JPH0635465A - 楽音生成装置 - Google Patents
楽音生成装置Info
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- JPH0635465A JPH0635465A JP4190655A JP19065592A JPH0635465A JP H0635465 A JPH0635465 A JP H0635465A JP 4190655 A JP4190655 A JP 4190655A JP 19065592 A JP19065592 A JP 19065592A JP H0635465 A JPH0635465 A JP H0635465A
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- Japan
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- key
- level
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Abstract
(57)【要約】
【目的】レガート演奏時に、新たな発音指示に基づいて
生成される楽音のレベルを、生成中の楽音のレベルに基
づいて決定し、自然楽器演奏時のレベル変化をリアルに
表現する楽音生成装置を提供する。 【構成】新たな発音指示に基づいてレガート演奏がなさ
れたか否かを判断し、新たな発音指示があったときに従
前の楽音のレベルを検出する。さらに、レガート演奏が
なされなかったときには、検出されたレベルとは無関係
に新たな発音指示に基づいて生成される楽音のレベルを
制御し、レガート演奏がなされたときには、検出された
レベルと新たな発音指示とに基づいて、生成される楽音
のレベルを制御する。
生成される楽音のレベルを、生成中の楽音のレベルに基
づいて決定し、自然楽器演奏時のレベル変化をリアルに
表現する楽音生成装置を提供する。 【構成】新たな発音指示に基づいてレガート演奏がなさ
れたか否かを判断し、新たな発音指示があったときに従
前の楽音のレベルを検出する。さらに、レガート演奏が
なされなかったときには、検出されたレベルとは無関係
に新たな発音指示に基づいて生成される楽音のレベルを
制御し、レガート演奏がなされたときには、検出された
レベルと新たな発音指示とに基づいて、生成される楽音
のレベルを制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器等に用いられ
る楽音生成装置に関する。
る楽音生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器に用いられる従来の楽音生成装
置では、新たな発音指示がなされた場合に、その発音指
示の示す押鍵速度情報などに基づいて、生成する楽音の
レベルを決定するように構成されている。また、新たな
発音指示がレガート形式でなされたときには、発音中の
楽音のレベルを維持するとともに音高のみを新たな発音
指示に対応するものへと変化させるように構成されてい
る。
置では、新たな発音指示がなされた場合に、その発音指
示の示す押鍵速度情報などに基づいて、生成する楽音の
レベルを決定するように構成されている。また、新たな
発音指示がレガート形式でなされたときには、発音中の
楽音のレベルを維持するとともに音高のみを新たな発音
指示に対応するものへと変化させるように構成されてい
る。
【0003】ところで、ギターなどの演奏においてはレ
ガート演奏に対応する撥弦後にハンマリング、プリン
グ、スライドなどの奏法が行われることがある。これら
の奏法を行ったときは、通常の撥弦による楽音と異なり
滑らかに変化する楽音が得られる。ここでハンマリング
とは、撥弦後に左手の指により弦を叩くように押さえ、
フレットに対応して半音単位で音高を上げる方向に変化
させる奏法をいう。
ガート演奏に対応する撥弦後にハンマリング、プリン
グ、スライドなどの奏法が行われることがある。これら
の奏法を行ったときは、通常の撥弦による楽音と異なり
滑らかに変化する楽音が得られる。ここでハンマリング
とは、撥弦後に左手の指により弦を叩くように押さえ、
フレットに対応して半音単位で音高を上げる方向に変化
させる奏法をいう。
【0004】また、プリングとは、撥弦後に弦を押さえ
ている指を、その弦を引っ掻くように離し、フレットに
対応して発音単位で音高を下げる方向に変化させる奏法
をいう。また、スライドとは、撥弦後に弦を押さえてい
る指を、フレットを越えて滑らせ、フレットに対応して
半音単位で音高を上げる/下げる両方向に変化させる奏
法をいう。
ている指を、その弦を引っ掻くように離し、フレットに
対応して発音単位で音高を下げる方向に変化させる奏法
をいう。また、スライドとは、撥弦後に弦を押さえてい
る指を、フレットを越えて滑らせ、フレットに対応して
半音単位で音高を上げる/下げる両方向に変化させる奏
法をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ギターなどにおいてハ
ンマリング等の奏法を行った後の楽音のレベルは、これ
らの奏法の強度(例えばハンマリングの場合には弦を押
さえる強さ)のみによって決定されるのではなく、これ
らの奏法以前から鳴っていた音の大きさにも影響され
る。しかし、従来の楽音生成装置では、上記のように、
新たな発音指示の示す押鍵速度情報などに基づいて、生
成する楽音のレベルを決定するように構成されている
か、または、新たな発音指示がレガート形式でなされた
ときには、発音中の楽音のレベルを維持するとともに音
高のみを新たな発音指示に対応するものへと変化させる
ように構成されているため、レガート演奏時のハンマリ
ング等の奏法によるレベル変化が表現できない。
ンマリング等の奏法を行った後の楽音のレベルは、これ
らの奏法の強度(例えばハンマリングの場合には弦を押
さえる強さ)のみによって決定されるのではなく、これ
らの奏法以前から鳴っていた音の大きさにも影響され
る。しかし、従来の楽音生成装置では、上記のように、
新たな発音指示の示す押鍵速度情報などに基づいて、生
成する楽音のレベルを決定するように構成されている
か、または、新たな発音指示がレガート形式でなされた
ときには、発音中の楽音のレベルを維持するとともに音
高のみを新たな発音指示に対応するものへと変化させる
ように構成されているため、レガート演奏時のハンマリ
ング等の奏法によるレベル変化が表現できない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、ギター等にお
ける上記特殊な演奏を表現することのできる楽音生成装
置を提供することを目的とする。
ける上記特殊な演奏を表現することのできる楽音生成装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の楽音生成装置は、(a)新たな発音指示及び
/又は新たな消音指示に基づいてレガート演奏がなされ
たか否かを判断するレガート演奏判断手段、(b)新た
な発音指示及び/又は新たな消音指示があったときに従
前の楽音のレベルを検出する検出手段、(c)レガート
演奏判断手段がレガート演奏がなされなかったと判断し
たときには、検出手段によって検出されたレベルとは無
関係に新たな発音指示に基づいて生成される楽音のレベ
ルを制御するとともに、レガート演奏判断手段がレガー
ト演奏がなされたと判断したときには、検出手段によっ
て検出されたレベルと新たな発音指示とに基づいて、生
成される楽音のレベルを制御する制御手段、を備えたこ
とを特徴とするものである。
の本発明の楽音生成装置は、(a)新たな発音指示及び
/又は新たな消音指示に基づいてレガート演奏がなされ
たか否かを判断するレガート演奏判断手段、(b)新た
な発音指示及び/又は新たな消音指示があったときに従
前の楽音のレベルを検出する検出手段、(c)レガート
演奏判断手段がレガート演奏がなされなかったと判断し
たときには、検出手段によって検出されたレベルとは無
関係に新たな発音指示に基づいて生成される楽音のレベ
ルを制御するとともに、レガート演奏判断手段がレガー
ト演奏がなされたと判断したときには、検出手段によっ
て検出されたレベルと新たな発音指示とに基づいて、生
成される楽音のレベルを制御する制御手段、を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】レガート演奏判断手段により、新たな発音指示
に基づいてレガート演奏がなされたか否かが判断され
る。また、検出手段により、新たな発音指示があったと
きに従前の楽音のレベルが検出される。制御手段によ
り、レガート演奏判断手段がレガート演奏がなされなか
ったと判断したときには、検出手段によって検出された
レベルとは無関係に前記新たな発音指示に基づいて生成
される楽音のレベルが制御される。一方、レガート演奏
判断手段がレガート演奏がなされたと判断したときに
は、検出手段によって検出されたレベルと新たな発音指
示とに基づいて、生成される楽音のレベルが制御され
る。
に基づいてレガート演奏がなされたか否かが判断され
る。また、検出手段により、新たな発音指示があったと
きに従前の楽音のレベルが検出される。制御手段によ
り、レガート演奏判断手段がレガート演奏がなされなか
ったと判断したときには、検出手段によって検出された
レベルとは無関係に前記新たな発音指示に基づいて生成
される楽音のレベルが制御される。一方、レガート演奏
判断手段がレガート演奏がなされたと判断したときに
は、検出手段によって検出されたレベルと新たな発音指
示とに基づいて、生成される楽音のレベルが制御され
る。
【0009】この結果、レガート演奏時に、新たな発音
指示に基づいて生成される楽音のレベルが、生成中の楽
音のレベルに基づいて決定されるため、自然楽器演奏時
のレベル変化が表現できる。
指示に基づいて生成される楽音のレベルが、生成中の楽
音のレベルに基づいて決定されるため、自然楽器演奏時
のレベル変化が表現できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の楽音生成装置を適
用した電子楽器の概略構成図である。鍵盤部1には、鍵
盤および鍵操作(押鍵/離鍵)検出回路が備えられてい
る。鍵操作を検出したときは、鍵盤部1から制御部2に
鍵操作検出信号が出力される。鍵操作検出信号には、鍵
操作が押鍵か離鍵かを示す情報(ステータスST)、い
づれの鍵が操作されたかを示す情報(キーナンバKN
M)、押鍵速度あるいは離鍵速度を示す情報(ベロシテ
ィーVL)が含まれている。キーナンバKNMには、鍵
に対応する音高が高くなる毎に大きくなるような数値が
割り振られている。ベロシティーVLには、押鍵速度あ
るいは離鍵速度が大きくなる毎に大きくなるような数値
が割り振られている。
用した電子楽器の概略構成図である。鍵盤部1には、鍵
盤および鍵操作(押鍵/離鍵)検出回路が備えられてい
る。鍵操作を検出したときは、鍵盤部1から制御部2に
鍵操作検出信号が出力される。鍵操作検出信号には、鍵
操作が押鍵か離鍵かを示す情報(ステータスST)、い
づれの鍵が操作されたかを示す情報(キーナンバKN
M)、押鍵速度あるいは離鍵速度を示す情報(ベロシテ
ィーVL)が含まれている。キーナンバKNMには、鍵
に対応する音高が高くなる毎に大きくなるような数値が
割り振られている。ベロシティーVLには、押鍵速度あ
るいは離鍵速度が大きくなる毎に大きくなるような数値
が割り振られている。
【0011】制御部2には、所定のプログラムを実行す
るCPUと、そのプログラムおよびプログラム実行に必
要なデータを記憶しているROMと、そのプログラムの
実行に当たって必要なレジスタ、キーマップなどが設定
されるワーキングエリアとしてのRAMなどが備えられ
ている。この制御部2では、鍵操作検出信号に基づいて
制御信号が生成され、この制御信号が後述する楽音生成
部3へ供給されることにより、操作された鍵に対応する
楽音の発音の開始/停止の指示が行われる。
るCPUと、そのプログラムおよびプログラム実行に必
要なデータを記憶しているROMと、そのプログラムの
実行に当たって必要なレジスタ、キーマップなどが設定
されるワーキングエリアとしてのRAMなどが備えられ
ている。この制御部2では、鍵操作検出信号に基づいて
制御信号が生成され、この制御信号が後述する楽音生成
部3へ供給されることにより、操作された鍵に対応する
楽音の発音の開始/停止の指示が行われる。
【0012】この楽音生成部3で生成された楽音は、音
響装置4によって放音される。楽音生成部3には、2個
の楽音発生器30、31と、この2個の楽音発生器3
0、31によって生成された楽音を加算する加算器32
とが備えられている。楽音発生器30では、例えばギタ
ーを通常演奏したときの楽音が生成され、一方、楽音発
生器31では、ギターのハンマリング、プリングの各奏
法が行われたときのノイズ成分を抽出した楽音が生成さ
れる。
響装置4によって放音される。楽音生成部3には、2個
の楽音発生器30、31と、この2個の楽音発生器3
0、31によって生成された楽音を加算する加算器32
とが備えられている。楽音発生器30では、例えばギタ
ーを通常演奏したときの楽音が生成され、一方、楽音発
生器31では、ギターのハンマリング、プリングの各奏
法が行われたときのノイズ成分を抽出した楽音が生成さ
れる。
【0013】2個の楽音発生器30、31にはそれぞれ
源波形生成回路30A(楽音発生器31のものは図示せ
ず。以下同じ。)、エンベロープ発生回路30B、音量
変調回路30Cが備えられている。源波形生成回路30
Aでは、制御部2から与えられた制御信号に基づく音高
の波形信号が生成され、この波形信号が音量変調回路3
0Cに供給される。エンベロープ発生回路30Bでは、
制御部2から与えられた制御信号に基づいて生成された
波形信号に音量変化を付与するためのエンベロープ信号
が生成され、このエンベロープ信号が音量変調回路30
Cに供給される。音量変調回路30Cでは、波形信号と
エンベロープ信号とが乗算されて出力される。このよう
にしてエンベロープの付与された楽音が生成される。な
お、2つの源波形生成回路で生成される波形信号の波形
が異なるため、2個の楽音発生器30、31によって発
生される楽音の音色は異なる。
源波形生成回路30A(楽音発生器31のものは図示せ
ず。以下同じ。)、エンベロープ発生回路30B、音量
変調回路30Cが備えられている。源波形生成回路30
Aでは、制御部2から与えられた制御信号に基づく音高
の波形信号が生成され、この波形信号が音量変調回路3
0Cに供給される。エンベロープ発生回路30Bでは、
制御部2から与えられた制御信号に基づいて生成された
波形信号に音量変化を付与するためのエンベロープ信号
が生成され、このエンベロープ信号が音量変調回路30
Cに供給される。音量変調回路30Cでは、波形信号と
エンベロープ信号とが乗算されて出力される。このよう
にしてエンベロープの付与された楽音が生成される。な
お、2つの源波形生成回路で生成される波形信号の波形
が異なるため、2個の楽音発生器30、31によって発
生される楽音の音色は異なる。
【0014】次に、図2を参照して、制御部2によって
実行されるプログラムを説明する。図2は、制御部2の
CPUによって実行されるプログラムのフローチャート
を示す。このフローチャートには本発明に関係する部分
のみが示されており、鍵盤部1からの鍵操作検出信号が
制御部2に入力されることによって開始される。ステッ
プ100では、鍵操作検出信号のステータスSTに基づ
いて、鍵操作が押鍵か離鍵かが判断され、押鍵のときは
ステップ101に進む。
実行されるプログラムを説明する。図2は、制御部2の
CPUによって実行されるプログラムのフローチャート
を示す。このフローチャートには本発明に関係する部分
のみが示されており、鍵盤部1からの鍵操作検出信号が
制御部2に入力されることによって開始される。ステッ
プ100では、鍵操作検出信号のステータスSTに基づ
いて、鍵操作が押鍵か離鍵かが判断され、押鍵のときは
ステップ101に進む。
【0015】ステップ101では、RAMに設定されて
いるキーマップを参照して、レガート演奏がなされたか
否かが判断される。キーマップには、鍵盤部の各鍵に対
応してその鍵が押鍵中か離鍵中かを示す情報が記憶され
ており、新たに押鍵された鍵以外の鍵が既に押鍵されて
いる場合にはレガート演奏を示し、他に押鍵中の鍵が無
い場合にはレガート演奏でないことを示す。
いるキーマップを参照して、レガート演奏がなされたか
否かが判断される。キーマップには、鍵盤部の各鍵に対
応してその鍵が押鍵中か離鍵中かを示す情報が記憶され
ており、新たに押鍵された鍵以外の鍵が既に押鍵されて
いる場合にはレガート演奏を示し、他に押鍵中の鍵が無
い場合にはレガート演奏でないことを示す。
【0016】レガート演奏でないとき(新たな押鍵時に
他に押鍵中の鍵がなかったとき)は、 ステップ102
に進み通常の楽音が生成される。すなわち、新たに供給
された鍵操作検出信号に含まれるキーナンバKNMおよ
びベロシティーVLに基づいて、楽音発生器30に対し
て楽音発生指示が行われる。楽音生成部3で生成される
エンベロープ信号のピークの大きさは、ベロシティーV
Lの大きさに対応する。このステップ102での処理に
よって、通常演奏による音色の楽音が、押鍵された鍵に
対応した音高および押鍵速度に対応したエンベロープの
大きさ(音量)で発生される。
他に押鍵中の鍵がなかったとき)は、 ステップ102
に進み通常の楽音が生成される。すなわち、新たに供給
された鍵操作検出信号に含まれるキーナンバKNMおよ
びベロシティーVLに基づいて、楽音発生器30に対し
て楽音発生指示が行われる。楽音生成部3で生成される
エンベロープ信号のピークの大きさは、ベロシティーV
Lの大きさに対応する。このステップ102での処理に
よって、通常演奏による音色の楽音が、押鍵された鍵に
対応した音高および押鍵速度に対応したエンベロープの
大きさ(音量)で発生される。
【0017】ステップ101でレガート演奏と判断され
たときはステップ103に進み、現在生成中の楽音の音
高に対応するキーナンバを示すキーナンバGNMと、新
たに供給された鍵操作信号に含まれるキーナンバKNM
とが比較される。キーナンバKNMがキーナンバGNM
より大きいときは、新たに押鍵された鍵が現在生成中の
楽音に対応する鍵よりも高音側であること、すなわち、
押鍵中の鍵よりも高音側で新たな押鍵がなされたことを
示している。レガート形式で新たに押鍵された鍵が現在
生成中の楽音に対応する鍵よりも高音側ではない場合、
すなわち、押鍵中の鍵よりも低音側で新たな押鍵がなさ
れた場合には、新たな押鍵に基づく楽音の生成は行われ
ない。尚、GNM<KNM<(GNM+半音いくつか)
として、KNMの範囲を限定してもよい。
たときはステップ103に進み、現在生成中の楽音の音
高に対応するキーナンバを示すキーナンバGNMと、新
たに供給された鍵操作信号に含まれるキーナンバKNM
とが比較される。キーナンバKNMがキーナンバGNM
より大きいときは、新たに押鍵された鍵が現在生成中の
楽音に対応する鍵よりも高音側であること、すなわち、
押鍵中の鍵よりも高音側で新たな押鍵がなされたことを
示している。レガート形式で新たに押鍵された鍵が現在
生成中の楽音に対応する鍵よりも高音側ではない場合、
すなわち、押鍵中の鍵よりも低音側で新たな押鍵がなさ
れた場合には、新たな押鍵に基づく楽音の生成は行われ
ない。尚、GNM<KNM<(GNM+半音いくつか)
として、KNMの範囲を限定してもよい。
【0018】キーナンバKNMがキーナンバGNMより
大きいときはステップ104に進む。レガート形式で新
たに押鍵された鍵が現在生成中の楽音に対応する鍵より
も高音側である場合には、新たに供給された鍵操作検出
信号に含まれるキーナンバKNM、ベロシティーVLお
よび楽音発生器30で発生されているエンベロープ信号
の現在の大きさに基づき、制御部2が楽音生成部3を制
御してギターのハンマリング奏法(現在押えているフレ
ットよりもボディー側のフレットが押えられた状態。)
に対応する楽音を生成する。すなわち現在発音中の楽音
のレベルに基づいて新たな楽音の発生を制御する。な
お、この処理において楽音発生器30で発生されている
エンベロープ信号の大きさのみを考慮し、楽音発生器3
1で発生されているエンベロープ信号の大きさを考慮に
入れないのは、後述する図3(b)に示すように、楽音
発生器31のエンベロープ信号は比較的速く減衰するた
め、新たな押鍵があった時には楽音発生器31による楽
音は既に無視できるほど減衰しているからである。
大きいときはステップ104に進む。レガート形式で新
たに押鍵された鍵が現在生成中の楽音に対応する鍵より
も高音側である場合には、新たに供給された鍵操作検出
信号に含まれるキーナンバKNM、ベロシティーVLお
よび楽音発生器30で発生されているエンベロープ信号
の現在の大きさに基づき、制御部2が楽音生成部3を制
御してギターのハンマリング奏法(現在押えているフレ
ットよりもボディー側のフレットが押えられた状態。)
に対応する楽音を生成する。すなわち現在発音中の楽音
のレベルに基づいて新たな楽音の発生を制御する。な
お、この処理において楽音発生器30で発生されている
エンベロープ信号の大きさのみを考慮し、楽音発生器3
1で発生されているエンベロープ信号の大きさを考慮に
入れないのは、後述する図3(b)に示すように、楽音
発生器31のエンベロープ信号は比較的速く減衰するた
め、新たな押鍵があった時には楽音発生器31による楽
音は既に無視できるほど減衰しているからである。
【0019】ステップ104での具体的な演算について
説明する。先ず、楽音発生器30で発生されているエン
ベロープ信号の大きさを検出してこれをカレントエンベ
ロープCEVとし、次式に基づいて変更ベロシティーM
YVLを求める。 MYVL=(CEV/MXEV×0.3+0.7)×VL ここでMXEVは、ROMに記憶されているエンベロー
プ信号の取り得る最大値である。
説明する。先ず、楽音発生器30で発生されているエン
ベロープ信号の大きさを検出してこれをカレントエンベ
ロープCEVとし、次式に基づいて変更ベロシティーM
YVLを求める。 MYVL=(CEV/MXEV×0.3+0.7)×VL ここでMXEVは、ROMに記憶されているエンベロー
プ信号の取り得る最大値である。
【0020】上記の式では、カレントエンベロープCE
Vの値が最大エンベロープMXEVの値で除算される。
この商はエンベロープ信号の現在の大きさが、エンベロ
ープ信号の最大値に対する割合を示している。次にその
商に”0.3”を乗算して、その積に”0.7”を加算
する。得られた和に、鍵操作検出信号のベロシティ−V
Lの値を乗算し、その積を変更ベロシティーMYVLと
する。この変更ベロシティMYVLに基づいて、楽音生
成部3の楽音発生器30および楽音発生器31に対して
楽音発生指示を行う。
Vの値が最大エンベロープMXEVの値で除算される。
この商はエンベロープ信号の現在の大きさが、エンベロ
ープ信号の最大値に対する割合を示している。次にその
商に”0.3”を乗算して、その積に”0.7”を加算
する。得られた和に、鍵操作検出信号のベロシティ−V
Lの値を乗算し、その積を変更ベロシティーMYVLと
する。この変更ベロシティMYVLに基づいて、楽音生
成部3の楽音発生器30および楽音発生器31に対して
楽音発生指示を行う。
【0021】求められた変更ベロシティーMYVLは、
エンベロープ信号の最大値に対するエンベロープ信号の
現在の大きさの割合に30パーセントだけ依存するとと
もにベロシティーVLの大きさにも依存している。楽音
発生器30では、与えられた変更ベロシティーMYVL
の大きさに対応するエンベロープ信号のピークの大きさ
が(ステップ102と同様の処理により)求められ、生
成中の楽音のエンベロープ信号のレベルを、現在のレベ
ルから求められたピークの大きさまで時間経過に伴って
滑らかに変化させるとともに、音高を現在の音高からキ
ーナンバKNMに対応する音高まで時間経過に伴って滑
らかに変化させる。一方、楽音発生器31では、変更ベ
ロシティーMYVLの大きさに対応する大きさのエンベ
ロープ信号が発生され、ハンマリングノイズの楽音が生
成される。
エンベロープ信号の最大値に対するエンベロープ信号の
現在の大きさの割合に30パーセントだけ依存するとと
もにベロシティーVLの大きさにも依存している。楽音
発生器30では、与えられた変更ベロシティーMYVL
の大きさに対応するエンベロープ信号のピークの大きさ
が(ステップ102と同様の処理により)求められ、生
成中の楽音のエンベロープ信号のレベルを、現在のレベ
ルから求められたピークの大きさまで時間経過に伴って
滑らかに変化させるとともに、音高を現在の音高からキ
ーナンバKNMに対応する音高まで時間経過に伴って滑
らかに変化させる。一方、楽音発生器31では、変更ベ
ロシティーMYVLの大きさに対応する大きさのエンベ
ロープ信号が発生され、ハンマリングノイズの楽音が生
成される。
【0022】楽音発生器30では、エンベロープ信号の
大きさが、求められたピークの大きさまで変化した後に
は、エンベロープ信号が減衰される。なお、エンベロー
プ信号のレベルを、求められたピークの大きさまで変化
させる時間、および音高をキーナンバKNMに対応する
音高まで変化させる時間は、”20”〜”100”mS
程度が効果的である。
大きさが、求められたピークの大きさまで変化した後に
は、エンベロープ信号が減衰される。なお、エンベロー
プ信号のレベルを、求められたピークの大きさまで変化
させる時間、および音高をキーナンバKNMに対応する
音高まで変化させる時間は、”20”〜”100”mS
程度が効果的である。
【0023】次に、図3を参照して、ステップ104の
処理により楽音発生器30で発生されるエンベロープ信
号の波形形状を示す。図3(a)には楽音発生器30で
生成される、基本的な音のエンベロープ信号の波形形状
の一例、図3(b)には楽音発生器31で生成されるノ
イズ成分のエンベロープ信号の波形形状の一例がそれぞ
れ示されている。これらのエンベロープ信号のピークの
大きさはベロシティーVLによって制御され、また、楽
音発生器30で現在生成されているエンベロープ信号の
大きさは制御部2で検出される。図3(c)には、ステ
ップ104の処理により楽音発生器30で発生されるエ
ンベロープ信号の波形形状が示されている。図3(c)
に示すように、図3(a)で示すエンベロープの途中に
図3(b)で示すエンベロープが発生しても滑らかに音
の大きさと音高の2つが変化する。
処理により楽音発生器30で発生されるエンベロープ信
号の波形形状を示す。図3(a)には楽音発生器30で
生成される、基本的な音のエンベロープ信号の波形形状
の一例、図3(b)には楽音発生器31で生成されるノ
イズ成分のエンベロープ信号の波形形状の一例がそれぞ
れ示されている。これらのエンベロープ信号のピークの
大きさはベロシティーVLによって制御され、また、楽
音発生器30で現在生成されているエンベロープ信号の
大きさは制御部2で検出される。図3(c)には、ステ
ップ104の処理により楽音発生器30で発生されるエ
ンベロープ信号の波形形状が示されている。図3(c)
に示すように、図3(a)で示すエンベロープの途中に
図3(b)で示すエンベロープが発生しても滑らかに音
の大きさと音高の2つが変化する。
【0024】なお、新たな押鍵時に、その鍵よりも高音
側で押鍵中の鍵があった場合は、ステップ103で”N
O”と判断されるので楽音は生成されない。これは、ギ
ターの演奏では、現在押えているフレットよりもネック
側のフレットが押えられた状態に対応する。ステップ1
05では鍵操作検出信号のキーナンバKNMの値が、現
在生成中の楽音の音高に対応するキーナンバを示す生成
中キーナンバGNMに設定される。
側で押鍵中の鍵があった場合は、ステップ103で”N
O”と判断されるので楽音は生成されない。これは、ギ
ターの演奏では、現在押えているフレットよりもネック
側のフレットが押えられた状態に対応する。ステップ1
05では鍵操作検出信号のキーナンバKNMの値が、現
在生成中の楽音の音高に対応するキーナンバを示す生成
中キーナンバGNMに設定される。
【0025】ステップ100で離鍵と判断されたとき
は、ステップ106に進む。ステップ106では、鍵操
作検出信号のキーナンバKNMの値と、生成中キーナン
バGNMの値とが等しいか否かが判断される。等しい場
合には、新たに離鍵された鍵が、現在生成されている楽
音に対応するものであることを示している。ステップ1
06で、キーナンバKNMとキーナンバGUMとが等し
いと判断されたときは、ステップ107に進む。
は、ステップ106に進む。ステップ106では、鍵操
作検出信号のキーナンバKNMの値と、生成中キーナン
バGNMの値とが等しいか否かが判断される。等しい場
合には、新たに離鍵された鍵が、現在生成されている楽
音に対応するものであることを示している。ステップ1
06で、キーナンバKNMとキーナンバGUMとが等し
いと判断されたときは、ステップ107に進む。
【0026】ステップ107では、キーマップを参照し
て新たに離鍵された鍵よりも低音側で押鍵中の鍵がある
か否かが判断される。ステップ107で、押鍵中の鍵が
あると判断されたときは、ステップ108に進む。ステ
ップ108は、新たに離鍵された鍵が現在生成されてい
る楽音に対応するものであって、かつ新たに離鍵された
鍵よりも低音側で押鍵中の鍵がある場合であり、ここで
は、鍵操作検出信号のキーナンバKNM、ベロシティー
VLおよび、楽音発生器30で発生されているエンベロ
ープ信号の大きさに基づき、楽音生成部3を制御してギ
ターのプリング奏法(現在押えているフレットよりもネ
ットワーク側のフレットが既に押えられている状態で、
ボディー側のフレットから指を離した状態)に対応する
楽音が生成される。
て新たに離鍵された鍵よりも低音側で押鍵中の鍵がある
か否かが判断される。ステップ107で、押鍵中の鍵が
あると判断されたときは、ステップ108に進む。ステ
ップ108は、新たに離鍵された鍵が現在生成されてい
る楽音に対応するものであって、かつ新たに離鍵された
鍵よりも低音側で押鍵中の鍵がある場合であり、ここで
は、鍵操作検出信号のキーナンバKNM、ベロシティー
VLおよび、楽音発生器30で発生されているエンベロ
ープ信号の大きさに基づき、楽音生成部3を制御してギ
ターのプリング奏法(現在押えているフレットよりもネ
ットワーク側のフレットが既に押えられている状態で、
ボディー側のフレットから指を離した状態)に対応する
楽音が生成される。
【0027】このステップ108における処理は、ステ
ップ104の処理に準じたものであるため相違点のみ説
明する。ステップ104では、楽音発生器30で音高を
現在の音高からキーナンバKNMに対応する音高まで滑
らかに変化させるようにしたが、本ステップ108で
は、キーマップを参照して新たに離鍵された鍵よりも低
音側で押鍵中の鍵のうち最も高音のものを求め、現在の
音高からこの鍵に対応する音高まで変化させる。また、
楽音発生器31では、プリングノイズの楽音が生成され
る。なお、この場合ベロシティーVLは離鍵速度を示す
ため、離鍵速度に応じて楽音制御されるようになる。
ップ104の処理に準じたものであるため相違点のみ説
明する。ステップ104では、楽音発生器30で音高を
現在の音高からキーナンバKNMに対応する音高まで滑
らかに変化させるようにしたが、本ステップ108で
は、キーマップを参照して新たに離鍵された鍵よりも低
音側で押鍵中の鍵のうち最も高音のものを求め、現在の
音高からこの鍵に対応する音高まで変化させる。また、
楽音発生器31では、プリングノイズの楽音が生成され
る。なお、この場合ベロシティーVLは離鍵速度を示す
ため、離鍵速度に応じて楽音制御されるようになる。
【0028】次に、ステップ109に進み、このステッ
プ109ではステップ108で求めた新たに離鍵された
鍵よりも低音側で押鍵中の鍵のうち最も高い音高のもの
に対応するキーナンバが生成中キーナンバGNMに設定
される。新たに離鍵された鍵が現在生成されている楽音
に対応するものであって、かつ新たに離鍵された鍵より
も低音側で押鍵中の鍵がない場合には、ステップ110
に進み、現在生成中の楽音が消音される。
プ109ではステップ108で求めた新たに離鍵された
鍵よりも低音側で押鍵中の鍵のうち最も高い音高のもの
に対応するキーナンバが生成中キーナンバGNMに設定
される。新たに離鍵された鍵が現在生成されている楽音
に対応するものであって、かつ新たに離鍵された鍵より
も低音側で押鍵中の鍵がない場合には、ステップ110
に進み、現在生成中の楽音が消音される。
【0029】また、新たな離鍵時にその鍵が現在生成中
の楽音に対応するものでない場合は、ステップ106
で”NO”と判断されるので楽音に変化は起こらない。
これは、ギターの演奏では、現在押えているフレットよ
りもボディー側で押えられているフレットがある状態
で、ネック側のフレットから指を離した状態に対応する
(押鍵時に高音側が優先して楽音が生成されるので、生
成中の楽音は押下されている最も高音側の鍵に対応する
ものとなっている。)。
の楽音に対応するものでない場合は、ステップ106
で”NO”と判断されるので楽音に変化は起こらない。
これは、ギターの演奏では、現在押えているフレットよ
りもボディー側で押えられているフレットがある状態
で、ネック側のフレットから指を離した状態に対応する
(押鍵時に高音側が優先して楽音が生成されるので、生
成中の楽音は押下されている最も高音側の鍵に対応する
ものとなっている。)。
【0030】ステップ111では、新たに押鍵あるいは
離鍵された鍵に対応してキーマップの内容が更新され
る。なお、「離鍵時に他に押鍵中に鍵があることを条件
として発音する場合」も特許請求の範囲に表現されてい
る「レガート演奏」に含まれるものとする。なお、本実
施例では他の鍵が既に押鍵中であるときに新たな押鍵が
あった場合には、押鍵中の鍵に対応する音高よりも新た
に押鍵された鍵に対応する音高の方が高いときに限って
新たな発音をするようにしたが、音高に無関係に新たな
発音をするようにしてもよい。また、この場合に離鍵に
基づいた発音を行わないようにしてもよい。
離鍵された鍵に対応してキーマップの内容が更新され
る。なお、「離鍵時に他に押鍵中に鍵があることを条件
として発音する場合」も特許請求の範囲に表現されてい
る「レガート演奏」に含まれるものとする。なお、本実
施例では他の鍵が既に押鍵中であるときに新たな押鍵が
あった場合には、押鍵中の鍵に対応する音高よりも新た
に押鍵された鍵に対応する音高の方が高いときに限って
新たな発音をするようにしたが、音高に無関係に新たな
発音をするようにしてもよい。また、この場合に離鍵に
基づいた発音を行わないようにしてもよい。
【0031】また、本実施例では、発音中の楽音のレベ
ルに基づいて新たな鍵操作により得られた押鍵速度ある
いは離鍵速度の大きさを変更することにより楽音のレベ
ルを制御するようにしているが、一旦新たな鍵操作によ
り得られた押鍵速度あるいは離鍵速度の大きさに基づい
て発音すべき楽音のレベルを求め、これを発音中の楽音
のレベルに基づいて変更することにより実際の楽音のレ
ベルを変更するようににしてもよい。
ルに基づいて新たな鍵操作により得られた押鍵速度ある
いは離鍵速度の大きさを変更することにより楽音のレベ
ルを制御するようにしているが、一旦新たな鍵操作によ
り得られた押鍵速度あるいは離鍵速度の大きさに基づい
て発音すべき楽音のレベルを求め、これを発音中の楽音
のレベルに基づいて変更することにより実際の楽音のレ
ベルを変更するようににしてもよい。
【0032】また、本実施例では、レガート演奏がなさ
れた場合に現在発音中の楽音のレベルおよび音高を変更
するようにしているが、発音中の楽音のレベルを急速に
減衰させるとともに、新たな楽音を生成するようにして
もよい。また、この場合楽音生成装置を2組用意し、発
音中の楽音の減衰と新たな楽音の生成を重ねて同時に行
うようにしてもよい。
れた場合に現在発音中の楽音のレベルおよび音高を変更
するようにしているが、発音中の楽音のレベルを急速に
減衰させるとともに、新たな楽音を生成するようにして
もよい。また、この場合楽音生成装置を2組用意し、発
音中の楽音の減衰と新たな楽音の生成を重ねて同時に行
うようにしてもよい。
【0033】楽音レベルの大きさと聴感上のレベルとは
対数的な関係にあるため、本実施例におけるレガート演
奏時の発音中の楽音レベルの評価を対数的に行うように
してもよい。また、直接発音中の楽音レベルを求めず
に、前音(発音中の楽音)の発音開始時のレベル(ある
いは発音開始時のレベルを制御するベロシティーなどの
値)と発音開始からの時間に基づいて間接的に求めるよ
うにしてもよい。
対数的な関係にあるため、本実施例におけるレガート演
奏時の発音中の楽音レベルの評価を対数的に行うように
してもよい。また、直接発音中の楽音レベルを求めず
に、前音(発音中の楽音)の発音開始時のレベル(ある
いは発音開始時のレベルを制御するベロシティーなどの
値)と発音開始からの時間に基づいて間接的に求めるよ
うにしてもよい。
【0034】また、本実施例ではレガート演奏時に、通
常楽音のレベルも、ハンマリングノイズ楽音のレベル
も、発音中の楽音のレベルに同じ特性で依存するように
したが、楽音ごとに依存特性を異ならせるようにしても
よい。このとき、ハンマリングノイズ楽音に関しては発
音中の楽音のレベルに依存しないようにしてもよい。な
お、本実施例ではスライド奏法に対応する楽音を生成す
ることに関しては説明していないが、スライド奏法に対
応する楽音と、ハンマリング奏法、あるいはプリング奏
法に対応する楽音のいづれを生成するかを選択するため
の操作子を設けるようにしてもよい。操作子としてはフ
ットスイッチのように演奏中に操作可能なものが望まし
い。この場合、例えば操作子が操作されていない場合に
は、本実施例と同様の処理によりハンマリング奏法ある
いはプリング奏法に対応する楽音を生成し、操作子が操
作されている場合には、他の鍵が押鍵中である状態にお
いて新たな押鍵がなされた場合(いわゆる「レガート演
奏」)に、押鍵中の鍵と新たな鍵との音高関係にかかわ
らずスライド奏法に対応する楽音を生成するようにす
る。スライド奏法に対応する楽音は、本実施例のハンマ
リングに対応する楽音の生成と同様の処理によって生成
するようにすればよい。
常楽音のレベルも、ハンマリングノイズ楽音のレベル
も、発音中の楽音のレベルに同じ特性で依存するように
したが、楽音ごとに依存特性を異ならせるようにしても
よい。このとき、ハンマリングノイズ楽音に関しては発
音中の楽音のレベルに依存しないようにしてもよい。な
お、本実施例ではスライド奏法に対応する楽音を生成す
ることに関しては説明していないが、スライド奏法に対
応する楽音と、ハンマリング奏法、あるいはプリング奏
法に対応する楽音のいづれを生成するかを選択するため
の操作子を設けるようにしてもよい。操作子としてはフ
ットスイッチのように演奏中に操作可能なものが望まし
い。この場合、例えば操作子が操作されていない場合に
は、本実施例と同様の処理によりハンマリング奏法ある
いはプリング奏法に対応する楽音を生成し、操作子が操
作されている場合には、他の鍵が押鍵中である状態にお
いて新たな押鍵がなされた場合(いわゆる「レガート演
奏」)に、押鍵中の鍵と新たな鍵との音高関係にかかわ
らずスライド奏法に対応する楽音を生成するようにす
る。スライド奏法に対応する楽音は、本実施例のハンマ
リングに対応する楽音の生成と同様の処理によって生成
するようにすればよい。
【0035】本実施例ではレガート演奏の判断を、新た
な押鍵がなされたときに他に押鍵中の鍵があることを条
件にしているが、これ以外にも新たな押鍵がなされたと
きに直前の離鍵からの経過時間が所定時間より短いこと
を条件にするようにしてもよい。
な押鍵がなされたときに他に押鍵中の鍵があることを条
件にしているが、これ以外にも新たな押鍵がなされたと
きに直前の離鍵からの経過時間が所定時間より短いこと
を条件にするようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
現在放音されている楽音を考慮して、次に放音される音
のレベルを決めるものであるため、自然楽器演奏時のレ
ベル変化がよりリアルに表現される。
現在放音されている楽音を考慮して、次に放音される音
のレベルを決めるものであるため、自然楽器演奏時のレ
ベル変化がよりリアルに表現される。
【図1】本発明の一実施例の楽音生成装置の概略構成図
である。
である。
【図2】制御部のCPUによって実行されるプログラム
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図3】基本的な音のエンベロープ信号の波形形状の一
例(a)、ノイズ成分のエンベロープ信号の波形形状の
一例(b)、楽音発生器で発生されるエンベロープ信号
の波形形状の一例(c)である。
例(a)、ノイズ成分のエンベロープ信号の波形形状の
一例(b)、楽音発生器で発生されるエンベロープ信号
の波形形状の一例(c)である。
1 鍵盤部 2 制御部 3 楽音生成部 4 音響装置 30、31 楽音発生器 30A 源波形生成回路 30B エンベロープ発生回路 30C 音量変調回路 32 加算器
Claims (1)
- 【請求項1】 新たな発音指示及び/又は新たな消音指
示に基づいてレガート演奏がなされたか否かを判断する
レガート演奏判断手段と、 前記新たな発音指示及び/又は新たな消音指示があった
ときに従前の楽音のレベルを検出する検出手段と、 前記レガート演奏判断手段がレガート演奏がなされなか
ったと判断したときには、前記検出手段によって検出さ
れたレベルとは無関係に前記新たな発音指示に基づいて
生成される楽音のレベルを制御するとともに、前記レガ
ート演奏判断手段がレガート演奏がなされたと判断した
ときには、前記検出手段によって検出されたレベルと前
記新たな発音指示とに基づいて、生成される楽音のレベ
ルを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする楽音
生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190655A JPH0635465A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 楽音生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190655A JPH0635465A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 楽音生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0635465A true JPH0635465A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16261707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4190655A Withdrawn JPH0635465A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 楽音生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635465A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256413A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Yamaha Corp | 楽音制御装置 |
| JP2012208286A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Roland Corp | 楽音制御装置 |
| JP2023140618A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置、電子楽器、方法及びプログラム |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP4190655A patent/JPH0635465A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256413A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Yamaha Corp | 楽音制御装置 |
| JP2012208286A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Roland Corp | 楽音制御装置 |
| JP2023140618A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理装置、電子楽器、方法及びプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |