JPH063562U - ホーニング装置 - Google Patents

ホーニング装置

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JPH063562U
JPH063562U JP4384392U JP4384392U JPH063562U JP H063562 U JPH063562 U JP H063562U JP 4384392 U JP4384392 U JP 4384392U JP 4384392 U JP4384392 U JP 4384392U JP H063562 U JPH063562 U JP H063562U
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work piece
shaft
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康雄 佐々木
秀幸 高橋
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東芝硝子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 被加工物の厚さ変動に対応するための調整を
不要とするとともに被加工物を除去する作業性を向上
し、さらに、被加工物の全面のホーニング加工を可能と
する。 【構成】 第2のローラ13の軸孔17を第2の回転軸16の
軸径より大きくすることにより、被加工物11の厚さの変
動が第2のローラ13に吸収され、第1のローラ12と第2
のローラ13間の間隔の調整が不要となる。また、被加工
物11のジャムなどにより詰まった際の被加工物11の除去
が容易となる。さらに、ホーニング銃18を第1のローラ
12あるいは第2のローラ13が欠落している位置に配設し
たことにより、被加工物11の上下両面の全面がホーニン
グ加工される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薄板状の細長い被加工物、例えばフォトカプラーなどが樹脂モール ドされたリードフレームの上面あるいは下面の研磨、研掃、あるいはバリ取り加 工(以下、ホーニング加工と称す)を行なうホーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、薄板状の細長い被加工物のバリ、例えばフォトカプラーなどの半導体が 樹脂モールドされたリードフレームに付着しているボンディング樹脂バリを除去 するには、図4あるいは図5に示すホーニング装置によるホーニング加工が行な われることが多い。
【0003】 すなわち、図4に示すホーニング装置は、半導体が樹脂モールドされたリード フレームなどの薄板状の細長い被加工物1 の両端を互いに対向し矢印方向に走行 する一対の搬送ベルト2,2 により、それぞれ被加工物1 の両端を挾持して矢印方 向に搬送し、搬送路途中に被加工物1 の上方および下方に配設されたホーニング 銃3,3 から被加工物1 の上面および下面に研磨材を圧縮空気とともに吹き付けて 被加工物1 に付着しているボンディング樹脂バリなどのバリを除去し、さらに被 加工物1 の表面を研磨・研掃して表面の仕上げ処理を行なうものである。
【0004】 また、図5に示すホーニング装置は、被加工物1 の両端を互いに対向し矢印方 向に回転する一対の搬送ドラム4,4 のうち、上側の搬送ドラム4 を自重によるス ライド可能な機構とし、それぞれ被加工物1 の両端を挾持して搬送し、図4に示 すホーニング装置と同様に、搬送路途中に被加工物1 の上方および下方に配設さ れたホーニング銃3,3 によりホーニング加工を行なうものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した各ホーニング装置には以下の問題点があった。
【0006】 すなわち、図4に示すホーニング装置においては、 (1) 被加工物1 の厚さが変動した場合、通常、複数個に分割されている搬送ベ ルト2 の厚さ方向の間隔を調整し、被加工物1 を適切な力で挾持するよう にする必要があるため、被加工物1 の保持箇所の間隔調整に多大な時間を 要していた。 (2) このホーニング装置における消耗品の主なものとしては、搬送ベルト2 や 被加工物1 のガイドなどが挙げられる。搬送ベルト2 については、動力軸 や張力維持軸などがあるため、交換時には分解・着脱範囲が多い構造とな っており、また、ガイドについては、構造の改良などによりある程度の作 業性の向上を期待することはできるが、搬送ベルト2 付近では軸やベルト が交換時の障害となる。このように、消耗部品の交換作業に多大な時間を 要していた。 (3) 一対の搬送ベルト2,2 が被加工物1 の両端をそれぞれ挾持して被加工物1 を搬送するので、保持されている部分の加工が不可能である。 などである。
【0007】 また、図5に示すホーニング装置においては、 (1) 被加工物1 の厚さが変動した場合、上側の搬送ドラム4 が自重によりスラ イド可能な機構となっているので、被加工物1 の保持箇所の厚さ変動に対 する調整は比較的容易に対応できるが、被加工物1 の搬送方向を搬送ドラ ム4 の回転方向に対し90°変換する機構であるため、方向変換箇所にカ サ歯車などが必要となり、これらカサ歯車などに対する防塵・防摩耗対策 が必要となる。 (2) ホーニング加工の際に、研磨材などの微粉塵が搬送ドラム4 の回転軸部に 詰まり易いため、搬送ドラム4 が停止してスリップ現象が発生し、搬送路 上に被加工物1 が停滞してしまう。 (3) ジャムした被加工物1 を除去する際には、対向している搬送ドラム4,4 間 の間隔を広げて被加工物1 を除去する作業が必要となり、この搬送ドラム 4,4 間の間隔を広げ、さらに、広げた搬送ドラム4,4 を元に復旧させる作 業が困難である。 などである。
【0008】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、被加工物の厚さ変動に対応する ための調整を不要とするとともに被加工物を除去する作業性を向上し、さらに、 被加工物の全面のホーニング加工を可能としたホーニング装置を提供することを 目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、被加工物を搬送しながらホーニング加 工するホーニング装置において、上記被加工物の下面側に配置され第1の回転軸 に固定された複数の第1のローラーと、この第1のローラーに対向して上記被加 工物の上面側に配置され第2の回転軸の軸径より大きく開孔した軸孔を有し上記 被加工物の搬送時に第2の回転軸と軸孔との摩擦力により回転力が伝達される複 数の第2のローラーと、上記第1のローラーと上記第2のローラーにより搬送さ れる上記被加工物の下面側と上面側における上記第1のローラーあるいは上記第 2のローラーが欠落している位置に配設され上記被加工物をホーニング加工する ホーニング手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案は上記のように構成したので、第2のローラーの軸孔を第2の回転軸の 軸径より大きくしたことにより、被加工物の厚さの変動が第2のローラーに吸収 され、第1のローラーと第2のローラー間の間隔の調整が不要となるとともにジ ャムなどにより詰まった被加工物の除去が容易となり、また、ホーニング手段を 第1のローラーあるいは第2のローラーが欠落している位置に配設したことによ り、被加工物の上下両面の全面がホーニング加工される。
【0011】
【実施例】 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0012】 図1は本考案の一実施例のホーニング装置を示す図で、図2は本考案の要部を 示す図である。
【0013】 上記図において、11は薄板状の細長い被加工物、例えばフォトカプラーなどの 半導体が樹脂モールドされたリードフレームで、この被加工物11は、それぞれ矢 印方向に互いに逆方向に回転する複数の第1のローラー12と複数の第2のローラ ー13からなるローラーコンベア14に挾持され、矢印方向に搬送される。被加工物 11の下面側に配置されている第1のローラー12は第1の回転軸15に固定されて回 転力が伝達され、また、被加工物11の上面側に配置されている第2のローラー13 は、後述するように、第2の回転軸16の軸径より大きく開孔した軸孔17を有し、 第2の回転軸16と軸孔17との間の摩擦力により回転力が伝達される。
【0014】 また、第1のローラー12と第2のローラー13は、それぞれ所定間隔を有して複 数配列されているが、特定の間隔毎、例えばそれぞれ4個のローラー12,13 毎に 欠落している位置があり、この位置にホーニング銃18が被加工物11の上面および 下面にそれぞれ対向して複数配設されている。このホーニング銃18は被加工物11 の上面あるいは下面に研磨材を圧縮空気とともに吹き付け、被加工物11に付着し ているボンディング樹脂バリなどのバリを除去するとともに被加工物11の表面を 研磨・研掃して表面の仕上げ処理を行なう。被加工物11のホーニング加工する位 置は、ホーニング銃18を加工位置に向けることにより任意に設定される。
【0015】 第2のローラー13は、図2に示すように、中心部にある第2の回転軸16の軸径 より大きく開孔した軸孔17を有する内輪19と、この内輪19の外縁部19a との摩擦 力により内輪19に保持されている金属製のスリーブ20と、このスリーブ20の外周 面に配設された弾性部材からなるOリング21と、およびこのOリング21を圧縮す ることにより得られる摩擦力でスリーブ20に保持され被加工物11と接触するセラ ミック製の接触ローラー22から構成されている。したがって、接触ローラー22は 、一定の以上の力でスリーブ20から抜き取ったり、あるいは差し込むことにより 、容易に交換可能に構成されている。
【0016】 また、内輪19は、両側面の外壁部19b と、この両外壁部19b を90°間隔で連 結し支持する4箇所の支持部19c とからなっている。外壁部19b の外周にはスリ ーブ20を保持する外縁部19a が形成され、また、外縁部19a の直下の外壁部19b には90°間隔で4箇所の貫通孔19d が形成されている。したがって、内輪19と スリーブ20で形成される内輪19の内部空間19e は、軸孔17と貫通孔19d を介して 外部と連通している構成となり、ホーニング銃18によるホーニング加工の際、軸 孔17から侵入した研磨材などの粉塵は内部空間19e を経て、内輪19の回転に伴な い貫通孔19d から外部に放出される。
【0017】 また、内輪19の軸孔17と第2の回転軸16との接触部19f (第2の回転軸16が内 輪19を保持している保持部でもある)における摩擦力は、被加工物11と接触ロー ラー22との間の摩擦力より大きく設定されており、通常の被加工物11の搬送時に は、第2の回転軸16の回転力が内輪19に伝達されて内輪19が回転、つまり第2の ローラー13が回転する。一方、被加工物11は第2のローラー13の自重により常時 下方の第1のローラー12に押え付けられた状態で挾持されており、第1のローラ ー12と第2のローラー13の回転に伴ない、被加工物11は安定して搬送される。
【0018】 次に、上記構成の本考案の一実施例の作用について説明する。
【0019】 まず、通常の被加工物11の搬送の場合には、被加工物11は第2のローラー13の 自重により常時下方の第1のローラー12に押え付けられているので、第1のロー ラー12と第2のローラー13に挾持されて、第1の回転軸15に固定されている第1 のローラー12の回転と、内輪19の軸孔17と第2の回転軸16の間の摩擦力による第 2のローラー13の回転に伴ない安定した状態で搬送される。
【0020】 この安定して搬送されている被加工物11に対し、ホーニング銃18から研磨材が 圧縮空気とともに吹き付けられ、被加工物11に付着しているボンディング樹脂バ リなどのバリが除去されるとともに被加工物11の表面が研磨・研掃される。この とき、圧縮空気とともに吹き付けられた研磨材や、あるいは被加工物11から分離 した小片が内輪19の軸孔17から内輪19内の内部空間19e に侵入するが、内輪19の 回転に伴ない貫通孔19d から外部に放出され、侵入した研磨材や小片が軸孔17と 第2の回転軸16との間に滞留して詰まり、第2のローラー13の回転を停止するこ とが防止される。したがって、侵入した研磨材や小片による第2のローラー13の スリップ現象を抑制することができる。
【0021】 ホーニング銃18によるホーニング加工の際には、ホーニング銃18は第1のロー ラー12あるいは第2のローラー13が欠落している位置に設けられているので、被 加工物11の上下両面の全面に対するホーニング加工を可能としている。
【0022】 また、搬送される被加工物11の厚さが変動した場合には、内輪19が第2の回転 軸16に固定されておらず、軸孔17と第2の回転軸16との間の摩擦力により内輪19 に回転が伝達される構成となっているので、第2のローラー13が被加工物11の厚 さ変動に対応して吸収・追随し、かつ自重により被加工物11を第1のローラー12 に押え付けることにより、安定した搬送状態が持続される。したがって、被加工 物11の厚さが変動してもローラーコンベア14の間隔調整が不要となるとともに、 被加工物11の搬送状態の安定性を向上させることができる。
【0023】 また、被加工物11の変形などによるジャムが発生した場合には、第2のローラ ー13が浮上がって内輪19の軸孔17と第2の回転軸16とが接触しなくなるか、ある いは内輪19の軸孔17と第2の回転軸16との接触部19f における摩擦力が低下する ので、第2の回転軸16は空転し第2のローラー13はスリップすることにより、被 加工物11に著しい変形を発生させることが防止され、そして、ジャムした被加工 物11は容易に除去される。したがって、ジャムした被加工物11の著しい変形を防 止することができるとともに容易に除去するすることができる。
【0024】 さらに、ホーニング装置を長時間使用した結果、セラミック製の接触ローラー 22の磨耗や一部破損などにより接触ローラー11の交換が必要になったとき、接触 ローラー22は一定の以上の力でスリーブ20から抜き取ったり、あるいは差し込め る構成となっているので、消耗部品である接触ローラー22は容易に交換される。 したがって、接触ローラー22を容易に交換することが可能である。
【0025】 なお、上記実施例では、第2のローラー13を内輪19、スリーブ20、Oリング21 、および接触ローラー22からなる一体構造としたが、これに限ることはなく、例 えば研磨材などの粉体の侵入や詰まり、および接触ローラー22の磨耗などを考慮 する必要がない場合には、図3に示すように、第2のローラー13を簡略化して、 第2の回転軸16の軸径より大きく開孔した軸孔30を有する第3のローラー31とし てもよく、第2の回転軸16と軸孔30との間の摩擦力により、第3のローラー31に 回転力が直接伝達される。
【0026】 また、上記実施例で適用されるホーニング銃18は、ドライホーニング加工用の ホーニング銃であっても、あるいはウエットホーニング加工用のホーニング銃で あってもよく、いずれのタイプのホーニング銃も適用することが可能である。
【0027】 また、本考案は上記実施例に限定されることなく、本考案の要旨を逸脱しない 範囲において、種々変形可能なことは勿論である。
【0028】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案のホーニング装置によれば、第2のローラーの軸 孔を第2の回転軸の軸径より大きくしたことにより、被加工物の厚さの変動が第 2のローラーに吸収され、第1のローラーと第2のローラー間の間隔の調整を不 要とすることができるとともにジャムなどにより詰まった被加工物を容易に除去 することができ、また、ホーニング手段を第1のローラーあるいは第2のローラ ーが欠落している位置に配設したことにより、被加工物の上下両面の全面をホー ニング加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のホーニング装置を示す図で
ある。
【図2】本考案の要部である第2のローラーを示す図
で、図2(a)は正面を示す図、および図2(b)は側
面の断面を示す図である。
【図3】本考案の要部である第2のローラーの他の実施
例を示す図で、図3(a)は正面を示す図、および図3
(b)は側面の断面を示す図である。
【図4】搬送ベルトを適用した従来のホーニング装置を
示す図で、図4(a)は正面を示す図、および図4
(b)は側面を示す図である。
【図5】搬送ドラムを適用した従来のホーニング装置を
示す図である。
【符号の説明】
11…被加工物 12…第1のローラー 13…第2のローラー 15…第1の回転軸 16…第2の回転軸 17…軸孔 18…ホーニング銃(ホーニング手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を搬送しながらホーニング加工
    するホーニング装置において、上記被加工物の下面側に
    配置され第1の回転軸に固定された複数の第1のローラ
    ーと、この第1のローラーに対向して上記被加工物の上
    面側に配置され第2の回転軸の軸径より大きく開孔した
    軸孔を有し上記被加工物の搬送時に第2の回転軸と軸孔
    との摩擦力により回転力が伝達される複数の第2のロー
    ラーと、上記第1のローラーと上記第2のローラーによ
    り搬送される上記被加工物の下面側と上面側における上
    記第1のローラーあるいは上記第2のローラーが欠落し
    ている位置に配設され上記被加工物をホーニング加工す
    るホーニング手段とを具備したことを特徴とするホーニ
    ング装置。
JP1992043843U 1992-06-24 1992-06-24 ホーニング装置 Expired - Fee Related JP2550209Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003080458A (ja) * 2001-09-10 2003-03-18 Macoho Co Ltd 板状ワークの表面処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62147342U (ja) * 1985-11-19 1987-09-17
JPS6360555U (ja) * 1986-10-04 1988-04-22
JP3001763U (ja) * 1994-03-07 1994-09-06 日本ルーフラック株式会社 自動車のリヤー面スペアタイヤ用マウントナット

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