JPH0635612B2 - 溶融還元における二次燃焼率の測定方法及び測定装置 - Google Patents
溶融還元における二次燃焼率の測定方法及び測定装置Info
- Publication number
- JPH0635612B2 JPH0635612B2 JP61181355A JP18135586A JPH0635612B2 JP H0635612 B2 JPH0635612 B2 JP H0635612B2 JP 61181355 A JP61181355 A JP 61181355A JP 18135586 A JP18135586 A JP 18135586A JP H0635612 B2 JPH0635612 B2 JP H0635612B2
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- smelting reduction
- combustion rate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/003—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2225/00—Measuring
- F23N2225/26—Measuring humidity
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸化物系鉱石を溶融還元して溶融金属を製造
する際に、反応系の二次燃焼率を測定する方法及び装置
に関する。
する際に、反応系の二次燃焼率を測定する方法及び装置
に関する。
最近、高炉・転炉法に代わる製鋼技術として溶融還元製
錬法が注目を浴びている。この方法で使用する溶融還元
炉は、使用する原料に制約を受けることなく、より小規
模な設備により鉄系合金の溶湯を製造し、しかも副生す
る熱量を有効利用することを目的として開発されたもの
である。
錬法が注目を浴びている。この方法で使用する溶融還元
炉は、使用する原料に制約を受けることなく、より小規
模な設備により鉄系合金の溶湯を製造し、しかも副生す
る熱量を有効利用することを目的として開発されたもの
である。
このような溶融還元炉の一つとして、本発明者等は先に
第3図に示す形式の炉を提案した(特願昭61-22895
号)。この炉は、固定式の縦型炉部1と該縦型炉部1に
対して着脱可能に設けられた容器部2を備えている。容
器部2は、台車3に載置されており、別の容器部2と容
易に交換することを可能にしている。
第3図に示す形式の炉を提案した(特願昭61-22895
号)。この炉は、固定式の縦型炉部1と該縦型炉部1に
対して着脱可能に設けられた容器部2を備えている。容
器部2は、台車3に載置されており、別の容器部2と容
易に交換することを可能にしている。
容器部2は、主としてメタル浴8等からなる溶融物を収
容するものであり、酸素ガス及びプロパン,微粉炭等の
燃料を溶融物に吹き込む底吹き羽口11が底壁に設けられ
ている。底吹き羽口11を介して容器部2内に吹き込まれ
たガスは、メタル浴8中を気泡10となって上昇し、投入
原料に対する還元反応を進める。
容するものであり、酸素ガス及びプロパン,微粉炭等の
燃料を溶融物に吹き込む底吹き羽口11が底壁に設けられ
ている。底吹き羽口11を介して容器部2内に吹き込まれ
たガスは、メタル浴8中を気泡10となって上昇し、投入
原料に対する還元反応を進める。
また、容器部2の下部にはタップホール12或いはスライ
ディングゲートが設けられており、このタップホール12
或いはスライディングゲートを介して任意の時間に溶融
金属,スラグ等の溶融物が炉外に排出される。
ディングゲートが設けられており、このタップホール12
或いはスライディングゲートを介して任意の時間に溶融
金属,スラグ等の溶融物が炉外に排出される。
他方、縦型炉部1は、垂直円筒状或いは部分的に径大化
した円筒状の形状をもつ。該縦型炉部1の下部は容器部
2に密着・離脱自在にされており、その上部は排ガス13
を排ガス利用系に送るためのダクトにつながっている。
該縦型炉部1の下部は、フォーミングしたスラグ層9の
一部に浸漬されている。
した円筒状の形状をもつ。該縦型炉部1の下部は容器部
2に密着・離脱自在にされており、その上部は排ガス13
を排ガス利用系に送るためのダクトにつながっている。
該縦型炉部1の下部は、フォーミングしたスラグ層9の
一部に浸漬されている。
この縦型炉部1には、垂直上方からランス4及び斜め上
方又は横方向から複数のランス5が挿入されるようにな
っている。これらランス4,5から、酸素ガス等のガス
及び/又は鉱石,石炭等の粉体が炉内に吹き込まれる。
更に、この縦型炉部1には、鉱石又はその成形物,塊状
炭材等の塊状物を投入するための塊状物投入装置6が設
けられている。
方又は横方向から複数のランス5が挿入されるようにな
っている。これらランス4,5から、酸素ガス等のガス
及び/又は鉱石,石炭等の粉体が炉内に吹き込まれる。
更に、この縦型炉部1には、鉱石又はその成形物,塊状
炭材等の塊状物を投入するための塊状物投入装置6が設
けられている。
この溶融還元炉においては、炭材が懸濁しているスラグ
層9とメタル浴8との接触を充分に行うことにより、そ
の界面における製錬反応を促進させる。また、スラグ層
9中でもC+FeO→Fe+COの反応を行っている。このよう
にして生成した一酸化炭素COは依然として可燃性成分で
あり、これをそのまま排出したのでは、熱発生を大きく
することができない。そこで、通常の製錬に比較して多
量の酸素ガスを吹き込み、2CO+O2→2CO2の二次燃焼
反応を行わせている。また、炭素以外の可燃性成分であ
る水素も、2H2+O2→2H2O の燃焼反応を行わせること
により、熱発生量の増加を図っている。
層9とメタル浴8との接触を充分に行うことにより、そ
の界面における製錬反応を促進させる。また、スラグ層
9中でもC+FeO→Fe+COの反応を行っている。このよう
にして生成した一酸化炭素COは依然として可燃性成分で
あり、これをそのまま排出したのでは、熱発生を大きく
することができない。そこで、通常の製錬に比較して多
量の酸素ガスを吹き込み、2CO+O2→2CO2の二次燃焼
反応を行わせている。また、炭素以外の可燃性成分であ
る水素も、2H2+O2→2H2O の燃焼反応を行わせること
により、熱発生量の増加を図っている。
このように、炭素,水素等の可燃性成分を充分に燃焼さ
せるには、多量の酸素が必要となる。しかし、酸素供給
量が過剰となるときには、メタル浴8の再酸化が生じ、
還元反応が劣化することになる。そこで、溶融還元炉か
ら排出される排ガスを分析することにより、炉内の二次
燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+H2)を正確に把握
し、炉況に応じた量の酸素を供給することが必要にな
る。しかし、この排ガスの分析に際して、H2O 含有量の
検出が問題となる。すなわち、溶融還元炉から排出され
た排ガスは約1500℃の高温であり、多量の水分を含むも
のであるが、この排ガスが溶融還元炉から排出された後
で降温するにつれて、飽和蒸気圧が下がり排ガスに含ま
れる水分は凝縮する。したがって、排ガスをそのままの
状態でガス分析器に送るときには、すでに大半の水分が
除かれた状態にあり、これをガス分析器にかけても正確
な H2O含有量の測定が行われない。
せるには、多量の酸素が必要となる。しかし、酸素供給
量が過剰となるときには、メタル浴8の再酸化が生じ、
還元反応が劣化することになる。そこで、溶融還元炉か
ら排出される排ガスを分析することにより、炉内の二次
燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+H2)を正確に把握
し、炉況に応じた量の酸素を供給することが必要にな
る。しかし、この排ガスの分析に際して、H2O 含有量の
検出が問題となる。すなわち、溶融還元炉から排出され
た排ガスは約1500℃の高温であり、多量の水分を含むも
のであるが、この排ガスが溶融還元炉から排出された後
で降温するにつれて、飽和蒸気圧が下がり排ガスに含ま
れる水分は凝縮する。したがって、排ガスをそのままの
状態でガス分析器に送るときには、すでに大半の水分が
除かれた状態にあり、これをガス分析器にかけても正確
な H2O含有量の測定が行われない。
この点、従来は、過去の操業データや排ガスの物性等を
利用して H2O含有量を推定していた。しかし、この推定
値は現在の炉況を正確に表したものではない。したがっ
て、正確な二次燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+H2)
に基づいて必要とする酸素供給量を決定することができ
なかった。たとえば、水分発生量が多量にある操業条件
では、その H2O含有量の如何が二次燃焼率を大きく左右
することになる。たとえば、1500℃以上の高温条件で操
業している溶融還元炉に、水素を多量に含む石炭を装入
した場合、平衡値からしてH2はCOより二次燃焼率が高い
ために、全体の二次燃焼率にかなりの影響を与える。こ
の影響を、平衡値の仮定等によって推定しようとする
と、誤差が大きく時間的なバラツキも追跡することがで
きない。
利用して H2O含有量を推定していた。しかし、この推定
値は現在の炉況を正確に表したものではない。したがっ
て、正確な二次燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+H2)
に基づいて必要とする酸素供給量を決定することができ
なかった。たとえば、水分発生量が多量にある操業条件
では、その H2O含有量の如何が二次燃焼率を大きく左右
することになる。たとえば、1500℃以上の高温条件で操
業している溶融還元炉に、水素を多量に含む石炭を装入
した場合、平衡値からしてH2はCOより二次燃焼率が高い
ために、全体の二次燃焼率にかなりの影響を与える。こ
の影響を、平衡値の仮定等によって推定しようとする
と、誤差が大きく時間的なバラツキも追跡することがで
きない。
このような場合、 H2O含有量の推定値を取り入れた二次
燃焼率に基づき酸素供給量を決めていたのでは、供給不
足や供給過剰等が生じ、酸素を浪費するばかりでなくメ
タル浴の再酸化等の生産性を低下させることにもなって
いる。
燃焼率に基づき酸素供給量を決めていたのでは、供給不
足や供給過剰等が生じ、酸素を浪費するばかりでなくメ
タル浴の再酸化等の生産性を低下させることにもなって
いる。
そこで、本発明は、溶融還元炉から排出される排ガスに
含まれる H2O含有量を直接測定することにより、二次燃
焼率を正確に求め、過不足ない吹酸量で熱発生量の高い
溶融還元を行うことを目的とする。
含まれる H2O含有量を直接測定することにより、二次燃
焼率を正確に求め、過不足ない吹酸量で熱発生量の高い
溶融還元を行うことを目的とする。
本発明の測定方法は、その目的を達成するために、溶融
還元炉から排出される排ガスの一部を採取し、この採取
された排ガスの一部を保温機構を備えた水分検出器に送
り、該排ガスに含まれている水分の割合を測定し、前記
採取された排ガスの残りをガス分析器に送り、CO及びCO
2の含有割合を測定し、このようにして得られた測定値
を演算器に送り二次燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+
H2)を求めることを特徴とする。
還元炉から排出される排ガスの一部を採取し、この採取
された排ガスの一部を保温機構を備えた水分検出器に送
り、該排ガスに含まれている水分の割合を測定し、前記
採取された排ガスの残りをガス分析器に送り、CO及びCO
2の含有割合を測定し、このようにして得られた測定値
を演算器に送り二次燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+
H2)を求めることを特徴とする。
また、そのために使用する一つの装置は、溶融還元炉か
ら排出される排ガスの一部をガス分析器に送る配管の途
中に、前記排ガスを分取して水分検出器に送る配管を接
続し、該分取部から水分検出器に至る前記配管を保温ユ
ニットにより包囲してなることを特徴とする。
ら排出される排ガスの一部をガス分析器に送る配管の途
中に、前記排ガスを分取して水分検出器に送る配管を接
続し、該分取部から水分検出器に至る前記配管を保温ユ
ニットにより包囲してなることを特徴とする。
更に、ここで使用される他の装置は、溶融還元炉から排
出される排ガスの一部をガス分析器に送る配管の途中に
水分検出器を配置し、分取部から水分検出器に至る前記
配管を保温ユニットによって包囲し、前記水分検出器か
ら前記ガス分析器に送る配管の途中に冷却器を設けたこ
とを特徴とする。
出される排ガスの一部をガス分析器に送る配管の途中に
水分検出器を配置し、分取部から水分検出器に至る前記
配管を保温ユニットによって包囲し、前記水分検出器か
ら前記ガス分析器に送る配管の途中に冷却器を設けたこ
とを特徴とする。
本発明においては、採取された排ガスが水分検出器まで
送られる途中で、その排ガスに含まれている水分が凝縮
しないように、その配管系を保温している。したがっ
て、水分検出器によって得られた測定値は、溶融還元炉
から排出された排ガスの水分含有量を正確に表したもの
となる。また、水分検出器まで排ガスを送る配管を、溶
融還元炉から排出される排ガスの一部をガス分析器に送
る配管の途中に接続しているので、炉内の同じ場所から
採取された排ガスに対してH2O,CO2,CO及びH2の分析が
行われる。したがって、このようにして得られた測定値
は炉況を正確に表したものとなり、これら測定値を取り
入れた二次燃焼率に基づき酸素供給量を決定するとき、
必要にして且つ充分な酸素が送給されることになる。
送られる途中で、その排ガスに含まれている水分が凝縮
しないように、その配管系を保温している。したがっ
て、水分検出器によって得られた測定値は、溶融還元炉
から排出された排ガスの水分含有量を正確に表したもの
となる。また、水分検出器まで排ガスを送る配管を、溶
融還元炉から排出される排ガスの一部をガス分析器に送
る配管の途中に接続しているので、炉内の同じ場所から
採取された排ガスに対してH2O,CO2,CO及びH2の分析が
行われる。したがって、このようにして得られた測定値
は炉況を正確に表したものとなり、これら測定値を取り
入れた二次燃焼率に基づき酸素供給量を決定するとき、
必要にして且つ充分な酸素が送給されることになる。
以下、図面に示した実施例により、本発明の特徴を具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図は、本実施例で使用した測定装置の概略を示す。
なお、第1図において、第3図で示した部材等に相当す
るものについては、同一の符番で指示した。
なお、第1図において、第3図で示した部材等に相当す
るものについては、同一の符番で指示した。
縦型炉部1の上部に接続された煙道14に、サンプリング
用の配管15を臨ませている。煙道14を流れる排ガス13
は、この配管15により採取され、ガスクロマトグラフ等
のガス分析器16に送られる。なお、排ガス13がガス分析
器16に至る前に、その排ガス13に含まれているダストを
除去するフィルター17を設けて置くとき、ガス分析器16
による分析が高精度で行われる。そして、このガス分析
器16により、排ガス13に含まれているCO,CO2,O2,N2,
Ar,H2等の含有量を求める。このうち、N2及びArは二次
燃焼率に直接関与しないが、N2量から算出した空気巻き
込み量又は既知の底吹きAr量を基準として、その他のガ
ス量を実際の割合に補正する。ただし、空気の巻き込み
がある場合、O2の含有量は次式で表される。
用の配管15を臨ませている。煙道14を流れる排ガス13
は、この配管15により採取され、ガスクロマトグラフ等
のガス分析器16に送られる。なお、排ガス13がガス分析
器16に至る前に、その排ガス13に含まれているダストを
除去するフィルター17を設けて置くとき、ガス分析器16
による分析が高精度で行われる。そして、このガス分析
器16により、排ガス13に含まれているCO,CO2,O2,N2,
Ar,H2等の含有量を求める。このうち、N2及びArは二次
燃焼率に直接関与しないが、N2量から算出した空気巻き
込み量又は既知の底吹きAr量を基準として、その他のガ
ス量を実際の割合に補正する。ただし、空気の巻き込み
がある場合、O2の含有量は次式で表される。
O2=(空気巻き込み分)+(上吹き未燃分) −(排ガス燃焼分) 他方、配管15の途中には、分岐管18が接続されている。
この分岐管18の接続個所は、排ガス13の取出し部に近け
れば近いほど有効である。分岐管18で分取された排ガス
13は、保温ユニット19で包まれている分岐管18内を流
れ、フィルター20を経て水分検出器21に至る。このよう
に、保温ユニット19で包囲されている分岐管18内を排ガ
ス13が流れるので、水分検出器21に至るまで排ガス13の
温度降下の程度が少ない。したがって、排ガス13に含ま
れている水分はその搬送の途中で凝縮することなく、炉
内と同じ量の水分が水分検出器21に送られる。これによ
り、水分検出器21により検出された水分は、炉内の状況
を正確に表したものとなる。このようにして、ガス分析
器16及び水分検出器21により検出された測定値を演算器
22に送り、二次燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+H2)
の演算を行う。次いで、この二次燃焼率を演算器22で設
定値と比較し、その結果をランス4に送り、設定した二
次燃焼率が得られるように上吹き酸所量などの操業条件
を制御する。なお、ガス分析器16によりO2含有量の測定
も行われるので、吹酸に使用した酸素ガスの利用効率も
計算することができる。
この分岐管18の接続個所は、排ガス13の取出し部に近け
れば近いほど有効である。分岐管18で分取された排ガス
13は、保温ユニット19で包まれている分岐管18内を流
れ、フィルター20を経て水分検出器21に至る。このよう
に、保温ユニット19で包囲されている分岐管18内を排ガ
ス13が流れるので、水分検出器21に至るまで排ガス13の
温度降下の程度が少ない。したがって、排ガス13に含ま
れている水分はその搬送の途中で凝縮することなく、炉
内と同じ量の水分が水分検出器21に送られる。これによ
り、水分検出器21により検出された水分は、炉内の状況
を正確に表したものとなる。このようにして、ガス分析
器16及び水分検出器21により検出された測定値を演算器
22に送り、二次燃焼率(CO2+H2O)/(CO2+CO+H2O+H2)
の演算を行う。次いで、この二次燃焼率を演算器22で設
定値と比較し、その結果をランス4に送り、設定した二
次燃焼率が得られるように上吹き酸所量などの操業条件
を制御する。なお、ガス分析器16によりO2含有量の測定
も行われるので、吹酸に使用した酸素ガスの利用効率も
計算することができる。
このようにして求めた二次燃焼率と、水分含有量に関し
推定値を取り入れて求めた二次燃焼率との相違を、第2
図に示す。なお、ここで水分含有量に関する推定値は、
次のようにして求めた。
推定値を取り入れて求めた二次燃焼率との相違を、第2
図に示す。なお、ここで水分含有量に関する推定値は、
次のようにして求めた。
二次燃焼に関する反応式は次の3種である。
CO+1/2O2→CO2 ・・・・(1) H2+1/2O2→H2O ・・・・(2) CO2+H2CO+H2O ・・・・(3) そこで、温度をT=1700Kと仮定するとき、(3)式の平
衡値 は3.4となり、CO,CO2,H2Oの分析値から H2O量が推
定できる。
衡値 は3.4となり、CO,CO2,H2Oの分析値から H2O量が推
定できる。
第2図から明らかなように、実際の二次燃焼率は、製錬
時間の推移と共に変化している。この実際の二次燃焼率
と推定により求められた二次燃焼率との差は、COとH2の
二次燃焼率が異なった変動を示す場合に大きなものとな
って表れる。
時間の推移と共に変化している。この実際の二次燃焼率
と推定により求められた二次燃焼率との差は、COとH2の
二次燃焼率が異なった変動を示す場合に大きなものとな
って表れる。
なお、第1図の例では、ガス分析器16と水分検出器21と
を分岐したそれぞれの配管15,18に配置している。しか
し、この並列配置に代えて、水分検出器21の後方にガス
分析器16を直列配置することも可能である。この場合に
は、水分検出器21とガス分析器16との間に冷却器を配置
し、水分を凝縮させて排出し、残りの排ガスをガス分析
器16に送ると良い。
を分岐したそれぞれの配管15,18に配置している。しか
し、この並列配置に代えて、水分検出器21の後方にガス
分析器16を直列配置することも可能である。この場合に
は、水分検出器21とガス分析器16との間に冷却器を配置
し、水分を凝縮させて排出し、残りの排ガスをガス分析
器16に送ると良い。
また、以上の例においては、上下分離型の溶融還元炉を
例にとり説明した。しかし、本発明は、これに拘束され
るものではなく、その他種々の形式の溶融還元炉に適用
できるものであることは勿論である。更に、第1図に示
した例では、煙道14の一箇所から排ガス13の採取を行っ
ているが、この採取個所を炉内各所に設けるとき、より
一層正確な炉況の把握が可能となる。
例にとり説明した。しかし、本発明は、これに拘束され
るものではなく、その他種々の形式の溶融還元炉に適用
できるものであることは勿論である。更に、第1図に示
した例では、煙道14の一箇所から排ガス13の採取を行っ
ているが、この採取個所を炉内各所に設けるとき、より
一層正確な炉況の把握が可能となる。
以上に説明したように、本発明においては、溶融還元炉
から排出される排ガスをガス分析するに際し、保温ユニ
ットに包囲された分岐管を介して排ガスを水分検出器に
送っているので、排ガスの搬送途中で水分が凝縮するこ
とがない。したがって、水分含有量を正確に測定するこ
とができる。また、この水分含有量を測定する対象であ
る排ガスは、その他の成分を分析するために採取された
排ガスを分取したものであるから、水分及びその他の成
分に関する測定値は炉内の状況を正確に表したものとな
る。このようにして得られた測定値を取り入れて求めた
二次燃焼率を基にして、吹酸量の制御を行うとき、過不
足ない吹酸量で熱発生量の高い溶融還元を行うことが可
能となる。
から排出される排ガスをガス分析するに際し、保温ユニ
ットに包囲された分岐管を介して排ガスを水分検出器に
送っているので、排ガスの搬送途中で水分が凝縮するこ
とがない。したがって、水分含有量を正確に測定するこ
とができる。また、この水分含有量を測定する対象であ
る排ガスは、その他の成分を分析するために採取された
排ガスを分取したものであるから、水分及びその他の成
分に関する測定値は炉内の状況を正確に表したものとな
る。このようにして得られた測定値を取り入れて求めた
二次燃焼率を基にして、吹酸量の制御を行うとき、過不
足ない吹酸量で熱発生量の高い溶融還元を行うことが可
能となる。
第1図は本発明を上下分離型の溶融還元炉に適用した例
を示し、第2図は水分含有量の直接測定値を取り入れて
二次燃焼率を求めた場合と水分含有量の推定値を取り入
れて二次燃焼率を求めた場合の相違を表すグラフであ
る。また、第3図は、本発明者等が先に開発した溶融還
元炉を示す。
を示し、第2図は水分含有量の直接測定値を取り入れて
二次燃焼率を求めた場合と水分含有量の推定値を取り入
れて二次燃焼率を求めた場合の相違を表すグラフであ
る。また、第3図は、本発明者等が先に開発した溶融還
元炉を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】溶融還元炉から排出される排ガスの一部を
採取し、この採取された排ガスの一部を保温機構を備え
た水分検出器に送り、該排ガスに含まれている水分の割
合を測定し、前記採取された排ガスの残りをガス分析器
に送り水分以外の成分の含有割合を測定し、このように
して得られた測定値を演算器に送り二次燃焼率(CO2+H2
O)/(CO2+CO+H2O+H2)を求めることを特徴とする溶融
還元における二次燃焼率の測定方法。 - 【請求項2】溶融還元炉から排出される排ガスの一部を
ガス分析器に送る配管の途中に、前記排ガスを分取して
水分検出器に送る配管を接続し、分取部から水分検出器
に至る前記配管を保温ユニットにより包囲してなること
を特徴とする溶融還元における二次燃焼率の測定装置。 - 【請求項3】溶融還元炉から排出される排ガスの一部を
ガス分析器に送る配管の途中に水分検出器を配置し、分
取部から水分検出器に至る前記配管を保温ユニットによ
り包囲し、前記水分検出器から前記ガス分析器に送る配
管の途中に冷却器を設けたことを特徴とする溶融還元に
おける二次燃焼率の測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61181355A JPH0635612B2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 溶融還元における二次燃焼率の測定方法及び測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61181355A JPH0635612B2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 溶融還元における二次燃焼率の測定方法及び測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6335716A JPS6335716A (ja) | 1988-02-16 |
| JPH0635612B2 true JPH0635612B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=16099265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61181355A Expired - Lifetime JPH0635612B2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 溶融還元における二次燃焼率の測定方法及び測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102022203647A1 (de) * | 2022-04-12 | 2023-10-12 | Siemens Energy Global GmbH & Co. KG | Verfahren zum Überwachen des Zustands von Wärmetauscherrohrleitungen eines Abhitzedampferzeugers und Abhitzedampferzeuger |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP61181355A patent/JPH0635612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6335716A (ja) | 1988-02-16 |
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