JPH0636720A - X線管 - Google Patents
X線管Info
- Publication number
- JPH0636720A JPH0636720A JP19381392A JP19381392A JPH0636720A JP H0636720 A JPH0636720 A JP H0636720A JP 19381392 A JP19381392 A JP 19381392A JP 19381392 A JP19381392 A JP 19381392A JP H0636720 A JPH0636720 A JP H0636720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- anode
- melting point
- point metal
- anode block
- Prior art date
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- Pending
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- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、腐蝕が殆ど発生せず、長期間にわ
たり安定して使用出来、熱伝導性に優れ、冷却効率も高
いX線管を提供することを目的とする。 【構成】この発明のX線管は、陽極タ−ゲット4が固着
され内側に冷媒が循環する冷却用凹部5が形成された陽
極ブロック11を備え、この陽極ブロックは、陽極タ−ゲ
ットに接する側が高融点金属、他の側が高熱伝導セラミ
ックスにして、且つ途中で高融点金属と高熱伝導セラミ
ックスとが徐々に含有量変化する領域Dを持つ傾斜機能
材により構成されてなり、上記の目的を達成することが
出来る。
たり安定して使用出来、熱伝導性に優れ、冷却効率も高
いX線管を提供することを目的とする。 【構成】この発明のX線管は、陽極タ−ゲット4が固着
され内側に冷媒が循環する冷却用凹部5が形成された陽
極ブロック11を備え、この陽極ブロックは、陽極タ−ゲ
ットに接する側が高融点金属、他の側が高熱伝導セラミ
ックスにして、且つ途中で高融点金属と高熱伝導セラミ
ックスとが徐々に含有量変化する領域Dを持つ傾斜機能
材により構成されてなり、上記の目的を達成することが
出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はX線管に係り、特にそ
の陽極ブロックの材質の改良に関する。
の陽極ブロックの材質の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】透過形の固定陽極型X線管を例にとる
と、従来、実公平1−32720号公報に記載されてい
るものがあり、図2に示すように構成されている。図中
の符号1はベリリウムのX線放射窓2を有する真空外囲
器、3は真空外囲器1内に設けられた銅からなる陽極ブ
ロックである。この陽極ブロック3の先端には、X線放
射窓2に対向してロジウム(Rh)等の金属からなる陽
極タ−ゲット4が固着されている。又、陽極ブロック3
の内側には、冷媒例えば水が循環する冷却用凹部5が形
成され、この凹部5内に冷却水パイプ6が設けられてい
る。更に、符号7はウェネルト円筒、8は陽極フィラメ
ント、9はリ−ド線、10は端子である。
と、従来、実公平1−32720号公報に記載されてい
るものがあり、図2に示すように構成されている。図中
の符号1はベリリウムのX線放射窓2を有する真空外囲
器、3は真空外囲器1内に設けられた銅からなる陽極ブ
ロックである。この陽極ブロック3の先端には、X線放
射窓2に対向してロジウム(Rh)等の金属からなる陽
極タ−ゲット4が固着されている。又、陽極ブロック3
の内側には、冷媒例えば水が循環する冷却用凹部5が形
成され、この凹部5内に冷却水パイプ6が設けられてい
る。更に、符号7はウェネルト円筒、8は陽極フィラメ
ント、9はリ−ド線、10は端子である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のX
線管においては、陽極ブロック3が銅からなり、冷却用
凹部5に冷却水が流れた時、凹部表面における冷却水の
摩擦,冷却水の温度上昇により冷却水中に気泡が発生
し、この気泡が壊れる時に凹部表面が腐蝕される。この
現象は、キャビテ−ションと呼ばれる。これを防止する
ために、冷却用凹部5の壁に沿ってステンレスの円筒を
嵌合したり、あるいは鍍金を形成する考えもあるが、長
期間のオン・オフ動作の繰返しで、剥がれたり隙間が発
生し易い。その結果、陽極ブロック3からの熱放散が妨
げられるという不都合がある。
線管においては、陽極ブロック3が銅からなり、冷却用
凹部5に冷却水が流れた時、凹部表面における冷却水の
摩擦,冷却水の温度上昇により冷却水中に気泡が発生
し、この気泡が壊れる時に凹部表面が腐蝕される。この
現象は、キャビテ−ションと呼ばれる。これを防止する
ために、冷却用凹部5の壁に沿ってステンレスの円筒を
嵌合したり、あるいは鍍金を形成する考えもあるが、長
期間のオン・オフ動作の繰返しで、剥がれたり隙間が発
生し易い。その結果、陽極ブロック3からの熱放散が妨
げられるという不都合がある。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、腐蝕が殆ど発生せず、長期間にわたり安定して使用
出来、熱伝導性に優れ、冷却効率も高いX線管を提供す
ることを目的とする。
で、腐蝕が殆ど発生せず、長期間にわたり安定して使用
出来、熱伝導性に優れ、冷却効率も高いX線管を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、陽極タ−ゲ
ットが固着され内側に冷媒が循環する冷却用凹部が形成
された陽極ブロックを備え、この陽極ブロックは、陽極
タ−ゲットに接する側が高融点金属、他の側が高熱伝導
セラミックスにして、且つ途中で高融点金属と高熱伝導
セラミックスとが徐々に含有量変化する領域を持つ傾斜
機能材により構成されてなるX線管である。
ットが固着され内側に冷媒が循環する冷却用凹部が形成
された陽極ブロックを備え、この陽極ブロックは、陽極
タ−ゲットに接する側が高融点金属、他の側が高熱伝導
セラミックスにして、且つ途中で高融点金属と高熱伝導
セラミックスとが徐々に含有量変化する領域を持つ傾斜
機能材により構成されてなるX線管である。
【0006】
【作用】この発明によれば、冷媒に接する壁面は完全に
高熱伝導セラミックスであり、金属に比べて硬質である
ため、キャビテ−ションによる腐蝕が殆ど発生しない。
又、高融点金属と高熱伝導セラミックスとの膨脹差は含
有量変化領域で緩和されるため、長期間の使用において
も安定した効果が得られる。又、高融点金属の部分から
高熱伝導セラミックスの部分への熱伝導性も比較的良
く、従って冷媒による冷却効率も高い。
高熱伝導セラミックスであり、金属に比べて硬質である
ため、キャビテ−ションによる腐蝕が殆ど発生しない。
又、高融点金属と高熱伝導セラミックスとの膨脹差は含
有量変化領域で緩和されるため、長期間の使用において
も安定した効果が得られる。又、高融点金属の部分から
高熱伝導セラミックスの部分への熱伝導性も比較的良
く、従って冷媒による冷却効率も高い。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0008】この発明による固定陽極型X線管の要部
は、図1に示すように構成され、従来例(図2)と同一
箇所は同一符号を付すことにすると、図中の符号11は陽
極ブロックであり、その材質については詳しく後述す
る。この陽極ブロック11の先端には、X線放射窓(図示
せず)に対向してRh等の金属からなる陽極タ−ゲット
4が固着されている。又、陽極ブロック11の内側には、
冷媒例えば水が循環する冷却用凹部5が形成され、この
凹部5内に冷却水パイプ6が設けられている。図中の矢
印は、水の循環方向を示している。更に、陽極ブロック
11を取巻くように、ウェネルト円筒7が設けられてい
る。
は、図1に示すように構成され、従来例(図2)と同一
箇所は同一符号を付すことにすると、図中の符号11は陽
極ブロックであり、その材質については詳しく後述す
る。この陽極ブロック11の先端には、X線放射窓(図示
せず)に対向してRh等の金属からなる陽極タ−ゲット
4が固着されている。又、陽極ブロック11の内側には、
冷媒例えば水が循環する冷却用凹部5が形成され、この
凹部5内に冷却水パイプ6が設けられている。図中の矢
印は、水の循環方向を示している。更に、陽極ブロック
11を取巻くように、ウェネルト円筒7が設けられてい
る。
【0009】さて、上記の陽極ブロック11は、陽極タ−
ゲット4に接する側がW等の高融点金属、他の側がBe
O,AlN等の高熱伝導セラミックスにして、且つ途中
で高融点金属と高熱伝導セラミックスとが徐々に含有量
変化する領域Dを持つ傾斜機能材により構成されてい
る。
ゲット4に接する側がW等の高融点金属、他の側がBe
O,AlN等の高熱伝導セラミックスにして、且つ途中
で高融点金属と高熱伝導セラミックスとが徐々に含有量
変化する領域Dを持つ傾斜機能材により構成されてい
る。
【0010】この傾斜機能材について説明する。今、
A,B2つの材料を接合すると両者の長所を利用出来る
が、熱膨脹率の違いから曲がったり、剥がれたりし易い
という難点がある。しかし、傾斜機能材は境界面で材質
をAからBに徐々に変化させて焼結したものであり、こ
うした欠点を解消出来る。詳しくは、例えば雑誌「工業
材料」第38巻第12号,第14号(平成2年10月,
同11月発行)に紹介されているものである。尚、この
発明は、特開平3−182037号公報に記載されてい
るような液体金属潤滑剤を用いた動圧式滑り軸受使用の
X線管にも適用出来る。
A,B2つの材料を接合すると両者の長所を利用出来る
が、熱膨脹率の違いから曲がったり、剥がれたりし易い
という難点がある。しかし、傾斜機能材は境界面で材質
をAからBに徐々に変化させて焼結したものであり、こ
うした欠点を解消出来る。詳しくは、例えば雑誌「工業
材料」第38巻第12号,第14号(平成2年10月,
同11月発行)に紹介されているものである。尚、この
発明は、特開平3−182037号公報に記載されてい
るような液体金属潤滑剤を用いた動圧式滑り軸受使用の
X線管にも適用出来る。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、陽極ブロックは、陽
極タ−ゲットに接する側が高融点金属、他の側が高熱伝
導セラミックスにして、且つ途中で高融点金属と高熱伝
導セラミックスとが徐々に含有量変化する領域を持つ傾
斜機能材により構成され、冷媒に接する壁面は完全にセ
ラミックスからなり金属に比べて硬質であるため、キャ
ビテ−ションによる腐蝕が殆ど発生しない。又、高融点
金属と高熱伝導セラミックスとの膨脹差は含有量変化領
域で緩和されるため、長期間の使用においても安定した
効果が得られる。更に、高融点金属の部分から高熱伝導
セラミックスの部分への熱伝導性も比較的良く、従って
冷媒による冷却効率も高い
極タ−ゲットに接する側が高融点金属、他の側が高熱伝
導セラミックスにして、且つ途中で高融点金属と高熱伝
導セラミックスとが徐々に含有量変化する領域を持つ傾
斜機能材により構成され、冷媒に接する壁面は完全にセ
ラミックスからなり金属に比べて硬質であるため、キャ
ビテ−ションによる腐蝕が殆ど発生しない。又、高融点
金属と高熱伝導セラミックスとの膨脹差は含有量変化領
域で緩和されるため、長期間の使用においても安定した
効果が得られる。更に、高融点金属の部分から高熱伝導
セラミックスの部分への熱伝導性も比較的良く、従って
冷媒による冷却効率も高い
【図1】この発明の一実施例に係るX線管の要部を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図2】従来のX線管の要部を示す縦断面図。
4…陽極タ−ゲツト、5…凹部、6…冷却水パイプ、7
…ウェネルト円筒、11…陽極ブロック、D…領域。
…ウェネルト円筒、11…陽極ブロック、D…領域。
Claims (1)
- 【請求項1】 陽極タ−ゲットが固着され内側に冷媒が
循環する冷却用凹部が形成された陽極ブロックを備えて
なるX線管において、 上記陽極ブロックは、上記陽極タ−ゲットに接する側が
高融点金属、他の側が高熱伝導セラミックスにして、且
つ途中で高融点金属と高熱伝導セラミックスとが徐々に
含有量変化する領域を持つ傾斜機能材により構成されて
なることを特徴とするX線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19381392A JPH0636720A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | X線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19381392A JPH0636720A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | X線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636720A true JPH0636720A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16314192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19381392A Pending JPH0636720A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | X線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636720A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010087942A (ko) * | 2000-03-09 | 2001-09-26 | 김성헌 | 고정양극형 엑스선관 장치 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP19381392A patent/JPH0636720A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010087942A (ko) * | 2000-03-09 | 2001-09-26 | 김성헌 | 고정양극형 엑스선관 장치 |
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