JPH0637614U - 締結用リング - Google Patents
締結用リングInfo
- Publication number
- JPH0637614U JPH0637614U JP8416292U JP8416292U JPH0637614U JP H0637614 U JPH0637614 U JP H0637614U JP 8416292 U JP8416292 U JP 8416292U JP 8416292 U JP8416292 U JP 8416292U JP H0637614 U JPH0637614 U JP H0637614U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shaft
- rotating body
- elastic bodies
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- Pending
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- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転体などを軸に固定または保持するに際
して、高い把握力と高い中心合致性を実現できる、安価
な新形状締結要素を提供すること。 【構成】 同一形状の、複数の円弧状弾性体を連鎖し
て、リングとなし、その各円弧状弾性体の全てを、内向
き又は外向きの同一突起方向としたリング。
して、高い把握力と高い中心合致性を実現できる、安価
な新形状締結要素を提供すること。 【構成】 同一形状の、複数の円弧状弾性体を連鎖し
て、リングとなし、その各円弧状弾性体の全てを、内向
き又は外向きの同一突起方向としたリング。
Description
【0001】
本考案は、一般の回転機械などにおいて、回転体を軸に固定するために、回転 体と軸の間に圧入したり、或は回転体を軸に保持するために、軸に巻回、密着し たりして使用する、止め輪類似のリング状締結要素に関するものである。
【0002】
回転体を軸に固定、又は保持するための締結要素としては、従来、キー、スプ ライン、止め輪(スナップリング)などが知られている。(理工学社刊、大西清 著、″機械設計入門″p36)
【0003】 キーは、角柱状のものが最も典型的で、回転体と軸の間に掘った軸方向の溝に 、これを圧入して、回転体を軸に固定するものである。 スプライン軸というのは、軸に直接何本かのキーに相当する山型を等間隔に切 り出した軸で、回転体にもこれにはまりあう溝を彫りつけてある。この回転体を スプライン軸に圧入して固定するものである。 これらキー及びスプラインは、いずれも回転体が軸を把握する力が大きく、軸 より回転体へ十分に大きいトルクを伝達できる。
【0004】 止め輪とは、第2図にその典型例を示す如きもので、軸に切削された溝に、止 め輪のバネ作用を利用して、止め輪を円周方向にわずかに拡大させてはめ込み、 その軸にはめ合わされた回転体を、軸から抜け出さないように保持する作用をす る。
【0005】 然るに、これらの締結要素には、それぞれ若干の欠点がある。 キーによる固定は、回転体の中心が、回転体内径と軸外径の差分だけ、軸中心 からずれるという欠点を、原理的に持っている。 スプラインにおいては、軸中心と回転体中心の合致性は十分であるが、加工に 手間がかかり、高価となるという欠点がある。
【0006】 そして、従来の止め輪にも欠点がある。止め輪は、本質的に、第2図D−D’ 線上のみで軸を把握しているものであって、十分に高い把握力を有しているとは 言えないが、そのため、止め輪が軸方向に動かないよう、止め輪をはめ込ませる 溝を軸に設けることが必須であり、軸上の任意の位置に、止め輪を固定すること はできない。 また、従来の止め輪の伸縮性は小さく、一つの止め輪が適合できる軸径の範囲 は狭いという欠点もある。
【0007】 本考案は、このような背景のもとになされたもので、即ち、回転体などを軸に 固定または保持するに際して、高い把握力と高い中心合致性を実現できる、安価 な新形状締結要素を提供することを目的とする。
【0008】 本考案による構成の締結要素形状は、第3図及び第4図にその例を示すように 、複数の円弧状或はU字状の弾性体(1)を連鎖して、リングとなしたものであ る。そして、この各円弧状弾性体部分の全てを、同一形状とし、且つ、全ての円 弧状部分の突起方向を、第3図のように内側とするか、又は、第4図のように外 側とする。従って、隣り合う円弧の接合部(2)及び円弧の頂点部(3)は、同 心円A及びBの円周上にそれぞれ存在することとなる。 円弧状部分の数は、使用目的によって、4個以上の適切な数とし、また、断面 形状も、円形、長方形、台形など、適当に選択する。
【0009】 このようなリングに外力が加えると、リングは同心円的に変形する。例えば、 第1図において、実線で示すリングのC部及びC’部を内側に押すと、点線で示 すリング形状のように変形し、変形後の円弧接合部を結ぶ線及び円弧頂点部を結 ぶ線は、いづれも円形であり、変形前のそれと同心である。
【0010】 このように変形させたリングを、放置状態のリング内径(円弧接合部が成す円 の直径)よりも少し大きい内径の回転体の孔にはめ合わせ、外力を取り去ると、 リングは円弧状部分のバネ作用で、同心円的に拡大し、孔内面に固定される。こ のようにして、数多い円弧接合部の全てで、リングは孔内面に密着するので、強 い密着力が発揮されることとなる。
【0011】 軸にリングを装着したい場合は、第4図のような、外側に曲げられたリングを 用いて、上記と同様な作用、即ち同心円的な変形と強い把握力を得ることができ る。
【0012】 第5図は、本考案によるリングを、回転体の軸への固定のために使用した例で ある。ここで、リング(4)は先ず回転体(5)の孔の内側に装着される。そし て、この孔に、先端がテーパー状となった軸(6)を圧入し、固定するのである 。リングの強い把握力のため、軸から回転体へ大きいトルクを伝達できる。 この実施例は、キー方式に対しては、回転体中心と軸中心の合致性が保障され ているという有利性、スプライン方式に対しては、低コストであるという有利性 を持っている。更にまた、回転体の孔に直接テーパー軸を圧入する方式に対して は、リングの伸縮性の故に、テーパー角に拘らず、所望の軸上の位置に回転体を 固定できるという有利性を持っている。
【0013】 第6図のように、回転体(5)を二つのリング(4)で挟み、軸(6)の任意 の位置に固定することもできる。この場合、回転体側面とリング側面の間で滑り が起こる可能性があるが、これは、回転体側面に、リング側面形状に合わせた突 起乃至窪みを設けることにより解決できる。このような回転体の加工が不利とな らないプラスチック製歯車などに適用して、便利な固定方式である。
【0014】 一方、本考案によるリングは、止め輪の代替として、軸による回転体の保持、 或は回転体による軸の保持に利用できる。 この場合、先述のように、溝は必要とせず、任意の位置にリングを設定できる 。しかし、溝を掘って、円弧状部分の数が少ない、把握力の弱いリングを設置し ても良い。このときは、リングの伸縮性が大きいので、一つのリングで、大きい 範囲の軸外径乃至回転体孔径に対応できる。
【0015】 本考案による締結用リングは、極めて簡潔な形状にて、安価に量産することが できる。 そして、先に詳述したように、このリングを軸に巻回、あるいは回転体の孔に 内接して、高い密着力を発揮でき、任意の位置での回転体または軸の保持が果た せる上、このときのリング寸法のフレキシビリティは高い。 また、このリングを、軸と回転体の間に挿入すれば、大きいトルク伝達力と高 い中心合致性を有する、それらの締結体が得られる。
【第1図】本考案に関わる締結用リングの変形態様を表
す図である。
す図である。
【第2図】従来の締結要素の一つである、止め輪の図で
ある。
ある。
【第3図】本考案に関わる締結用リングの図である。
【第4図】本考案に関わる締結用リングの図である。
【第5図】本考案に関わる締結用リングを、回転体の軸
への固定に応用した例である。
への固定に応用した例である。
【第6図】本考案に関わる締結用リングを、回転体の軸
への固定に応用した例である。
への固定に応用した例である。
A、A’ 円弧接合部を結ぶ円周、又は断面部 B、B’ 円弧頂点部を結ぶ円周、又は断面部 C、C’ 外力の印加点 D、D’ 軸との接触点 1 円弧状弾性体 2 円弧接合部 3 円弧頂点部 4 リング 5 回転体 6 軸
Claims (1)
- 【請求項1】同一形状の、複数の円弧状弾性体を連鎖し
て、リングとなし、その各円弧状弾性体の全てを、内向
き又は外向きの同一突起方向とすることを特徴とするリ
ング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8416292U JPH0637614U (ja) | 1992-10-24 | 1992-10-24 | 締結用リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8416292U JPH0637614U (ja) | 1992-10-24 | 1992-10-24 | 締結用リング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637614U true JPH0637614U (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=13822806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8416292U Pending JPH0637614U (ja) | 1992-10-24 | 1992-10-24 | 締結用リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637614U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001092739A1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Nsk Ltd. | Wheel driving unit and method of manufacturing the unit |
| JP2006258197A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Sanden Corp | 回転体と回転軸との締結構造 |
| JP2007267595A (ja) * | 2001-04-25 | 2007-10-11 | Asmo Co Ltd | モータ |
| CN109210060A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-01-15 | 福建龙溪轴承(集团)股份有限公司 | 一种弹性挡圈结构和一种内外套拆装结构 |
-
1992
- 1992-10-24 JP JP8416292U patent/JPH0637614U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001092739A1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Nsk Ltd. | Wheel driving unit and method of manufacturing the unit |
| JP2007267595A (ja) * | 2001-04-25 | 2007-10-11 | Asmo Co Ltd | モータ |
| JP2006258197A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Sanden Corp | 回転体と回転軸との締結構造 |
| CN109210060A (zh) * | 2018-09-12 | 2019-01-15 | 福建龙溪轴承(集团)股份有限公司 | 一种弹性挡圈结构和一种内外套拆装结构 |
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