号と1ライン前及び後の映像信号を用いて、
夫々輝度信号と搬送色信号とに分離する。位相検出回路
は、着目するラインの映像信号の高域成分と1ライン前
の映像信号、及び着目するラインの映像信号と1ライン
後の映像信号の夫々の高域成分の位相差が所定値を越え
ているか否かを検出する。又、相関検出回路は着目する
ラインの映像信号とその前後の2ラインの映像信号との
相関性、及び着目するラインと1ライン前後のラインの
映像信号の相関性を検出する。次に混合回路は、相関検
出回路で着目するラインの映像信号と2ライン後の映像
信号と相関性が高いと検出された場合、第1のコムフィ
ルタの出力信号を用いて色信号を生成する。又混合回路
は、着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信号
と相関性が高いと検出された場合、第2のコムフィルタ
の出力信号を用いて色信号を生成する。更に混合回路
は、相関検出回路で着目するラインの映像信号と前後の
映像信号と相関性が高いと検出され、且つ位相検出回路
で位相差が所定値以下と検出された場合に第3のコムフ
ィルタの出力信号を用いて色信号を生成する。相関検出
回路で着目するラインの映像信号と前後の映像信号と相
関性が高いと検出され、且つ位相検出回路で位相差が所
定値を越えると検出された場合には、第3のコムフィル
タを用いればクロスカラーが生じるため、第1又は第2
のコムフィルタの出力信号を用いて色信号を生成する。
こうすると走査ライン間で色の変化する映像信号が入力
されても、クロスカラーは大幅に低減することとなる。
L規格の映像信号が与えられると、第1のコムフィルタ
は着目するラインの映像信号と2ライン後の映像信号を
用い輝度信号と搬送色信号とに分離する。同様に第2の
コムフィルタは着目するラインの映像信号と2ライン前
の映像信号を用い、第3のコムフィルタは着目するライ
ンの映像信号と1ライン前及び後の映像信号を用いて、
夫々輝度信号と搬送色信号とに分離する。位相検出回路
は、着目するラインの映像信号の高域成分と1ライン前
の映像信号、及び着目するラインの映像信号と1ライン
後の映像信号の夫々の高域成分の位相差が所定値を越え
ているか否かを検出する。又、相関検出回路は着目する
ラインの映像信号とその前後の2ラインの映像信号との
相関性、及び着目するラインと1ライン前後のラインの
映像信号の相関性を検出する。次に混合回路は、相関検
出回路で着目するラインの映像信号と2ライン後の映像
信号と相関性が高いと検出された場合、第1のコムフィ
ルタの出力信号を用いて色信号を生成する。又混合回路
は、着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信号
と相関性が高いと検出された場合、第2のコムフィルタ
の出力信号を用いて色信号を生成する。更に混合回路
は、相関検出回路で着目するラインの映像信号と前後の
映像信号と相関性が高いと検出され、且つ位相検出回路
で位相差が所定値以下と検出された場合に第3のコムフ
ィルタの出力信号を用いて色信号を生成する。相関検出
回路で着目するラインの映像信号と前後の映像信号と相
関性が高いと検出され、且つ位相検出回路で位相差が所
定値を越えると検出された場合には、第3のコムフィル
タを用いればクロスカラーが生じるため、第1又は第2
のコムフィルタの出力信号を用いて色信号を生成する。
こうすると走査ライン間で色の変化する映像信号が入力
されても、クロスカラーは大幅に低減することとなる。
【0033】
【実施例】本発明の一実施例における輝度信号色信号分
離装置について図面を参照しつつ説明する。図1は本実
施例の輝度信号色信号分離装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。本図において、入力端子301はコンポジ
ットのPAL信号を入力する端子であり、1Hメモリ3
02の入力端に接続される。1Hメモリ302,30
3,304,305は入力信号を1水平期間(1H)遅
延させるメモリであり、この順序で直列に接続される。
入力端子301の映像信号をS1とし、1Hメモリ30
2,303,304,305の出力する映像信号を夫々
S2,S3,S4,S5とする。
離装置について図面を参照しつつ説明する。図1は本実
施例の輝度信号色信号分離装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。本図において、入力端子301はコンポジ
ットのPAL信号を入力する端子であり、1Hメモリ3
02の入力端に接続される。1Hメモリ302,30
3,304,305は入力信号を1水平期間(1H)遅
延させるメモリであり、この順序で直列に接続される。
入力端子301の映像信号をS1とし、1Hメモリ30
2,303,304,305の出力する映像信号を夫々
S2,S3,S4,S5とする。
【0034】相関判定回路306は後述するように相関
検出回路306aと位相検出回路306bにより構成さ
れる。相関検出回路306aは従来例の相関検出回路1
06と同様、映像信号S1,S2,S3,S4,S5を
夫々入力し、各映像信号S1〜S5における絵柄の相関
性を検出する回路であり、この出力は後述する混合回路
に与えられる。
検出回路306aと位相検出回路306bにより構成さ
れる。相関検出回路306aは従来例の相関検出回路1
06と同様、映像信号S1,S2,S3,S4,S5を
夫々入力し、各映像信号S1〜S5における絵柄の相関
性を検出する回路であり、この出力は後述する混合回路
に与えられる。
【0035】第1のコムフィルタ307は従来例の櫛形
フィルタCOM1と同様に、映像信号S1,S3を入力
して信号処理の対象となるラインの輝度信号Yと色信号
Cとに分離する回路である。但し本実施例では色信号C
についてのみ述べる。第2のコムフィルタ308もコム
フィルタ307と同様に、映像信号S3,S5を入力し
て輝度信号Yと色信号Cとに分離する回路である。第3
のコムフィルタ309は映像信号S2,S3,S4を入
力して、輝度信号Yと色信号Cに分離する回路である。
フィルタCOM1と同様に、映像信号S1,S3を入力
して信号処理の対象となるラインの輝度信号Yと色信号
Cとに分離する回路である。但し本実施例では色信号C
についてのみ述べる。第2のコムフィルタ308もコム
フィルタ307と同様に、映像信号S3,S5を入力し
て輝度信号Yと色信号Cとに分離する回路である。第3
のコムフィルタ309は映像信号S2,S3,S4を入
力して、輝度信号Yと色信号Cに分離する回路である。
【0036】図2(a),(b),(c)に夫々コムフ
ィルタ307,308,309の回路図を夫々示す。図
2(a)のコムフィルタ307において、入力端子40
1,402は夫々映像信号S1,S3の入力端子であ
る。減算器403は映像信号S3からS1を減算する回
路であり、その出力は乗算器404に与えられる。乗算
器404は減算器403の出力信号を増幅率1/2で増
幅する回路であり、その出力は出力端子405から出力
される。
ィルタ307,308,309の回路図を夫々示す。図
2(a)のコムフィルタ307において、入力端子40
1,402は夫々映像信号S1,S3の入力端子であ
る。減算器403は映像信号S3からS1を減算する回
路であり、その出力は乗算器404に与えられる。乗算
器404は減算器403の出力信号を増幅率1/2で増
幅する回路であり、その出力は出力端子405から出力
される。
【0037】図2(b)に示すコムフィルタ308にお
いて、入力端子406,407は夫々映像信号S3,S
5の入力端子である。減算器408は映像信号S3から
S5を減算する回路であり、その出力は乗算器409に
与えられる。乗算器409は減算器408の出力信号を
増幅率1/2で増幅する回路で、その出力は出力端子4
10から出力される。
いて、入力端子406,407は夫々映像信号S3,S
5の入力端子である。減算器408は映像信号S3から
S5を減算する回路であり、その出力は乗算器409に
与えられる。乗算器409は減算器408の出力信号を
増幅率1/2で増幅する回路で、その出力は出力端子4
10から出力される。
【0038】図2(c)に示すコムフィルタ309にお
いて、入力端子411,412,413は夫々映像信号
S2,S4,S3の入力端子である。加算器414は映
像信号S2とS4を加算する回路であり、その出力は乗
算器415に与えられる。乗算器415は加算器414
の出力信号を増幅率1/2で増幅する回路であり、その
出力は減算器416の減算入力端に与えられる。減算器
416は入力端子413の映像信号S3から、乗算器4
15の出力信号を減算する回路であり、その出力は出力
端子417から出力される。
いて、入力端子411,412,413は夫々映像信号
S2,S4,S3の入力端子である。加算器414は映
像信号S2とS4を加算する回路であり、その出力は乗
算器415に与えられる。乗算器415は加算器414
の出力信号を増幅率1/2で増幅する回路であり、その
出力は減算器416の減算入力端に与えられる。減算器
416は入力端子413の映像信号S3から、乗算器4
15の出力信号を減算する回路であり、その出力は出力
端子417から出力される。
【0039】図3はコムフィルタ309の他の構成例を
示す回路図である。本図において入力端子421,42
2,423は夫々映像信号S2,S4,S3の入力端子
である。減算器424は映像信号S2からS4を減算す
る回路である。又加算器425は映像信号S2とS4を
加算する回路である。乗算器426は減算器424の出
力信号を増幅率1/2で増幅する回路であり、その出力
はシフト回路427に与えられる。乗算器428は加算
器425の出力信号を増幅率1/2で増幅する回路で、
その出力は減算器429の減算入力端に与えられる。減
算器429は入力端子423の映像信号S3から乗算器
428の出力信号を減算する回路である。
示す回路図である。本図において入力端子421,42
2,423は夫々映像信号S2,S4,S3の入力端子
である。減算器424は映像信号S2からS4を減算す
る回路である。又加算器425は映像信号S2とS4を
加算する回路である。乗算器426は減算器424の出
力信号を増幅率1/2で増幅する回路であり、その出力
はシフト回路427に与えられる。乗算器428は加算
器425の出力信号を増幅率1/2で増幅する回路で、
その出力は減算器429の減算入力端に与えられる。減
算器429は入力端子423の映像信号S3から乗算器
428の出力信号を減算する回路である。
【0040】シフト回路427は入力信号の位相を90
度シフトする回路であり、その出力は加算器430に与
えられる。加算器430はシフト回路427の出力信号
と減算器429の出力信号を加算する回路である。乗算
器431は加算器430の出力信号を増幅率1/2で増
幅するものであり、その出力は出力端子432に与えら
れる。
度シフトする回路であり、その出力は加算器430に与
えられる。加算器430はシフト回路427の出力信号
と減算器429の出力信号を加算する回路である。乗算
器431は加算器430の出力信号を増幅率1/2で増
幅するものであり、その出力は出力端子432に与えら
れる。
【0041】次に図1の相関判定回路306について図
4,図5を用いて説明する。図4は相関検出回路306
a、図5は位相検出回路306bの構成を示すブロック
図である。これらの図において入力端子501,50
2,503,504,505は夫々映像信号S1,S
2,S3,S4,S5を入力する入力端子である。HP
F506,507,508,509,510は夫々映像
信号S1,S2,S3,S4,S5を入力し、色信号の
副搬送波周波数を含む高域成分を通過させるハイパスフ
ィルタである。
4,図5を用いて説明する。図4は相関検出回路306
a、図5は位相検出回路306bの構成を示すブロック
図である。これらの図において入力端子501,50
2,503,504,505は夫々映像信号S1,S
2,S3,S4,S5を入力する入力端子である。HP
F506,507,508,509,510は夫々映像
信号S1,S2,S3,S4,S5を入力し、色信号の
副搬送波周波数を含む高域成分を通過させるハイパスフ
ィルタである。
【0042】又図5の第1の加算器511はHPF50
7と508の出力を、第2の加算器512はHPF50
8と509の出力を加算する回路であり、夫々ABS5
13,514に与えられる。ABS513,514は加
算器511,512の信号の絶対値を生成する回路であ
る。第1の比較器515はABS513の出力信号と外
部から入力される閾値とを比較する回路で、ABS51
3の出力信号が閾値未満であればHレベル、閾値以上で
あればLレベルの信号を出力する回路である。第2の比
較器516もABS514の出力信号と閾値とを比較す
る回路で、ABS514の出力信号が閾値未満であれば
Hレベル、閾値以上であればLレベルの信号を出力する
回路である。オア回路517は比較器515と516の
出力の論理和をとる回路である。
7と508の出力を、第2の加算器512はHPF50
8と509の出力を加算する回路であり、夫々ABS5
13,514に与えられる。ABS513,514は加
算器511,512の信号の絶対値を生成する回路であ
る。第1の比較器515はABS513の出力信号と外
部から入力される閾値とを比較する回路で、ABS51
3の出力信号が閾値未満であればHレベル、閾値以上で
あればLレベルの信号を出力する回路である。第2の比
較器516もABS514の出力信号と閾値とを比較す
る回路で、ABS514の出力信号が閾値未満であれば
Hレベル、閾値以上であればLレベルの信号を出力する
回路である。オア回路517は比較器515と516の
出力の論理和をとる回路である。
【0043】図4において、ABS518,519,5
20,521,522は、夫々HPF506,507,
508,509,510の信号を夫々入力し、その信号
の絶対値を生成する回路である。第1の減算器523は
ABS518の出力信号からABS520の出力信号を
減算する回路である。第2の減算器524もABS51
9の出力信号からABS521の出力信号を減算する回
路である。第3の減算器525はABS520の出力信
号からABS522の出力信号を減算する回路である。
20,521,522は、夫々HPF506,507,
508,509,510の信号を夫々入力し、その信号
の絶対値を生成する回路である。第1の減算器523は
ABS518の出力信号からABS520の出力信号を
減算する回路である。第2の減算器524もABS51
9の出力信号からABS521の出力信号を減算する回
路である。第3の減算器525はABS520の出力信
号からABS522の出力信号を減算する回路である。
【0044】ABS526,527,528は、夫々減
算器523,524,525の出力信号の絶対値を生成
する回路であり、その出力は夫々LPF529,53
0,531に与えられる。LPF529,530,53
1は夫々ABS526,527,528の信号から低域
周波数成分を通過させるローパスフィルタである。
算器523,524,525の出力信号の絶対値を生成
する回路であり、その出力は夫々LPF529,53
0,531に与えられる。LPF529,530,53
1は夫々ABS526,527,528の信号から低域
周波数成分を通過させるローパスフィルタである。
【0045】比較回路532はオア回路517の出力信
号と、LPF529,530,531の出力する信号の
大小に基づき、混合制御信号を出力端子533を介して
図1の混合回路310に出力する回路である。即ち比較
回路532は、オア回路517の出力がLレベルであ
り、且つLPF530の出力がLPF529又は531
の出力よりも小さい場合には、コムフィルタ309の出
力信号の混合率を大きくする混合制御信号を出力する。
又オア回路517の出力レベルにかかわらず、LPF5
29の出力信号がLPF530,531と比較して最小
となるとき、コムフィルタ307の出力信号の混合率を
大きくする混合制御信号を出力する。同様にオア回路5
17の出力レベルにかかわらず、LPF531の出力信
号が最小となるとき、コムフィルタ308の出力信号の
混合率を大きくする混合制御信号を出力する。更にLP
F530の出力が最小であってもオア回路517の出力
がHレベルであれば、コムフィルタ309の出力を用い
ずにコムフィルタ307,308の出力信号を混合する
混合制御信号を出力する。
号と、LPF529,530,531の出力する信号の
大小に基づき、混合制御信号を出力端子533を介して
図1の混合回路310に出力する回路である。即ち比較
回路532は、オア回路517の出力がLレベルであ
り、且つLPF530の出力がLPF529又は531
の出力よりも小さい場合には、コムフィルタ309の出
力信号の混合率を大きくする混合制御信号を出力する。
又オア回路517の出力レベルにかかわらず、LPF5
29の出力信号がLPF530,531と比較して最小
となるとき、コムフィルタ307の出力信号の混合率を
大きくする混合制御信号を出力する。同様にオア回路5
17の出力レベルにかかわらず、LPF531の出力信
号が最小となるとき、コムフィルタ308の出力信号の
混合率を大きくする混合制御信号を出力する。更にLP
F530の出力が最小であってもオア回路517の出力
がHレベルであれば、コムフィルタ309の出力を用い
ずにコムフィルタ307,308の出力信号を混合する
混合制御信号を出力する。
【0046】次に図1に示す回路において、コムフィル
タ307,308,309で分離された色信号をC1,
C2,C3とする。混合回路310は相関判定回路30
6の出力する混合制御信号に基づき、色信号C1,C
2,C3の混合比を制御し、色信号の重み付け加算を行
う回路である。
タ307,308,309で分離された色信号をC1,
C2,C3とする。混合回路310は相関判定回路30
6の出力する混合制御信号に基づき、色信号C1,C
2,C3の混合比を制御し、色信号の重み付け加算を行
う回路である。
【0047】フィルタ回路311は混合回路310の出
力する色信号Cと1Hメモリ303の出力する映像信号
S3を入力し、内蔵のHPFとBPFを用いて信号周波
数成分の濾波を行うと共に、輝度信号Yと色信号Cとに
分離し、輝度出力Yを出力端子313から出力する回路
である。色復調回路312はフィルタ回路311の出力
する色信号Cを入力し、色差信号U,Vに分離して色差
信号Uは出力端子314から、色差信号Vは出力端子3
15から出力する回路である。
力する色信号Cと1Hメモリ303の出力する映像信号
S3を入力し、内蔵のHPFとBPFを用いて信号周波
数成分の濾波を行うと共に、輝度信号Yと色信号Cとに
分離し、輝度出力Yを出力端子313から出力する回路
である。色復調回路312はフィルタ回路311の出力
する色信号Cを入力し、色差信号U,Vに分離して色差
信号Uは出力端子314から、色差信号Vは出力端子3
15から出力する回路である。
【0048】以上のように構成された輝度信号色信号分
離装置の動作について説明する。図1の入力端子301
より輝度信号Yと色信号Cを含むPAL規格の映像信号
Vが入力されると、この映像信号Vは1Hメモリ30
2,303,304,305の順に入力され、隣接する
合計5ラインの映像信号S1〜S5が同時に得られる。
ここで現在の信号処理の対象となるラインLの映像信号
をS3とする。
離装置の動作について説明する。図1の入力端子301
より輝度信号Yと色信号Cを含むPAL規格の映像信号
Vが入力されると、この映像信号Vは1Hメモリ30
2,303,304,305の順に入力され、隣接する
合計5ラインの映像信号S1〜S5が同時に得られる。
ここで現在の信号処理の対象となるラインLの映像信号
をS3とする。
【0049】コムフィルタ307は映像信号S1とS3
から輝度信号Y1及び色信号C1を分離する。図2
(a)に示すコムフィルタ307において、入力端子4
01,402に夫々映像信号S1,S3が入力される
と、PAL信号では2ライン離れた色信号の位相は反転
しているので、減算器403では輝度信号成分がキャン
セルされ、振幅の増加した色信号成分のみが出力され
る。この信号は乗算器404で振幅が半分にされ、入力
端子301の色信号Cと同様の振幅を有する色信号C1
がコムフィルタ307から出力される。
から輝度信号Y1及び色信号C1を分離する。図2
(a)に示すコムフィルタ307において、入力端子4
01,402に夫々映像信号S1,S3が入力される
と、PAL信号では2ライン離れた色信号の位相は反転
しているので、減算器403では輝度信号成分がキャン
セルされ、振幅の増加した色信号成分のみが出力され
る。この信号は乗算器404で振幅が半分にされ、入力
端子301の色信号Cと同様の振幅を有する色信号C1
がコムフィルタ307から出力される。
【0050】同様にして映像信号S3とS5は図2
(b)に示すコムフィルタ308に夫々入力され、色信
号C2が出力端子410から出力される。
(b)に示すコムフィルタ308に夫々入力され、色信
号C2が出力端子410から出力される。
【0051】一方、映像信号S2,S3,S4は図2
(c)に示すコムフィルタ309に夫々入力される。加
算器414では映像信号S2とS4が加算されて色信号
Cの成分はキャンセルされる。又加算器414では輝度
信号Yの成分は倍増するので、乗算器415により原信
号と同一振幅の輝度信号Yに変換される。そしてこの輝
度信号Yが減算器416に入力されると、入力端子41
3の映像信号S3(Y+C)から減算され、現在着目す
る信号ラインの色信号C3が出力される。
(c)に示すコムフィルタ309に夫々入力される。加
算器414では映像信号S2とS4が加算されて色信号
Cの成分はキャンセルされる。又加算器414では輝度
信号Yの成分は倍増するので、乗算器415により原信
号と同一振幅の輝度信号Yに変換される。そしてこの輝
度信号Yが減算器416に入力されると、入力端子41
3の映像信号S3(Y+C)から減算され、現在着目す
る信号ラインの色信号C3が出力される。
【0052】次にコムフィルタ309を図3に示す回路
で構成する場合の動作には、映像信号S2,S4,S3
のうち映像信号S2とS4は2ライン離れた信号なの
で、減算器424の出力は振幅の増加した色成分のみと
なる。そして乗算器426で振幅が1/2となり、原信
号と同一振幅の色信号C3aが生成される。
で構成する場合の動作には、映像信号S2,S4,S3
のうち映像信号S2とS4は2ライン離れた信号なの
で、減算器424の出力は振幅の増加した色成分のみと
なる。そして乗算器426で振幅が1/2となり、原信
号と同一振幅の色信号C3aが生成される。
【0053】一方、加算器425の出力は振幅の増加し
た輝度信号となり、乗算器428で振幅が半分にされ、
原信号と同一振幅の輝度信号Y3が生成される。更に減
算器429では、入力端子423より入力された処理対
象の映像信号S3より、乗算器428の輝度信号Y3を
減算すると、色信号C3bが生成される。
た輝度信号となり、乗算器428で振幅が半分にされ、
原信号と同一振幅の輝度信号Y3が生成される。更に減
算器429では、入力端子423より入力された処理対
象の映像信号S3より、乗算器428の輝度信号Y3を
減算すると、色信号C3bが生成される。
【0054】さて乗算器426の出力する色信号C3a
は色信号C3bに対して位相が90度異なる。そこでシ
フト回路427で色信号C3aの位相を90度変化さ
せ、加算器430で色信号C3bと加算すると、着目ラ
インの色信号と同一位相で振幅の増加した色信号C3が
得られる。この信号を乗算器431に与えると振幅が半
分にされ、原信号とほぼ同一振幅を有する色信号C3が
出力端子432から得られる。
は色信号C3bに対して位相が90度異なる。そこでシ
フト回路427で色信号C3aの位相を90度変化さ
せ、加算器430で色信号C3bと加算すると、着目ラ
インの色信号と同一位相で振幅の増加した色信号C3が
得られる。この信号を乗算器431に与えると振幅が半
分にされ、原信号とほぼ同一振幅を有する色信号C3が
出力端子432から得られる。
【0055】このようにして分離された色信号C1,C
2,C3は図1の混合回路310に入力される。そうす
ると混合回路310は相関判定回路306の出力に応じ
て各コムフィルタ307,308,309のの出力信号
に重み付けを行い、各信号を加算する。
2,C3は図1の混合回路310に入力される。そうす
ると混合回路310は相関判定回路306の出力に応じ
て各コムフィルタ307,308,309のの出力信号
に重み付けを行い、各信号を加算する。
【0056】さて図4の相関検出回路306aに、隣接
する5ラインの映像信号S1,S2,S3,S4,S5
を夫々入力する。これらの映像信号S1〜S5はHPF
506〜510に与えられ、搬送色信号を含む高域成分
が取り出される。ここで相関検出回路306aは図7に
示す相関検出回路106と同様の動作を行う。
する5ラインの映像信号S1,S2,S3,S4,S5
を夫々入力する。これらの映像信号S1〜S5はHPF
506〜510に与えられ、搬送色信号を含む高域成分
が取り出される。ここで相関検出回路306aは図7に
示す相関検出回路106と同様の動作を行う。
【0057】図5の位相検出回路306bにおいて、加
算器511は高域成分の映像信号S2とS3とを加算
し、ABS回路513は絶対値|S3+S2|を演算す
る。この値は比較器515に入力され、例えば閾値1と
その大小が比較される。絶対値|S3+S2|が閾値1
より小さければ、比較器515よりHレベル(1)の信
号が出力される。
算器511は高域成分の映像信号S2とS3とを加算
し、ABS回路513は絶対値|S3+S2|を演算す
る。この値は比較器515に入力され、例えば閾値1と
その大小が比較される。絶対値|S3+S2|が閾値1
より小さければ、比較器515よりHレベル(1)の信
号が出力される。
【0058】又、加算器512では高域成分の映像信号
S3とS4とを加算し、ABS514でその絶対値|S
3+S4|を演算する。絶対値|S3+S4|が閾値1
よりも小さい場合には比較器516からHレベル(1)
の信号が出力される。
S3とS4とを加算し、ABS514でその絶対値|S
3+S4|を演算する。絶対値|S3+S4|が閾値1
よりも小さい場合には比較器516からHレベル(1)
の信号が出力される。
【0059】次に図4の比較回路532の動作について
説明する。比較回路532は、LPF529,LPF5
30,LPF531の出力の大小を比較し、LPF52
9の出力が一番小さい場合は、図1のコムフィルタ30
7の混合比率が大きくなるように、混合回路310を制
御する。LPF531の出力が一番小さい場合には、比
較回路532はコムフィルタ308の混合比率が大きく
なるように混合回路310を制御する。又、LPF53
0の出力が一番小さく、且つオア回路517の出力がL
レベル(0)の場合は、比較回路532はコムフィルタ
309の混合比率が大きくなるように混合回路310を
制御する。
説明する。比較回路532は、LPF529,LPF5
30,LPF531の出力の大小を比較し、LPF52
9の出力が一番小さい場合は、図1のコムフィルタ30
7の混合比率が大きくなるように、混合回路310を制
御する。LPF531の出力が一番小さい場合には、比
較回路532はコムフィルタ308の混合比率が大きく
なるように混合回路310を制御する。又、LPF53
0の出力が一番小さく、且つオア回路517の出力がL
レベル(0)の場合は、比較回路532はコムフィルタ
309の混合比率が大きくなるように混合回路310を
制御する。
【0060】ここで入力される映像信号S2,S3,S
4が図9(a)〜(c)に示すような位相の信号とする
ならば、加算器511又は加算器512の出力は非常に
小さな値となる。このような場合には比較器515又は
比較器516の出力はHレベルとなり、オア回路517
の出力もHレベルとなる。これはラインLの1つ上又は
下のラインで、映像信号Sの位相が反転している場合に
生じる。LPF530の出力が一番小さくても、オア回
路517の出力がHレベルであるので、比較回路532
は映像信号S2,S3,S4が図9(a),(b),
(c)に示すような状態と判断し、コムフィルタ309
の出力を選択せずにコムフィルタ307又はコムフィル
タ308の混合比率を大きくするように、混合回路31
0を制御する。この場合LPF529と531の大小を
比較し、LPF529の出力が小さければコムフィルタ
307の混合率を高くし、LPF531の出力が小さけ
ればコムフィルタ308の混合率を高くする。
4が図9(a)〜(c)に示すような位相の信号とする
ならば、加算器511又は加算器512の出力は非常に
小さな値となる。このような場合には比較器515又は
比較器516の出力はHレベルとなり、オア回路517
の出力もHレベルとなる。これはラインLの1つ上又は
下のラインで、映像信号Sの位相が反転している場合に
生じる。LPF530の出力が一番小さくても、オア回
路517の出力がHレベルであるので、比較回路532
は映像信号S2,S3,S4が図9(a),(b),
(c)に示すような状態と判断し、コムフィルタ309
の出力を選択せずにコムフィルタ307又はコムフィル
タ308の混合比率を大きくするように、混合回路31
0を制御する。この場合LPF529と531の大小を
比較し、LPF529の出力が小さければコムフィルタ
307の混合率を高くし、LPF531の出力が小さけ
ればコムフィルタ308の混合率を高くする。
【0061】さて図1に示すフィルタ回路311は着目
する映像信号S3と混合回路310の出力する色信号C
を入力し、輝度信号Yと帯域制限された色信号Cを出力
する。生成された輝度信号Yは出力端子313より出力
され、色信号Cは色復調回路312に入力されて二つの
色差信号U,Vに復調される。そして色差信号U,Vは
夫々出力端子314,315から出力される。
する映像信号S3と混合回路310の出力する色信号C
を入力し、輝度信号Yと帯域制限された色信号Cを出力
する。生成された輝度信号Yは出力端子313より出力
され、色信号Cは色復調回路312に入力されて二つの
色差信号U,Vに復調される。そして色差信号U,Vは
夫々出力端子314,315から出力される。
【0062】以上のように相関判定回路306を用いる
ことで、最も相関の強い近傍の画素を用い、かつ図9に
示すようにライン毎に高域成分の映像信号が反転する場
合はコムフィルタ309を用いないように混合回路31
0を制御する。
ことで、最も相関の強い近傍の画素を用い、かつ図9に
示すようにライン毎に高域成分の映像信号が反転する場
合はコムフィルタ309を用いないように混合回路31
0を制御する。
【0063】
【発明の効果】以上の詳細に説明したように本発明によ
れば、相関検出回路でPAL信号のライン間の相関性を
検出し、最適なコムフィルタを選択して色信号を分離す
るようにしている。このためライン毎に位相が反転また
は反転に近いような高域の映像信号が入力された場合に
も、色信号及び輝度信号は正常に分離されると共に、映
像信号のクロスカラーが低減され、画質向上の効果は大
きくなる。
れば、相関検出回路でPAL信号のライン間の相関性を
検出し、最適なコムフィルタを選択して色信号を分離す
るようにしている。このためライン毎に位相が反転また
は反転に近いような高域の映像信号が入力された場合に
も、色信号及び輝度信号は正常に分離されると共に、映
像信号のクロスカラーが低減され、画質向上の効果は大
きくなる。
【図1】本発明の一実施例における輝度信号色信号分離
装置の全体構成を示すブロック図である。
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の輝度信号色信号分離装置に用いられ
るコムフィルタの構成を示すブロック図(その1)であ
る。
るコムフィルタの構成を示すブロック図(その1)であ
る。
【図3】本実施例の輝度信号色信号分離装置に用いられ
るコムフィルタの構成を示すブロック図(その2)であ
る。
るコムフィルタの構成を示すブロック図(その2)であ
る。
【図4】本実施例の輝度信号色信号分離装置に用いられ
る相関検出回路の構成を示すブロック図である。
る相関検出回路の構成を示すブロック図である。
【図5】本実施例の輝度信号色信号分離装置に用いられ
る位相検出回路の構成を示すブロック図である。
る位相検出回路の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の輝度信号色信号分離装置の全体構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図7】従来の輝度信号色信号分離装置に用いられる相
関検出回路の構成を示すブロック図である。
関検出回路の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明及び従来の輝度信号色信号分離装置の動
作を示す説明図(その1)である。
作を示す説明図(その1)である。
【図9】本発明及び従来の輝度信号色信号分離装置の動
作を示す説明図(その2)である。
作を示す説明図(その2)である。
301,401,402,406,407,411〜4
13,421〜423501〜505 入力端子 302〜305 1Hメモリ 306 相関判定回路 306a 相関検出回路 306b 位相検出回路 307〜309 コムフィルタ 310 混合回路 311 フィルタ回路 312 色復調回路 313〜315,405,410,417,432,5
33 出力端子 403,408,416,424,429,523〜5
25 減算器 414,425,430,511,512 加算器 427 シフト回路 404,409,415,426,428,431 乗
算器 506〜510 HPF 513,514,518〜522,526〜528 絶
対値回路 529〜531 LPF 515,516 比較器 517 オア回路 532 比較回路
13,421〜423501〜505 入力端子 302〜305 1Hメモリ 306 相関判定回路 306a 相関検出回路 306b 位相検出回路 307〜309 コムフィルタ 310 混合回路 311 フィルタ回路 312 色復調回路 313〜315,405,410,417,432,5
33 出力端子 403,408,416,424,429,523〜5
25 減算器 414,425,430,511,512 加算器 427 シフト回路 404,409,415,426,428,431 乗
算器 506〜510 HPF 513,514,518〜522,526〜528 絶
対値回路 529〜531 LPF 515,516 比較器 517 オア回路 532 比較回路
Claims (3)
- 【請求項1】 PAL規格の映像信号を入力して輝度信
号と色信号とに分離する輝度信号色信号分離装置であっ
て、 着目するラインの映像信号と2ライン後の映像信号を夫
々入力し、輝度信号と搬送色信号に分離する第1のコム
フィルタと、 着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信号を夫
々入力し、輝度信号と搬送色信号とに分離する第2のコ
ムフィルタと、 着目するラインの映像信号と1ライン前及び後の映像信
号を夫々入力し、輝度信号と搬送色信号とに分離する第
3のコムフィルタと、 着目するラインの映像信号と1ライン前の映像信号、及
び着目するラインの映像信号と1ライン後の映像信号の
夫々の高域成分の位相差が所定値を越えているか否かを
検出する位相検出回路と、 着目するラインの映像信号とその2ライン前後のライン
の映像信号との相関性及び1ライン前後のラインの映像
信号の相関性を検出する相関検出回路と、 前記相関検出回路で着目するラインの映像信号と2ライ
ン後の映像信号との相関性が高いと検出された場合に、
前記第1のコムフィルタの出力信号を用いて色信号を生
成し、着目するラインの映像信号と2ライン前の映像信
号との相関性が高いと検出された場合、前記第2のコム
フィルタの出力信号を用いて色信号を生成し、前記相関
検出回路で着目するラインの映像信号と前後の映像信号
と相関性が高いと検出され、且つ前記位相検出回路で位
相差が所定値以下と検出された場合に前記第3のコムフ
ィルタの出力信号を用いて色信号を生成し、前記位相検
出回路で位相差が所定値を越えると検出された場合に前
記第1又は第2のコムフィルタの出力信号を用いて色信
号を生成する混合回路と、 前記混合回路の出力する色信号と着目するラインの映像
信号を用いて輝度信号を生成するフィルタ回路と、を具
備することを特徴とする輝度信号色信号分離装置。 - 【請求項2】 前記位相検出回路は、 着目するラインの映像信号とその後に位置するラインの
映像信号を加算する第1の加算器と、 着目するラインの映像信号とその前に位置するラインの
映像信号を加算する第2の加算器と、 前記第1の加算器の出力の絶対値が閾値未満であれば真
を出力し、閾値以上であれば偽を出力する第1の比較器
と、 前記第2の加算器の出力の絶対値が閾値未満であれば真
を出力し、閾値以上であれば偽を出力する第2の比較器
と、 前記第1及び第2の比較器の出力の論理和を位相検出信
号として出力するオア回路と、を含むものであることを
特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号分離装置。 - 【請求項3】 前記相関検出回路は、 着目するラインの映像信号と2ライン後に位置するライ
ンの夫々の映像信号の絶対値の差分値を演算する第1の
減算器と、 着目するラインの映像信号と前及び後に位置する夫々の
ラインの映像信号の絶対値の差分値を演算する第2の減
算器と、 着目するラインの映像信号と2ライン前に位置するライ
ンの夫々の映像信号の絶対値の差分値を演算する第3の
減算器と、 前記第1〜第3の減算器の各出力絶対値の低域周波数成
分の大小を比較し、前記着目するラインと2ライン前又
は後のラインとの相関が高いか、前記着目するラインの
前後の相関が高いかを判別する比較回路と、を含むもの
であることを特徴とする請求項1記載の輝度信号色信号
分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166169A JPH06351041A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 輝度信号色信号分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5166169A JPH06351041A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 輝度信号色信号分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06351041A true JPH06351041A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15826357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5166169A Pending JPH06351041A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 輝度信号色信号分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06351041A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU683792B2 (en) * | 1993-04-05 | 1997-11-20 | Black & Decker Incorporated | Battery pack for cordless device |
| JP2002058043A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-22 | Nec Corp | Pal信号の位相歪み補正回路、方法及びpal信号のy/c分離回路、方法 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP5166169A patent/JPH06351041A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU683792B2 (en) * | 1993-04-05 | 1997-11-20 | Black & Decker Incorporated | Battery pack for cordless device |
| AU687389B2 (en) * | 1993-04-05 | 1998-02-26 | Black & Decker Incorporated | Battery pack for cordless device |
| JP2002058043A (ja) * | 2000-08-08 | 2002-02-22 | Nec Corp | Pal信号の位相歪み補正回路、方法及びpal信号のy/c分離回路、方法 |
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