JPH0635758B2 - 緊張材定着方法及び装置 - Google Patents
緊張材定着方法及び装置Info
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- JPH0635758B2 JPH0635758B2 JP18265488A JP18265488A JPH0635758B2 JP H0635758 B2 JPH0635758 B2 JP H0635758B2 JP 18265488 A JP18265488 A JP 18265488A JP 18265488 A JP18265488 A JP 18265488A JP H0635758 B2 JPH0635758 B2 JP H0635758B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレストレスコンクリート構造物内から構造
部材にプレストレスを付与するための緊張材の定着方法
及びその装置に関する。
部材にプレストレスを付与するための緊張材の定着方法
及びその装置に関する。
(従来技術) プレストレスコンクリート構造物における構造部材にプ
レストレスを与える場合には、構造部材に緊張装置を配
置し、その両端に定着装置を配設し、一端または両端か
ら緊張材に緊張力を与え、前記プレストレスコンクリー
ト構造物にプレストレスを付与する方法が一般的であ
る。
レストレスを与える場合には、構造部材に緊張装置を配
置し、その両端に定着装置を配設し、一端または両端か
ら緊張材に緊張力を与え、前記プレストレスコンクリー
ト構造物にプレストレスを付与する方法が一般的であ
る。
ところが、上述の方法にあっては緊張力を構造物の外部
から与える手段を採用している関係上、高層建築物、地
下構造物或いは隣接する既存建築物との間隙が狭小の場
合にあっては緊張作業が極めて困難な状況となる。
から与える手段を採用している関係上、高層建築物、地
下構造物或いは隣接する既存建築物との間隙が狭小の場
合にあっては緊張作業が極めて困難な状況となる。
ところが、最近では上記定着方法の問題点を解決するた
めの方策として、構造物の内部から緊張材に緊張力を与
える方法及び装置が実用化されつゝあるが、その一例と
して特開・昭63-78969号公報に開示された緊張材の定着
方法及び定着装置の発明が提案されている。
めの方策として、構造物の内部から緊張材に緊張力を与
える方法及び装置が実用化されつゝあるが、その一例と
して特開・昭63-78969号公報に開示された緊張材の定着
方法及び定着装置の発明が提案されている。
即ち、同公開公報に開示された発明は、定着装置として
は第11図の斜視図にある如く、表面に複数個の貫通孔
(2a)(2b)を穿設した定着板(2)を形成し、当該貫通孔(2
a)(2b)には構造物の一方の端部に向かって配置される緊
張材(3)と他方の端部に向かって配置される緊張材(3)と
を相互に反対方向から貫通して定着用グリップ(4)(以
下、単にグリップと指称する。)により定着する構成と
し、又その定着方法としては、第12図の一部断面平面
図にある通り、緊張作業はコンクリート打設後に行われ
るが、緊張作業に必要な空間を保持するために、定着板
(2)に鋼製の型枠(5)を取りつけ、この型枠(5)によって
形成された空間内に緊張材(3)を定着するグリップ(4)が
位置するように配置させ、又該型枠(5)によって形成さ
れた空間の反対側にはコンクリートが位置し、緊張時に
一時的な反力が得られるようにして緊張材を定着する方
法である。
は第11図の斜視図にある如く、表面に複数個の貫通孔
(2a)(2b)を穿設した定着板(2)を形成し、当該貫通孔(2
a)(2b)には構造物の一方の端部に向かって配置される緊
張材(3)と他方の端部に向かって配置される緊張材(3)と
を相互に反対方向から貫通して定着用グリップ(4)(以
下、単にグリップと指称する。)により定着する構成と
し、又その定着方法としては、第12図の一部断面平面
図にある通り、緊張作業はコンクリート打設後に行われ
るが、緊張作業に必要な空間を保持するために、定着板
(2)に鋼製の型枠(5)を取りつけ、この型枠(5)によって
形成された空間内に緊張材(3)を定着するグリップ(4)が
位置するように配置させ、又該型枠(5)によって形成さ
れた空間の反対側にはコンクリートが位置し、緊張時に
一時的な反力が得られるようにして緊張材を定着する方
法である。
以上の通りに高層建築物、地下建造物或いは隣接する既
存建築物との間隙が狭小の場合等の緊張作業が極めて困
難な施工箇所において行う従来の方法並びに装置にあっ
ては、ある程度の要求は満足するが未だ後述する問題を
抱えている。
存建築物との間隙が狭小の場合等の緊張作業が極めて困
難な施工箇所において行う従来の方法並びに装置にあっ
ては、ある程度の要求は満足するが未だ後述する問題を
抱えている。
(発明が解決しようとする課題) 高層建築物、地下建築物或いは隣接する既存建築物との
間隙が狭小の場合等の定着装置の配設並びに緊張作業が
極めて困難な施工箇所において行うプレストレスコンク
リート構造物の部材にプレストレスを構造物の内部から
付与する緊張材の定着方法及び装置としては、上述の通
りの定着装置並びに方法が提案され、且つ実施されてい
るが、この装置及びその方法にあっても若干の問題点が
残っている。
間隙が狭小の場合等の定着装置の配設並びに緊張作業が
極めて困難な施工箇所において行うプレストレスコンク
リート構造物の部材にプレストレスを構造物の内部から
付与する緊張材の定着方法及び装置としては、上述の通
りの定着装置並びに方法が提案され、且つ実施されてい
るが、この装置及びその方法にあっても若干の問題点が
残っている。
即ち、上述の従来方法及び装置では、二本の緊張材を一
組として定着する装置であり、一方の端部に向かって配
置される緊張材と、他方の端部に向かって配置される緊
張材とが平面的に異なった位置に配置されるので、緊張
材一本について二箇所、計四箇所の緊張空間が必要であ
る。
組として定着する装置であり、一方の端部に向かって配
置される緊張材と、他方の端部に向かって配置される緊
張材とが平面的に異なった位置に配置されるので、緊張
材一本について二箇所、計四箇所の緊張空間が必要であ
る。
尚、こゝで言う緊張材一本とは、通常の外部から緊張を
行う場合の緊張材一本のことを示すもので、内部緊張の
場合、緊張箇所で分断されて二本に分かれているが、本
発明ではこれらを合わせて一本とする。
行う場合の緊張材一本のことを示すもので、内部緊張の
場合、緊張箇所で分断されて二本に分かれているが、本
発明ではこれらを合わせて一本とする。
その結果、一台の定着装置の幅が大きくなり、狭小な設
置箇所(幅の狭い梁等)での使用を困難としている。
置箇所(幅の狭い梁等)での使用を困難としている。
また、この種定着装置は上述の如く相対向した二本の緊
張材を一組として定着する装置であるから、緊張材が偶
数本の場合には適用できるが、一本の場合或いは奇数本
の場合には不都合がある。
張材を一組として定着する装置であるから、緊張材が偶
数本の場合には適用できるが、一本の場合或いは奇数本
の場合には不都合がある。
何故ならば、奇数本の中から二本づつ一組として組合わ
せた残りの一本又は三本の緊張材を同様の方法で定着し
ようとしても、左右対称に配置することができないの
で、定着装置の周囲のコンクリートに支圧、捩じり等の
影響が生じ、これはコンクリートに対して好ましくな
い。
せた残りの一本又は三本の緊張材を同様の方法で定着し
ようとしても、左右対称に配置することができないの
で、定着装置の周囲のコンクリートに支圧、捩じり等の
影響が生じ、これはコンクリートに対して好ましくな
い。
以上の通り、従来の定着装置・方法では、狭小幅な箇所
での使用並びに単数、奇数本の緊張材を定着する場合に
は適さない等の問題点がある。
での使用並びに単数、奇数本の緊張材を定着する場合に
は適さない等の問題点がある。
本発明は上述の問題点に鑑み成されたものであって、狭
小幅な箇所での使用を可能とし、且つ緊張材が奇数本の
定着を施工する場合にも適用できる緊張材の定着方法及
びその装置を提供することを目的とする。
小幅な箇所での使用を可能とし、且つ緊張材が奇数本の
定着を施工する場合にも適用できる緊張材の定着方法及
びその装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前掲の課題を解決するための手段として、構
造物内部に設けた緊張用空間部に少なくとも一個の緊張
材定着具を配設し、この緊張材定着具の両端に設けた貫
通孔から構造物の両方の端部に向かって配置される緊張
材を貫通すると共にそれらを定着用グリップで定着する
緊張材の定着方法であって、緊張材一本に対して一個の
緊張材定着具を使用し、前記緊張材の少なくとも一方の
緊張材に余長を持たせた状態で緊張材定着具に配し、該
緊張材を緊張具で緊張・定着することを特徴とする緊張
材の定着方法に係る第1の発明と、構造物の両方端に向
かって配置される緊張材を同一線上に相対向して貫通さ
せる貫通孔を両側端に穿設し、且つ該緊張材の少なくと
も一方の緊張材に余長をもって定着する定着用グリップ
と緊張具とを収容する収容空間を設けた緊張材定着具を
構造物内部に設けた緊張用空間部に配設した構成の緊張
材定着装置の第2の発明とを採用したものである。
造物内部に設けた緊張用空間部に少なくとも一個の緊張
材定着具を配設し、この緊張材定着具の両端に設けた貫
通孔から構造物の両方の端部に向かって配置される緊張
材を貫通すると共にそれらを定着用グリップで定着する
緊張材の定着方法であって、緊張材一本に対して一個の
緊張材定着具を使用し、前記緊張材の少なくとも一方の
緊張材に余長を持たせた状態で緊張材定着具に配し、該
緊張材を緊張具で緊張・定着することを特徴とする緊張
材の定着方法に係る第1の発明と、構造物の両方端に向
かって配置される緊張材を同一線上に相対向して貫通さ
せる貫通孔を両側端に穿設し、且つ該緊張材の少なくと
も一方の緊張材に余長をもって定着する定着用グリップ
と緊張具とを収容する収容空間を設けた緊張材定着具を
構造物内部に設けた緊張用空間部に配設した構成の緊張
材定着装置の第2の発明とを採用したものである。
(作用) 前掲の本発明によれば、構造物内部に設けた緊張用空間
部で緊張材を分断し、その部分の緊張材をソケット及び
グリップで定着・連結する当たって、前記緊張材の少な
くとも一方の緊張材に余長をもたせた状態で緊張材定着
具に配すると共に該緊張材を緊張具によって緊張するよ
うにしたので、構造物の内部から緊張材に緊張力を与え
ることが可能となり、又定着装置自体の構成幅が小さい
ので狭小幅な箇所での使用を可能とし、更に、内部から
緊張するために分断されている緊張材を一本と考えれ
ば、緊張材一本当たり一箇所の定着具を用いるので、緊
張される緊張材の使用本数が一本又は複数本、とりわけ
奇数本の場合にあっても緊張材定着具の個数を対応した
数だけ設置するだけで施工できるばかりでなく、その用
途も内部緊張用定着装置以外の緊張材接続装置としても
適用できる利点を有する。
部で緊張材を分断し、その部分の緊張材をソケット及び
グリップで定着・連結する当たって、前記緊張材の少な
くとも一方の緊張材に余長をもたせた状態で緊張材定着
具に配すると共に該緊張材を緊張具によって緊張するよ
うにしたので、構造物の内部から緊張材に緊張力を与え
ることが可能となり、又定着装置自体の構成幅が小さい
ので狭小幅な箇所での使用を可能とし、更に、内部から
緊張するために分断されている緊張材を一本と考えれ
ば、緊張材一本当たり一箇所の定着具を用いるので、緊
張される緊張材の使用本数が一本又は複数本、とりわけ
奇数本の場合にあっても緊張材定着具の個数を対応した
数だけ設置するだけで施工できるばかりでなく、その用
途も内部緊張用定着装置以外の緊張材接続装置としても
適用できる利点を有する。
(実施例) 以下本発明の実施例を第1図乃至第10図に基づき詳述
する。
する。
先ず、第1図の斜視図により内部緊張用定着方法並びに
装置の基本構成について説明すると、コンクリート構造
物(10)としての打設の際に、該コンクリート構造物(10)
の一方の端部に向かって配置される緊張材(11a)と他方
の端部に向かって配置される緊張材(11b)とを相互に反
対方向から配設し、そして、各々の緊張材端部を貫通突
設させた上部開口型の鋼製型枠(12)を配設する。
装置の基本構成について説明すると、コンクリート構造
物(10)としての打設の際に、該コンクリート構造物(10)
の一方の端部に向かって配置される緊張材(11a)と他方
の端部に向かって配置される緊張材(11b)とを相互に反
対方向から配設し、そして、各々の緊張材端部を貫通突
設させた上部開口型の鋼製型枠(12)を配設する。
そして、後に詳述するが、緊張材の緊張作業はコンクリ
ート打設後、上記鋼製型枠(12)を脱去した後の空間(緊
張用空間部)Sの内部に緊張材定着具としてのソケット
(13)を設置し、該ソケットに緊張材(11a)(11b)の端部を
挿通してグリップ(14)(14)で定着する。
ート打設後、上記鋼製型枠(12)を脱去した後の空間(緊
張用空間部)Sの内部に緊張材定着具としてのソケット
(13)を設置し、該ソケットに緊張材(11a)(11b)の端部を
挿通してグリップ(14)(14)で定着する。
上記ソケット(13)の具体的構成は、第10図の半分横断
平面図に示す通り、全体を長方形とし、両端に緊張材挿
通孔(131)(131)を穿設すると共にこれら緊張材挿通孔(1
31)(131)に大径のグリップ保持用凹部(132)(132)を連設
し、更に、このグリップ保持用凹部(132)(132)に開口部
(133)を連設してなる構成である。
平面図に示す通り、全体を長方形とし、両端に緊張材挿
通孔(131)(131)を穿設すると共にこれら緊張材挿通孔(1
31)(131)に大径のグリップ保持用凹部(132)(132)を連設
し、更に、このグリップ保持用凹部(132)(132)に開口部
(133)を連設してなる構成である。
以上のように鋼製型枠(12)をコンクリート構造物(10)に
設置して緊張用空間部Sを確保した後、コンクリートを
打設し、そして、上記鋼製型枠(12)をコンクリート構造
物(10)から脱去する。その後、コンクリート構造物(10)
の緊張用空間部S内部にソケット(13)を設置し、このソ
ケット(13)の緊張材挿通孔(131)(131)に緊張材(11a)(11
b)の一端を挿入し、そして、グリップ(14)(14)で各々を
定着するが、この場合、緊張材(11a)(11b)の何れか一方
の緊張材(11a)は図示の如く適当な長さの余長部Wを持
つようにし、この部分に図外の緊張具を装着し、緊張材
(11a)(11b)に緊張力を与える。緊張材(11a)(11b)に緊張
力が附与されると上記グリップ(14)(14)の作用により緊
張力が保持される。
設置して緊張用空間部Sを確保した後、コンクリートを
打設し、そして、上記鋼製型枠(12)をコンクリート構造
物(10)から脱去する。その後、コンクリート構造物(10)
の緊張用空間部S内部にソケット(13)を設置し、このソ
ケット(13)の緊張材挿通孔(131)(131)に緊張材(11a)(11
b)の一端を挿入し、そして、グリップ(14)(14)で各々を
定着するが、この場合、緊張材(11a)(11b)の何れか一方
の緊張材(11a)は図示の如く適当な長さの余長部Wを持
つようにし、この部分に図外の緊張具を装着し、緊張材
(11a)(11b)に緊張力を与える。緊張材(11a)(11b)に緊張
力が附与されると上記グリップ(14)(14)の作用により緊
張力が保持される。
以上のようにして緊張材(11a)(11b)の緊張・定着を行う
が、上述の実施例は一本の緊張材(内部緊張を行う必要
から(11a)(11b)の二本に分断されているが、本来は一本
の緊張材である)の緊張・定着方法について説明した
が、第2図乃至第9図により梁構造物に複数本の緊張材
を配置した実施例について説明する。
が、上述の実施例は一本の緊張材(内部緊張を行う必要
から(11a)(11b)の二本に分断されているが、本来は一本
の緊張材である)の緊張・定着方法について説明した
が、第2図乃至第9図により梁構造物に複数本の緊張材
を配置した実施例について説明する。
第一実施例 第2図及び第6図は梁を構成する鉄筋中に緊張材を配置
した模式平面図であるが、配置される緊張材は二本(第
2図乃至第5図)或いは四本(第6図乃至第9図)の場
合である。
した模式平面図であるが、配置される緊張材は二本(第
2図乃至第5図)或いは四本(第6図乃至第9図)の場
合である。
第2図乃至第5図において、複数本の鉄筋(15)が配置さ
れている為、内部緊張を行う空間としては幅の狭小な梁
Aに実線で示した緊張材(11)と破線で示した緊張材(1
1)′との二本の緊張材が配置され、その両端に固定端定
着具(16a)(16b)を設置し、これにより二本の緊張材(11)
(11)′の両端を固定し、内部に一本の緊張材について一
箇所の緊張空間部S及びソケット(13)が配置される 緊張材は、ソケット(13)で緊張材(11a)(11b)と(11a)′
(11b)′に分断されているが、機能的にはソケット(13)
とグリップ(14)により連結され、緊張材(11)(11)′の二
本のうち一方の緊張材(11)はソケット(13)で連結され、
他方の緊張材(11)′はその下方を通過してソケット(1
3)′で連結される。
れている為、内部緊張を行う空間としては幅の狭小な梁
Aに実線で示した緊張材(11)と破線で示した緊張材(1
1)′との二本の緊張材が配置され、その両端に固定端定
着具(16a)(16b)を設置し、これにより二本の緊張材(11)
(11)′の両端を固定し、内部に一本の緊張材について一
箇所の緊張空間部S及びソケット(13)が配置される 緊張材は、ソケット(13)で緊張材(11a)(11b)と(11a)′
(11b)′に分断されているが、機能的にはソケット(13)
とグリップ(14)により連結され、緊張材(11)(11)′の二
本のうち一方の緊張材(11)はソケット(13)で連結され、
他方の緊張材(11)′はその下方を通過してソケット(1
3)′で連結される。
緊張材(11)(11)′の配列並びに各定着具の配置は以上の
通りであるが、ソケット(13)における緊張材(11a)(11b)
の定着方法の詳細について第3図乃至第5図で説明する
と、梁Aを構成する鉄筋(15)…で編成された位置に鋼製
型枠(12)を配置し、このソケット(13)から見て遠い方の
固定端定着具(16a)に定着されている緊張材(11a)の一端
と他の緊張材(11b)端を貫通して挿入し、その後コンク
リートの打設を行い、打設終了後上記鋼製型枠(12)を脱
去する。鋼製型枠(12)の脱去した後にソケット(13)を配
設し、そして、固定端定着具(16a)に繋がる緊張材(11a)
の一端を該ソケット(13)の挿通孔(131)に該緊張材(11a)
に緊張具(ジャッキ)に連結するのに必要な長さの余長
部Wを有するように貫通させ、グリップ(14)をグリップ
保持用凹部(132)(132)に嵌入して装着する。
通りであるが、ソケット(13)における緊張材(11a)(11b)
の定着方法の詳細について第3図乃至第5図で説明する
と、梁Aを構成する鉄筋(15)…で編成された位置に鋼製
型枠(12)を配置し、このソケット(13)から見て遠い方の
固定端定着具(16a)に定着されている緊張材(11a)の一端
と他の緊張材(11b)端を貫通して挿入し、その後コンク
リートの打設を行い、打設終了後上記鋼製型枠(12)を脱
去する。鋼製型枠(12)の脱去した後にソケット(13)を配
設し、そして、固定端定着具(16a)に繋がる緊張材(11a)
の一端を該ソケット(13)の挿通孔(131)に該緊張材(11a)
に緊張具(ジャッキ)に連結するのに必要な長さの余長
部Wを有するように貫通させ、グリップ(14)をグリップ
保持用凹部(132)(132)に嵌入して装着する。
他方、他の緊張材(11b)端はその端部を上記緊張材(11a)
と同様にグリップ(14)をグリップ保持用凹部(132)(132)
に嵌入して装着する。
と同様にグリップ(14)をグリップ保持用凹部(132)(132)
に嵌入して装着する。
緊張材に緊張力を与えるのは、余長部Wに緊張具を取り
つけて行う。緊張力が与えられると、緊張材に伸びが生
ずるが、緊張材(11a)の伸びはグリップ(14a)の外へ引き
出されて吸収され、他方の緊張材(11b)の伸びはソケッ
ト(13)が緊張材(11a)の方へ移動することによって吸収
される。
つけて行う。緊張力が与えられると、緊張材に伸びが生
ずるが、緊張材(11a)の伸びはグリップ(14a)の外へ引き
出されて吸収され、他方の緊張材(11b)の伸びはソケッ
ト(13)が緊張材(11a)の方へ移動することによって吸収
される。
従って、緊張用空間部Sを形成する場合は、緊張時のソ
ケット(13)の移動を配慮する必要がある。
ケット(13)の移動を配慮する必要がある。
第二実施例 次に、四本の緊張材を定着する場合について第6図乃至
第9図に基づき説明する。
第9図に基づき説明する。
梁Aに緊張材(11)−1、(11)−2、(11)−3及び(11)−
4の四本の緊張材を配置し、その両端に固定端定着具(1
6)(16)を設置し、これにより四本の緊張材の両端を固定
し、内部に一本の緊張材につき一個のソケット(13)が配
置されることは前述の第2図の場合と同様であるが、本
実施例の場合には鋼製型枠(12)内に2個のソケット(13)
(13)を第7図にあるように並列配置し、これら2個のソ
ケット(13)(13)に緊張材を定着するようにしたものであ
って、緊張材端部(11)-1a乃至(11)-4a並びに(11)-1b乃
至(11)-4bのソケット(13)への装着等、コンクリートに
打設、施工順序等については第一実施例と変わりはな
い。
4の四本の緊張材を配置し、その両端に固定端定着具(1
6)(16)を設置し、これにより四本の緊張材の両端を固定
し、内部に一本の緊張材につき一個のソケット(13)が配
置されることは前述の第2図の場合と同様であるが、本
実施例の場合には鋼製型枠(12)内に2個のソケット(13)
(13)を第7図にあるように並列配置し、これら2個のソ
ケット(13)(13)に緊張材を定着するようにしたものであ
って、緊張材端部(11)-1a乃至(11)-4a並びに(11)-1b乃
至(11)-4bのソケット(13)への装着等、コンクリートに
打設、施工順序等については第一実施例と変わりはな
い。
本発明の実施例は以上の通りであるが、定着される緊張
材の本数が単数、奇数本或いは偶数本であろうと、その
緊張材も本数に適応した数だけの緊張材定着用ソケット
を用意すればよい。
材の本数が単数、奇数本或いは偶数本であろうと、その
緊張材も本数に適応した数だけの緊張材定着用ソケット
を用意すればよい。
(発明の効果) 本発明は上述の通りであるが、第1の緊張材の定着方法
の発明によれば、緊張材に緊張力を与える場合に緊張材
の余長部を利用して行えるので、構造物の内部から緊張
力を与えることが可能となり、緊張材の使用本数が一本
または複数本の場合にも適用できるばかりでなく、緊張
材が複数本の場合、それが奇数本、偶数本であろうと緊
張後の力が相対する緊張材相互に平衡状態に維持できる
ので、従来法の如く奇数本の場合に適用できないと言う
問題が解消できた。
の発明によれば、緊張材に緊張力を与える場合に緊張材
の余長部を利用して行えるので、構造物の内部から緊張
力を与えることが可能となり、緊張材の使用本数が一本
または複数本の場合にも適用できるばかりでなく、緊張
材が複数本の場合、それが奇数本、偶数本であろうと緊
張後の力が相対する緊張材相互に平衡状態に維持できる
ので、従来法の如く奇数本の場合に適用できないと言う
問題が解消できた。
第2の緊張材定着装置の発明によれば、定着装置自体の
構成幅が小さいので狭小幅な箇所、例えば、梁の中での
使用を可能とし、又その用途にあっても、内部緊張用定
着装置以外の緊張材接続装置としても適用できる利点を
有する等有益な発明である。
構成幅が小さいので狭小幅な箇所、例えば、梁の中での
使用を可能とし、又その用途にあっても、内部緊張用定
着装置以外の緊張材接続装置としても適用できる利点を
有する等有益な発明である。
第1図は本発明の緊張材定着方法の実施例に係る斜視
図、第2図は本発明の緊張材定着方法を梁に適用した実
施例に係る模式平面図、第3図、第4図並びに第5図は
本発明の緊張材定着方法を梁に適用した実施例に係る定
着部を示す要部断面平面図、要部断面正面図、要部断面
側面図、第6図は本発明の緊張材定着方法を梁に適用し
た他の実施例に係る模式平面図、第7図、第8図並びに
第9図は本発明の緊張材定着方法を梁に適用した実施例
に係る定着部を示す要部断面平面図、要部断面正面図、
要部断面側面図、第10図は本発明の緊張材定着装置の
半分縦断平面図、第11図は従来の緊張材定着装置の斜
視図、第12図は従来の緊張材定着装置の一部平面図で
ある。 (10)……コンクリート構造物、(11)(11)′……緊張材、
(11a)(11b)……緊張材端部、(12)……鋼製型枠、(13)(1
3)′……緊張材定着具(ソケット)、(14)……緊張材定
着用グリップ、(15)……鉄筋、(16)(16a)(16b) ……固
定端定着具、(131)……緊張材挿通孔、(132)……グリッ
プ固定部、(133)……開口部、A……梁、S……緊張用
空間部、W……緊張材余長部。
図、第2図は本発明の緊張材定着方法を梁に適用した実
施例に係る模式平面図、第3図、第4図並びに第5図は
本発明の緊張材定着方法を梁に適用した実施例に係る定
着部を示す要部断面平面図、要部断面正面図、要部断面
側面図、第6図は本発明の緊張材定着方法を梁に適用し
た他の実施例に係る模式平面図、第7図、第8図並びに
第9図は本発明の緊張材定着方法を梁に適用した実施例
に係る定着部を示す要部断面平面図、要部断面正面図、
要部断面側面図、第10図は本発明の緊張材定着装置の
半分縦断平面図、第11図は従来の緊張材定着装置の斜
視図、第12図は従来の緊張材定着装置の一部平面図で
ある。 (10)……コンクリート構造物、(11)(11)′……緊張材、
(11a)(11b)……緊張材端部、(12)……鋼製型枠、(13)(1
3)′……緊張材定着具(ソケット)、(14)……緊張材定
着用グリップ、(15)……鉄筋、(16)(16a)(16b) ……固
定端定着具、(131)……緊張材挿通孔、(132)……グリッ
プ固定部、(133)……開口部、A……梁、S……緊張用
空間部、W……緊張材余長部。
Claims (2)
- 【請求項1】構造物内部に設けた緊張用空間部に単数若
しくは複数個の緊張材定着具を配設し、この緊張材定着
具の両端に設けた貫通孔から構造物の両方の端部に向か
って配置される緊張材を貫通すると共にそれらを定着用
グリップで定着する緊張材の定着方法であって、緊張材
一本に対して一個の緊張材定着具を使用し、前記緊張材
の少なくとも一方の緊張材に余長を持たさせた状態で緊
張材定着具に配し、以て、該緊張材を緊張具で緊張・定
着することを特徴とする緊張材の定着方法。 - 【請求項2】構造物の両端に向かって配置される緊張材
を同一線上に相対向して貫通させる貫通孔を両側端に穿
設し、且つ該緊張材の少なくとも一方の緊張材に余長を
持って定着する定着用グリップと緊張具とを収容する収
容空間を設けた緊張材定着具を構造物内部に設けた緊張
用空間部に配設したことを特徴とする緊張材定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18265488A JPH0635758B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 緊張材定着方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18265488A JPH0635758B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 緊張材定着方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0230853A JPH0230853A (ja) | 1990-02-01 |
| JPH0635758B2 true JPH0635758B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=16122098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18265488A Expired - Lifetime JPH0635758B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 緊張材定着方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635758B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2969196B1 (fr) * | 2010-12-15 | 2014-02-07 | Soletanche Freyssinet | Procede de renforcement d'un ouvrage de construction mettant en oeuvre au moins une bande de renfort. |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP18265488A patent/JPH0635758B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0230853A (ja) | 1990-02-01 |
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