JPH0636430Y2 - 循環式クリーン恒温器 - Google Patents

循環式クリーン恒温器

Info

Publication number
JPH0636430Y2
JPH0636430Y2 JP10949288U JP10949288U JPH0636430Y2 JP H0636430 Y2 JPH0636430 Y2 JP H0636430Y2 JP 10949288 U JP10949288 U JP 10949288U JP 10949288 U JP10949288 U JP 10949288U JP H0636430 Y2 JPH0636430 Y2 JP H0636430Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
incubator
temperature
gasket
cleanliness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10949288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0230829U (ja
Inventor
舜三 矢埜
博昭 末岡
彰 福島
Original Assignee
タバイエスペック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タバイエスペック株式会社 filed Critical タバイエスペック株式会社
Priority to JP10949288U priority Critical patent/JPH0636430Y2/ja
Publication of JPH0230829U publication Critical patent/JPH0230829U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0636430Y2 publication Critical patent/JPH0636430Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はヒータで加熱した気体をフィルタに通して器内
に循環させて所定の器内清浄度および温度を得るように
した循環式クリーン恒温器に関する。
〔従来の技術〕
この種の恒温器は、近年、各種半導体製造、液晶ディス
プレイパネル製造等の塵埃をきらう高温接着処理分野等
において広く用いられている。
この種の恒温器においては、特に清浄度の維持が重要視
され、所定の清浄度を確保するために高温用ヘパ(HEP
A)フィルタが採用されている。
このヘパフィルタは恒温器内温度が一定に保たれるとき
には問題視すべき自己発塵を起こさないが、これが温度
変化にさらされたとき、例えば恒温器において試料出し
入れのための扉の開閉に伴って器内温度が降下、上昇す
る場合、扉開閉なしで高温時を含めた温度サイクル条件
で器内温度が上昇、降下する場合には発塵することが判
り、問題視されていた。
特に近年は、各種製品の生産性を向上させるために、恒
温器における熱処理温度が高く設定される傾向にあり、
その結果、恒温器内温度変化が一層大きくなる傾向にあ
り、このような状況下ではヘパフィルタからの発塵はま
すます無視できないものとなり、温度変化に対し発塵性
の小さい、高温用ヘパフィルタの出現が強く要請されて
いた。
この要請に応え、ごく最近になって高温約300℃または
それ以上までの温度変化に対して発塵性がきわめて小さ
く、高度の清浄度を維持できる高温用ヘパフィルタが開
発された。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、これまでの循環式クリーン恒温器におけ
る清浄度の改良は専ら前述の如きヘパフィルタの改良に
のみ向けられており、このヘパフィルタをフィルタ支持
体へ取り付ける際に該フィルタと該支持体との間に介在
させるシール手段についてはまったく無視されていた。
一般に、フィルタメーカにおけるフィルタによる清浄化
度の実験は第4図のように行われる。すなわち、被験フ
ィルタFをガスケットG1、G2と共に風洞W1、W2の間に挟
着し、一方の風洞W1に送風機B、ヒータHおよび粉塵供
給管Pを臨ませるとともに他方の風洞W2にはパーティク
ルカウンタCを配置して行う。従ってガスケットG1、G2
は大気開放状態にセットされ、ガスケットG1、G2部分か
ら発塵があったり、塵埃の漏れがあったとしても風洞内
陽圧に押されて外部へ逃げるので、パーティクルカウン
タCに捕獲されることはなく、ガスケットに関する問題
は気付かれることはなかった。
この実験方法は前記改良されたフィルタについても同様
であり、これが密閉された循環式恒温器内にガスケット
と共に取り付けられて器内清浄度が実験されることはな
かった。
本考案者は、循環式クリーン恒温器内の清浄度を改良す
るにあたり、器内フィルタとして前記改良されたフィル
タを採用し、恒温器内温度を約300℃として器内清浄度
の測定をしたのであるが、フィルタが達成し得る清浄度
が十分達成されないこと、その原因がフィルタとこれを
支持する支持体との間に介在するガスケットにあること
を見出した。すなわち、ガスケットが幅広い温度変化に
十分追随できず、その復元性に難点があってガスケット
取付け部分に間隔が発生したり、ガスケット自体からも
発塵があることを見出した。
なお、このとき使用したガスケットは恒温器等において
従来から採用されている高温用無機質ガスケット(ガラ
ス繊維ペーパ等)であった。
そこで本考案は、恒温器内温度が所定の高温に維持され
ているときは勿論のこと、扉の開閉や温度サイクル条件
によって上下する場合でも、フィルタガスケット部分か
らの問題視すべき自己発塵や塵埃の漏洩がなく、器内を
フィルタに応じた所定の清浄度に維持することができる
循環式クリーン恒温器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者は前記目的を達成すべく研究の結果、これまで
恒温器のフィルタ用ガスケットの分野では使用されてい
なかっ弗素樹脂製ガスケットに着目し、本考案を完成し
た。
すなわち本考案は、ヒータで加熱した気体をフィルタに
通して器内に循環させて所定の器内清浄度及び温度を得
るようにした循環式クリーン恒温器において、前記フィ
ルタを支持する器内支持体と該フィルタとの間に柔軟性
ある弗素樹脂製ガスケットを介在させたことを特徴とす
る恒温器を提供するものである。
この弗素樹脂製ガスケットとしてはマシュマロ状ないし
スポンジ状の柔軟性ある四弗化エチレン樹脂製ガスケッ
トを例示できる。
より具体的には、例えば日本ピラー工業株式会社製のマ
シュマロ状四弗化エチレン樹脂製ジョイントシーラント
(商品名GORE−TEX)、エフビー工業株式会社製マシュ
マロ状四弗化エチレン樹脂製ガスケット(商品名♯4225
スーパーシール)等を利用できる。
〔作用〕
本考案恒温器によると、恒温器内温度が所定の高温に維
持されているときは勿論のこと、扉の開閉や温度サイク
ル条件によって上下する場合でも、弗素樹脂製ガスケッ
トはガスケット機能を発揮しフィルタにより達成され得
る清浄度がそのまま、またはそれに近い清浄度が恒温器
内に達成される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は恒温器の概略断面を示し、第2図は恒温器内の
ヘパフィルタ支持枠にヘパフィルタを取りつけた状態を
正面から見たものである。
図示の恒温器は前面開口部1を残して周囲が断熱壁体2
によって囲まれている。
開口部1は断熱扉3によって開閉される。
器内上部には電熱ヒータ4及び気体循環兼撹拌用ファン
5が設けられている。このファン5はモータMによって
駆動される。
また、器内奥部には上下2段に高温用ヘパフィルタ6が
配置されている。該ヘパフィルタは器内に設けたフィル
タ支持枠8に対しガスケット7を介して押しつけられて
いる。該フィルタの押しつけは、支持枠8に立て設けた
ネジ棒81にフィルタ押さえ板61、62を嵌めるとともに、
押さえ板61、62の外側に突出したネジ棒先端にナット82
を螺合締め付けすることにより行われる。
前記扉3の恒温器開口部1に臨む内面は孔開き板32によ
って形成されており、該板32の内側には凹所31が形成さ
れている。板32の孔は器内の物品収容部10における温度
分布を均一にすべく気流を分配するように設けられてい
る。
前記恒温器内物品収容部10の寸法は、ほぼ横幅580mm×
高さ1080mm×奥行480mmである。
また、前記各フィルタ6は400℃高温用ヘパフィルタで
それ自身は清浄度クラス100を達成できるもの(日本無
機株式会社製)である。フィルタ寸法はほぼ縦537mm×
横540mm×厚さ100mmである。
なお、本明細書において清浄度を示す「クラス」は米国
連邦規格(FS)209Bに基づき、1cf(立方フィート)当
たりの粒子径0.5μm以上の粒子数を10倍して得られる
値である。
前記各ガスケット6はマシュマロ状の柔軟性ある四弗化
エチレン樹脂製ガスケット(日本ピラー工業株式会社製
ジョイントシーラント 商品名 GORE−TEX ピラーNo.
3300)であり、フィルタ6の周縁部に沿って配置され、
両端は突き合わせ配置されている。
前記実施例によると、器内気体はヒータ4によって加熱
されたのち、ファン5によってフィルタ6の背後に送ら
れ、該フィルタを通過することによって所定の清浄度に
浄化されたのち、物品収容部10に入り、そこから扉内面
の孔開き板32を通過して扉凹所31へ進入し、該凹所を上
昇して再び加熱器4へ導かれる。
前記実施例恒温器によると、物品収容部10への試料出し
入れのための扉3の開閉に伴って器内温度が降下、上昇
する場合やと扉3を閉めきったまま温度サイクル条件下
に器内温度が上昇、降下する場合等の温度変化時を含
め、所定の高温状態が維持される場合においてもガスケ
ット7はその機能を十分発揮し、ガスケット7部分から
の自己発塵や塵埃漏洩はきわめて少なく、フィルタ6に
より達成される清浄度に近い清浄度が得られる。
前記実施例における器内清浄度を従来の無機質ガスケッ
トを使用した場合と比較する実験を行ったところ、第3
図に示す結果を得た。
この実験では、図示しないパーティクルカウンタ(リオ
ン株式会社製KC−01A)が用いられ、その集塵チューブ
口は第1図に示す物品収容部10の中心部Pに配置され
た。
また、従来ガスケットにはガラス繊維ペーパからなるも
のが採用された。
温度変化は常温から約300℃までとした。
なお、第3図において一点鎖線はクラス100を、実線の
太線は実施例による清浄度を、破線は従来ガスケットを
用いた比較例による清浄度を、また、実線の細線は器内
温度をそれぞれ示している。
第3図から判るように、実施例によると、器内温度変化
時及び300℃時のいずれにおいても器内はフィルタ6に
より達成される清浄度クラス100に近い清浄度に維持さ
れている。
〔考案の効果〕
本考案によると、恒温器内温度が所定の高温に維持され
ているときは勿論のこと、扉の開閉や温度サイクル条件
によって上下する場合でも、フィルタガスケット部分か
らの問題視すべき自己発塵や塵埃の漏洩がなく、器内を
フィルタに応じて所定の清浄度に維持することができる
循環式クリーン恒温器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略断面図、第2図はフィ
ルタ支持枠にフィルタを取りつけた状態の正面図、第3
図は実施例と比較例による恒温器内温度変化に対する器
内清浄度測定実験結果を示すグラフ、第4図はフィルタ
の浄化能力実験の説明図である。 10…物品収容部、 4…ヒータ、 5…ファン、 6…フィルタ、 7…ガスケット、 8…フィルタ支持枠。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータで加熱した気体をフィルタに通して
    器内に循環させて所定の器内清浄度および温度を得るよ
    うにした循環式クリーン恒温器において、前記フィルタ
    を支持する器内支持体と該フィルタとの間に柔軟性ある
    弗素樹脂製ガスケットを介在させたことを特徴とする恒
    温器。
  2. 【請求項2】前記ガスケットが四弗化エチレン樹脂製の
    マシュマロ状ないしスポンジ状の柔軟性あるガスケット
    である請求項1記載の恒温器。
JP10949288U 1988-08-19 1988-08-19 循環式クリーン恒温器 Expired - Lifetime JPH0636430Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10949288U JPH0636430Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 循環式クリーン恒温器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10949288U JPH0636430Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 循環式クリーン恒温器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0230829U JPH0230829U (ja) 1990-02-27
JPH0636430Y2 true JPH0636430Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31345783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10949288U Expired - Lifetime JPH0636430Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 循環式クリーン恒温器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636430Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2624597B2 (ja) * 1991-12-27 1997-06-25 タバイエスペック株式会社 クリーンオーブン
JP4789352B2 (ja) * 2001-06-19 2011-10-12 キヤノン株式会社 露光装置およびデバイス製造方法
JP2007307445A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Espec Corp エアーフィルタユニット、及びこのエアーフィルタユニットを備えた熱処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0230829U (ja) 1990-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6503751B2 (en) Controlled atmosphere incubator
CN106989572A (zh) 一种土壤批量快速风干装置
CN108845082B (zh) 用于检测有害物质的蒸发密闭室
WO1999039755A1 (en) A washer with a double pane window
KR101960747B1 (ko) 클린룸 상부공간의 결로방지 시스템 및 이를 이용한 클린룸 상부공간의 결로방지 방법
CN206772870U (zh) 一种pvc压延膜耐温检测装置
US5088316A (en) Apparatus and method for testing material samples for gas diffusion characteristics
CN208621575U (zh) 用于检测有害物质的蒸发密闭室
JP2000071285A (ja) 成形機のコンタミレスホッパー
CN206847243U (zh) 一种土壤批量快速风干装置
CN108670855B (zh) 一种包衣机自动控制方法及高效节能的包衣机
CN210512373U (zh) 食品分析用真空干燥箱
CN211503636U (zh) 一种真空干燥箱的过滤结构
CN206709528U (zh) 鼓风干燥箱及制药系统
JP4291117B2 (ja) クリーンオーブン
CN206424335U (zh) 过氧化氢蒸发器及包含其的过氧化氢传递窗
CN206411090U (zh) 一种涂覆材料空气净化性能检测装置
CN212722322U (zh) 一种食品检验用检验检测设备
CN214716704U (zh) 一种环境检测用新型恒温恒湿箱
JPS5813933Y2 (ja) 無塵恒温槽
CN218003499U (zh) 一种温湿度控制精度高的灯具老化测试架
CN216344033U (zh) 一种防渗效果好的油品用松紧阀
CN208327999U (zh) 一种真菌发酵及检测装置
CN219868848U (zh) 一种微波真空低温干燥器
CN224113987U (zh) 一种分体式高低温交变湿热试验箱