JPH0636190Y2 - テント - Google Patents

テント

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JPH0636190Y2
JPH0636190Y2 JP936290U JP936290U JPH0636190Y2 JP H0636190 Y2 JPH0636190 Y2 JP H0636190Y2 JP 936290 U JP936290 U JP 936290U JP 936290 U JP936290 U JP 936290U JP H0636190 Y2 JPH0636190 Y2 JP H0636190Y2
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tent
pole
fly sheet
cloth
fly
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、弾性ポールを曲げて交差させることによりテ
ント本体の天幕布を張り上げ、さらにその上面を覆うフ
ライシートを備えたテントに係わり、特に、フライシー
トの単独使用を可能にするための改良に関する。
「従来の技術」 キャンプや登山に使用される計量型テントとして、最近
では、複数の折り畳み式弾性ポールを曲げて交差させ、
これらポールでテント本体の天幕布を張り上げ、さらに
その上を防水用フライシートで覆う形式のものが主流に
なっている。
第18図および第19図はその一例を示し、図中符号1は天
幕布2および接地布3からなる袋状のテント本体、4は
天幕布2を張り上げる一対の折り畳み式弾性ポールであ
る。
前記天幕布2の上面には、その対角線に沿って筒状のル
ープ5がそれぞれ布等で形成され、これらループ5にポ
ール4が通されて、天幕布2が吊り上げられている。ま
た、ポール4の両端部にはそれぞれ突端部4Aが形成さ
れ、これら突端部4Aがテント本体1の四隅に固定された
舌片6の孔に差し込まれて固定されている。
なお、このテントを使用する場合には、雨や夜露を防ぐ
ために、テント本体1の上面全面を防水性のフライシー
ト8で覆う。このフライシート8の四隅にはそれぞれ紐
輪9がつながれ、これら紐輪9をポール4の突端部4Aに
引っ掛け、前記舌片6で係止して、フライシート8を張
り上げる。
あるいは、フライシート8の端部に張綱をつなぎ、ペグ
でテント本体1の周囲の地面に固定してフライシート8
を張り上げる方式のものもある。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、登山やキャンプなどの際には、強い日差しや
一時的な雨を凌ぐため、テント本体1を使用せずに、ポ
ール4を用いて簡便にフライシート8のみを張りたい場
合がある。
しかし、従来のテントでは、テント本体1を使用しなく
てはポール4が立てられないうえ、ポール4の端部にフ
ライシート8を固定することもできないため、フライシ
ート8のみを単独で張り上げることは不可能で、上記の
ような要望に応えることができなかった。
「課題を解決するための手段」 本考案は上記課題を解決するためのもので、各ポールの
端部には、フライシートの端部を着脱可能に固定するフ
ライシート係止部をそれぞれ設けるとともに、交差箇所
で各ポールを互いに固定しうる交差部固定手段を設け、
さらに各ポールの端部をテント設営面上で固定しうるポ
ール固定手段を設けたことを特徴としている。
なお、前記フライシートの一面には、その他面よりも高
い光反射率を付与する高反射率加工がなされるととも
に、前記他面には、前記一面よりも高い防水性能を付与
する防水加工が施されていてもよい。
「作用」 このテントでは、従来品と同様の使用方法の他に、折り
畳み式のポールを延ばして曲げ、所定形状に交差させた
後、ポール上にフライシートを被せてその端部をポール
のフライシート係止部に固定し、さらに各ポールの両端
部をペグ等のポール固定手段を用いて地面に固定するこ
とにより、フライシートのみを、テント本体を使用した
場合と同様に、簡便に張り上げることができる。
「実施例」 第1図および第2図は、本考案に係わるテントの一実施
例を示し、10はテント本体、11はポール、12はフライシ
ートである。
前記テント本体10は正四角錘状に張られる天幕布13およ
びその下端を塞ぐ接地布14とからなり、天幕布13の一側
面にはファスナーで開閉される入口15が形成されてい
る。
天幕布13の上面には、その対角線方向に延びるポール11
に沿ってループ(天幕布係止部)16が形成され、これら
にポール11が通されている。
また、テント本体10の四隅には、外方に向けて矩形状の
舌片17が固定され、これら舌片17には第3図に示すよう
に内側にポール孔18、外側にペグ孔19が並んで形成され
ている。舌片17の材質としては、厚手の革や合成繊維布
材、合成樹脂板等が好適である。各孔18,19の周縁は金
属ハトメ等で補強されていてもよい。さらに天幕布13の
適当な箇所には、テント本体10をより強く地面に固定す
るための張り綱(図示略)が固定されている。
ポール11は、グラスファイバーあるいはカーボンファイ
バー等を用いた樹脂複合材や、弾性に優れたアルミ合金
等の金属等で成形されたもので、両端にジョイント構造
を有する複数の短いロッドに分解できる。
ポール11の両端には、それぞれ第5図に示すように、ほ
ぼ同径のプラスチック製等のキャップ20が固定されてい
る。このキャップ20の先端には細い突端部21が形成され
るとともに、キャップ20の側面には、突端部21側に向け
て平行に延びる鉤部(フライシート係止部)22が形成さ
れている。なお突端部21は、地面に突き刺して使用でき
るように、金属で形成して耐久性を高めてもよい。
一方、第2図に示すフライシート12は、天幕布13とほぼ
同じ凸面状をなし、ナイロンやテトロン等の合成繊維製
の防水性に優れた布で形成されている。フライシート12
の表側には、全面に亙って高い光反射率を付与する高反
射率加工がなされるとともに、裏側の全面には表面側よ
りも重点的に防水加工が施されている。
高反射率加工法としては、布上にアルミニウム蒸着膜を
形成したうえ樹脂保護膜を形成する方法や、メタリック
塗料を塗布する方法、白色等の明色に着色する方法など
が採られる。ただし、フライシート12の光透過率は、テ
ント内でも適度な明るさが得られるように設定すること
が望ましい。また、フライシート12の防水加工として
は、撥水性樹脂を布地にコーティングする方法や、撥水
剤を塗布する方法など、従来から布地の防水に使用され
ているいかなる方法を用いてもよい。なお、この防水面
は、夜間でも確認しやすいように蛍光色等の目立つ色に
着色することが望ましい。
フライシート12の四隅には、第4図に示すように弾力的
に伸縮可能な輪23が固定され、これらに金属製または樹
脂製のリング24が通されている。前記輪23としては、合
成ゴムや各種ゴム紐、伸縮性繊維の紐、金属製コイルス
プリングを輪状につなげたもの等が使用可能である。リ
ング24の周断面形状は円形とされ、その径は鉤部22に引
っ掛けることができ、かつ十分な強度が得られるように
設定されている。
フライシート12の両面の中央部には、第2図のように長
短2本の縛り紐(交差部固定手段)25が固定されてお
り、これらはポール11の交差部を縛ることができる長さ
を有する。また、フライシート12の側面には、ファスナ
ー等で開閉される入口26が形成されている。
上記構成からなるテントを使用するには、まずロッドを
つなげてポール11を延ばし、地面上に広げたテント本体
10のループ16に対角線方向に通す。次いで、ポール11を
弓なりに曲げて天幕布13を持ち上げ、各ポール11の突端
部21を舌片17のポール孔18に通して固定する。必要であ
ればさらに、第6図に示すように各舌片17のペグ孔19に
ペグ27を通して地面に突き刺すとともに、天幕布13に固
定された張り綱をペグで地面に固定する。
さらにフライシート12を装着する場合には、テント本体
10上で防水面を上にしてフライシート12を広げ、第7図
に示すように各リング24を各ポール11の鉤部22に通し、
輪23の弾力でフライシート12を張り上げる。この状態で
は、フライシート12の高反射率面が内面を向くため、テ
ント本体10から発散する赤外線を内側に反射し、テント
内の保温効果が高い。なお、日差しの強い日中であれ
ば、フライシート12を逆にして高反射率面を上にする。
こうすれば、フライシート12で日差しを反射して、テン
ト内の気温上昇を防ぐことができる。
一方、上記のような使用方法の他に、このテントはフラ
イシート12のみを設営することもできる。それにはま
ず、地面に各ポール11を十字形に交差させて置き、これ
らの上にフライシート12を広げる。日差しを防ぐ目的で
使用するのであれば高反射率面を上にし、雨を凌ぐ目的
ならば防水加工面を上にする。
次いで、第8図に示すようにフライシート12のリング24
をポール11の鉤部22に掛けたうえ、ポール11を曲げて各
突端部21を地面に立てる。この時、各突端部21を地面に
突き刺してもよい。そして、各リング24を通してペグ27
を地面に刺し、ポール11を固定したうえ、フライシート
の内側から第9図に示すように縛り紐25でポール11の交
差部を強く縛って固定する。
このように簡便な方法でフライシート12を単独設営でき
るから、例えば夏の暑い日中にはフライシート12により
日陰を作り、日差しを避けることができる。しかも、フ
ライシート12の下端と地面との間には比較的大きな隙間
が空くため、テント本体10を使用した場合と異なり風通
しがよく、涼しい。しかも、銀色や白色等の高反射率面
を表に向ければ、強い日差しの大部分を反射してフライ
シート12内の温度上昇を効果的に防ぐことができる。
一方、例えば一時的に雨を凌ぐ場合には、フライシート
12の防水面を上にして設営すれば、雨の侵入を遮断して
快適な雨宿りができ、水を吸って収納後に重くなる問題
も少ない。
なお、上記実施例ではフライシート12に固定した縛り紐
25でポール交差部を固定していたが、その代わりに、第
10図ないし第12図に示すような治具30を使用することも
できる。この治具30は、一対の断面U字状の樋状部31,3
2をポール径だけ上下にずらしてポール交差角度αで水
平に交差させ、これらをリブ部33でつないだ形状をな
し、全体が弾性を有する合成樹脂で一体成形されてい
る。樋状部31,32はテント設営のポール形状に対応して
僅かに湾曲し、その底部の内幅はポール径とほぼ等しい
一方、上端の開口幅はポール径よりも僅かに小さくされ
ている。よって、樋状部31,32にポール11を圧入する
と、これらの弾性でポール11が係止され、容易には外れ
ない。
この固定治具は、前記のようにフライシート12を単独使
用する場合において、ポール11およびフライシート12を
仮組み立てした後、フライシート12の内側からポール交
差部に向きを合わせて押し当て、各樋状部31,32の中に
各ポール11をはめ込んで固定する。この方法によれば、
前述の縛り紐25で縛る方法に比して、例えば手袋をした
ままでも設営が容易に行なえる利点がある。場合によっ
ては縛り紐25と併用してもよい。
なお、本考案が適用されるテントの形状は上記実施例に
限らず、第13図ないし第15図に示すように2本のポール
11を2箇所で対称に交差させた構造や、第16図および第
17図に示すように3本以上のポールを3箇所以上で交差
させたジオジティック構造等でもよい。
さらに、テントの細部は適宜構成変更してよい。例え
ば、四隅にロッド孔が形成された、接地布14とほぼ同形
状のグランドシートを設け、テント本体10を使用しない
場合は、このグラウンドシートのポール孔に各ポール11
の突端部21を固定するようにしてもよい。こうすれば、
第8図のようにペグ27を使用しなくともポール11を曲げ
ておくことができる。
また、上記実施例ではフライシート12にリング24、ポー
ル11に鉤部22を設けていたが、その代わりにフライシー
ト12に鉤部、ポール11の端部に小さいリング部を設ける
ことも可能である。こうすれば、鉤部22がない分、ポー
ル11をループ16に通し易くなる。また、ループ16の代わ
りに、天幕布13の上面に多数の鉤を固定し、これら鉤で
ポール11を固定する構成なども勿論可能である。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案に係わるテントによれば、
従来品と同様の使用方法だけでなく、ポールを所定形状
に交差させた後、ポール上にフライシートを被せてその
端部をポールのフライシート係止部に固定し、さらに各
ポールの両端部をペグ等のポール固定手段を用いて地面
に固定することにより、フライシートのみを、テント本
体を使用した場合と同様に、簡便に張り上げることがで
きる。したがって、例えば夏の暑い日中に風通しのよい
日よけとして使用したり、一時的な雨宿り用の手段など
として快適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のテントの一実施例を示
し、第1図はテント本体のみを立てた状態を示す側面
図、第2図はこのテントのフライシートを示す平面図、
第3図はテント本体の端部の斜視図、第4図はフライシ
ートの端部の斜視図、第5図はポールの端部の斜視図、
第6図はテント本体のみを立てた状態での端部の斜視
図、第7図はフライシートを装着した端部の斜視図、第
8図はフライシートのみを張った状態での端部の斜視
図、第9図はポール交差部の固定状態を示す斜視図、第
10図はポール交差部の固定手段の変形例の斜視図、第11
図および第12図はその固定手段を示す平面図および縦断
面図、第13図ないし第15図は本考案の他の実施例を示す
テント本体の斜視図と平面図とフライシートの平面図、
第16図および第17図はさらに他の実施例を示すテント本
体の平面図とフライシートの平面図である。 一方、第18図および第19図は、従来のテントの一例を示
す側面図および平面図である。 10…テント本体、11…折り畳み式ポール、12…フライシ
ート、13…天幕布、14…接地布、15…入口、16…ループ
(天幕布係止部)、17…舌片、18…ポール孔、19…ペグ
孔、21…ポール突端部、22…鉤部(フライシート係止
部)、23…輪、24…リング、25…縛り紐(交差部固定手
段)、26…入口、27…ペグ(ポール固定手段)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】凸面状に張られる天幕布およびこの天幕布
    の下端を塞ぐ接地布とからなるテント本体と、弾性的に
    曲げて互いに交差されることにより前記天幕布の上面に
    沿って配置される複数の折り畳み式のポールと、天幕布
    の上面に設けられ、天幕布を前記各ポールに沿って着脱
    可能に固定する天幕布係止部と、各ポールおよび天幕布
    の上面を覆って着脱可能に張られるフライシートとを具
    備したテントにおいて、 前記各ポールの端部には、フライシートの端部を着脱可
    能に固定するフライシート係止部をそれぞれ設けるとと
    もに、交差箇所で各ポールを互いに固定しうる交差部固
    定手段を設け、さらに各ポールの端部をテント設営面上
    で固定しうるポール固定手段を設けたことを特徴とする
    テント。
  2. 【請求項2】前記フライシートの一面には、その地面よ
    りも高い光反射率を付与する高反射率加工がなされると
    ともに、前記地面には、前記一面よりも高い防水性能を
    付与する防水加工が施されていることを特徴とする第1
    項記載のテント。
JP936290U 1990-02-01 1990-02-01 テント Expired - Lifetime JPH0636190Y2 (ja)

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