JPH0636372Y2 - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
- Publication number
- JPH0636372Y2 JPH0636372Y2 JP1988044493U JP4449388U JPH0636372Y2 JP H0636372 Y2 JPH0636372 Y2 JP H0636372Y2 JP 1988044493 U JP1988044493 U JP 1988044493U JP 4449388 U JP4449388 U JP 4449388U JP H0636372 Y2 JPH0636372 Y2 JP H0636372Y2
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- spring
- armature
- valve
- slider
- solenoid
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Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 18
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 2
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電磁弁に関する。
[従来の技術] 車高調節等に用いられる油圧回路は、第3図に示すよう
に油圧シリンダ1を備えている。この油圧シリンダ1の
ボディ1aは車軸側に支持され、ロッド1bは車体フレーム
側に支持されており、シリンダ室1cに圧力油を出し入れ
してピストン1dを上下動させることにより、車高を調節
している。
に油圧シリンダ1を備えている。この油圧シリンダ1の
ボディ1aは車軸側に支持され、ロッド1bは車体フレーム
側に支持されており、シリンダ室1cに圧力油を出し入れ
してピストン1dを上下動させることにより、車高を調節
している。
上記シリンダ室1cには、圧力油供給系100と圧力油逃が
し系101が接続されている。
し系101が接続されている。
圧力油供給系100には、ポンプ等からなる圧力源2と、
オリフィス3と、電磁弁4と、逆止弁5が上流側から順
に設けられている。
オリフィス3と、電磁弁4と、逆止弁5が上流側から順
に設けられている。
電磁弁4では、ソレノイド4aが非励磁状態にある時に、
スプリング4bの弾性により弁エレメント4cが閉じていて
逆止弁の機能を果たし、上流側から下流側への圧力油の
流通を阻止する。この時、逆止弁5により下流側から上
流側への圧力油の流通も阻止されるから、圧力源2とシ
リンダ室1cの間が遮断された状態となる。ソレノイド4a
が励磁された時には、スプリング4bの弾性に抗して弁エ
レメント4cが開くから、圧力油の流通が可能となり、圧
力源2からの圧力油がオリフィス3,電磁弁4,逆止弁5を
通ってシリンダ室1cに入り、ピストン1dを押し上げるた
め、車高が高くなる。
スプリング4bの弾性により弁エレメント4cが閉じていて
逆止弁の機能を果たし、上流側から下流側への圧力油の
流通を阻止する。この時、逆止弁5により下流側から上
流側への圧力油の流通も阻止されるから、圧力源2とシ
リンダ室1cの間が遮断された状態となる。ソレノイド4a
が励磁された時には、スプリング4bの弾性に抗して弁エ
レメント4cが開くから、圧力油の流通が可能となり、圧
力源2からの圧力油がオリフィス3,電磁弁4,逆止弁5を
通ってシリンダ室1cに入り、ピストン1dを押し上げるた
め、車高が高くなる。
圧力油逃がし系101には、電磁弁6,オリフィス7が上流
側から順に設けられている。この電磁弁6は、ソレノイ
ド6aが非励磁状態にある時、スプリング6bの弾性により
弁エレメント6cが閉じていて逆止弁の機能を果たし、シ
リンダ室1cからタンク8への圧力油の流通が阻止され
る。ソレノイド6aが励磁された時、スプリング6bの弾性
に抗して弁エレメント6cが開くから、圧力油の流通が可
能となり、シリンダ1cの圧力油が電磁弁6,オリフィス7
を通ってタンク8に逃げるため、ピストン1dが下降して
車高が低くなる。
側から順に設けられている。この電磁弁6は、ソレノイ
ド6aが非励磁状態にある時、スプリング6bの弾性により
弁エレメント6cが閉じていて逆止弁の機能を果たし、シ
リンダ室1cからタンク8への圧力油の流通が阻止され
る。ソレノイド6aが励磁された時、スプリング6bの弾性
に抗して弁エレメント6cが開くから、圧力油の流通が可
能となり、シリンダ1cの圧力油が電磁弁6,オリフィス7
を通ってタンク8に逃げるため、ピストン1dが下降して
車高が低くなる。
上記シリンダ室1cへの圧力油の供給はオリフィス3を介
して行なわれ、シリンダ室1cからの圧力油の逃げはオリ
フィス7を介して行なわれるので、ピストン1dの上下動
をゆっくりと行なうことができ、電磁弁4,6の制御によ
る車高調節が可能となる。
して行なわれ、シリンダ室1cからの圧力油の逃げはオリ
フィス7を介して行なわれるので、ピストン1dの上下動
をゆっくりと行なうことができ、電磁弁4,6の制御によ
る車高調節が可能となる。
更に、上記シリンダ室1cとタンク8との間には、圧力油
逃がし系101と並列にバイパス系102が接続されており、
このバイパス系102には安全弁9が設けられている。こ
の安全弁9は、シリンダ室1cからタンク8への流れを許
容する逆止弁の構造をなしているが、そのスプリングが
強いために通常は開かない。そして、電磁弁4,6が閉じ
ていてシリンダ室1cが閉鎖された状態で、車体からの衝
撃荷重が油圧シリンダ1に付与された時に、この安全弁
9から圧力を逃がすことにより、油圧回路が高圧で破壊
されるのを防止している。
逃がし系101と並列にバイパス系102が接続されており、
このバイパス系102には安全弁9が設けられている。こ
の安全弁9は、シリンダ室1cからタンク8への流れを許
容する逆止弁の構造をなしているが、そのスプリングが
強いために通常は開かない。そして、電磁弁4,6が閉じ
ていてシリンダ室1cが閉鎖された状態で、車体からの衝
撃荷重が油圧シリンダ1に付与された時に、この安全弁
9から圧力を逃がすことにより、油圧回路が高圧で破壊
されるのを防止している。
[考案が解決しようとする課題] 上記構成の油圧回路において、オリフィス7は非常に細
く長く形成する必要がある。すなわち、オリフィス7の
下流側はタンク8に直接連なり、その下流側の圧力はほ
ぼ大気圧である。このため、オリフィス7の上流側と下
流側の圧力差が非常に大きい。流量はこの圧力差と比例
関係にあるので、流量を小さくしよとすればオリフィス
7を細く長くして流通抵抗を大にしなくてはならないか
らである。具体的に述べると、この油圧回路では例えば
径0.2mm,長さ10mm程度にする必要があり、製作が非常に
難しい。
く長く形成する必要がある。すなわち、オリフィス7の
下流側はタンク8に直接連なり、その下流側の圧力はほ
ぼ大気圧である。このため、オリフィス7の上流側と下
流側の圧力差が非常に大きい。流量はこの圧力差と比例
関係にあるので、流量を小さくしよとすればオリフィス
7を細く長くして流通抵抗を大にしなくてはならないか
らである。具体的に述べると、この油圧回路では例えば
径0.2mm,長さ10mm程度にする必要があり、製作が非常に
難しい。
また、この油圧回路では、安全弁9およびバイパス系10
2を必要とするため、部品点数が多く構造が複雑となる
欠点があった。
2を必要とするため、部品点数が多く構造が複雑となる
欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を克服するためになされたもので、そ
の要旨は、ボディと、ボディ内に配された弁座と、ボデ
ィ内にスライド可能に収容されたアーマチャと、アーマ
チャにスライド可能に支持されたスライダと、スライダ
に支持されて弁座に対して接離する弁エレメントと、ア
ーマチャを弁座方向に付勢する第1スプリングと、アー
マチャを第1スプリングに抗して弁座から離れる方向に
付勢するソレノイドと、上記アーマチャとスライダとの
間に配置されてこのスライダを弁座方向に付勢する第2
スプリングと、弁座の上流側に設けられたオリフィスと
を備え、上記アーマチャは上記スライダのための係止部
を有し、上記第1スプリングは上記第2スプリングに比
べて弾性力が強く、上記ソレノイドの非励磁状態の際に
は、第1スプリングの弾性力により第2スプリングが押
し潰されてアーマチャの係止部がスライダに当たり、こ
の第1スプリングの弾性力が弁エレメントを弁座に着座
させる力となり、しかもこの第1スプリングの弾性力
は、上流側の通常使用圧力に打ち勝ち弁エレメントの閉
じ状態を維持できるレベルを有し、他方、上記ソレノイ
ドの励磁によりアーマチャが第1スプリングに抗して後
退してスライダがアーマチャの係止部から離れた状態で
は、上記第2スプリングの弾性力が弁エレメントに働
き、しかも、この第2スプリングの弾性力が、上流側の
通常使用圧力に負けて弁エレメントの開き動作を許容す
るレベルであることを特徴とする電磁弁にある。
の要旨は、ボディと、ボディ内に配された弁座と、ボデ
ィ内にスライド可能に収容されたアーマチャと、アーマ
チャにスライド可能に支持されたスライダと、スライダ
に支持されて弁座に対して接離する弁エレメントと、ア
ーマチャを弁座方向に付勢する第1スプリングと、アー
マチャを第1スプリングに抗して弁座から離れる方向に
付勢するソレノイドと、上記アーマチャとスライダとの
間に配置されてこのスライダを弁座方向に付勢する第2
スプリングと、弁座の上流側に設けられたオリフィスと
を備え、上記アーマチャは上記スライダのための係止部
を有し、上記第1スプリングは上記第2スプリングに比
べて弾性力が強く、上記ソレノイドの非励磁状態の際に
は、第1スプリングの弾性力により第2スプリングが押
し潰されてアーマチャの係止部がスライダに当たり、こ
の第1スプリングの弾性力が弁エレメントを弁座に着座
させる力となり、しかもこの第1スプリングの弾性力
は、上流側の通常使用圧力に打ち勝ち弁エレメントの閉
じ状態を維持できるレベルを有し、他方、上記ソレノイ
ドの励磁によりアーマチャが第1スプリングに抗して後
退してスライダがアーマチャの係止部から離れた状態で
は、上記第2スプリングの弾性力が弁エレメントに働
き、しかも、この第2スプリングの弾性力が、上流側の
通常使用圧力に負けて弁エレメントの開き動作を許容す
るレベルであることを特徴とする電磁弁にある。
[作用] ソレノイドが励磁されている時には、第2スプリングの
弱い弾性力で弁エレメントが弁座方向に付勢されている
ため、上流側から下流側への油の流通を許容する。この
時の油の流量は、弁座より上流のオリフィスにより制限
される。第2スプリングの弾性力でオリフィスの下流側
に背圧が生じていて、オリフィスの上流側と下流側の圧
力差が小さくなっているから、オリフィスの径を広くし
たり長さを短くしても、所望の流量制限を行なうことが
できる。
弱い弾性力で弁エレメントが弁座方向に付勢されている
ため、上流側から下流側への油の流通を許容する。この
時の油の流量は、弁座より上流のオリフィスにより制限
される。第2スプリングの弾性力でオリフィスの下流側
に背圧が生じていて、オリフィスの上流側と下流側の圧
力差が小さくなっているから、オリフィスの径を広くし
たり長さを短くしても、所望の流量制限を行なうことが
できる。
ソレノイドが非励磁の時には、第1スプリングの強い弾
性力で弁エレメントが閉じられており、上流側の油圧が
通常の使用圧力であれば開かず、以上に高圧になった時
のみ開き、安全弁の役割を担う。
性力で弁エレメントが閉じられており、上流側の油圧が
通常の使用圧力であれば開かず、以上に高圧になった時
のみ開き、安全弁の役割を担う。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図,第2図に基づいて説
明する。第2図は車高調節用油圧回路の全体を示すが、
第3図の従来回路と等しい部位には、同番号を付してそ
の詳細な説明を省略する。従来回路と大きく異なるの
は、バイパス系109と安全弁9がなく、圧力油逃がし系1
01に本考案に係わる特殊な構造の電磁弁10が設けられて
いる点である。
明する。第2図は車高調節用油圧回路の全体を示すが、
第3図の従来回路と等しい部位には、同番号を付してそ
の詳細な説明を省略する。従来回路と大きく異なるの
は、バイパス系109と安全弁9がなく、圧力油逃がし系1
01に本考案に係わる特殊な構造の電磁弁10が設けられて
いる点である。
上記電磁弁10は第1図に示すように構成されている。図
中11は円筒形状をなすボディであり、このボディ11の一
端(図中左端)は開口されて上記油圧シリンダ1のシリ
ンダ室1cに連なるポートAとなり、他端(図中右端)は
閉塞されている。ボディ11の左端部の周壁にはタンク8
に連なるポートTが形成されている。
中11は円筒形状をなすボディであり、このボディ11の一
端(図中左端)は開口されて上記油圧シリンダ1のシリ
ンダ室1cに連なるポートAとなり、他端(図中右端)は
閉塞されている。ボディ11の左端部の周壁にはタンク8
に連なるポートTが形成されている。
ボディ11の中間部には、円筒形状のアーマチャ12がボデ
ィ11の軸方向にスライド可能に収容されている。アーマ
チャ12は、このアーマチャ12とボディ11の下端部との間
に収容された強い弾性力を有する第1スプリング13によ
り、左方に付勢されている。
ィ11の軸方向にスライド可能に収容されている。アーマ
チャ12は、このアーマチャ12とボディ11の下端部との間
に収容された強い弾性力を有する第1スプリング13によ
り、左方に付勢されている。
ボディ11の外周には、ソレノイド14が配されている。ボ
ディ11の周壁には孔11aが形成され、この孔11aに非磁性
体15が収容されており、ソレノイド14が励磁された時に
は、その磁力が非磁性体15を介してアーマチャ12に働
き、このアーマチャ12が第1スプリング13に抗して右方
に移動させられる。
ディ11の周壁には孔11aが形成され、この孔11aに非磁性
体15が収容されており、ソレノイド14が励磁された時に
は、その磁力が非磁性体15を介してアーマチャ12に働
き、このアーマチャ12が第1スプリング13に抗して右方
に移動させられる。
アーマチャ12の左端部には、スライダ16がボディ11の軸
方向にスライド可能に収容されている。スライダ16は、
このスライダ16とアーマチャ12との間に収容された第2
スプリング17により左方に付勢されている。第2スプリ
ング17の弾性力は第1スプリング13に比べてはるかに弱
い。
方向にスライド可能に収容されている。スライダ16は、
このスライダ16とアーマチャ12との間に収容された第2
スプリング17により左方に付勢されている。第2スプリ
ング17の弾性力は第1スプリング13に比べてはるかに弱
い。
スライダ16の左側の面には、球状の弁エレメント18が固
定されている。
定されている。
また、ボディ11の左端部には、円筒形状をなす弁座部材
20が収容されており、ボディ11に形成された段11bと左
端かしめ部11cとで、固定されている。弁座部材20は軸
芯に沿う流通孔20aを有している。この流通孔20aの縮径
された右端開口の周縁が弁座20bになっており、ここに
上記弁エレメント18が接離するようになっている。
20が収容されており、ボディ11に形成された段11bと左
端かしめ部11cとで、固定されている。弁座部材20は軸
芯に沿う流通孔20aを有している。この流通孔20aの縮径
された右端開口の周縁が弁座20bになっており、ここに
上記弁エレメント18が接離するようになっている。
弁座部材20にはL字形の通孔20cと環状の溝20dが形成さ
れており、これら通孔20cと溝20dを介して弁座20bの開
口とポートTが連なっている。
れており、これら通孔20cと溝20dを介して弁座20bの開
口とポートTが連なっている。
弁座部材20の左端部には段20e,20fが形成されており、
左側の段20eには、フィルタ21が設置され、右側の段20f
にはオリフィス部材22が設置されている。オリフィス部
材22の中央には、オリフィス22aが形成されている。
左側の段20eには、フィルタ21が設置され、右側の段20f
にはオリフィス部材22が設置されている。オリフィス部
材22の中央には、オリフィス22aが形成されている。
本実施例では、圧力油供給系100にも、上記電磁弁10と
殆ど等しい構成の電磁弁10′が設けられており、部品の
共有化を図っている。ただし、この電磁弁10′では、上
記電磁弁10のポートAに対応するポートが圧力源2に連
通し、ポートTに対応するポートがシリンダ室1cに連な
っている。
殆ど等しい構成の電磁弁10′が設けられており、部品の
共有化を図っている。ただし、この電磁弁10′では、上
記電磁弁10のポートAに対応するポートが圧力源2に連
通し、ポートTに対応するポートがシリンダ室1cに連な
っている。
上述構成において、圧力油逃がし系101に設けられた電
磁弁10では、ソレノイド14が非励磁の時に、第1スプリ
ング13の強い弾性により第2スプリング17が押し潰され
ていて、スライダ16がアーマチャ12に形成された段12a
(係止部)に当たっており、弁エレメント18が直接第1
スプリング13の強い弾性力を受けて弁座20bに接してい
る。このため、シリンダ室1cが通常の圧力状態にある時
には、シリンダ室1cからタンク8への圧力油の流通が阻
止され、ピストン1dの位置が一定に維持され、車高が一
定に維持されている。
磁弁10では、ソレノイド14が非励磁の時に、第1スプリ
ング13の強い弾性により第2スプリング17が押し潰され
ていて、スライダ16がアーマチャ12に形成された段12a
(係止部)に当たっており、弁エレメント18が直接第1
スプリング13の強い弾性力を受けて弁座20bに接してい
る。このため、シリンダ室1cが通常の圧力状態にある時
には、シリンダ室1cからタンク8への圧力油の流通が阻
止され、ピストン1dの位置が一定に維持され、車高が一
定に維持されている。
上記のようにシリンダ室1cが閉鎖された状態で、電磁弁
10は安全弁としての機能を果たす。すなわち、車体から
衝撃荷重が付与された時には、シリンダ室1cの油圧が異
常に高くなり、この油圧が第1スプリング13の強い弾性
力に打ち勝って、弁エレメント18を開く。この結果、圧
力を逃がして低下させることができるため、油圧回路が
破壊されるのを防止できる。
10は安全弁としての機能を果たす。すなわち、車体から
衝撃荷重が付与された時には、シリンダ室1cの油圧が異
常に高くなり、この油圧が第1スプリング13の強い弾性
力に打ち勝って、弁エレメント18を開く。この結果、圧
力を逃がして低下させることができるため、油圧回路が
破壊されるのを防止できる。
電磁弁10のソレノイド14が励磁された時には、第1スプ
リング13の弾性力に抗してアーマチャ12を右方に移動さ
せるから、弁エレメント18は第2スプリング17の弱い弾
性力によってのみ弁座20b方向に付勢された状態とな
る。このため、シリンダ室1cの通常の圧力が此の第2ス
プリング17の弾性力に打ち勝って弁エレメント18を開く
から、シリンダ室1cの圧力油がタンク8へ逃げる。この
結果、ピストン1dが下降して車高が低くなる。
リング13の弾性力に抗してアーマチャ12を右方に移動さ
せるから、弁エレメント18は第2スプリング17の弱い弾
性力によってのみ弁座20b方向に付勢された状態とな
る。このため、シリンダ室1cの通常の圧力が此の第2ス
プリング17の弾性力に打ち勝って弁エレメント18を開く
から、シリンダ室1cの圧力油がタンク8へ逃げる。この
結果、ピストン1dが下降して車高が低くなる。
この圧力油が逃げる際に、オリフィス22aを通過するの
で、流量が制限されゆっくりとした速度で車高を低くす
ることができる。このオリフィス22aは、前述の従来装
置のオリフィス7に比べて径を大きくしたり、長さを短
くすることができる。その理由は以下の通りである。す
なわち、オリフィス22aの下流側に弁座20bが配置されて
おり、第2スプリング17の弾性力を受けた弁エレメント
18がこの弁座20bを塞ぐ方向に付勢されていて、油の流
通に対する抵抗となっている。このため、オリフィス22
aの下流側には、この第2スプリング17の弾性力に対応
した背圧が生じており、オリフィス22aの上流側と下流
側の圧力差が比較的小さくなっている。したがって、オ
リフィス22aの径を小さくしたり、長くしなくても所望
の流量制限を行なうことができるのである。
で、流量が制限されゆっくりとした速度で車高を低くす
ることができる。このオリフィス22aは、前述の従来装
置のオリフィス7に比べて径を大きくしたり、長さを短
くすることができる。その理由は以下の通りである。す
なわち、オリフィス22aの下流側に弁座20bが配置されて
おり、第2スプリング17の弾性力を受けた弁エレメント
18がこの弁座20bを塞ぐ方向に付勢されていて、油の流
通に対する抵抗となっている。このため、オリフィス22
aの下流側には、この第2スプリング17の弾性力に対応
した背圧が生じており、オリフィス22aの上流側と下流
側の圧力差が比較的小さくなっている。したがって、オ
リフィス22aの径を小さくしたり、長くしなくても所望
の流量制限を行なうことができるのである。
圧力油供給系100に設けられた電磁弁10′では、ソレノ
イド14が非励磁の時には、第1スプリング13の強い弾性
により弁エレメント18が弁座20bに接しており、圧力源
2からシリンダ室1cへの圧力油の流通は阻止されてい
る。また、この状態で電磁弁10′は逆止弁の機能を有し
ているから、シリンダ室1cから圧力源2方向への圧力油
の流れも阻止できる。したがって、この電磁弁10′は、
第3図の従来装置における電磁弁4と逆止弁5の機能を
有している。ソレノイド14が励磁された時には、弁エレ
メント18は弱い第2スプリング17により付勢されるだけ
であるから、圧力油の流通が可能となり、圧力源2から
の圧力油が電磁弁10′を通ってシリンダ室1cに入り、ピ
ストン1dを押し上げるため、車高が高くなる。
イド14が非励磁の時には、第1スプリング13の強い弾性
により弁エレメント18が弁座20bに接しており、圧力源
2からシリンダ室1cへの圧力油の流通は阻止されてい
る。また、この状態で電磁弁10′は逆止弁の機能を有し
ているから、シリンダ室1cから圧力源2方向への圧力油
の流れも阻止できる。したがって、この電磁弁10′は、
第3図の従来装置における電磁弁4と逆止弁5の機能を
有している。ソレノイド14が励磁された時には、弁エレ
メント18は弱い第2スプリング17により付勢されるだけ
であるから、圧力油の流通が可能となり、圧力源2から
の圧力油が電磁弁10′を通ってシリンダ室1cに入り、ピ
ストン1dを押し上げるため、車高が高くなる。
圧力供給系100では、シリンダ室1c側と圧力源2側との
間の圧力差が、圧力逃がし系101におけるシリンダ室1c
側とタンク8側との間の圧力差より比較的小さいから、
電磁弁10′に設けられたオリフィス22aの径を電磁弁10
より広くしたり長くしてもよいし、第2スプリング17を
除いてスライダ16をアーマチャ12に固定してもよい。
間の圧力差が、圧力逃がし系101におけるシリンダ室1c
側とタンク8側との間の圧力差より比較的小さいから、
電磁弁10′に設けられたオリフィス22aの径を電磁弁10
より広くしたり長くしてもよいし、第2スプリング17を
除いてスライダ16をアーマチャ12に固定してもよい。
本考案は、圧力油を流通させる際に流量を制限し、圧力
油の流通を阻止する時には上流側が異常高圧になった時
にのみ開く弁構造を必要とする総ての油圧回路に適用す
ることができる。
油の流通を阻止する時には上流側が異常高圧になった時
にのみ開く弁構造を必要とする総ての油圧回路に適用す
ることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案では、第2スプリングによ
る背圧を利用することにより、オリフィスの径を広くし
たり短くすることができるため、オリフィスの製作が容
易となる。また、上流側で異常高圧発生した時にこの圧
を逃がす安全弁の機能を兼ねているので、油圧回路に必
要とされる構成部品の点数を少なくすることができる。
る背圧を利用することにより、オリフィスの径を広くし
たり短くすることができるため、オリフィスの製作が容
易となる。また、上流側で異常高圧発生した時にこの圧
を逃がす安全弁の機能を兼ねているので、油圧回路に必
要とされる構成部品の点数を少なくすることができる。
第1図は本考案に係わる電磁弁の断面図、第2図は第1
図の電磁弁を組み込んだ油圧回路図、第3図は従来の油
圧回路図である。 10……電磁弁、11……ボディ、12……アーマチャ、12a
……段(係止部)、13……第1スプリング、14……ソレ
ノイド、16……スライダ、17……第2スプリング、18…
…弁エレメント、20b……弁座、22a……オリフィス。
図の電磁弁を組み込んだ油圧回路図、第3図は従来の油
圧回路図である。 10……電磁弁、11……ボディ、12……アーマチャ、12a
……段(係止部)、13……第1スプリング、14……ソレ
ノイド、16……スライダ、17……第2スプリング、18…
…弁エレメント、20b……弁座、22a……オリフィス。
Claims (1)
- 【請求項1】ボディと、ボディ内に配された弁座と、ボ
ディ内にスライド可能に収容されたアーマチャと、アー
マチャにスライド可能に支持されたスライダと、スライ
ダに支持されて弁座に対して接離する弁エレメントと、
アーマチャを弁座方向に付勢する第1スプリングと、ア
ーマチャを第1スプリングに抗して弁座から離れる方向
に付勢するソレノイドと、上記アーマチャとスライダと
の間に配置されてこのスライダを弁座方向に付勢する第
2スプリングと、弁座の上流側に設けられたオリフィス
とを備え、 上記アーマチャは上記スライダのための係止部を有し、
上記第1スプリングは上記第2スプリングに比べて弾性
力が強く、 上記ソレノイドの非励磁の際には、第1スプリングの弾
性力により第2スプリングが押し潰されてアーマチャの
係止部がスライダに当たり、この第1スプリングの弾性
力が弁エレメントを弁座に着座させる力となり、しかも
この第1スプリングの弾性力は、上流側の通常使用圧力
に打ち勝ち弁エレメントの閉じ状態を維持できるレベル
を有し、 他方、上記ソレノイドの励磁によりアーマチャが第1ス
プリングに抗して後退してスライダがアーマチャの係止
部から離れた状態では、上記第2スプリングの弾性力が
弁エレメントに働き、しかも、この第2スプリングの弾
性力が、上流側の通常使用圧力に負けて弁エレメントの
開き動作を許容するレベルであることを特徴とする電磁
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988044493U JPH0636372Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988044493U JPH0636372Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01148180U JPH01148180U (ja) | 1989-10-13 |
| JPH0636372Y2 true JPH0636372Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31270847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988044493U Expired - Lifetime JPH0636372Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636372Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5684088B2 (ja) * | 2011-10-20 | 2015-03-11 | 藤倉ゴム工業株式会社 | 流量調整器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910576U (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-23 | 豊田工機株式会社 | 電磁比例制御弁 |
| DE3607693A1 (de) * | 1986-03-08 | 1987-09-10 | Bosch Gmbh Robert | Ventilanordnung |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP1988044493U patent/JPH0636372Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01148180U (ja) | 1989-10-13 |
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