JPH0636666A - リモートコントロール式回路遮断器 - Google Patents

リモートコントロール式回路遮断器

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Publication number
JPH0636666A
JPH0636666A JP20958092A JP20958092A JPH0636666A JP H0636666 A JPH0636666 A JP H0636666A JP 20958092 A JP20958092 A JP 20958092A JP 20958092 A JP20958092 A JP 20958092A JP H0636666 A JPH0636666 A JP H0636666A
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JP
Japan
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display
trip
holder
operation handle
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP20958092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Furukawa
国幸 古川
Yujiro Kitade
雄二郎 北出
Tadao Hashimoto
忠雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP20958092A priority Critical patent/JPH0636666A/ja
Publication of JPH0636666A publication Critical patent/JPH0636666A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トリップ表示をオンオフ表示と一緒に操作ハン
ドル部に集約する。 【構成】操作ハンドル2の内側に表示板54を同軸に配
設し、その表示面に記したオン表示58、トリップ表示
59及びオフ表示60が操作ハンドル2の表示窓63及
び64を介してハンドル穴4から見えるようにする。表
示板54は操作ハンドル2のオンオフ操作時にはこれと
同調して回動し、表示窓63及び64から交互にオン表
示58及びオフ表示60が見えるが、トリップ動作時に
は操作ハンドル2はオン位置に保持されたままであるの
に対し、表示板54はアーム57がオフ動作した可動接
触子ホルダ9に押されて反時計方向に回動し、表示窓6
3からトリップ表示59が見えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、双安定形の有極電磁
石装置を用いて開閉機構部を遠隔操作するリモートコン
トロール式回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】上記回路遮断器においては操作ハンドル
と有極電磁石装置とがリンクを介して連結されており、
制御信号により有極電磁石装置のアーマチュアがオン側
あるいはオフ側に吸着されることによって操作ハンドル
がオンオフ操作され、かつそのままオン位置あるいはオ
フ位置に保持される。したがって、操作ハンドルはその
時の有極電磁石装置の吸着状態によってオン位置又はオ
フ位置のいずれかの位置に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この種の回
路遮断器は過電流の発生によりトリップ動作して主接点
が開放状態にあっても操作ハンドルはオン位置に保持さ
れたままであり、ハンドル位置からはトリップの発生を
判断することができない。そこで、トリップ動作時の開
閉機構の動きを専用部品で取り出し、本体表面のトリッ
プ表示板を駆動してトリップ表示を行わせるようにした
ものが知られている(特開昭59−99636号公報,
特願平4−59304号明細書参照)。しかし、従来の
トリップ表示機構は操作ハンドル部のオンオフ表示とは
別の箇所にトリップが表示されるため見にくく、また独
立したリンク機構となっているので部品点数及び組立工
数が多くコスト高になるという問題があった。
【0004】一方、リモートコントロール式回路遮断器
は遮断器本体と操作スイッチとが離れているため、本体
側で作業を行っている最中に不用意に操作スイッチ側か
らオン操作される危険があった。この発明は上述した問
題に対処するもので、回路遮断器のオンオフ及びトリッ
プの3状態を操作ハンドル部に集約して表示することが
でき、かつそのための構成も簡単でコストが安いリモー
トコントロール式回路遮断器を提供することを目的とす
るものである。また、この発明は、トリップ動作発生後
などにも不用意にオン操作されることのない安全なリモ
ートコントロール式回路遮断器を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】オンオフ及びトリップの
3状態を操作ハンドル部に集約して表示するために、こ
の発明のリモートコントロール式回路遮断器は、可動接
触子を保持してオンオフ運動する回動自在なホルダと、
このホルダに回動自在に取り付けられ一方向にばね付勢
されたラッチと、このラッチを介して前記ホルダと係脱
自在に連結され、かつ本体フレームから突出する把手の
前後にオンオフ操作により前記本体フレームのハンドル
穴から交互に覗く表示窓を有する回動自在な操作ハンド
ルと、この操作ハンドルの内側にこれと同心的に回動す
るするように配設され、一端に前記表示窓に合わせてオ
ン表示、オフ表示及びその中間のトリップ表示が記され
た表示部を有し、他端にばね付勢されて前記ホルダに当
接するアームを有する表示板と、前記ホルダをオフ方向
に付勢する引外しばねと、前記操作ハンドルとリンクを
介して連結され、制御信号によりこの操作ハンドルを操
作してオン位置とオフ位置とに交互に保持する双安定形
の有極電磁石装置と、過電流を検知して前記ラッチに作
用し、前記操作ハンドルと前記ホルダとの連結を解いて
このホルダを前記引外しばねによりオフ動作させる引外
し装置とを備え、前記表示板は前記操作ハンドルのオン
オフ操作時にはオン表示及びオフ表示が前記表示窓から
見えた状態で前記操作ハンドルに同調して回動する一
方、前記引外し装置の作用により前記ホルダがオフ動作
した際にはこれに押されてオン位置の前記操作ハンドル
に対して回動し、前記ハンドル穴から覗く前記表示窓か
らトリップ表示が見えるものとする。
【0006】上記回路遮断器において、引外し装置を手
動で作動させるトリップレバーを本体フレームに装着
し、かつこのトリップレバーを前記引外し装置を作動さ
せるトリップ位置から更に前進させた位置でロックでき
るようにするとともに、このロック位置でその一部をオ
ン位置あるいはオフ位置の操作ハンドルに嵌入させてこ
の操作ハンドルをロックするように構成することによ
り、トリップ動作後の安易なリセットを禁止してそれに
引き続くオン操作を防止し、またオフ状態からの不用意
なオン操作を防止することができる。
【0007】
【作用】この発明は、オンオフ及びトリップの表示に共
通の表示板を操作ハンドルの内側にこれと同心的に回動
するように配設し、その表示部を操作ハンドルに設けた
表示窓から見えるようにするとともに、この表示板を可
動接触子を保持するホルダに当接させてこれと連動させ
るものとする。そして、操作ハンドルのオンオフ操作時
には操作ハンドルとホルダとが連結を保ったままで運動
することから、表示板をオン表示及びオフ表示がそれぞ
れ対応する表示窓から見えたままの状態で操作ハンドル
に同調させて回動させ、またトリップ時にはラッチに作
用する引外し装置により上記連結が解かれ、操作ハンド
ルがオン状態に保持されたままホルダだけが引外しばね
の力によりオフ動作することから、その動きを利用して
これにアームが当接する表示板をオン位置の操作ハンド
ルに対して回動させて表示窓の表示をオン表示からトリ
ップ表示に切り換えるものである。このような構成によ
れば、オン、オフ及びトリップの3表示が操作ハンドル
部に集約され、また部品も単一の表示板のみを操作ハン
ドルと同時に組み込むだけで済む。
【0008】また、引外し装置を手動で作動させるトリ
ップレバーをトリップ位置から更にに前進させた位置で
ロックし、この位置でトリップレバーの一部をオン位置
あるいはオフ位置にある操作レバーに嵌入させてこれを
その位置でロックする。トリップ動作した回路遮断器を
リセット、すなわち操作ハンドルとホルダとを再連結す
るためにはトリップ後もオン位置に保たれたままの操作
ハンドルをいったんオフ位置に戻す必要があるが、この
操作ハンドルをトリップレバーでオン位置にロックして
おけば不用意なリセット、したがってそれに引き続くオ
ン操作も不能となり、遠方からの誤操作によって突然オ
ンされる危険がなくなる。同様に操作ハンドルのオフ位
置でもロックしておけば不測のオン操作がなくなる。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図8に基づいてこの発明の実施
例を説明する。ここで、図1は回路遮断器のオン状態の
縦断面図、図2はその平面図、図3は図1の回路遮断器
のオフ状態の縦断面図、図4はその平面図、図5は同じ
くトリップ状態の縦断面図、図6はその平面図、図7は
図1における開閉機構部の拡大図、図8は図7のトリッ
プレバーを作動させた瞬間の図である。まず、図1、図
2及び図7により実施例の回路遮断器の全体構成につい
て説明する。これらの図において、1はモールド樹脂の
本体フレーム、2はこれに軸3により回動自在に支持さ
れた円板状の操作ハンドルで、操作ハンドル2は本体フ
レーム1のハンドル穴4から外部に突出する把手5を備
え、またそのほぼ反対側に延びる腕部にはラッチピン6
が植え込まれている。
【0010】一方、7は可動接点8を持つ可動接触子、
9はこれを保持するモールド樹脂のホルダで、ホルダ9
は軸10により本体フレーム1に回動自在に支持されて
いる。ホルダ9の図の手前側の側面には軸10と同心的
に円筒状のボス11が形成されており、板状の可動接触
子7はボス11に回動自在に嵌合している。12は圧縮
コイルばねからなる接触ばねで可動接触子7のばね受け
片13(図7)とホルダ9のばね受け座14(図7)と
の間に介挿され、可動接触子7をボス11を支点に図の
反時計方向に付勢している。接触ばね12の力を受けた
可動接触子7はホルダ9のストッパ15(図7)に当た
って停止し、その位置でホルダ9と一体化された状態と
なっている。
【0011】16はホルダ9に軸17で回動自在に支持
されたラッチで、ホルダ9との間に装着された捩じりば
ねからなる戻しばね18により軸17を支点に図の時計
方向に付勢されている。戻しばね18は捩じり部がホル
ダ9に植え込まれたピンに挿入されており、その一端は
ホルダ9に係止され、他端はラッチ16に植え込まれた
ピン19に作用している。ラッチ16には溝20が設け
られており、戻しばね18で付勢されたラッチ16は常
時は溝20が操作ハンドル2のラッチピン6に嵌合して
いる。これにより、操作ハンドル2はラッチ16を介し
てホルダ9に連結され、後述するように操作ハンドル2
のオンオフ操作にホルダ9が連動する。
【0012】図1において、21は操作ハンドル2をオ
ンオフ操作する有極電磁石装置である。有極電磁石装置
21は電磁コイル22を内包する内ヨーク23と、永久
磁石24を介してこれに接する外ヨーク25とを備え、
両端に接極板26及び27を有する丸棒状のアーマチュ
ア28が電磁コイル22に案内されて図1の上下にスラ
イドする構成となっている。回路遮断器の図示オン状態
においては、接極板26が永久磁石24の磁束により外
ヨーク25の図の下端部に吸着され、リンク29を介し
てアーマチュア28に連結された操作ハンドル2をオン
位置に保持している。後述する回路遮断器のオフ時に
は、接極板27が外ヨーク25の上端部に吸着される。
【0013】30は熱動・電磁形の引外し装置で、ヨー
ク31に固定された鉄心32に引外しコイル33が巻か
れ、ヨーク31の一方の脚の先端部に瞬時引外し用のア
ーマチュア34が回動自在に支持されている。アーマチ
ュア34はヨーク31との間に装着された引張コイルば
ねからなる復帰ばね35により接極端36が鉄心32か
ら引き上げられた状態に保たれ、またその状態で反対側
の駆動端37がラッチ16の先端の斜面に隙間を介して
対向している。また、ヨーク31の外側には保持板38
が重ねられ、その一端にはバイメタル39が片持ち支持
されている。バイメタル39の自由端部は可撓性のリー
ド線40を介して可動接触子7に接続され、更にその先
端はラッチ16に植え込まれたピン19に隙間を介して
対向している。保持板38の他端はヨーク31と一体に
本体フレーム1に固定され、かつこの部分には引外しコ
イル33の一端が接続されている。
【0014】41は固定接点42を持つ固定接触子で、
その一端は電源側の端子43に接続され、他端は消弧室
44まで伸びている。また、45は負荷側の端子で、こ
れには引外しコイル33の他端が接続されている。46
は引外し装置30を手動で作動させるトリップレバーで
本体フレーム1の案内溝47内に図の左右方向にスライ
ド自在に保持され、図7に示すように外部に突出する把
手48とアーマチュア34の突出片49と対向する駆動
片50とを備えている。また、トリップレバー46の後
半部は図7の上下方向に弾性変形可能にやや薄肉に構成
され、その端部には案内溝47内に突出するように本体
フレーム1に形成された山形突起51に突き当たり、ま
た前記弾性変形によりこれを乗り越える山形突起52が
形成されている。なお、図1の53は外部操作回路を有
極電磁石装置21に接続する補助端子である。
【0015】さて、操作ハンドル2の内側には表示板5
4が配設されている。図7に示すように、表示板54は
円板状のボス部55を挟んで扇形の表示部56と棒状の
アーム57とが形成された構成となっており、表示部5
6の円弧面には適宜の幅の表示面を形成するつば56a
が設けられている。そして、このつば部56aの外面の
周方向3等分箇所に、図7の左側から順次、オン表
示(”ON”の文字)58、トリップ表示(”TRI
P”の文字)59、及びオフ表示(”OFF”の文字)
60が記されている。
【0016】一方、操作ハンドル2の内部には、表示板
54のボス部55を緩く嵌合させる円形の凹部と表示部
56及びアーム57を収容する扇形の凹部61及び62
とからなる空間が設けられ、かつ把手5の両側には凹部
61から外部に通じる表示窓63及び64がそれぞれ設
けられている。表示板54は操作ハンドル2の上記空間
に挿入され、ボス部55の中心穴に軸3が挿通されるこ
とにより、操作ハンドル2内でこれと同心的に回動する
ように保持されている。この表示板54は操作ハンドル
2との間に挿入された圧縮ばね65により図7の時計方
向に付勢され、アーム57はホルダ9の肩部66に押圧
されている。
【0017】この状態で表示部56と凹部61とは図7
の右端面同士が近接し、左端面間には表示部56の中心
角の1/3よりやや大きい程度の余裕が存在している。
これに対して、アーム57と凹部62とは左端面同士が
近接し、右端面間には上記余裕と同程度の範囲の余裕が
存在している。つまり、図7のオン状態から表示板54
は反時計方向に上記余裕の範囲内で操作ハンドル2に対
して回動可能となっている。そして、図示オン状態で
は、つば部56a上のオン表示58が表示窓63に対面
し、オフ表示60が表示窓64に対面するとともに、表
示窓63のみがハンドル穴4から覗き、また表示窓64
は本体フレーム1で隠されている。したがって、図7の
状態で表示窓63を通してオン表示58が見えている。
【0018】67は軸3と同心の捩じりばねからなる引
外しばねで一端は操作ハンドル2に係止され、他端はラ
ッチ16をホルダ9に連結する軸17に作用している。
この引外しばね67は軸17を介してホルダ9を軸10
を支点に図の時計方向、つまりオフ方向に常時付勢して
いる。しかし、オン状態でホルダ9はラッチ16を介し
てラッチピン6に係止され、図示状態に保持されてい
る。図7の68及び69は図示オン状態及び後述するオ
フ状態でトリップレバー46の先端部70と対向するよ
うに操作ハンドル2の外周面に設けられたロック溝で、
これに先端部70が嵌入することにより、操作ハンドル
2は各位置で回動しないようにロックされる。
【0019】図1の71及び72は有極電磁石21に対
する操作電圧の極性を図示しないダイオードを介して切
り換えるマイクロスイッチからなる切換えスイッチで、
切換えスイッチ71はアクチュエータが操作ハンドル2
のピン73に接し、また切換えスイッチ72はアクチュ
エータがホルダ9のピン74に接してそれぞれ操作され
る。75はアーマチュア34の接極端36とホルダ9と
の間に掛け渡された線材からなるフックで、引外し装置
30による後述するトリップ動作時にアーマチュア34
でホルダ9を補助的に駆動して開離速度を上げる働きを
する。
【0020】次に、動作について説明する。図1におい
て、電流は端子43から固定接触子41、固定接点4
2、可動接点8、可動接触子7、リード線40、バイメ
タル39、引外しコイル33を経て端子45に流れる。
ここで、外部操作回路から有極電磁石21に瞬間的に操
作電圧を印加すると、アーマチュア28は図の上方に駆
動されて接極板27が外ヨーク25に当接し、その位置
(オフ位置)で永久磁石24の磁束により吸着された状
態となる。これに伴い、操作ハンドル2はリンク29を
介して駆動され、アーマチュア28のストロークに応じ
た角度だけ図の反時計方向に回動する。その結果、表示
窓63は本体フレーム1内に隠れ、表示窓64がハンド
ル穴4から覗くようになる。
【0021】一方、図7において、操作ハンドル2が回
動すると、ラッチピン6が図の右方向に移動するため、
ホルダ9は軸17を介して作用する引外しばね67の力
でこれに追随して2点鎖線で示す位置まで時計方向に回
動し、これと一体の可動接触子7は固定接触子41から
開離して回路遮断器はオフする。その際、表示板54は
アーム57が当接するホルダ9の肩部66に押されて反
時計方向に回動するが、その回動角はオフ動作した操作
ハンドル2と同調するように設定され、回動後も操作ハ
ンドル2に対する表示板54の位置関係は図7の状態を
保つようになっている。その結果、オフ表示60は依然
として表示窓64に対面しており、したがってハンドル
穴6から覗いた表示窓64からオフ表示60が見えるよ
うになる。回路遮断器のこのオフ状態を図3及び図4に
示す。上記オフ動作は操作ハンドル2の把手5を手動で
図7の左方向に倒すことによっても行われる。
【0022】図3のオフ状態から、有極電磁石装置21
に操作電圧を印加し、又は操作ハンドル2の把手を右方
向に倒すと、アーマチュア28が下降して接極板26が
外ヨーク25に吸着されるとともに、操作ハンドル2は
時計方向に回動して再び図1の状態に保持される。これ
に伴い、ホルダ9はラッチピン6によりラッチ16を介
して反時計方向に駆動され、可動接触子7が固定接触子
41に押圧されて図1のオン状態となる。その際、可動
接点8が固定接点42に当接した後もホルダ9は接触ば
ね12を圧縮しながら更に若干押し込まれ、図7に示す
ように可動接触子7はホルダ9のストッパ15から僅か
に浮いた状態となる。これにより、可動接点8と固定接
点42との間に適当な接触圧力が与えられる。
【0023】図7のオン状態から、トリップレバー46
を把手48を持って山形突起52が本体フレーム1の山
形突起51に当接するまで右方向にスライドさせると、
アーマチュア34は突出片49が駆動片50で押されて
復帰ばね35に抗して回動し、図8に示すように駆動端
37でラッチ16を押してこれを軸17を支点に回動さ
せる。その結果、ラッチピン6が溝20から外れ、次の
瞬間にホルダ9は引外しばね67の力でオフ方向に駆動
される。また、これに連動して表示板54も圧縮ばね6
5に抗して反時計方向に回動する。ところが、操作ハン
ドル2は有極電磁石装置21によりオン位置に保持れた
ままであるため、表示板54は操作ハンドル2に対して
回動し、トリップ表示59がハンドル穴4から覗いてい
る表示窓63に対面して見えるようになる。
【0024】この状態で手動トリップ動作が完了する
が、その後、トリップレバー46を更にスライドさせる
と、トリップレバー46は弾性変形しながら山形突起5
2が山形突起51を乗り越えて前進し、先端部70が操
作ハンドル2のロック溝68に嵌入する。これにより、
操作ハンドル2はオン位置にロックされ、また突出片4
9を介して復帰ばね35から力を受けるトリップレバー
46も山形突起51を乗り越えた状態でロックされる。
その状態で、トリップレバー46に押されたアーマチュ
ア34は図8の状態から更にに回動し、接極端36が鉄
心32に吸着されたと同じ位置に達する。
【0025】図5及び図6は上記トリップ状態を示すも
のである。この状態でトリップ表示59が表示窓63か
ら見え、またトリップレバー46の上面に記されたロッ
ク表示(”ROCK”の文字)76が見えている。操作
ハンドル2のロックを解くには、トリップレバー46を
押し戻して山形突起51を乗り越えさせる。これによ
り、トリップレバー46は復帰ばね35の力により自動
的に図7の状態に復帰する。
【0026】上記トリップ動作は過負荷状態の発生によ
りバイメタル39が図5の下方に湾曲してピン19を押
し下げ、また短絡電流などの大電流の発生によりアーマ
チュア34が瞬時に図5に示す状態に吸着されてラッチ
16を回動させることによっても行われる。その後、ト
リップレバー46を図5のロック位置までスライドさせ
れば、操作ハンドル2はオン位置でロックされる。トリ
ップ動作をした回路遮断器をリセットするには、トリッ
プレバー46を図3の状態に戻して操作ハンドル2のロ
ックを解き、次いでこの操作ハンドル2をオフ方向に倒
して戻しばね18に抗してラッチ16を押し退け、ラッ
チピン6を溝20に再嵌合させる。その際、アーマチュ
ア34は復帰ばね35の作用により自動的に図3の状態
に復帰する。
【0027】以上述べた通り、図示実施例の構成によれ
ば、回路遮断器の動作表示はオンオフ表示58,60だ
けでなくトリップ表示59も操作ハンドル2の表示窓6
3,64から見えるので、トリップ状態が別の場所に表
示される従来構成のように目を移す必要がなく見やす
い。その上、トリップ表示機構も表示板54を操作ハン
ドル2の内側に同軸に組み込むだけでよいので複雑なリ
ンク機構が必要なく、部品点数や組立工数が少なくて済
むとともに場所をとらない。更に、トリップレバー46
をトリップ位置を越えたロック位置でオン位置あるオフ
位置の操作ハンドル2に嵌入させ、これをその位置でロ
ックできるようにしたので、トリップ動作後に不用意に
リセット操作をして、あるいはオフ状態で、操作スイッ
チ側から誤操作により不意にオン操作される危険がな
い。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、オン,オフ及びトリ
ップの表示を操作ハンドル部に集約することにより、ト
リップを別表示したリモートコントロール式回路遮断器
の見にくさが解消し、一般の回路遮断器と同じ感覚で動
作状態の確認を行うことができる。また、その際、表示
板を操作ハンドルの内側に設けるだけなので構成が簡単
で部品点数や組立工数が少なくて済み、かつ場所を取ら
ないので回路遮断器が小形になる。更に、トリップレバ
ーに操作ハンドルのロック機能を持たせたので、遠隔操
作指令に有りがちな不用意なオン操作がなくなり安全性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路遮断器のオン状態
の縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の回路遮断器のオフ状態の縦断面図であ
る。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図1の回路遮断器のトリップ状態の縦断面図で
ある。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図1における開閉機構部の拡大図である。
【図8】図7の開閉機構部の手動トリップ動作の瞬間を
示す図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 操作ハンドル 4 ハンドル穴 6 ラッチピン 7 可動接触子 9 ホルダ 16 ラッチ 21 有極電磁石装置 29 リンク 30 引外し装置 41 固定接触子 43 電源側端子 45 負荷側端子 46 トリップレバー 54 表示板 56 表示部 57 アーム 58 オン表示 59 トリップ表示 60 オフ表示 63 表示窓 64 表示窓 67 引外しばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動接触子を保持してオンオフ運動する回
    動自在なホルダと、 このホルダに回動自在に取り付けられ一方向にばね付勢
    されたラッチと、 このラッチを介して前記ホルダと係脱自在に連結され、
    かつ本体フレームから突出する把手の前後にオンオフ操
    作により前記本体フレームのハンドル穴から交互に覗く
    表示窓を有する回動自在な操作ハンドルと、 この操作ハンドルの内側にこれと同心的に回動するする
    ように配設され、一端に前記表示窓に合わせてオン表
    示、オフ表示及びその中間のトリップ表示が記された表
    示部を有し、他端にばね付勢されて前記ホルダに当接す
    るアームを有する表示板と、 前記ホルダをオフ方向に付勢する引外しばねと、 前記操作ハンドルとリンクを介して連結され、制御信号
    によりこの操作ハンドルを操作してオン位置とオフ位置
    とに交互に保持する双安定形の有極電磁石装置と、 過電流を検知して前記ラッチに作用し、前記操作ハンド
    ルと前記ホルダとの連結を解いてこのホルダを前記引外
    しばねによりオフ動作させる引外し装置とを備え、 前記表示板は前記操作ハンドルのオンオフ操作時にはオ
    ン表示及びオフ表示が前記表示窓から見える状態で前記
    操作ハンドルに同調して回動する一方、前記引外し装置
    の作用により前記ホルダがオフ動作した際にはこれに押
    されてオン位置の前記操作ハンドルに対して回動し、前
    記ハンドル穴から覗く前記表示窓からトリップ表示が見
    えることを特徴とするリモートコントロール式回路遮断
    器。
  2. 【請求項2】引外し装置を手動で作動させるトリップレ
    バーを本体フレームに装着し、かつこのトリップレバー
    を前記引外し装置を作動させるトリップ位置から更に押
    し込んだ位置でロックできるようにするとともに、この
    ロック位置でその一部をオン位置あるいはオフ位置の操
    作ハンドルに嵌入させてこの操作ハンドルをロックする
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載のリモー
    トコントロール式回路遮断器。
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