JPH06351116A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH06351116A
JPH06351116A JP5138068A JP13806893A JPH06351116A JP H06351116 A JPH06351116 A JP H06351116A JP 5138068 A JP5138068 A JP 5138068A JP 13806893 A JP13806893 A JP 13806893A JP H06351116 A JPH06351116 A JP H06351116A
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vibration
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gas
insulated switchgear
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Kaoru Yamamoto
薫 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝撃力を安定して十分に吸収可能であり、高
い防振性能が得られるような優れた防振構造を備えたガ
ス絶縁開閉装置を提供する。 【構成】 床スラブ1上に設置された基礎ベース2上
に、振動絶縁装置3を介して共通ベース4が設置され、
その上に各回線構成機器5が設置される。振動絶縁装置
3は、垂直方向に伸縮可能な複数の第1の振動絶縁装置
6と複数の第2の振動絶縁装置7を有する。第1の振動
絶縁装置6は、基礎ベース2と共通ベース4との間に設
置され、第2の振動絶縁装置7は、共通ベース4におけ
る第1の振動絶縁装置6と対向する位置に設置される。
第1と第2の振動絶縁装置6,7の垂直方向のばね定数
は、ほぼ等しくされる。望ましくは、共通ベース2の外
周に固定部材10が設置され、この間に、共通ベース2
を固定部材10に対して垂直方向に可動に支持する垂直
ガイド手段11が設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置に係
り、特にその防振構造の改良技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置は、コンパクト化や絶
縁信頼性に優れているという長所を有することから、電
力系統において広く使用されており、その一層の開発が
求められている。このようなガス絶縁開閉装置は、具体
的には、母線、遮断器、断路器、接地開閉器、変流器、
ケーブルヘッド、電力ケーブルなどの機器によって構成
されており、これらの機器が、床スラブ上に設置された
回線の基礎ベース上に一括して設置されている。
【0003】以上のような構成を有するガス絶縁開閉装
置において、その開閉機器、すなわち、遮断器、断路
器、接地開閉器は、油圧、空気圧、ばねなどを駆動源と
した操作機構によって高速で動作するため、動作時にお
ける振動の発生は不可避である。このため、従来より、
防振対策として、ガス絶縁開閉装置の各回線基礎ベース
の上に、垂直方向に伸縮可能な複数の振動絶縁装置を介
して共通ベースを設置し、この共通ベース上に各回線機
器を一括して設置し、振動絶縁装置を垂直方向に伸縮さ
せることにより、動作時の衝撃力を吸収し、床スラブへ
の衝撃力伝達を防止する防振構造が広く採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来のガス絶縁開閉装置においては、基礎ベース上に
振動絶縁装置を介して共通ベースを設置する構成である
ため、開閉機器の動作によって衝撃力が発生した際に、
下方への衝撃力については、この衝撃力を振動絶縁装置
によって十分に吸収することができる反面、上方への衝
撃力については、この衝撃力を振動絶縁装置によって十
分に吸収することができない。したがって、衝撃力の吸
収能力が不安定であるため、結果として、高い防振性能
が得られないという欠点がある。
【0005】また、振動絶縁装置による防振性能、すな
わち、衝撃力の吸収効果を得るためには、床スラブに対
する垂直方向のばね定数を極力低くする必要がある。し
かしながら、このように垂直方向のばね定数を低下させ
た場合には、水平方向の剛性もまた低下してしまう。そ
のため、垂直方向のばね定数を極力低下させて、高い防
振性能を保持しようとした場合には、振動絶縁装置を適
用しない場合と比較して、地震時におけるガス絶縁開閉
装置の水平応動が増大してしまう。その結果、ケーブル
ヘッドから垂直方向に引き出されている電力ケーブルの
曲げ応力が増大し、さらに、構成機器の誤動作の可能性
も高まり、装置全体としての総合的な意味での耐震性能
が低下するという欠点がある。
【0006】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、開
閉機器の動作時に発生する衝撃力を安定して十分に吸収
可能であり、高い防振性能が得られるような優れた防振
構造を備えたガス絶縁開閉装置を提供することである。
また、垂直方向のばね定数を極力低下させて、高い防振
性能を保持しながら、しかも、ガス絶縁開閉装置の水平
応動を増大させることなく、装置全体としての総合的な
意味での耐震性能を向上することも目的の一つである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるガス絶縁開
閉装置は、床スラブ上に設置された基礎ベースと、基礎
ベース上に振動絶縁装置を介して設置された共通ベース
と、共通ベース上に一括して設置された各回線構成機器
とを備えたガス絶縁開閉装置において、その振動構造に
一定の特徴を有するものである。
【0008】すなわち、まず、本発明のガス絶縁開閉装
置の振動絶縁装置は、その各々が垂直方向に伸縮可能な
複数の第1の振動絶縁装置と複数の第2の振動絶縁装置
を有する。そして、複数の第1の振動絶縁装置は、基礎
ベースと共通ベースとの間に設置される。また、複数の
第2の振動絶縁装置は、共通ベースにおける第1の振動
絶縁装置と対向する位置に設置される。さらに、複数の
第1の振動絶縁装置と複数の第2の振動絶縁装置は、垂
直方向のばね定数として、ほぼ等しいばね定数を有する
ことを特徴としている。
【0009】また、本発明のガス絶縁開閉装置は、より
望ましくは、以上の構成に加えて、共通ベースの外周に
設置され、床スラブ上に支持固定された複数の固定部材
と、共通ベースと固定部材との間に設置され、共通ベー
スを固定部材に対して垂直方向に可動に支持する垂直ガ
イド手段とをさらに備える。
【0010】
【作用】以上のように構成された本発明によるガス絶縁
開閉装置の作用は次の通りである。まず、基礎ベースと
これに対向する共通ベースとの間に複数の第1の振動絶
縁装置を設けると共に、共通ベースにおける第1の振動
絶縁装置と対向する位置に複数の第2の振動絶縁装置を
設けているため、開閉機器の動作によって衝撃力が発生
した際に、下方への衝撃力を第1の振動絶縁装置によっ
て十分に吸収することができると共に、上方への衝撃力
を第2の振動絶縁装置によって十分に吸収することがで
きる。したがって、開閉機器の動作時に発生する衝撃力
を、安定して十分に吸収することができるため、高い防
振性能が得られる。
【0011】特に、本発明においては、第1の振動絶縁
装置と第2の振動絶縁装置の垂直方向のばね定数をほぼ
等しくしているため、第1および第2の振動絶縁装置共
に、垂直方向に同じ条件で伸縮させることができる。し
たがって、開閉機器の動作時に発生する衝撃力を、安定
して吸収することができるため、より高い防振性能が得
られる。
【0012】一方、防振性能を向上するために、第1お
よび第2の振動絶縁装置の垂直方向のばね定数を極力低
下させた場合には、これらの振動絶縁装置の水平方向の
剛性もまた低下してしまうが、共通ベースの外周に固定
部材と垂直ガイド手段を設けることにより、固定部材に
よって共通ベースをその水平方向から支持できるため、
地震時におけるガス絶縁開閉装置の水平応動を抑制する
ことができる。したがって、電力ケーブルの曲げ応力の
発生を防止でき、構成機器の誤動作の可能性を低減でき
るため、装置全体としての総合的な意味での耐震性能を
向上することができる。また、この場合、共通ベース
は、垂直ガイド手段により、固定部材に対して垂直方向
に可動に支持されているため、第1および第2の振動絶
縁装置の垂直方向の伸縮に伴う共通ベースの垂直運動を
妨げることはない。
【0013】
【実施例】以下には、本発明によるガス絶縁開閉装置の
一実施例を、図1〜図3を参照して具体的に説明する。
この場合、図1は本発明によるガス絶縁開閉装置の一実
施例の要部を示す部分拡大断面図、図2は図1のガス絶
縁開閉装置全体を示す垂直断面図、図3は図1のガス絶
縁開閉装置全体を示す平面図である。
【0014】まず、図1に示すように、床スラブ1上に
設置された基礎ベース2上には、振動絶縁装置3を介し
て、共通ベース4が設置され、この共通ベース4上に、
図2および図3に示すような各回線構成機器5が一括し
て設置されている。この場合、振動絶縁装置3は、第1
の防振ゴム(第1の振動絶縁装置)6、第2の防振ゴム
(第2の振動絶縁装置)7、結合ロッド8、およびナッ
ト9から構成されている。
【0015】すなわち、図1に示すように、基礎ベース
2の天板上面と共通ベース4の底板下面との間には、垂
直方向に伸縮可能な複数の第1の防振ゴム6が設置さ
れ、また、共通ベース4の底板上面における第1の防振
ゴム6と対向する位置には、同様に、垂直方向に伸縮可
能な複数の第2の防振ゴム7が設置されている。この場
合、第1および第2の防振ゴム6,7は、同一材料で同
一形状に形成されると共に、その垂直方向のばね定数が
同一でかつ十分に低くなるように構成されている。ま
た、第1および第2の防振ゴム6,7は、垂直方向に完
全に重なり合うように配置されている。そして、この状
態で、基礎ベース2の天板、第1の防振ゴム6、共通ベ
ース4の底板、および第2の防振ゴム7の対応する位置
に設けられた貫通孔に、結合ロッド8が挿入され、その
両端部がナット9で締め付けられることにより、これら
の複数の部材が一体に結合されている。
【0016】一方、共通ベース4は、図3に示すよう
に、長方形とされており、また、図示していないが、基
礎ベース2も、共通ベース4と同一形状とされ、重なり
合うようにして配置されている。そして、共通ベース4
の4箇所のコーナ部の外周には、各2箇所、計8箇所の
固定座(固定部材)10が設けられ、床スラブ1上に支
持固定されている。また、共通ベース4の側板とこれに
対向する各固定座10の側板上部との間には、スライド
ベアリング(垂直ガイド手段)11が設けられており、
共通ベース4は、このスライドベアリング11により、
固定座10に対して垂直方向に可動に支持されている。
なお、図中12は、各回線構成機器5のうちの開閉機器
の一つである遮断器、13はケーブルヘッド、14はケ
ーブルヘッド13から垂直方向下方に引き出され、地中
に配設された電力ケーブルである。
【0017】以上のような構成を有する本実施例の作用
は次の通りである。すなわち、まず、第1の防振ゴム6
および第2の防振ゴム7の垂直方向のばね定数を十分に
低く設定しているため、各回線構成機器5のうち、例え
ば、遮断器12がその動作時に衝撃力Fを発生した場合
には、第1の防振ゴム6および第2の防振ゴム7が垂直
方向にそれぞれ十分に伸縮することにより、この衝撃力
Fを十分に吸収することができる。したがって、遮断器
12などの開閉機器の動作時に発生した衝撃力を十分に
吸収することができるため、床スラブ1への衝撃力伝達
を防止でき、高い防振性能が得られる。
【0018】特に、本実施例においては、第1の防振ゴ
ム6および第2の防振ゴム7の垂直方向のばね定数を等
しくしているため、第1の防振ゴム6および第2の防振
ゴム7を共に、垂直方向に同じ条件で伸縮させることが
できる。したがって、従来のように第1の防振ゴム6の
みを設けた場合に比べて、遮断器12などの開閉機器の
動作時に発生した衝撃力を、安定して吸収することがで
きるため、より高い防振性能が得られる。
【0019】一方、本実施例のように、第1の防振ゴム
6および第2の防振ゴム7の垂直方向のばね定数を極力
低下させた場合には、これらの防振ゴム6,7の水平方
向の剛性も低下してしまうが、本実施例においては、共
通ベース4を固定座10によってその水平方向から支持
できるため、地震時におけるガス絶縁開閉装置の水平応
動を抑制することができる。したがって、本実施例にお
いては、電力ケーブル14の曲げ応力の発生を防止で
き、構成機器の誤動作の可能性を低減できるため、装置
全体としての総合的な意味での耐震性能を向上すること
ができる。また、この場合、共通ベース4は、スライド
ベアリング11により、固定座10に対して垂直方向に
可動に支持されているため、第1および第2の防振ゴム
6,7の垂直方向の伸縮に伴う共通ベース4の垂直運動
を妨げることはない。
【0020】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、第1、第2の振動絶縁装置や固定部材、
垂直ガイド手段などの具体的な配置箇所やその取り付け
方法、数、材質、寸法形状などは適宜変更可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
振動絶縁装置として、第1と第2の振動絶縁装置を設
け、これらの振動絶縁装置の垂直方向のばね定数をほぼ
等しくするという簡単な構成の改良により、開閉機器の
動作時に発生する衝撃力を安定して十分に吸収可能であ
り、高い防振性能が得られるような優れた防振構造を備
えたガス絶縁開閉装置を提供することができる。また、
共通ベースの外周に固定部材と垂直ガイド手段を設ける
ことにより、垂直方向のばね定数を極力低下させて、高
い防振性能を保持しながら、しかも、ガス絶縁開閉装置
の水平応動を増大させることなく、装置全体としての総
合的な意味での耐震性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁開閉装置の一実施例の要
部を示す部分拡大断面図。
【図2】図1のガス絶縁開閉装置全体を示す垂直断面
図。
【図3】図1のガス絶縁開閉装置全体を示す平面図。
【符号の説明】
1…床スラブ 2…基礎ベース 3…振動絶縁装置 4…共通ベース 5…各回線構成機器 6…第1の防振ゴム 7…第2の防振ゴム 8…結合ロッド 9…ナット 10…固定座 11…スライドベアリング 12…遮断器 13…ケーブルヘッド 14…電力ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブ上に設置された基礎ベースと、
    基礎ベース上に振動絶縁装置を介して設置された共通ベ
    ースと、共通ベース上に一括して設置された各回線構成
    機器とを備えたガス絶縁開閉装置において、 前記振動絶縁装置は、その各々が垂直方向に伸縮可能な
    複数の第1の振動絶縁装置と複数の第2の振動絶縁装置
    を有し、 前記複数の第1の振動絶縁装置は、前記基礎ベースと前
    記共通ベースとの間に設置され、 前記複数の第2の振動絶縁装置は、前記共通ベースにお
    ける前記第1の振動絶縁装置と対向する位置に設置さ
    れ、 前記複数の第1の振動絶縁装置と前記複数の第2の振動
    絶縁装置は、垂直方向のばね定数として、ほぼ等しいば
    ね定数を有することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記共通ベースの外周に設置され、前記
    床スラブ上に支持固定された複数の固定部材と、 前記共通ベースと前記固定部材との間に設置され、前記
    共通ベースを前記固定部材に対して垂直方向に可動に支
    持する垂直ガイド手段とをさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
JP13806893A 1993-06-10 1993-06-10 ガス絶縁開閉装置 Expired - Fee Related JP3278495B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223659A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁開閉装置
KR20220065480A (ko) 2020-11-13 2022-05-20 효성중공업 주식회사 가스절연 개폐장치용 진동저감장치

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