JPH0636948A - 抵抗溶接機の溶接トランス - Google Patents
抵抗溶接機の溶接トランスInfo
- Publication number
- JPH0636948A JPH0636948A JP4185473A JP18547392A JPH0636948A JP H0636948 A JPH0636948 A JP H0636948A JP 4185473 A JP4185473 A JP 4185473A JP 18547392 A JP18547392 A JP 18547392A JP H0636948 A JPH0636948 A JP H0636948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- welding transformer
- magnetic flux
- welding
- center tap
- Prior art date
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- Pending
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- Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】夫々のコアの磁束密度が等しくなるように、コ
アの断面積の適正化を図り、小型化、軽量化、および低
コスト化を実現することが可能な抵抗溶接機の溶接トラ
ンスを提供することを目的とする。 【構成】溶接トランス24は1次コイル30とタップ3
6にセンタタップ端子板38が固着される2次コイル3
2と、第1コア40および第2コア42からなる1対の
環状コアで構成されるコア34とを備える。前記センタ
タップ端子板38が前記第1コア40の外周部の近傍に
配設されるとき、この第1コア40に誘起される磁束が
前記第2コア42に誘起される磁束と比較して少なくな
るため、第1コア40の断面積を前記第2コア42の断
面積より小として、コア34の断面積の適正化を図り、
溶接トランス24の小型化および軽量化を実現すること
ができる。
アの断面積の適正化を図り、小型化、軽量化、および低
コスト化を実現することが可能な抵抗溶接機の溶接トラ
ンスを提供することを目的とする。 【構成】溶接トランス24は1次コイル30とタップ3
6にセンタタップ端子板38が固着される2次コイル3
2と、第1コア40および第2コア42からなる1対の
環状コアで構成されるコア34とを備える。前記センタ
タップ端子板38が前記第1コア40の外周部の近傍に
配設されるとき、この第1コア40に誘起される磁束が
前記第2コア42に誘起される磁束と比較して少なくな
るため、第1コア40の断面積を前記第2コア42の断
面積より小として、コア34の断面積の適正化を図り、
溶接トランス24の小型化および軽量化を実現すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抵抗溶接機の溶接トラン
スに関し、一層詳細には、小型化および軽量化を実現す
ることのできる抵抗溶接機の溶接トランスに関する。
スに関し、一層詳細には、小型化および軽量化を実現す
ることのできる抵抗溶接機の溶接トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】産業界においては、種々のワークを溶接
するために、抵抗溶接機が広範に用いられているが、こ
の種の抵抗溶接機では装置の低廉化および省スペース化
のために溶接トランスの小型化および軽量化が求められ
ている。
するために、抵抗溶接機が広範に用いられているが、こ
の種の抵抗溶接機では装置の低廉化および省スペース化
のために溶接トランスの小型化および軽量化が求められ
ている。
【0003】前記抵抗溶接機の溶接トランスは1次コイ
ルと、2次コイルと、これらのコイルを磁気的に結合さ
せる一対のコアとから構成され、さらに、前記2次コイ
ルのセンタタップにセンタタップ端子板を固着して、出
力端子とするものが知られている。
ルと、2次コイルと、これらのコイルを磁気的に結合さ
せる一対のコアとから構成され、さらに、前記2次コイ
ルのセンタタップにセンタタップ端子板を固着して、出
力端子とするものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術における溶接トランスにおいて、設計等の都合上、
センタタップ端子板を一方のコア寄りに引き出した場
合、このセンタタップ端子板に流れる溶接電流の影響に
よって、前記出力端子板が配設された側のコアの磁束密
度が他方のコアの磁束密度よりも低くなることが確認さ
れている。この場合、双方のコアは同一の形状に形成さ
れており、その重量、体積によりトランスの小型、軽量
化が阻まれる不具合が指摘されている。
技術における溶接トランスにおいて、設計等の都合上、
センタタップ端子板を一方のコア寄りに引き出した場
合、このセンタタップ端子板に流れる溶接電流の影響に
よって、前記出力端子板が配設された側のコアの磁束密
度が他方のコアの磁束密度よりも低くなることが確認さ
れている。この場合、双方のコアは同一の形状に形成さ
れており、その重量、体積によりトランスの小型、軽量
化が阻まれる不具合が指摘されている。
【0005】本発明はこのような従来の不具合を解決す
るためになされたものであって、コアの断面積を夫々の
磁束密度に対応させることにより、コアの断面積の適正
化を図り、小型化、軽量化、および低コスト化を実現す
ることが可能な抵抗溶接機の溶接トランスを提供するこ
とを目的とする。
るためになされたものであって、コアの断面積を夫々の
磁束密度に対応させることにより、コアの断面積の適正
化を図り、小型化、軽量化、および低コスト化を実現す
ることが可能な抵抗溶接機の溶接トランスを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、1次コイルと、前記1次コイルの中心
軸線に略一致して配設される2次コイルと、前記中心軸
線を通る一対の環状コアと、前記2次コイルのセンタタ
ップに接続され、前記中心軸線に対して一方の前記環状
コア寄りに引き出されるセンタタップ端子板とを備える
抵抗溶接機の溶接トランスであって、前記センタタップ
端子板が近傍に配設される前記一方の環状コアの断面積
を他方の環状コアの断面積よりも小さく設定することを
特徴とする。
めに、本発明は、1次コイルと、前記1次コイルの中心
軸線に略一致して配設される2次コイルと、前記中心軸
線を通る一対の環状コアと、前記2次コイルのセンタタ
ップに接続され、前記中心軸線に対して一方の前記環状
コア寄りに引き出されるセンタタップ端子板とを備える
抵抗溶接機の溶接トランスであって、前記センタタップ
端子板が近傍に配設される前記一方の環状コアの断面積
を他方の環状コアの断面積よりも小さく設定することを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に係る抵抗溶接機の溶接トランスでは、
1次コイルと2次コイルの中心軸線上に一対の環状コア
が配設され、前記2次コイルのセンタタップに接続され
たセンタタップ端子板が前記中心軸線に対して一方の前
記環状コア寄りに引き出されたとき、前記センタタップ
端子板が近傍に配設される前記一方の環状コアの磁束密
度が他方の環状コアの磁束密度より小となるため,前記
一方の環状コアの断面積を他方の環状コアの断面積より
も小さく設定することができる。
1次コイルと2次コイルの中心軸線上に一対の環状コア
が配設され、前記2次コイルのセンタタップに接続され
たセンタタップ端子板が前記中心軸線に対して一方の前
記環状コア寄りに引き出されたとき、前記センタタップ
端子板が近傍に配設される前記一方の環状コアの磁束密
度が他方の環状コアの磁束密度より小となるため,前記
一方の環状コアの断面積を他方の環状コアの断面積より
も小さく設定することができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る抵抗溶接機の溶接トラン
スについて、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照し
ながら以下詳細に説明する。
スについて、好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照し
ながら以下詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明を実施する抵抗溶接機10
の全体構成を示すブロック図である。
の全体構成を示すブロック図である。
【0010】抵抗溶接機10は交流電源12から出力さ
れる交流を全波整流するコンバータ回路14と、全波整
流された直流を高周波交流に変換するインバータ回路1
6と、前記高周波交流を変成し整流する溶接トランス回
路18と、ワークWを挟持する溶接ガン部20と、イン
バータ回路16の図示しないスイッチング素子を付勢す
るスイッチング回路22とを備える。
れる交流を全波整流するコンバータ回路14と、全波整
流された直流を高周波交流に変換するインバータ回路1
6と、前記高周波交流を変成し整流する溶接トランス回
路18と、ワークWを挟持する溶接ガン部20と、イン
バータ回路16の図示しないスイッチング素子を付勢す
るスイッチング回路22とを備える。
【0011】前記溶接トランス回路18は溶接トランス
24と、ダイオード26および28とを備え、溶接トラ
ンス24は1次コイル30と、前記1次コイル30の中
心軸線に略一致して配設される2次コイル32と、この
1次コイル30および2次コイル32を磁気的に結合す
るコア34とから構成されるる。
24と、ダイオード26および28とを備え、溶接トラ
ンス24は1次コイル30と、前記1次コイル30の中
心軸線に略一致して配設される2次コイル32と、この
1次コイル30および2次コイル32を磁気的に結合す
るコア34とから構成されるる。
【0012】図2に溶接トランス24の斜視図、図3に
溶接トランス24の側面図を示す。
溶接トランス24の側面図を示す。
【0013】2次コイル32は巻数が2ターンの板状コ
イルであり、このコイルのタップ36に固着されたセン
タタップ端子板38が溶接トランス24の一方の出力端
子となる。
イルであり、このコイルのタップ36に固着されたセン
タタップ端子板38が溶接トランス24の一方の出力端
子となる。
【0014】コア34は環状の第1コア40および第2
コア42から構成される。この場合、前記センタタップ
端子板38は2次コイル32の中心軸線方向に沿って前
記第1コア40の外周部の近傍に延在する。
コア42から構成される。この場合、前記センタタップ
端子板38は2次コイル32の中心軸線方向に沿って前
記第1コア40の外周部の近傍に延在する。
【0015】以上のように構成される抵抗溶接機10に
おいて、ワークWを溶接する作用について、図1〜図3
を参照しながら説明する。
おいて、ワークWを溶接する作用について、図1〜図3
を参照しながら説明する。
【0016】コンバータ回路14は交流電源12から供
給される交流を直流に変換して、インバータ回路16に
対して出力する。インバータ回路16はスイッチング回
路22から出力されるパルス状のスイッチング信号によ
って、前記コンバータ回路14から出力された直流をス
イッチングし、パルス状の1次電流I1 を溶接トランス
24の1次コイル30に供給する。
給される交流を直流に変換して、インバータ回路16に
対して出力する。インバータ回路16はスイッチング回
路22から出力されるパルス状のスイッチング信号によ
って、前記コンバータ回路14から出力された直流をス
イッチングし、パルス状の1次電流I1 を溶接トランス
24の1次コイル30に供給する。
【0017】この1次電流I1 によってコア34内に磁
束Φが誘起され、さらに、磁束Φによって2次コイル3
2の両端に2次電圧V2 が誘起される。前記2次電圧V
2 によって、ダイオード26または28に整流された溶
接電流I2 が溶接ガン部20を介してワークWに通電さ
れる。
束Φが誘起され、さらに、磁束Φによって2次コイル3
2の両端に2次電圧V2 が誘起される。前記2次電圧V
2 によって、ダイオード26または28に整流された溶
接電流I2 が溶接ガン部20を介してワークWに通電さ
れる。
【0018】この場合、第1コア40に誘起される磁束
Φ1 と第2コア42に誘起される磁束Φ2 とは等しくな
く、磁束Φ1 <磁束Φ2 となることが知られている。図
4に第1コア40と第2コア42の磁束密度Bm の計測
値を示す。前記図4はインバータ回路16から出力され
る1次電流I1 のデューティ比に対して、断面積を同一
とした第1コア40と第2コア42を用いた場合の夫々
の磁束密度Bm の計測値である。
Φ1 と第2コア42に誘起される磁束Φ2 とは等しくな
く、磁束Φ1 <磁束Φ2 となることが知られている。図
4に第1コア40と第2コア42の磁束密度Bm の計測
値を示す。前記図4はインバータ回路16から出力され
る1次電流I1 のデューティ比に対して、断面積を同一
とした第1コア40と第2コア42を用いた場合の夫々
の磁束密度Bm の計測値である。
【0019】このように磁束密度Bm が異なるのは、セ
ンタタップ端子板38が第1コア40の外周部の近傍に
延在するため、このセンタタップ端子板38に生じる2
次電流I2 によって誘起される磁界ΦO の影響によるも
のである。
ンタタップ端子板38が第1コア40の外周部の近傍に
延在するため、このセンタタップ端子板38に生じる2
次電流I2 によって誘起される磁界ΦO の影響によるも
のである。
【0020】そこで、磁束密度Bm は第1コア40およ
び第2コア42の断面積に反比例するため、図4からも
明らかなように、1次電流I1 のデューティ比DU の可
変範囲をDU1〜DU2とした場合に、第1コア40の断面
積を第2コア42の略1/2とすれば、夫々の磁束密度
を同一とすることができる。
び第2コア42の断面積に反比例するため、図4からも
明らかなように、1次電流I1 のデューティ比DU の可
変範囲をDU1〜DU2とした場合に、第1コア40の断面
積を第2コア42の略1/2とすれば、夫々の磁束密度
を同一とすることができる。
【0021】以上説明したように、本実施例によれば、
外鉄型のコアであって、2次コイル32のタップ36か
らセンタタップ端子板38が導出された溶接トランス2
4において、このセンタタップ端子板38を第1コア4
0の外周部の近傍に延在させた場合、第1コア40に誘
起される磁束Φ1 は、第2コア42に誘起される磁束Φ
2 より著しく少ないため、第1コア40の断面積を小さ
くしても同一の出力を得ることができる。従って、溶接
トランス24の小型化に対する限界設計が可能となる。
外鉄型のコアであって、2次コイル32のタップ36か
らセンタタップ端子板38が導出された溶接トランス2
4において、このセンタタップ端子板38を第1コア4
0の外周部の近傍に延在させた場合、第1コア40に誘
起される磁束Φ1 は、第2コア42に誘起される磁束Φ
2 より著しく少ないため、第1コア40の断面積を小さ
くしても同一の出力を得ることができる。従って、溶接
トランス24の小型化に対する限界設計が可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る抵抗溶接機の溶接トランス
では、コアの断面積の適正化を図ることができ、コアの
小型化、軽量化および低コスト化を実現することができ
るため、廉価であって、最小重量および最小体積の溶接
トランスを得ることができるという効果を奏する。
では、コアの断面積の適正化を図ることができ、コアの
小型化、軽量化および低コスト化を実現することができ
るため、廉価であって、最小重量および最小体積の溶接
トランスを得ることができるという効果を奏する。
【図1】本発明を実施する抵抗溶接機の全体構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1の実施例に示す溶接トランスの斜視図であ
る。
る。
【図3】図2に示す溶接トランスの側面図である。
【図4】第1コアおよび第2コアの断面積を同一とした
場合における、1次電流のデューティ比と、夫々のコア
の磁束密度との関係を説明するグラフである。
場合における、1次電流のデューティ比と、夫々のコア
の磁束密度との関係を説明するグラフである。
10…抵抗溶接機 18…溶接トランス回路 24…溶接トランス 30…1次コイル 32…2次コイル 34…コア 38…センタタップ端子板 40…第1コア 42…第2コア
Claims (1)
- 【請求項1】1次コイルと、前記1次コイルの中心軸線
に略一致して配設される2次コイルと、前記中心軸線を
通る一対の環状コアと、前記2次コイルのセンタタップ
に接続され、前記中心軸線に対して一方の前記環状コア
寄りに引き出されるセンタタップ端子板とを備える抵抗
溶接機の溶接トランスであって、 前記センタタップ端子板が近傍に配設される前記一方の
環状コアの断面積を他方の環状コアの断面積よりも小さ
く設定することを特徴とする抵抗溶接機の溶接トラン
ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185473A JPH0636948A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 抵抗溶接機の溶接トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185473A JPH0636948A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 抵抗溶接機の溶接トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636948A true JPH0636948A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16171387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4185473A Pending JPH0636948A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 抵抗溶接機の溶接トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636948A (ja) |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP4185473A patent/JPH0636948A/ja active Pending
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