JPH0635897Y2 - 船舶の船艙構造 - Google Patents
船舶の船艙構造Info
- Publication number
- JPH0635897Y2 JPH0635897Y2 JP1808090U JP1808090U JPH0635897Y2 JP H0635897 Y2 JPH0635897 Y2 JP H0635897Y2 JP 1808090 U JP1808090 U JP 1808090U JP 1808090 U JP1808090 U JP 1808090U JP H0635897 Y2 JPH0635897 Y2 JP H0635897Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- storage tank
- fuel
- liquid
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は船舶の船体構造に関し、特に、その甲板の下に
設けられた燃料貯蔵槽又は液体貯蔵槽の改良された構造
に関する。
設けられた燃料貯蔵槽又は液体貯蔵槽の改良された構造
に関する。
[従来の技術] 一般に、船舶の構造では、その甲板の下の船艙には、船
舶の推進を行う機関室と共に、その燃料を貯蔵する燃料
貯蔵槽、及び、特にタンカー等にあっては、原油等の液
体荷物を積み込むための液体貯蔵槽が設けられている。
また、液体貯蔵槽は、その製作上、あるいは、機械的強
度を確保するため等を理由に、隔壁等によって複数の仕
切られており、この中には原油が積み込まれ、産油国か
らの原油等の輸送が行われている。
舶の推進を行う機関室と共に、その燃料を貯蔵する燃料
貯蔵槽、及び、特にタンカー等にあっては、原油等の液
体荷物を積み込むための液体貯蔵槽が設けられている。
また、液体貯蔵槽は、その製作上、あるいは、機械的強
度を確保するため等を理由に、隔壁等によって複数の仕
切られており、この中には原油が積み込まれ、産油国か
らの原油等の輸送が行われている。
ところで、近年において、この様な液体荷物を積み込む
石油タンカー等が航行の途中で座礁や衝突で破壊され、
その内部に積み込んだ大量の原油が海中に流れ出し、こ
れが海洋汚染や周囲の環境の汚染を引き起こしており、
我が国においても、タンカー座礁事故における石油流出
に伴い、周囲の海岸等の環境汚染による被害が社会的に
問題となっている。
石油タンカー等が航行の途中で座礁や衝突で破壊され、
その内部に積み込んだ大量の原油が海中に流れ出し、こ
れが海洋汚染や周囲の環境の汚染を引き起こしており、
我が国においても、タンカー座礁事故における石油流出
に伴い、周囲の海岸等の環境汚染による被害が社会的に
問題となっている。
[考案が解決しようとする問題点] この様なタンカー等の船舶の座礁や衝突事故では、その
際に流れ出した大量の燃料の石油や積荷の原油を処理す
るため、その後、処理船等を付近の海域に派遣し、薬剤
を散布して中和し、あるいは、拡散し、さらには、いわ
ゆるオイルフェンスによって流出した油を集めて回収す
ることが行われている。しかしながら、この様な対策
は、船舶が坐礁や衝突によってその船体が破壊された直
後ではなく、その後しばらく経過して内部の油が大量に
流出してしまった後にしか行われず、これでは油が周囲
に拡散してしまい、十分な対策は不可能である。勿論、
現在のタンカー等の構造では、その内部を2重隔壁や複
数の隔壁を設けることにより、万が一に備え、原油等が
外洋に流出しにくい構造にはなっているものの、必ずし
も十分なものではないのが現実である。
際に流れ出した大量の燃料の石油や積荷の原油を処理す
るため、その後、処理船等を付近の海域に派遣し、薬剤
を散布して中和し、あるいは、拡散し、さらには、いわ
ゆるオイルフェンスによって流出した油を集めて回収す
ることが行われている。しかしながら、この様な対策
は、船舶が坐礁や衝突によってその船体が破壊された直
後ではなく、その後しばらく経過して内部の油が大量に
流出してしまった後にしか行われず、これでは油が周囲
に拡散してしまい、十分な対策は不可能である。勿論、
現在のタンカー等の構造では、その内部を2重隔壁や複
数の隔壁を設けることにより、万が一に備え、原油等が
外洋に流出しにくい構造にはなっているものの、必ずし
も十分なものではないのが現実である。
そこで、本考案は、上記の従来技術における問題点に鑑
み、坐礁や衝突等の事故によって船舶外壁が破壊された
場合に、その貯蔵槽に収納された燃料や液体荷物が海洋
に流出するのと同時に、薬剤による汚染防止処理を行う
ことができるようにし、海洋汚染を最少限に食い止める
ことの出来る船舶の船艙構造を提供することをその目的
とする。
み、坐礁や衝突等の事故によって船舶外壁が破壊された
場合に、その貯蔵槽に収納された燃料や液体荷物が海洋
に流出するのと同時に、薬剤による汚染防止処理を行う
ことができるようにし、海洋汚染を最少限に食い止める
ことの出来る船舶の船艙構造を提供することをその目的
とする。
[問題を解決するための手段] 本考案によれば、上記の目的は、推進手段に供給する燃
料を貯えるための燃料貯蔵槽又は輸送すべき液体荷物を
収納する液体貯蔵槽をその船艙に備えた船舶の船艙構造
において、少なくとも上記燃料貯蔵槽又は液体貯蔵槽の
外周壁面に沿って空間を形成し、この空間に前記貯蔵槽
に収納された燃料及び液体荷物と混合されたとき、それ
ら燃料及び液体荷物を汚染防止処理する薬剤を充填した
ことを特徴とする船舶の船艙構造によって達成される。
料を貯えるための燃料貯蔵槽又は輸送すべき液体荷物を
収納する液体貯蔵槽をその船艙に備えた船舶の船艙構造
において、少なくとも上記燃料貯蔵槽又は液体貯蔵槽の
外周壁面に沿って空間を形成し、この空間に前記貯蔵槽
に収納された燃料及び液体荷物と混合されたとき、それ
ら燃料及び液体荷物を汚染防止処理する薬剤を充填した
ことを特徴とする船舶の船艙構造によって達成される。
[作用] すなわち、上記の本考案による船舶の船艙構造によれ
ば、少なくとも燃料貯蔵槽又は液体貯蔵槽の外周壁面に
沿って空間を形成し、この空間に前記貯蔵槽に収納され
た燃料及び液体荷物と混合されたとき、それら燃料及び
液体荷物を汚染防止処理する薬剤を充填したことによ
り、船舶が坐礁あるいは衝突によって破壊され、その燃
料貯蔵槽又は液体貯蔵槽が破れて内部の燃料や原油等の
積荷が外部に流出しようする場合に、必ずその外周壁面
に沿って形成された空間も破れるため、そこに充填され
ている薬剤も同時に流出する。このため、燃料や液体荷
物の海洋への流出と同時に薬剤による汚染防止処理が行
われ、燃料や液体荷物の流出による環境破壊防止を効果
的に行い得る。
ば、少なくとも燃料貯蔵槽又は液体貯蔵槽の外周壁面に
沿って空間を形成し、この空間に前記貯蔵槽に収納され
た燃料及び液体荷物と混合されたとき、それら燃料及び
液体荷物を汚染防止処理する薬剤を充填したことによ
り、船舶が坐礁あるいは衝突によって破壊され、その燃
料貯蔵槽又は液体貯蔵槽が破れて内部の燃料や原油等の
積荷が外部に流出しようする場合に、必ずその外周壁面
に沿って形成された空間も破れるため、そこに充填され
ている薬剤も同時に流出する。このため、燃料や液体荷
物の海洋への流出と同時に薬剤による汚染防止処理が行
われ、燃料や液体荷物の流出による環境破壊防止を効果
的に行い得る。
[実施例] 以下、本考案の実施例について、添付の図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
先ず、添付の第2図には、本考案による船舶の船艙構造
を採用した船舶として、特に、その船艙内のタンクに原
油を積み込んで輸送する、比較的小形のタンカー10が、
その一例として示されている。この小形のタンカー10で
は、その船体11の後方甲板上には、船室や操舵室等の施
設を含む制御室12が設けられ、その前方の甲板13の下の
船艙には、原油を収納するための原液体貯蔵槽が、複数
の槽に仕切られて設けられている。また、図中の符号14
及び15は、後にも説明するが、上記船体11の略中央の甲
板下に設けられ、船舶の推進手段であるスクリュー16を
駆動するための動力を発生する機関室に繋がる煙突、及
び、通気管を示している。
を採用した船舶として、特に、その船艙内のタンクに原
油を積み込んで輸送する、比較的小形のタンカー10が、
その一例として示されている。この小形のタンカー10で
は、その船体11の後方甲板上には、船室や操舵室等の施
設を含む制御室12が設けられ、その前方の甲板13の下の
船艙には、原油を収納するための原液体貯蔵槽が、複数
の槽に仕切られて設けられている。また、図中の符号14
及び15は、後にも説明するが、上記船体11の略中央の甲
板下に設けられ、船舶の推進手段であるスクリュー16を
駆動するための動力を発生する機関室に繋がる煙突、及
び、通気管を示している。
添付の第3図には、上記小形タンカー10の船艙内部の構
造が、上記第2図のA−A断面として示されている。こ
の図からも明らかな様に、上記の船体11の内部には、そ
の略中央部に、上記の機関室17が設けられており、その
周りには、船舶の航行用の燃料を貯蔵するための燃料貯
蔵槽18が、その他の部分には、輸送する原油等の積荷を
搭載するための液体貯蔵槽19が設けられている。そし
て、これらの燃料貯蔵槽18や液体貯蔵槽19は、いわゆる
隔壁20、20…によって複数の槽に仕切られている。
造が、上記第2図のA−A断面として示されている。こ
の図からも明らかな様に、上記の船体11の内部には、そ
の略中央部に、上記の機関室17が設けられており、その
周りには、船舶の航行用の燃料を貯蔵するための燃料貯
蔵槽18が、その他の部分には、輸送する原油等の積荷を
搭載するための液体貯蔵槽19が設けられている。そし
て、これらの燃料貯蔵槽18や液体貯蔵槽19は、いわゆる
隔壁20、20…によって複数の槽に仕切られている。
そして、本考案によれば、第1図に示すように、燃料貯
蔵槽18や液体貯蔵槽19の外周面を成す外壁190(但し、
図中には液体貯蔵槽19のみが示されている)の周囲に
は、更に、隔壁191、191が設けられ、その間には上記液
体貯蔵槽とは隔離された空間192、192が形成されてい
る。また、上記液体貯蔵槽19を複数の槽に仕切るために
設けられた隔壁193、193…も、上記と同様に複数の(図
の例では2枚の)隔壁193′、193′を間隔をもって対向
して形成されており、これら複数の隔壁193′、193′の
間にも上記液体貯蔵槽19からは隔離された空間195、195
…が形成される様に構成されている。そして、これらの
隔壁等によって形成された上記の液体貯蔵槽とは隔離さ
れた空間192、192及び195、195…には、例えば、積荷で
ある原油を中和し、海水汚染防止の働きのある薬剤物質
を、荷役時に、同時に充填しておく。これらの空間19
2、192及び195、195…に充填される物質は液状でも粉末
でもさらには気体でもよく、また、積荷の種類に応じて
海水汚染防止の働きのある物質を選択することとなる。
蔵槽18や液体貯蔵槽19の外周面を成す外壁190(但し、
図中には液体貯蔵槽19のみが示されている)の周囲に
は、更に、隔壁191、191が設けられ、その間には上記液
体貯蔵槽とは隔離された空間192、192が形成されてい
る。また、上記液体貯蔵槽19を複数の槽に仕切るために
設けられた隔壁193、193…も、上記と同様に複数の(図
の例では2枚の)隔壁193′、193′を間隔をもって対向
して形成されており、これら複数の隔壁193′、193′の
間にも上記液体貯蔵槽19からは隔離された空間195、195
…が形成される様に構成されている。そして、これらの
隔壁等によって形成された上記の液体貯蔵槽とは隔離さ
れた空間192、192及び195、195…には、例えば、積荷で
ある原油を中和し、海水汚染防止の働きのある薬剤物質
を、荷役時に、同時に充填しておく。これらの空間19
2、192及び195、195…に充填される物質は液状でも粉末
でもさらには気体でもよく、また、積荷の種類に応じて
海水汚染防止の働きのある物質を選択することとなる。
以上に説明した本考案による船艙構造の動作を説明すれ
ば、上記液体貯蔵槽19を取り出してその断面を見た第4
図にも示す様に、本考案によれば、液体貯蔵槽19を仕切
る隔壁191、193′の数は従来に比較して多くなり(すな
わち、従来1枚の隔壁で仕切られていたものが、少なく
とも2枚の隔壁で仕切られる)、そのため、液体貯蔵槽
19の機械的強度が増す。それと共に、第5図にも示す様
に、例えば坐礁や他の船舶との衝突等の事故によって液
体貯蔵槽19が破れても、内部に積み込んだ油は流出しに
くく、さらには、液体貯蔵槽19の破壊においては、必
ず、同時にその外周壁面に沿って形成された空間192あ
るいは195を形成する隔壁191、193′も破れ、その内部
に充填されている薬剤30も同時に流出し、これによっ
て、流出する原油等40の中和等の必要な処理が自動的に
行われることとなる。
ば、上記液体貯蔵槽19を取り出してその断面を見た第4
図にも示す様に、本考案によれば、液体貯蔵槽19を仕切
る隔壁191、193′の数は従来に比較して多くなり(すな
わち、従来1枚の隔壁で仕切られていたものが、少なく
とも2枚の隔壁で仕切られる)、そのため、液体貯蔵槽
19の機械的強度が増す。それと共に、第5図にも示す様
に、例えば坐礁や他の船舶との衝突等の事故によって液
体貯蔵槽19が破れても、内部に積み込んだ油は流出しに
くく、さらには、液体貯蔵槽19の破壊においては、必
ず、同時にその外周壁面に沿って形成された空間192あ
るいは195を形成する隔壁191、193′も破れ、その内部
に充填されている薬剤30も同時に流出し、これによっ
て、流出する原油等40の中和等の必要な処理が自動的に
行われることとなる。
また、上記の実施例では、処理用の薬剤を充填する空間
を形成するために設けられる隔壁は、タンクとタンクの
間、タンクと船の外壁の間、タンクと船艙の各居住区、
又は、機関室やその他の船の設備、装備との間にも形成
しても良く、その枚数は2枚に限らず、それ以上の複数
枚設けることも可能である。
を形成するために設けられる隔壁は、タンクとタンクの
間、タンクと船の外壁の間、タンクと船艙の各居住区、
又は、機関室やその他の船の設備、装備との間にも形成
しても良く、その枚数は2枚に限らず、それ以上の複数
枚設けることも可能である。
すなわち、上記の液体貯蔵槽19を主タンクと称し、隔壁
191、193′によって新たに形成され、その内部に処理用
薬剤を充填する空間192、195を従タンクと称すると、従
来のタンカー等の油や薬品を運ぶ主タンクを更に細かく
隔壁で仕切り、この仕切られた主タンクと主タンクとの
間に、又は、主タンクの外周に、新たに形成される従タ
ンクが設けられることとなる。そして、この従タンク内
には、積荷の原油等が海水中に流出して混ざることによ
る汚染を防ぐ働きをする物質が予め充填されていること
から、万が一の事故の際、船外に積荷の油等が流れ出し
ても、従タンク内の物質が同時に流れ出し、従来は処理
する船が着くのを待ってその中和や除去を行っていたの
を、事故と同時に中和し、又は海水汚染を防止すること
が出来ることとなる。
191、193′によって新たに形成され、その内部に処理用
薬剤を充填する空間192、195を従タンクと称すると、従
来のタンカー等の油や薬品を運ぶ主タンクを更に細かく
隔壁で仕切り、この仕切られた主タンクと主タンクとの
間に、又は、主タンクの外周に、新たに形成される従タ
ンクが設けられることとなる。そして、この従タンク内
には、積荷の原油等が海水中に流出して混ざることによ
る汚染を防ぐ働きをする物質が予め充填されていること
から、万が一の事故の際、船外に積荷の油等が流れ出し
ても、従タンク内の物質が同時に流れ出し、従来は処理
する船が着くのを待ってその中和や除去を行っていたの
を、事故と同時に中和し、又は海水汚染を防止すること
が出来ることとなる。
また、上記従タンクからの薬剤物質(液体または粉末)
が船体の亀裂から流れ出し、中和すべき重油等と均一に
混ざり合うためには、静圧を利用し、あるいは、第4図
に示すように、例えばポンプ50等によって動圧を従タン
ク内に加え、さらには、他の動力を使って、うまく船外
へ広がる様に工夫することも可能である。また、主タン
クと主タンクの間の新しく設ける中和剤充填の従タンク
は、主に、主タンクの外側の中心として作り、必要があ
る場合のみ内側に作れば足る。場合によっては、船体の
外周側だけにこの様な従タンクを作るだけでも十分な効
果が得られる。
が船体の亀裂から流れ出し、中和すべき重油等と均一に
混ざり合うためには、静圧を利用し、あるいは、第4図
に示すように、例えばポンプ50等によって動圧を従タン
ク内に加え、さらには、他の動力を使って、うまく船外
へ広がる様に工夫することも可能である。また、主タン
クと主タンクの間の新しく設ける中和剤充填の従タンク
は、主に、主タンクの外側の中心として作り、必要があ
る場合のみ内側に作れば足る。場合によっては、船体の
外周側だけにこの様な従タンクを作るだけでも十分な効
果が得られる。
さらに、船の構造が何等かの力によって壊れても内部の
積荷である油が外へ流れ出すと共に、従タンク内の薬剤
も、上記油と同様、船体に出来た同じ亀裂部分から同様
に外へ出るため、亀裂分と同じ広さ、深さで外へ出るた
め、海の上から中和剤を撒くよりもより効果がある。た
だし、その欠点としては、積荷の量が若干少なくなり、
建造費も多少かさむ等が考えられるが、しかしながら、
反面、その効果たるや、地球環境の保護をも含めた、世
界的にも社会的にの極めて重要かつ影響を及ぼす課題を
解決するものであり、到底比較し得ないものであろう。
積荷である油が外へ流れ出すと共に、従タンク内の薬剤
も、上記油と同様、船体に出来た同じ亀裂部分から同様
に外へ出るため、亀裂分と同じ広さ、深さで外へ出るた
め、海の上から中和剤を撒くよりもより効果がある。た
だし、その欠点としては、積荷の量が若干少なくなり、
建造費も多少かさむ等が考えられるが、しかしながら、
反面、その効果たるや、地球環境の保護をも含めた、世
界的にも社会的にの極めて重要かつ影響を及ぼす課題を
解決するものであり、到底比較し得ないものであろう。
[考案の効果] 以上の説明からも明らかなように、本考案による万が一
の事故にやって船体外壁に亀裂が生じた場合でも、その
二重の隔壁構造により油槽及びタンク内の油やその他の
積荷が外部へ流出しにくい。さらに、万一液体荷物や燃
料が海洋に流出するのと同時に、薬剤による汚染防止処
理はが行われるため、時間的な有利性から処理効果が大
きく、被害を最少限に食い止めることが可能になる。
の事故にやって船体外壁に亀裂が生じた場合でも、その
二重の隔壁構造により油槽及びタンク内の油やその他の
積荷が外部へ流出しにくい。さらに、万一液体荷物や燃
料が海洋に流出するのと同時に、薬剤による汚染防止処
理はが行われるため、時間的な有利性から処理効果が大
きく、被害を最少限に食い止めることが可能になる。
第1図は本考案による船舶の船艙構造の詳細を説明する
ための船体の一部を展開した斜視図、第2図は上記船舶
の船艙構造を採用した船舶の全体を示す図、第3図は上
記第2図の船舶のA−A断面図、第4図は上記第2図の
船舶のB−B断面図、そして、第5図は本考案になる船
舶の船艙構造の動作を説明するための一部拡大断面図で
ある。 10…小形タンカー、11…船体、12…制御室、13…甲板、
14…煙突、16……スクリュー、15…通気管、17…機関
室、18…燃料貯蔵槽、19…液体貯蔵槽、190…外壁、19
1、193、193′…隔壁、192、195……空間、20…隔壁、3
0…薬剤物質、40…原油 ポンプ50
ための船体の一部を展開した斜視図、第2図は上記船舶
の船艙構造を採用した船舶の全体を示す図、第3図は上
記第2図の船舶のA−A断面図、第4図は上記第2図の
船舶のB−B断面図、そして、第5図は本考案になる船
舶の船艙構造の動作を説明するための一部拡大断面図で
ある。 10…小形タンカー、11…船体、12…制御室、13…甲板、
14…煙突、16……スクリュー、15…通気管、17…機関
室、18…燃料貯蔵槽、19…液体貯蔵槽、190…外壁、19
1、193、193′…隔壁、192、195……空間、20…隔壁、3
0…薬剤物質、40…原油 ポンプ50
Claims (1)
- 【請求項1】推進手段に供給する燃料を貯えるための燃
料貯蔵槽又は輸送すべき液体荷物を収納する液体貯蔵槽
をその船艙に備えた船舶の船艙構造において、少なくと
も上記燃料貯蔵槽又は液体貯蔵槽の外周壁面に沿って空
間を形成し、この空間に前記貯蔵槽に収納された燃料及
び液体荷物と混合されたとき、それら燃料及び液体荷物
を汚染防止処理する薬剤を充填したことを特徴とする船
舶の船艙構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1808090U JPH0635897Y2 (ja) | 1990-02-24 | 1990-02-24 | 船舶の船艙構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1808090U JPH0635897Y2 (ja) | 1990-02-24 | 1990-02-24 | 船舶の船艙構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03108596U JPH03108596U (ja) | 1991-11-07 |
| JPH0635897Y2 true JPH0635897Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31521255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1808090U Expired - Lifetime JPH0635897Y2 (ja) | 1990-02-24 | 1990-02-24 | 船舶の船艙構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635897Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009012512A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Kaiko Butsuryu Kk | 貨物運搬用の船舶 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4615466B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-01-19 | 日本トムソン株式会社 | 高密封シール装置を備えた直動案内ユニット |
| JP4621624B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2011-01-26 | 日本トムソン株式会社 | 高密封シール装置を備えた直動案内ユニット |
| JP2025012621A (ja) * | 2023-07-14 | 2025-01-24 | 常石造船株式会社 | メタノール燃料コンテナ船 |
| CN118419196B (zh) * | 2024-06-03 | 2025-11-04 | 中船黄埔文冲船舶有限公司 | 一种船舱布置结构 |
-
1990
- 1990-02-24 JP JP1808090U patent/JPH0635897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009012512A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Kaiko Butsuryu Kk | 貨物運搬用の船舶 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03108596U (ja) | 1991-11-07 |
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