JPH0636880A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH0636880A JPH0636880A JP18723192A JP18723192A JPH0636880A JP H0636880 A JPH0636880 A JP H0636880A JP 18723192 A JP18723192 A JP 18723192A JP 18723192 A JP18723192 A JP 18723192A JP H0636880 A JPH0636880 A JP H0636880A
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- JP
- Japan
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- discharge lamp
- switch element
- capacitor
- filament
- preheating
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外部電源を用いることなく簡易に調光状態に応
じて予熱電流を調節可能とする。 【構成】直流電源Eに主スイッチ要素SW1 を介して放
電灯Laを接続する。放電灯Laの両端にコッククロフ
ト回路1を接続する。コッククロフト回路1の入力端に
並列に副スイッチ要素SW2 を接続する。主スイッチ要
素SW1 及び副スイッチ要素SW2 を交互にオン,オフ
させ、コッククロフト回路1の出力に生じる昇圧電圧で
放電灯Laを始動する。このコッククロフト回路1から
放電灯LaのフィラメントF2 に予熱電力を供給する。
じて予熱電流を調節可能とする。 【構成】直流電源Eに主スイッチ要素SW1 を介して放
電灯Laを接続する。放電灯Laの両端にコッククロフ
ト回路1を接続する。コッククロフト回路1の入力端に
並列に副スイッチ要素SW2 を接続する。主スイッチ要
素SW1 及び副スイッチ要素SW2 を交互にオン,オフ
させ、コッククロフト回路1の出力に生じる昇圧電圧で
放電灯Laを始動する。このコッククロフト回路1から
放電灯LaのフィラメントF2 に予熱電力を供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コッククロフト回路で
倍電圧整流して得た昇圧電圧で放電灯を始動する放電灯
点灯装置に関するものである。
倍電圧整流して得た昇圧電圧で放電灯を始動する放電灯
点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放電灯点灯装置を図47
に示す。この放電灯点灯装置では、直流電源Eの両端に
主スイッチ要素SW1 を介して放電灯Laを接続し、放
電灯Laに倍電圧整流回路の一種であるコッククロフト
回路(またはコッククロフト・ワルトン回路とも呼ぶ)
1を並列に接続し、このコッククロフト回路1で直流電
源Eの電圧を昇圧して放電灯Laに印加することによ
り、放電灯Laを始動するようになっている。
に示す。この放電灯点灯装置では、直流電源Eの両端に
主スイッチ要素SW1 を介して放電灯Laを接続し、放
電灯Laに倍電圧整流回路の一種であるコッククロフト
回路(またはコッククロフト・ワルトン回路とも呼ぶ)
1を並列に接続し、このコッククロフト回路1で直流電
源Eの電圧を昇圧して放電灯Laに印加することによ
り、放電灯Laを始動するようになっている。
【0003】上記コッククロフト回路1は、コンデンサ
C1 〜C6 及びダイオードD1 〜D 6 で構成してある。
このコッククロフト回路1の入力端には副スイッチ要素
SW 2 を接続してあり、このコッククロフト回路1の出
力電流が直流電源E側に逆流することを防止するため
に、コッククロフト回路1の接続点と直流電源Eとの間
にダイオードD8 を接続してある。このコッククロフト
回路1では、副スイッチ要素SW2 と上記主スイッチ要
素SW1 とをスイッチングさせて昇圧電圧を生じる。
C1 〜C6 及びダイオードD1 〜D 6 で構成してある。
このコッククロフト回路1の入力端には副スイッチ要素
SW 2 を接続してあり、このコッククロフト回路1の出
力電流が直流電源E側に逆流することを防止するため
に、コッククロフト回路1の接続点と直流電源Eとの間
にダイオードD8 を接続してある。このコッククロフト
回路1では、副スイッチ要素SW2 と上記主スイッチ要
素SW1 とをスイッチングさせて昇圧電圧を生じる。
【0004】上記コッククロフト回路1の動作を説明す
る。いま、コッククロフト回路1の各コンデンサC1 〜
C6 の容量が等しく、夫々のコンデンサC1 〜C6 が全
く充電状態にないものとして、各スイッチ要素SW1 ,
SW2 を交互に相反させてオン,オフさせた場合につい
て動作を説明する。なお、以下の説明ではダイオードD
1 〜D6 の電圧降下分は無視する。
る。いま、コッククロフト回路1の各コンデンサC1 〜
C6 の容量が等しく、夫々のコンデンサC1 〜C6 が全
く充電状態にないものとして、各スイッチ要素SW1 ,
SW2 を交互に相反させてオン,オフさせた場合につい
て動作を説明する。なお、以下の説明ではダイオードD
1 〜D6 の電圧降下分は無視する。
【0005】まず、始動時にはスイッチ要素SW1 をオ
ンとする。このスイッチ要素SW1のオンにより、コン
デンサC1 がダイオードD1 を介して直流電源Eの両端
に接続され、コンデンサC1 が直流電源Eの電源電圧ま
で充電される。次に、スイッチ要素SW2 をオンとする
と、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD2 を介し
てコンデンサC2 に放出される。この場合に、コンデン
サC1の充電電荷はコンデンサC2 の充電電荷が共に等
しくなるまで放出される。このため、コンデンサC1 ,
C2 の両端電圧Vc1,Vc2は等しくなる。
ンとする。このスイッチ要素SW1のオンにより、コン
デンサC1 がダイオードD1 を介して直流電源Eの両端
に接続され、コンデンサC1 が直流電源Eの電源電圧ま
で充電される。次に、スイッチ要素SW2 をオンとする
と、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD2 を介し
てコンデンサC2 に放出される。この場合に、コンデン
サC1の充電電荷はコンデンサC2 の充電電荷が共に等
しくなるまで放出される。このため、コンデンサC1 ,
C2 の両端電圧Vc1,Vc2は等しくなる。
【0006】再度、スイッチ要素SW1 がオンとなる
と、上述のようにダイオードD1 を介してコンデンサC
1 が直流電源Eの電源電圧まで充電され、同時にコンデ
ンサC 2 の充電電荷がダイオードD3 を介してコンデン
サC3 に放出される。ここで、コンデンサC2 の充電電
荷はコンデンサC3 の充電電荷が共に等しくなるまで放
出され、コンデンサC2 ,C3 の両端電圧Vc2,Vc3は
等しくなる。
と、上述のようにダイオードD1 を介してコンデンサC
1 が直流電源Eの電源電圧まで充電され、同時にコンデ
ンサC 2 の充電電荷がダイオードD3 を介してコンデン
サC3 に放出される。ここで、コンデンサC2 の充電電
荷はコンデンサC3 の充電電荷が共に等しくなるまで放
出され、コンデンサC2 ,C3 の両端電圧Vc2,Vc3は
等しくなる。
【0007】さらにスイッチSW2 がオンすると、コン
デンサC1 の充電電荷によるコンデンサC2 の充電、コ
ンデンサC3 によるコンデンサC4 の充電が行われ、コ
ンデンサC1 ,C2 の両端電圧Vc1,Vc2が等しく、ま
たコンデンサC3 ,C4 の両端電圧Vc3,Vc4が等しく
なる。以下、同様の動作を繰り返してコンデンサC6 ま
で充電される。そして、上記一連の動作を更に繰り返す
ことにより、各々のコンデンサC1 〜C6 に十分に電荷
が充電されると、つまりは各コンデンサC1 〜C6 がす
べて直流電源Eの電源電圧になるまで充電されると、放
電灯Laの両端には図48のような高電圧が印加され、
放電灯Laが始動される。そして、放電灯Laが始動し
た後は、副スイッチ要素SW2 をオフ状態に維持すれ
ば、放電灯Laの始動後における高電圧の印加は停止さ
れ、主スイッチ要素SW1 を介して直流電源Eから供給
されるランプ電流で放電灯Laの点灯が維持される。
デンサC1 の充電電荷によるコンデンサC2 の充電、コ
ンデンサC3 によるコンデンサC4 の充電が行われ、コ
ンデンサC1 ,C2 の両端電圧Vc1,Vc2が等しく、ま
たコンデンサC3 ,C4 の両端電圧Vc3,Vc4が等しく
なる。以下、同様の動作を繰り返してコンデンサC6 ま
で充電される。そして、上記一連の動作を更に繰り返す
ことにより、各々のコンデンサC1 〜C6 に十分に電荷
が充電されると、つまりは各コンデンサC1 〜C6 がす
べて直流電源Eの電源電圧になるまで充電されると、放
電灯Laの両端には図48のような高電圧が印加され、
放電灯Laが始動される。そして、放電灯Laが始動し
た後は、副スイッチ要素SW2 をオフ状態に維持すれ
ば、放電灯Laの始動後における高電圧の印加は停止さ
れ、主スイッチ要素SW1 を介して直流電源Eから供給
されるランプ電流で放電灯Laの点灯が維持される。
【0008】この放電灯点灯装置においては、例えばス
イッチ要素SW1 のオンデューティを可変することによ
り、放電灯Laに供給される電力を調整し、放電灯La
を調光点灯させることができる。また、この放電灯点灯
装置の場合には、放電灯Laの夫々のフィラメント
F1,F2 に予熱電流源I1 ,I2 を介して予熱電流I
f1,If2を流して、フィラメントF1 ,F2 の予熱を行
い、予熱電流の制御をスイッチ要素SW01,SW02のス
イッチングにより行っている。
イッチ要素SW1 のオンデューティを可変することによ
り、放電灯Laに供給される電力を調整し、放電灯La
を調光点灯させることができる。また、この放電灯点灯
装置の場合には、放電灯Laの夫々のフィラメント
F1,F2 に予熱電流源I1 ,I2 を介して予熱電流I
f1,If2を流して、フィラメントF1 ,F2 の予熱を行
い、予熱電流の制御をスイッチ要素SW01,SW02のス
イッチングにより行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放電灯La
を調光点灯させた場合には、放電灯Laが点灯維持しに
くい状態になるので、この場合には放電灯Laを安定点
灯させるために予熱電流を増加させることが好ましい。
しかし、上記放電灯点灯装置のように外部電源を用いて
放電灯LaのフィラメントF1 ,F2 の予熱を行うと、
調光状態に応じて予熱電流を調節することが難しく、回
路が複雑且つ大型になるという問題があった。
を調光点灯させた場合には、放電灯Laが点灯維持しに
くい状態になるので、この場合には放電灯Laを安定点
灯させるために予熱電流を増加させることが好ましい。
しかし、上記放電灯点灯装置のように外部電源を用いて
放電灯LaのフィラメントF1 ,F2 の予熱を行うと、
調光状態に応じて予熱電流を調節することが難しく、回
路が複雑且つ大型になるという問題があった。
【0010】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、コッククロフト回路を
用いて放電灯に始動電圧を与える放電灯点灯装置におい
て、外部電源を用いることなく簡易に調光状態に応じて
予熱電流を調節できるようにすることにある。
あり、その目的とするところは、コッククロフト回路を
用いて放電灯に始動電圧を与える放電灯点灯装置におい
て、外部電源を用いることなく簡易に調光状態に応じて
予熱電流を調節できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、直流電源に主スイッチ要素を介して放
電灯を接続すると共に、放電灯の両端にコッククロフト
回路を接続し、コッククロフト回路の入力端に並列に副
スイッチ要素を接続し、主スイッチ要素及び副スイッチ
要素を交互にオン,オフさせることにより、コッククロ
フト回路の出力に生じる昇圧電圧で放電灯を始動する放
電灯点灯装置において、コッククロフト回路から放電灯
のフィラメントに予熱電力を供給している。
達成するために、直流電源に主スイッチ要素を介して放
電灯を接続すると共に、放電灯の両端にコッククロフト
回路を接続し、コッククロフト回路の入力端に並列に副
スイッチ要素を接続し、主スイッチ要素及び副スイッチ
要素を交互にオン,オフさせることにより、コッククロ
フト回路の出力に生じる昇圧電圧で放電灯を始動する放
電灯点灯装置において、コッククロフト回路から放電灯
のフィラメントに予熱電力を供給している。
【0012】なお、調光点灯時に放電灯を安定点灯させ
る場合には、主スイッチ要素のオンデューティあるいは
スイッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深
くするのに伴い、副スイッチ要素のオンデューティある
いはスイッチング周波数を増加させ、コッククロフト回
路から放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増
加させるようにすればよい。
る場合には、主スイッチ要素のオンデューティあるいは
スイッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深
くするのに伴い、副スイッチ要素のオンデューティある
いはスイッチング周波数を増加させ、コッククロフト回
路から放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増
加させるようにすればよい。
【0013】また、調光点灯時に放電灯を安定点灯させ
る別の方法として、放電灯のフィラメントとコッククロ
フト回路の各段との間を夫々接続する複数のスイッチ手
段を設け、主スイッチ要素のオンデューティあるいはス
イッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深く
するのに伴い、コッククロフト回路の下位段から上位段
に放電灯のフィラメントを接続してコッククロフト回路
から放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増加
させて放電灯の予熱状態を高めるようにしてもよい。
る別の方法として、放電灯のフィラメントとコッククロ
フト回路の各段との間を夫々接続する複数のスイッチ手
段を設け、主スイッチ要素のオンデューティあるいはス
イッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深く
するのに伴い、コッククロフト回路の下位段から上位段
に放電灯のフィラメントを接続してコッククロフト回路
から放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増加
させて放電灯の予熱状態を高めるようにしてもよい。
【0014】さらに、調光点灯時に放電灯を安定点灯さ
せるさらに別の方法としては、コッククロフト回路とフ
ィラメントとの間に直列もしくは並列に接続されるイン
ピーダンス要素を設け、主スイッチ要素のオンデューテ
ィあるいはスイッチング周波数を低下させて放電灯の調
光状態を深くするのに伴い、上記インピーダンス要素の
値を変化させ、コッククロフト回路から放電灯のフィラ
メントに供給される予熱電力を増加させて放電灯の予熱
状態を高めるようにすることもできる。
せるさらに別の方法としては、コッククロフト回路とフ
ィラメントとの間に直列もしくは並列に接続されるイン
ピーダンス要素を設け、主スイッチ要素のオンデューテ
ィあるいはスイッチング周波数を低下させて放電灯の調
光状態を深くするのに伴い、上記インピーダンス要素の
値を変化させ、コッククロフト回路から放電灯のフィラ
メントに供給される予熱電力を増加させて放電灯の予熱
状態を高めるようにすることもできる。
【0015】また、放電灯の各フィラメントをコックク
ロフト回路から予熱電力を供給して予熱する場合には、
コッククロフト回路の異なる段から放電灯の各フィラメ
ントに予熱電力を供給するようにすればよい。さらに、
例えば放電灯の高電位側のフィラメントを予熱する場
合、コッククロフト回路の最上段のコンデンサの代わり
に放電灯のフィラメントを接続して予熱を行うようにす
ればよい。
ロフト回路から予熱電力を供給して予熱する場合には、
コッククロフト回路の異なる段から放電灯の各フィラメ
ントに予熱電力を供給するようにすればよい。さらに、
例えば放電灯の高電位側のフィラメントを予熱する場
合、コッククロフト回路の最上段のコンデンサの代わり
に放電灯のフィラメントを接続して予熱を行うようにす
ればよい。
【0016】放電灯のフィラメントを交流で予熱する場
合には、放電灯のフィラメントにコンデンサを介してコ
ッククロフト回路から予熱電流を流し、上記コンデンサ
の充電電荷を用いてフィラメントに逆方向の予熱電流を
流すスイッチ要素を設ければよい。
合には、放電灯のフィラメントにコンデンサを介してコ
ッククロフト回路から予熱電流を流し、上記コンデンサ
の充電電荷を用いてフィラメントに逆方向の予熱電流を
流すスイッチ要素を設ければよい。
【0017】
【作用】本発明は、上述のようにコッククロフト回路か
ら放電灯のフィラメントに予熱電力を供給することによ
り、コッククロフト回路を予熱電源として用い、外部電
源を用いる必要を無くし、しかもコッククロフト回路か
らフィラメントに供給される電力は、例えば主スイッチ
要素及び副スイッチ要素のスイッチング制御により容易
に可変可能であるから、簡易に調光状態に応じた予熱電
流の調節が可能となる。
ら放電灯のフィラメントに予熱電力を供給することによ
り、コッククロフト回路を予熱電源として用い、外部電
源を用いる必要を無くし、しかもコッククロフト回路か
らフィラメントに供給される電力は、例えば主スイッチ
要素及び副スイッチ要素のスイッチング制御により容易
に可変可能であるから、簡易に調光状態に応じた予熱電
流の調節が可能となる。
【0018】
(実施例1)図1及び図2に本発明の一実施例を示す。
本実施例の場合には、図1に示すように、図47におけ
る従来の放電灯点灯装置から予熱電流源I1 ,I2 及び
スイッチ要素SW01,SW02を取り去り、且つコックク
ロフト回路1のコンデンサC 3 ,C5 の接続点に放電灯
LaのフィラメントF2 の一端を接続すると共に、スイ
ッチ要素SW1 ,SW2 の接続点にフィラメントF2 の
他端を接続し、コッククロフト回路1から放電灯Laの
フィラメントF2 に予熱電流を供給する点に特徴があ
る。なお、本実施例の場合にはフィラメントF2 側だけ
を予熱するようにしてある。
本実施例の場合には、図1に示すように、図47におけ
る従来の放電灯点灯装置から予熱電流源I1 ,I2 及び
スイッチ要素SW01,SW02を取り去り、且つコックク
ロフト回路1のコンデンサC 3 ,C5 の接続点に放電灯
LaのフィラメントF2 の一端を接続すると共に、スイ
ッチ要素SW1 ,SW2 の接続点にフィラメントF2 の
他端を接続し、コッククロフト回路1から放電灯Laの
フィラメントF2 に予熱電流を供給する点に特徴があ
る。なお、本実施例の場合にはフィラメントF2 側だけ
を予熱するようにしてある。
【0019】本実施例の動作を以下に説明する。なお、
以下の説明は放電灯Laが安定点灯後における動作であ
る。時刻t0 において図2(イ)に示すように主スイッ
チ要素SW1 をオンとする。このとき、フィラメントF
2 の両端に、主スイッチ要素SW1 を介して直流電源E
の電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2を加えた電
圧が印加され、これにより放電灯LaのフィラメントF
2 に図2(ニ)に示す予熱電流If2が流れる。
以下の説明は放電灯Laが安定点灯後における動作であ
る。時刻t0 において図2(イ)に示すように主スイッ
チ要素SW1 をオンとする。このとき、フィラメントF
2 の両端に、主スイッチ要素SW1 を介して直流電源E
の電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2を加えた電
圧が印加され、これにより放電灯LaのフィラメントF
2 に図2(ニ)に示す予熱電流If2が流れる。
【0020】このとき、コンデンサC1 はダイオードD
1 を介して直流電源Eの電源電圧まで充電され、コンデ
ンサC2 の電荷がダイオードD3 を介してコンデンサC
3 に放出される。また、このとき同時にコンデンサC4
の電荷がダイオードD5 を介してコンデンサC5 に放出
されるが、このように放電灯LaのフィラメントF2の
予熱電流に関与しない動作に関しては以下の説明では省
略する。なお、上記予熱電流If2が徐々に低下している
のは、コンデンサC2 の放電によるためである。
1 を介して直流電源Eの電源電圧まで充電され、コンデ
ンサC2 の電荷がダイオードD3 を介してコンデンサC
3 に放出される。また、このとき同時にコンデンサC4
の電荷がダイオードD5 を介してコンデンサC5 に放出
されるが、このように放電灯LaのフィラメントF2の
予熱電流に関与しない動作に関しては以下の説明では省
略する。なお、上記予熱電流If2が徐々に低下している
のは、コンデンサC2 の放電によるためである。
【0021】時刻t1 では主スイッチ要素SW1 をオフ
とし、時刻t1 から時刻t2 の期間にはスイッチ要素S
W1 ,SW2 を共にオフとする。なお、このようにスイ
ッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフとなる期間を設ける
ことにより、両スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオン
となり、直流電源Eの両端が短絡されることを防止して
ある。
とし、時刻t1 から時刻t2 の期間にはスイッチ要素S
W1 ,SW2 を共にオフとする。なお、このようにスイ
ッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフとなる期間を設ける
ことにより、両スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオン
となり、直流電源Eの両端が短絡されることを防止して
ある。
【0022】この期間t1 〜t2 には、コンデンサ
C1 ,C3 の両端電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧により
フィラメントF2 に予熱電流If2が流される。この場合
には、コンデンサC1 ,C3 の充電電荷の放出に伴い、
時刻t0 〜t1 期間よりも少し急に予熱電流If2が減少
していく。時刻t2 になると、副スイッチ要素SW2 を
オンとする。コンデンサC1 ,C 3 の両端電圧Vc1,V
c3の直列和の電圧でフィラメントF2 に予熱電流が流れ
ると共に、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD1
を介してコンデンサC2 に放出され、またコンデンサC
3 の充電電荷がダイオードD4 を介してコンデンサC4
に放出される。この場合には、コンデンサC1 ,C3 の
充電電荷が放出されるため、期間t1 〜t2 よりもさら
に急に予熱電流If2が減少していく。
C1 ,C3 の両端電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧により
フィラメントF2 に予熱電流If2が流される。この場合
には、コンデンサC1 ,C3 の充電電荷の放出に伴い、
時刻t0 〜t1 期間よりも少し急に予熱電流If2が減少
していく。時刻t2 になると、副スイッチ要素SW2 を
オンとする。コンデンサC1 ,C 3 の両端電圧Vc1,V
c3の直列和の電圧でフィラメントF2 に予熱電流が流れ
ると共に、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD1
を介してコンデンサC2 に放出され、またコンデンサC
3 の充電電荷がダイオードD4 を介してコンデンサC4
に放出される。この場合には、コンデンサC1 ,C3 の
充電電荷が放出されるため、期間t1 〜t2 よりもさら
に急に予熱電流If2が減少していく。
【0023】時刻t3 では、副スイッチ要素SW2 をオ
フとし、時刻t3 から時刻t4 の期間にはスイッチ要素
SW1 ,SW2 を共にオフとする。この場合にはコック
クロフト回路1の動作状態は期間t1 〜t2 の状態に戻
り、従って期間t2 〜t3 よりも予熱電流If2の減少は
緩やかになる。時刻t4 では、再度主スイッチ要素SW
1 をオンすることにより、時刻t0 の動作に戻る。以下
同様の動作を繰り返すことにより、コッククロフト回路
1から放電灯LaのフィラメントF2 を予熱電流If2を
流して、放電灯Laの予熱を行うことができる。このよ
うにコッククロフト回路1を予熱電源として用いると、
外部電源を必要としない。
フとし、時刻t3 から時刻t4 の期間にはスイッチ要素
SW1 ,SW2 を共にオフとする。この場合にはコック
クロフト回路1の動作状態は期間t1 〜t2 の状態に戻
り、従って期間t2 〜t3 よりも予熱電流If2の減少は
緩やかになる。時刻t4 では、再度主スイッチ要素SW
1 をオンすることにより、時刻t0 の動作に戻る。以下
同様の動作を繰り返すことにより、コッククロフト回路
1から放電灯LaのフィラメントF2 を予熱電流If2を
流して、放電灯Laの予熱を行うことができる。このよ
うにコッククロフト回路1を予熱電源として用いると、
外部電源を必要としない。
【0024】いま、図2(a)に示すように、主スイッ
チ要素SW1 のオン周期(スイッチング周波数)は一定
の状態で、この主スイッチ要素SW1 のオンデューティ
を小さく(オン期間を短く)すると、放電灯Laに直流
電源Eから供給される電力が低下し(ランプ電流ILaは
図2(ハ)に示すように減少し)、これにより放電灯L
aは調光点灯状態になり、オンデューティの低下に伴っ
て調光状態は深くなる。
チ要素SW1 のオン周期(スイッチング周波数)は一定
の状態で、この主スイッチ要素SW1 のオンデューティ
を小さく(オン期間を短く)すると、放電灯Laに直流
電源Eから供給される電力が低下し(ランプ電流ILaは
図2(ハ)に示すように減少し)、これにより放電灯L
aは調光点灯状態になり、オンデューティの低下に伴っ
て調光状態は深くなる。
【0025】この場合において、副スイッチ要素SW2
のオンデューティを徐々に増加させる(オン期間を徐々
に長くする)と、同図(ニ)に示すように予熱電流If2
を徐々に増加させることができる。但し、本実施例の場
合には副スイッチ要素SW2のオン周期(スイッチング
周波数)は一定にしてある。つまり、副スイッチ要素S
W2 のオン期間が長くなると、それに伴ってコンデンサ
C1 からコンデンサC2 に放出される電荷量が増加し、
例えば時刻t4 における主スイッチ要素SW1 のオン時
点で、フィラメントF2 に印加される直流電源Eの電源
電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2の直列和の電圧が
増加し、これにより予熱電流If2が増加するのである。
但し、副スイッチ要素SW2 のオン期間はコンデンサC
1 の電荷がコンデンサC2 に放出される期間内に設定す
る必要がある。
のオンデューティを徐々に増加させる(オン期間を徐々
に長くする)と、同図(ニ)に示すように予熱電流If2
を徐々に増加させることができる。但し、本実施例の場
合には副スイッチ要素SW2のオン周期(スイッチング
周波数)は一定にしてある。つまり、副スイッチ要素S
W2 のオン期間が長くなると、それに伴ってコンデンサ
C1 からコンデンサC2 に放出される電荷量が増加し、
例えば時刻t4 における主スイッチ要素SW1 のオン時
点で、フィラメントF2 に印加される直流電源Eの電源
電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2の直列和の電圧が
増加し、これにより予熱電流If2が増加するのである。
但し、副スイッチ要素SW2 のオン期間はコンデンサC
1 の電荷がコンデンサC2 に放出される期間内に設定す
る必要がある。
【0026】このように、放電灯Laの調光状態に反比
例させて副スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変
すれば、調光時においても放電灯Laを安定点灯させる
ことができる。しかも、主スイッチ要素SW1 のオンデ
ューティの変化に応じて副スイッチ要素SW2 のオンデ
ューティを可変すればよいので、予熱電流の制御を容易
に行える。よって、複雑化及び大型化を来すことなく、
放電灯Laの調光状態に応じた予熱制御を行えることに
なる。
例させて副スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変
すれば、調光時においても放電灯Laを安定点灯させる
ことができる。しかも、主スイッチ要素SW1 のオンデ
ューティの変化に応じて副スイッチ要素SW2 のオンデ
ューティを可変すればよいので、予熱電流の制御を容易
に行える。よって、複雑化及び大型化を来すことなく、
放電灯Laの調光状態に応じた予熱制御を行えることに
なる。
【0027】ところで、上述の場合、副スイッチ要素S
W2 ではオンデューティを可変していたが、図3に示す
ように、放電灯Laの調光状態に合わせてオン周期(ス
イッチング周波数)を可変しても、予熱電流If2を調節
することができる。つまり、図3(ロ)に示すように、
一旦副スイッチ要素SW2 がオンし、コンデンサC1に
よるコンデンサC2 の充電が行われた後の主スイッチ要
素SW1 のオン時点では、主スイッチ要素SW1 がオン
する毎に、コンデンサC2 の充電電荷が徐々に低下して
いく。
W2 ではオンデューティを可変していたが、図3に示す
ように、放電灯Laの調光状態に合わせてオン周期(ス
イッチング周波数)を可変しても、予熱電流If2を調節
することができる。つまり、図3(ロ)に示すように、
一旦副スイッチ要素SW2 がオンし、コンデンサC1に
よるコンデンサC2 の充電が行われた後の主スイッチ要
素SW1 のオン時点では、主スイッチ要素SW1 がオン
する毎に、コンデンサC2 の充電電荷が徐々に低下して
いく。
【0028】そこで、次に副スイッチ要素SW2 をオン
するまでの期間、つまりは副スイッチ要素SW2 のオン
周期を可変することにより、主スイッチ要素SW1 のオ
ン時におけるフィラメントF2 に印加される直流電源E
の電源電圧とコンデンサC2の両端電圧VC2の直列和の
電圧を調節でき、図2の動作と同様にして予熱電流I f2
を調節することができる。
するまでの期間、つまりは副スイッチ要素SW2 のオン
周期を可変することにより、主スイッチ要素SW1 のオ
ン時におけるフィラメントF2 に印加される直流電源E
の電源電圧とコンデンサC2の両端電圧VC2の直列和の
電圧を調節でき、図2の動作と同様にして予熱電流I f2
を調節することができる。
【0029】さらに、図4(ロ)に示すように、副スイ
ッチ要素SW2 のオンデューティ及びオン周期を共に可
変することによっても、フィラメントF2 に印加される
直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2
の直列和の電圧を調節でき、このため予熱電流If2を調
節することができる。さらにまた、上述の場合において
は主スイッチ要素SW1 のオンデューティを可変して放
電灯Laの調光制御を行う場合について説明したが、図
5乃至図7の(イ)に示すようにオン周期(スイッチン
グ周波数)を可変しても、放電灯Laを調光点灯させる
ことができる。なお、予熱制御方法は、図5が図2、図
6が図3、図7が図4に対応する。
ッチ要素SW2 のオンデューティ及びオン周期を共に可
変することによっても、フィラメントF2 に印加される
直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2
の直列和の電圧を調節でき、このため予熱電流If2を調
節することができる。さらにまた、上述の場合において
は主スイッチ要素SW1 のオンデューティを可変して放
電灯Laの調光制御を行う場合について説明したが、図
5乃至図7の(イ)に示すようにオン周期(スイッチン
グ周波数)を可変しても、放電灯Laを調光点灯させる
ことができる。なお、予熱制御方法は、図5が図2、図
6が図3、図7が図4に対応する。
【0030】また、図8乃至図10の(イ)に示すよう
に、主スイッチ要素SW1 のオンデューティ及びオン周
期を共に可変して放電灯Laを調光点灯させることもで
きる。なお、予熱制御方法は、図8が図2、図9が図
3、図10が図4に対応するものである。 (実施例2)図11及び図12に本発明の他の実施例を
示す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端
子とフィラメントF2 の接続点との間に第3のスイッ
チ要素SW3 を設けた点に特徴があり、スイッチ要素S
W3 のオン期間を調節することにより、フィラメントF
2 に供給されるエネルギを任意に制御可能としたもので
ある。
に、主スイッチ要素SW1 のオンデューティ及びオン周
期を共に可変して放電灯Laを調光点灯させることもで
きる。なお、予熱制御方法は、図8が図2、図9が図
3、図10が図4に対応するものである。 (実施例2)図11及び図12に本発明の他の実施例を
示す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端
子とフィラメントF2 の接続点との間に第3のスイッ
チ要素SW3 を設けた点に特徴があり、スイッチ要素S
W3 のオン期間を調節することにより、フィラメントF
2 に供給されるエネルギを任意に制御可能としたもので
ある。
【0031】本実施例の場合にも、図12に示すよう
に、図2で説明したと同様に主スイッチ要素SW1 のオ
ンデューティを可変して放電灯Laの調光状態を制御
し、且つ副スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変
してコッククロフト回路1からフィラメントF2 に供給
可能な電力を調整できるようにしてある。そして、本実
施例の場合には、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間
を可変して、実質的な予熱制御を行うようにしてある。
つまり、第3のスイッチ要素SW 3 のオン期間を可変す
ると、それに応じて予熱電流If2のフィラメントF2 へ
の通電時間が変化し、放電灯Laの予熱状態を調節でき
る。このように第3のスイッチ要素SW3 を設ければ、
コッククロフト回路1の動作状態の影響を少なくして、
任意の状態で放電灯Laの予熱制御を行うことができ
る。
に、図2で説明したと同様に主スイッチ要素SW1 のオ
ンデューティを可変して放電灯Laの調光状態を制御
し、且つ副スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変
してコッククロフト回路1からフィラメントF2 に供給
可能な電力を調整できるようにしてある。そして、本実
施例の場合には、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間
を可変して、実質的な予熱制御を行うようにしてある。
つまり、第3のスイッチ要素SW 3 のオン期間を可変す
ると、それに応じて予熱電流If2のフィラメントF2 へ
の通電時間が変化し、放電灯Laの予熱状態を調節でき
る。このように第3のスイッチ要素SW3 を設ければ、
コッククロフト回路1の動作状態の影響を少なくして、
任意の状態で放電灯Laの予熱制御を行うことができ
る。
【0032】例えば、図12の時刻t0 に示すように、
主スイッチ要素SW1 をオンとし(同図(イ))、副ス
イッチ要素SW2 をオフとした(同図(ロ))状態で、
第3のスイッチ要素SW3 をオンとする(同図(ハ))
と、フィラメントF2 の両端に、上記実施例で説明した
と同様に、第3のスイッチ要素SW3 及び主スイッチ要
素SW1 を介して直流電源Eの電源電圧とコンデンサC
2 の両端電圧VC2を加えた電圧を印加して、放電灯La
のフィラメントF2 に図12(ホ)に示す予熱電流If2
を流すことができる。但し、本実施例の場合には予熱電
流If2の通電時間が第3のスイッチ要素SW3 のオン期
間で制限される点が異なる。
主スイッチ要素SW1 をオンとし(同図(イ))、副ス
イッチ要素SW2 をオフとした(同図(ロ))状態で、
第3のスイッチ要素SW3 をオンとする(同図(ハ))
と、フィラメントF2 の両端に、上記実施例で説明した
と同様に、第3のスイッチ要素SW3 及び主スイッチ要
素SW1 を介して直流電源Eの電源電圧とコンデンサC
2 の両端電圧VC2を加えた電圧を印加して、放電灯La
のフィラメントF2 に図12(ホ)に示す予熱電流If2
を流すことができる。但し、本実施例の場合には予熱電
流If2の通電時間が第3のスイッチ要素SW3 のオン期
間で制限される点が異なる。
【0033】また、時刻t1 に示すように、主スイッチ
要素SW1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオンと
した状態で、第3のスイッチ要素SW3 をオンとした場
合にも、上記実施例で説明したと同様に、コンデンサC
1 ,C3 の両端電圧Vc1,V c3の直列和の電圧によりフ
ィラメントF2 に予熱電流If2を流すことができる。但
し、この場合には予熱電流If2の通電時間が第3のスイ
ッチ要素SW3 のオン期間で制限される。
要素SW1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオンと
した状態で、第3のスイッチ要素SW3 をオンとした場
合にも、上記実施例で説明したと同様に、コンデンサC
1 ,C3 の両端電圧Vc1,V c3の直列和の電圧によりフ
ィラメントF2 に予熱電流If2を流すことができる。但
し、この場合には予熱電流If2の通電時間が第3のスイ
ッチ要素SW3 のオン期間で制限される。
【0034】ここで、第3のスイッチ要素SW3 を図1
2(ハ)に示すように時刻t2 の経過後まで、つまりは
スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフする期間までオ
ンさせた場合、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧Vc1,
Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 には引続き
予熱電流If2が流される。このように、第3のスイッチ
要素SW3 のオン期間は、コッククロフト回路1の動作
に関係なく設定できる。
2(ハ)に示すように時刻t2 の経過後まで、つまりは
スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフする期間までオ
ンさせた場合、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧Vc1,
Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 には引続き
予熱電流If2が流される。このように、第3のスイッチ
要素SW3 のオン期間は、コッククロフト回路1の動作
に関係なく設定できる。
【0035】さらに、時刻t3 に示すように、主スイッ
チ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素SW2 をオフ
とした状態で、第3のスイッチ要素SW3 をオンとする
と、時刻t0 の場合と同様に、第3のスイッチ要素SW
3 及び主スイッチ要素SW1を介して直流電源Eの電源
電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2を加えた電圧で、
放電灯LaのフィラメントF2 に図12(ホ)に示す予
熱電流If2を流すことができる。
チ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素SW2 をオフ
とした状態で、第3のスイッチ要素SW3 をオンとする
と、時刻t0 の場合と同様に、第3のスイッチ要素SW
3 及び主スイッチ要素SW1を介して直流電源Eの電源
電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2を加えた電圧で、
放電灯LaのフィラメントF2 に図12(ホ)に示す予
熱電流If2を流すことができる。
【0036】いま、この状態において、図12(ロ)に
示すようにその以前における副スイッチ要素SW2 のオ
ンデューティが大きくなっていれば、コンデンサC2 の
充電電荷量の増加により、予熱電流If2のピーク値は増
加する。従って、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間
あるいはオン時点を任意に調節して、所望の状態で予熱
制御を行える。
示すようにその以前における副スイッチ要素SW2 のオ
ンデューティが大きくなっていれば、コンデンサC2 の
充電電荷量の増加により、予熱電流If2のピーク値は増
加する。従って、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間
あるいはオン時点を任意に調節して、所望の状態で予熱
制御を行える。
【0037】なお、図12ではスイッチ要素SW1 ,S
W2 が共にオフとなり、コンデンサC1 ,C3 の両端電
圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 に
は引続き予熱電流If2を流し、さらに時刻t4 のように
スイッチ要素SW2 がオンとなり、コンデンサC1 ,C
3 の両端電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメ
ントF2 に予熱電流If2が流され、且つコンデンサC1
の充電電荷がダイオードD1 を介してコンデンサC2 に
放出され、またコンデンサC3 の充電電荷がダイオード
D4 を介してコンデンサC4 に放出される状態まで、予
熱電流If2を引続き流すようにしてある。
W2 が共にオフとなり、コンデンサC1 ,C3 の両端電
圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 に
は引続き予熱電流If2を流し、さらに時刻t4 のように
スイッチ要素SW2 がオンとなり、コンデンサC1 ,C
3 の両端電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメ
ントF2 に予熱電流If2が流され、且つコンデンサC1
の充電電荷がダイオードD1 を介してコンデンサC2 に
放出され、またコンデンサC3 の充電電荷がダイオード
D4 を介してコンデンサC4 に放出される状態まで、予
熱電流If2を引続き流すようにしてある。
【0038】ところで、本実施例の場合には、調光制御
及びコッククロフト回路1からフィラメントF2 に供給
可能な電力制御を、スイッチ要素SW1 ,SW2 のオン
デューティを可変して行う場合について説明したが、勿
論図3乃至図10に示す方法を採用してもよいことは言
うまでもない。なお、コッククロフト回路1からフィラ
メントF2 に供給可能な電力は一定としておき、第3の
スイッチ要素SW3 のオンデューティを可変するだけで
も予熱制御を行うことができる。
及びコッククロフト回路1からフィラメントF2 に供給
可能な電力制御を、スイッチ要素SW1 ,SW2 のオン
デューティを可変して行う場合について説明したが、勿
論図3乃至図10に示す方法を採用してもよいことは言
うまでもない。なお、コッククロフト回路1からフィラ
メントF2 に供給可能な電力は一定としておき、第3の
スイッチ要素SW3 のオンデューティを可変するだけで
も予熱制御を行うことができる。
【0039】(実施例3)図13及び図14に本発明の
さらに他の実施例を示す。本実施例では、図13に示す
ように、コッククロフト回路1の端子とフィラメント
F2 の一端との接続点との間にコンデンサC10を設けた
点に特徴があり、放電灯LaのフィラメントF2 に交流
の予熱電流を流すようにしたものである。
さらに他の実施例を示す。本実施例では、図13に示す
ように、コッククロフト回路1の端子とフィラメント
F2 の一端との接続点との間にコンデンサC10を設けた
点に特徴があり、放電灯LaのフィラメントF2 に交流
の予熱電流を流すようにしたものである。
【0040】なお、本実施例の場合には、図14に示す
ように、主スイッチ要素SW1 のスイッチング周波数を
可変して放電灯Laの調光制御を行い、且つ副スイッチ
要素SW2 のスイッチング周波数を可変して放電灯La
の予熱制御を行う場合について動作を説明する。図14
における時刻t1 に示すように、主スイッチ要素SW1
をオンとし、副スイッチ要素SW2 をオフとすると、フ
ィラメントF2 の両端に、コンデンサC 10及び主スイッ
チ要素SW1 を介して、直流電源Eの電源電圧とコンデ
ンサC2の両端電圧VC2を加えた電圧が印加され、放電
灯LaのフィラメントF2 に図14(ニ)に示す予熱電
流If2が流れる。これにより、コンデンサC10が充電さ
れる。
ように、主スイッチ要素SW1 のスイッチング周波数を
可変して放電灯Laの調光制御を行い、且つ副スイッチ
要素SW2 のスイッチング周波数を可変して放電灯La
の予熱制御を行う場合について動作を説明する。図14
における時刻t1 に示すように、主スイッチ要素SW1
をオンとし、副スイッチ要素SW2 をオフとすると、フ
ィラメントF2 の両端に、コンデンサC 10及び主スイッ
チ要素SW1 を介して、直流電源Eの電源電圧とコンデ
ンサC2の両端電圧VC2を加えた電圧が印加され、放電
灯LaのフィラメントF2 に図14(ニ)に示す予熱電
流If2が流れる。これにより、コンデンサC10が充電さ
れる。
【0041】そして、時刻t2 でスイッチ要素SW1 ,
SW2 を共にオフすると、予熱電流If2は流れなくな
る。この場合に、コンデンサC10の充電電荷を放出する
ループは形成されないので、コンデンサC10は電荷を蓄
積した状態を保持する。次に、時刻t3 に示すように、
主スイッチ要素SW1 をオフのときに、副スイッチ要素
SW2 をオンとすると、コンデンサC10の充電電荷で、
ダイオードD4、コンデンサC4 ,コンデンサC2 、ス
イッチ要素SW2 、フィラメントF2 の経路で、上述の
場合とは逆方向の予熱電流If2が流れる(図14
(ニ))。
SW2 を共にオフすると、予熱電流If2は流れなくな
る。この場合に、コンデンサC10の充電電荷を放出する
ループは形成されないので、コンデンサC10は電荷を蓄
積した状態を保持する。次に、時刻t3 に示すように、
主スイッチ要素SW1 をオフのときに、副スイッチ要素
SW2 をオンとすると、コンデンサC10の充電電荷で、
ダイオードD4、コンデンサC4 ,コンデンサC2 、ス
イッチ要素SW2 、フィラメントF2 の経路で、上述の
場合とは逆方向の予熱電流If2が流れる(図14
(ニ))。
【0042】本実施例の場合にも、主スイッチ要素SW
1 のスイッチング周波数が低くなるのに伴って副スイッ
チ要素SW2 のスイッチング周波数を高くしてあるの
で、上述した第1の実施例の場合と同様にコンデンサC
2 の充電電荷が増加し、これにより予熱電流If2が増加
するようになっている。なお、逆方向の予熱電流I
f2は、順方向の予熱電流If2の増加に伴うコンデンサC
10の充電電荷の増加により、同様に増加する。
1 のスイッチング周波数が低くなるのに伴って副スイッ
チ要素SW2 のスイッチング周波数を高くしてあるの
で、上述した第1の実施例の場合と同様にコンデンサC
2 の充電電荷が増加し、これにより予熱電流If2が増加
するようになっている。なお、逆方向の予熱電流I
f2は、順方向の予熱電流If2の増加に伴うコンデンサC
10の充電電荷の増加により、同様に増加する。
【0043】ところで、本実施例の場合にも、オンデュ
ーティあるいはオンデューティとスイッチング周波数と
も共に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも
適用できることは言うまでもない。 (実施例4)図15及び図16にさらに他の実施例を示
す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端子
とフィラメントF2 の一端との接続点との間に、スイ
ッチ要素SW4 を介してコンデンサC10を接続し、さら
にスイッチ要素SW4 とコンデンサC10の接続点とフィ
ラメントF2 の他端との間にスイッチ要素SW5 を接続
したものである。
ーティあるいはオンデューティとスイッチング周波数と
も共に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも
適用できることは言うまでもない。 (実施例4)図15及び図16にさらに他の実施例を示
す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端子
とフィラメントF2 の一端との接続点との間に、スイ
ッチ要素SW4 を介してコンデンサC10を接続し、さら
にスイッチ要素SW4 とコンデンサC10の接続点とフィ
ラメントF2 の他端との間にスイッチ要素SW5 を接続
したものである。
【0044】本実施例の場合には、図16(イ),
(ニ)に示すように、スイッチ要素SW 1 のオン時にス
イッチ要素SW4 をオンとして、直流電源Eの電源電圧
とコンデンサC2 の両端電圧VC2を加えた電圧で、図1
5中に矢印で示す予熱電流If2を流し(図16
(ヘ))、図16(ロ),(ハ)に示すように、スイッ
チ要素SW 2 のオン時にスイッチ要素SW5 をオンとし
て、コンデンサC10の充電電荷で、図15中の矢印とは
逆方向の予熱電流If2を流す。この場合、コンデンサC
10の電荷はスイッチ要素SW4 がオフとなっているの
で、コッククロフト回路1に放出されず、フィラメント
F2 に十分な予熱電流を流すことができる。つまり、本
実施例の場合には、スイッチ要素SW1 とスイッチ要素
SW4 、スイッチ要素SW2 とスイッチ要素SW5 が同
時オンする期間を設ければよい。
(ニ)に示すように、スイッチ要素SW 1 のオン時にス
イッチ要素SW4 をオンとして、直流電源Eの電源電圧
とコンデンサC2 の両端電圧VC2を加えた電圧で、図1
5中に矢印で示す予熱電流If2を流し(図16
(ヘ))、図16(ロ),(ハ)に示すように、スイッ
チ要素SW 2 のオン時にスイッチ要素SW5 をオンとし
て、コンデンサC10の充電電荷で、図15中の矢印とは
逆方向の予熱電流If2を流す。この場合、コンデンサC
10の電荷はスイッチ要素SW4 がオフとなっているの
で、コッククロフト回路1に放出されず、フィラメント
F2 に十分な予熱電流を流すことができる。つまり、本
実施例の場合には、スイッチ要素SW1 とスイッチ要素
SW4 、スイッチ要素SW2 とスイッチ要素SW5 が同
時オンする期間を設ければよい。
【0045】なお、予熱電流を調光状態に応じて可変す
る動作は上記各実施例と全く同じであり、スイッチング
周波数あるいはオンデューティとスイッチング周波数と
も共に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも
適用できる。ところで、上述した各実施例の場合には例
えば図1に示す段数のコッククロフト回路1を用いる場
合について説明したが、この段数には別に限定はなく、
且つフィラメントF2 の一端側との接続点の位置は図中
に丸囲みの数字(〜)で示すいずれの端子位置であ
っても、上述した場合とほぼ同様にして予熱制御を行う
ことができる。
る動作は上記各実施例と全く同じであり、スイッチング
周波数あるいはオンデューティとスイッチング周波数と
も共に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも
適用できる。ところで、上述した各実施例の場合には例
えば図1に示す段数のコッククロフト回路1を用いる場
合について説明したが、この段数には別に限定はなく、
且つフィラメントF2 の一端側との接続点の位置は図中
に丸囲みの数字(〜)で示すいずれの端子位置であ
っても、上述した場合とほぼ同様にして予熱制御を行う
ことができる。
【0046】(実施例5)図17及び図18に本発明の
別の実施例を示す。上述した各実施例の場合には、コッ
ククロフト回路1を予熱電源回路として用いて放電灯L
aの低圧側のフィラメントF2 を予熱するものであった
が、本実施例の場合には放電灯Laの高圧側のフィラメ
ントF1 をコッククロフト回路1を予熱電源回路として
用いて予熱するようにしたものである。
別の実施例を示す。上述した各実施例の場合には、コッ
ククロフト回路1を予熱電源回路として用いて放電灯L
aの低圧側のフィラメントF2 を予熱するものであった
が、本実施例の場合には放電灯Laの高圧側のフィラメ
ントF1 をコッククロフト回路1を予熱電源回路として
用いて予熱するようにしたものである。
【0047】本実施例の場合には、図17に示すよう
に、上記各実施例におけるコッククロフト回路1から最
上位のコンデンサC6 を省略し、このコッククロフト回
路1’の端子ととを夫々フィラメントF1 の両端に
接続してある。上述した従来例の説明から明らかなよう
に、主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素
SW2 をオフとしたときには、コンデンサC4 による充
電電荷でダイオードD5 を介してコンデンサC5 が充電
される状態にある。この場合には、ダイオードD4 ,D
6 がオフであるので、放電灯LaのフィラメントF1 に
は予熱電流If1は流れない。
に、上記各実施例におけるコッククロフト回路1から最
上位のコンデンサC6 を省略し、このコッククロフト回
路1’の端子ととを夫々フィラメントF1 の両端に
接続してある。上述した従来例の説明から明らかなよう
に、主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素
SW2 をオフとしたときには、コンデンサC4 による充
電電荷でダイオードD5 を介してコンデンサC5 が充電
される状態にある。この場合には、ダイオードD4 ,D
6 がオフであるので、放電灯LaのフィラメントF1 に
は予熱電流If1は流れない。
【0048】いま、主スイッチ要素SW1 をオフとし、
副スイッチ要素SW2 をオンとしたときには、コンデン
サC1 ,C3 ,C5 の両端電圧の直列和の電圧で、ダイ
オードD6 、フィラメントF1 、コンデンサC4 、コン
デンサC2 、スイッチ要素SW2 、フィラメントF1 に
予熱電流If1が流される。但し、コンデンサC2 ,C 4
には極性が反対の両端電圧が生じているので、結果的に
はコンデンサC5 分の充電電荷で、フィラメントF1 に
予熱電流If1が流されることになる。
副スイッチ要素SW2 をオンとしたときには、コンデン
サC1 ,C3 ,C5 の両端電圧の直列和の電圧で、ダイ
オードD6 、フィラメントF1 、コンデンサC4 、コン
デンサC2 、スイッチ要素SW2 、フィラメントF1 に
予熱電流If1が流される。但し、コンデンサC2 ,C 4
には極性が反対の両端電圧が生じているので、結果的に
はコンデンサC5 分の充電電荷で、フィラメントF1 に
予熱電流If1が流されることになる。
【0049】本実施例の場合にも、図18(ロ)に示す
副スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変すれば、
予熱電流If1を可変することができることは容易に理解
できる。従って、本実施例においても、図18(イ)に
示すように主スイッチ要素SW1 のオンデューティが小
さくするのに反比例させて、副スイッチ要素SW2 のオ
ンデューティを大きくすれば、深い調光状態にあっても
放電灯Laを安定点灯させることができる。
副スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変すれば、
予熱電流If1を可変することができることは容易に理解
できる。従って、本実施例においても、図18(イ)に
示すように主スイッチ要素SW1 のオンデューティが小
さくするのに反比例させて、副スイッチ要素SW2 のオ
ンデューティを大きくすれば、深い調光状態にあっても
放電灯Laを安定点灯させることができる。
【0050】なお、本実施例ではオンデューティを可変
して調光制御及び予熱制御を行う場合について説明した
が、勿論スイッチング周波数あるいはオンデューティと
スイッチング周波数とを共に可変して調光制御及び予熱
制御を行うようにしてもよいことは言うまでもない。 (実施例6)図19及び図20に第5の実施例を改良し
た実施例を示す。本実施例の場合には、コッククロフト
回路1’の端子とフィラメントF1 の一端との間にス
イッチ要素SW21を接続すると共に、端子とフィラメ
ントF1 の他端との間にスイッチ要素SW22を接続して
ある点に特徴がある。
して調光制御及び予熱制御を行う場合について説明した
が、勿論スイッチング周波数あるいはオンデューティと
スイッチング周波数とを共に可変して調光制御及び予熱
制御を行うようにしてもよいことは言うまでもない。 (実施例6)図19及び図20に第5の実施例を改良し
た実施例を示す。本実施例の場合には、コッククロフト
回路1’の端子とフィラメントF1 の一端との間にス
イッチ要素SW21を接続すると共に、端子とフィラメ
ントF1 の他端との間にスイッチ要素SW22を接続して
ある点に特徴がある。
【0051】本実施例の場合には、主スイッチ要素SW
1 がオフの時点で、副スイッチ要素SW2 及びスイッチ
要素SW21,SW22を共にオンとすることで、図20
(ヘ)に示す予熱電流If1を流すことができる。なお、
本実施例の場合にはスイッチ要素SW21のオン時におけ
るスイッチ要素SW22のオンデューティを可変して予熱
電流制御を行っているが、スイッチ要素SW22のオン時
におけるスイッチ要素SW21のオンデューティを可変し
て予熱電流制御を行ってもよい。
1 がオフの時点で、副スイッチ要素SW2 及びスイッチ
要素SW21,SW22を共にオンとすることで、図20
(ヘ)に示す予熱電流If1を流すことができる。なお、
本実施例の場合にはスイッチ要素SW21のオン時におけ
るスイッチ要素SW22のオンデューティを可変して予熱
電流制御を行っているが、スイッチ要素SW22のオン時
におけるスイッチ要素SW21のオンデューティを可変し
て予熱電流制御を行ってもよい。
【0052】なお、予熱電流を調光状態に応じて可変す
る動作は上記各実施例と全く同じであり、スイッチング
周波数あるいはオンデューティとスイッチング周波数と
も共に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも
適用できる。また、本実施例の場合には、スイッチ要素
SW21,SW22のいずれか一方をオンとした状態では、
放電灯Laに高電圧を印加して始動する状態になる。つ
まり、上述のようにして放電灯Laを予熱し、その後ス
イッチ要素SW21,SW22のいずれか一方だけをオンと
し、放電灯Laに高電圧を印加させるのである。
る動作は上記各実施例と全く同じであり、スイッチング
周波数あるいはオンデューティとスイッチング周波数と
も共に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも
適用できる。また、本実施例の場合には、スイッチ要素
SW21,SW22のいずれか一方をオンとした状態では、
放電灯Laに高電圧を印加して始動する状態になる。つ
まり、上述のようにして放電灯Laを予熱し、その後ス
イッチ要素SW21,SW22のいずれか一方だけをオンと
し、放電灯Laに高電圧を印加させるのである。
【0053】ところで、上記第5及び第6の実施例で
は、コッククロフト回路1’の端子と端子との間に
フィラメントF1 を接続する場合について説明したが、
フィラメントF1 との接続点はコッククロフト回路1の
どの2点を選択してもよいものである。 (実施例7)図21及び図22に放電灯Laのフィラメ
ントF1 ,F2 の両方を共に予熱できるようにした実施
例を示す。本実施例では、コッククロフト回路1の端子
と端子との間にフィラメントF1 の両端を夫々接続
すると共に、端子と端子との間にフィラメントF2
の両端を夫々接続してある。
は、コッククロフト回路1’の端子と端子との間に
フィラメントF1 を接続する場合について説明したが、
フィラメントF1 との接続点はコッククロフト回路1の
どの2点を選択してもよいものである。 (実施例7)図21及び図22に放電灯Laのフィラメ
ントF1 ,F2 の両方を共に予熱できるようにした実施
例を示す。本実施例では、コッククロフト回路1の端子
と端子との間にフィラメントF1 の両端を夫々接続
すると共に、端子と端子との間にフィラメントF2
の両端を夫々接続してある。
【0054】本実施例の場合には、図22における時刻
t0 に示すように、主スイッチ要素SW1 をオンとし、
副スイッチ要素SW2 をオフとすると、ダイオードD1
を介してフィラメントF2 に予熱電流If2が流れる。こ
の場合には、フィラメントF 2 の両端に直流電源Eの電
源電圧が印加されるので、フィラメントF2 には図22
(ホ)に示す一定の予熱電流If2が流れる。なお、この
ときダイオードD1 を介してコンデンサC1 が充電され
る。
t0 に示すように、主スイッチ要素SW1 をオンとし、
副スイッチ要素SW2 をオフとすると、ダイオードD1
を介してフィラメントF2 に予熱電流If2が流れる。こ
の場合には、フィラメントF 2 の両端に直流電源Eの電
源電圧が印加されるので、フィラメントF2 には図22
(ホ)に示す一定の予熱電流If2が流れる。なお、この
ときダイオードD1 を介してコンデンサC1 が充電され
る。
【0055】一方、フィラメントF1 には、直流電源E
の電源電圧にコンデンサC2 ,C4,C6 の両端電圧の
直列和を加えた電圧が、フィラメントF1 、コンデンサ
C3、コンデンサC1 、主スイッチ要素SW1 の経路で
印加され、図22(ニ)に示す予熱電流If1が流れる。
なお、この場合には、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧
を、直流電源Eの電源電圧にコンデンサC2 ,C4 ,C
6 の両端電圧の直列和を加えた電圧から差し引いた電
圧、つまりはほぼコンデンサC4 ,C6 の両端電圧の直
列和に相当する電圧がフィラメントF1 に印加される。
また、このとき、コンデンサC4 の充電電荷でダイオー
ドD5 を介してコンデンサC5 が充電される。
の電源電圧にコンデンサC2 ,C4,C6 の両端電圧の
直列和を加えた電圧が、フィラメントF1 、コンデンサ
C3、コンデンサC1 、主スイッチ要素SW1 の経路で
印加され、図22(ニ)に示す予熱電流If1が流れる。
なお、この場合には、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧
を、直流電源Eの電源電圧にコンデンサC2 ,C4 ,C
6 の両端電圧の直列和を加えた電圧から差し引いた電
圧、つまりはほぼコンデンサC4 ,C6 の両端電圧の直
列和に相当する電圧がフィラメントF1 に印加される。
また、このとき、コンデンサC4 の充電電荷でダイオー
ドD5 を介してコンデンサC5 が充電される。
【0056】時刻t1 において、主スイッチ要素SW1
をオフとし、副スイッチ要素SW2をオンとすると、コ
ンデンサC1 の両端電圧がフィラメントF2 に印加さ
れ、図22(ホ)に示す予熱電流If2が流れる。一方、
フィラメントF1 には、コンデンサC5 ,C6 の並列和
の電圧が印加され、図22(ニ)に示す予熱電流If1が
流れる。なお、この場合に、コンデンサC5 の充電電荷
でコンデンサC6 が充電される。時刻t2 において、主
スイッチ要素SW1 がオンとなったときには、上記副ス
イッチ要素SW2 のオンによるコンデンサC2 ,C4 ,
C6 の充電により、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列
和の電圧は高くなっている。従って、図22(ニ)に示
すように、フィラメントF1 の予熱電流が増加する。
をオフとし、副スイッチ要素SW2をオンとすると、コ
ンデンサC1 の両端電圧がフィラメントF2 に印加さ
れ、図22(ホ)に示す予熱電流If2が流れる。一方、
フィラメントF1 には、コンデンサC5 ,C6 の並列和
の電圧が印加され、図22(ニ)に示す予熱電流If1が
流れる。なお、この場合に、コンデンサC5 の充電電荷
でコンデンサC6 が充電される。時刻t2 において、主
スイッチ要素SW1 がオンとなったときには、上記副ス
イッチ要素SW2 のオンによるコンデンサC2 ,C4 ,
C6 の充電により、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列
和の電圧は高くなっている。従って、図22(ニ)に示
すように、フィラメントF1 の予熱電流が増加する。
【0057】そして、時刻t3 に示すように、スイッチ
要素SW1 ,SW2 が共にオフとなると、フィラメント
F1 に予熱電流If1を供給するループが形成されず、予
熱電流If1は流れなくなる。但し、フィラメントF2 の
予熱電流If2は図22(ホ)に示すようにコンデンサC
1 の充電電荷により流され続ける。その後の副スイッチ
要素SW2 のオフ期間に、主スイッチ要素SW1 がオン
される毎に、図22(ニ)に示すように、コンデンサC
2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧が減少するために、フィ
ラメントF1 の予熱電流If1は徐々に低下していく。従
って、副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を高
くすれば、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の電荷が大きい
状態で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 が再充電されるの
で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧を高く
でき、従って上記各実施例の場合と同様にして、調光状
態に反比例させて予熱電流を可変でき、調光状態が深い
場合に安定に放電灯Laを点灯させることができる。
要素SW1 ,SW2 が共にオフとなると、フィラメント
F1 に予熱電流If1を供給するループが形成されず、予
熱電流If1は流れなくなる。但し、フィラメントF2 の
予熱電流If2は図22(ホ)に示すようにコンデンサC
1 の充電電荷により流され続ける。その後の副スイッチ
要素SW2 のオフ期間に、主スイッチ要素SW1 がオン
される毎に、図22(ニ)に示すように、コンデンサC
2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧が減少するために、フィ
ラメントF1 の予熱電流If1は徐々に低下していく。従
って、副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を高
くすれば、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の電荷が大きい
状態で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 が再充電されるの
で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧を高く
でき、従って上記各実施例の場合と同様にして、調光状
態に反比例させて予熱電流を可変でき、調光状態が深い
場合に安定に放電灯Laを点灯させることができる。
【0058】本実施例の場合には、主スイッチ要素SW
1 及び副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を可
変して調光制御及び予熱制御を行ったが、オンデューテ
ィあるいはオンデューティとスイッチング周波数とも共
に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも適用
できる。また、各フィラメントF1 ,F2 の接続点はコ
ッククロフト回路1のどの2点を選択してもよいことは
言うまでもない。
1 及び副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を可
変して調光制御及び予熱制御を行ったが、オンデューテ
ィあるいはオンデューティとスイッチング周波数とも共
に可変して、調光制御及び予熱制御を行う場合にも適用
できる。また、各フィラメントF1 ,F2 の接続点はコ
ッククロフト回路1のどの2点を選択してもよいことは
言うまでもない。
【0059】(実施例8)図23に第7の実施例を改良
した実施例を示す。本実施例では、コッククロフト回路
1の端子とフィラメントF1 の一端との間にスイッチ
要素SW31を設けると共に、コッククロフト回路1の端
子とフィラメントF2 の一端との間にスイッチ要素S
W32を設けたものである。
した実施例を示す。本実施例では、コッククロフト回路
1の端子とフィラメントF1 の一端との間にスイッチ
要素SW31を設けると共に、コッククロフト回路1の端
子とフィラメントF2 の一端との間にスイッチ要素S
W32を設けたものである。
【0060】本実施例の場合にはスイッチ要素SW31,
SW32の任意にオン,オフ制御することにより、予熱電
流If1,If2がフィラメントF1 ,F2 に流れる通電期
間を調節して、予熱電流を任意に制御できるようにな
る。 (実施例9)図24及び図25に第9の実施例を示す。
本実施例では両フィラメントF1 ,F2 をコッククロフ
ト回路1により予熱する方式において、交流の予熱電流
で各フィラメントF1 ,F2 を予熱できるようにしたも
のである。このため、本実施例では、コッククロフト回
路1の端子と一方のフィラメントF1 の一端との間及
び端子と他方のフィラメントF2 の一端との間に、夫
々コンデンサC31,C 32を接続し、端子と一方のフィ
ラメントF1 の他端との間及び端子と他方のフィラメ
ントF2 の他端との間に、夫々スイッチ要素SW33,S
W34を接続し、さらに端子と一方のフィラメントF1
の他端との間及び端子と他方のフィラメントF2 の他
端との間に、夫々スイッチ要素SW35,SW36とを接続
してある。
SW32の任意にオン,オフ制御することにより、予熱電
流If1,If2がフィラメントF1 ,F2 に流れる通電期
間を調節して、予熱電流を任意に制御できるようにな
る。 (実施例9)図24及び図25に第9の実施例を示す。
本実施例では両フィラメントF1 ,F2 をコッククロフ
ト回路1により予熱する方式において、交流の予熱電流
で各フィラメントF1 ,F2 を予熱できるようにしたも
のである。このため、本実施例では、コッククロフト回
路1の端子と一方のフィラメントF1 の一端との間及
び端子と他方のフィラメントF2 の一端との間に、夫
々コンデンサC31,C 32を接続し、端子と一方のフィ
ラメントF1 の他端との間及び端子と他方のフィラメ
ントF2 の他端との間に、夫々スイッチ要素SW33,S
W34を接続し、さらに端子と一方のフィラメントF1
の他端との間及び端子と他方のフィラメントF2 の他
端との間に、夫々スイッチ要素SW35,SW36とを接続
してある。
【0061】本実施例では、図25(イ)に示すように
主スイッチ要素SW1 がオンである期間(時刻t0 )
に、同図(ホ),(ヘ)に示すようにスイッチ要素SW
33,SW34をオンとする。この場合には第6の実施例で
説明から明らかなように、コンデンサC4 ,C6 の両端
電圧の直列和の電圧により、コンデンサC31、フィラメ
ントF1 、スイッチ要素SW33の経路で、図25(チ)
に示すように予熱電流I f1が流れ、また直流電源Eの電
源電圧により、ダイオードD1 、スイッチ要素SW34、
フィラメントF2 、コンデンサC32の経路で、同図
(リ)に示すように予熱電流If2が流れる。この場合
に、夫々の予熱電流If1,If2により夫々のコンデンサ
C31,C32が充電される。
主スイッチ要素SW1 がオンである期間(時刻t0 )
に、同図(ホ),(ヘ)に示すようにスイッチ要素SW
33,SW34をオンとする。この場合には第6の実施例で
説明から明らかなように、コンデンサC4 ,C6 の両端
電圧の直列和の電圧により、コンデンサC31、フィラメ
ントF1 、スイッチ要素SW33の経路で、図25(チ)
に示すように予熱電流I f1が流れ、また直流電源Eの電
源電圧により、ダイオードD1 、スイッチ要素SW34、
フィラメントF2 、コンデンサC32の経路で、同図
(リ)に示すように予熱電流If2が流れる。この場合
に、夫々の予熱電流If1,If2により夫々のコンデンサ
C31,C32が充電される。
【0062】そして、同図(ハ)あるいは(ニ)に示す
ように、スイッチ要素SW35,SW 36がオンのときに、
夫々のコンデンサC31,C32の充電電荷を電源として、
図25の(チ),(リ)に示すようにそれまでとは逆方
向の予熱電流If1,If2が流れる。なお、図25の場合
にはスイッチ要素SW33,SW34を主スイッチ要素SW
1のオン時にオンさせているが、副スイッチ要素SW2
のオンときにも、コッククロフト回路1の端子,間
にはコンデンサC5 ,C6 の両端電圧の並列和の電圧が
印加され、且つ端子,の間にはコンデンサC1 の両
端電圧が印加されているので、スイッチ要素SW33,S
W34のオン時点は任意であり、またスイッチ要素S
W35,SW36もスイッチ要素SW33,SW34のオン時点
と一致しない限りでは任意に設定できる。
ように、スイッチ要素SW35,SW 36がオンのときに、
夫々のコンデンサC31,C32の充電電荷を電源として、
図25の(チ),(リ)に示すようにそれまでとは逆方
向の予熱電流If1,If2が流れる。なお、図25の場合
にはスイッチ要素SW33,SW34を主スイッチ要素SW
1のオン時にオンさせているが、副スイッチ要素SW2
のオンときにも、コッククロフト回路1の端子,間
にはコンデンサC5 ,C6 の両端電圧の並列和の電圧が
印加され、且つ端子,の間にはコンデンサC1 の両
端電圧が印加されているので、スイッチ要素SW33,S
W34のオン時点は任意であり、またスイッチ要素S
W35,SW36もスイッチ要素SW33,SW34のオン時点
と一致しない限りでは任意に設定できる。
【0063】また、予熱電流を調光状態に応じて可変す
る動作は上記実施例と同様にして行われ、主スイッチ要
素SW1 及び副スイッチ要素SW2 のオンデューティを
可変して調光制御及び予熱制御を行ったが、スイッチン
グ周波数あるいはオンデューティとスイッチング周波数
とも共に可変して、調光制御及び予熱制御を行うように
してもよい。
る動作は上記実施例と同様にして行われ、主スイッチ要
素SW1 及び副スイッチ要素SW2 のオンデューティを
可変して調光制御及び予熱制御を行ったが、スイッチン
グ周波数あるいはオンデューティとスイッチング周波数
とも共に可変して、調光制御及び予熱制御を行うように
してもよい。
【0064】(実施例10)図26及び図27に両フィ
ラメントF1 ,F2 をコッククロフト回路1により予熱
する方式のさらに他の実施例を示す。本実施例ではコッ
ククロフト回路1の端子と端子との間にコンデンサ
C33を介してフィラメントF2 を接続し、フィラメント
F1 は図21に示す第7の実施例と同様に端子と端子
との間に接続してある。
ラメントF1 ,F2 をコッククロフト回路1により予熱
する方式のさらに他の実施例を示す。本実施例ではコッ
ククロフト回路1の端子と端子との間にコンデンサ
C33を介してフィラメントF2 を接続し、フィラメント
F1 は図21に示す第7の実施例と同様に端子と端子
との間に接続してある。
【0065】本実施例では、スイッチ要素SW1 ,SW
2 のスイッチング周波数を可変して調光制御及び予熱制
御を行う場合について説明する。なお、本実施例におけ
るフィラメントF1 の予熱動作に関しては、第7の実施
例で説明したと同様であるので、詳細は説明は省略し、
本実施例の特徴とするフィラメントF2 の予熱動作に関
してのみ説明する。
2 のスイッチング周波数を可変して調光制御及び予熱制
御を行う場合について説明する。なお、本実施例におけ
るフィラメントF1 の予熱動作に関しては、第7の実施
例で説明したと同様であるので、詳細は説明は省略し、
本実施例の特徴とするフィラメントF2 の予熱動作に関
してのみ説明する。
【0066】フィラメントF2 は、図27の時刻t1 に
示すように主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッ
チ要素SW2 をオフとしたとき、直流電源Eの電源電圧
により、コンデンサC33、フィラメントF2 、主スイッ
チ要素SW1 の経路で、図26に矢印で図示する方向と
は逆方向の予熱電流If2が流れる(図27(ホ))。こ
のとき、コンデンサC33は直流電源Eの電源電圧まで充
電され、図27中の時刻t2 〜t4 に示すように以降主
スイッチ要素SW1 がオン,オフしても、予熱電流If2
は流れない。そして、時刻t4 で副スイッチ要素SW2
をオンすると、コンデンサC33の充電電荷を電源として
図26に矢印で示す方向の予熱電流If1が流れる。
示すように主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッ
チ要素SW2 をオフとしたとき、直流電源Eの電源電圧
により、コンデンサC33、フィラメントF2 、主スイッ
チ要素SW1 の経路で、図26に矢印で図示する方向と
は逆方向の予熱電流If2が流れる(図27(ホ))。こ
のとき、コンデンサC33は直流電源Eの電源電圧まで充
電され、図27中の時刻t2 〜t4 に示すように以降主
スイッチ要素SW1 がオン,オフしても、予熱電流If2
は流れない。そして、時刻t4 で副スイッチ要素SW2
をオンすると、コンデンサC33の充電電荷を電源として
図26に矢印で示す方向の予熱電流If1が流れる。
【0067】なお、第8乃至第10の実施例における各
フィラメントF1 ,F2 に予熱電源を供給する端子はコ
ッククロフト回路1のいずれの2端子を選択してもよい
ことは言うまでもない。 (実施例11)図28及び図29に本発明のさらに別の
実施例を示す。上記図13に示す第3の実施例ではコン
デンサC10を用いて、フィラメントF2 を交流で予熱す
る方式であったが、本実施例ではコンデンサC10を用い
ることなく、フィラメントF2を交流で予熱できるよう
にしたものである。このため、本実施例ではコッククロ
フト回路1のコンデンサC1 の他端を副スイッチ要素S
W2 の一端に接続することなく、フィラメントF2 の一
端に接続してある。
フィラメントF1 ,F2 に予熱電源を供給する端子はコ
ッククロフト回路1のいずれの2端子を選択してもよい
ことは言うまでもない。 (実施例11)図28及び図29に本発明のさらに別の
実施例を示す。上記図13に示す第3の実施例ではコン
デンサC10を用いて、フィラメントF2 を交流で予熱す
る方式であったが、本実施例ではコンデンサC10を用い
ることなく、フィラメントF2を交流で予熱できるよう
にしたものである。このため、本実施例ではコッククロ
フト回路1のコンデンサC1 の他端を副スイッチ要素S
W2 の一端に接続することなく、フィラメントF2 の一
端に接続してある。
【0068】動作としては、図29の時刻t1 に示すよ
うに、主スイッチ要素SW1 をオンとしたとき、直流電
源Eの電源電圧により、ダイオードD1 、コンデンサC
1 、フィラメントF2 、主スイッチ要素SW1 の経路
で、図29(ニ)に示すように予熱電流If2が流され
る。その後はコンデンサC1 が直流電源Eの電源電圧ま
で充電されることにより、予熱電流If2が流れることが
阻止される。そして、このときコンデンサC1 に充電さ
れた電荷により、時刻t2 に示すように副スイッチ要素
SW2 をオンとしたときに、コンデンサC1 、ダイオー
ドD2 、コンデンサC2 、副スイッチ要素SW2 、フィ
ラメントF2 の経路で、逆方向の予熱電流I f1が流され
る。
うに、主スイッチ要素SW1 をオンとしたとき、直流電
源Eの電源電圧により、ダイオードD1 、コンデンサC
1 、フィラメントF2 、主スイッチ要素SW1 の経路
で、図29(ニ)に示すように予熱電流If2が流され
る。その後はコンデンサC1 が直流電源Eの電源電圧ま
で充電されることにより、予熱電流If2が流れることが
阻止される。そして、このときコンデンサC1 に充電さ
れた電荷により、時刻t2 に示すように副スイッチ要素
SW2 をオンとしたときに、コンデンサC1 、ダイオー
ドD2 、コンデンサC2 、副スイッチ要素SW2 、フィ
ラメントF2 の経路で、逆方向の予熱電流I f1が流され
る。
【0069】なお、本実施例もスイッチング周波数ある
いはオンデューティとスイッチング周波数とを共に可変
して調光制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。 (実施例12)第30図及び図31に第17図に示す第
5の実施例を変形した実施例を示す。本実施例の場合、
第5の実施例におけるコッククロフト回路1’の端子
とフィラメントF1 の一端との間に本来のコッククロフ
ト回路が備えるコンデンサC6を挿入したものである。
いはオンデューティとスイッチング周波数とを共に可変
して調光制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。 (実施例12)第30図及び図31に第17図に示す第
5の実施例を変形した実施例を示す。本実施例の場合、
第5の実施例におけるコッククロフト回路1’の端子
とフィラメントF1 の一端との間に本来のコッククロフ
ト回路が備えるコンデンサC6を挿入したものである。
【0070】本実施例では、例えば従来例に示す基本形
のコッククロフト回路1において、主スイッチ要素SW
1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオンとしたとき
に、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD2 を介し
てコンデンサC2 に放出されると同様にして、コンデン
サC5 の充電電荷がコンデンサC6 に放出される点に着
目し、この場合のコンデンサC6 の充電電流をフィラメ
ントF1 の予熱電流I f1として用いている。つまり、図
31における時刻t1 に示すように、主スイッチ要素S
W1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオンとしたと
き、コンデンサC5 の充電電荷が、ダイオードD6 、フ
ィラメントF1 、コンデンサC6 の経路で放出され、フ
ィラメントF1 に図31(ニ)に示す予熱電流If1が流
される。この場合におけるフィラメントF1 の予熱量の
制御は副スイッチ要素SW2 のオン期間を調節すること
により行える。
のコッククロフト回路1において、主スイッチ要素SW
1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオンとしたとき
に、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD2 を介し
てコンデンサC2 に放出されると同様にして、コンデン
サC5 の充電電荷がコンデンサC6 に放出される点に着
目し、この場合のコンデンサC6 の充電電流をフィラメ
ントF1 の予熱電流I f1として用いている。つまり、図
31における時刻t1 に示すように、主スイッチ要素S
W1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオンとしたと
き、コンデンサC5 の充電電荷が、ダイオードD6 、フ
ィラメントF1 、コンデンサC6 の経路で放出され、フ
ィラメントF1 に図31(ニ)に示す予熱電流If1が流
される。この場合におけるフィラメントF1 の予熱量の
制御は副スイッチ要素SW2 のオン期間を調節すること
により行える。
【0071】なお、図31における時刻t0 に示すよう
に主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素S
W2 をオフとしたとき、または両スイッチ要素SW1 ,
SW 2 を共にオフしたときには、ダイオードD6 がオフ
となるため、コンデンサC5の充電電荷の放電経路が断
たれ、予熱電流If1は流れない。 (実施例13)図32及び図33は上記第12の実施例
をさらに変形した実施例であり、第12の実施例のコッ
ククロフト回路1の端子と端子との間にスイッチ要
素SW 10を接続してある。本実施例の場合には、上記ス
イッチ要素SW10をオンとして、コンデンサC6 の充電
電荷でフィラメントF1 に第12の実施例の場合と逆方
向の予熱電流If1を流すことにより、フィラメントF1
を交流で予熱できるようにしたものである。図33がそ
の動作波形図であり、上述した各実施例の説明よりその
動作は容易に理解できるので、詳細な説明は省略する。
に主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素S
W2 をオフとしたとき、または両スイッチ要素SW1 ,
SW 2 を共にオフしたときには、ダイオードD6 がオフ
となるため、コンデンサC5の充電電荷の放電経路が断
たれ、予熱電流If1は流れない。 (実施例13)図32及び図33は上記第12の実施例
をさらに変形した実施例であり、第12の実施例のコッ
ククロフト回路1の端子と端子との間にスイッチ要
素SW 10を接続してある。本実施例の場合には、上記ス
イッチ要素SW10をオンとして、コンデンサC6 の充電
電荷でフィラメントF1 に第12の実施例の場合と逆方
向の予熱電流If1を流すことにより、フィラメントF1
を交流で予熱できるようにしたものである。図33がそ
の動作波形図であり、上述した各実施例の説明よりその
動作は容易に理解できるので、詳細な説明は省略する。
【0072】(実施例14)図34及び図35は図28
に示す第11の実施例をさらに変形した実施例であり、
コッククロフト回路1のコンデンサC1 として可変容量
型のものを用いてある点に特徴がある。ここで、可変容
量型のコンデンサは、複数コンデンサを複数のスイッチ
のオン,オフで直列もしくは並列に接続する構成として
実現することができる。
に示す第11の実施例をさらに変形した実施例であり、
コッククロフト回路1のコンデンサC1 として可変容量
型のものを用いてある点に特徴がある。ここで、可変容
量型のコンデンサは、複数コンデンサを複数のスイッチ
のオン,オフで直列もしくは並列に接続する構成として
実現することができる。
【0073】本実施例の場合には、放電灯Laの調光状
態に応じてコンデンサC1 の容量を可変することで、予
熱電流If2を可変する。具体的には、放電灯Laの調光
状態を深くするために、図35(イ)に示すように主ス
イッチ要素SW1 のスイッチング周波数が低くなると、
これに応じて同図(ハ)に示すようにコンデンサC1の
容量を大きくしていく。このようにすれば、コンデンサ
C1 の充電電荷量が多くなり、フィラメントF2 に大き
な予熱電流If2を流すことができる。
態に応じてコンデンサC1 の容量を可変することで、予
熱電流If2を可変する。具体的には、放電灯Laの調光
状態を深くするために、図35(イ)に示すように主ス
イッチ要素SW1 のスイッチング周波数が低くなると、
これに応じて同図(ハ)に示すようにコンデンサC1の
容量を大きくしていく。このようにすれば、コンデンサ
C1 の充電電荷量が多くなり、フィラメントF2 に大き
な予熱電流If2を流すことができる。
【0074】第11の実施例の場合には、副スイッチ要
素SW2 のスイッチング周波数が高くなることによるコ
ンデンサC1 の充電電荷量の変化を用いて、予熱電流I
f2を徐々に大きくしていたが、本実施例のようにさらに
コンデンサC1 の容量を大きくすると、予熱電流If2の
変化幅を大きくすることができる。なお、本実施例の場
合には副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を高
くし、且つコンデンサC1 の容量も大きくしているが、
コンデンサC1 の容量だけを大きくしてもよいことは言
うでもない。また、コッククロフト回路1のその他のコ
ンデンサC2 〜C6 も可変容量型としても本実施例と同
様の効果を期待できる。さらに、オンデューティあるい
はオンデューティとスイッチング周波数とを共に可変し
て調光制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。
素SW2 のスイッチング周波数が高くなることによるコ
ンデンサC1 の充電電荷量の変化を用いて、予熱電流I
f2を徐々に大きくしていたが、本実施例のようにさらに
コンデンサC1 の容量を大きくすると、予熱電流If2の
変化幅を大きくすることができる。なお、本実施例の場
合には副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を高
くし、且つコンデンサC1 の容量も大きくしているが、
コンデンサC1 の容量だけを大きくしてもよいことは言
うでもない。また、コッククロフト回路1のその他のコ
ンデンサC2 〜C6 も可変容量型としても本実施例と同
様の効果を期待できる。さらに、オンデューティあるい
はオンデューティとスイッチング周波数とを共に可変し
て調光制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。
【0075】(実施例15)図36及び図37は第17
図に示す第5の実施例を変形した実施例であり、コック
クロフト回路1’の端子とフィラメントF1 の一端と
の間に可変抵抗R10を接続したものである。本実施例の
場合には、調光状態の変化に応じて可変抵抗R10の抵抗
値を可変して予熱電流If1を調整するものである。つま
り、調光状態に深くなるほど図37(ハ)に示すように
可変抵抗R10の抵抗値を小さくして予熱電流If1を増加
させるようにしてある。
図に示す第5の実施例を変形した実施例であり、コック
クロフト回路1’の端子とフィラメントF1 の一端と
の間に可変抵抗R10を接続したものである。本実施例の
場合には、調光状態の変化に応じて可変抵抗R10の抵抗
値を可変して予熱電流If1を調整するものである。つま
り、調光状態に深くなるほど図37(ハ)に示すように
可変抵抗R10の抵抗値を小さくして予熱電流If1を増加
させるようにしてある。
【0076】なお、可変抵抗R10の接続箇所は、コック
クロフト回路1’の端子のフィラメントF1 の他端の
間であってもよい。また、可変抵抗は、例えば複数抵抗
を複数のスイッチのオン,オフで直列もしくは並列に接
続する構成として実現することができる。 (実施例16)図38に第5の実施例の別の変形実施例
を示す。本実施例の場合は基本概念は第34図に示す第
14の実施例と同様のもので、予熱電流If1の大きさを
コンデンサC5 の容量を可変して調節するようにしたも
のである。
クロフト回路1’の端子のフィラメントF1 の他端の
間であってもよい。また、可変抵抗は、例えば複数抵抗
を複数のスイッチのオン,オフで直列もしくは並列に接
続する構成として実現することができる。 (実施例16)図38に第5の実施例の別の変形実施例
を示す。本実施例の場合は基本概念は第34図に示す第
14の実施例と同様のもので、予熱電流If1の大きさを
コンデンサC5 の容量を可変して調節するようにしたも
のである。
【0077】第5の実施例の場合には、コンデンサC5
の充電電荷でフィラメントF1 に予熱電流If1を流すも
のであるので、放電灯Laの調光状態に応じてコンデン
サC 5 の容量を可変するようにしてある。本実施例の場
合には、コンデンサC5 を、コンデンサC51〜C53及び
スイッチ要素SW51,SW52で構成し、コンデンサ
C 51,C52を直列に接続し、コンデンサC52の両端にス
イッチ要素SW51を並列接続し、コンデンサC53をスイ
ッチ要素SW52を介してコンデンサC51,C52の直列回
路に並列に接続してある。
の充電電荷でフィラメントF1 に予熱電流If1を流すも
のであるので、放電灯Laの調光状態に応じてコンデン
サC 5 の容量を可変するようにしてある。本実施例の場
合には、コンデンサC5 を、コンデンサC51〜C53及び
スイッチ要素SW51,SW52で構成し、コンデンサ
C 51,C52を直列に接続し、コンデンサC52の両端にス
イッチ要素SW51を並列接続し、コンデンサC53をスイ
ッチ要素SW52を介してコンデンサC51,C52の直列回
路に並列に接続してある。
【0078】この回路の場合、スイッチ要素SW51,S
W52が共にオフのときに、コンデンサC51,C52の直列
和の容量がコンデンサC5 の容量となるので、合成容量
は最も小さく、またスイッチ要素SW51,SW52が共に
オンのときに、コンデンサC 51,C53の並列和の容量が
コンデンサC5 の容量となるので、合成容量は最も大き
く、スイッチ要素SW51がオンで、スイッチ要素SW52
がオフのときがその中間の合成容量となる。
W52が共にオフのときに、コンデンサC51,C52の直列
和の容量がコンデンサC5 の容量となるので、合成容量
は最も小さく、またスイッチ要素SW51,SW52が共に
オンのときに、コンデンサC 51,C53の並列和の容量が
コンデンサC5 の容量となるので、合成容量は最も大き
く、スイッチ要素SW51がオンで、スイッチ要素SW52
がオフのときがその中間の合成容量となる。
【0079】(実施例17)図39に第34図に示す第
14の実施例の一具体構成を示す実施例である。本実施
例の場合には、コンデンサC1 を、コンデンサC11〜C
13及びスイッチ要素SW11,SW12で構成してあり、ス
イッチ要素SW11,SW12が共にオフのときに、コンデ
ンサC11,C10の直列和の容量がコンデンサC1 の容量
となるので、合成容量は最も小さく、またスイッチ要素
SW11,SW12が共にオンのときに、コンデンサC10,
C13の並列和の容量がコンデンサC1 の容量となるの
で、合成容量は最も大きく、スイッチ要素SW11がオン
で、スイッチ要素SW12がオフのときがその中間の合成
容量となる。
14の実施例の一具体構成を示す実施例である。本実施
例の場合には、コンデンサC1 を、コンデンサC11〜C
13及びスイッチ要素SW11,SW12で構成してあり、ス
イッチ要素SW11,SW12が共にオフのときに、コンデ
ンサC11,C10の直列和の容量がコンデンサC1 の容量
となるので、合成容量は最も小さく、またスイッチ要素
SW11,SW12が共にオンのときに、コンデンサC10,
C13の並列和の容量がコンデンサC1 の容量となるの
で、合成容量は最も大きく、スイッチ要素SW11がオン
で、スイッチ要素SW12がオフのときがその中間の合成
容量となる。
【0080】なお、上記第16及び第17の実施例で
は、さらにコンデンサ及びスイッチの数を多くして、さ
らに多段に容量の可変するようにしてもよいことは言う
までもない。 (実施例18)図40は図36に示す第15の実施例の
一具体構成を示す実施例であり、抵抗R10の並列にスイ
ッチ要素SW61を接続してある。つまり、スイッチSW
61のオン,オフで予熱電流If1を切り換えることができ
る。
は、さらにコンデンサ及びスイッチの数を多くして、さ
らに多段に容量の可変するようにしてもよいことは言う
までもない。 (実施例18)図40は図36に示す第15の実施例の
一具体構成を示す実施例であり、抵抗R10の並列にスイ
ッチ要素SW61を接続してある。つまり、スイッチSW
61のオン,オフで予熱電流If1を切り換えることができ
る。
【0081】(実施例19)図41は図17に示す第5
の実施例と図28に示す第11の実施例とを組み合わせ
た実施例である。但し、本実施例の場合には、コンデン
サC1 をコンデンサC1 ’,C1 ”との2つに分割し、
一方のコンデンサC1 ’を第11の実施例のコンデンサ
C1 として用い、他方のコンデンサC1 ”を第5の実施
例のコンデンサC1 として用いてある。なお、コンデン
サC1 ’,C1 ”の合成容量はコンデンサC1 の容量と
同一としてある(C1 =C1 ’+C1 ”)。
の実施例と図28に示す第11の実施例とを組み合わせ
た実施例である。但し、本実施例の場合には、コンデン
サC1 をコンデンサC1 ’,C1 ”との2つに分割し、
一方のコンデンサC1 ’を第11の実施例のコンデンサ
C1 として用い、他方のコンデンサC1 ”を第5の実施
例のコンデンサC1 として用いてある。なお、コンデン
サC1 ’,C1 ”の合成容量はコンデンサC1 の容量と
同一としてある(C1 =C1 ’+C1 ”)。
【0082】本実施例で、上述のようにコンデンサC1
をコンデンサC1 ’,C1 ”に分割してあるのは次の理
由による。つまり、コンデンサC1 を分割しないと、こ
のコンデンサC1 はフィラメントF2 に接続されるた
め、コンデンサC1 に流れる電流がフィラメントF2 に
より制限され、コッククロフト回路1’の上段へのエネ
ルギの伝達が十分に行われない。しかし、本実施例のよ
うにコンデンサC1 を分割すると、コンデンサC1 ”に
流れる電流はフィラメントF2 により制限されないの
で、コッククロフト回路1’の上位段に十分なエネルギ
を伝えることができる。なお、コンデンサC1 ’,
C1 ”の分割比を変えることにより、予熱電流I f1,I
f2の波高値を任意に制御することが可能となる。
をコンデンサC1 ’,C1 ”に分割してあるのは次の理
由による。つまり、コンデンサC1 を分割しないと、こ
のコンデンサC1 はフィラメントF2 に接続されるた
め、コンデンサC1 に流れる電流がフィラメントF2 に
より制限され、コッククロフト回路1’の上段へのエネ
ルギの伝達が十分に行われない。しかし、本実施例のよ
うにコンデンサC1 を分割すると、コンデンサC1 ”に
流れる電流はフィラメントF2 により制限されないの
で、コッククロフト回路1’の上位段に十分なエネルギ
を伝えることができる。なお、コンデンサC1 ’,
C1 ”の分割比を変えることにより、予熱電流I f1,I
f2の波高値を任意に制御することが可能となる。
【0083】(実施例20)図42及び図43に図11
に示す第2の実施例を変形した実施例であり、第2の実
施例のコッククロフト回路1の端子とフィラメントF
2 の一端との間に接続されたスイッチSW3 に加えて、
上記フィラメントF2 の一端をコッククロフト回路1の
端子及びの夫々接続するスイッチSW3 ’,S
W3 ”を設けた点に特徴がある。
に示す第2の実施例を変形した実施例であり、第2の実
施例のコッククロフト回路1の端子とフィラメントF
2 の一端との間に接続されたスイッチSW3 に加えて、
上記フィラメントF2 の一端をコッククロフト回路1の
端子及びの夫々接続するスイッチSW3 ’,S
W3 ”を設けた点に特徴がある。
【0084】本実施例では、図43(ハ)〜(ホ)に示
すように、放電灯Laの調光状態が深くなるに応じてス
イッチ要素SW3 ’、スイッチ要素SW3 、スイッチ要
素SW3 ”の順にオンとする。このようにすれば、コン
デンサC1 の両端電圧、コンデンサC1 ,C3 の直列和
の電圧、コンデンサC1 ,C3 ,C5 の直列和の電圧に
より予熱電流を流すことができ、図43(ト)に示すよ
うに予熱電流If2を増加させることができる。
すように、放電灯Laの調光状態が深くなるに応じてス
イッチ要素SW3 ’、スイッチ要素SW3 、スイッチ要
素SW3 ”の順にオンとする。このようにすれば、コン
デンサC1 の両端電圧、コンデンサC1 ,C3 の直列和
の電圧、コンデンサC1 ,C3 ,C5 の直列和の電圧に
より予熱電流を流すことができ、図43(ト)に示すよ
うに予熱電流If2を増加させることができる。
【0085】なお、本実施例の場合にはコッククロフト
回路1の端子〜を用いたが、放電灯Laの調光状態
が深まった場合に、コッククロフト回路1の下位の端子
から上位の端子へと、フィラメントF2 の一端を接続す
る構成とすれば、他の構成としてもよいことは言うでも
ない。 (実施例21)図44及び図45に本発明のさらに他の
実施例を示す。上述の各実施例の場合には放電灯Laの
調光状態が深くなった場合に、コッククロフト回路1を
電源として放電灯Laのフィラメントの予熱電流を増加
させて、放電灯Laを安定点灯させる場合について説明
したが、放電灯Laの調光状態が深くなったときに、放
電灯Laの両端に印加される電圧を高くして放電灯La
を安定点灯させるようにすることもできる。
回路1の端子〜を用いたが、放電灯Laの調光状態
が深まった場合に、コッククロフト回路1の下位の端子
から上位の端子へと、フィラメントF2 の一端を接続す
る構成とすれば、他の構成としてもよいことは言うでも
ない。 (実施例21)図44及び図45に本発明のさらに他の
実施例を示す。上述の各実施例の場合には放電灯Laの
調光状態が深くなった場合に、コッククロフト回路1を
電源として放電灯Laのフィラメントの予熱電流を増加
させて、放電灯Laを安定点灯させる場合について説明
したが、放電灯Laの調光状態が深くなったときに、放
電灯Laの両端に印加される電圧を高くして放電灯La
を安定点灯させるようにすることもできる。
【0086】そこで、本実施例ではコッククロフト回路
1の端子〜の夫々と、放電灯LaのフィラメントF
1 のダイオードD8 を介する直流電源Eの印加端との間
に、スイッチ要素SW41〜SW43を接続してある。い
ま、図45(イ)に示す主スイッチ要素SW1 のオン時
にいずれのスイッチ要素SW41〜SW43がオンしている
かにより、放電灯Laの両端に印加される電圧が変化す
る。
1の端子〜の夫々と、放電灯LaのフィラメントF
1 のダイオードD8 を介する直流電源Eの印加端との間
に、スイッチ要素SW41〜SW43を接続してある。い
ま、図45(イ)に示す主スイッチ要素SW1 のオン時
にいずれのスイッチ要素SW41〜SW43がオンしている
かにより、放電灯Laの両端に印加される電圧が変化す
る。
【0087】例えば、図45に示すように、スイッチ要
素SW41のオンの状態で、主スイッチ要素SW1 がオン
している間には、放電灯Laの両端には直流電源Eの電
圧にコンデンサC2 の両端電圧を加えた電圧、つまりは
直流電源Eの電源電圧の2倍の電圧が印加される。ま
た、スイッチ要素SW42のオンの状態で、主スイッチ要
素SW1 がオンしている間には、放電灯Laの両端には
直流電源Eの電圧に、コンデンサC2 ,C4の両端電圧
の直列和の電圧を加えた電圧、つまりは直流電源Eの電
源電圧の3倍の電圧が印加される。
素SW41のオンの状態で、主スイッチ要素SW1 がオン
している間には、放電灯Laの両端には直流電源Eの電
圧にコンデンサC2 の両端電圧を加えた電圧、つまりは
直流電源Eの電源電圧の2倍の電圧が印加される。ま
た、スイッチ要素SW42のオンの状態で、主スイッチ要
素SW1 がオンしている間には、放電灯Laの両端には
直流電源Eの電圧に、コンデンサC2 ,C4の両端電圧
の直列和の電圧を加えた電圧、つまりは直流電源Eの電
源電圧の3倍の電圧が印加される。
【0088】さらに、スイッチ要素SW43のオンの状態
で、主スイッチ要素SW1 がオンしている間には、放電
灯Laの両端には直流電源Eの電圧に、コンデンサ
C2 ,C 4 ,C6 の両端電圧の直列和の電圧を加えた電
圧、つまりは直流電源Eの電源電圧の4倍の電圧が印加
される。このように放電灯Laの調光状態が深くなった
ときに、放電灯Laの両端に印加される電圧を高くすれ
ば、放電灯Laを立消えさせることなく安定点灯させる
ことができる。
で、主スイッチ要素SW1 がオンしている間には、放電
灯Laの両端には直流電源Eの電圧に、コンデンサ
C2 ,C 4 ,C6 の両端電圧の直列和の電圧を加えた電
圧、つまりは直流電源Eの電源電圧の4倍の電圧が印加
される。このように放電灯Laの調光状態が深くなった
ときに、放電灯Laの両端に印加される電圧を高くすれ
ば、放電灯Laを立消えさせることなく安定点灯させる
ことができる。
【0089】なお、上記各スイッチ要素SW41〜SW43
のオン状態は任意に設定でき、例えばその他のスイッチ
要素SW1 ,SW2 のオン状態に応じて図45(ト)に
示すように放電灯Laに印加される電圧は変化する。し
かし、要は放電灯Laの調光状態が深くなったときに、
放電灯Laの両端に印加される電圧を高くなるようにす
ればよいのであり、それ以外の期間における電圧がいか
なるものであるかは、さほどの意味は持たないので、説
明は省略する。
のオン状態は任意に設定でき、例えばその他のスイッチ
要素SW1 ,SW2 のオン状態に応じて図45(ト)に
示すように放電灯Laに印加される電圧は変化する。し
かし、要は放電灯Laの調光状態が深くなったときに、
放電灯Laの両端に印加される電圧を高くなるようにす
ればよいのであり、それ以外の期間における電圧がいか
なるものであるかは、さほどの意味は持たないので、説
明は省略する。
【0090】また、本実施例は上記各実施例と組み合わ
せることができ、調光時においてさらに安定に放電灯L
aを点灯できることになる。ところで、上述した各実施
例の場合に用いてあるコッククロフト回路の段数には特
に限定はない。また、直流電源Eとしては、図46
(a)に示す交流電源ACをダイオードDで半波整流し
て作成したもの、同図(b)に示すようにダイオードブ
リッジDBを用いて全波整流して作成したもの、同図
(c)に示すようにAC−DCコンバータ2で直流変換
して作成したもの、同図(d)に示すように直流電源V
をDC−DCコンバータ3で電圧変換して作成したも
の、同図(e)に示すように交流電源ACをダイオード
D及びコンデンサCで整流平滑して作成したもの、ある
いは同図(f)に示すように交流電源ACをダイオード
ブリッジDB及びコンデンサCで整流平滑して作成した
ものなどのいずれのものであってもよい。
せることができ、調光時においてさらに安定に放電灯L
aを点灯できることになる。ところで、上述した各実施
例の場合に用いてあるコッククロフト回路の段数には特
に限定はない。また、直流電源Eとしては、図46
(a)に示す交流電源ACをダイオードDで半波整流し
て作成したもの、同図(b)に示すようにダイオードブ
リッジDBを用いて全波整流して作成したもの、同図
(c)に示すようにAC−DCコンバータ2で直流変換
して作成したもの、同図(d)に示すように直流電源V
をDC−DCコンバータ3で電圧変換して作成したも
の、同図(e)に示すように交流電源ACをダイオード
D及びコンデンサCで整流平滑して作成したもの、ある
いは同図(f)に示すように交流電源ACをダイオード
ブリッジDB及びコンデンサCで整流平滑して作成した
ものなどのいずれのものであってもよい。
【0091】
【発明の効果】本発明は上述のように、直流電源に主ス
イッチ要素を介して放電灯を接続すると共に、放電灯の
両端にコッククロフト回路を接続し、コッククロフト回
路の入力端に並列に副スイッチ要素を接続し、主スイッ
チ要素及び副スイッチ要素を交互にオン,オフさせるこ
とにより、コッククロフト回路の出力に生じる昇圧電圧
で放電灯を始動する放電灯点灯装置において、コックク
ロフト回路から放電灯のフィラメントに予熱電力を供給
しているので、コッククロフト回路を予熱電源として用
いて外部電源を用いる必要が無く、しかもコッククロフ
ト回路からフィラメントに供給される電力は、例えば主
スイッチ要素及び副スイッチ要素のスイッチング制御に
より容易に可変でき、簡易に調光状態に応じて予熱電流
を調節できる。
イッチ要素を介して放電灯を接続すると共に、放電灯の
両端にコッククロフト回路を接続し、コッククロフト回
路の入力端に並列に副スイッチ要素を接続し、主スイッ
チ要素及び副スイッチ要素を交互にオン,オフさせるこ
とにより、コッククロフト回路の出力に生じる昇圧電圧
で放電灯を始動する放電灯点灯装置において、コックク
ロフト回路から放電灯のフィラメントに予熱電力を供給
しているので、コッククロフト回路を予熱電源として用
いて外部電源を用いる必要が無く、しかもコッククロフ
ト回路からフィラメントに供給される電力は、例えば主
スイッチ要素及び副スイッチ要素のスイッチング制御に
より容易に可変でき、簡易に調光状態に応じて予熱電流
を調節できる。
【0092】また、主スイッチ要素のオンデューティあ
るいはスイッチング周波数を低下させて放電灯の調光状
態を深くするのに伴い、副スイッチ要素のオンデューテ
ィあるいはスイッチング周波数を増加させ、コッククロ
フト回路から放電灯のフィラメントに供給される予熱電
力を増加させるようにすれば、調光時に不安定になりが
ちな放電灯の点灯状態を、フィラメントの予熱状態を高
めることで安定させることができ、調光点灯時に放電灯
を安定点灯させることができる。
るいはスイッチング周波数を低下させて放電灯の調光状
態を深くするのに伴い、副スイッチ要素のオンデューテ
ィあるいはスイッチング周波数を増加させ、コッククロ
フト回路から放電灯のフィラメントに供給される予熱電
力を増加させるようにすれば、調光時に不安定になりが
ちな放電灯の点灯状態を、フィラメントの予熱状態を高
めることで安定させることができ、調光点灯時に放電灯
を安定点灯させることができる。
【0093】また、放電灯のフィラメントとコッククロ
フト回路の各段との間を夫々接続する複数のスイッチ手
段を設け、主スイッチ要素のオンデューティあるいはス
イッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深く
するのに伴い、コッククロフト回路の下位段から上位段
に放電灯のフィラメントを接続してコッククロフト回路
から放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増加
させて放電灯の予熱状態を高めるようにしても、上述の
場合と同様に調光時に不安定になりがちな放電灯の点灯
状態を、フィラメントの予熱状態を高めることで安定さ
せ、調光点灯時に放電灯を安定点灯させることができ
る。
フト回路の各段との間を夫々接続する複数のスイッチ手
段を設け、主スイッチ要素のオンデューティあるいはス
イッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深く
するのに伴い、コッククロフト回路の下位段から上位段
に放電灯のフィラメントを接続してコッククロフト回路
から放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増加
させて放電灯の予熱状態を高めるようにしても、上述の
場合と同様に調光時に不安定になりがちな放電灯の点灯
状態を、フィラメントの予熱状態を高めることで安定さ
せ、調光点灯時に放電灯を安定点灯させることができ
る。
【0094】さらに、コッククロフト回路とフィラメン
トとの間に直列もしくは並列に接続されるインピーダン
ス要素を設け、主スイッチ要素のオンデューティあるい
はスイッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を
深くするのに伴い、上記インピーダンス要素の値を変化
させ、コッククロフト回路から放電灯のフィラメントに
供給される予熱電力を増加させて放電灯の予熱状態を高
めるようにしても、調光点灯時に放電灯を安定点灯させ
ることができる。
トとの間に直列もしくは並列に接続されるインピーダン
ス要素を設け、主スイッチ要素のオンデューティあるい
はスイッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を
深くするのに伴い、上記インピーダンス要素の値を変化
させ、コッククロフト回路から放電灯のフィラメントに
供給される予熱電力を増加させて放電灯の予熱状態を高
めるようにしても、調光点灯時に放電灯を安定点灯させ
ることができる。
【0095】また、放電灯の各フィラメントをコックク
ロフト回路から予熱電力を供給して予熱する場合には、
コッククロフト回路の異なる段から放電灯の各フィラメ
ントに予熱電力を供給するようにすればよい。さらに、
コッククロフト回路の最上段のコンデンサの代わりに放
電灯のフィラメントを接続して予熱を行うようにすれ
ば、例えば放電灯の高電位側のフィラメントを予熱を適
切に行える。
ロフト回路から予熱電力を供給して予熱する場合には、
コッククロフト回路の異なる段から放電灯の各フィラメ
ントに予熱電力を供給するようにすればよい。さらに、
コッククロフト回路の最上段のコンデンサの代わりに放
電灯のフィラメントを接続して予熱を行うようにすれ
ば、例えば放電灯の高電位側のフィラメントを予熱を適
切に行える。
【0096】さらにまた、放電灯のフィラメントにコン
デンサを介してコッククロフト回路から予熱電流を流
し、上記コンデンサの充電電荷を用いてフィラメントに
逆方向の予熱電流を流すスイッチ要素を設ければ、放電
灯のフィラメントを交流で予熱することができる。
デンサを介してコッククロフト回路から予熱電流を流
し、上記コンデンサの充電電荷を用いてフィラメントに
逆方向の予熱電流を流すスイッチ要素を設ければ、放電
灯のフィラメントを交流で予熱することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図であ
る。
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図であ
る。
【図3】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイッチ
ング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイッチ
ング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
【図4】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱制御
を行う場合の動作説明図である。
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱制御
を行う場合の動作説明図である。
【図5】同上において主スイッチ要素のスイッチング周
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
【図6】同上において主スイッチ要素のスイッチング周
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイ
ッチング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説
明図である。
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイ
ッチング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説
明図である。
【図7】同上において主スイッチ要素のスイッチング周
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱
制御を行う場合の動作説明図である。
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱
制御を行う場合の動作説明図である。
【図8】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
及びスイッチング周波数を共に可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のオンデューティを可変して予熱制
御を行う場合の動作説明図である。
及びスイッチング周波数を共に可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のオンデューティを可変して予熱制
御を行う場合の動作説明図である。
【図9】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のスイッチング周波数を可変して予
熱制御を行う場合の動作説明図である。
及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のスイッチング周波数を可変して予
熱制御を行う場合の動作説明図である。
【図10】同上において主スイッチ要素のオンデューテ
ィ及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を
行い、副スイッチ要素のオンデューティ及びスイッチン
グ周波数を共に可変して予熱制御を行う場合の動作説明
図である。
ィ及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を
行い、副スイッチ要素のオンデューティ及びスイッチン
グ周波数を共に可変して予熱制御を行う場合の動作説明
図である。
【図11】第2の実施例の回路図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】第3の実施例の回路図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】第4の実施例の回路図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】第5の実施例の回路図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】第6の実施例の回路図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】第7の実施例の回路図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【図23】第8の実施例の回路図である。
【図24】第9の実施例の回路図である。
【図25】同上の動作説明図である。
【図26】第10の実施例の回路図である。
【図27】同上の動作説明図である。
【図28】第11の実施例の回路図である。
【図29】同上の動作説明図である。
【図30】第12の実施例の回路図である。
【図31】同上の動作説明図である。
【図32】第13の実施例の回路図である。
【図33】同上の動作説明図である。
【図34】第14の実施例の回路図である。
【図35】同上の動作説明図である。
【図36】第15の実施例の回路図である。
【図37】同上の動作説明図である。
【図38】第16の実施例の回路図である。
【図39】第17の実施例の回路図である。
【図40】第18の実施例の回路図である。
【図41】第19の実施例の回路図である。
【図42】第20の実施例の回路図である。
【図43】同上の動作説明図である。
【図44】第21の実施例の回路図である。
【図45】同上の動作説明図である。
【図46】(a)〜(f)は本発明の対象となる直流電
源を示す回路図である。
源を示す回路図である。
【図47】従来例の回路図である。
【図48】同上の動作説明図である。
1,1’ コッククロフト回路 La 放電灯 E 直流電源 SW1 主スイッチ要素 SW2 副スイッチ要素 F1 ,F2 フィラメント C1 ,C10,C31,C32,C33 コンデンサ SW4 ,SW5 ,SW33〜SW36,SW3 ,SW3 ’,
SW3 ” スイッチ要素
SW3 ” スイッチ要素
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 放電灯点灯装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、コッククロフト回路で
倍電圧整流して得た昇圧電圧で放電灯を始動,点灯する
放電灯点灯装置に関するものである。
倍電圧整流して得た昇圧電圧で放電灯を始動,点灯する
放電灯点灯装置に関するものである。
【従来の技術】従来のこの種の放電灯点灯装置を図47
に示す。この放電灯点灯装置では、直流電源Eの両端に
主スイッチ要素SW1 を介して放電灯Laを接続し、放
電灯Laに倍電圧整流回路の一種であるコッククロフト
回路(またはコッククロフト・ワルトン回路とも呼ぶ)
1を並列に接続し、このコッククロフト回路1で直流電
源Eの電圧を昇圧して放電灯Laに印加することによ
り、放電灯Laを始動するようになっている。上記放電
灯点灯装置は、直流電源Eと放電灯Laとの間にインピ
ーダンス素子を付加する必要のない点灯回路を基本とし
ている。上記コッククロフト回路1は、コンデンサC1
〜C6 及びダイオードD1 〜D 6 で構成してある。この
コッククロフト回路1の入力端には並列に副スイッチ要
素SW2 を接続してあり、このコッククロフト回路1の
出力電流が直流電源E側に逆流することを防止するため
に、コッククロフト回路1の接続点と直流電源Eとの間
にダイオードD8 を接続してある。このコッククロフト
回路1では、副スイッチ要素SW2 と上記主スイッチ要
素SW1 とをスイッチングさせて昇圧電圧を生じる。上
記コッククロフト回路1の動作を説明する。いま、コッ
ククロフト回路1の各コンデンサC1 〜C6 の容量が等
しく、夫々のコンデンサC1 〜C6 が全く充電状態にな
いものとして、各スイッチ要素SW1 ,SW2 を交互に
相反させてオン,オフさせた場合について動作を説明す
る。なお、以下の説明ではダイオードD1 〜D6 の電圧
降下分は無視する。まず、始動時にはスイッチ要素SW
1 をオンとする。このスイッチ要素SW1のオンによ
り、コンデンサC1 がダイオードD1 を介して直流電源
Eの両端に接続され、コンデンサC1 が直流電源Eの電
源電圧まで充電される。次に、スイッチ要素SW2 をオ
ンとすると、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD
2 を介してコンデンサC2 に放出される。この場合に、
コンデンサC1の充電電荷はコンデンサC2 の充電電荷
が共にほぼ等しくなるまで放出される。このため、コン
デンサC1 ,C2 の両端電圧Vc1,Vc2はほぼ等しくな
る。再度、スイッチ要素SW1 がオンとなると、上述の
ようにダイオードD1 を介してコンデンサC1 が直流電
源Eの電源電圧まで充電され、同時にコンデンサC 2 の
充電電荷がダイオードD3 を介してコンデンサC3 に放
出される。ここで、コンデンサC2 の充電電荷はコンデ
ンサC3 の充電電荷が共にほぼ等しくなるまで放出さ
れ、コンデンサC2 ,C3 の両端電圧Vc2,Vc3はほぼ
等しくなる。さらにスイッチSW2 がオンすると、コン
デンサC1 の充電電荷によるコンデンサC2 の充電、コ
ンデンサC3 によるコンデンサC4 の充電が行われ、コ
ンデンサC1 ,C2 の両端電圧Vc1,Vc2がほぼ等し
く、またコンデンサC3 ,C4の両端電圧Vc3,Vc4が
ほぼ等しくなる。以下、同様の動作を繰り返してコンデ
ンサC6 まで充電される。そして、上記一連の動作を更
に繰り返すことにより、各々のコンデンサC1 〜C6 に
十分に電荷が充電されると、つまりは各コンデンサC1
〜C6 がすべて直流電源Eの電源電圧になるまで充電さ
れると、放電灯Laの両端には図48のような高電圧が
印加され、放電灯Laが始動される。そして、放電灯L
aが始動した後は、副スイッチ要素SW2 をオフ状態に
維持すれば、放電灯Laの始動後における高電圧の印加
は停止され、主スイッチ要素SW1 を介して直流電源E
から供給されるランプ電流で放電灯Laの点灯が維持さ
れる。この放電灯点灯装置においては、例えばスイッチ
要素SW1 のオンデューティもしくは周波数を可変する
ことにより、放電灯Laに供給される電力を調整し、放
電灯Laを調光点灯させることができる。また、この放
電灯点灯装置の場合には、放電灯Laの夫々のフィラメ
ントF1,F2 に予熱電流源I1 ,I2 を介して予熱電
流If1,If2を流して、フィラメントF1 ,F2 の予熱
を行い、予熱電流の制御をスイッチ要素SW01,SW02
のスイッチングにより行っている。
に示す。この放電灯点灯装置では、直流電源Eの両端に
主スイッチ要素SW1 を介して放電灯Laを接続し、放
電灯Laに倍電圧整流回路の一種であるコッククロフト
回路(またはコッククロフト・ワルトン回路とも呼ぶ)
1を並列に接続し、このコッククロフト回路1で直流電
源Eの電圧を昇圧して放電灯Laに印加することによ
り、放電灯Laを始動するようになっている。上記放電
灯点灯装置は、直流電源Eと放電灯Laとの間にインピ
ーダンス素子を付加する必要のない点灯回路を基本とし
ている。上記コッククロフト回路1は、コンデンサC1
〜C6 及びダイオードD1 〜D 6 で構成してある。この
コッククロフト回路1の入力端には並列に副スイッチ要
素SW2 を接続してあり、このコッククロフト回路1の
出力電流が直流電源E側に逆流することを防止するため
に、コッククロフト回路1の接続点と直流電源Eとの間
にダイオードD8 を接続してある。このコッククロフト
回路1では、副スイッチ要素SW2 と上記主スイッチ要
素SW1 とをスイッチングさせて昇圧電圧を生じる。上
記コッククロフト回路1の動作を説明する。いま、コッ
ククロフト回路1の各コンデンサC1 〜C6 の容量が等
しく、夫々のコンデンサC1 〜C6 が全く充電状態にな
いものとして、各スイッチ要素SW1 ,SW2 を交互に
相反させてオン,オフさせた場合について動作を説明す
る。なお、以下の説明ではダイオードD1 〜D6 の電圧
降下分は無視する。まず、始動時にはスイッチ要素SW
1 をオンとする。このスイッチ要素SW1のオンによ
り、コンデンサC1 がダイオードD1 を介して直流電源
Eの両端に接続され、コンデンサC1 が直流電源Eの電
源電圧まで充電される。次に、スイッチ要素SW2 をオ
ンとすると、コンデンサC1 の充電電荷がダイオードD
2 を介してコンデンサC2 に放出される。この場合に、
コンデンサC1の充電電荷はコンデンサC2 の充電電荷
が共にほぼ等しくなるまで放出される。このため、コン
デンサC1 ,C2 の両端電圧Vc1,Vc2はほぼ等しくな
る。再度、スイッチ要素SW1 がオンとなると、上述の
ようにダイオードD1 を介してコンデンサC1 が直流電
源Eの電源電圧まで充電され、同時にコンデンサC 2 の
充電電荷がダイオードD3 を介してコンデンサC3 に放
出される。ここで、コンデンサC2 の充電電荷はコンデ
ンサC3 の充電電荷が共にほぼ等しくなるまで放出さ
れ、コンデンサC2 ,C3 の両端電圧Vc2,Vc3はほぼ
等しくなる。さらにスイッチSW2 がオンすると、コン
デンサC1 の充電電荷によるコンデンサC2 の充電、コ
ンデンサC3 によるコンデンサC4 の充電が行われ、コ
ンデンサC1 ,C2 の両端電圧Vc1,Vc2がほぼ等し
く、またコンデンサC3 ,C4の両端電圧Vc3,Vc4が
ほぼ等しくなる。以下、同様の動作を繰り返してコンデ
ンサC6 まで充電される。そして、上記一連の動作を更
に繰り返すことにより、各々のコンデンサC1 〜C6 に
十分に電荷が充電されると、つまりは各コンデンサC1
〜C6 がすべて直流電源Eの電源電圧になるまで充電さ
れると、放電灯Laの両端には図48のような高電圧が
印加され、放電灯Laが始動される。そして、放電灯L
aが始動した後は、副スイッチ要素SW2 をオフ状態に
維持すれば、放電灯Laの始動後における高電圧の印加
は停止され、主スイッチ要素SW1 を介して直流電源E
から供給されるランプ電流で放電灯Laの点灯が維持さ
れる。この放電灯点灯装置においては、例えばスイッチ
要素SW1 のオンデューティもしくは周波数を可変する
ことにより、放電灯Laに供給される電力を調整し、放
電灯Laを調光点灯させることができる。また、この放
電灯点灯装置の場合には、放電灯Laの夫々のフィラメ
ントF1,F2 に予熱電流源I1 ,I2 を介して予熱電
流If1,If2を流して、フィラメントF1 ,F2 の予熱
を行い、予熱電流の制御をスイッチ要素SW01,SW02
のスイッチングにより行っている。
【発明が解決しようとする課題】ところで、放電灯La
を調光点灯させた場合には、放電灯Laが点灯維持しに
くい状態になるので、この場合には放電灯Laを安定点
灯させるために予熱電流を増加させることが好ましい。
しかし、上記放電灯点灯装置のように外部電源を用いて
放電灯LaのフィラメントF1 ,F2 の予熱を行うと、
調光状態に応じて予熱電流を調節することが難しく、回
路が複雑且つ大型になるという問題があった。本発明は
上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とする
ところは、コッククロフト回路を用いて放電灯に始動電
圧を与える放電灯点灯装置において、外部電源を用いる
ことなく簡易に調光状態に応じて予熱電流を調節できる
ようにすることにある。
を調光点灯させた場合には、放電灯Laが点灯維持しに
くい状態になるので、この場合には放電灯Laを安定点
灯させるために予熱電流を増加させることが好ましい。
しかし、上記放電灯点灯装置のように外部電源を用いて
放電灯LaのフィラメントF1 ,F2 の予熱を行うと、
調光状態に応じて予熱電流を調節することが難しく、回
路が複雑且つ大型になるという問題があった。本発明は
上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とする
ところは、コッククロフト回路を用いて放電灯に始動電
圧を与える放電灯点灯装置において、外部電源を用いる
ことなく簡易に調光状態に応じて予熱電流を調節できる
ようにすることにある。
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、直流電源に主スイッチ要素を介して放
電灯を接続すると共に、放電灯の両端にコッククロフト
回路を接続し、コッククロフト回路の入力端に並列に副
スイッチ要素を接続し、主スイッチ要素及び副スイッチ
要素を交互にオン,オフさせることにより、コッククロ
フト回路の出力に生じる昇圧電圧で放電灯を始動,点灯
する放電灯点灯装置において、コッククロフト回路から
放電灯のフィラメントに予熱電力を供給している。な
お、調光点灯時に放電灯を安定点灯させる場合には、主
スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチング周波
数、あるいはオンデューティ及びスイッチング周波数を
共に低下させて放電灯の調光状態を深くするのに伴い、
副スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチング周
波数、あるいはオンデューティ及びスイッチング周波数
を共に増加させ、コッククロフト回路から放電灯のフィ
ラメントに供給される予熱電力を増加させるようにすれ
ばよい。また、調光点灯時に放電灯を安定点灯させる別
の方法として、放電灯のフィラメントとコッククロフト
回路の各段との間を夫々接続する複数のスイッチ手段を
設け、主スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチ
ング周波数、あるいはオンデューティ及びスイッチング
周波数を共に低下させて放電灯の調光状態を深くするの
に伴い、コッククロフト回路の下位段から上位段に放電
灯のフィラメントを接続してコッククロフト回路から放
電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増加させて
放電灯の予熱状態を高めるようにしてもよい。さらに、
調光点灯時に放電灯を安定点灯させるさらに別の方法と
しては、コッククロフト回路とフィラメントとの間に直
列もしくは並列に接続されるインピーダンス要素を設
け、主スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチン
グ周波数、あるいはオンデューティ及びスイッチング周
波数を共に低下させて放電灯の調光状態を深くするのに
伴い、上記インピーダンス要素の値を変化させ、コック
クロフト回路から放電灯のフィラメントに供給される予
熱電力を増加させて放電灯の予熱状態を高めるようにす
ることもできる。また、放電灯の各フィラメントをコッ
ククロフト回路から予熱電力を供給して予熱する場合に
は、コッククロフト回路の異なる段から放電灯の各フィ
ラメントに予熱電力を供給するようにすればよい。さら
に、例えば放電灯の高電位側のフィラメントを予熱する
場合、コッククロフト回路の最上段のコンデンサの代わ
りに放電灯のフィラメントを接続して予熱を行うように
すればよい。放電灯のフィラメントを交流で予熱する場
合には、放電灯のフィラメントにコンデンサを介してコ
ッククロフト回路から予熱電流を流し、上記コンデンサ
の充電電荷を用いてフィラメントに逆方向の予熱電流を
流すスイッチ要素を設ければよい。
達成するために、直流電源に主スイッチ要素を介して放
電灯を接続すると共に、放電灯の両端にコッククロフト
回路を接続し、コッククロフト回路の入力端に並列に副
スイッチ要素を接続し、主スイッチ要素及び副スイッチ
要素を交互にオン,オフさせることにより、コッククロ
フト回路の出力に生じる昇圧電圧で放電灯を始動,点灯
する放電灯点灯装置において、コッククロフト回路から
放電灯のフィラメントに予熱電力を供給している。な
お、調光点灯時に放電灯を安定点灯させる場合には、主
スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチング周波
数、あるいはオンデューティ及びスイッチング周波数を
共に低下させて放電灯の調光状態を深くするのに伴い、
副スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチング周
波数、あるいはオンデューティ及びスイッチング周波数
を共に増加させ、コッククロフト回路から放電灯のフィ
ラメントに供給される予熱電力を増加させるようにすれ
ばよい。また、調光点灯時に放電灯を安定点灯させる別
の方法として、放電灯のフィラメントとコッククロフト
回路の各段との間を夫々接続する複数のスイッチ手段を
設け、主スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチ
ング周波数、あるいはオンデューティ及びスイッチング
周波数を共に低下させて放電灯の調光状態を深くするの
に伴い、コッククロフト回路の下位段から上位段に放電
灯のフィラメントを接続してコッククロフト回路から放
電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増加させて
放電灯の予熱状態を高めるようにしてもよい。さらに、
調光点灯時に放電灯を安定点灯させるさらに別の方法と
しては、コッククロフト回路とフィラメントとの間に直
列もしくは並列に接続されるインピーダンス要素を設
け、主スイッチ要素のオンデューティまたはスイッチン
グ周波数、あるいはオンデューティ及びスイッチング周
波数を共に低下させて放電灯の調光状態を深くするのに
伴い、上記インピーダンス要素の値を変化させ、コック
クロフト回路から放電灯のフィラメントに供給される予
熱電力を増加させて放電灯の予熱状態を高めるようにす
ることもできる。また、放電灯の各フィラメントをコッ
ククロフト回路から予熱電力を供給して予熱する場合に
は、コッククロフト回路の異なる段から放電灯の各フィ
ラメントに予熱電力を供給するようにすればよい。さら
に、例えば放電灯の高電位側のフィラメントを予熱する
場合、コッククロフト回路の最上段のコンデンサの代わ
りに放電灯のフィラメントを接続して予熱を行うように
すればよい。放電灯のフィラメントを交流で予熱する場
合には、放電灯のフィラメントにコンデンサを介してコ
ッククロフト回路から予熱電流を流し、上記コンデンサ
の充電電荷を用いてフィラメントに逆方向の予熱電流を
流すスイッチ要素を設ければよい。
【作用】本発明は、上述のようにコッククロフト回路か
ら放電灯のフィラメントに予熱電力を供給することによ
り、コッククロフト回路を予熱電源として用い、外部電
源を用いる必要を無くし、しかもコッククロフト回路か
らフィラメントに供給される電力は、例えば主スイッチ
要素及び副スイッチ要素のスイッチング制御により容易
に可変可能であるから、簡易に調光状態に応じた予熱電
流の調節が可能となる。さらに、放電灯点灯装置の小型
化を図ることも可能とする。
ら放電灯のフィラメントに予熱電力を供給することによ
り、コッククロフト回路を予熱電源として用い、外部電
源を用いる必要を無くし、しかもコッククロフト回路か
らフィラメントに供給される電力は、例えば主スイッチ
要素及び副スイッチ要素のスイッチング制御により容易
に可変可能であるから、簡易に調光状態に応じた予熱電
流の調節が可能となる。さらに、放電灯点灯装置の小型
化を図ることも可能とする。
【実施例】 (実施例1)図1及び図2に本発明の一実施例を示す。
本実施例の場合には、図1に示すように、図47におけ
る従来の放電灯点灯装置から予熱電流源I1 ,I2 及び
スイッチ要素SW01,SW02を取り去り、且つコックク
ロフト回路1のコンデンサC 3 ,C5 の接続点に放電灯
LaのフィラメントF2 の一端を接続すると共に、スイ
ッチ要素SW1 ,SW2 の接続点にフィラメントF2 の
他端を接続し、コッククロフト回路1から放電灯Laの
フィラメントF2 に予熱電流を供給する点に特徴があ
る。なお、本実施例の場合にはフィラメントF2 側だけ
を予熱するようにしてある。本実施例の動作を以下に説
明する。なお、以下の説明は放電灯Laが安定点灯後に
おける動作である。時刻t0 において図2(イ)に示す
ように主スイッチ要素SW1 をオンとする。このとき、
フィラメントF2 の両端に、主スイッチ要素SW1 を介
して直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧
VC2を加えた電圧が印加され、これにより放電灯Laの
フィラメントF2 に図1の矢印の示す方向に図2(ニ)
に示す予熱電流If2が流れる。このとき、コンデンサC
1 はダイオードD1 を介して直流電源Eの電源電圧まで
充電され、コンデンサC2 の電荷がダイオードD3 を介
してコンデンサC3 に放出される。また、このとき同時
にコンデンサC4 の電荷がダイオードD5 を介してコン
デンサC5 に放出されるが、このように放電灯Laのフ
ィラメントF2の予熱電流に関与しない動作に関しては
以下の説明では省略する。なお、上記予熱電流If2が徐
々に低下しているのは、コンデンサC2 の放電によるた
めである。時刻t1 では主スイッチ要素SW1 をオフと
し、時刻t1 から時刻t2 の期間にはスイッチ要素SW
1 ,SW2 を共にオフとする。なお、このようにスイッ
チ要素SW1 ,SW2 が共にオフとなる期間を設けるこ
とにより、両スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオンと
なり、直流電源Eの両端が短絡されることを防止してあ
る。この期間t1 〜t2 には、コンデンサC1 ,C3 の
両端電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメント
F2 に予熱電流If2が流される。この場合には、コンデ
ンサC1 ,C3 の充電電荷の放出に伴い、時刻t0 〜t
1 期間よりも少し急に予熱電流If2が減少していく。時
刻t2 になると、副スイッチ要素SW2 をオンとする。
コンデンサC1 ,C 3 の両端電圧Vc1,Vc3の直列和の
電圧でフィラメントF2 に予熱電流が流れると共に、コ
ンデンサC1 の充電電荷がダイオードD1 を介してコン
デンサC2 に放出され、またコンデンサC3 の充電電荷
がダイオードD4 を介してコンデンサC4 に放出され
る。この場合には、コンデンサC1 ,C3 の充電電荷の
一部がコンデンサC2 ,C4 に放出されるため、期間t
1 〜t2 よりもさらに急に予熱電流If2が減少してい
く。時刻t3 では、副スイッチ要素SW2 をオフとし、
時刻t3 から時刻t4 の期間にはスイッチ要素SW1 ,
SW2 を共にオフとする。この場合にはコッククロフト
回路1の動作状態は期間t1 〜t2 の状態に戻り、従っ
て期間t2 〜t3 よりも予熱電流If2の減少は緩やかに
なる。時刻t4 では、再度主スイッチ要素SW1 をオン
することにより、時刻t0 の動作に戻る。以下同様の動
作を繰り返すことにより、コッククロフト回路1から放
電灯LaのフィラメントF2 を予熱電流If2を流して、
放電灯Laの予熱を行うことができる。このようにコッ
ククロフト回路1を予熱電源として用いると、外部電源
を必要としない。いま、図2(イ)に示すように、主ス
イッチ要素SW1 のオン周期(スイッチング周波数)は
一定の状態で、この主スイッチ要素SW1 のオンデュー
ティを小さく(オン期間を短く)すると、放電灯Laに
直流電源Eから供給される電力が低下し(ランプ電流I
Laは図2(ハ)に示すように減少し)、これにより放電
灯Laは調光点灯状態になり、主スイッチ要素SW1 の
オンデューティの低下に伴って調光状態は深くなる。こ
の場合において、図2(ロ)に示すように、副スイッチ
要素SW2 のオンデューティを徐々に増加させる(オン
期間を徐々に長くする)と、同図(ニ)に示すように予
熱電流If2を徐々に増加させることができる。但し、本
実施例の場合には副スイッチ要素SW2 のオン周期(ス
イッチング周波数)は一定にしてある。つまり、副スイ
ッチ要素SW2 のオン期間が長くなると、それに伴って
コンデンサC1 からコンデンサC2 に放出される電荷量
が増加し、例えば時刻t4 における主スイッチ要素SW
1 のオン時点で、フィラメントF2 に印加される直流電
源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2の直列
和の電圧が増加し、これにより予熱電流If2が増加する
のである。但し、副スイッチ要素SW2 のオン期間はコ
ンデンサC1 の電荷がコンデンサC2 に放出される期間
内に設定する必要がある。このように、放電灯Laの調
光状態に反比例させて副スイッチ要素SW2 のオンデュ
ーティを可変すれば、調光時においても放電灯Laを安
定点灯させることができる。しかも、主スイッチ要素S
W1 のオンデューティの変化に応じて副スイッチ要素S
W2 のオンデューティを可変すればよいので、予熱電流
の制御を容易に行える。よって、複雑化及び大型化を来
すことなく、放電灯Laの調光状態に応じた予熱制御を
行えることになる。ところで、上述の場合、副スイッチ
要素SW2 ではオンデューティを可変していたが、図3
に示すように、放電灯Laの調光状態に合わせてオン周
期(スイッチング周波数)を可変しても、予熱電流If2
を調節することができる。つまり、図3(ロ)に示すよ
うに、一旦副スイッチ要素SW2 がオンし、コンデンサ
C1によるコンデンサC2 の充電が行われた後の主スイ
ッチ要素SW1 のオン時点では、主スイッチ要素SW1
がオンする毎に、コンデンサC2 の充電電荷が徐々に低
下していく。そこで、次に副スイッチ要素SW2 をオン
するまでの期間、つまりは副スイッチ要素SW2 のオン
周期を可変することにより、主スイッチ要素SW1 のオ
ン時におけるフィラメントF2 に印加される直流電源E
の電源電圧とコンデンサC2の両端電圧VC2の直列和の
電圧を調節でき、図2の動作と同様にして予熱電流I f2
を調節することができる。さらに、図4(ロ)に示すよ
うに、副スイッチ要素SW2 のオンデューティ及びオン
周期を共に可変することによっても、フィラメントF2
に印加される直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の
両端電圧VC2の直列和の電圧を調節でき、このため予熱
電流If2を調節することができる。さらにまた、上述の
場合においては主スイッチ要素SW1 のオンデューティ
を可変して放電灯Laの調光制御を行う場合について説
明したが、図5乃至図7の(イ)に示すようにオン周期
(スイッチング周波数)を可変しても、放電灯Laを調
光点灯させることができる。なお、予熱制御方法は、図
5が図2、図6が図3、図7が図4に対応する。また、
図8乃至図10の(イ)に示すように、主スイッチ要素
SW1 のオンデューティ及びオン周期を共に可変して放
電灯Laを調光点灯させることもできる。なお、予熱制
御方法は、図8が図2、図9が図3、図10が図4に対
応するものである。 (実施例2)図11及び図12に本発明の他の実施例を
示す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端
子とフィラメントF2 の接続点との間に第3のスイッ
チ要素SW3 を設けた点に特徴があり、スイッチ要素S
W3 のオン期間を調節することにより、フィラメントF
2 に供給されるエネルギを任意に制御可能としたもので
ある。本実施例の場合にも、図12に示すように、図2
で説明したと同様に主スイッチ要素SW1 のオンデュー
ティを可変して放電灯Laの調光状態を制御し、且つ副
スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変してコック
クロフト回路1からフィラメントF2 に供給可能な電力
を調整できるようにしてある。そして、本実施例の場合
には、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間を可変し
て、実質的な予熱制御を行うようにしてある。つまり、
第3のスイッチ要素SW 3 のオン期間を可変すると、そ
れに応じて予熱電流If2のフィラメントF2 への通電時
間が変化し、放電灯Laの予熱状態を調節できる。この
ように第3のスイッチ要素SW3 を設ければ、コックク
ロフト回路1の動作状態の影響を少なくして、任意の状
態で放電灯Laの予熱制御を行うことができる。例え
ば、図12の時刻t0 に示すように、主スイッチ要素S
W1 をオンとし(同図(イ))、副スイッチ要素SW2
をオフとした(同図(ロ))状態で、第3のスイッチ要
素SW3 をオンとする(同図(ハ))と、フィラメント
F2 の両端に、第1の実施例で説明したと同様に、第3
のスイッチ要素SW3 及び主スイッチ要素SW1 を介し
て直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧V
C2を加えた電圧を印加して、放電灯Laのフィラメント
F2 に図11の矢印の示す方向に図12(ホ)に示す予
熱電流If2を流すことができる。但し、本実施例の場合
には予熱電流If2の通電時間が第3のスイッチ要素SW
3 のオン期間で制限される点が異なる。また、時刻t1
に示すように、主スイッチ要素SW1 をオフとし、副ス
イッチ要素SW2 をオンとした状態で、第3のスイッチ
要素SW3 をオンとした場合にも、第1の実施例で説明
したと同様に、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧Vc1,
Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 に予熱電流
If2を流すことができる。但し、この場合には予熱電流
If2の通電時間が第3のスイッチ要素SW3 のオン期間
で制限される。ここで、第3のスイッチ要素SW3 を図
12(ハ)に示すように時刻t2 の経過後まで、つまり
はスイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフする期間まで
オンさせた場合、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧
Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 には
引続き予熱電流If2が流される。このように、第3のス
イッチ要素SW3 のオン期間は、コッククロフト回路1
の動作に関係なく設定できる。さらに、時刻t3 に示す
ように、主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ
要素SW2 をオフとした状態で、第3のスイッチ要素S
W3 をオンとすると、時刻t0 の場合と同様に、第3の
スイッチ要素SW3 及び主スイッチ要素SW1を介して
直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2
を加えた電圧で、放電灯LaのフィラメントF2 に図1
2(ホ)に示す予熱電流If2を流すことができる。い
ま、この状態において、図12(ロ)に示すようにその
以前における副スイッチ要素SW2 のオンデューティが
大きくなっていれば、コンデンサC2 の充電電荷量の増
加により、予熱電流If2のピーク値は増加する。従っ
て、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間あるいはオン
時点を任意に調節して、所望の状態で予熱制御を行え
る。なお、図12ではスイッチ要素SW1 ,SW2 が共
にオフとなり、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧Vc1,
Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 には引続き
予熱電流If2を流し、さらに時刻t4 のようにスイッチ
要素SW2 がオンとなり、コンデンサC1 ,C3 の両端
電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2
に予熱電流If2が流され、且つコンデンサC1 の充電電
荷がダイオードD1 を介してコンデンサC2 に放出さ
れ、またコンデンサC3 の充電電荷がダイオードD4 を
介してコンデンサC4 に放出されるので、傾斜が急にな
るように予熱電流If2は流れる。ところで、本実施例の
場合には、調光制御及びコッククロフト回路1からフィ
ラメントF2 に供給可能な電力制御を、スイッチ要素S
W1 ,SW2 のオンデューティを可変して行う場合につ
いて説明したが、勿論図3乃至図10に示す方法を採用
してもよいことは言うまでもない。なお、コッククロフ
ト回路1からフィラメントF2 に供給可能な電力は一定
としておき、第3のスイッチ要素SW3 のオンデューテ
ィまたはスイッチング周波数、あるいはオンデューティ
及びスイッチング周波数を共に可変するだけでも予熱制
御を行うことができる。 (実施例3)図13及び図14に本発明のさらに他の実
施例を示す。本実施例では、図13に示すように、コッ
ククロフト回路1の端子とフィラメントF2 の一端と
の接続点との間にコンデンサC10を設けた点に特徴があ
り、コンデンサC10の充放電により放電灯Laのフィラ
メントF2 に交流の予熱電流を流すようにしたものであ
る。なお、本実施例の場合には、図14に示すように、
主スイッチ要素SW1 のスイッチング周波数を可変して
放電灯Laの調光制御を行い、且つ副スイッチ要素SW
2 のスイッチング周波数を可変して放電灯Laの予熱制
御を行う場合について動作を説明する。図14における
時刻t1 に示すように、主スイッチ要素SW1 をオンと
し、副スイッチ要素SW2 をオフとすると、フィラメン
トF2 の両端に、コンデンサC 10及び主スイッチ要素S
W1 を介して、直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2
の両端電圧VC2を加えた電圧が印加され、図13の矢印
の示す方向に放電灯LaのフィラメントF2 に図14
(ニ)に示す予熱電流If2が流れる。これにより、コン
デンサC10が充電される。そして、時刻t2 でスイッチ
要素SW1 ,SW2 を共にオフすると、予熱電流If2は
流れなくなる。この場合に、ダイオードD1 〜D6 はオ
フされるので、コンデンサC10の充電電荷を放出するル
ープは形成されず、コンデンサC10は電荷を蓄積した状
態を保持する。次に、時刻t3 に示すように、主スイッ
チ要素SW1 をオフのときに、副スイッチ要素SW2 を
オンとすると、コンデンサC10の充電電荷で、ダイオー
ドD4、コンデンサC4 ,コンデンサC2 、スイッチ要
素SW2 、フィラメントF2 の経路で、上述の場合とは
逆方向の予熱電流If2が流れる(図14(ニ))。本実
施例の場合にも、主スイッチ要素SW1 のスイッチング
周波数が低くなるのに伴って副スイッチ要素SW2 のス
イッチング周波数を高くしてあるので、上述した第1の
実施例の場合と同様にコンデンサC2 の充電電荷が増加
し、これにより予熱電流If2が増加するようになってい
る。なお、逆方向の予熱電流If2は、順方向の予熱電流
If2の増加に伴うコンデンサC10の充電電荷の増加によ
り、同様に増加する。ところで、本実施例の場合にも、
第1の実施例のように主スイッチ要素SW1と副スイッ
チ要素SW2 のオンデューティあるいはオンデューティ
とスイッチング周波数とも共に可変して、調光制御及び
予熱制御を行う場合にも適用できることは言うまでもな
い。 (実施例4)図15及び図16にさらに他の実施例を示
す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端子
とフィラメントF2 の一端との接続点との間に、スイ
ッチ要素SW4 を介してコンデンサC10を接続し、さら
にスイッチ要素SW4 とコンデンサC10の接続点と、フ
ィラメントF2 の他端との間にスイッチ要素SW5 を接
続し、フィラメントF2 の予熱回路を構成したものであ
る。本実施例の場合には、図16(イ),(ニ)に示す
ように、スイッチ要素SW 1 のオン時にスイッチ要素S
W4 をオンとして、直流電源Eの電源電圧とコンデンサ
C2 の両端電圧VC2を加えた電圧で、図15中に矢印で
示す方向に予熱電流If2を流し(図16(ヘ))、図1
6(ロ),(ハ)に示すように、スイッチ要素SW2 の
オン時にスイッチ要素SW5 をオンとして、コンデンサ
C10の充電電荷で、図15中の矢印とは逆方向の予熱電
流If2を流す。この場合、コンデンサC10の電荷はスイ
ッチ要素SW4 がオフとなっているので、コッククロフ
ト回路1に放出されず、フィラメントF2 に十分な予熱
電流を流すことができる。つまり、本実施例の場合に
は、スイッチ要素SW1 とスイッチ要素SW4 、スイッ
チ要素SW2 とスイッチ要素SW5 が同時オンする期間
を設ければよい。なお、予熱電流を調光状態に応じて可
変する動作は上記各実施例と全く同じであり、本実施例
ではオンデューティを可変する場合について説明した
が、スイッチング周波数あるいはオンデューティとスイ
ッチング周波数とも共に可変して、調光制御及び予熱制
御を行う場合にも適用できる。ところで、上述した各実
施例の場合には例えば図1に示す段数のコッククロフト
回路1を用いる場合について説明したが、この段数には
別に限定はなく、且つフィラメントF2 の一端側との接
続点の位置は図中に丸囲みの数字(〜)で示すいず
れの端子位置であっても、上述した場合とほぼ同様にし
て予熱制御を行うことができる。 (実施例5)図17及び図18に本発明の別の実施例を
示す。上述した各実施例の場合には、コッククロフト回
路1を予熱電源回路として用いて放電灯Laの低圧側の
フィラメントF2 を予熱するものであったが、本実施例
の場合には放電灯Laの高圧側のフィラメントF1 をコ
ッククロフト回路1を予熱電源回路として用いて予熱す
るようにしたものである。本実施例の場合には、図17
に示すように、上記各実施例におけるコッククロフト回
路1から最上位のコンデンサC6 を省略し、このコック
クロフト回路1’の端子ととを夫々フィラメントF
1 の両端に接続してある。上述した従来例の説明から明
らかなように、主スイッチ要素SW1 をオンとし、副ス
イッチ要素SW2 をオフとしたときには、コンデンサC
4 による充電電荷でダイオードD5 を介してコンデンサ
C5 が充電される状態にある。この場合には、ダイオー
ドD4 ,D6 がオフであるので、放電灯Laのフィラメ
ントF1 には予熱電流If1は流れない。いま、主スイッ
チ要素SW1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオン
としたときには、コンデンサC1 ,C3 ,C5 の両端電
圧の直列和の電圧で、ダイオードD 6 、コンデンサ
C4 、コンデンサC2 、スイッチ要素SW 2 を介して、
フィラメントF1 に予熱電流If1が流される。但し、コ
ンデンサC2 ,C4 には極性が反対の両端電圧が生じて
いるので、結果的にはコンデンサC5 分の充電電荷で、
フィラメントF1 に予熱電流If1が流されることにな
る。本実施例の場合にも、図18(ロ)に示す副スイッ
チ要素SW2 のオンデューティを可変すれば、予熱電流
If1を可変することができることは容易に理解できる。
従って、本実施例においても、図18(イ)に示すよう
に主スイッチ要素SW1 のオンデューティが小さくする
のに反比例させて、副スイッチ要素SW2 のオンデュー
ティを大きくすれば、深い調光状態にあっても放電灯L
aを安定点灯させることができる。なお、本実施例では
オンデューティを可変して調光制御及び予熱制御を行う
場合について説明したが、勿論スイッチング周波数ある
いはオンデューティとスイッチング周波数とを共に可変
して調光制御及び予熱制御を行うようにしてもよいこと
は言うまでもない。 (実施例6)図19及び図20に第5の実施例を改良し
た実施例を示す。本実施例の場合には、コッククロフト
回路1’の端子とフィラメントF1 の一端との間にス
イッチ要素SW21を接続すると共に、端子とフィラメ
ントF1 の他端との間にスイッチ要素SW22を接続して
ある点に特徴がある。本実施例の場合には、主スイッチ
要素SW1 がオフの時点で、副スイッチ要素SW2 及び
スイッチ要素SW21,SW22を共にオンとすることで、
図20(ヘ)に示す予熱電流If1を流すことができる。
なお、本実施例の場合にはスイッチ要素SW21のオン時
におけるスイッチ要素SW22のオンデューティを可変し
て予熱電流制御を行っているが、スイッチ要素SW22の
オン時におけるスイッチ要素SW21のオンデューティを
可変して予熱電流制御を行ってもよい。なお、予熱電流
を調光状態に応じて可変する動作は上記各実施例と全く
同じであり、スイッチング周波数あるいはオンデューテ
ィとスイッチング周波数とも共に可変して、調光制御及
び予熱制御を行う場合にも適用できる。また、本実施例
の場合には、スイッチ要素SW21,SW22のいずれか一
方をオンとした状態では、放電灯Laに高電圧を印加し
て始動する状態になる。つまり、上述のようにして放電
灯Laを予熱し、その後スイッチ要素SW21,SW22の
いずれか一方だけをオンとし、放電灯Laに高電圧を印
加させるのである。ところで、上記第5及び第6の実施
例では、コッククロフト回路1’の端子と端子との
間にフィラメントF1 を接続する場合について説明した
が、フィラメントF1 との接続点はコッククロフト回路
1のどの2点を選択してもよいものである。 (実施例7)図21及び図22に放電灯Laのフィラメ
ントF1 ,F2 の両方を共に予熱できるようにした実施
例を示す。本実施例では、コッククロフト回路1の端子
と端子との間にフィラメントF1 の両端を夫々接続
すると共に、端子と端子との間にフィラメントF2
の両端を夫々接続してある。本実施例の場合には、図2
2における時刻t0 に示すように、主スイッチ要素SW
1 をオンとし、副スイッチ要素SW2 をオフとすると、
ダイオードD1 を介してフィラメントF2 に予熱電流I
f2が流れる。この場合には、フィラメントF 2 の両端に
直流電源Eの電源電圧が印加されるので、フィラメント
F2 には図22(ホ)に示す一定の予熱電流If2が流れ
る。なお、このときダイオードD1 を介してコンデンサ
C1 が充電される。一方、フィラメントF1 には、直流
電源Eの電源電圧にコンデンサC2 ,C4,C6 の両端
電圧の直列和を加えた電圧が、フィラメントF1 、コン
デンサC3、コンデンサC1 、主スイッチ要素SW1 の
経路で印加され、図22(ニ)に示す予熱電流If1が流
れる。なお、この場合には、コンデンサC1 ,C3 の両
端電圧を、直流電源Eの電源電圧にコンデンサC2 ,C
4 ,C6 の両端電圧の直列和を加えた電圧から差し引い
た電圧、つまりはほぼコンデンサC4 ,C6 の両端電圧
の直列和に相当する電圧がフィラメントF1 に印加され
る。また、このとき、コンデンサC4 の充電電荷でダイ
オードD5 を介してコンデンサC5 が充電される。時刻
t1 において、主スイッチ要素SW1 をオフとし、副ス
イッチ要素SW2をオンとすると、コンデンサC1 の両
端電圧がフィラメントF2 に印加され、図22(ホ)に
示す予熱電流If2が流れる。一方、フィラメントF1 に
は、コンデンサC5 ,C6 の並列和の電圧が印加され、
図22(ニ)に示す予熱電流If1が流れる。なお、この
場合に、コンデンサC5 の充電電荷でコンデンサC6 が
充電される。時刻t2 において、主スイッチ要素SW1
がオンとなったときには、上記副スイッチ要素SW2 の
オンによるコンデンサC2 ,C4 ,C6 の充電により、
コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧は高くなっ
ている。従って、図22(ニ)に示すように、フィラメ
ントF1 の予熱電流が増加する。そして、時刻t3 に示
すように、スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフとな
ると、ダイオードD1 〜D6 はオフされ、フィラメント
F1 に予熱電流If1を供給するループが形成されず、予
熱電流If1は流れなくなる。但し、フィラメントF2 の
予熱電流If2は図22(ホ)に示すようにコンデンサC
1 の充電電荷により流され続ける。その後の副スイッチ
要素SW2 のオフ期間に、主スイッチ要素SW1 がオン
される毎に、図22(ニ)に示すように、コンデンサC
2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧が減少するために、フィ
ラメントF1 の予熱電流If1は徐々に低下していく。従
って、副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を高
くすれば、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の電荷が大きい
状態で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 が再充電されるの
で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧を高く
でき、従って上記各実施例の場合と同様にして、調光状
態に反比例させて予熱電流を可変でき、調光状態が深い
場合に安定に放電灯Laを点灯させることができる。本
実施例の場合には、主スイッチ要素SW1 及び副スイッ
チ要素SW2 のスイッチング周波数を可変して調光制御
及び予熱制御を行ったが、オンデューティあるいはオン
デューティとスイッチング周波数とも共に可変して、調
光制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。また、
各フィラメントF1 ,F2 の接続点はコッククロフト回
路1のどの2点を選択してもよいことは言うまでもな
い。 (実施例8)図23に第7の実施例を改良した実施例を
示す。本実施例では、コッククロフト回路1の端子と
フィラメントF1 の一端との間にスイッチ要素SW31を
設けると共に、コッククロフト回路1の端子とフィラ
メントF2 の一端との間にスイッチ要素SW32を設けた
ものである。本実施例の場合にはスイッチ要素SW31,
SW32の任意にオン,オフ制御することにより、予熱電
流If1,If2がフィラメントF1 ,F2 に流れる通電期
間を調節して、予熱電流If1,If2 を任意に制御できる
ようになる。 (実施例9)図24及び図25に第9の実施例を示す。
本実施例では両フィラメントF1 ,F2 をコッククロフ
ト回路1により予熱する方式において、交流の予熱電流
で各フィラメントF1 ,F2 を予熱できるようにしたも
のである。このため、本実施例では、コッククロフト回
路1の端子と一方のフィラメントF1 の一端との間及
び端子と他方のフィラメントF2 の一端との間に、夫
々コンデンサC31,C 32を接続し、端子と一方のフィ
ラメントF1 の他端との間及び端子と他方のフィラメ
ントF2 の他端との間に、夫々スイッチ要素SW33,S
W34を接続し、さらに端子と一方のフィラメントF1
の他端との間及び端子と他方のフィラメントF2 の他
端との間に、夫々スイッチ要素SW35,SW36とを接続
してある。本実施例では、図25(イ)に示すように主
スイッチ要素SW1 がオンである期間(時刻t0 )に、
同図(ホ),(ヘ)に示すようにスイッチ要素SW33,
SW34をオンとする。この場合には第6の実施例で説明
から明らかなように、コンデンサC4 ,C6 の両端電圧
の直列和の電圧により、コンデンサC31、フィラメント
F1 、スイッチ要素SW33の経路で、図25(チ)に示
すように予熱電流If1が流れ、また直流電源Eの電源電
圧により、ダイオードD1 、スイッチ要素SW34、フィ
ラメントF2 、コンデンサC32の経路で、同図(リ)に
示すように予熱電流If2が流れる。この場合に、夫々の
予熱電流If1,If2により夫々のコンデンサC31,C32
が充電される。そして、同図(ハ)あるいは(ニ)に示
すように、スイッチ要素SW35,SW 36がオンのとき
に、夫々のコンデンサC31,C32の充電電荷を電源とし
て、図25の(チ),(リ)に示すようにそれまでとは
逆方向の予熱電流If1,If2が流れる。なお、図25の
場合にはスイッチ要素SW33,SW34を主スイッチ要素
SW1のオン時にオンさせているが、副スイッチ要素S
W2 のオン時にも、コッククロフト回路1の端子,
間にはコンデンサC5 ,C6 の両端電圧の並列和の電圧
が印加され、且つ端子,の間にはコンデンサC1 の
両端電圧が印加されているので、スイッチ要素SW33,
SW34のオン時点は任意であり、またスイッチ要素SW
35,SW36もスイッチ要素SW33,SW34のオン時点と
一致しない限りでは任意に設定できる。また、予熱電流
を調光状態に応じて可変する動作は上記実施例と同様に
して行われ、主スイッチ要素SW1 及びスイッチ要素S
W33〜SW36 のオンデューティを可変して調光制御及び
予熱制御を行ったが、スイッチング周波数あるいはオン
デューティとスイッチング周波数とも共に可変して、調
光制御及び予熱制御を行うようにしてもよい。 (実施例10)図26及び図27に両フィラメント
F1 ,F2 をコッククロフト回路1により予熱する方式
のさらに他の実施例を示す。本実施例ではコッククロフ
ト回路1の端子と端子との間にコンデンサC33を介
してフィラメントF2 を接続し、フィラメントF1 は図
21に示す第7の実施例と同様に端子と端子との間
に接続してある。本実施例では、スイッチ要素SW1 ,
SW2 のスイッチング周波数を可変して調光制御及び予
熱制御を行う場合について説明する。なお、本実施例に
おけるフィラメントF1 の予熱動作に関しては、第7の
実施例で説明したと同様であるので、詳細は説明は省略
し、本実施例の特徴とするフィラメントF2 の予熱動作
に関してのみ説明する。フィラメントF2 は、図27の
時刻t1 に示すように主スイッチ要素SW1 をオンと
し、副スイッチ要素SW2 をオフとしたとき、直流電源
Eの電源電圧により、コンデンサC33、フィラメントF
2 、主スイッチ要素SW1 の経路で、図26に矢印で図
示する方向とは逆方向の予熱電流If2が流れる(図27
(ホ))。このとき、コンデンサC33は直流電源Eの電
源電圧まで充電され、図27中の時刻t2 〜t3 に示す
ように以降主スイッチ要素SW1 がオン,オフしても、
コンデンサC2 〜C6 の電荷量は変化しないので、予熱
電流If2は流れない。そして、時刻t3 で副スイッチ要
素SW2 をオンすると、コンデンサC33の充電電荷を電
源として図26に矢印で示す方向の予熱電流If1が流れ
る。なお、第8乃至第10の実施例における各フィラメ
ントF1 ,F2 に予熱電力を供給する端子はコッククロ
フト回路1のいずれの2端子を選択してもよいことは言
うまでもない。 (実施例11)図28及び図29に本発明のさらに別の
実施例を示す。上記図13に示す第3の実施例ではコン
デンサC10を用いて、フィラメントF2 を交流で予熱す
る方式であったが、本実施例ではコンデンサC10を用い
ることなく、フィラメントF2を交流で予熱できるよう
にしたものである。このため、本実施例ではコッククロ
フト回路1のコンデンサC1 の他端を副スイッチ要素S
W2 の一端に接続することなく、フィラメントF2 の一
端に接続してある。動作としては、図29の時刻t1 に
示すように、主スイッチ要素SW1 をオンとしたとき、
直流電源Eの電源電圧により、ダイオードD1 、コンデ
ンサC1 、フィラメントF2 、主スイッチ要素SW1 の
経路で、図29(ニ)に示すように予熱電流If2が流さ
れる。その後はコンデンサC1 が直流電源Eの電源電圧
まで充電されることにより、予熱電流If2が流れること
が阻止される。そして、このときコンデンサC1 に充電
された電荷により、時刻t2 に示すように副スイッチ要
素SW2 をオンとしたときに、コンデンサC1 、ダイオ
ードD2 、コンデンサC2 、副スイッチ要素SW2 、フ
ィラメントF2 の経路で、逆方向の予熱電流I f1が流さ
れる。なお、本実施例はスイッチング周波数を可変する
場合について説明したが、オンデューティあるいはオン
デューティとスイッチング周波数とを共に可変して調光
制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。 (実施例12)第30図及び図31に第17図に示す第
5の実施例を変形した実施例を示す。本実施例の場合、
第5の実施例におけるコッククロフト回路1’の端子
とフィラメントF1 の一端との間に本来のコッククロフ
ト回路が備えるコンデンサC6を挿入したものである。
本実施例では、例えば従来例に示す基本形のコッククロ
フト回路1において、主スイッチ要素SW1 をオフと
し、副スイッチ要素SW2 をオンとしたときに、コンデ
ンサC1 の充電電荷がダイオードD2 を介してコンデン
サC2 に放出されるのと同様にして、コンデンサC5 の
充電電荷がコンデンサC6 に放出される点に着目し、こ
の場合のコンデンサC6 の充電電流をフィラメントF1
の予熱電流If1として用いている。つまり、図31にお
ける時刻t1 に示すように、主スイッチ要素SW1 をオ
フとし、副スイッチ要素SW2 をオンとしたとき、コン
デンサC5 の充電電荷が、ダイオードD6 、フィラメン
トF1 、コンデンサC6 の経路で放出され、フィラメン
トF1 に図31(ニ)に示す予熱電流If1が流される。
この場合におけるフィラメントF1 の予熱量の制御は副
スイッチ要素SW2 のオン期間を調節することにより行
える。なお、図31における時刻t0 に示すように主ス
イッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素SW2 を
オフとしたとき、または両スイッチ要素SW1 ,SW 2
を共にオフしたときには、ダイオードD6 がオフとなる
ため、コンデンサC5の充電電荷の放電経路が断たれ、
予熱電流If1は流れない。 (実施例13)図32及び図33は上記第12の実施例
をさらに変形した実施例であり、第12の実施例のコッ
ククロフト回路1の端子と端子との間にスイッチ要
素SW 10を接続してある。本実施例の場合には、上記ス
イッチ要素SW10をオンとして、コンデンサC6 の充電
電荷でフィラメントF1 に第12の実施例の場合と逆方
向の予熱電流If1を流すことにより、フィラメントF1
を交流で予熱できるようにしたものである。図33がそ
の動作波形図であり、上述した各実施例の説明よりその
動作は容易に理解できるので、詳細な説明は省略する。 (実施例14)図34及び図35は図28に示す第11
の実施例をさらに変形した実施例であり、コッククロフ
ト回路1のコンデンサC1 として可変容量型のものを用
いてある点に特徴がある。ここで、可変容量型のコンデ
ンサは、複数コンデンサを複数のスイッチのオン,オフ
で直列もしくは並列に接続する構成として実現してもよ
い。本実施例の場合には、放電灯Laの調光状態に応じ
てコンデンサC1 の容量を可変することで、予熱電流I
f2を可変する。具体的には、放電灯Laの調光状態を深
くするために、図35(イ)に示すように主スイッチ要
素SW1 のスイッチング周波数が低くなると、これに応
じて同図(ハ)に示すようにコンデンサC1の容量を大
きくしていく。このようにすれば、コンデンサC1 の充
電電荷量が多くなり、フィラメントF2 に大きな予熱電
流If2を流すことができる。第11の実施例の場合に
は、副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数が高く
なることによるコンデンサC1 の充電電荷量の変化を用
いて、予熱電流If2を徐々に大きくしていたが、本実施
例のようにさらにコンデンサC1 の容量を大きくする
と、予熱電流If2の変化幅を大きくすることができる。
なお、本実施例の場合には副スイッチ要素SW2 のスイ
ッチング周波数を高くし、且つコンデンサC1 の容量も
大きくしているが、コンデンサC1 の容量だけを大きく
してもよいことは言うでもない。また、コッククロフト
回路1のその他のコンデンサC2 〜C6 も可変容量型と
しても本実施例と同様の効果を期待できる。さらに、オ
ンデューティあるいはオンデューティとスイッチング周
波数とを共に可変して調光制御及び予熱制御を行う場合
にも適用できる。 (実施例15)図36及び図37は第17図に示す第5
の実施例を変形した実施例であり、コッククロフト回路
1’の端子とフィラメントF1 の一端との間に可変抵
抗R10を接続したものである。本実施例の場合には、調
光状態の変化に応じて可変抵抗R10の抵抗値を可変して
予熱電流If1を調整するものである。つまり、調光状態
に深くなるほど図37(ハ)に示すように可変抵抗R10
の抵抗値を小さくして予熱電流If1を増加させるように
してある。また、主スイッチ要素SW1 のオンデューテ
ィあるいはオンデューティとスイッチング周波数を共に
可変することにより、調光制御を行うことが可能である
ことは言うまでもない。なお、可変抵抗R10の接続箇所
は、コッククロフト回路1’の端子のフィラメントF
1 の他端の間であってもよい。また、可変抵抗は、例え
ば複数抵抗を複数のスイッチのオン,オフで直列もしく
は並列に接続する構成として実現することができる。 (実施例16)図38に第14の実施例の別の変形実施
例を示す。本実施例の場合は基本概念は第34図に示す
第14の実施例と同様のもので、予熱電流If1の大きさ
をコンデンサC5 の容量を可変して調節するようにした
ものである。第5の実施例の場合には、コンデンサC5
の充電電荷でフィラメントF1 に予熱電流If1を流すも
のであるので、放電灯Laの調光状態に応じてコンデン
サC 5 の容量を可変するようにしてある。本実施例の場
合には、コンデンサC5 を、コンデンサC51〜C53及び
スイッチ要素SW51,SW52で構成し、コンデンサ
C 51,C52を直列に接続し、コンデンサC52の両端にス
イッチ要素SW51を並列接続し、コンデンサC53をスイ
ッチ要素SW52を介してコンデンサC51,C52の直列回
路に並列に接続してある。この回路の場合、スイッチ要
素SW51,SW52が共にオフのときに、コンデンサ
C51,C52の直列和の容量がコンデンサC5 の容量とな
るので、合成容量は最も小さく、またスイッチ要素SW
51,SW52が共にオンのときに、コンデンサC 51,C53
の並列和の容量がコンデンサC5 の容量となるので、合
成容量は最も大きく、スイッチ要素SW51がオンで、ス
イッチ要素SW52がオフのときがその中間の合成容量と
なる。 (実施例17)図39に第34図に示す第14の実施例
の一具体構成を示す実施例である。本実施例の場合に
は、コンデンサC1 を、コンデンサC11〜C13及びスイ
ッチ要素SW11,SW12で構成してあり、スイッチ要素
SW11,SW12が共にオフのときに、コンデンサC11,
C12 の直列和の容量がコンデンサC1 の容量となるの
で、合成容量は最も小さく、またスイッチ要素SW11,
SW12が共にオンのときに、コンデンサC12,C13の並
列和の容量がコンデンサC1 の容量となるので、合成容
量は最も大きく、スイッチ要素SW11がオンで、スイッ
チ要素SW12がオフのときがその中間の合成容量とな
る。なお、上記第16及び第17の実施例では、さらに
コンデンサ及びスイッチの数を多くして、さらに多段に
容量の可変するようにしてもよいことは言うまでもな
い。また、主スイッチ要素SW1 のオンデューティ、ス
イッチング周波数あるいはオンデューティとスイッチン
グ周波数とを共に可変して調光制御を行うことが可能で
あることは言うまでもない。 (実施例18)図40は図36に示す第15の実施例の
一具体構成を示す実施例であり、抵抗R10の並列にスイ
ッチ要素SW61を接続してある。つまり、スイッチSW
61のオン,オフで予熱電流If1を切り換えることができ
る。本実施例では、抵抗とスイッチ要素とを各々1つ新
たに付加したが、抵抗及びスイッチ要素を複数個組み合
わせて用いても効果は変わらない。また、抵抗とスイッ
チ要素はフィラメントF1 と端子の間に入れてもよ
く、さらに双方に入れても、効果は変わらない。また、
上記実施例のように調光制御が可能であることは言うま
でもない。 (実施例19)図41は図17に示す第5の実施例と図
28に示す第11の実施例とを組み合わせた実施例であ
る。但し、本実施例の場合には、コンデンサC1 をコン
デンサC1 ’,C1 ”との2つに分割し、一方のコンデ
ンサC1 ’を第11の実施例のコンデンサC1 として用
い、他方のコンデンサC1 ”を第5の実施例のコンデン
サC1 として用いてある。なお、コンデンサC1 ’,C
1 ”の合成容量はコンデンサC1 の容量と同一としてあ
る(C1 =C1 ’+C1 ”)。本実施例で、上述のよう
にコンデンサC1 をコンデンサC1 ’,C1 ”に分割し
てあるのは次の理由による。つまり、コンデンサC1 を
分割しないと、このコンデンサC1 はフィラメントF2
に接続されるため、コンデンサC1 に流れる電流がフィ
ラメントF2 により制限され、コッククロフト回路1’
の上段へのエネルギの伝達が十分に行われない。しか
し、本実施例のようにコンデンサC1 を分割すると、コ
ンデンサC1 ”に流れる電流はフィラメントF2 により
制限されないので、コッククロフト回路1’の上位段に
十分なエネルギを伝えることができる。なお、コンデン
サC1 ’,C1 ”の分割比を変えることにより、予熱電
流I f1,If2の波高値を任意に制御することが可能とな
る。なお、その他の動作は第5及び第11の実施例で説
明したと同じであり、上記各実施例のように調光制御を
行うことができる。 (実施例20)図42及び図43に図11に示す第2の
実施例を変形した実施例であり、第2の実施例のコック
クロフト回路1の端子とフィラメントF2 の一端との
間に接続されたスイッチSW3 に加えて、上記フィラメ
ントF2 の一端をコッククロフト回路1の端子及び
の夫々接続するスイッチSW3 ’,SW3 ”を設けた点
に特徴がある。本実施例では、図43(ハ)〜(ホ)に
示すように、放電灯Laの調光状態が深くなるに応じて
スイッチ要素SW3 ’、スイッチ要素SW3 、スイッチ
要素SW3 ”の順にオンとする。このようにすれば、例
えば主スイッチ要素SW1 がオフ、副スイッチ要素SW
2 がオンのときは、コンデンサC1 の両端電圧、コンデ
ンサC1 ,C3 の直列和の電圧、コンデンサC1 ,
C3 ,C5 の直列和の電圧により予熱電流を流すことが
でき、図43(ト)に示すように予熱電流If2を増加さ
せることができる。なお、本実施例の場合にはコックク
ロフト回路1の端子〜を用いたが、放電灯Laの調
光状態が深まった場合に、コッククロフト回路1の下位
の端子から上位の端子へと、フィラメントF2 の一端を
接続する構成とすれば、他の構成としてもよいことは言
うでもない。また、上述した各実施例のように調光制御
を行うことができることは言うまでもない。 (実施例21)図44及び図45に本発明のさらに他の
実施例を示す。上述の各実施例の場合には放電灯Laの
調光状態が深くなった場合に、コッククロフト回路1を
電源として放電灯Laのフィラメントの予熱電流を増加
させて、放電灯Laを安定点灯させる場合について説明
したが、放電灯Laの調光状態が深くなったときに、放
電灯Laの両端に印加される電圧を高くして放電灯La
を安定点灯させるようにすることもできる。そこで、本
実施例ではコッククロフト回路1の端子〜の夫々
と、放電灯LaのフィラメントF1 のダイオードD8 を
介する直流電源Eの印加端との間に、スイッチ要素SW
41〜SW43を接続してある。いま、図45(イ)に示す
主スイッチ要素SW1 のオン時にいずれのスイッチ要素
SW41〜SW43がオンしているかにより、放電灯Laの
両端に印加される電圧が変化する。例えば、図45
(ト)に示すように、スイッチ要素SW41のオンの状態
で、主スイッチ要素SW1 がオンしている間には、放電
灯Laの両端には直流電源Eの電圧にコンデンサC2 の
両端電圧を加えた電圧、つまりは直流電源Eの電源電圧
の2倍の電圧が印加される。また、スイッチ要素SW42
のオンの状態で、主スイッチ要素SW1 がオンしている
間には、放電灯Laの両端には直流電源Eの電圧に、コ
ンデンサC2 ,C4の両端電圧の直列和の電圧を加えた
電圧、つまりは直流電源Eの電源電圧の3倍の電圧が印
加される。さらに、スイッチ要素SW43のオンの状態
で、主スイッチ要素SW1 がオンしている間には、放電
灯Laの両端には直流電源Eの電圧に、コンデンサ
C2 ,C 4 ,C6 の両端電圧の直列和の電圧を加えた電
圧、つまりは直流電源Eの電源電圧の4倍の電圧が印加
される。このように放電灯Laの調光状態が深くなった
ときに、放電灯Laの両端に印加される電圧を高くすれ
ば、放電灯Laを立消えさせることなく安定点灯させる
ことができる。なお、上記各スイッチ要素SW41〜SW
43のオン状態は任意に設定でき、例えばその他のスイッ
チ要素SW1 ,SW2 のオン状態に応じて図45(ト)
に示すように放電灯Laに印加される電圧は変化する。
しかし、要は放電灯Laの調光状態が深くなったとき
に、放電灯Laの両端に印加される電圧を高くなるよう
にすればよいのであり、それ以外の期間における電圧が
いかなるものであるかは、さほどの意味は持たないの
で、説明は省略する。さらに、上記各実施例のように調
光制御できることは言うまでもない。上記各実施例は各
々互いに組み合わせることができ、調光時においてさら
に安定に放電灯Laを点灯できることになる。ところ
で、上述した各実施例の場合に用いてあるコッククロフ
ト回路の段数には特に限定はない。また、直流電源Eと
しては、図46(a)に示す交流電源ACをダイオード
Dで半波整流して作成したもの、同図(b)に示すよう
にダイオードブリッジDBを用いて全波整流して作成し
たもの、同図(c)に示すようにAC−DCコンバータ
2で直流変換して作成したもの、同図(d)に示すよう
に直流電源VをDC−DCコンバータ3で電圧変換して
作成したもの、同図(e)に示すように交流電源ACを
ダイオードD及びコンデンサCで整流平滑して作成した
もの、あるいは同図(f)に示すように交流電源ACを
ダイオードブリッジDB及びコンデンサCで整流平滑し
て作成したものなどのいずれのものであってもよい。
本実施例の場合には、図1に示すように、図47におけ
る従来の放電灯点灯装置から予熱電流源I1 ,I2 及び
スイッチ要素SW01,SW02を取り去り、且つコックク
ロフト回路1のコンデンサC 3 ,C5 の接続点に放電灯
LaのフィラメントF2 の一端を接続すると共に、スイ
ッチ要素SW1 ,SW2 の接続点にフィラメントF2 の
他端を接続し、コッククロフト回路1から放電灯Laの
フィラメントF2 に予熱電流を供給する点に特徴があ
る。なお、本実施例の場合にはフィラメントF2 側だけ
を予熱するようにしてある。本実施例の動作を以下に説
明する。なお、以下の説明は放電灯Laが安定点灯後に
おける動作である。時刻t0 において図2(イ)に示す
ように主スイッチ要素SW1 をオンとする。このとき、
フィラメントF2 の両端に、主スイッチ要素SW1 を介
して直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧
VC2を加えた電圧が印加され、これにより放電灯Laの
フィラメントF2 に図1の矢印の示す方向に図2(ニ)
に示す予熱電流If2が流れる。このとき、コンデンサC
1 はダイオードD1 を介して直流電源Eの電源電圧まで
充電され、コンデンサC2 の電荷がダイオードD3 を介
してコンデンサC3 に放出される。また、このとき同時
にコンデンサC4 の電荷がダイオードD5 を介してコン
デンサC5 に放出されるが、このように放電灯Laのフ
ィラメントF2の予熱電流に関与しない動作に関しては
以下の説明では省略する。なお、上記予熱電流If2が徐
々に低下しているのは、コンデンサC2 の放電によるた
めである。時刻t1 では主スイッチ要素SW1 をオフと
し、時刻t1 から時刻t2 の期間にはスイッチ要素SW
1 ,SW2 を共にオフとする。なお、このようにスイッ
チ要素SW1 ,SW2 が共にオフとなる期間を設けるこ
とにより、両スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオンと
なり、直流電源Eの両端が短絡されることを防止してあ
る。この期間t1 〜t2 には、コンデンサC1 ,C3 の
両端電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメント
F2 に予熱電流If2が流される。この場合には、コンデ
ンサC1 ,C3 の充電電荷の放出に伴い、時刻t0 〜t
1 期間よりも少し急に予熱電流If2が減少していく。時
刻t2 になると、副スイッチ要素SW2 をオンとする。
コンデンサC1 ,C 3 の両端電圧Vc1,Vc3の直列和の
電圧でフィラメントF2 に予熱電流が流れると共に、コ
ンデンサC1 の充電電荷がダイオードD1 を介してコン
デンサC2 に放出され、またコンデンサC3 の充電電荷
がダイオードD4 を介してコンデンサC4 に放出され
る。この場合には、コンデンサC1 ,C3 の充電電荷の
一部がコンデンサC2 ,C4 に放出されるため、期間t
1 〜t2 よりもさらに急に予熱電流If2が減少してい
く。時刻t3 では、副スイッチ要素SW2 をオフとし、
時刻t3 から時刻t4 の期間にはスイッチ要素SW1 ,
SW2 を共にオフとする。この場合にはコッククロフト
回路1の動作状態は期間t1 〜t2 の状態に戻り、従っ
て期間t2 〜t3 よりも予熱電流If2の減少は緩やかに
なる。時刻t4 では、再度主スイッチ要素SW1 をオン
することにより、時刻t0 の動作に戻る。以下同様の動
作を繰り返すことにより、コッククロフト回路1から放
電灯LaのフィラメントF2 を予熱電流If2を流して、
放電灯Laの予熱を行うことができる。このようにコッ
ククロフト回路1を予熱電源として用いると、外部電源
を必要としない。いま、図2(イ)に示すように、主ス
イッチ要素SW1 のオン周期(スイッチング周波数)は
一定の状態で、この主スイッチ要素SW1 のオンデュー
ティを小さく(オン期間を短く)すると、放電灯Laに
直流電源Eから供給される電力が低下し(ランプ電流I
Laは図2(ハ)に示すように減少し)、これにより放電
灯Laは調光点灯状態になり、主スイッチ要素SW1 の
オンデューティの低下に伴って調光状態は深くなる。こ
の場合において、図2(ロ)に示すように、副スイッチ
要素SW2 のオンデューティを徐々に増加させる(オン
期間を徐々に長くする)と、同図(ニ)に示すように予
熱電流If2を徐々に増加させることができる。但し、本
実施例の場合には副スイッチ要素SW2 のオン周期(ス
イッチング周波数)は一定にしてある。つまり、副スイ
ッチ要素SW2 のオン期間が長くなると、それに伴って
コンデンサC1 からコンデンサC2 に放出される電荷量
が増加し、例えば時刻t4 における主スイッチ要素SW
1 のオン時点で、フィラメントF2 に印加される直流電
源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2の直列
和の電圧が増加し、これにより予熱電流If2が増加する
のである。但し、副スイッチ要素SW2 のオン期間はコ
ンデンサC1 の電荷がコンデンサC2 に放出される期間
内に設定する必要がある。このように、放電灯Laの調
光状態に反比例させて副スイッチ要素SW2 のオンデュ
ーティを可変すれば、調光時においても放電灯Laを安
定点灯させることができる。しかも、主スイッチ要素S
W1 のオンデューティの変化に応じて副スイッチ要素S
W2 のオンデューティを可変すればよいので、予熱電流
の制御を容易に行える。よって、複雑化及び大型化を来
すことなく、放電灯Laの調光状態に応じた予熱制御を
行えることになる。ところで、上述の場合、副スイッチ
要素SW2 ではオンデューティを可変していたが、図3
に示すように、放電灯Laの調光状態に合わせてオン周
期(スイッチング周波数)を可変しても、予熱電流If2
を調節することができる。つまり、図3(ロ)に示すよ
うに、一旦副スイッチ要素SW2 がオンし、コンデンサ
C1によるコンデンサC2 の充電が行われた後の主スイ
ッチ要素SW1 のオン時点では、主スイッチ要素SW1
がオンする毎に、コンデンサC2 の充電電荷が徐々に低
下していく。そこで、次に副スイッチ要素SW2 をオン
するまでの期間、つまりは副スイッチ要素SW2 のオン
周期を可変することにより、主スイッチ要素SW1 のオ
ン時におけるフィラメントF2 に印加される直流電源E
の電源電圧とコンデンサC2の両端電圧VC2の直列和の
電圧を調節でき、図2の動作と同様にして予熱電流I f2
を調節することができる。さらに、図4(ロ)に示すよ
うに、副スイッチ要素SW2 のオンデューティ及びオン
周期を共に可変することによっても、フィラメントF2
に印加される直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の
両端電圧VC2の直列和の電圧を調節でき、このため予熱
電流If2を調節することができる。さらにまた、上述の
場合においては主スイッチ要素SW1 のオンデューティ
を可変して放電灯Laの調光制御を行う場合について説
明したが、図5乃至図7の(イ)に示すようにオン周期
(スイッチング周波数)を可変しても、放電灯Laを調
光点灯させることができる。なお、予熱制御方法は、図
5が図2、図6が図3、図7が図4に対応する。また、
図8乃至図10の(イ)に示すように、主スイッチ要素
SW1 のオンデューティ及びオン周期を共に可変して放
電灯Laを調光点灯させることもできる。なお、予熱制
御方法は、図8が図2、図9が図3、図10が図4に対
応するものである。 (実施例2)図11及び図12に本発明の他の実施例を
示す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端
子とフィラメントF2 の接続点との間に第3のスイッ
チ要素SW3 を設けた点に特徴があり、スイッチ要素S
W3 のオン期間を調節することにより、フィラメントF
2 に供給されるエネルギを任意に制御可能としたもので
ある。本実施例の場合にも、図12に示すように、図2
で説明したと同様に主スイッチ要素SW1 のオンデュー
ティを可変して放電灯Laの調光状態を制御し、且つ副
スイッチ要素SW2 のオンデューティを可変してコック
クロフト回路1からフィラメントF2 に供給可能な電力
を調整できるようにしてある。そして、本実施例の場合
には、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間を可変し
て、実質的な予熱制御を行うようにしてある。つまり、
第3のスイッチ要素SW 3 のオン期間を可変すると、そ
れに応じて予熱電流If2のフィラメントF2 への通電時
間が変化し、放電灯Laの予熱状態を調節できる。この
ように第3のスイッチ要素SW3 を設ければ、コックク
ロフト回路1の動作状態の影響を少なくして、任意の状
態で放電灯Laの予熱制御を行うことができる。例え
ば、図12の時刻t0 に示すように、主スイッチ要素S
W1 をオンとし(同図(イ))、副スイッチ要素SW2
をオフとした(同図(ロ))状態で、第3のスイッチ要
素SW3 をオンとする(同図(ハ))と、フィラメント
F2 の両端に、第1の実施例で説明したと同様に、第3
のスイッチ要素SW3 及び主スイッチ要素SW1 を介し
て直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧V
C2を加えた電圧を印加して、放電灯Laのフィラメント
F2 に図11の矢印の示す方向に図12(ホ)に示す予
熱電流If2を流すことができる。但し、本実施例の場合
には予熱電流If2の通電時間が第3のスイッチ要素SW
3 のオン期間で制限される点が異なる。また、時刻t1
に示すように、主スイッチ要素SW1 をオフとし、副ス
イッチ要素SW2 をオンとした状態で、第3のスイッチ
要素SW3 をオンとした場合にも、第1の実施例で説明
したと同様に、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧Vc1,
Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 に予熱電流
If2を流すことができる。但し、この場合には予熱電流
If2の通電時間が第3のスイッチ要素SW3 のオン期間
で制限される。ここで、第3のスイッチ要素SW3 を図
12(ハ)に示すように時刻t2 の経過後まで、つまり
はスイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフする期間まで
オンさせた場合、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧
Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 には
引続き予熱電流If2が流される。このように、第3のス
イッチ要素SW3 のオン期間は、コッククロフト回路1
の動作に関係なく設定できる。さらに、時刻t3 に示す
ように、主スイッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ
要素SW2 をオフとした状態で、第3のスイッチ要素S
W3 をオンとすると、時刻t0 の場合と同様に、第3の
スイッチ要素SW3 及び主スイッチ要素SW1を介して
直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2 の両端電圧VC2
を加えた電圧で、放電灯LaのフィラメントF2 に図1
2(ホ)に示す予熱電流If2を流すことができる。い
ま、この状態において、図12(ロ)に示すようにその
以前における副スイッチ要素SW2 のオンデューティが
大きくなっていれば、コンデンサC2 の充電電荷量の増
加により、予熱電流If2のピーク値は増加する。従っ
て、第3のスイッチ要素SW3 のオン期間あるいはオン
時点を任意に調節して、所望の状態で予熱制御を行え
る。なお、図12ではスイッチ要素SW1 ,SW2 が共
にオフとなり、コンデンサC1 ,C3 の両端電圧Vc1,
Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2 には引続き
予熱電流If2を流し、さらに時刻t4 のようにスイッチ
要素SW2 がオンとなり、コンデンサC1 ,C3 の両端
電圧Vc1,Vc3の直列和の電圧によりフィラメントF2
に予熱電流If2が流され、且つコンデンサC1 の充電電
荷がダイオードD1 を介してコンデンサC2 に放出さ
れ、またコンデンサC3 の充電電荷がダイオードD4 を
介してコンデンサC4 に放出されるので、傾斜が急にな
るように予熱電流If2は流れる。ところで、本実施例の
場合には、調光制御及びコッククロフト回路1からフィ
ラメントF2 に供給可能な電力制御を、スイッチ要素S
W1 ,SW2 のオンデューティを可変して行う場合につ
いて説明したが、勿論図3乃至図10に示す方法を採用
してもよいことは言うまでもない。なお、コッククロフ
ト回路1からフィラメントF2 に供給可能な電力は一定
としておき、第3のスイッチ要素SW3 のオンデューテ
ィまたはスイッチング周波数、あるいはオンデューティ
及びスイッチング周波数を共に可変するだけでも予熱制
御を行うことができる。 (実施例3)図13及び図14に本発明のさらに他の実
施例を示す。本実施例では、図13に示すように、コッ
ククロフト回路1の端子とフィラメントF2 の一端と
の接続点との間にコンデンサC10を設けた点に特徴があ
り、コンデンサC10の充放電により放電灯Laのフィラ
メントF2 に交流の予熱電流を流すようにしたものであ
る。なお、本実施例の場合には、図14に示すように、
主スイッチ要素SW1 のスイッチング周波数を可変して
放電灯Laの調光制御を行い、且つ副スイッチ要素SW
2 のスイッチング周波数を可変して放電灯Laの予熱制
御を行う場合について動作を説明する。図14における
時刻t1 に示すように、主スイッチ要素SW1 をオンと
し、副スイッチ要素SW2 をオフとすると、フィラメン
トF2 の両端に、コンデンサC 10及び主スイッチ要素S
W1 を介して、直流電源Eの電源電圧とコンデンサC2
の両端電圧VC2を加えた電圧が印加され、図13の矢印
の示す方向に放電灯LaのフィラメントF2 に図14
(ニ)に示す予熱電流If2が流れる。これにより、コン
デンサC10が充電される。そして、時刻t2 でスイッチ
要素SW1 ,SW2 を共にオフすると、予熱電流If2は
流れなくなる。この場合に、ダイオードD1 〜D6 はオ
フされるので、コンデンサC10の充電電荷を放出するル
ープは形成されず、コンデンサC10は電荷を蓄積した状
態を保持する。次に、時刻t3 に示すように、主スイッ
チ要素SW1 をオフのときに、副スイッチ要素SW2 を
オンとすると、コンデンサC10の充電電荷で、ダイオー
ドD4、コンデンサC4 ,コンデンサC2 、スイッチ要
素SW2 、フィラメントF2 の経路で、上述の場合とは
逆方向の予熱電流If2が流れる(図14(ニ))。本実
施例の場合にも、主スイッチ要素SW1 のスイッチング
周波数が低くなるのに伴って副スイッチ要素SW2 のス
イッチング周波数を高くしてあるので、上述した第1の
実施例の場合と同様にコンデンサC2 の充電電荷が増加
し、これにより予熱電流If2が増加するようになってい
る。なお、逆方向の予熱電流If2は、順方向の予熱電流
If2の増加に伴うコンデンサC10の充電電荷の増加によ
り、同様に増加する。ところで、本実施例の場合にも、
第1の実施例のように主スイッチ要素SW1と副スイッ
チ要素SW2 のオンデューティあるいはオンデューティ
とスイッチング周波数とも共に可変して、調光制御及び
予熱制御を行う場合にも適用できることは言うまでもな
い。 (実施例4)図15及び図16にさらに他の実施例を示
す。本実施例の場合には、コッククロフト回路1の端子
とフィラメントF2 の一端との接続点との間に、スイ
ッチ要素SW4 を介してコンデンサC10を接続し、さら
にスイッチ要素SW4 とコンデンサC10の接続点と、フ
ィラメントF2 の他端との間にスイッチ要素SW5 を接
続し、フィラメントF2 の予熱回路を構成したものであ
る。本実施例の場合には、図16(イ),(ニ)に示す
ように、スイッチ要素SW 1 のオン時にスイッチ要素S
W4 をオンとして、直流電源Eの電源電圧とコンデンサ
C2 の両端電圧VC2を加えた電圧で、図15中に矢印で
示す方向に予熱電流If2を流し(図16(ヘ))、図1
6(ロ),(ハ)に示すように、スイッチ要素SW2 の
オン時にスイッチ要素SW5 をオンとして、コンデンサ
C10の充電電荷で、図15中の矢印とは逆方向の予熱電
流If2を流す。この場合、コンデンサC10の電荷はスイ
ッチ要素SW4 がオフとなっているので、コッククロフ
ト回路1に放出されず、フィラメントF2 に十分な予熱
電流を流すことができる。つまり、本実施例の場合に
は、スイッチ要素SW1 とスイッチ要素SW4 、スイッ
チ要素SW2 とスイッチ要素SW5 が同時オンする期間
を設ければよい。なお、予熱電流を調光状態に応じて可
変する動作は上記各実施例と全く同じであり、本実施例
ではオンデューティを可変する場合について説明した
が、スイッチング周波数あるいはオンデューティとスイ
ッチング周波数とも共に可変して、調光制御及び予熱制
御を行う場合にも適用できる。ところで、上述した各実
施例の場合には例えば図1に示す段数のコッククロフト
回路1を用いる場合について説明したが、この段数には
別に限定はなく、且つフィラメントF2 の一端側との接
続点の位置は図中に丸囲みの数字(〜)で示すいず
れの端子位置であっても、上述した場合とほぼ同様にし
て予熱制御を行うことができる。 (実施例5)図17及び図18に本発明の別の実施例を
示す。上述した各実施例の場合には、コッククロフト回
路1を予熱電源回路として用いて放電灯Laの低圧側の
フィラメントF2 を予熱するものであったが、本実施例
の場合には放電灯Laの高圧側のフィラメントF1 をコ
ッククロフト回路1を予熱電源回路として用いて予熱す
るようにしたものである。本実施例の場合には、図17
に示すように、上記各実施例におけるコッククロフト回
路1から最上位のコンデンサC6 を省略し、このコック
クロフト回路1’の端子ととを夫々フィラメントF
1 の両端に接続してある。上述した従来例の説明から明
らかなように、主スイッチ要素SW1 をオンとし、副ス
イッチ要素SW2 をオフとしたときには、コンデンサC
4 による充電電荷でダイオードD5 を介してコンデンサ
C5 が充電される状態にある。この場合には、ダイオー
ドD4 ,D6 がオフであるので、放電灯Laのフィラメ
ントF1 には予熱電流If1は流れない。いま、主スイッ
チ要素SW1 をオフとし、副スイッチ要素SW2 をオン
としたときには、コンデンサC1 ,C3 ,C5 の両端電
圧の直列和の電圧で、ダイオードD 6 、コンデンサ
C4 、コンデンサC2 、スイッチ要素SW 2 を介して、
フィラメントF1 に予熱電流If1が流される。但し、コ
ンデンサC2 ,C4 には極性が反対の両端電圧が生じて
いるので、結果的にはコンデンサC5 分の充電電荷で、
フィラメントF1 に予熱電流If1が流されることにな
る。本実施例の場合にも、図18(ロ)に示す副スイッ
チ要素SW2 のオンデューティを可変すれば、予熱電流
If1を可変することができることは容易に理解できる。
従って、本実施例においても、図18(イ)に示すよう
に主スイッチ要素SW1 のオンデューティが小さくする
のに反比例させて、副スイッチ要素SW2 のオンデュー
ティを大きくすれば、深い調光状態にあっても放電灯L
aを安定点灯させることができる。なお、本実施例では
オンデューティを可変して調光制御及び予熱制御を行う
場合について説明したが、勿論スイッチング周波数ある
いはオンデューティとスイッチング周波数とを共に可変
して調光制御及び予熱制御を行うようにしてもよいこと
は言うまでもない。 (実施例6)図19及び図20に第5の実施例を改良し
た実施例を示す。本実施例の場合には、コッククロフト
回路1’の端子とフィラメントF1 の一端との間にス
イッチ要素SW21を接続すると共に、端子とフィラメ
ントF1 の他端との間にスイッチ要素SW22を接続して
ある点に特徴がある。本実施例の場合には、主スイッチ
要素SW1 がオフの時点で、副スイッチ要素SW2 及び
スイッチ要素SW21,SW22を共にオンとすることで、
図20(ヘ)に示す予熱電流If1を流すことができる。
なお、本実施例の場合にはスイッチ要素SW21のオン時
におけるスイッチ要素SW22のオンデューティを可変し
て予熱電流制御を行っているが、スイッチ要素SW22の
オン時におけるスイッチ要素SW21のオンデューティを
可変して予熱電流制御を行ってもよい。なお、予熱電流
を調光状態に応じて可変する動作は上記各実施例と全く
同じであり、スイッチング周波数あるいはオンデューテ
ィとスイッチング周波数とも共に可変して、調光制御及
び予熱制御を行う場合にも適用できる。また、本実施例
の場合には、スイッチ要素SW21,SW22のいずれか一
方をオンとした状態では、放電灯Laに高電圧を印加し
て始動する状態になる。つまり、上述のようにして放電
灯Laを予熱し、その後スイッチ要素SW21,SW22の
いずれか一方だけをオンとし、放電灯Laに高電圧を印
加させるのである。ところで、上記第5及び第6の実施
例では、コッククロフト回路1’の端子と端子との
間にフィラメントF1 を接続する場合について説明した
が、フィラメントF1 との接続点はコッククロフト回路
1のどの2点を選択してもよいものである。 (実施例7)図21及び図22に放電灯Laのフィラメ
ントF1 ,F2 の両方を共に予熱できるようにした実施
例を示す。本実施例では、コッククロフト回路1の端子
と端子との間にフィラメントF1 の両端を夫々接続
すると共に、端子と端子との間にフィラメントF2
の両端を夫々接続してある。本実施例の場合には、図2
2における時刻t0 に示すように、主スイッチ要素SW
1 をオンとし、副スイッチ要素SW2 をオフとすると、
ダイオードD1 を介してフィラメントF2 に予熱電流I
f2が流れる。この場合には、フィラメントF 2 の両端に
直流電源Eの電源電圧が印加されるので、フィラメント
F2 には図22(ホ)に示す一定の予熱電流If2が流れ
る。なお、このときダイオードD1 を介してコンデンサ
C1 が充電される。一方、フィラメントF1 には、直流
電源Eの電源電圧にコンデンサC2 ,C4,C6 の両端
電圧の直列和を加えた電圧が、フィラメントF1 、コン
デンサC3、コンデンサC1 、主スイッチ要素SW1 の
経路で印加され、図22(ニ)に示す予熱電流If1が流
れる。なお、この場合には、コンデンサC1 ,C3 の両
端電圧を、直流電源Eの電源電圧にコンデンサC2 ,C
4 ,C6 の両端電圧の直列和を加えた電圧から差し引い
た電圧、つまりはほぼコンデンサC4 ,C6 の両端電圧
の直列和に相当する電圧がフィラメントF1 に印加され
る。また、このとき、コンデンサC4 の充電電荷でダイ
オードD5 を介してコンデンサC5 が充電される。時刻
t1 において、主スイッチ要素SW1 をオフとし、副ス
イッチ要素SW2をオンとすると、コンデンサC1 の両
端電圧がフィラメントF2 に印加され、図22(ホ)に
示す予熱電流If2が流れる。一方、フィラメントF1 に
は、コンデンサC5 ,C6 の並列和の電圧が印加され、
図22(ニ)に示す予熱電流If1が流れる。なお、この
場合に、コンデンサC5 の充電電荷でコンデンサC6 が
充電される。時刻t2 において、主スイッチ要素SW1
がオンとなったときには、上記副スイッチ要素SW2 の
オンによるコンデンサC2 ,C4 ,C6 の充電により、
コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧は高くなっ
ている。従って、図22(ニ)に示すように、フィラメ
ントF1 の予熱電流が増加する。そして、時刻t3 に示
すように、スイッチ要素SW1 ,SW2 が共にオフとな
ると、ダイオードD1 〜D6 はオフされ、フィラメント
F1 に予熱電流If1を供給するループが形成されず、予
熱電流If1は流れなくなる。但し、フィラメントF2 の
予熱電流If2は図22(ホ)に示すようにコンデンサC
1 の充電電荷により流され続ける。その後の副スイッチ
要素SW2 のオフ期間に、主スイッチ要素SW1 がオン
される毎に、図22(ニ)に示すように、コンデンサC
2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧が減少するために、フィ
ラメントF1 の予熱電流If1は徐々に低下していく。従
って、副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数を高
くすれば、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の電荷が大きい
状態で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 が再充電されるの
で、コンデンサC2 ,C4 ,C6 の直列和の電圧を高く
でき、従って上記各実施例の場合と同様にして、調光状
態に反比例させて予熱電流を可変でき、調光状態が深い
場合に安定に放電灯Laを点灯させることができる。本
実施例の場合には、主スイッチ要素SW1 及び副スイッ
チ要素SW2 のスイッチング周波数を可変して調光制御
及び予熱制御を行ったが、オンデューティあるいはオン
デューティとスイッチング周波数とも共に可変して、調
光制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。また、
各フィラメントF1 ,F2 の接続点はコッククロフト回
路1のどの2点を選択してもよいことは言うまでもな
い。 (実施例8)図23に第7の実施例を改良した実施例を
示す。本実施例では、コッククロフト回路1の端子と
フィラメントF1 の一端との間にスイッチ要素SW31を
設けると共に、コッククロフト回路1の端子とフィラ
メントF2 の一端との間にスイッチ要素SW32を設けた
ものである。本実施例の場合にはスイッチ要素SW31,
SW32の任意にオン,オフ制御することにより、予熱電
流If1,If2がフィラメントF1 ,F2 に流れる通電期
間を調節して、予熱電流If1,If2 を任意に制御できる
ようになる。 (実施例9)図24及び図25に第9の実施例を示す。
本実施例では両フィラメントF1 ,F2 をコッククロフ
ト回路1により予熱する方式において、交流の予熱電流
で各フィラメントF1 ,F2 を予熱できるようにしたも
のである。このため、本実施例では、コッククロフト回
路1の端子と一方のフィラメントF1 の一端との間及
び端子と他方のフィラメントF2 の一端との間に、夫
々コンデンサC31,C 32を接続し、端子と一方のフィ
ラメントF1 の他端との間及び端子と他方のフィラメ
ントF2 の他端との間に、夫々スイッチ要素SW33,S
W34を接続し、さらに端子と一方のフィラメントF1
の他端との間及び端子と他方のフィラメントF2 の他
端との間に、夫々スイッチ要素SW35,SW36とを接続
してある。本実施例では、図25(イ)に示すように主
スイッチ要素SW1 がオンである期間(時刻t0 )に、
同図(ホ),(ヘ)に示すようにスイッチ要素SW33,
SW34をオンとする。この場合には第6の実施例で説明
から明らかなように、コンデンサC4 ,C6 の両端電圧
の直列和の電圧により、コンデンサC31、フィラメント
F1 、スイッチ要素SW33の経路で、図25(チ)に示
すように予熱電流If1が流れ、また直流電源Eの電源電
圧により、ダイオードD1 、スイッチ要素SW34、フィ
ラメントF2 、コンデンサC32の経路で、同図(リ)に
示すように予熱電流If2が流れる。この場合に、夫々の
予熱電流If1,If2により夫々のコンデンサC31,C32
が充電される。そして、同図(ハ)あるいは(ニ)に示
すように、スイッチ要素SW35,SW 36がオンのとき
に、夫々のコンデンサC31,C32の充電電荷を電源とし
て、図25の(チ),(リ)に示すようにそれまでとは
逆方向の予熱電流If1,If2が流れる。なお、図25の
場合にはスイッチ要素SW33,SW34を主スイッチ要素
SW1のオン時にオンさせているが、副スイッチ要素S
W2 のオン時にも、コッククロフト回路1の端子,
間にはコンデンサC5 ,C6 の両端電圧の並列和の電圧
が印加され、且つ端子,の間にはコンデンサC1 の
両端電圧が印加されているので、スイッチ要素SW33,
SW34のオン時点は任意であり、またスイッチ要素SW
35,SW36もスイッチ要素SW33,SW34のオン時点と
一致しない限りでは任意に設定できる。また、予熱電流
を調光状態に応じて可変する動作は上記実施例と同様に
して行われ、主スイッチ要素SW1 及びスイッチ要素S
W33〜SW36 のオンデューティを可変して調光制御及び
予熱制御を行ったが、スイッチング周波数あるいはオン
デューティとスイッチング周波数とも共に可変して、調
光制御及び予熱制御を行うようにしてもよい。 (実施例10)図26及び図27に両フィラメント
F1 ,F2 をコッククロフト回路1により予熱する方式
のさらに他の実施例を示す。本実施例ではコッククロフ
ト回路1の端子と端子との間にコンデンサC33を介
してフィラメントF2 を接続し、フィラメントF1 は図
21に示す第7の実施例と同様に端子と端子との間
に接続してある。本実施例では、スイッチ要素SW1 ,
SW2 のスイッチング周波数を可変して調光制御及び予
熱制御を行う場合について説明する。なお、本実施例に
おけるフィラメントF1 の予熱動作に関しては、第7の
実施例で説明したと同様であるので、詳細は説明は省略
し、本実施例の特徴とするフィラメントF2 の予熱動作
に関してのみ説明する。フィラメントF2 は、図27の
時刻t1 に示すように主スイッチ要素SW1 をオンと
し、副スイッチ要素SW2 をオフとしたとき、直流電源
Eの電源電圧により、コンデンサC33、フィラメントF
2 、主スイッチ要素SW1 の経路で、図26に矢印で図
示する方向とは逆方向の予熱電流If2が流れる(図27
(ホ))。このとき、コンデンサC33は直流電源Eの電
源電圧まで充電され、図27中の時刻t2 〜t3 に示す
ように以降主スイッチ要素SW1 がオン,オフしても、
コンデンサC2 〜C6 の電荷量は変化しないので、予熱
電流If2は流れない。そして、時刻t3 で副スイッチ要
素SW2 をオンすると、コンデンサC33の充電電荷を電
源として図26に矢印で示す方向の予熱電流If1が流れ
る。なお、第8乃至第10の実施例における各フィラメ
ントF1 ,F2 に予熱電力を供給する端子はコッククロ
フト回路1のいずれの2端子を選択してもよいことは言
うまでもない。 (実施例11)図28及び図29に本発明のさらに別の
実施例を示す。上記図13に示す第3の実施例ではコン
デンサC10を用いて、フィラメントF2 を交流で予熱す
る方式であったが、本実施例ではコンデンサC10を用い
ることなく、フィラメントF2を交流で予熱できるよう
にしたものである。このため、本実施例ではコッククロ
フト回路1のコンデンサC1 の他端を副スイッチ要素S
W2 の一端に接続することなく、フィラメントF2 の一
端に接続してある。動作としては、図29の時刻t1 に
示すように、主スイッチ要素SW1 をオンとしたとき、
直流電源Eの電源電圧により、ダイオードD1 、コンデ
ンサC1 、フィラメントF2 、主スイッチ要素SW1 の
経路で、図29(ニ)に示すように予熱電流If2が流さ
れる。その後はコンデンサC1 が直流電源Eの電源電圧
まで充電されることにより、予熱電流If2が流れること
が阻止される。そして、このときコンデンサC1 に充電
された電荷により、時刻t2 に示すように副スイッチ要
素SW2 をオンとしたときに、コンデンサC1 、ダイオ
ードD2 、コンデンサC2 、副スイッチ要素SW2 、フ
ィラメントF2 の経路で、逆方向の予熱電流I f1が流さ
れる。なお、本実施例はスイッチング周波数を可変する
場合について説明したが、オンデューティあるいはオン
デューティとスイッチング周波数とを共に可変して調光
制御及び予熱制御を行う場合にも適用できる。 (実施例12)第30図及び図31に第17図に示す第
5の実施例を変形した実施例を示す。本実施例の場合、
第5の実施例におけるコッククロフト回路1’の端子
とフィラメントF1 の一端との間に本来のコッククロフ
ト回路が備えるコンデンサC6を挿入したものである。
本実施例では、例えば従来例に示す基本形のコッククロ
フト回路1において、主スイッチ要素SW1 をオフと
し、副スイッチ要素SW2 をオンとしたときに、コンデ
ンサC1 の充電電荷がダイオードD2 を介してコンデン
サC2 に放出されるのと同様にして、コンデンサC5 の
充電電荷がコンデンサC6 に放出される点に着目し、こ
の場合のコンデンサC6 の充電電流をフィラメントF1
の予熱電流If1として用いている。つまり、図31にお
ける時刻t1 に示すように、主スイッチ要素SW1 をオ
フとし、副スイッチ要素SW2 をオンとしたとき、コン
デンサC5 の充電電荷が、ダイオードD6 、フィラメン
トF1 、コンデンサC6 の経路で放出され、フィラメン
トF1 に図31(ニ)に示す予熱電流If1が流される。
この場合におけるフィラメントF1 の予熱量の制御は副
スイッチ要素SW2 のオン期間を調節することにより行
える。なお、図31における時刻t0 に示すように主ス
イッチ要素SW1 をオンとし、副スイッチ要素SW2 を
オフとしたとき、または両スイッチ要素SW1 ,SW 2
を共にオフしたときには、ダイオードD6 がオフとなる
ため、コンデンサC5の充電電荷の放電経路が断たれ、
予熱電流If1は流れない。 (実施例13)図32及び図33は上記第12の実施例
をさらに変形した実施例であり、第12の実施例のコッ
ククロフト回路1の端子と端子との間にスイッチ要
素SW 10を接続してある。本実施例の場合には、上記ス
イッチ要素SW10をオンとして、コンデンサC6 の充電
電荷でフィラメントF1 に第12の実施例の場合と逆方
向の予熱電流If1を流すことにより、フィラメントF1
を交流で予熱できるようにしたものである。図33がそ
の動作波形図であり、上述した各実施例の説明よりその
動作は容易に理解できるので、詳細な説明は省略する。 (実施例14)図34及び図35は図28に示す第11
の実施例をさらに変形した実施例であり、コッククロフ
ト回路1のコンデンサC1 として可変容量型のものを用
いてある点に特徴がある。ここで、可変容量型のコンデ
ンサは、複数コンデンサを複数のスイッチのオン,オフ
で直列もしくは並列に接続する構成として実現してもよ
い。本実施例の場合には、放電灯Laの調光状態に応じ
てコンデンサC1 の容量を可変することで、予熱電流I
f2を可変する。具体的には、放電灯Laの調光状態を深
くするために、図35(イ)に示すように主スイッチ要
素SW1 のスイッチング周波数が低くなると、これに応
じて同図(ハ)に示すようにコンデンサC1の容量を大
きくしていく。このようにすれば、コンデンサC1 の充
電電荷量が多くなり、フィラメントF2 に大きな予熱電
流If2を流すことができる。第11の実施例の場合に
は、副スイッチ要素SW2 のスイッチング周波数が高く
なることによるコンデンサC1 の充電電荷量の変化を用
いて、予熱電流If2を徐々に大きくしていたが、本実施
例のようにさらにコンデンサC1 の容量を大きくする
と、予熱電流If2の変化幅を大きくすることができる。
なお、本実施例の場合には副スイッチ要素SW2 のスイ
ッチング周波数を高くし、且つコンデンサC1 の容量も
大きくしているが、コンデンサC1 の容量だけを大きく
してもよいことは言うでもない。また、コッククロフト
回路1のその他のコンデンサC2 〜C6 も可変容量型と
しても本実施例と同様の効果を期待できる。さらに、オ
ンデューティあるいはオンデューティとスイッチング周
波数とを共に可変して調光制御及び予熱制御を行う場合
にも適用できる。 (実施例15)図36及び図37は第17図に示す第5
の実施例を変形した実施例であり、コッククロフト回路
1’の端子とフィラメントF1 の一端との間に可変抵
抗R10を接続したものである。本実施例の場合には、調
光状態の変化に応じて可変抵抗R10の抵抗値を可変して
予熱電流If1を調整するものである。つまり、調光状態
に深くなるほど図37(ハ)に示すように可変抵抗R10
の抵抗値を小さくして予熱電流If1を増加させるように
してある。また、主スイッチ要素SW1 のオンデューテ
ィあるいはオンデューティとスイッチング周波数を共に
可変することにより、調光制御を行うことが可能である
ことは言うまでもない。なお、可変抵抗R10の接続箇所
は、コッククロフト回路1’の端子のフィラメントF
1 の他端の間であってもよい。また、可変抵抗は、例え
ば複数抵抗を複数のスイッチのオン,オフで直列もしく
は並列に接続する構成として実現することができる。 (実施例16)図38に第14の実施例の別の変形実施
例を示す。本実施例の場合は基本概念は第34図に示す
第14の実施例と同様のもので、予熱電流If1の大きさ
をコンデンサC5 の容量を可変して調節するようにした
ものである。第5の実施例の場合には、コンデンサC5
の充電電荷でフィラメントF1 に予熱電流If1を流すも
のであるので、放電灯Laの調光状態に応じてコンデン
サC 5 の容量を可変するようにしてある。本実施例の場
合には、コンデンサC5 を、コンデンサC51〜C53及び
スイッチ要素SW51,SW52で構成し、コンデンサ
C 51,C52を直列に接続し、コンデンサC52の両端にス
イッチ要素SW51を並列接続し、コンデンサC53をスイ
ッチ要素SW52を介してコンデンサC51,C52の直列回
路に並列に接続してある。この回路の場合、スイッチ要
素SW51,SW52が共にオフのときに、コンデンサ
C51,C52の直列和の容量がコンデンサC5 の容量とな
るので、合成容量は最も小さく、またスイッチ要素SW
51,SW52が共にオンのときに、コンデンサC 51,C53
の並列和の容量がコンデンサC5 の容量となるので、合
成容量は最も大きく、スイッチ要素SW51がオンで、ス
イッチ要素SW52がオフのときがその中間の合成容量と
なる。 (実施例17)図39に第34図に示す第14の実施例
の一具体構成を示す実施例である。本実施例の場合に
は、コンデンサC1 を、コンデンサC11〜C13及びスイ
ッチ要素SW11,SW12で構成してあり、スイッチ要素
SW11,SW12が共にオフのときに、コンデンサC11,
C12 の直列和の容量がコンデンサC1 の容量となるの
で、合成容量は最も小さく、またスイッチ要素SW11,
SW12が共にオンのときに、コンデンサC12,C13の並
列和の容量がコンデンサC1 の容量となるので、合成容
量は最も大きく、スイッチ要素SW11がオンで、スイッ
チ要素SW12がオフのときがその中間の合成容量とな
る。なお、上記第16及び第17の実施例では、さらに
コンデンサ及びスイッチの数を多くして、さらに多段に
容量の可変するようにしてもよいことは言うまでもな
い。また、主スイッチ要素SW1 のオンデューティ、ス
イッチング周波数あるいはオンデューティとスイッチン
グ周波数とを共に可変して調光制御を行うことが可能で
あることは言うまでもない。 (実施例18)図40は図36に示す第15の実施例の
一具体構成を示す実施例であり、抵抗R10の並列にスイ
ッチ要素SW61を接続してある。つまり、スイッチSW
61のオン,オフで予熱電流If1を切り換えることができ
る。本実施例では、抵抗とスイッチ要素とを各々1つ新
たに付加したが、抵抗及びスイッチ要素を複数個組み合
わせて用いても効果は変わらない。また、抵抗とスイッ
チ要素はフィラメントF1 と端子の間に入れてもよ
く、さらに双方に入れても、効果は変わらない。また、
上記実施例のように調光制御が可能であることは言うま
でもない。 (実施例19)図41は図17に示す第5の実施例と図
28に示す第11の実施例とを組み合わせた実施例であ
る。但し、本実施例の場合には、コンデンサC1 をコン
デンサC1 ’,C1 ”との2つに分割し、一方のコンデ
ンサC1 ’を第11の実施例のコンデンサC1 として用
い、他方のコンデンサC1 ”を第5の実施例のコンデン
サC1 として用いてある。なお、コンデンサC1 ’,C
1 ”の合成容量はコンデンサC1 の容量と同一としてあ
る(C1 =C1 ’+C1 ”)。本実施例で、上述のよう
にコンデンサC1 をコンデンサC1 ’,C1 ”に分割し
てあるのは次の理由による。つまり、コンデンサC1 を
分割しないと、このコンデンサC1 はフィラメントF2
に接続されるため、コンデンサC1 に流れる電流がフィ
ラメントF2 により制限され、コッククロフト回路1’
の上段へのエネルギの伝達が十分に行われない。しか
し、本実施例のようにコンデンサC1 を分割すると、コ
ンデンサC1 ”に流れる電流はフィラメントF2 により
制限されないので、コッククロフト回路1’の上位段に
十分なエネルギを伝えることができる。なお、コンデン
サC1 ’,C1 ”の分割比を変えることにより、予熱電
流I f1,If2の波高値を任意に制御することが可能とな
る。なお、その他の動作は第5及び第11の実施例で説
明したと同じであり、上記各実施例のように調光制御を
行うことができる。 (実施例20)図42及び図43に図11に示す第2の
実施例を変形した実施例であり、第2の実施例のコック
クロフト回路1の端子とフィラメントF2 の一端との
間に接続されたスイッチSW3 に加えて、上記フィラメ
ントF2 の一端をコッククロフト回路1の端子及び
の夫々接続するスイッチSW3 ’,SW3 ”を設けた点
に特徴がある。本実施例では、図43(ハ)〜(ホ)に
示すように、放電灯Laの調光状態が深くなるに応じて
スイッチ要素SW3 ’、スイッチ要素SW3 、スイッチ
要素SW3 ”の順にオンとする。このようにすれば、例
えば主スイッチ要素SW1 がオフ、副スイッチ要素SW
2 がオンのときは、コンデンサC1 の両端電圧、コンデ
ンサC1 ,C3 の直列和の電圧、コンデンサC1 ,
C3 ,C5 の直列和の電圧により予熱電流を流すことが
でき、図43(ト)に示すように予熱電流If2を増加さ
せることができる。なお、本実施例の場合にはコックク
ロフト回路1の端子〜を用いたが、放電灯Laの調
光状態が深まった場合に、コッククロフト回路1の下位
の端子から上位の端子へと、フィラメントF2 の一端を
接続する構成とすれば、他の構成としてもよいことは言
うでもない。また、上述した各実施例のように調光制御
を行うことができることは言うまでもない。 (実施例21)図44及び図45に本発明のさらに他の
実施例を示す。上述の各実施例の場合には放電灯Laの
調光状態が深くなった場合に、コッククロフト回路1を
電源として放電灯Laのフィラメントの予熱電流を増加
させて、放電灯Laを安定点灯させる場合について説明
したが、放電灯Laの調光状態が深くなったときに、放
電灯Laの両端に印加される電圧を高くして放電灯La
を安定点灯させるようにすることもできる。そこで、本
実施例ではコッククロフト回路1の端子〜の夫々
と、放電灯LaのフィラメントF1 のダイオードD8 を
介する直流電源Eの印加端との間に、スイッチ要素SW
41〜SW43を接続してある。いま、図45(イ)に示す
主スイッチ要素SW1 のオン時にいずれのスイッチ要素
SW41〜SW43がオンしているかにより、放電灯Laの
両端に印加される電圧が変化する。例えば、図45
(ト)に示すように、スイッチ要素SW41のオンの状態
で、主スイッチ要素SW1 がオンしている間には、放電
灯Laの両端には直流電源Eの電圧にコンデンサC2 の
両端電圧を加えた電圧、つまりは直流電源Eの電源電圧
の2倍の電圧が印加される。また、スイッチ要素SW42
のオンの状態で、主スイッチ要素SW1 がオンしている
間には、放電灯Laの両端には直流電源Eの電圧に、コ
ンデンサC2 ,C4の両端電圧の直列和の電圧を加えた
電圧、つまりは直流電源Eの電源電圧の3倍の電圧が印
加される。さらに、スイッチ要素SW43のオンの状態
で、主スイッチ要素SW1 がオンしている間には、放電
灯Laの両端には直流電源Eの電圧に、コンデンサ
C2 ,C 4 ,C6 の両端電圧の直列和の電圧を加えた電
圧、つまりは直流電源Eの電源電圧の4倍の電圧が印加
される。このように放電灯Laの調光状態が深くなった
ときに、放電灯Laの両端に印加される電圧を高くすれ
ば、放電灯Laを立消えさせることなく安定点灯させる
ことができる。なお、上記各スイッチ要素SW41〜SW
43のオン状態は任意に設定でき、例えばその他のスイッ
チ要素SW1 ,SW2 のオン状態に応じて図45(ト)
に示すように放電灯Laに印加される電圧は変化する。
しかし、要は放電灯Laの調光状態が深くなったとき
に、放電灯Laの両端に印加される電圧を高くなるよう
にすればよいのであり、それ以外の期間における電圧が
いかなるものであるかは、さほどの意味は持たないの
で、説明は省略する。さらに、上記各実施例のように調
光制御できることは言うまでもない。上記各実施例は各
々互いに組み合わせることができ、調光時においてさら
に安定に放電灯Laを点灯できることになる。ところ
で、上述した各実施例の場合に用いてあるコッククロフ
ト回路の段数には特に限定はない。また、直流電源Eと
しては、図46(a)に示す交流電源ACをダイオード
Dで半波整流して作成したもの、同図(b)に示すよう
にダイオードブリッジDBを用いて全波整流して作成し
たもの、同図(c)に示すようにAC−DCコンバータ
2で直流変換して作成したもの、同図(d)に示すよう
に直流電源VをDC−DCコンバータ3で電圧変換して
作成したもの、同図(e)に示すように交流電源ACを
ダイオードD及びコンデンサCで整流平滑して作成した
もの、あるいは同図(f)に示すように交流電源ACを
ダイオードブリッジDB及びコンデンサCで整流平滑し
て作成したものなどのいずれのものであってもよい。
【発明の効果】本発明は上述のように、直流電源に主ス
イッチ要素を介して放電灯を接続すると共に、放電灯の
両端にコッククロフト回路を接続し、コッククロフト回
路の入力端に並列に副スイッチ要素を接続し、主スイッ
チ要素及び副スイッチ要素を交互にオン,オフさせるこ
とにより、コッククロフト回路の出力に生じる昇圧電圧
で放電灯を始動,点灯する放電灯点灯装置において、コ
ッククロフト回路から放電灯のフィラメントに予熱電力
を供給しているので、コッククロフト回路を予熱電源と
して用いて、外部電源を用いる必要が無く、しかもコッ
ククロフト回路からフィラメントに供給される電力は、
例えば主スイッチ要素及び副スイッチ要素のスイッチン
グ制御により容易に可変でき、簡易に調光状態に応じて
予熱電流を調節できる。また、主スイッチ要素のオンデ
ューティまたはスイッチング周波数、あるいはオンデュ
ーティ及びスイッチング周波数を共に低下させて放電灯
の調光状態を深くするのに伴い、副スイッチ要素のオン
デューティまたはスイッチング周波数、あるいはオンデ
ューティ及びスイッチング周波数を共に増加させ、コッ
ククロフト回路から放電灯のフィラメントに供給される
予熱電力を増加させるようにすれば、調光時に不安定に
なりがちな放電灯の点灯状態を、フィラメントの予熱状
態を高めることで安定させることができ、調光点灯時に
放電灯を安定点灯させることができる。また、放電灯の
フィラメントとコッククロフト回路の各段との間を夫々
接続する複数のスイッチ手段を設け、主スイッチ要素の
オンデューティまたはスイッチング周波数、あるいはオ
ンデューティ及びスイッチング周波数を共に低下させて
放電灯の調光状態を深くするのに伴い、コッククロフト
回路の下位段から上位段に放電灯のフィラメントを接続
してコッククロフト回路から放電灯のフィラメントに供
給される予熱電力を増加させて放電灯の予熱状態を高め
るようにしても、上述の場合と同様に調光時に不安定に
なりがちな放電灯の点灯状態を、フィラメントの予熱状
態を高めることで安定させ、調光点灯時に放電灯を安定
点灯させることができる。さらに、コッククロフト回路
とフィラメントとの間に直列もしくは並列に接続される
インピーダンス要素を設け、主スイッチ要素のオンデュ
ーティまたはスイッチング周波数、あるいはオンデュー
ティ及びスイッチング周波数を共に低下させて放電灯の
調光状態を深くするのに伴い、上記インピーダンス要素
の値を変化させ、コッククロフト回路から放電灯のフィ
ラメントに供給される予熱電力を増加させて放電灯の予
熱状態を高めるようにしても、調光点灯時に放電灯を安
定点灯させることができる。また、放電灯の各フィラメ
ントをコッククロフト回路から予熱電力を供給して予熱
する場合には、コッククロフト回路の異なる段から放電
灯の各フィラメントに予熱電力を供給するようにすれば
よい。さらに、コッククロフト回路の最上段のコンデン
サの代わりに放電灯のフィラメントを接続して予熱を行
うようにすれば、例えば放電灯の高電位側のフィラメン
トの予熱を適切に行える。さらにまた、放電灯のフィラ
メントにコンデンサを介してコッククロフト回路から予
熱電流を流し、上記コンデンサの充電電荷を用いてフィ
ラメントに逆方向の予熱電流を流すスイッチ要素を設け
れば、放電灯のフィラメントを交流で予熱することがで
きる。
イッチ要素を介して放電灯を接続すると共に、放電灯の
両端にコッククロフト回路を接続し、コッククロフト回
路の入力端に並列に副スイッチ要素を接続し、主スイッ
チ要素及び副スイッチ要素を交互にオン,オフさせるこ
とにより、コッククロフト回路の出力に生じる昇圧電圧
で放電灯を始動,点灯する放電灯点灯装置において、コ
ッククロフト回路から放電灯のフィラメントに予熱電力
を供給しているので、コッククロフト回路を予熱電源と
して用いて、外部電源を用いる必要が無く、しかもコッ
ククロフト回路からフィラメントに供給される電力は、
例えば主スイッチ要素及び副スイッチ要素のスイッチン
グ制御により容易に可変でき、簡易に調光状態に応じて
予熱電流を調節できる。また、主スイッチ要素のオンデ
ューティまたはスイッチング周波数、あるいはオンデュ
ーティ及びスイッチング周波数を共に低下させて放電灯
の調光状態を深くするのに伴い、副スイッチ要素のオン
デューティまたはスイッチング周波数、あるいはオンデ
ューティ及びスイッチング周波数を共に増加させ、コッ
ククロフト回路から放電灯のフィラメントに供給される
予熱電力を増加させるようにすれば、調光時に不安定に
なりがちな放電灯の点灯状態を、フィラメントの予熱状
態を高めることで安定させることができ、調光点灯時に
放電灯を安定点灯させることができる。また、放電灯の
フィラメントとコッククロフト回路の各段との間を夫々
接続する複数のスイッチ手段を設け、主スイッチ要素の
オンデューティまたはスイッチング周波数、あるいはオ
ンデューティ及びスイッチング周波数を共に低下させて
放電灯の調光状態を深くするのに伴い、コッククロフト
回路の下位段から上位段に放電灯のフィラメントを接続
してコッククロフト回路から放電灯のフィラメントに供
給される予熱電力を増加させて放電灯の予熱状態を高め
るようにしても、上述の場合と同様に調光時に不安定に
なりがちな放電灯の点灯状態を、フィラメントの予熱状
態を高めることで安定させ、調光点灯時に放電灯を安定
点灯させることができる。さらに、コッククロフト回路
とフィラメントとの間に直列もしくは並列に接続される
インピーダンス要素を設け、主スイッチ要素のオンデュ
ーティまたはスイッチング周波数、あるいはオンデュー
ティ及びスイッチング周波数を共に低下させて放電灯の
調光状態を深くするのに伴い、上記インピーダンス要素
の値を変化させ、コッククロフト回路から放電灯のフィ
ラメントに供給される予熱電力を増加させて放電灯の予
熱状態を高めるようにしても、調光点灯時に放電灯を安
定点灯させることができる。また、放電灯の各フィラメ
ントをコッククロフト回路から予熱電力を供給して予熱
する場合には、コッククロフト回路の異なる段から放電
灯の各フィラメントに予熱電力を供給するようにすれば
よい。さらに、コッククロフト回路の最上段のコンデン
サの代わりに放電灯のフィラメントを接続して予熱を行
うようにすれば、例えば放電灯の高電位側のフィラメン
トの予熱を適切に行える。さらにまた、放電灯のフィラ
メントにコンデンサを介してコッククロフト回路から予
熱電流を流し、上記コンデンサの充電電荷を用いてフィ
ラメントに逆方向の予熱電流を流すスイッチ要素を設け
れば、放電灯のフィラメントを交流で予熱することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図であ
る。
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図であ
る。
【図3】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイッチ
ング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイッチ
ング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
【図4】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱制御
を行う場合の動作説明図である。
を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオンデュ
ーティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱制御
を行う場合の動作説明図である。
【図5】同上において主スイッチ要素のスイッチング周
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティを可変して予熱制御を行う場合の動作説明図
である。
【図6】同上において主スイッチ要素のスイッチング周
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイ
ッチング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説
明図である。
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のスイ
ッチング周波数を可変して予熱制御を行う場合の動作説
明図である。
【図7】同上において主スイッチ要素のスイッチング周
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱
制御を行う場合の動作説明図である。
波数を可変して調光制御を行い、副スイッチ要素のオン
デューティ及びスイッチング周波数を共に可変して予熱
制御を行う場合の動作説明図である。
【図8】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
及びスイッチング周波数を共に可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のオンデューティを可変して予熱制
御を行う場合の動作説明図である。
及びスイッチング周波数を共に可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のオンデューティを可変して予熱制
御を行う場合の動作説明図である。
【図9】同上において主スイッチ要素のオンデューティ
及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のスイッチング周波数を可変して予
熱制御を行う場合の動作説明図である。
及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を行
い、副スイッチ要素のスイッチング周波数を可変して予
熱制御を行う場合の動作説明図である。
【図10】同上において主スイッチ要素のオンデューテ
ィ及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を
行い、副スイッチ要素のオンデューティ及びスイッチン
グ周波数を共に可変して予熱制御を行う場合の動作説明
図である。
ィ及びスイッチング周波数を共にを可変して調光制御を
行い、副スイッチ要素のオンデューティ及びスイッチン
グ周波数を共に可変して予熱制御を行う場合の動作説明
図である。
【図11】第2の実施例の回路図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】第3の実施例の回路図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】第4の実施例の回路図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】第5の実施例の回路図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】第6の実施例の回路図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】第7の実施例の回路図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【図23】第8の実施例の回路図である。
【図24】第9の実施例の回路図である。
【図25】同上の動作説明図である。
【図26】第10の実施例の回路図である。
【図27】同上の動作説明図である。
【図28】第11の実施例の回路図である。
【図29】同上の動作説明図である。
【図30】第12の実施例の回路図である。
【図31】同上の動作説明図である。
【図32】第13の実施例の回路図である。
【図33】同上の動作説明図である。
【図34】第14の実施例の回路図である。
【図35】同上の動作説明図である。
【図36】第15の実施例の回路図である。
【図37】同上の動作説明図である。
【図38】第16の実施例の回路図である。
【図39】第17の実施例の回路図である。
【図40】第18の実施例の回路図である。
【図41】第19の実施例の回路図である。
【図42】第20の実施例の回路図である。
【図43】同上の動作説明図である。
【図44】第21の実施例の回路図である。
【図45】同上の動作説明図である。
【図46】(a)〜(f)は本発明の対象となる他の直
流電源を示す回路図である。
流電源を示す回路図である。
【図47】従来例の回路図である。
【図48】同上の動作説明図である。
【符号の説明】 1,1’ コッククロフト回路 La 放電灯 E 直流電源 SW1 主スイッチ要素 SW2 副スイッチ要素 F1 ,F2 フィラメント C1 ,C10,C31,C32,C33 コンデンサ SW4 ,SW5 ,SW33〜SW36,SW3 ,SW3 ’,
SW3 ” スイッチ要素
SW3 ” スイッチ要素
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図12】
【図6】
【図7】
【図8】
【図48】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図21】
【図19】
【図20】
【図23】
【図25】
【図22】
【図24】
【図26】
【図33】
【図27】
【図28】
【図30】
【図29】
【図31】
【図32】
【図34】
【図35】
【図36】
【図43】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
Claims (7)
- 【請求項1】 直流電源に主スイッチ要素を介して放電
灯を接続すると共に、放電灯の両端にコッククロフト回
路を接続し、コッククロフト回路の入力端に並列に副ス
イッチ要素を接続し、主スイッチ要素及び副スイッチ要
素を交互にオン,オフさせることにより、コッククロフ
ト回路の出力に生じる昇圧電圧で放電灯を始動する放電
灯点灯装置において、コッククロフト回路から放電灯の
フィラメントに予熱電力を供給して成ることを特徴とす
る放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 主スイッチ要素のオンデューティあるい
はスイッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を
深くするのに伴い、副スイッチ要素のオンデューティあ
るいはスイッチング周波数を増加させ、コッククロフト
回路から放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を
増加させて放電灯の予熱状態を高めて成ることを特徴と
する請求項1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項3】 放電灯のフィラメントとコッククロフト
回路の各段との間を夫々接続する複数のスイッチ手段を
設け、主スイッチ要素のオンデューティあるいはスイッ
チング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深くする
のに伴い、コッククロフト回路の下位段から上位段に放
電灯のフィラメントを接続してコッククロフト回路から
放電灯のフィラメントに供給される予熱電力を増加させ
て放電灯の予熱状態を高めて成ることを特徴とする請求
項1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 コッククロフト回路とフィラメントとの
間に直列もしくは並列に接続されるインピーダンス要素
を設け、主スイッチ要素のオンデューティあるいはスイ
ッチング周波数を低下させて放電灯の調光状態を深くす
るのに伴い、上記インピーダンス要素の値を変化させ、
コッククロフト回路から放電灯のフィラメントに供給さ
れる予熱電力を増加させて放電灯の予熱状態を高めて成
ることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項5】 コッククロフト回路の異なる段から放電
灯の各フィラメントに予熱電力を供給して成ることを特
徴とすることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項6】 コッククロフト回路の最上段のコンデン
サの代わりに放電灯のフィラメントを接続して成ること
を特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項7】 放電灯のフィラメントにコンデンサを介
してコッククロフト回路から予熱電流を流し、上記コン
デンサの充電電荷を用いてフィラメントに逆方向の予熱
電流を流すスイッチ要素を備えて成ることを特徴とする
請求項1記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18723192A JPH0636880A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18723192A JPH0636880A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636880A true JPH0636880A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16202357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18723192A Withdrawn JPH0636880A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636880A (ja) |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18723192A patent/JPH0636880A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |