JPH0637223B2 - 有効成分浸出用包装体 - Google Patents
有効成分浸出用包装体Info
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- JPH0637223B2 JPH0637223B2 JP1144495A JP14449589A JPH0637223B2 JP H0637223 B2 JPH0637223 B2 JP H0637223B2 JP 1144495 A JP1144495 A JP 1144495A JP 14449589 A JP14449589 A JP 14449589A JP H0637223 B2 JPH0637223 B2 JP H0637223B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/70—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
- B65D85/804—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
- B65D85/808—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package for immersion in the liquid to release part or all of their contents, e.g. tea bags
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packages (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、有効成分浸出用包装体に関し、詳しくは、
例えば、濾紙状の紙袋に紅茶の葉が収容されてあって、
この紙袋のまま熱い湯に浸して紅茶を浸出させる、いわ
ゆるティーバッグのように、香味成分等の有効成分を含
んだ微細物を収容しておくとともに、この有効成分を浸
出させるフィルターとしての機能をも兼ね備えた包装体
に関するものである。
例えば、濾紙状の紙袋に紅茶の葉が収容されてあって、
この紙袋のまま熱い湯に浸して紅茶を浸出させる、いわ
ゆるティーバッグのように、香味成分等の有効成分を含
んだ微細物を収容しておくとともに、この有効成分を浸
出させるフィルターとしての機能をも兼ね備えた包装体
に関するものである。
紅茶や緑茶あるいはウーロン茶等、乾燥した茶葉を熱い
湯に入れ、茶葉から香味成分等の有効成分を浸出させ
て、これを飲むという飲料がある。近年、これらの飲料
を手軽に作れるように、茶葉を濾紙状の紙袋に収容した
ティーバッグが開発され、広く利用されている。
湯に入れ、茶葉から香味成分等の有効成分を浸出させ
て、これを飲むという飲料がある。近年、これらの飲料
を手軽に作れるように、茶葉を濾紙状の紙袋に収容した
ティーバッグが開発され、広く利用されている。
また、最近、コーヒー豆を挽いた粉を、上記ティーバッ
グと同様の濾紙材料を一部に用いた包装体に収容してお
き、この包装体を、コーヒーカップ等の上に置いた状態
で、包装体の上から熱い湯を注いでコーヒー豆中の香味
成分等を浸出させ、前記濾紙材料部分を通して、コーヒ
ー液をカップに滴下させるというものも開発されてい
る。
グと同様の濾紙材料を一部に用いた包装体に収容してお
き、この包装体を、コーヒーカップ等の上に置いた状態
で、包装体の上から熱い湯を注いでコーヒー豆中の香味
成分等を浸出させ、前記濾紙材料部分を通して、コーヒ
ー液をカップに滴下させるというものも開発されてい
る。
しかし、前記した紅茶の葉等は何れも、空気に触れるこ
とにより香りの成分が消失(気化)し易く、また、空気
中の酸素や水分の影響により変質し易いので、通気性の
ある濾紙部分を有する包装体のままでは、直ぐに品質が
低下してしまい、長期保存は不可能であった。特に、コ
ーヒー豆粉は、空気に長く触れていると、香味成分がほ
とんど失われて、商品価値が無くなってしまう。
とにより香りの成分が消失(気化)し易く、また、空気
中の酸素や水分の影響により変質し易いので、通気性の
ある濾紙部分を有する包装体のままでは、直ぐに品質が
低下してしまい、長期保存は不可能であった。特に、コ
ーヒー豆粉は、空気に長く触れていると、香味成分がほ
とんど失われて、商品価値が無くなってしまう。
そのため、前記のような濾紙部分を有する包装体を、ア
ルミ箔等、ガスバリヤー性や湿気の遮断性等の密封性に
優れた外装袋に収容して、外気と遮断したり湿気の侵入
を防止し、長期保管を可能にすることが行われている。
しかし、ティーバッグ等が、ひとつひとつ外装袋に収容
されているので、いちいち外装袋を破ってティーバッグ
を取り出す手間がかかり、非常に面倒であった。特に、
外装袋は、紅茶の葉等を厳重に密封しておくため、比較
的分厚いものであったり、強度的にも丈夫なものを用い
るので、外装袋を破り難いという欠点があり、通常、外
装袋を破り易くするために、切り欠きや摘み部等の構造
が設けられているが、そのために外装袋の構造が複雑に
なり、コスト的にも高くなるという問題があった。
ルミ箔等、ガスバリヤー性や湿気の遮断性等の密封性に
優れた外装袋に収容して、外気と遮断したり湿気の侵入
を防止し、長期保管を可能にすることが行われている。
しかし、ティーバッグ等が、ひとつひとつ外装袋に収容
されているので、いちいち外装袋を破ってティーバッグ
を取り出す手間がかかり、非常に面倒であった。特に、
外装袋は、紅茶の葉等を厳重に密封しておくため、比較
的分厚いものであったり、強度的にも丈夫なものを用い
るので、外装袋を破り難いという欠点があり、通常、外
装袋を破り易くするために、切り欠きや摘み部等の構造
が設けられているが、そのために外装袋の構造が複雑に
なり、コスト的にも高くなるという問題があった。
そこで、この発明の課題は、前記したように、紅茶やコ
ーヒー豆粉等の微細物が、少なくとも一部に濾過材を有
する包装体に収容されているとともに、包装体のままで
熱い湯等を注いで香味成分等の有効成分の浸出を行う、
有効成分浸出用包装体において、前記微細物の酸化や湿
気による品質低下を確実に防止できるとともに、前記し
た外装袋のように破り取る手間がかからず使用し易い包
装体を提供することにある。
ーヒー豆粉等の微細物が、少なくとも一部に濾過材を有
する包装体に収容されているとともに、包装体のままで
熱い湯等を注いで香味成分等の有効成分の浸出を行う、
有効成分浸出用包装体において、前記微細物の酸化や湿
気による品質低下を確実に防止できるとともに、前記し
た外装袋のように破り取る手間がかからず使用し易い包
装体を提供することにある。
上記課題を解決する、この発明にかかる有効成分浸出用
包装体は、液体に浸されて有効成分を浸出する微細物と
前記微細物は通過させず液体および有効成分は通過させ
る濾過材とを備え、前記微細物を前記濾過材に包装収容
したまま、前記微細物からの有効成分の浸出を行う包装
体において、ひとつには、前記濾過材として、ゼラチン
による封止処理が施された濾過材を用いる形態を採り、
もうひとつには、前記微細物はゼラチン製袋に封入され
た状態で前記濾過材の内側に収められているという形態
を採っている。
包装体は、液体に浸されて有効成分を浸出する微細物と
前記微細物は通過させず液体および有効成分は通過させ
る濾過材とを備え、前記微細物を前記濾過材に包装収容
したまま、前記微細物からの有効成分の浸出を行う包装
体において、ひとつには、前記濾過材として、ゼラチン
による封止処理が施された濾過材を用いる形態を採り、
もうひとつには、前記微細物はゼラチン製袋に封入され
た状態で前記濾過材の内側に収められているという形態
を採っている。
液体に浸されて有効成分が浸出する微細物には、紅茶や
緑茶、ウーロン茶等の茶葉、あるいはコーヒー豆粉等、
熱い湯に浸けることによって、各種の飲料を得るものが
ある。飲料用の微細物以外にも、酢等の調味料や酒等
に、味や香りをつけたり薬用になる有効成分を液体に加
えるためのもの、さらに、スープや出汁をとるためのも
の、料理に調味料となる有効成分を含む液体を加えるた
めのもの等、浸出によって何らかの有用な成分を含む液
体を得ることができるものであればよい。この有効成分
浸出用微細物の性質によって、気化成分や接触を遮断す
べき有害成分が違い、密封材に要求される、ガスバリヤ
性等の密封性能も違ってくる。
緑茶、ウーロン茶等の茶葉、あるいはコーヒー豆粉等、
熱い湯に浸けることによって、各種の飲料を得るものが
ある。飲料用の微細物以外にも、酢等の調味料や酒等
に、味や香りをつけたり薬用になる有効成分を液体に加
えるためのもの、さらに、スープや出汁をとるためのも
の、料理に調味料となる有効成分を含む液体を加えるた
めのもの等、浸出によって何らかの有用な成分を含む液
体を得ることができるものであればよい。この有効成分
浸出用微細物の性質によって、気化成分や接触を遮断す
べき有害成分が違い、密封材に要求される、ガスバリヤ
性等の密封性能も違ってくる。
微細物から有効成分を浸出させるために用いる液体すな
わち浸出用溶媒としては、前記紅茶等の飲料では、沸騰
水や熱い湯であるが、微細物から浸出させる有効成分に
よっては、比較的低い温度の水や、酒等の水以外の液体
を用いる場合もある。
わち浸出用溶媒としては、前記紅茶等の飲料では、沸騰
水や熱い湯であるが、微細物から浸出させる有効成分に
よっては、比較的低い温度の水や、酒等の水以外の液体
を用いる場合もある。
濾過材としては、従来のティーバッグ等と同様に、紙や
不織布等からなる濾紙状の材料が使用され、収容した微
細物は通過出来ないが、浸出用溶媒や、微細物から有効
成分が浸出した液体成分は通過できる程度の細かな孔を
有するものを用いる。
不織布等からなる濾紙状の材料が使用され、収容した微
細物は通過出来ないが、浸出用溶媒や、微細物から有効
成分が浸出した液体成分は通過できる程度の細かな孔を
有するものを用いる。
密封材としては、前記有効成分浸出用微細物の香りやそ
の他の気化成分を逃がさず、外部からの酸素や湿気の侵
入を防ぐガスバリヤ性もしくは耐湿性等、微細物を良好
な状態で保存しておくのに必要な各種の性能を組み合わ
せた性能、すなわち密封性を有するとともに、微細物か
ら有効成分を浸出させるときに、熱湯などの浸出用溶媒
に溶けるという可溶性がなければならない。さらに、浸
出用溶媒に溶けた密封材を有効成分とともに食べたり飲
んだりしたときに、人体に悪影響を与えない可食材料で
あることも必要である。密封性として、どのようなガス
成分に対する遮断性が必要であるかとか、どのような液
体に対する可溶性が必要であるかは、収容する微細物の
種類によって決まり、それぞれの微細物に適応した性質
のものを用いる。
の他の気化成分を逃がさず、外部からの酸素や湿気の侵
入を防ぐガスバリヤ性もしくは耐湿性等、微細物を良好
な状態で保存しておくのに必要な各種の性能を組み合わ
せた性能、すなわち密封性を有するとともに、微細物か
ら有効成分を浸出させるときに、熱湯などの浸出用溶媒
に溶けるという可溶性がなければならない。さらに、浸
出用溶媒に溶けた密封材を有効成分とともに食べたり飲
んだりしたときに、人体に悪影響を与えない可食材料で
あることも必要である。密封性として、どのようなガス
成分に対する遮断性が必要であるかとか、どのような液
体に対する可溶性が必要であるかは、収容する微細物の
種類によって決まり、それぞれの微細物に適応した性質
のものを用いる。
この発明の場合、前述の要求を十分に満足させるため、
密封材として非常に適切なゼラチンを用いている。ゼラ
チンもしくはゼラチンフィルムは、湿気の透過を良好に
抑制し、酸素透過性が少なく、かつ、温水等に可溶であ
るとともに、自然の動物組織から得られたものであるの
で、そのまま食べても全く問題はない。ゼラチンとして
は、酸処理ゼラチン、アルカリ処理ゼラチンの何れも使
用可能であり、そのpH値や製造条件は特に限定されな
い。但し、例えば、紅茶や緑茶の包装体に適用する場合
には、各ゼラチンの等電点付近で濁り、沈澱が生じるの
で、これらのpH範囲を避けて使用することが望まれる。
コーヒーについては、上記のようなpH範囲の違いによる
問題はない。
密封材として非常に適切なゼラチンを用いている。ゼラ
チンもしくはゼラチンフィルムは、湿気の透過を良好に
抑制し、酸素透過性が少なく、かつ、温水等に可溶であ
るとともに、自然の動物組織から得られたものであるの
で、そのまま食べても全く問題はない。ゼラチンとして
は、酸処理ゼラチン、アルカリ処理ゼラチンの何れも使
用可能であり、そのpH値や製造条件は特に限定されな
い。但し、例えば、紅茶や緑茶の包装体に適用する場合
には、各ゼラチンの等電点付近で濁り、沈澱が生じるの
で、これらのpH範囲を避けて使用することが望まれる。
コーヒーについては、上記のようなpH範囲の違いによる
問題はない。
ゼラチンをフィルム状の密封材に形成したり、ゼラチン
を濾過材に積層したりするには、可塑性を持たすことが
望ましく、また、微細物の種類によって必要な密封性能
が違うので、このような目的に応じて、ゼラチンに、グ
リセリン、糖、糖アルコール、多糖等を添加しておくこ
とができる。糖または糖アルコールの添加は、密封材の
酸素および湿気の遮断性を向上させる。例えば、糖とし
ては、グルコース、マルトース等が挙げられ、糖アルコ
ールとしては、ソルビトール、マルチトール等が挙げら
れ、多糖としては、カラギーナン、プルラン、ペクチン
等が挙げられる。なお、糖アルコールとは、糖のカルボ
ニル基を還元して得られる多価アルコールの総称を意味
している。
を濾過材に積層したりするには、可塑性を持たすことが
望ましく、また、微細物の種類によって必要な密封性能
が違うので、このような目的に応じて、ゼラチンに、グ
リセリン、糖、糖アルコール、多糖等を添加しておくこ
とができる。糖または糖アルコールの添加は、密封材の
酸素および湿気の遮断性を向上させる。例えば、糖とし
ては、グルコース、マルトース等が挙げられ、糖アルコ
ールとしては、ソルビトール、マルチトール等が挙げら
れ、多糖としては、カラギーナン、プルラン、ペクチン
等が挙げられる。なお、糖アルコールとは、糖のカルボ
ニル基を還元して得られる多価アルコールの総称を意味
している。
ゼラチンはヒートシール性に優れるため、微細物を収容
して熱接着によって封止する場合にもゼラチンは好適で
あるということができる。
して熱接着によって封止する場合にもゼラチンは好適で
あるということができる。
前記した濾過材は、微細物を包装収容する濾過体を構成
した状態で用いられる。濾過体は、前記した紙状の濾過
材を折曲組立して袋状に形成した、いわゆるティーバッ
グ等のように、濾過材のみから構成されたもののほか、
合成樹脂等からなり、微細物を収容する容器体の一部に
前記濾過材を設けたもの等がある。何れの場合も、濾過
体としては、微細物が洩れないように封入された状態で
包装収容しておけるとともに、濾過材部分を通して浸出
用溶媒を導入し、微細物から浸出した有効成分を含む液
体を濾過材部分を通して取り出すことができればよく、
従来のティーバッグやコーヒー豆粉のフィルターパック
等の構造を採用することができる。
した状態で用いられる。濾過体は、前記した紙状の濾過
材を折曲組立して袋状に形成した、いわゆるティーバッ
グ等のように、濾過材のみから構成されたもののほか、
合成樹脂等からなり、微細物を収容する容器体の一部に
前記濾過材を設けたもの等がある。何れの場合も、濾過
体としては、微細物が洩れないように封入された状態で
包装収容しておけるとともに、濾過材部分を通して浸出
用溶媒を導入し、微細物から浸出した有効成分を含む液
体を濾過材部分を通して取り出すことができればよく、
従来のティーバッグやコーヒー豆粉のフィルターパック
等の構造を採用することができる。
密封材の具体的構造は、微細物をゼラチン(密封材)の
内部に封入して、微細物から気化成分が逃げ出さず、外
部から微細物に酸素や湿気が侵入しないようにできれ
ば、通常の各種包装体の構造が採用できる。例えば、前
記濾過体、特にその濾過材の内側もしくは外側にフィル
ム状のゼラチンを積層しておくことができる。この場
合、予め、濾過材とゼラチンの材料が積層された積層シ
ートを製造しておき、この積層シートで濾過体の全体も
しくは一部を構成することができる。また、フィルム状
のゼラチン(密封材)を袋状に形成し、この密封材袋に
微細物を収容した後、密封材袋を濾過体に収容したり、
逆に、微細物を収容した濾過体を前記密封材袋に収容す
るようにしてもよい。すなわち、微細物は、濾過材を備
えた濾過体で包装されているとともに、少なくとも濾過
材部分では、ゼラチンによって二重に包装されていれれ
ばよいのである。
内部に封入して、微細物から気化成分が逃げ出さず、外
部から微細物に酸素や湿気が侵入しないようにできれ
ば、通常の各種包装体の構造が採用できる。例えば、前
記濾過体、特にその濾過材の内側もしくは外側にフィル
ム状のゼラチンを積層しておくことができる。この場
合、予め、濾過材とゼラチンの材料が積層された積層シ
ートを製造しておき、この積層シートで濾過体の全体も
しくは一部を構成することができる。また、フィルム状
のゼラチン(密封材)を袋状に形成し、この密封材袋に
微細物を収容した後、密封材袋を濾過体に収容したり、
逆に、微細物を収容した濾過体を前記密封材袋に収容す
るようにしてもよい。すなわち、微細物は、濾過材を備
えた濾過体で包装されているとともに、少なくとも濾過
材部分では、ゼラチンによって二重に包装されていれれ
ばよいのである。
濾過体の中に密封材袋を収容する場合、種類の異なる有
効成分浸出用微細物を別々に包装した密封材袋を、一つ
の濾過体に収容しておくこともできる。これは、例え
ば、銘柄の異なるコーヒー豆粉を別々の密封材袋に包装
した状態で一つの濾過体に収容しておけば、濾過体に熱
湯を注ぐことによって、いわゆるブレンドコーヒーを簡
単に作ることができ便利であるとともに、それぞれの銘
柄のコーヒー豆の味や香りが充分に生きたコーヒーを得
ることができる。
効成分浸出用微細物を別々に包装した密封材袋を、一つ
の濾過体に収容しておくこともできる。これは、例え
ば、銘柄の異なるコーヒー豆粉を別々の密封材袋に包装
した状態で一つの濾過体に収容しておけば、濾過体に熱
湯を注ぐことによって、いわゆるブレンドコーヒーを簡
単に作ることができ便利であるとともに、それぞれの銘
柄のコーヒー豆の味や香りが充分に生きたコーヒーを得
ることができる。
さらに、密封材の構成として、密封材の材料に、密封材
としての機能を損なわない範囲で、酸味,フレーバー等
の味や香りの成分を添加しておき、浸出用溶媒によって
これらの成分をゼラチンと同時に溶解させて、微細物か
らの有効成分とともに取り出すようにすれば、得られた
液体成分に、微細物からの浸出のみでは得られないよう
な味や香りのバラエティを持たせることもでき、さらに
便利なものとなる。
としての機能を損なわない範囲で、酸味,フレーバー等
の味や香りの成分を添加しておき、浸出用溶媒によって
これらの成分をゼラチンと同時に溶解させて、微細物か
らの有効成分とともに取り出すようにすれば、得られた
液体成分に、微細物からの浸出のみでは得られないよう
な味や香りのバラエティを持たせることもでき、さらに
便利なものとなる。
従来の有効成分浸出用包装体は、前記のように、香味成
分等の有効成分の浸出用微細物を、通気性のある濾過材
を含む濾過体のままで保管していたのに対し、この発明
では、濾過材とゼラチンで二重に包装しているので、微
細物の気化成分等がゼラチンで確実に閉じ込められ、ま
た、外部からの酸素や湿気の侵入もゼラチンによって確
実に遮断されることになる。
分等の有効成分の浸出用微細物を、通気性のある濾過材
を含む濾過体のままで保管していたのに対し、この発明
では、濾過材とゼラチンで二重に包装しているので、微
細物の気化成分等がゼラチンで確実に閉じ込められ、ま
た、外部からの酸素や湿気の侵入もゼラチンによって確
実に遮断されることになる。
有効成分を浸出させる際には、包装体のままで、浸出用
溶媒に入れたり、包装体の上から浸出用溶媒を注げば、
ゼラチンは浸出用溶媒で溶かされて無くなるので、浸出
用溶媒が微細物まで到達することができるとともに、微
細物から浸出した有効成分を含む液体成分を取り出し、
飲んだりして利用することができる。
溶媒に入れたり、包装体の上から浸出用溶媒を注げば、
ゼラチンは浸出用溶媒で溶かされて無くなるので、浸出
用溶媒が微細物まで到達することができるとともに、微
細物から浸出した有効成分を含む液体成分を取り出し、
飲んだりして利用することができる。
浸出用溶媒に溶けたゼラチンは、可食材料からなるの
で、ゼラチンを含んだ液体成分を飲んだり食べたりして
も、人体には全く悪影響を与えない。
で、ゼラチンを含んだ液体成分を飲んだり食べたりして
も、人体には全く悪影響を与えない。
また、この発明の場合はゼラチンが濾過材に担なわれる
形、あるいは、ゼラチン製袋が濾過材に包まれる形で濾
過材により保護されることとなるため、ゼラチンによる
微細物の密封状態が壊れ難く、ゼラチンでの密封状態に
よる微細物の品質低下防止機能の信頼性は顕著である。
形、あるいは、ゼラチン製袋が濾過材に包まれる形で濾
過材により保護されることとなるため、ゼラチンによる
微細物の密封状態が壊れ難く、ゼラチンでの密封状態に
よる微細物の品質低下防止機能の信頼性は顕著である。
ついで、この発明を、実施例を示す図面を参照しなが
ら、以下に詳しく説明する。
ら、以下に詳しく説明する。
第1図および第2図は、包装体の構造例として、紅茶の
葉等からなる微細物10を、従来の通常のティーバッグ
と同様の形状をなす濾過体20に収容したものを示して
いる。ティーバッグ状濾過体20には、通常のティーバ
ッグと同様に、摘み紐40が取り付けられている。濾過
体20は、通常の濾紙からなる濾過材21の内面側に、
ゼラチンからなる密封材30が積層された積層シートを
用いて、通常のティーバッグと同様に、切断、折り曲
げ、あるいは接着等の手段で、袋状に組み立てられてお
り、組み立てられた濾過体20の内部に微細物10を収
容している。密封材30は、図示したように、濾過材2
1の内面側に積層されるほか、濾過材21の外面側、あ
るいは、内外両面に積層されていてもよい。
葉等からなる微細物10を、従来の通常のティーバッグ
と同様の形状をなす濾過体20に収容したものを示して
いる。ティーバッグ状濾過体20には、通常のティーバ
ッグと同様に、摘み紐40が取り付けられている。濾過
体20は、通常の濾紙からなる濾過材21の内面側に、
ゼラチンからなる密封材30が積層された積層シートを
用いて、通常のティーバッグと同様に、切断、折り曲
げ、あるいは接着等の手段で、袋状に組み立てられてお
り、組み立てられた濾過体20の内部に微細物10を収
容している。密封材30は、図示したように、濾過材2
1の内面側に積層されるほか、濾過材21の外面側、あ
るいは、内外両面に積層されていてもよい。
この実施例の場合、密封材30に必要な性能としては、
紅茶の葉等が酸素の作用で変質しないように、酸素遮断
性があること、湿気を侵入させないように、湿気の遮断
性があること、紅茶の葉等が有する香りや気化成分が逃
げないようなガスバリヤ性があること、濾過体20を折
曲組立するので柔軟な可塑性があること、濾過体20を
熱封止するためにヒートシール性があること、浸出用溶
媒である熱湯で溶解すること、紅茶に溶けたときに、紅
茶の味を損なわないこと等であり、このような要求を満
たすものとして、前記したゼラチンが好ましい。
紅茶の葉等が酸素の作用で変質しないように、酸素遮断
性があること、湿気を侵入させないように、湿気の遮断
性があること、紅茶の葉等が有する香りや気化成分が逃
げないようなガスバリヤ性があること、濾過体20を折
曲組立するので柔軟な可塑性があること、濾過体20を
熱封止するためにヒートシール性があること、浸出用溶
媒である熱湯で溶解すること、紅茶に溶けたときに、紅
茶の味を損なわないこと等であり、このような要求を満
たすものとして、前記したゼラチンが好ましい。
ゼラチンの厚みによって、密封性などの性能が変わって
くるので、目的に合わせて、ゼラチンの厚みを設定する
必要がある。具体的には、通常、約10μm〜約70μ
m程度で実施するのが好ましい。但し、目的によって
は、上記範囲以外でも実施できる。
くるので、目的に合わせて、ゼラチンの厚みを設定する
必要がある。具体的には、通常、約10μm〜約70μ
m程度で実施するのが好ましい。但し、目的によって
は、上記範囲以外でも実施できる。
第3図は、濾過材21とゼラチン(密封材)30からな
る積層シートSの構造例を示しており、第3図(a)に示
すように、濾過材21の両面に密封材30を積層した
り、第3図(b)に示すように、濾過材21の片面のみに
密封材30を積層したものが使用できる。さらに、図示
しないが、濾過材21に密封材30となるゼラチン等の
材料を染み込ませて一体化させたものでも実施可能であ
る。
る積層シートSの構造例を示しており、第3図(a)に示
すように、濾過材21の両面に密封材30を積層した
り、第3図(b)に示すように、濾過材21の片面のみに
密封材30を積層したものが使用できる。さらに、図示
しないが、濾過材21に密封材30となるゼラチン等の
材料を染み込ませて一体化させたものでも実施可能であ
る。
濾過材21と密封材30を積層する手段としては、例え
ば、密封材30としてゼラチンを用いる場合、濾過材2
1を支持体としてゼラチン溶液をコーティングする方法
が採用できる。また、ゼラチンフィルムを調製した後、
熱や接着剤等の作用で濾過材21に積層一体化する方法
もある。ゼラチン溶液を濾過材21に塗布する方法とし
ては、ドクターナイフやエアーナイフ等による流延法、
グラビア法、ディップコート法等、通常の塗布方法が採
用できる。つまり、この発明の場合、このようなゼラチ
ンフィルムの積層やゼラチン溶液の塗布によって、ゼラ
チンによる封止処理が施された濾過材となるのである。
ば、密封材30としてゼラチンを用いる場合、濾過材2
1を支持体としてゼラチン溶液をコーティングする方法
が採用できる。また、ゼラチンフィルムを調製した後、
熱や接着剤等の作用で濾過材21に積層一体化する方法
もある。ゼラチン溶液を濾過材21に塗布する方法とし
ては、ドクターナイフやエアーナイフ等による流延法、
グラビア法、ディップコート法等、通常の塗布方法が採
用できる。つまり、この発明の場合、このようなゼラチ
ンフィルムの積層やゼラチン溶液の塗布によって、ゼラ
チンによる封止処理が施された濾過材となるのである。
積層シートSを組み立てて濾過体20を構成する際に
は、前記ゼラチンからなる密封体30であればヒートシ
ールが可能なので、濾過体20の形成に便利であるが、
各種の接着剤を使用して、積層シートSを接合すること
もできる。
は、前記ゼラチンからなる密封体30であればヒートシ
ールが可能なので、濾過体20の形成に便利であるが、
各種の接着剤を使用して、積層シートSを接合すること
もできる。
第4図は、別の実施例を示しており、この実施例では、
紅茶の葉等の微細物10を、ゼラチンフィルム(密封
材)30製の袋(ゼラチン製袋)31に封入包装してお
き、この密封材袋31を、濾過材21のみからなるティ
ーバッグ状の濾過体20に収容している。したがって、
外観的には、従来のティーバッグとほぼ同様になり、こ
の濾過体20を、通常のティーバッグと同様にして、熱
湯等の浸出用溶媒を注げば、濾過体20の内部で、浸出
用溶媒によって密封材袋31が溶かされる。
紅茶の葉等の微細物10を、ゼラチンフィルム(密封
材)30製の袋(ゼラチン製袋)31に封入包装してお
き、この密封材袋31を、濾過材21のみからなるティ
ーバッグ状の濾過体20に収容している。したがって、
外観的には、従来のティーバッグとほぼ同様になり、こ
の濾過体20を、通常のティーバッグと同様にして、熱
湯等の浸出用溶媒を注げば、濾過体20の内部で、浸出
用溶媒によって密封材袋31が溶かされる。
第5図は、さらに別の参考例を示しており、この実施例
では、濾過材21のみからなる濾過体20に有効成分浸
出用微細物10を収容した、通常のティーバッグと同じ
ものを、密封材30からなる外袋32に封入包装してい
る。摘み紐40は、密封外袋32の外部に引き出されて
いる。使用時には、摘み紐40を持って、密封外袋32
のままで熱湯に浸ければ、密封外袋32が溶けて、内部
の濾過体20のみが残り、通常のティーバッグと同様に
なる。図示した密封外袋32は、筒状の密封材フィルム
の両端を、一部に摘み紐40を挟んだままで、ヒートシ
ール33によって封止している。しかしながら、第5図
の形態だと、ゼラチン製袋31が露出状態となり、濾過
体20で保護されない形となるため、先のゼラチンが濾
過材に担なわれたり、ゼラチン製袋が濾過材に包まれて
保護される形となる実施例の場合に比べゼラチン製袋3
1は壊れ難くて実用性に欠ける。
では、濾過材21のみからなる濾過体20に有効成分浸
出用微細物10を収容した、通常のティーバッグと同じ
ものを、密封材30からなる外袋32に封入包装してい
る。摘み紐40は、密封外袋32の外部に引き出されて
いる。使用時には、摘み紐40を持って、密封外袋32
のままで熱湯に浸ければ、密封外袋32が溶けて、内部
の濾過体20のみが残り、通常のティーバッグと同様に
なる。図示した密封外袋32は、筒状の密封材フィルム
の両端を、一部に摘み紐40を挟んだままで、ヒートシ
ール33によって封止している。しかしながら、第5図
の形態だと、ゼラチン製袋31が露出状態となり、濾過
体20で保護されない形となるため、先のゼラチンが濾
過材に担なわれたり、ゼラチン製袋が濾過材に包まれて
保護される形となる実施例の場合に比べゼラチン製袋3
1は壊れ難くて実用性に欠ける。
第6図は有効成分浸出用微細物30としてコーヒー豆粉
を用いた実施例を示している。濾過体20は、合成樹脂
の成形体から形成された皿状の容器体23を備え、容器
体23の底面には、通液部24が貫通形成されている。
この通液部24、および、容器体23の上面開口部に、
前記第3図に示すような、濾過材21とゼラチン(密封
材)30からなる積層シートSを貼着して封止し、容器
体23の内部空間に微細物10を収容している。図で
は、密封材30が濾過材21の外面側に配置されている
が、微細物10と接触する内面側に密封材30が配置さ
れていてもよい。
を用いた実施例を示している。濾過体20は、合成樹脂
の成形体から形成された皿状の容器体23を備え、容器
体23の底面には、通液部24が貫通形成されている。
この通液部24、および、容器体23の上面開口部に、
前記第3図に示すような、濾過材21とゼラチン(密封
材)30からなる積層シートSを貼着して封止し、容器
体23の内部空間に微細物10を収容している。図で
は、密封材30が濾過材21の外面側に配置されている
が、微細物10と接触する内面側に密封材30が配置さ
れていてもよい。
このような構造の包装体は、コーヒーカップの上に載せ
た状態で上方から熱湯を注ぐと、容器体23の開口部を
覆う密封材30が溶けるので、熱湯はコーヒー豆粉から
なる微細物10に供給されて、コーヒー液が浸出され
る。コーヒー液は、容器体23の通液部24を塞いでい
た密封材30も溶かして、下方のコーヒーカップに流れ
落ちることになる。
た状態で上方から熱湯を注ぐと、容器体23の開口部を
覆う密封材30が溶けるので、熱湯はコーヒー豆粉から
なる微細物10に供給されて、コーヒー液が浸出され
る。コーヒー液は、容器体23の通液部24を塞いでい
た密封材30も溶かして、下方のコーヒーカップに流れ
落ちることになる。
上記実施例では、濾過体20は、大部分が容器体23で
あって、一部のみが濾過材21で構成されているととも
に、密封材30も濾過材21の部分のみに設けられてい
る。このように、濾過材21および密封材30が部分的
であっても、密封性のある容器体23と組み合わせるこ
とによって、微細物10を良好に密封包装でき、有効成
分の浸出も可能である。容器体23の形状や、濾過材2
1および密封材30の形成位置や形成面積等は、図示し
た実施例に限らず、自由に変更できる。
あって、一部のみが濾過材21で構成されているととも
に、密封材30も濾過材21の部分のみに設けられてい
る。このように、濾過材21および密封材30が部分的
であっても、密封性のある容器体23と組み合わせるこ
とによって、微細物10を良好に密封包装でき、有効成
分の浸出も可能である。容器体23の形状や、濾過材2
1および密封材30の形成位置や形成面積等は、図示し
た実施例に限らず、自由に変更できる。
第7図は、前記第6図の実施例と同じ容器体23を用い
るとともに、容器体23の上部開口面および通液部24
は濾過材21のみで覆っておき、その内部空間に、微細
物10を封入したゼラチン製袋31を収容している。
るとともに、容器体23の上部開口面および通液部24
は濾過材21のみで覆っておき、その内部空間に、微細
物10を封入したゼラチン製袋31を収容している。
以上に説明した、各実施例の包装体は、そのままで保存
あるいは取り扱いに供することができるが、さらに、簡
単な紙袋等で包装しておけば、外観あるいは衛生上、よ
り好ましいものとなる。但し、従来のアルミ箔袋等のよ
うに、ガスバリヤ性や耐湿性を考慮した厳重な包装を行
う必要はない。
あるいは取り扱いに供することができるが、さらに、簡
単な紙袋等で包装しておけば、外観あるいは衛生上、よ
り好ましいものとなる。但し、従来のアルミ箔袋等のよ
うに、ガスバリヤ性や耐湿性を考慮した厳重な包装を行
う必要はない。
つぎに、この発明にかかるゼラチン(密封材)30によ
る、有効成分浸出用微細物10に対する密封性能を実証
するため、以下のような実験を行った。
る、有効成分浸出用微細物10に対する密封性能を実証
するため、以下のような実験を行った。
密封材30としてゼラチンフィルムを用い、コーヒー豆
粉8gを包んで、端部をヒートシールで封止した。これ
を、数日間放置した後、香りの変化を官能試験によって
測定し、その結果を下表に示している。
粉8gを包んで、端部をヒートシールで封止した。これ
を、数日間放置した後、香りの変化を官能試験によって
測定し、その結果を下表に示している。
ゼラチンフィルムとして、ゼラチン重量あたりソルビト
ール20%を添加したもの(糖アルコール添加フィル
ム)と添加しないもの(無添加フィルム)を用いた。
ール20%を添加したもの(糖アルコール添加フィル
ム)と添加しないもの(無添加フィルム)を用いた。
保存環境として、冷蔵庫、室内、および、温度2
0℃,湿度40%の3種類の環境で実施した。
0℃,湿度40%の3種類の環境で実施した。
試験は、7名のモニターが次の基準で評価したものを集
計した。
計した。
評価:変化無し+1;少し変化±0;悪い−1 この結果、ゼラチンフィルムで密封包装することによっ
て、コーヒー豆粉の品質を長期間にわたって維持できる
ことが実証された。また、ソルビトールの添加が、品質
維持に有効であることも判る。
て、コーヒー豆粉の品質を長期間にわたって維持できる
ことが実証された。また、ソルビトールの添加が、品質
維持に有効であることも判る。
〔発明の効果〕 以上に述べた、この発明にかかる有効成分浸出用包装体
によれば、紅茶の葉やコーヒー豆粉などの有効成分浸出
用微細物を、従来と同様の濾過材を備えた濾過体で包装
するとともに、ゼラチンでも包装しているので、保存中
に内部の微細物が変質することがなく、その品質低下が
抑えられ、香味成分等の有効成分が失なわれることがな
い。したがって、包装体のままで長期間保存しておいて
も、微細物の味や香りが変わらず、良好な状態に維持し
ておくことができる。しかも、ゼラチンで微細物を封入
したままの状態で、熱湯等の浸出用溶媒を加えれば、ゼ
ラチンが溶けて、従来の濾過体のみからなる包装体と同
様に有効成分の浸出が良好に行え、溶けたゼラチンはそ
のまま食しても何ら差し支えないので、ゼラチンをいち
いち取り除く手間がかからず、極めて便利である。
によれば、紅茶の葉やコーヒー豆粉などの有効成分浸出
用微細物を、従来と同様の濾過材を備えた濾過体で包装
するとともに、ゼラチンでも包装しているので、保存中
に内部の微細物が変質することがなく、その品質低下が
抑えられ、香味成分等の有効成分が失なわれることがな
い。したがって、包装体のままで長期間保存しておいて
も、微細物の味や香りが変わらず、良好な状態に維持し
ておくことができる。しかも、ゼラチンで微細物を封入
したままの状態で、熱湯等の浸出用溶媒を加えれば、ゼ
ラチンが溶けて、従来の濾過体のみからなる包装体と同
様に有効成分の浸出が良好に行え、溶けたゼラチンはそ
のまま食しても何ら差し支えないので、ゼラチンをいち
いち取り除く手間がかからず、極めて便利である。
したがって、従来のように、ティーバッグを取り出すた
めに、いちいちアルミ箔製の外装袋を破り取るような面
倒がないとともに、外装袋を破り取り易くするための切
り欠きや摘み等の構造が不要なので、包装体全体の製造
が容易でコスト的にも安価になる。
めに、いちいちアルミ箔製の外装袋を破り取るような面
倒がないとともに、外装袋を破り取り易くするための切
り欠きや摘み等の構造が不要なので、包装体全体の製造
が容易でコスト的にも安価になる。
それに、ゼラチンでの密封状態による微細物の品質低下
防止機能の信頼性は高い。ゼラチンが濾過材に担なわれ
る形やゼラチン製袋が濾過材に包まれる形で保護され損
壊し難く、ゼラチンによる微細物の密封状態がしっかり
しているからである。
防止機能の信頼性は高い。ゼラチンが濾過材に担なわれ
る形やゼラチン製袋が濾過材に包まれる形で保護され損
壊し難く、ゼラチンによる微細物の密封状態がしっかり
しているからである。
第1図はこの発明の実施例にかかる包装体の斜視図、第
2図は断面図、第3図は包装体の構成材料となる積層シ
ートの断面図、第4図は包装体の別の実施例を示す一部
切欠正面図、第5図は包装体の参考例を示す一部切欠正
面図、第6図および第7図はさらに別の実施例を示す包
装体の断面図である。 10……微細物、20……濾過体、21……濾過材、3
0……ゼラチン(密封材)、31……ゼラチン製袋(密
封材袋)、32……密封外袋
2図は断面図、第3図は包装体の構成材料となる積層シ
ートの断面図、第4図は包装体の別の実施例を示す一部
切欠正面図、第5図は包装体の参考例を示す一部切欠正
面図、第6図および第7図はさらに別の実施例を示す包
装体の断面図である。 10……微細物、20……濾過体、21……濾過材、3
0……ゼラチン(密封材)、31……ゼラチン製袋(密
封材袋)、32……密封外袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 晶司 滋賀県大津市馬場3―14―40―502 (56)参考文献 実開 昭52−120086(JP,U) 実開 昭55−61565(JP,U) 実開 昭52−36193(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】液体に浸されて有効成分を浸出する微細物
と前記微細物は通過させず液体および有効成分は通過さ
せる濾過材とを備え、前記微細物を前記濾過材に包装収
容したまま、前記微細物からの有効成分の浸出を行う包
装体において、前記濾過材として、ゼラチンによる封止
処理が施された濾過材が用いられていることを特徴とす
る有効成分浸出用包装体。 - 【請求項2】液体に浸されて有効成分を浸出する微細物
と前記微細物は通過させず液体および有効成分は通過さ
せる濾過材とを備え、前記微細物を前記濾過材に包装収
容したまま、前記微細物からの有効成分の浸出を行う包
装体において、前記微細物はゼラチン製袋に封入された
状態で前記濾過材の内側に収められていることを特徴と
する有効成分浸出用包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1144495A JPH0637223B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 有効成分浸出用包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1144495A JPH0637223B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 有効成分浸出用包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0314473A JPH0314473A (ja) | 1991-01-23 |
| JPH0637223B2 true JPH0637223B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=15363677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1144495A Expired - Fee Related JPH0637223B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 有効成分浸出用包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637223B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008024941A1 (de) * | 2008-05-23 | 2009-12-17 | Anja Schulz | Motiv-Aufbrühbeutel, insbesondere Teebeutel |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996021908A1 (en) * | 1995-01-11 | 1996-07-18 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Member's card issuing terminal and information providing system |
| GB0002339D0 (en) * | 2000-02-02 | 2000-03-22 | Crompton J R Plc | Beverage infusion packages and materials therefor |
| JP2006143258A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Fukujuen:Kk | ティーバッグ用フィルター |
| GB201206966D0 (en) * | 2012-04-20 | 2012-06-06 | British American Tobacco Co | Fleece for smokeless tobacco |
| JP6537965B2 (ja) * | 2012-05-22 | 2019-07-03 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 浸出パケットおよびその製造法 |
| US12459728B2 (en) | 2018-11-22 | 2025-11-04 | Gcs German Capsule Solution Gmbh | Seal for a single serve capsule |
| CN111619967B (zh) * | 2020-05-27 | 2022-04-15 | 揭阳中元现代农业产业园股份有限公司 | 一种泡茶包的制备方法及泡茶包 |
| JP7850769B2 (ja) * | 2024-05-02 | 2026-04-23 | 行夫 神杉 | 嗜好品を内蔵した紙コップ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5236193U (ja) * | 1975-09-05 | 1977-03-14 | ||
| JPS52120086U (ja) * | 1976-03-09 | 1977-09-12 | ||
| JPS5561565U (ja) * | 1978-10-21 | 1980-04-26 |
-
1989
- 1989-06-06 JP JP1144495A patent/JPH0637223B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008024941A1 (de) * | 2008-05-23 | 2009-12-17 | Anja Schulz | Motiv-Aufbrühbeutel, insbesondere Teebeutel |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0314473A (ja) | 1991-01-23 |
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