JPH063654A - 調光フィルム - Google Patents
調光フィルムInfo
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- JPH063654A JPH063654A JP16117392A JP16117392A JPH063654A JP H063654 A JPH063654 A JP H063654A JP 16117392 A JP16117392 A JP 16117392A JP 16117392 A JP16117392 A JP 16117392A JP H063654 A JPH063654 A JP H063654A
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- film
- light control
- control film
- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コントラストを改善する。
【構成】 透明導電性フィルム2の電極2−2の側にほ
ぼ均一の厚さの高分子液晶複合膜3−2が対接され、そ
の複合膜3−2の上面に共通電極6が対接される。共通
電極6はフィルム(又は、ガラス基板)6−1の両面に
ITOを蒸着して透明電極6−2、6−3を形成して得
られる。高分子液晶複合膜3−2の上面に共通電極6の
透明電極6−3が対接され、透明電極6−2の側には別
のほぼ均一の厚さの高分子液晶複合膜3−1が対接さ
れ、複合膜3−1の対接面と反対の面には透明導電性フ
ィルム1が、その透明電極1−2と複合膜3−1が向か
い合って対接されて調光フィルムが形成される。
ぼ均一の厚さの高分子液晶複合膜3−2が対接され、そ
の複合膜3−2の上面に共通電極6が対接される。共通
電極6はフィルム(又は、ガラス基板)6−1の両面に
ITOを蒸着して透明電極6−2、6−3を形成して得
られる。高分子液晶複合膜3−2の上面に共通電極6の
透明電極6−3が対接され、透明電極6−2の側には別
のほぼ均一の厚さの高分子液晶複合膜3−1が対接さ
れ、複合膜3−1の対接面と反対の面には透明導電性フ
ィルム1が、その透明電極1−2と複合膜3−1が向か
い合って対接されて調光フィルムが形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高分子液晶複合膜を
使用した調光フィルム、特に明暗のコントラスト比を改
善した調光フィルムに関する。
使用した調光フィルム、特に明暗のコントラスト比を改
善した調光フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からディスプレイ等に使用されてい
る液晶は、低い電圧で駆動できるという優れた利点を持
っている。しかし、この従来の液晶では偏光板を必要と
するものが多く、又その名が示す様に液体であるため、
その液が漏れないように完全密封する必要がある。
る液晶は、低い電圧で駆動できるという優れた利点を持
っている。しかし、この従来の液晶では偏光板を必要と
するものが多く、又その名が示す様に液体であるため、
その液が漏れないように完全密封する必要がある。
【0003】これに比較し、近年開発された高分子液晶
複合膜は液晶を高分子で包み込んだ物性構造なので固形
化し、且つ塑性があるため、膜状等の変形加工が容易で
ある利点を有する。又、駆動電圧はやや高いものの、偏
光板を必要としないのも利点である。この種の高分子液
晶複合膜を使用した従来の調光フィルムの一例を図3に
示す。調光フィルムとはフィルムの両面に印加する電圧
で光の透過率を制御するもので、従来の両電極間に配置
した液晶ディスプレイとほぼ等価な働きを有する。図3
で、透明導電性フィルム(又は、透明導電性ガラス)
1、2は薄くほぼ均一厚のフィルム(又は、薄くほぼ均
一厚のガラス)1−1、2−1の一面上にITOを蒸着
し、それを透明電極1−2、2−2として形成される。
透明導電性フィルム1、2はその電極1−2、2−2面
が対向してほぼ平行に配され、その電極1−2、2−2
間にほぼ均一厚の高分子液晶複合膜3(厚みをdとす
る)が両電極1−2、2−2に対接して配置される。電
極2−2は高周波電源4の−端子に接続され、且つ接地
される。電極1−2はスイッチ5の一端に接続され、ス
イッチ5の他端は高周波電源4の+端子に接続される。
両電極1−2、2−2間には高周波電源4を用いて約1
kHz−60Vppの電圧が印加される。この電圧印加
はスイッチ5によりそのon/offが制御される。ス
イッチ5がoffされているときは、調光フィルムの上
面7から底面8への光の透過率及び底面8から上面7へ
の光の透過率が小さくなり、スイッチ5がonされてい
るときは、その光の透過率が大きくなる。
複合膜は液晶を高分子で包み込んだ物性構造なので固形
化し、且つ塑性があるため、膜状等の変形加工が容易で
ある利点を有する。又、駆動電圧はやや高いものの、偏
光板を必要としないのも利点である。この種の高分子液
晶複合膜を使用した従来の調光フィルムの一例を図3に
示す。調光フィルムとはフィルムの両面に印加する電圧
で光の透過率を制御するもので、従来の両電極間に配置
した液晶ディスプレイとほぼ等価な働きを有する。図3
で、透明導電性フィルム(又は、透明導電性ガラス)
1、2は薄くほぼ均一厚のフィルム(又は、薄くほぼ均
一厚のガラス)1−1、2−1の一面上にITOを蒸着
し、それを透明電極1−2、2−2として形成される。
透明導電性フィルム1、2はその電極1−2、2−2面
が対向してほぼ平行に配され、その電極1−2、2−2
間にほぼ均一厚の高分子液晶複合膜3(厚みをdとす
る)が両電極1−2、2−2に対接して配置される。電
極2−2は高周波電源4の−端子に接続され、且つ接地
される。電極1−2はスイッチ5の一端に接続され、ス
イッチ5の他端は高周波電源4の+端子に接続される。
両電極1−2、2−2間には高周波電源4を用いて約1
kHz−60Vppの電圧が印加される。この電圧印加
はスイッチ5によりそのon/offが制御される。ス
イッチ5がoffされているときは、調光フィルムの上
面7から底面8への光の透過率及び底面8から上面7へ
の光の透過率が小さくなり、スイッチ5がonされてい
るときは、その光の透過率が大きくなる。
【0004】この明細書では、従来の調光フィルムと等
価の機能を有する一枚の調光フィルムを調光フィルム素
子と呼ぶ。
価の機能を有する一枚の調光フィルムを調光フィルム素
子と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上、図3を用いて述
べたように、従来の高分子液晶複合膜を使用した調光フ
ィルムでは、電極1−2、2−2間に印加する電圧を制
御することで光の透過率を制御できるが、電圧on時の
光の透過率と電圧off時の光の透過率との比、即ちコ
ントラストが十分とは言えなかった。例えば、調光フィ
ルムの膜厚を厚くして電圧off時の光の透過率を下げ
ようとすると、電圧on時の光の透過率も下がってし
う。又、逆に膜圧を薄くすると、光の透過率は電圧on
/off時共に上がってしまう。つまり、何れの場合に
もコントラストを改善することは非常に困難である。勿
論、調光フィルムの両電極1−2、2−2に印加する駆
動電圧を高くすればコントラストを増すことは出来る
が、それでは高周波電源4が高価になり、サイズも大き
くなってしまう。
べたように、従来の高分子液晶複合膜を使用した調光フ
ィルムでは、電極1−2、2−2間に印加する電圧を制
御することで光の透過率を制御できるが、電圧on時の
光の透過率と電圧off時の光の透過率との比、即ちコ
ントラストが十分とは言えなかった。例えば、調光フィ
ルムの膜厚を厚くして電圧off時の光の透過率を下げ
ようとすると、電圧on時の光の透過率も下がってし
う。又、逆に膜圧を薄くすると、光の透過率は電圧on
/off時共に上がってしまう。つまり、何れの場合に
もコントラストを改善することは非常に困難である。勿
論、調光フィルムの両電極1−2、2−2に印加する駆
動電圧を高くすればコントラストを増すことは出来る
が、それでは高周波電源4が高価になり、サイズも大き
くなってしまう。
【0006】この発明の目的は、駆動電圧を上げずにコ
ントラストを改善した高分子液晶複合膜の調光フィルム
を提供することにある。
ントラストを改善した高分子液晶複合膜の調光フィルム
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、ほぼ同一
特性の高分子液晶複合膜の調光フィルム素子が複数重ね
られて調光フィルムが構成される。
特性の高分子液晶複合膜の調光フィルム素子が複数重ね
られて調光フィルムが構成される。
【0008】
【作用】以上述べたように、この発明ではほぼ同一特性
の高分子液晶複合膜の調光フィルムが複数重ねられてい
る。ここで、駆動電圧Vを一定にした場合で、従来の調
光フィルムのコントラストとこの発明の調光フィルムの
コントラストとの比較を行う。但し、この発明の調光フ
ィルムは調光フィルム素子を2枚重ねた場合を考えるも
のとし、図4を参照して説明する。図4Aには従来の調
光フィルム(フィルム−1と略称)の断面図を示し、図
4Bにはこの発明の調光フィルム(フィルム−2と略
称)を示す。入射光量をI0 とし、図4Aのフィルム−
1からの電圧on時の透過光量をI1 とし、電圧off
時の透過光量をI1 ’とする。又、図4Bのフィルム−
2からの電圧on時の透過光量をI2 とし、電圧off
時の透過光量をI2 ’とし、また一枚目の調光フィルム
素子(左側)からの電圧off時の透過光量がI2 ’で
あり、電圧on時の透過光量がI1 であることを考慮す
ると、次の種々の関係が成立する。フィルム−1の電圧
off時の透過率を I1 ’/I0 =α1 とし、またフィルム−1の電圧on時の透過率を I1 /I0 =α2 とすると、フィルム−2の電圧off時の透過率は I2 ’/I0 =(I2 ’/I1 ’)×(I1 ’/I0 )=(α1 )2 となる。何故ならば、1枚目の調光フィルム素子(左
側)と2枚目の調光フィルム素子(右側)の透過率が等
しく、I2 ’/I1 ’=I1 ’/I0 =α1 が成立する
からである。同様に、フィルム−2の電圧on時の透過
率は I2 /I0 =(I2 /I1 )×(I1 /I0 )=(α2 )2 となる。何故ならば、1枚目の調光フィルム素子(左
側)と2枚目の調光フィルム素子(右側)の透過率が等
しく、I2 ’/I1 ’=I1 ’/I0 =α2 が成立する
からである。これらの関係をまとめると、表1のように
なる。
の高分子液晶複合膜の調光フィルムが複数重ねられてい
る。ここで、駆動電圧Vを一定にした場合で、従来の調
光フィルムのコントラストとこの発明の調光フィルムの
コントラストとの比較を行う。但し、この発明の調光フ
ィルムは調光フィルム素子を2枚重ねた場合を考えるも
のとし、図4を参照して説明する。図4Aには従来の調
光フィルム(フィルム−1と略称)の断面図を示し、図
4Bにはこの発明の調光フィルム(フィルム−2と略
称)を示す。入射光量をI0 とし、図4Aのフィルム−
1からの電圧on時の透過光量をI1 とし、電圧off
時の透過光量をI1 ’とする。又、図4Bのフィルム−
2からの電圧on時の透過光量をI2 とし、電圧off
時の透過光量をI2 ’とし、また一枚目の調光フィルム
素子(左側)からの電圧off時の透過光量がI2 ’で
あり、電圧on時の透過光量がI1 であることを考慮す
ると、次の種々の関係が成立する。フィルム−1の電圧
off時の透過率を I1 ’/I0 =α1 とし、またフィルム−1の電圧on時の透過率を I1 /I0 =α2 とすると、フィルム−2の電圧off時の透過率は I2 ’/I0 =(I2 ’/I1 ’)×(I1 ’/I0 )=(α1 )2 となる。何故ならば、1枚目の調光フィルム素子(左
側)と2枚目の調光フィルム素子(右側)の透過率が等
しく、I2 ’/I1 ’=I1 ’/I0 =α1 が成立する
からである。同様に、フィルム−2の電圧on時の透過
率は I2 /I0 =(I2 /I1 )×(I1 /I0 )=(α2 )2 となる。何故ならば、1枚目の調光フィルム素子(左
側)と2枚目の調光フィルム素子(右側)の透過率が等
しく、I2 ’/I1 ’=I1 ’/I0 =α2 が成立する
からである。これらの関係をまとめると、表1のように
なる。
【0009】 従来の調光フィルム この発明の調光フィルム (フィルム−1) (フィルム−2) 駆動電圧 V V フィルムの全体厚 d 2×d 電圧 off 時の透過率 α1 (α1 )2 電圧 on 時の透過率 α2 (α2 )2 表1 繰り返しになるが、表1を簡単に説明すると、駆動電圧
は、フィルム−1ではVで、フィルム−2では重ねた2
枚の調光フィルム素子のそれぞれに電圧Vが印加され
る。調光フィルムの全体の厚さは、フィルム−1ではd
であり、フィルム−2では2枚分の厚さの2dとなる。
フィルム−1の電圧off時の光の透過率をα1 とする
と、フィルム−2ではほぼ同一特性、同一厚の調光フィ
ルム素子が2重になっているので、α1 ×α1 =
(α1 )2 である。同様に、フィルム−1の電圧on時
の光の透過率をα2 とすると、フィルム−2では
(α2 )2 となる。
は、フィルム−1ではVで、フィルム−2では重ねた2
枚の調光フィルム素子のそれぞれに電圧Vが印加され
る。調光フィルムの全体の厚さは、フィルム−1ではd
であり、フィルム−2では2枚分の厚さの2dとなる。
フィルム−1の電圧off時の光の透過率をα1 とする
と、フィルム−2ではほぼ同一特性、同一厚の調光フィ
ルム素子が2重になっているので、α1 ×α1 =
(α1 )2 である。同様に、フィルム−1の電圧on時
の光の透過率をα2 とすると、フィルム−2では
(α2 )2 となる。
【0010】従って、フィルム−1とフィルム−2のコ
ントラストは フィルム−1のコントラストA1 =(on時の透過率)/(off時の透過率) =α2 /α1 フィルム−2のコントラストA2 =(on時の透過率)/(off時の透過率) =(α2 )2 /(α1 )2 となる。つまり、フィルム−1とフィルム−2とのコン
トラストの比は A2 /A1 =(α2 /α1 )2 /(α2 /α1 )=α2 /α1 >1 ・・・・・・・・・・(1) と結論される。何故ならば、電圧on時の透過率α2 の
方が電圧off時の透過率α1 よりも大きいからであ
る。式(1)は、この発明の調光フィルムのコントラス
トは従来の調光フィルムのコントラストのα2 /α1 倍
になっていることを意味している。
ントラストは フィルム−1のコントラストA1 =(on時の透過率)/(off時の透過率) =α2 /α1 フィルム−2のコントラストA2 =(on時の透過率)/(off時の透過率) =(α2 )2 /(α1 )2 となる。つまり、フィルム−1とフィルム−2とのコン
トラストの比は A2 /A1 =(α2 /α1 )2 /(α2 /α1 )=α2 /α1 >1 ・・・・・・・・・・(1) と結論される。何故ならば、電圧on時の透過率α2 の
方が電圧off時の透過率α1 よりも大きいからであ
る。式(1)は、この発明の調光フィルムのコントラス
トは従来の調光フィルムのコントラストのα2 /α1 倍
になっていることを意味している。
【0011】この発明の調光フィルムで、調光フィルム
素子を3枚以上重ねれば、コントラストは更に改善され
ることは明かである。
素子を3枚以上重ねれば、コントラストは更に改善され
ることは明かである。
【0012】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1にこの発明の高分子液晶複合膜の調光フィ
ルムの一実施例を示す。図1で図3と対応する部分には
同一符号を付けてある。図1の調光フィルムで、図3の
ものと構成及び機能が同じ部分については、重複を避け
るため簡単に説明し、異なる部分についてのみ詳細に説
明する。透明導電性フィルム2の電極2−2の側にほぼ
均一の厚さの高分子液晶複合膜(厚みをdとする)3−
2が対接され、その複合膜3−2の上面(複合膜3−2
が電極2−2と接する反対の面)に共通電極6が対接さ
れる。この共通電極6には種々の構成が考えられるの
で、詳細は後で説明することとし、ここではフィルム6
−1の両面にITOを蒸着して透明電極6−2、6−3
を形成したものを考える。この実施例では、高分子液晶
複合膜3−2の上記上面に共通電極6の透明電極6−3
が対接されることになる。透明電極6−2の側には別の
ほぼ均一の厚さの高分子液晶複合膜(厚みをdとする)
3−1が対接され、複合膜3−1の対接面と反対の面に
は透明導電性フィルム1が、その透明電極1−2と複合
膜3−1が向かい合って対接される。
明する。図1にこの発明の高分子液晶複合膜の調光フィ
ルムの一実施例を示す。図1で図3と対応する部分には
同一符号を付けてある。図1の調光フィルムで、図3の
ものと構成及び機能が同じ部分については、重複を避け
るため簡単に説明し、異なる部分についてのみ詳細に説
明する。透明導電性フィルム2の電極2−2の側にほぼ
均一の厚さの高分子液晶複合膜(厚みをdとする)3−
2が対接され、その複合膜3−2の上面(複合膜3−2
が電極2−2と接する反対の面)に共通電極6が対接さ
れる。この共通電極6には種々の構成が考えられるの
で、詳細は後で説明することとし、ここではフィルム6
−1の両面にITOを蒸着して透明電極6−2、6−3
を形成したものを考える。この実施例では、高分子液晶
複合膜3−2の上記上面に共通電極6の透明電極6−3
が対接されることになる。透明電極6−2の側には別の
ほぼ均一の厚さの高分子液晶複合膜(厚みをdとする)
3−1が対接され、複合膜3−1の対接面と反対の面に
は透明導電性フィルム1が、その透明電極1−2と複合
膜3−1が向かい合って対接される。
【0013】この様にして形成された調光フィルムで、
電極1−2、2−2は共通に接続され、且つ高周波電源
4の−端子に接続され、更に接地される。共通電極6の
両側に形成された両電極6−2、6−3は共通に接続さ
れ、スイッチ5の一端に接続される。スイッチ5の他端
は高周波電源4の+端子に接続される。2組の電極間、
即ち電極1−2、6−2間、及び電極2−2、6−3間
には高周波電源4を用いて約1kHz−60Vppの電
圧が印加される。この電圧印加はスイッチ5によりその
on/offが制御される。スイッチ5がoffされて
いるときは、調光フィルムの上面7から底面8への光の
透過率及び底面8から上面7への光の透過率が小さくな
り、スイッチ5がonされているときは、その光の透過
率が大きくなる。この実施例では、共通電極6を構成す
る透明電極6−2、6−3に正の電圧を印加し、それぞ
れ透明導電正フィルム1、2の一部を構成する透明電極
1−2、2−2には負の電圧が加えられているが、電圧
の極性はこの反対でも良い。 共通電極6として種々の
ものが考えられる。図2にそのいくつかの例を示す。図
2Aに示した共通電極6は、透明電極6−5、フィルム
6−4、フィルム6−6、及び透明電極6−7がこの順
で対接されて構成される。透明電極6−5及び6−7の
それぞれは、高分子液晶複合膜3−1及び3−2のそれ
ぞれに対接される。この構造は、図3に示した従来の調
光フィルム、つまり調光フィルム素子を2枚重ねした構
造になっており、共通電極として特別なものを開発する
必要がなくて済む利点がある。ここで、フィルム6−4
及び6−6はガラス基板を使用しても良いことは勿論で
ある。
電極1−2、2−2は共通に接続され、且つ高周波電源
4の−端子に接続され、更に接地される。共通電極6の
両側に形成された両電極6−2、6−3は共通に接続さ
れ、スイッチ5の一端に接続される。スイッチ5の他端
は高周波電源4の+端子に接続される。2組の電極間、
即ち電極1−2、6−2間、及び電極2−2、6−3間
には高周波電源4を用いて約1kHz−60Vppの電
圧が印加される。この電圧印加はスイッチ5によりその
on/offが制御される。スイッチ5がoffされて
いるときは、調光フィルムの上面7から底面8への光の
透過率及び底面8から上面7への光の透過率が小さくな
り、スイッチ5がonされているときは、その光の透過
率が大きくなる。この実施例では、共通電極6を構成す
る透明電極6−2、6−3に正の電圧を印加し、それぞ
れ透明導電正フィルム1、2の一部を構成する透明電極
1−2、2−2には負の電圧が加えられているが、電圧
の極性はこの反対でも良い。 共通電極6として種々の
ものが考えられる。図2にそのいくつかの例を示す。図
2Aに示した共通電極6は、透明電極6−5、フィルム
6−4、フィルム6−6、及び透明電極6−7がこの順
で対接されて構成される。透明電極6−5及び6−7の
それぞれは、高分子液晶複合膜3−1及び3−2のそれ
ぞれに対接される。この構造は、図3に示した従来の調
光フィルム、つまり調光フィルム素子を2枚重ねした構
造になっており、共通電極として特別なものを開発する
必要がなくて済む利点がある。ここで、フィルム6−4
及び6−6はガラス基板を使用しても良いことは勿論で
ある。
【0014】その他、透明導電性フィルム1、2、高周
波電源4及びスイッチ5の配置、接続及び機能について
は図1に示したものと同様であるので、繰り返しては説
明しない。図1に示したものは従来の調光フィルム素子
を2枚重ね、その重なったフィルムを共通化したものと
いえる。図2Bに示した共通電極6は、図1に示したも
のと同じ構造を持っているが、図2Aとの比較のために
再掲する。ここでは、共通電極6の中央に挟まれるフィ
ルム6−1が1枚だけ用いられ、図2Aの2枚使用のも
のに比較して、調光フィルムの膜厚が薄くなり生産コス
トが低減される利点がある。ここのフィルム6−1はガ
ラス基板でも良いし、又金属メッシュの様なものを使用
しても良い。金属メッシュの場合には、光の透過率を減
らさない目的で、なるべく細線のものを使用するのが良
い。
波電源4及びスイッチ5の配置、接続及び機能について
は図1に示したものと同様であるので、繰り返しては説
明しない。図1に示したものは従来の調光フィルム素子
を2枚重ね、その重なったフィルムを共通化したものと
いえる。図2Bに示した共通電極6は、図1に示したも
のと同じ構造を持っているが、図2Aとの比較のために
再掲する。ここでは、共通電極6の中央に挟まれるフィ
ルム6−1が1枚だけ用いられ、図2Aの2枚使用のも
のに比較して、調光フィルムの膜厚が薄くなり生産コス
トが低減される利点がある。ここのフィルム6−1はガ
ラス基板でも良いし、又金属メッシュの様なものを使用
しても良い。金属メッシュの場合には、光の透過率を減
らさない目的で、なるべく細線のものを使用するのが良
い。
【0015】その他、透明導電性フィルム1、2、高周
波電源4及びスイッチ5の配置、接続及び機能について
は図1に示したものと同様であるので、繰り返しては説
明しない。
波電源4及びスイッチ5の配置、接続及び機能について
は図1に示したものと同様であるので、繰り返しては説
明しない。
【0016】
【発明の効果】この発明の高分子液晶複合膜の調光フィ
ルムによれば、調光フィルム素子が複数重ねられている
ので、コントラストが改善され見やすくなる。
ルムによれば、調光フィルム素子が複数重ねられている
ので、コントラストが改善され見やすくなる。
【図1】この発明の調光フィルムの断面斜視図。
【図2】Aはこの発明の調光フィルムに使用される共通
電極の一例を示す断面図、Bはこの発明の調光フィルム
に使用される共通電極の他の一例を示す断面図である。
電極の一例を示す断面図、Bはこの発明の調光フィルム
に使用される共通電極の他の一例を示す断面図である。
【図3】従来の調光フィルムの断面斜視図。
【図4】従来の調光フィルムと、この発明の調光フィル
ムの比較断面図。
ムの比較断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ほぼ同一特性の高分子液晶複合膜の調光
フィルム素子が複数重ねられてなることを特徴とする調
光フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16117392A JPH063654A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 調光フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16117392A JPH063654A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 調光フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063654A true JPH063654A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15729978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16117392A Withdrawn JPH063654A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 調光フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063654A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010100807A1 (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-10 | 九州ナノテック光学株式会社 | 液晶ブラインド装置とその使用方法 |
| EP2920642A4 (en) * | 2012-11-13 | 2016-09-21 | 3M Innovative Properties Co | SWITCHABLE TRANSPARENT DISPLAY |
| JP2017181989A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法 |
| JP2019130960A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 遮光装置及び信号機カバー |
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1992
- 1992-06-19 JP JP16117392A patent/JPH063654A/ja not_active Withdrawn
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