JPH0636382U - 昇圧コンバータ - Google Patents
昇圧コンバータInfo
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 突入電流防止回路の組込み時に、コンバータ
全体の効率の低下を抑える。 【構成】 インダクタンス5の主巻線5Aに二次巻線5
Bを巻き回す。この二次巻線5Bから誘起された電圧に
基づき、サイリスタ10のゲートに駆動信号を供給する。
また、このサイリスタ10を備えた突入電流防止回路4A
を、ダイオード7の出力側に接続する。 【効果】 ダイオード7の出力側ラインは、直流電圧源
3の入力側ラインよりも流れる電流が少なく、サイリス
タ10の導通損は減少する
全体の効率の低下を抑える。 【構成】 インダクタンス5の主巻線5Aに二次巻線5
Bを巻き回す。この二次巻線5Bから誘起された電圧に
基づき、サイリスタ10のゲートに駆動信号を供給する。
また、このサイリスタ10を備えた突入電流防止回路4A
を、ダイオード7の出力側に接続する。 【効果】 ダイオード7の出力側ラインは、直流電圧源
3の入力側ラインよりも流れる電流が少なく、サイリス
タ10の導通損は減少する
Description
【0001】
本考案は、スイッチング電源装置の力率改善回路などに応用される昇圧コンバ ータに関する。
【0002】
図2は、特開平2−269469号公報などに開示される昇圧チョッパ型(B oost型)回路に、突入電流防止回路を設けた昇圧コンバータの従来例を示す ものであり、同図において、1は商用電源、2はこの商用電源1からの交流入力 電圧を全波整流して直流入力電圧Vinを出力する整流回路であり、この商用電 源1および整流回路2により直流電圧源3が構成される。また、前記整流回路2 の出力両端には、後述する突入電流防止回路4を介して、インダクタンス5とM OS型FETからなるスイッチング素子6との直列回路が接続されるとともに、 スイッチング素子6の両端には、ダイオード7と平滑コンデンサ8との直列回路 が接続され、ダイオード7の出力側である平滑コンデンサ8の両端に出力端子+ V,−Vが接続される。一方、前記突入電流防止回路4は、直流入力電圧Vin ラインに挿入接続される電流制限用の抵抗9と、抵抗9の両端に接続されるスイ ッチ手段たるサイリスタ10と、このサイリスタ10のゲート・カソード間に接続さ れたコンデンサ11および抵抗12と、サイリスタ8のゲートに駆動信号を供給する サイリスタ駆動回路13とにより構成されている。スイッチング素子6のゲートに は、制御回路14から所定のパルス導通幅を有する駆動信号が供給され、この駆動 信号によりスイッチング素子6がスイッチングされることで、出力端子+V,− Vより所定の直流出力電圧Voutが取出される。
【0003】 そして、商用電源1の投入直後において、所定の直流入力電圧Vinに達する まで、サイリスタ駆動回路13は駆動信号の供給を停止して、サイリスタ10をオフ させ、直流入力電圧Vinラインに発生する突入電流を抵抗9で制限する。一方 、直流入力電圧Vinが所定の電圧レベルを越えると、サイリスタ駆動回路13か らの駆動信号によりサイリスタ10はターンオンし、整流回路2からの入力電流I inはサイリスタ10を介してインダクタンス5に流れるようになる。
【0004】 その後、スイッチング素子4がオンの時には、インダクタンス5に直流入力電 圧Vinが印加され、このインダクタンス5を流れるインダクタ電流ILが傾斜 上昇するのに伴って、インダクタンス5にエネルギーが蓄えられる。これに対し て、スイッチング素子6がオフの時には、整流回路2からの直流入力電圧Vin とともに、前記インダクタンス5に蓄えられたエネルギーがダイオード7より出 力側の平滑コンデンサ8に送り出され、インダクタ電流ILは傾斜下降し、かつ 、直流入力電圧Vinよりも高い直流出力電圧Voutが取り出される。このと き、インダクタ電流ILの平均値として表わされる整流回路2からの入力電流I inが、直流入力電圧Vinに比例した全波整流波形となるように、制御回路14 を介してスイッチング素子6をオン,オフ制御すれば、商用電源1に対して純抵 抗負荷と等価となり、力率の向上を達成することが可能となる。
【0005】
上記従来技術においては、突入電流防止回路4を構成するスイッチ手段として のサイリスタ10が、インダクタンス5の入力側に接続されているため、サイリス タ10のアノード・カソード間の電位差は、このサイリスタ10の順方向電圧降下V F分だけとなり、サイリスタ駆動回路13の構成を簡単にできるという利点が有る 。しかしながら、昇圧コンバータは、スイッチング素子6がオフしている間に、 インダクタンス3に蓄えられたエネルギーを直流入力電圧Vinとともに平滑コ ンデンサ8側に送り出す動作方式であるため、直流入力電圧Vinラインを流れ る入力電流Iinによるサイリスタ10の導通損が大きく、これによって、昇圧コ ンバータ全体の効率が著しく低下するといった欠点を有していた。
【0006】 そこで、本考案は上記問題点を解決して、突入電流防止回路を組込んだ場合に も効率の低下を抑えることの可能な昇圧コンバータを提供することを目的とする 。
【0007】
本考案は、直流電圧源に接続されるインダクタンスとスイッチング素子との直 列回路と、前記スイッチング素子の両端に接続されるダイオードと平滑コンデン サとの直列回路とを備え、前記スイッチング素子がオンの時に前記インダクタン スにエネルギーを蓄え、前記スイッチング素子がオフの時に前記ダイオードより このエネルギーを出力側に送り出すとともに、電源投入時における突入電流を制 限するスイッチ手段を備えた突入電流防止回路を前記ダイオードの出力側に接続 したものである。
【0008】
上記構成により、突入電流防止回路が接続されるダイオードの出力側ラインは 、直流電圧源の入力側ラインよりも流れる電流が少なく、スイッチ手段の導通損 は減少する。
【0009】
以下、本考案の各実施例につき、図1および図2を参照して説明する。なお、 図1において、前記従来例における図3の回路図と同一部分には同一符号を付し 、その共通する部分の詳細なる説明は省略する。
【0010】 図1は、本考案の第1実施例を示す昇圧チョッパ型コンバータであり、同図に おいて、ダイオード7の出力側、すなわち、カソード側には、突入電流防止回路 4Aが接続される。この突入電流防止回路4Aは、ダイオード7のカソードと出 力端子+V間に挿入接続されたスイッチ手段たるサイリスタ10と、このサイリス タのアノード・カソード間に接続された電流制限用の抵抗9と、サイリスタ10の ゲート・カソード間に接続されたコンデンサ11および抵抗12と、サイリスタ8の ゲートに駆動信号を供給するサイリスタ駆動回路13Aとを備えている。また、サ イリスタ駆動回路13Aは、前記インダクタンス5の主巻線5Aに二次巻線5Bを 巻回し、この二次巻線5Bの非ドット側とサイリスタ7のゲート間に抵抗21とダ イオード22との直列回路を接続するとともに、二次巻線5Bのドット側をサイリ スタ10のカソードに接続して構成される。
【0011】 次に、上記構成に付き、その作用を説明する。商用電源1の投入直後において は、整流回路2からの入力電流Iinがインダクタンス5の主巻線5Aに流れ込 み、この主巻線5Aのドット側が正極性となる電圧が印加されるため、二次巻線 5Bにもドット側が正極性となる電圧が誘起される。したがって、ダイオード22 によって、二次巻線5Bの非ドット側への電流の流れ込みが阻止されるため、サ イリスタ10はターンオフ状態となり、直流入力電圧Vinラインに発生する突入 電流が抵抗9で制限される。
【0012】 その後、スイッチング素子4がオンの時には、インダクタンス5の主巻線5A に直流入力電圧Vinが印加され、このインダクタンス5を流れるインダクタ電 流ILが傾斜上昇するのに伴って、インダクタンス5にエネルギーが蓄えられる 。このとき、商用電源1の投入直後と同様に、主巻線5Aのドット側が正極性と なる電圧が印加されるため、二次巻線5Bにもドット側が正極性となる電圧が誘 起されるが、ダイオード22によって、この二次巻線5Bの非ドット側への電流の 流れ込みが阻止されるため、サイリスタ10のゲートには駆動信号が与えられない 。また、スイッチング素子4のオン期間では、このスイッチング素子6のドレイ ン・ソース間電圧が略ゼロボルトになっているため、サイリスタ10のアノード電 位に対して出力側のカソード電位が極めて高く、サイリスタ10はターンオフ状態 となる。
【0013】 これに対して、スイッチング素子6がオフの時には、インダクタンス5の主巻 線5Aに蓄えられたエネルギーによって、主巻線5Aの非ドット側の電位がドッ ト側に比べて高くなり、この非ドット側に正極性の電圧が加えられた状態となる 。このとき、インダクタンス5の二次巻線5Bにおいて、非ドット側に正極性の 電圧が誘起されるため、この二次巻線5Bの非ドット側より、抵抗21およびダイ オード22を介してサイリスタ10のゲートに駆動信号が供給され、サイリスタ10は ターンオンする。そして、前記インダクタンス5の主巻線5Aに蓄えられたエネ ルギーは、整流回路2からの直流入力電圧Vinとともに、ダイオード7および サイリスタ10を介して出力側の平滑コンデンサ8に送り出され、インダクタ電流 ILは傾斜下降し、かつ、直流入力電圧Vinよりも高い直流出力電圧Vout が取り出される。
【0014】 そして、一例として、商用電源1の入力電流を10A、入力電圧をAC100 Vとし、かつ、サイリスタ10の順方向電圧降下VFを1.5Vとした場合におけ る、サイリスタ10の導通損を図3に示す従来例と比較すると、従来例におけるサ イリスタ10の導通損は、10A×1.5V=15Wとなるのに対し、本実施例に おけるサイリスタ10の導通損は、直流出力電圧Voutが400Vであるとする と、(10A×100V/400V)×1.5V=3.75Wに減少する。
【0015】 以上のように、上記実施例における昇圧コンバータは、直流入力電圧Vinよ りも直流出力電圧Voutを高く取り出す動作方式であるため、入力電流Iin に対して直流出力電圧Voutラインを流れる電流値は小さくなる。したがって 、この直流出力電圧Voutラインであるダイオード7の出力側に、突入電流防 止回路4Aを接続すれば、従来例に対して、サイリスタ10を導通損を小さくする ことが可能となり、昇圧コンバータ全体の効率の低下を著しく抑制することがで きる。
【0016】 また、実施例上の効果として、サイリスタ駆動回路13Aは、インダクタンス5 の主巻線5Aに補助巻線5Bを巻回し、この補助巻線5Bに誘起される電圧に基 づいて、サイリスタ10のゲートに駆動信号を供給するように構成したものである ため、このサイリスタ駆動回路13Aによって、サイリスタ10のオン,オフ動作を スイッチング素子6のスイッチング動作に同期させることが可能となる。したが って、スイッチング素子6のターンオン時に、アノード電位の低下によりサイリ スタ10をターンオフしても、スイッチング素子6がターンオンすると、サイリス タ駆動回路13Aからの駆動信号によって、再びサイリスタ10をターンオンさせる ことが可能となり、容易に突入電流防止回路4Aをダイオード7の出力側に組み 込むことができる。さらに、インダクタンス5の主巻線5Aと二次巻線5Bが互 いに逆極性となるように設けられているため、電源投入時におけるサイリスタ10 のトリガミスも防止できる。
【0017】 図2は本考案の第2実施例を示すものである。同図において、突入電流制御回 路4Bにおける、電流制限用の抵抗9、サイリスタ10、抵抗11およびコンデンサ 12の構成は、前記図1と同一である。また、サイリスタ駆動回路13Bは、サイリ スタ10のアノード・ゲート間に、抵抗31とMOS型FET32との直列回路を接続 するとともに、受光時に所定の電圧が発生する光起電力素子たるフォトボルカプ ラ33の受光部34を、FET32のゲート・ソース間に接続し、かつ、前記フォトボ ルカプラ33の発光部35を制御回路14に接続して構成される。さらに、このフォト ボルカプラ33の発光部35は、制御回路14内部の基準電圧が正常に立上がると常時 発光するようになっている。
【0018】 そして、商用電源1の投入直後においては、直流入力電圧Vinの電圧レベル が低く、制御回路14内部の基準電圧が立上がっていないため、フォトボルカプラ 33の発光部35は発光せず、サイリスタ10はターンオフ状態となる。したがって、 直流入力電圧Vinラインに発生する突入電流は抵抗9で制限される。一方、商 用電源1の投入後、直流入力電圧Viが上昇し、かつ、制御回路14内部の基準電 圧が正常に立上がると、フォトボルカプラ33の発光部35が発光し、FET32のゲ ート・ソース間に所定の電圧が発生して、このFET32はターンオンする。その 後、スイッチング素子6がオンの時には、スイッチング素子6のドレイン・ソー ス間電圧が略ゼロボルトであり、サイリスタ10はターンオフする。一方、スイッ チング素子6がオフすると、FET32は常時オンしているため、抵抗31およびF ET32を介してサイリスタ10のゲートに駆動信号が供給され、サイリスタ10は直 ちにターンオンする。
【0019】 このように本実施例においては、上記第1実施例における効果に加え、サイリ スタ駆動回路13Bを構成するFET32はスイッチング速度の速い素子であり、か つ、フォトボルカプラ33は常時オンのため、サイリスタ10の駆動が速く、昇圧コ ンバータの高周波数化を容易に達成することができる。
【0020】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲に おいて種々の変形実施が可能である。例えば、スイッチング素子は実施例中にお けるMOS型FETに限らず、スイッチングトランジスタを用いることも可能で ある。また、突入電流防止回路を構成するスイッチ手段は、実施例中におけるサ イリスタに代わり、トライアックを用いることもできる。
【0021】
本考案は、直流電圧源に接続されるインダクタンスとスイッチング素子との直 列回路と、前記スイッチング素子の両端に接続されるダイオードと平滑コンデン サとの直列回路とを備え、前記スイッチング素子がオンの時に前記インダクタン スにエネルギーを蓄え、前記スイッチング素子がオフの時に前記ダイオードより このエネルギーを出力側に送り出すとともに、電源投入時における突入電流を制 限するスイッチ手段を備えた突入電流防止回路を前記ダイオードの出力側に接続 したものであり、突入電流防止回路を組込んだ場合にも効率の低下を抑えること の可能な昇圧コンバータを提供できる。
【図1】本考案の第1実施例を示す昇圧コンバータの回
路図である。
路図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す昇圧コンバータの回
路図である。
路図である。
【図3】従来例を示す昇圧コンバータの回路図である。
3 直流電圧源 4A,4B 突入電流防止回路 5 インダクタンス 6 スイッチング素子 7 ダイオード 8 コンデンサ 10 サイリスタ(スイッチ手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電圧源に接続されるインダクタンス
とスイッチング素子との直列回路と、前記スイッチング
素子の両端に接続されるダイオードと平滑コンデンサと
の直列回路とを備え、前記スイッチング素子がオンの時
に前記インダクタンスにエネルギーを蓄え、前記スイッ
チング素子がオフの時に前記ダイオードよりこのエネル
ギーを出力側に送り出すとともに、電源投入時における
突入電流を制限するスイッチ手段を備えた突入電流防止
回路を前記ダイオードの出力側に接続したことを特徴と
する昇圧コンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992070952U JP2600225Y2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 昇圧コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992070952U JP2600225Y2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 昇圧コンバータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636382U true JPH0636382U (ja) | 1994-05-13 |
| JP2600225Y2 JP2600225Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=13446358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992070952U Expired - Lifetime JP2600225Y2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 昇圧コンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600225Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009142020A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Tdk-Lambda Corp | 電源装置 |
| JP2014183701A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | Dc−dcコンバータ |
| JP2022140921A (ja) * | 2021-03-15 | 2022-09-29 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP1992070952U patent/JP2600225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009142020A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Tdk-Lambda Corp | 電源装置 |
| JP2014183701A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | Dc−dcコンバータ |
| JP2022140921A (ja) * | 2021-03-15 | 2022-09-29 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600225Y2 (ja) | 1999-10-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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