JPH0637365B2 - 植物の種子伝染性病害菌の防除方法 - Google Patents
植物の種子伝染性病害菌の防除方法Info
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- JPH0637365B2 JPH0637365B2 JP21914487A JP21914487A JPH0637365B2 JP H0637365 B2 JPH0637365 B2 JP H0637365B2 JP 21914487 A JP21914487 A JP 21914487A JP 21914487 A JP21914487 A JP 21914487A JP H0637365 B2 JPH0637365 B2 JP H0637365B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は植物の種子伝染性病害菌の防除方法に関し、詳
しくは植物種子を消毒することによる植物の種子伝染性
病害菌の防除方法に関する。
しくは植物種子を消毒することによる植物の種子伝染性
病害菌の防除方法に関する。
植物の種子伝染性病害は数多いが、近年問題となってい
る病害としては、イネもみ枯細菌病 (病原菌:Pseudomo
nas glumae),イネ馬鹿苗病 (病原菌:Gibberella fujik
uroi),キュウリ斑点細菌病(病原菌:P.syringae pv.
lachrymans)などがあげられる。すなわち、イネもみ枯
細菌病は1955年に福岡県においてはじめてその発生が認
められた病害であるが、現在では、全国的に拡がってお
り、これまでには有効な種子消毒方法が見出されていな
い。また、イネ馬鹿苗病は有効な種子消毒方法として、
ベノミル剤を用いる方法が知られているが、近年ベノミ
ル剤耐候性菌の出現により、その発生が増加している病
害である。また、キュウリ斑点細菌病は日本においては
1957年に高知県において初めて確認され、1970年前後か
ら全国的に急速に蔓延し、大きな被害をもたらすように
なった病害である。
る病害としては、イネもみ枯細菌病 (病原菌:Pseudomo
nas glumae),イネ馬鹿苗病 (病原菌:Gibberella fujik
uroi),キュウリ斑点細菌病(病原菌:P.syringae pv.
lachrymans)などがあげられる。すなわち、イネもみ枯
細菌病は1955年に福岡県においてはじめてその発生が認
められた病害であるが、現在では、全国的に拡がってお
り、これまでには有効な種子消毒方法が見出されていな
い。また、イネ馬鹿苗病は有効な種子消毒方法として、
ベノミル剤を用いる方法が知られているが、近年ベノミ
ル剤耐候性菌の出現により、その発生が増加している病
害である。また、キュウリ斑点細菌病は日本においては
1957年に高知県において初めて確認され、1970年前後か
ら全国的に急速に蔓延し、大きな被害をもたらすように
なった病害である。
なお、アルキルベンゼンスルホン酸類を農薬として利用
することが提案されている(特公昭60−30641)
が、これは禾本科作物の生育調節方法に関するものであ
り、本発明の種子消毒方法とは全く用途が異なる。ま
た、食酢を含む有機酸類のキュウリ斑点細菌病への種子
消毒効果については、既に開示(農業および園芸、第5
6巻、第8号1039〜1044頁、1984年)され
ているが、有機酸類の使用濃度が著しく高濃度であり、
実用上問題があった。
することが提案されている(特公昭60−30641)
が、これは禾本科作物の生育調節方法に関するものであ
り、本発明の種子消毒方法とは全く用途が異なる。ま
た、食酢を含む有機酸類のキュウリ斑点細菌病への種子
消毒効果については、既に開示(農業および園芸、第5
6巻、第8号1039〜1044頁、1984年)され
ているが、有機酸類の使用濃度が著しく高濃度であり、
実用上問題があった。
前述した様に、植物の種子伝染性病害、殊にイネもみ枯
細菌病菌,イネ馬鹿苗病,キュウリ斑点細菌病に対して
は有効な防除方法が未だ見出されておらず、農業上の大
きな問題となっており、これらの病害の防除方法の確立
が強く望まれている。
細菌病菌,イネ馬鹿苗病,キュウリ斑点細菌病に対して
は有効な防除方法が未だ見出されておらず、農業上の大
きな問題となっており、これらの病害の防除方法の確立
が強く望まれている。
本発明は上記の問題点を解決することを目的とするもの
である。
である。
本発明者らは、既にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムと酸類の配合物が、殺菌作用を有することを見出し
ている(特公昭57−15805)が、前述の背景にも
とづき、アルキルベンゼンスルホン酸類を含む溶液を用
いた種子消毒方法について鋭意研究を重ねた結果、特定
のアルキルベンゼンスルホン酸の塩類と有機酸よりなる
組成物に種子消毒効果があることを見出し、本発明を完
成した。すなわち本発明は一般式(1) (式中、Rは炭素数8〜20のアルキル基を示す。ま
た、Mは有機塩または無機塩を示す。)で表わされるア
ルキルベンゼンスルホン酸類の塩類の少なくとも1種と
有機酸の少なくとも1種とを配合してなる組成物の10
0倍ないし5000倍希釈水溶液を植物種子に接触させ
ることを特徴とする植物の種子伝染性病害菌の防除方法
を提供するものである。
ウムと酸類の配合物が、殺菌作用を有することを見出し
ている(特公昭57−15805)が、前述の背景にも
とづき、アルキルベンゼンスルホン酸類を含む溶液を用
いた種子消毒方法について鋭意研究を重ねた結果、特定
のアルキルベンゼンスルホン酸の塩類と有機酸よりなる
組成物に種子消毒効果があることを見出し、本発明を完
成した。すなわち本発明は一般式(1) (式中、Rは炭素数8〜20のアルキル基を示す。ま
た、Mは有機塩または無機塩を示す。)で表わされるア
ルキルベンゼンスルホン酸類の塩類の少なくとも1種と
有機酸の少なくとも1種とを配合してなる組成物の10
0倍ないし5000倍希釈水溶液を植物種子に接触させ
ることを特徴とする植物の種子伝染性病害菌の防除方法
を提供するものである。
本発明で用いるアルキルベンゼンスルホン酸類として
は、下式で表わされる直鎖または分岐型のドデシルベン
ゼンスルホン酸 やドデシルベンゼンスルホン酸を主成分とするが炭素数
を異にするアルキル基をもつアルキルベンゼンスルホン
酸の混合物である下式の直鎖または分岐型のアルキルベ
ンゼンスルホン酸等が挙げられる。
は、下式で表わされる直鎖または分岐型のドデシルベン
ゼンスルホン酸 やドデシルベンゼンスルホン酸を主成分とするが炭素数
を異にするアルキル基をもつアルキルベンゼンスルホン
酸の混合物である下式の直鎖または分岐型のアルキルベ
ンゼンスルホン酸等が挙げられる。
また、アルキルベンゼンスルホン酸塩の場合の塩類とし
ては、カリウム,ナトリウム,カルシウム等の無機塩
類、モノエタノールアミン,ジエタノールアミン,イソ
プロピルアミン,モルホリン等の有機塩類が挙げられ
る。
ては、カリウム,ナトリウム,カルシウム等の無機塩
類、モノエタノールアミン,ジエタノールアミン,イソ
プロピルアミン,モルホリン等の有機塩類が挙げられ
る。
次に、有機酸としては酢酸(食酢を含む),乳酸,リン
ゴ酸、酒石酸,クエン酸,コハク酸,フマール酸等が挙
げられる。
ゴ酸、酒石酸,クエン酸,コハク酸,フマール酸等が挙
げられる。
上記アルキルベンゼンスルホン酸の塩類と有機酸はそれ
ぞれ1種または2種以上を組合せて使用する。両者の配
合割合については使用目的を考慮して適切に決定すれば
よいが、通常は前者1に対して後者0.01〜20(重
量比)、好ましくは0.1〜2(重量比)の割合で用い
る。なお、食酢については食酢中に含まれる酢酸濃度を
基準としている。ただし、前者1に対し後者0.01
(重量比)の割合で配合したときは、100〜1000
倍希釈の水溶液として、また前者1に対し後者20(重
量比)の割合で配合したときは100〜5000倍希釈
の水溶液として用いることが好ましい。有機酸の添加量
が下限未満であると、pHの低下が十分でなく期待する殺
菌効果が十分に得られず、また上限を超えると、スルホ
ン酸の塩類による殺菌効果が得られず、期待する殺菌効
果が十分に得られない。
ぞれ1種または2種以上を組合せて使用する。両者の配
合割合については使用目的を考慮して適切に決定すれば
よいが、通常は前者1に対して後者0.01〜20(重
量比)、好ましくは0.1〜2(重量比)の割合で用い
る。なお、食酢については食酢中に含まれる酢酸濃度を
基準としている。ただし、前者1に対し後者0.01
(重量比)の割合で配合したときは、100〜1000
倍希釈の水溶液として、また前者1に対し後者20(重
量比)の割合で配合したときは100〜5000倍希釈
の水溶液として用いることが好ましい。有機酸の添加量
が下限未満であると、pHの低下が十分でなく期待する殺
菌効果が十分に得られず、また上限を超えると、スルホ
ン酸の塩類による殺菌効果が得られず、期待する殺菌効
果が十分に得られない。
種子消毒方法としては、上記組成物を水溶液としないで
種子に粉衣して使用することも可能であるか、通常は水
溶液として浸漬,散布,噴霧等が使用でき、中でも浸漬
法が好ましく使用できる。すなわち、イネ種もみ,キュ
ウリ種子等の植物種子を本発明の前記組成物の100倍
ないし5000倍、好ましくは200倍ないし2000
倍の希釈水溶液に1時間ないし72時間、好ましくは4
時間ないし48時間浸漬することにより植物の種子伝染
性病害菌が殺菌され、本発明の効果が発現する。浸漬時
間が1時間未満であると、十分な殺菌効果が得られず、
また72時間より長く浸漬すると、薬害が生じる。ま
た、組成物の希釈倍率が100倍未満の場合も薬害が生
じることがある。
種子に粉衣して使用することも可能であるか、通常は水
溶液として浸漬,散布,噴霧等が使用でき、中でも浸漬
法が好ましく使用できる。すなわち、イネ種もみ,キュ
ウリ種子等の植物種子を本発明の前記組成物の100倍
ないし5000倍、好ましくは200倍ないし2000
倍の希釈水溶液に1時間ないし72時間、好ましくは4
時間ないし48時間浸漬することにより植物の種子伝染
性病害菌が殺菌され、本発明の効果が発現する。浸漬時
間が1時間未満であると、十分な殺菌効果が得られず、
また72時間より長く浸漬すると、薬害が生じる。ま
た、組成物の希釈倍率が100倍未満の場合も薬害が生
じることがある。
本発明の一般式(1)で表わされるアルキルベンゼンス
ルホン酸類の塩類と有機酸の配合組成物のイネもみ枯細
菌病の原因菌であるシュードモナス・グルマエ(Pseudom
onas glumae) NBI 17017に対する試験管内での殺菌効果
を調べた結果を表−1,表−2に示した。
ルホン酸類の塩類と有機酸の配合組成物のイネもみ枯細
菌病の原因菌であるシュードモナス・グルマエ(Pseudom
onas glumae) NBI 17017に対する試験管内での殺菌効果
を調べた結果を表−1,表−2に示した。
殺菌試験は次の通り行った。すなわち、所定の倍数に水
道水で希釈して調製した殺菌液を18×180mmの試験
管に10ml注入し、100℃,5分間殺菌処理を行な
い、25℃に保温した。次に、YM鎖面培地に生育させ
たP. glumae NBI 17017 1白金耳を10mlの滅菌水に
懸濁させ、この菌体懸濁液を殺菌液に0.1ml接種
し、25℃にて1時間放置後、YM平板培地を用いて常
法により残存生菌数を測定した。残存生菌数が10個/
ml未満の場合は殺菌力ありと判定(+と表示)し、1
0個/ml以上の場合に殺菌力なしと判定(−と表示)
した。
道水で希釈して調製した殺菌液を18×180mmの試験
管に10ml注入し、100℃,5分間殺菌処理を行な
い、25℃に保温した。次に、YM鎖面培地に生育させ
たP. glumae NBI 17017 1白金耳を10mlの滅菌水に
懸濁させ、この菌体懸濁液を殺菌液に0.1ml接種
し、25℃にて1時間放置後、YM平板培地を用いて常
法により残存生菌数を測定した。残存生菌数が10個/
ml未満の場合は殺菌力ありと判定(+と表示)し、1
0個/ml以上の場合に殺菌力なしと判定(−と表示)
した。
なお、ここで用いたアルキルベンゼンスルホン酸の塩類
(直鎖型および分岐型アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)は何れも主要アルキル基はC12であり、C10〜
C16が95%以上を占めている市販品である。
(直鎖型および分岐型アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム)は何れも主要アルキル基はC12であり、C10〜
C16が95%以上を占めている市販品である。
ここで明らかなように、本発明の直鎖型アルキルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムと酢酸の配合物や分岐型アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウムとクエン酸の配合物は
その配合重量比が1対0.1〜2の時に5000倍、1
対0.01の時に1000倍、1対20の時に500倍
の希釈液でイネもみ枯細菌病の病原菌であるP.glumae
に対する強い殺菌作用を示す。本発明の薬剤の強い殺菌
作用はP.glumaeに限られたものではなく、その他の植物
病原菌にも認められる。したがって、イネもみ枯細菌病
の他、イネ馬鹿苗病,イネごま葉枯病,イネいもち病,
イネ褐条病,ムギ裸黒穂病,キュウリ斑点細菌病,トマ
トかいよう病,ユウガオつる割病,インゲン炭そ病,エ
ンドウ褐紋病,ビート褐班病,ダイズべと病などの植物
の種子伝染性病害にも本発明の薬剤は防除効果を示す。
ンスルホン酸ナトリウムと酢酸の配合物や分岐型アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウムとクエン酸の配合物は
その配合重量比が1対0.1〜2の時に5000倍、1
対0.01の時に1000倍、1対20の時に500倍
の希釈液でイネもみ枯細菌病の病原菌であるP.glumae
に対する強い殺菌作用を示す。本発明の薬剤の強い殺菌
作用はP.glumaeに限られたものではなく、その他の植物
病原菌にも認められる。したがって、イネもみ枯細菌病
の他、イネ馬鹿苗病,イネごま葉枯病,イネいもち病,
イネ褐条病,ムギ裸黒穂病,キュウリ斑点細菌病,トマ
トかいよう病,ユウガオつる割病,インゲン炭そ病,エ
ンドウ褐紋病,ビート褐班病,ダイズべと病などの植物
の種子伝染性病害にも本発明の薬剤は防除効果を示す。
実施例1 イネもみ枯細菌病菌の自然感染もみ(品種:黄金晴)を
ベンレートT水和剤の0.5%湿粉衣処理した後、所定
濃度の試験薬剤Aおよび対照薬剤としてのカスミン
(2.3%)液剤に0.5,1,4,16,24,4
8,72時間浸漬処理した(液比1:1,液温20
℃)。
ベンレートT水和剤の0.5%湿粉衣処理した後、所定
濃度の試験薬剤Aおよび対照薬剤としてのカスミン
(2.3%)液剤に0.5,1,4,16,24,4
8,72時間浸漬処理した(液比1:1,液温20
℃)。
処理後、室内で軽く風乾し、次いでクミアイ粒子培土を
つめた育苗箱(正規の育苗箱の10分の1の大きさのプ
ラスチック箱)に10g/箱播種し、3日間30℃で出
芽させた後、ガラス室で育苗した。播種後、12日目に
発病苗数を調査し、防除価を算出した。また、薬害を肉
眼で観察した。試験はすべて3連で行った。
つめた育苗箱(正規の育苗箱の10分の1の大きさのプ
ラスチック箱)に10g/箱播種し、3日間30℃で出
芽させた後、ガラス室で育苗した。播種後、12日目に
発病苗数を調査し、防除価を算出した。また、薬害を肉
眼で観察した。試験はすべて3連で行った。
試験成績を表−3に示した。試験薬剤A(直鎖ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムの20%(W/V) 水溶液と
酢酸濃度10%(W/V) の食酢の容量比1対1の配合液)
の20倍から500倍の希釈液に1時間から72時間浸
漬処理することにより高い防除価が得られたが、72時
間浸漬処理では薬害が生じ、好ましくなかった。
ベンゼンスルホン酸ナトリウムの20%(W/V) 水溶液と
酢酸濃度10%(W/V) の食酢の容量比1対1の配合液)
の20倍から500倍の希釈液に1時間から72時間浸
漬処理することにより高い防除価が得られたが、72時
間浸漬処理では薬害が生じ、好ましくなかった。
実施例2 ベノミル耐性を有するイネ馬鹿苗病菌による自然感染も
み(品種:コシヒカリ)を所定濃度の試験薬剤Bおよび
対照薬剤としてのベンレートT水和剤に24時間浸漬処
理した(液比1:1液温20℃)。
み(品種:コシヒカリ)を所定濃度の試験薬剤Bおよび
対照薬剤としてのベンレートT水和剤に24時間浸漬処
理した(液比1:1液温20℃)。
処理後、室内で軽く風乾し、次いでクミアイ粒状培土を
つめた育苗箱(正規の育苗箱の10分の1の大きさのプ
ラスチック箱)に10g/箱播種し、30℃で3日間出
芽させた後、ガラス室で育苗した。播種後、25日目に
発病苗数を調査し、防除価を算出した。また、薬害を肉
眼で観察した。試験はすべて3連で行った。
つめた育苗箱(正規の育苗箱の10分の1の大きさのプ
ラスチック箱)に10g/箱播種し、30℃で3日間出
芽させた後、ガラス室で育苗した。播種後、25日目に
発病苗数を調査し、防除価を算出した。また、薬害を肉
眼で観察した。試験はすべて3連で行った。
試験成績を表−4に示した。試験薬剤B〔直鎖型ドデシ
ルベンゼンスルホン酸カルシウムの20%(w/v) 溶液と
食酢(酢酸濃度10%(w/v) )の容量比1対1の配合
液〕の20倍から500倍の希釈液での浸漬処理するこ
とにより薬害もなく高い防除価が得られた。
ルベンゼンスルホン酸カルシウムの20%(w/v) 溶液と
食酢(酢酸濃度10%(w/v) )の容量比1対1の配合
液〕の20倍から500倍の希釈液での浸漬処理するこ
とにより薬害もなく高い防除価が得られた。
実施例3 PPG培地で48時間浸盪培養したPseudomonas syring
ae pv.lachrymans NBI 17011 (キュウリ斑点細菌病
菌)の懸濁液(108個/ml)にキュウリの種子(品
種:ときは光3号P型)を60分間浸漬した後、風乾す
ることにより、人工汚染種子を作成した。
ae pv.lachrymans NBI 17011 (キュウリ斑点細菌病
菌)の懸濁液(108個/ml)にキュウリの種子(品
種:ときは光3号P型)を60分間浸漬した後、風乾す
ることにより、人工汚染種子を作成した。
この人工汚染種子を所定濃度の試験薬剤Cに4時間浸漬
処理した(液比1:1,液温25℃)。処理後、細菌土
壌に播種し、10日後に子葉の発病を調査し、防除価を
算出した。また、薬害を肉眼で観察した。試験はすべて
3連で行った。
処理した(液比1:1,液温25℃)。処理後、細菌土
壌に播種し、10日後に子葉の発病を調査し、防除価を
算出した。また、薬害を肉眼で観察した。試験はすべて
3連で行った。
試験成績を表−5に示した。試験薬剤C〔分岐型ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウムとクエン酸の重量比
1:1の配合物〕の200倍から5000倍の希釈液で
浸漬処理することにより薬害もなく高い防除価が得られ
た。
ルベンゼンスルホン酸ナトリウムとクエン酸の重量比
1:1の配合物〕の200倍から5000倍の希釈液で
浸漬処理することにより薬害もなく高い防除価が得られ
た。
〔発明の効果〕 本発明によれば、簡単な種子消毒により代表的なイネも
み枯細菌病,イネ馬鹿苗病,キュウリ班点細菌病などの
各種植物の種子伝染性病害の原因菌を防除することがで
きる。
み枯細菌病,イネ馬鹿苗病,キュウリ班点細菌病などの
各種植物の種子伝染性病害の原因菌を防除することがで
きる。
Claims (8)
- 【請求項1】一般式(1) (式中、Rは炭素数8〜20のアルキル基を示す。ま
た、Mは有機塩または無機塩を示す。)で表わされるア
ルキルベンゼンスルホン酸類の塩類の少なくとも1種と
有機酸の少なくとも1種とを配合してなる組成物の10
0倍ないし5000倍希釈水溶液を植物種子に接触させ
ることを特徴とする植物の種子伝染性病害菌の防除方
法。 - 【請求項2】有機酸が、酢酸(食酢を含む),乳酸,リ
ンゴ酸,酒石酸,クエン酸,グルコン酸,コハク酸およ
びフマール酸よりなる群から選ばれたものである特許請
求の範囲第1項記載の植物の種子伝染性病害菌の防除方
法。 - 【請求項3】一般式(1)で表わされるスルホン酸の塩
類が該スルホン酸のカリウム,ナトリウム,カルシウ
ム,モノエタノールアミン,ジエタノールアミン,イソ
プロピルアミンおよびモルホリンのうちから選ばれた1
種の塩類である特許請求の範囲第1項記載の植物の種子
伝染性病害菌の防除方法。 - 【請求項4】植物種子に接触させる方法が、浸漬,散布
あるいは噴霧である特許請求の範囲第1項記載の植物の
種子伝染性病害菌の防除方法。 - 【請求項5】アルキルベンゼンスルホン酸類が直鎖また
は分岐型ドデシルベンゼンスルホン酸である特許請求の
範囲第1項記載の植物の種子伝染性病害菌の防除方法。 - 【請求項6】植物の種子伝染性病害菌がイネもみ枯細菌
病菌である特許請求の範囲1〜5項のいずれかに記載の
植物の種子伝染性病害菌の防除方法。 - 【請求項7】植物の種子伝染性病害菌がイネ馬鹿苗病菌
である特許請求の範囲1〜5項のいずれかに記載の植物
の種子伝染性病害菌の防除方法。 - 【請求項8】植物の種子伝染性病害菌がキュウリ斑点細
菌病菌である特許請求の範囲1〜5項のいずれかに記載
の植物の種子伝染性病害菌の防除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21914487A JPH0637365B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 植物の種子伝染性病害菌の防除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21914487A JPH0637365B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 植物の種子伝染性病害菌の防除方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6463503A JPS6463503A (en) | 1989-03-09 |
| JPH0637365B2 true JPH0637365B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=16730907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21914487A Expired - Lifetime JPH0637365B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 植物の種子伝染性病害菌の防除方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637365B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1988006227A1 (fr) * | 1987-02-16 | 1988-08-25 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Appareil permettant la recuperation de la chaleur perdue du frittage |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005350408A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Kyooei:Kk | 種もみの消毒剤および消毒方法 |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP21914487A patent/JPH0637365B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1988006227A1 (fr) * | 1987-02-16 | 1988-08-25 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Appareil permettant la recuperation de la chaleur perdue du frittage |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6463503A (en) | 1989-03-09 |
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