JPH0637011B2 - 回転軸のプリロ−ド調整制御装置 - Google Patents
回転軸のプリロ−ド調整制御装置Info
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- JPH0637011B2 JPH0637011B2 JP9885486A JP9885486A JPH0637011B2 JP H0637011 B2 JPH0637011 B2 JP H0637011B2 JP 9885486 A JP9885486 A JP 9885486A JP 9885486 A JP9885486 A JP 9885486A JP H0637011 B2 JPH0637011 B2 JP H0637011B2
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- torque
- tightening
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の差動装置のハウジング等の部材にドラ
イブピニオン等の軸部材をベアリグを介して回転自在に
軸支させる場合に上記軸部材に所望の回転抵抗(プリロ
ード)を自動的に付与するための回転軸のプリロード調
整制御装置に関する。
イブピニオン等の軸部材をベアリグを介して回転自在に
軸支させる場合に上記軸部材に所望の回転抵抗(プリロ
ード)を自動的に付与するための回転軸のプリロード調
整制御装置に関する。
(従来技術) 車両の差動装置は、第5図に示すようにハウジング10
1と、このハウジング101の前後のテーパローラ・ベ
アリング102,103を介して回転自在に軸支される
ドライブピニオン軸104と、このドライブピニオン軸
104にスプライン嵌合しかつ上記テーパローラ・ベア
リング102のインナーレース102aに当接するコン
パニオンフランジ105と、ドライブピニオン軸104
の先端ねじ部106に螺合してコンパニオンフランジ1
05をドライブピニオン軸104に取付け、かつこのコ
ンパニオンフランジ105を介してインナーレース10
2aを押圧してドライブピニオン軸104にハウジング
101に対する所望の回転抵抗(プリロード)を付与す
るピニオンナット107とを有する。また、コンパニオ
ンフランジ105にはボルト挿通用孔108が開けら
れ、ドライブピニオン軸104にはピニオンギヤ109
が固着されている。
1と、このハウジング101の前後のテーパローラ・ベ
アリング102,103を介して回転自在に軸支される
ドライブピニオン軸104と、このドライブピニオン軸
104にスプライン嵌合しかつ上記テーパローラ・ベア
リング102のインナーレース102aに当接するコン
パニオンフランジ105と、ドライブピニオン軸104
の先端ねじ部106に螺合してコンパニオンフランジ1
05をドライブピニオン軸104に取付け、かつこのコ
ンパニオンフランジ105を介してインナーレース10
2aを押圧してドライブピニオン軸104にハウジング
101に対する所望の回転抵抗(プリロード)を付与す
るピニオンナット107とを有する。また、コンパニオ
ンフランジ105にはボルト挿通用孔108が開けら
れ、ドライブピニオン軸104にはピニオンギヤ109
が固着されている。
上記ドライブピニオン軸104に付与されるプリロード
は、従来から例えば特公昭56−49691号公報に示
されているようなプリロード調整用締付け装置により自
動的に設定できる。すなわち、この種の従来の締付け装
置は、ナット107を回動するためのナット回転駆動系
と、コンパニオンフランジ105のボルト挿通用孔10
8にピンを挿入して、このコンパニオンフランジ105
つまりドライブピニオン軸104を回動するためのコン
パニオンフランジ回転駆動系とをそれぞれ備えている。
は、従来から例えば特公昭56−49691号公報に示
されているようなプリロード調整用締付け装置により自
動的に設定できる。すなわち、この種の従来の締付け装
置は、ナット107を回動するためのナット回転駆動系
と、コンパニオンフランジ105のボルト挿通用孔10
8にピンを挿入して、このコンパニオンフランジ105
つまりドライブピニオン軸104を回動するためのコン
パニオンフランジ回転駆動系とをそれぞれ備えている。
ところが、従来の装置においては、締付け設定トルクま
でナットを締付け、その後にプリロード値を測定するも
のであるため、付与されるプリロード値はナットランナ
を構成する回転駆動系の慣性やナットのねじ特性等によ
り影響を受け、プリロード値にばらつきが生じ、安定し
て適正なプリロード値を付与することが困難な場合があ
った。
でナットを締付け、その後にプリロード値を測定するも
のであるため、付与されるプリロード値はナットランナ
を構成する回転駆動系の慣性やナットのねじ特性等によ
り影響を受け、プリロード値にばらつきが生じ、安定し
て適正なプリロード値を付与することが困難な場合があ
った。
(発明の目的) 本発明は、上記従来の問題点を解消するもので、設定ト
ルク値までナットを締付けた後にプリロード値を検出
し、この検出値を基準の上限値および下限値と比較し、
誤差量に応じ角度制御を行なうことにより、適正なプリ
ロード値を安定して付与でき、不良(NG)率の低減が
図れ、かつ自動化の容易な回転軸のプリロード調整制御
装置を提供することを目的とする。
ルク値までナットを締付けた後にプリロード値を検出
し、この検出値を基準の上限値および下限値と比較し、
誤差量に応じ角度制御を行なうことにより、適正なプリ
ロード値を安定して付与でき、不良(NG)率の低減が
図れ、かつ自動化の容易な回転軸のプリロード調整制御
装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、ハウジング部材にテーパベアリングを介して
回転自在に軸支された軸部材に螺合されるナットを回動
するための回転駆動系を有し、このナットを締付ける度
合により前記テーパベアリングに付与される軸方向の押
圧力を調整し、これにより前記軸部材に前記ハウジング
部材に対する所定の回転抵抗を予め付与するようにした
回転軸のプリロード調整制御装置において、前記ナット
を締付けるトルクを検出するトルク検出器と、前記プリ
ロード値を検出するプリロード検出器と、前記ナットの
締付け角度を検出する角度検出器と、設定トルク値まで
前記ナットを締付けた後にプリロードを検出するととも
に、この検出プリロード値を基準の上限値および下限値
と比較する判定手段と、前記判定手段による判定結果に
基づき、検出プリロード値が下限値以下のとき前記ナッ
トの再締付けを行い、上限値以上のとき前記ナットを弛
め、かつ弛め角以下での再締付けを行い、さらに再度、
プリロード値を検出するとともに前記基準値と比較する
制御手段とを備えたものである。
回転自在に軸支された軸部材に螺合されるナットを回動
するための回転駆動系を有し、このナットを締付ける度
合により前記テーパベアリングに付与される軸方向の押
圧力を調整し、これにより前記軸部材に前記ハウジング
部材に対する所定の回転抵抗を予め付与するようにした
回転軸のプリロード調整制御装置において、前記ナット
を締付けるトルクを検出するトルク検出器と、前記プリ
ロード値を検出するプリロード検出器と、前記ナットの
締付け角度を検出する角度検出器と、設定トルク値まで
前記ナットを締付けた後にプリロードを検出するととも
に、この検出プリロード値を基準の上限値および下限値
と比較する判定手段と、前記判定手段による判定結果に
基づき、検出プリロード値が下限値以下のとき前記ナッ
トの再締付けを行い、上限値以上のとき前記ナットを弛
め、かつ弛め角以下での再締付けを行い、さらに再度、
プリロード値を検出するとともに前記基準値と比較する
制御手段とを備えたものである。
この構成により、プリロード検出に基づき基準値と比較
し、下限値以下では再締付けがなされ、上限値以上では
緩めおよび緩め角以下での再締付けが行なわれ、再比較
がなされるものであって、常に適正なプリロード値の付
与が可能となる。
し、下限値以下では再締付けがなされ、上限値以上では
緩めおよび緩め角以下での再締付けが行なわれ、再比較
がなされるものであって、常に適正なプリロード値の付
与が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面とともに説明す
る。
る。
第1図は本発明によるプリロード調整制御装置の要部の
構成を示し、図中、Wは第5図で説明した差動装置の部
分(以下、「ワーク」と称する)を示し、このワークW
のナット107はドライブピニオン軸104のねじ部1
06の先端に仮止めされた状態にある。
構成を示し、図中、Wは第5図で説明した差動装置の部
分(以下、「ワーク」と称する)を示し、このワークW
のナット107はドライブピニオン軸104のねじ部1
06の先端に仮止めされた状態にある。
1は上下動可能に配設され回転駆動系を有する回転駆動
ヘッドとしてのナットランナで、このナットランナ1は
ナット107(もしくはボルト)に嵌合するソケット1
−1と、プリロードを検出する微少トルク用トルクトラ
ンスジューサ(プリロード検出器)1−2と、締付用ト
ルクトランスジューサ(トルク検出器)1−3と、締付
け力を得るための減速機1−4と、駆動源であるDCモ
ータ1−5と、締付け角度を検出するための角度エンコ
ーダ(角度検出器)1−6とを有する。そして、このナ
ットランナ1はガイドバー110にガイドブッシュ11
1を介してエアシリンダ112により昇降可能に設けら
れたプレート113上に設けられている。
ヘッドとしてのナットランナで、このナットランナ1は
ナット107(もしくはボルト)に嵌合するソケット1
−1と、プリロードを検出する微少トルク用トルクトラ
ンスジューサ(プリロード検出器)1−2と、締付用ト
ルクトランスジューサ(トルク検出器)1−3と、締付
け力を得るための減速機1−4と、駆動源であるDCモ
ータ1−5と、締付け角度を検出するための角度エンコ
ーダ(角度検出器)1−6とを有する。そして、このナ
ットランナ1はガイドバー110にガイドブッシュ11
1を介してエアシリンダ112により昇降可能に設けら
れたプレート113上に設けられている。
また、上記プレート113上には、上記微少トルクトラ
ンスジューサ保護用のストッパ2が設けられ、このスト
ッパ2はシリンダ駆動用のソレノイドバルブ3により駆
動されるようになっている。さらに、上記プレート11
3には電磁クラッチ114を介して回り止めピン115
が設けられており、この回り止めピン115はワークW
におけるコンパニオンフランジ105のボルト挿通用孔
108に嵌挿され、電磁クラッチ114のON,OFF
によりコンパニオンフランジ105とドライブピニオン
軸104を回転止めあるいはフリーとするものである。
ンスジューサ保護用のストッパ2が設けられ、このスト
ッパ2はシリンダ駆動用のソレノイドバルブ3により駆
動されるようになっている。さらに、上記プレート11
3には電磁クラッチ114を介して回り止めピン115
が設けられており、この回り止めピン115はワークW
におけるコンパニオンフランジ105のボルト挿通用孔
108に嵌挿され、電磁クラッチ114のON,OFF
によりコンパニオンフランジ105とドライブピニオン
軸104を回転止めあるいはフリーとするものである。
また、ナット107の締付けおよびプリロード値測定に
際しては、ナットランナ1におけるソケット1−1をナ
ット107に嵌合させ、かつ回る止めピン115をコン
パニオンフランジ105のボルト挿通用孔108に嵌挿
させた状態にて電磁クラッチ114をONしコンパニオ
ンフランジ105の回る止めを図った上でナット107
を締付け、またプリロード値を検出する時には電磁クラ
ッチ114をOFFさせ、コンパニオンフランジ105
をフリーとした状態にて行なう。
際しては、ナットランナ1におけるソケット1−1をナ
ット107に嵌合させ、かつ回る止めピン115をコン
パニオンフランジ105のボルト挿通用孔108に嵌挿
させた状態にて電磁クラッチ114をONしコンパニオ
ンフランジ105の回る止めを図った上でナット107
を締付け、またプリロード値を検出する時には電磁クラ
ッチ114をOFFさせ、コンパニオンフランジ105
をフリーとした状態にて行なう。
100は上記ナットランナ1を制御する制御手段で、こ
の制御手段100には上記微少トルク用トランスジュー
サ1−2、締付用トルクトランスジューサ1−3、角度
エンコーダ1−6から検出信号が入力され、また後記プ
リロードトルク設定器35により設定されたプリロード
値が入力され、上記DCモータ1−5、ストッパ駆動用
のソレノイドバルブ3等を制御する信号を出力するもの
である。また、この制御手段100には検出プリロード
値を設定基準値と比較するための判定手段200を有す
る。
の制御手段100には上記微少トルク用トランスジュー
サ1−2、締付用トルクトランスジューサ1−3、角度
エンコーダ1−6から検出信号が入力され、また後記プ
リロードトルク設定器35により設定されたプリロード
値が入力され、上記DCモータ1−5、ストッパ駆動用
のソレノイドバルブ3等を制御する信号を出力するもの
である。また、この制御手段100には検出プリロード
値を設定基準値と比較するための判定手段200を有す
る。
第2図は上記のごときプリロードトルク検知手段などを
備えたナットランナ1の制御手段100および判定手段
200のブロック構成、第3図はプリロード検知を行な
うナットランナの締付けトルク線図、第4図はプリロー
ドトルク検知を行なうナットランナの作動のフローチャ
ートをそれぞれ示す。
備えたナットランナ1の制御手段100および判定手段
200のブロック構成、第3図はプリロード検知を行な
うナットランナの締付けトルク線図、第4図はプリロー
ドトルク検知を行なうナットランナの作動のフローチャ
ートをそれぞれ示す。
以下、これら第2図〜第4図を用いて説明する。
本実施例ではプリロード検出の前段階としてワークWに
設けられたオイルシール部のプリロードを予め検知する
ステップが設けられている。
設けられたオイルシール部のプリロードを予め検知する
ステップが設けられている。
まず、ステップS1のオイルシール部プリロード検出に
ついて説明する。微少トルク用トルクトランスジューサ
1−2と保護用のストッパ2がONとなっている信号
が、制御手段100の主要部であるロジック回路36に
入ると同時にDCモータ1−5にスタート信号が入る。
また、ロジック回路36はタイマ用の第3ゲート13を
開きクロック発生器12からの信号を取込む。そしてタ
イマ01設定器14と、クロック発生器12からの出力
が一致すると、コンパレータ15が作動し、アナログス
イッチ(SW)16をONさせ、ロジック回路36へ出
力を与える。これにより、ロジック回路36は微少トル
ク用トルクトランスジューサ1−2の出力段の第1ゲー
ト10をONさせ、オイルシール部のプリロードトルク
を検出し始める。
ついて説明する。微少トルク用トルクトランスジューサ
1−2と保護用のストッパ2がONとなっている信号
が、制御手段100の主要部であるロジック回路36に
入ると同時にDCモータ1−5にスタート信号が入る。
また、ロジック回路36はタイマ用の第3ゲート13を
開きクロック発生器12からの信号を取込む。そしてタ
イマ01設定器14と、クロック発生器12からの出力
が一致すると、コンパレータ15が作動し、アナログス
イッチ(SW)16をONさせ、ロジック回路36へ出
力を与える。これにより、ロジック回路36は微少トル
ク用トルクトランスジューサ1−2の出力段の第1ゲー
ト10をONさせ、オイルシール部のプリロードトルク
を検出し始める。
一方、タイマ02設定器17とクロック発生器12との
出力が一致するとコンパレータ18が作動し、アナログ
スイッチ19をONさせ、ロジック回路36へ出力を与
える。これにより、第1ゲート10をOFFし、オイル
シール部のプリロードトルクT0をピークメモリ31に
メモリする。
出力が一致するとコンパレータ18が作動し、アナログ
スイッチ19をONさせ、ロジック回路36へ出力を与
える。これにより、第1ゲート10をOFFし、オイル
シール部のプリロードトルクT0をピークメモリ31に
メモリする。
次に、ステップS2の締付け動作について説明する。微
少トルク用トルクトランスジューサ1−2と保護用のス
トッパ2がONとなっている信号がロジック回路36に
入ると同時にモータ1−5にスタート信号が入る。トル
クT1設定器4と締付用トルクトランスジューサ1−3
との出力が一致した時、コンパレータ6が作動し、アナ
ロクスイッチ8をONさせ、ロジック回路36に信号を
与える。一方、ロジック回路36はモータ駆動用サーボ
アンプ38を作動させモータ1−5を停止させる。
少トルク用トルクトランスジューサ1−2と保護用のス
トッパ2がONとなっている信号がロジック回路36に
入ると同時にモータ1−5にスタート信号が入る。トル
クT1設定器4と締付用トルクトランスジューサ1−3
との出力が一致した時、コンパレータ6が作動し、アナ
ロクスイッチ8をONさせ、ロジック回路36に信号を
与える。一方、ロジック回路36はモータ駆動用サーボ
アンプ38を作動させモータ1−5を停止させる。
次に、ステップS3のプリロード測定の動作を説明す
る。上記ステップS2の締付けがOKであればロジック
回路36はソレノイドバルブ3に信号を与え、ストッパ
2を後退させる。このストッパ2に付属するリミットス
イッチ(図示せず)より後退端の信号を受けたロジック
回路36はモータ1−5に起動指令を与えると同時にタ
イマ用の第4ゲート20をONする。タイマI設定器2
1とクロック発生器12との出力の一致によりコンパレ
ータ22が作動し、アナログスイッチ23をONさせ、
ロジック回路36に出力を与える。これにより、ロジッ
ク回路36は微少トルク検出用トルクトランスジューサ
1−2の出力段にある第2ゲート11を開きプリロード
トルクを検出する。
る。上記ステップS2の締付けがOKであればロジック
回路36はソレノイドバルブ3に信号を与え、ストッパ
2を後退させる。このストッパ2に付属するリミットス
イッチ(図示せず)より後退端の信号を受けたロジック
回路36はモータ1−5に起動指令を与えると同時にタ
イマ用の第4ゲート20をONする。タイマI設定器2
1とクロック発生器12との出力の一致によりコンパレ
ータ22が作動し、アナログスイッチ23をONさせ、
ロジック回路36に出力を与える。これにより、ロジッ
ク回路36は微少トルク検出用トルクトランスジューサ
1−2の出力段にある第2ゲート11を開きプリロード
トルクを検出する。
一方、タイマII設定器24とクロック発生器12との出
力の一致によりコンパレータ25が作動し、アナログス
イッチ26をONさせ、ロジック回路36に出力を与え
る。これにより、ロジック回路36は第2ゲート11を
OFFし、プリロードトルクT3をピークメモリ32に
メモリする。また、モータ1−5駆動用のサーボアンプ
38を作動させ、モータ1−5を停止させる。
力の一致によりコンパレータ25が作動し、アナログス
イッチ26をONさせ、ロジック回路36に出力を与え
る。これにより、ロジック回路36は第2ゲート11を
OFFし、プリロードトルクT3をピークメモリ32に
メモリする。また、モータ1−5駆動用のサーボアンプ
38を作動させ、モータ1−5を停止させる。
次に、ステップS4の演算および判定動作を説明する。
上記ピークメモリ31にメモリされたオイルシール部の
ブリロードトルクT0とピークメモリ32にメモリされ
た全体のプリロードトルクT3の両方から実際のプリロ
ードトルク値(T3−T0)を較正トルクとして演算器
33にて演算させる。この演算した値と、プリロードト
ルク設定器35により設定された許容しうるプリロード
基準値の下限値Tminと上限値Tmaxとを比較器34で比
較する。この比較結果が許容範囲内つまりOKの場合に
は動作が終了(END)となる。また、下限値以下つま
り−NGの場合にはTmin−(T3−T0)をトルク角
度演算器43に出力する。また、上限値以上つまり+N
Gの場合には(T3−T0)−Tmaxをトルク角度演算
器43に出力する。トルク角度演算器43は過不足のト
ルク値より緩めもしくは増締角度を演算する。なお、こ
こで実験的に求められた変換係数は5.6Kgcm/゜であ
る。なお、上記ステップS4は第3図には現われてこな
い。
上記ピークメモリ31にメモリされたオイルシール部の
ブリロードトルクT0とピークメモリ32にメモリされ
た全体のプリロードトルクT3の両方から実際のプリロ
ードトルク値(T3−T0)を較正トルクとして演算器
33にて演算させる。この演算した値と、プリロードト
ルク設定器35により設定された許容しうるプリロード
基準値の下限値Tminと上限値Tmaxとを比較器34で比
較する。この比較結果が許容範囲内つまりOKの場合に
は動作が終了(END)となる。また、下限値以下つま
り−NGの場合にはTmin−(T3−T0)をトルク角
度演算器43に出力する。また、上限値以上つまり+N
Gの場合には(T3−T0)−Tmaxをトルク角度演算
器43に出力する。トルク角度演算器43は過不足のト
ルク値より緩めもしくは増締角度を演算する。なお、こ
こで実験的に求められた変換係数は5.6Kgcm/゜であ
る。なお、上記ステップS4は第3図には現われてこな
い。
次にステップS5の増締もしくは緩め動作を説明する。
上記ステップS4で−NGもしくは+NGとなるとロジ
ック回路36はソレノイドバルブ3に信号を与え、スト
ッパ2をONさせる。このストッパ2に付属するリミッ
トスイッチより前進端の信号をロジック回路36に与え
る。
ック回路36はソレノイドバルブ3に信号を与え、スト
ッパ2をONさせる。このストッパ2に付属するリミッ
トスイッチより前進端の信号をロジック回路36に与え
る。
まず、−NGの時の動作を以下に説明する。ロジック回
路36はトルクT2またはT4設定器5に対し、上記ス
テップS2でのピークトルクT2(第3図)を与える。
ロジック回路36はモータ1−5に回転指令を与える。
締付用トルクトランスジューサ1−3の出力と、上記ト
ルク設定器5との出力の一致によりコンパレータ7を作
動させ、アナログスイッチ9をONし、ロジック回路3
6に信号を与える。ロジック回路36は角度エンコーダ
1−6の出力段にある角度用第6ゲート39を開きカウ
ンタ40にて回転角度をカウントする。
路36はトルクT2またはT4設定器5に対し、上記ス
テップS2でのピークトルクT2(第3図)を与える。
ロジック回路36はモータ1−5に回転指令を与える。
締付用トルクトランスジューサ1−3の出力と、上記ト
ルク設定器5との出力の一致によりコンパレータ7を作
動させ、アナログスイッチ9をONし、ロジック回路3
6に信号を与える。ロジック回路36は角度エンコーダ
1−6の出力段にある角度用第6ゲート39を開きカウ
ンタ40にて回転角度をカウントする。
一方、トルク角度演算器43で演算された値に基く理論
締弛角度設定器42の出力と、上記カウンタ40とを比
較器41にて比較し、ロジック回路36に出力を与え
る。
締弛角度設定器42の出力と、上記カウンタ40とを比
較器41にて比較し、ロジック回路36に出力を与え
る。
次に、+NGの時の動作を以下に説明する。ロジック回
路36はトルク設定器5に対し上記ステップS2でのピ
ークトルクT2からT2×0.6=T4を演算器37で
演算する。同時にロジック回路36はモータ1−5に逆
転の信号を与え、また、締付用トルクトランスジューサ
1−3の出力とトルク設定器5の出力の一致によりコン
パレータ7を作動させ、アナログスイッチ9をONしロ
ジック回路36に信号を与える。
路36はトルク設定器5に対し上記ステップS2でのピ
ークトルクT2からT2×0.6=T4を演算器37で
演算する。同時にロジック回路36はモータ1−5に逆
転の信号を与え、また、締付用トルクトランスジューサ
1−3の出力とトルク設定器5の出力の一致によりコン
パレータ7を作動させ、アナログスイッチ9をONしロ
ジック回路36に信号を与える。
ロジック回路36はモータ1−5のサーボアンプ38に
対しストールの指令を出力するとともにタイマ用第5ゲ
ート27をONする。タイマIII(ストールタイマ)設
定器28とクロック発生器12の出力の一致によりコン
パレータ29を作動させ、ロジック回路36に出力を与
える。ロジック回路36はサーボアンプ38に再起動の
信号を与えるとともに第6ゲート39を開き弛め角度を
取り込む。
対しストールの指令を出力するとともにタイマ用第5ゲ
ート27をONする。タイマIII(ストールタイマ)設
定器28とクロック発生器12の出力の一致によりコン
パレータ29を作動させ、ロジック回路36に出力を与
える。ロジック回路36はサーボアンプ38に再起動の
信号を与えるとともに第6ゲート39を開き弛め角度を
取り込む。
一方、トルク角度演算器43で演算された値の理論締弛
角度設定器42の出力とカウンタ40の出力との比較器
41による比較によりロジック回路36に信号を与え
る。
角度設定器42の出力とカウンタ40の出力との比較器
41による比較によりロジック回路36に信号を与え
る。
最後に、ステップS6のプリロード検出動作を説明す
る。このステップS6では上記ステップS3と同様にし
て再びプリロードトルクを測定し、この検出プリロード
値が許容基準値の範囲内つまりOKであれば動作を終了
(END)し、基準値の範囲外つまりNGであれば、N
G出力をロジック回路36に与える。なお、図示してい
ないが、ロジック回路36の出力により検出プリロード
値が基準値内にあるかもしくは基準値を外れているかに
応じてOKあるいはNGの表示を行なう表示手段を備え
ている。
る。このステップS6では上記ステップS3と同様にし
て再びプリロードトルクを測定し、この検出プリロード
値が許容基準値の範囲内つまりOKであれば動作を終了
(END)し、基準値の範囲外つまりNGであれば、N
G出力をロジック回路36に与える。なお、図示してい
ないが、ロジック回路36の出力により検出プリロード
値が基準値内にあるかもしくは基準値を外れているかに
応じてOKあるいはNGの表示を行なう表示手段を備え
ている。
上記のごとく設定トルク値までナットを締付けた後にプ
リロード値を検出し、この検出プリロード値と基準値の
上限値および下限値とを比較し、それぞれの誤差量に応
じて角度制御を含んだ再締付けを行ない、さらに再度プ
リロード値を検出するようにしているため、適正なプリ
ロード値を確実に付与することができるものである。
リロード値を検出し、この検出プリロード値と基準値の
上限値および下限値とを比較し、それぞれの誤差量に応
じて角度制御を含んだ再締付けを行ない、さらに再度プ
リロード値を検出するようにしているため、適正なプリ
ロード値を確実に付与することができるものである。
なお、上記実施例ではナットの締付け動作の前にオイル
シール部のプリロード検出を行なうステップを有するも
のについて説明したが、本発明は、このオイルシール部
のプリロード検出を行なうステップを含むものに限られ
るものではない。また、上記実施例のごとく締付けトル
クとプリロードの測定を同一駆動源を用い、かつ異なる
二種のトルクトランスジューサにより測定することによ
り装置自体のコストダウンならびに省スペース化への寄
与が大きい。
シール部のプリロード検出を行なうステップを有するも
のについて説明したが、本発明は、このオイルシール部
のプリロード検出を行なうステップを含むものに限られ
るものではない。また、上記実施例のごとく締付けトル
クとプリロードの測定を同一駆動源を用い、かつ異なる
二種のトルクトランスジューサにより測定することによ
り装置自体のコストダウンならびに省スペース化への寄
与が大きい。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ナットランナ等の回転駆
動系を用いて回転軸のナットを締付け、この回転軸のプ
リロード値を基準値に調整するつ際し、検出プリロード
値を基準値と比較し、下限値以下では再締付けを行な
い、また上限値以上では弛めおよび弛め角以下での再締
付けを行なわせ、その後、再比較するものであるので、
誤差量に応じて角度制御がなされ、付与されるプリロー
ド値は従来の締付け装置に比べ回転系の慣性やねじ特性
の影響を受けることがほとんどなくなり、適正なプリロ
ード値を安定して付与でき、不良(NG)率の低減を図
り、かつ自動化が容易となる。
動系を用いて回転軸のナットを締付け、この回転軸のプ
リロード値を基準値に調整するつ際し、検出プリロード
値を基準値と比較し、下限値以下では再締付けを行な
い、また上限値以上では弛めおよび弛め角以下での再締
付けを行なわせ、その後、再比較するものであるので、
誤差量に応じて角度制御がなされ、付与されるプリロー
ド値は従来の締付け装置に比べ回転系の慣性やねじ特性
の影響を受けることがほとんどなくなり、適正なプリロ
ード値を安定して付与でき、不良(NG)率の低減を図
り、かつ自動化が容易となる。
第1図は本発明の回転軸のプリロード調整制御装置の概
略構成図、第2図は同装置における回転駆動系および制
御手段の詳細を示すブロック図、第3図は同装置の動作
を説明するための時間に対する締付けトルク線図、第4
図は同装置の制御のフローチャート、第5図は本発明装
置が適用される差動装置の一例を示す断面図である。 1……ナットランナ(回転駆動系を含む)、1−1……
ソケット、1−2……微少トルク用トルクトランスジュ
ーサ(プリロード検出器)、1−3……締付用トルクト
ランスジューサ(トルク検出器)、1−5……DCモー
タ、1−6……角度エンコーダ(角度検出器)、36…
…プリロードトルク設定器、100……制御手段、20
0……判定手段、W……ワーク、101……ハウジン
グ、102,103……テーパローラ・ベアリング、1
04……ドライブピニオン軸(軸部材)、105……コ
ンパニオンフランジ、106……ねじ部、107……ナ
ット。
略構成図、第2図は同装置における回転駆動系および制
御手段の詳細を示すブロック図、第3図は同装置の動作
を説明するための時間に対する締付けトルク線図、第4
図は同装置の制御のフローチャート、第5図は本発明装
置が適用される差動装置の一例を示す断面図である。 1……ナットランナ(回転駆動系を含む)、1−1……
ソケット、1−2……微少トルク用トルクトランスジュ
ーサ(プリロード検出器)、1−3……締付用トルクト
ランスジューサ(トルク検出器)、1−5……DCモー
タ、1−6……角度エンコーダ(角度検出器)、36…
…プリロードトルク設定器、100……制御手段、20
0……判定手段、W……ワーク、101……ハウジン
グ、102,103……テーパローラ・ベアリング、1
04……ドライブピニオン軸(軸部材)、105……コ
ンパニオンフランジ、106……ねじ部、107……ナ
ット。
Claims (1)
- 【請求項1】ハウジング部材にテーパベアリングを介し
て回転自在に軸支された軸部材に螺合されるナットを回
動するための回転駆動系を有し、このナットを締付ける
度合により前記テーパベアリングに付与される軸方向の
押圧力を調整し、これにより前記軸部材に前記ハウジン
グ部材に対する所定の回転抵抗を予め付与するようにし
た回転軸のプリロード調整制御装置において、前記ナッ
トを締付けるトルクを検出するトルク検出器と、前記プ
リロード値を検出するプリロード検出器と、前記ナット
の締付け角度を検出する角度検出器と、設定トルク値ま
で前記ナットを締付けた後にプリロードを検出するとと
もに、この検出プリロード値を基準の上限値および下限
値と比較する判定手段と、前記判定手段による判定結果
に基づき、検出プリロード値が下限値以下のとき前記ナ
ットの再締付けを行い、上限値以上のとき前記ナットを
弛め、かつ弛め角以下での再締付けを行い、さらに再
度、プリロード値を検出するとともに前記基準値と比較
する制御手段とを備えたことを特徴とする回転軸のプリ
ロード調整制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9885486A JPH0637011B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 回転軸のプリロ−ド調整制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9885486A JPH0637011B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 回転軸のプリロ−ド調整制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62255030A JPS62255030A (ja) | 1987-11-06 |
| JPH0637011B2 true JPH0637011B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=14230815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9885486A Expired - Lifetime JPH0637011B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 回転軸のプリロ−ド調整制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637011B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8931803B2 (en) | 2010-11-09 | 2015-01-13 | Salflex Polymers Ltd. | Active bolster |
| US9085275B2 (en) | 2005-06-03 | 2015-07-21 | Salflex Polymers Ltd. | Active bolster |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4688772B2 (ja) * | 2006-10-12 | 2011-05-25 | 倉敷化工株式会社 | 自動締め付け装置 |
| JP4952617B2 (ja) * | 2008-03-05 | 2012-06-13 | マツダ株式会社 | 回転軸のプリロード調整方法及び装置 |
| CN109297524B (zh) * | 2018-07-04 | 2023-09-12 | 湖北三环汽车方向机有限公司 | 机械式转向器装配检测装置 |
| CN116900689A (zh) * | 2023-06-27 | 2023-10-20 | 东风商用车有限公司 | 混合控制的双轴多点定位系统及方法 |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP9885486A patent/JPH0637011B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9085275B2 (en) | 2005-06-03 | 2015-07-21 | Salflex Polymers Ltd. | Active bolster |
| US8931803B2 (en) | 2010-11-09 | 2015-01-13 | Salflex Polymers Ltd. | Active bolster |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62255030A (ja) | 1987-11-06 |
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