JPH0636185Y2 - 電柱支線用の蔓草防攀具 - Google Patents

電柱支線用の蔓草防攀具

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JPH0636185Y2
JPH0636185Y2 JP1990050198U JP5019890U JPH0636185Y2 JP H0636185 Y2 JPH0636185 Y2 JP H0636185Y2 JP 1990050198 U JP1990050198 U JP 1990050198U JP 5019890 U JP5019890 U JP 5019890U JP H0636185 Y2 JPH0636185 Y2 JP H0636185Y2
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栄三 根岸
幹雄 浦野
佳明 亀山
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名伸電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電柱の直立状態を保持させるために斜めに張設
した支線に取付けて蔓草や、さらには蛇や野鼠等の小動
物(以下、これらを一括して蔓草等と総称)が登攀して
惹起される、架線の障害事故を防止する防攀具に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、このような目的に使用されるものに例えば、実公
昭54−37545号公報に記載のものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記公報に記載のものは、椀状体を支線に取付け固定す
るのが面倒で、しかも、取付けた状態が不安定であると
いった問題点があり、さらに、椀状体が一個のみで構成
されているために生長の旺盛な蔓草や、小動物の登攀を
完全に防止することが十分になし得ない欠点があった。
それ故に本考案の目的は、このような従来の課題をすべ
て解決し得る防攀具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的達成のため、本考案の防攀具は、広口の開口
を備えた椀状体の中心に軸筒を貫通した形状をなし、最
上段の椀状体の軸筒は支線大の内径とし、その下段の椀
状体は上段の椀状体の軸筒を摺動自在に嵌挿し得る内径
にして順次複数の椀状体を連結してなり、これらの各椀
状体には一側端から軸筒に至る個所に支線を圧入させる
凹溝を形成すると共に、該凹溝に連通させて軸筒に直線
状のスリツトを設け、さらに前記軸筒の最上部と最下部
とに半割り円筒体よりなる取付筒体を回動自在に取付け
ると共に、該各取付筒体を回動自在に取付けると共に、
該各取付筒体を締付ボルトの締付けで軸筒に固定するよ
うに構成したものである。
〔作用〕
防攀具は各椀状体の軸筒を伸長させて各椀状体の間隔を
拡張させた状態で、開口を下向きにして凹溝から支線を
圧入させてこの支線を軸筒内に挿入させ、ついで上下両
端で取付筒体を夫々回転させ、そのスリットの位置を軸
筒で設けたスリツトの位置と違えさせた状態で、締付け
ボルトを締付けて位置固定すれば、各椀状体とも偏向し
たりすることなく安定した取付け状態が保持される。
そして、使用に際しては多段に設けられた各椀状体によ
って蔓草等の登攀を繰返し遮ぎることにより、防攀具の
機能を十分に発揮する。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。図にお
いて1は広口の開口を備えた椀状体であり、中心に軸筒
2を貫通状に設ける。さらに、椀状体1の一側端から軸
筒2に至る個所に支線Bを圧入させる凹溝3を形成す
る。この凹溝3は第3図に示すように軸筒2に達する二
枚の隔壁4,4を対設することにより形成し、この隔壁4,4
が衝止される軸筒2の一側面に凹溝3に連通するスリツ
ト5を直線状に開設している。
而して、本考案の防攀具Aはこのように形成された椀状
体1を複数多段に連結して構成され、図示実施例では三
個の椀状体1a,1b,1cを一連に連結している。先ず、第2
図に示すように最上段に配置する椀状体1aの軸筒2aは支
線Bが挿通し得る大きさの内径とし、上方に突出した部
分に前記スリツト5に連通するスリツト5aを設けた半割
り円筒体よりなる取付筒体6を回動自在に嵌挿し、これ
にボルト孔7,7を直交状に穿設している。また、この軸
筒2aの下端外側に外鍔部8を周設している。二段目に配
置する椀状体1bの軸筒2bは前記軸筒2aを摺動自在に嵌挿
させる内径とし、上端内側に前記外鍔部8を係止させる
内鍔部9を周設すると共に、該軸筒2bの下端外側に外鍔
部10を周設している。最下段の椀状体1cの軸筒2cは前記
軸筒2bを摺動自在に嵌挿させる内径とし、上端内側に前
記外鍔部10を係止させる内鍔部11を周設すると共に、該
軸筒2cの下端に前記軸筒2aと同径をなす支持筒12を突設
してこの支持筒12に前記取付筒体6と同形状の取付筒体
6aを回動自在に嵌挿し、この取付筒体6aにボルト孔7a,7
aを直交状に穿設している。
このように構成された本考案の防攀具Aは格納・運搬時
等には第5図に示すように各椀状体1a,1b,1cを重ね合わ
せて嵩張りを小さくした状態で効率よく取扱かえる。そ
して、使用に際しては各椀状体1a,1b,1cは軸筒2a,2b,2c
を夫々長さ一杯に伸ばして第1図に示すように間隔を拡
張させるが、この状態で各軸筒1a,1b,1cは外鍔部8と内
鍔部9,外鍔部10と内鍔部11との係合によって抜脱が阻止
され、連結が外れることはない。
このように各椀状体1a,1b,1cの間隔を拡張した状態で、
電柱に斜めに張設されている支線Bの中間高さ位置にて
各椀状体1a,1b,1cに設けた凹溝3に支線Bを圧入させる
と共に、この支線Bはスリツト5,5aを通過させて各軸筒
2a,2b,2c内に挿入させ、上下両端に嵌挿した取付筒体6,
6aを回動させてそのスリツト5a,5aを各軸筒2a,2b,2cに
設けたスリツト5と位置を違えさせた状態に回動させて
各ボルト孔7,7aに締付ボルト13を螺締して取付け固定す
る。
このようにして取付け使用される本考案の防攀具Aで
は、支線Bを伝って登攀する蔓草等は先ず、最下段の椀
状体1cによって遮ぎられる。よしんば、この椀状体1cを
越えて登攀するものがあっても次なる椀状体1bによって
遮ぎられ、さらによしんばこの椀状体1bを越えて登攀す
るものがあっても次なる椀状体1aによって遮ぎられるか
ら、阻害効果は頗る大である。
また第6図以降に示したものは各椀状体1a,1b,1cの内側
と軸筒2a,2b,2cとの略中間位置に障壁14を周回状に突設
した実施例である。このように障壁14を設けたものは前
記実施例に示したものと全く同じように取付け使用でき
て、しかも、登攀する蔓草等はさらにこの障壁14に遮ぎ
られるために、前記実施例の防攀効果を略倍増すること
ができることになる。
〔考案の効果〕
以上に述べたように本考案の電柱支線用の蔓草防攀具
は、多段に連結した椀状体によって蔓草等の登攀を繰返
して遮ることができて架線の障害事故防護効果を顕著に
増大することができる。しかも、支線に対する取付けが
略ワンタツチ的に簡単に行なえて、さらに取付けた状態
で各椀状体は中心に貫通させた軸筒に支線を挿入した状
態で軸筒の上下両端に夫々嵌挿した取付筒体で支持させ
ているために、椀状体を偏向させたりすることなく、安
定を保ち続けることができる。
さらに連結した各椀状体は軸筒により伸縮自在であるか
ら、格納・運搬等の取扱かいを嵩張り小さく効率的に行
なえるといったように多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので、第1図は使用状
態の斜視図、第2図は縦断面図、第3図は横断面図、第
4図は第2図と90°角度を違えた縦断面図、第5図は各
椀状体を重ね合わせ状態の縦断面図、第6図は各椀状体
の内側に障壁を設けた他の実施例の使用状態の斜視図、
第7図は同上縦断面図、第8図は同上横断面図、第9図
は同上の各椀状体を重ね合わせた状態の縦断面図であ
る。 1(1a,1b,1c)…椀状体、2(2a,2b,2c)…軸筒、3…
凹溝、5,5a…スリツト、6,6a…取付筒体、13…締付ボル
ト、14…障壁、A…防攀具、B…支線。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】広口の開口を備えた椀状体の中心に軸筒を
    貫通した形状をなし、最上段の椀状体の軸筒は支線大の
    内径とし、その下段の椀状体は上段の椀状体の軸筒を摺
    動自在に嵌挿し得る内径にして順次複数の椀状体を連結
    してなり、これらの各椀状体には一側端から軸筒に至る
    個所に支線を圧入させる凹溝を形成すると共に、該凹溝
    に連通させて軸筒に直線状のスリツトを設け、さらに前
    記軸筒の最上部と最下部とに半割り円筒体よりなる取付
    筒体を回動自在に取付けると共に、該各取付筒体を締付
    ボルトの締付けで軸筒に固定するように構成した電柱支
    線用の蔓草防攀具。
  2. 【請求項2】各椀状体の内側と軸筒との略中間に障壁を
    周設した請求項(1)記載の電柱支線用の蔓草防攀具。
JP1990050198U 1990-05-14 1990-05-14 電柱支線用の蔓草防攀具 Expired - Fee Related JPH0636185Y2 (ja)

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JPH048670U JPH048670U (ja) 1992-01-27
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