JPH0637661B2 - 溶融還元製鉄法 - Google Patents
溶融還元製鉄法Info
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- JPH0637661B2 JPH0637661B2 JP26972289A JP26972289A JPH0637661B2 JP H0637661 B2 JPH0637661 B2 JP H0637661B2 JP 26972289 A JP26972289 A JP 26972289A JP 26972289 A JP26972289 A JP 26972289A JP H0637661 B2 JPH0637661 B2 JP H0637661B2
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- Japan
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- reduction
- fluidized bed
- gas
- smelting
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉状の鉄鉱石を流動層からなる予備還元炉に
よって予備還元したのち溶融還元する製鉄法に関する。
よって予備還元したのち溶融還元する製鉄法に関する。
粉状の鉄鉱石を流動層からなる予備還元炉により還元
し、得られた予備還元鉱石を、例えば鉄浴中の炭素とス
ラグ中の炭材で還元精練すると同時に上吹酸素により二
次燃焼を行って溶融還元すること自体、例えば特開昭6
2−192513号公報に開示されているように本発明
の出願前から公知である。このような溶融還元製鉄法は
従来の高炉による製鉄法と比較して、付帯設備が小設備
で済む、使用原料の制約が少ない等の利点はあるが、こ
の溶融還元製鉄法における欠点の一つとして、使用する
石炭の原単位が大きいということがある。
し、得られた予備還元鉱石を、例えば鉄浴中の炭素とス
ラグ中の炭材で還元精練すると同時に上吹酸素により二
次燃焼を行って溶融還元すること自体、例えば特開昭6
2−192513号公報に開示されているように本発明
の出願前から公知である。このような溶融還元製鉄法は
従来の高炉による製鉄法と比較して、付帯設備が小設備
で済む、使用原料の制約が少ない等の利点はあるが、こ
の溶融還元製鉄法における欠点の一つとして、使用する
石炭の原単位が大きいということがある。
溶融還元炉に供給される予備還元鉱石の還元率が30%以
下のように低還元率の場合には、溶融還元炉における二
次燃焼率を高くすることによって、システム全体の石炭
原単位の低減が可能である。ところが、溶融還元炉にお
ける二次燃焼率を高くすることにより溶融還元炉の二次
燃焼区域の温度が高くなり、そのために炉の内張り耐火
物の損耗が促進され、炉の寿命を極端に短くし、システ
ム全体から見て製鉄の生産効率が低いものとならざるを
得ず好ましくない。
下のように低還元率の場合には、溶融還元炉における二
次燃焼率を高くすることによって、システム全体の石炭
原単位の低減が可能である。ところが、溶融還元炉にお
ける二次燃焼率を高くすることにより溶融還元炉の二次
燃焼区域の温度が高くなり、そのために炉の内張り耐火
物の損耗が促進され、炉の寿命を極端に短くし、システ
ム全体から見て製鉄の生産効率が低いものとならざるを
得ず好ましくない。
そのために、例えば、特願昭63−16723号出願明
細書に開示されているような微粉炭の吹き込みによる温
度低下によって解消しようとする試みも提案されたが、
吹き込みに使用した石炭量だけ石炭原単位が増加すると
いう欠点がある。
細書に開示されているような微粉炭の吹き込みによる温
度低下によって解消しようとする試みも提案されたが、
吹き込みに使用した石炭量だけ石炭原単位が増加すると
いう欠点がある。
一方、溶融還元炉に供給される予備還元鉱石の還元率
を、例えば30%以上のように高い値にすることは、溶融
還元炉で必要とされる還元剤および熱源としての石炭量
が少なくなるという点で有利であり、また、低還元率の
予備還元鉱石の使用の場合のように二次燃焼率を高くす
る必要がなく炉の内張り耐火物の損耗の問題も軽減さ
れ、システム全体として高炉による製鉄法程度あるいは
それ以下の石炭原単位となることが期待できる。
を、例えば30%以上のように高い値にすることは、溶融
還元炉で必要とされる還元剤および熱源としての石炭量
が少なくなるという点で有利であり、また、低還元率の
予備還元鉱石の使用の場合のように二次燃焼率を高くす
る必要がなく炉の内張り耐火物の損耗の問題も軽減さ
れ、システム全体として高炉による製鉄法程度あるいは
それ以下の石炭原単位となることが期待できる。
この30%以上の比較的高い還元率を有する予備還元鉱石
を得る流動層からなる予備還元プロセスとして、流動層
を複数段に設けたものも、また、特開昭63−1628
03号公報、特開平1−149911号公報等に開示さ
れている。
を得る流動層からなる予備還元プロセスとして、流動層
を複数段に設けたものも、また、特開昭63−1628
03号公報、特開平1−149911号公報等に開示さ
れている。
ところが、かかる従来の多段の流動予備還元炉による溶
融還元製鉄法においては、その段数が2段程度では、最
終流動予備還元炉の出口ガスの酸化度が低くガス還元に
必要なガス量が多く、特開昭62−227020号公報
に記載されているようなガスの改質および循環の装置が
必要となり、溶融還元システム全体の設備を膨大なもの
とする欠点がある。また、3段以上の多段の流動層から
なる予備還元プロセスにおいて最終流動予備還元炉の出
口ガスの酸化度を高くすることは可能だが、予備還元プ
ロセスの設備費が大きくなるという欠点がある。
融還元製鉄法においては、その段数が2段程度では、最
終流動予備還元炉の出口ガスの酸化度が低くガス還元に
必要なガス量が多く、特開昭62−227020号公報
に記載されているようなガスの改質および循環の装置が
必要となり、溶融還元システム全体の設備を膨大なもの
とする欠点がある。また、3段以上の多段の流動層から
なる予備還元プロセスにおいて最終流動予備還元炉の出
口ガスの酸化度を高くすることは可能だが、予備還元プ
ロセスの設備費が大きくなるという欠点がある。
本発明は、溶融還元製鉄法における石炭原単位の低減と
高生産効率という目的を実現するうえで、粉状の鉄鉱石
を2段流動層からなる予備還元プロセスにおいて30%以
上の高予備還元率を得るとともに予備還元プロセスから
の出口ガスの酸化度を高めることにより、30%以下の低
予備還元率において石炭原単位の低減のために必要な高
二次燃焼率において生ずる溶融還元炉の内張り耐火物の
損耗による低生産効率の問題と、従来の多段の流動層か
らなる予備還元プロセスを備えた溶融還元製鉄法におい
て30%以上の高予備還元率を得るために生ずる還元ガス
の脱炭酸と循環の装置の設置もしくは3段以上の多段の
流動層の設置による設備費の上昇の問題とを解消するこ
とにある。
高生産効率という目的を実現するうえで、粉状の鉄鉱石
を2段流動層からなる予備還元プロセスにおいて30%以
上の高予備還元率を得るとともに予備還元プロセスから
の出口ガスの酸化度を高めることにより、30%以下の低
予備還元率において石炭原単位の低減のために必要な高
二次燃焼率において生ずる溶融還元炉の内張り耐火物の
損耗による低生産効率の問題と、従来の多段の流動層か
らなる予備還元プロセスを備えた溶融還元製鉄法におい
て30%以上の高予備還元率を得るために生ずる還元ガス
の脱炭酸と循環の装置の設置もしくは3段以上の多段の
流動層の設置による設備費の上昇の問題とを解消するこ
とにある。
本発明は、予備還元流動層によって30%以上の還元率を
有する予備還元鉱を得、これを溶融還元炉に供給する溶
融還元製鉄法において、予備還元プロセスを流動層2段
から構成し、この2段の流動層を還元ガスの流れと供給
原料鉱石の流れが向流且つ直列になるべく配置するとと
もに前記直列且つ2段に配置された予備還元流動層の原
料鉱石供給側の1段目の流動層の出口ガス酸化度をここ
での中間の予備還元率を11〜25%とすることによりFe−
FeOx還元系における平衝ガス酸化度より高く且つFeOx−
Fe3O4還元系における平衝ガス酸化度より低い値に維持
し、且つ溶融還元炉側の2段目の流動層の出口ガス酸化
度を溶融還元炉の二次燃焼率の制御によってもしくは溶
融還元炉の排ガスをその顕熱を利用した石炭または炭化
水素系燃料を用いた改質によって同溶融還元炉側の2段
目の流動層の入口ガス酸化度を調整することによりてFe
−FeOx還元系における平衝ガス酸化度より低い値に維持
し予備還元率を30%以上とすることを特徴とする。
有する予備還元鉱を得、これを溶融還元炉に供給する溶
融還元製鉄法において、予備還元プロセスを流動層2段
から構成し、この2段の流動層を還元ガスの流れと供給
原料鉱石の流れが向流且つ直列になるべく配置するとと
もに前記直列且つ2段に配置された予備還元流動層の原
料鉱石供給側の1段目の流動層の出口ガス酸化度をここ
での中間の予備還元率を11〜25%とすることによりFe−
FeOx還元系における平衝ガス酸化度より高く且つFeOx−
Fe3O4還元系における平衝ガス酸化度より低い値に維持
し、且つ溶融還元炉側の2段目の流動層の出口ガス酸化
度を溶融還元炉の二次燃焼率の制御によってもしくは溶
融還元炉の排ガスをその顕熱を利用した石炭または炭化
水素系燃料を用いた改質によって同溶融還元炉側の2段
目の流動層の入口ガス酸化度を調整することによりてFe
−FeOx還元系における平衝ガス酸化度より低い値に維持
し予備還元率を30%以上とすることを特徴とする。
予備還元流動層2段が還元ガスの流れと供給原料鉱石の
流れとが向流且つ直列となるように配置された上記予備
還元プロセスにおいて例えば1段目の低予備還元側流動
層の還元温度が800℃で2段目の高予備還元側流動層の
還元温度が900℃であったとする。900℃におけるFe−Fe
Ox還元系における平衝ガス酸化度は35%であり、800℃
におけるFe−FeOx還元系における平衝ガス酸化度は37%
でFeOx−Fe3O4の還元系における平衝ガス酸化度は74%
である。
流れとが向流且つ直列となるように配置された上記予備
還元プロセスにおいて例えば1段目の低予備還元側流動
層の還元温度が800℃で2段目の高予備還元側流動層の
還元温度が900℃であったとする。900℃におけるFe−Fe
Ox還元系における平衝ガス酸化度は35%であり、800℃
におけるFe−FeOx還元系における平衝ガス酸化度は37%
でFeOx−Fe3O4の還元系における平衝ガス酸化度は74%
である。
1段目の低予備還元側の流動層における出口ガスの温度
が800℃のとき、同低予備還元側の流動層における中間
予備還元鉱石の還元率を11〜25%に制御する。その制御
方法はたとえば特開昭63−162803号公報に記載
されているように流動層内鉱石滞留量の制御により可能
である。すなわち、中間予備還元鉱石の還元率が11〜25
%のとき低予備還元側の流動層の出口ガスの酸化度は上
記条件の37〜74%中にあるように制御される。
が800℃のとき、同低予備還元側の流動層における中間
予備還元鉱石の還元率を11〜25%に制御する。その制御
方法はたとえば特開昭63−162803号公報に記載
されているように流動層内鉱石滞留量の制御により可能
である。すなわち、中間予備還元鉱石の還元率が11〜25
%のとき低予備還元側の流動層の出口ガスの酸化度は上
記条件の37〜74%中にあるように制御される。
溶融還元炉からの排出ガスをその酸化度を溶融還元炉の
二次燃焼率を制御することまたは改質することによって
調整し2段目の高予備還元側の流動層での還元用のガス
として用いれば、同高予備還元側の流動層出口ガスの酸
化度を、還元率が11〜25%の中間予備還元鉱石を同高予
備還元側の流動層において予備還元率が30%以上の目標
の値まで還元した時に必要とされるガス利用率の分だけ
還元ガスの酸化度が上昇しても、Fe−FeOx還元系におけ
る平衝ガス酸化度以下例えば900℃のとき35%以下とす
ることが可能である。
二次燃焼率を制御することまたは改質することによって
調整し2段目の高予備還元側の流動層での還元用のガス
として用いれば、同高予備還元側の流動層出口ガスの酸
化度を、還元率が11〜25%の中間予備還元鉱石を同高予
備還元側の流動層において予備還元率が30%以上の目標
の値まで還元した時に必要とされるガス利用率の分だけ
還元ガスの酸化度が上昇しても、Fe−FeOx還元系におけ
る平衝ガス酸化度以下例えば900℃のとき35%以下とす
ることが可能である。
低予備還元側の流動層の出口ガスの酸化度がFeOx−Fe3O
4の還元系における平衝ガス酸化度をこえるとき、中間
予備還元系鉱石の還元率は11%以下であり、このような
低還元率の中間予備還元系鉱石を2段目の高予備還元側
の流動層においてその出口ガス酸化度がFe−FeOx還元系
における平衝ガス酸化度以下で予備還元率が30%以上の
目標の値まで還元することは不可能である。溶融還元炉
に供給される予備還元鉱石の還元率が30%以下となる
と、石炭原単位は溶融還元炉での二次燃焼率を高くしな
いと上昇する。
4の還元系における平衝ガス酸化度をこえるとき、中間
予備還元系鉱石の還元率は11%以下であり、このような
低還元率の中間予備還元系鉱石を2段目の高予備還元側
の流動層においてその出口ガス酸化度がFe−FeOx還元系
における平衝ガス酸化度以下で予備還元率が30%以上の
目標の値まで還元することは不可能である。溶融還元炉
に供給される予備還元鉱石の還元率が30%以下となる
と、石炭原単位は溶融還元炉での二次燃焼率を高くしな
いと上昇する。
低予備還元側の流動層の出口ガスの酸化度がFe−FeOx還
元系における平衝ガス酸化度以下ということは予備還元
プロセスでのガス利用率が低いことを意味し、予備還元
鉱石の還元率を30%以上とするためには、還元ガスの循
環が必須となり関連設備の設置が不可欠となり設備費の
上昇が避けられない。
元系における平衝ガス酸化度以下ということは予備還元
プロセスでのガス利用率が低いことを意味し、予備還元
鉱石の還元率を30%以上とするためには、還元ガスの循
環が必須となり関連設備の設置が不可欠となり設備費の
上昇が避けられない。
このようにして、予備還元プロセスから排出されるガス
の酸化度すなわち1段目の低予備還元側の流動層の出口
ガス酸化度は、溶融還元炉に供給する予備還元鉱石が30
%以上の高予備還元率となることを確保しつつ、Fe−Fe
Ox還元系における平衝ガス酸化度を越えることが可能と
なり予備還元プロセス全体でのガス利用率を高めること
ができるので、溶融還元炉において適当な二次燃焼率を
設定すれば設備費の上昇と生産効率の低下を回避しつつ
高炉による製鉄法程度あるいはそれ以下の石炭原単位が
可能である。
の酸化度すなわち1段目の低予備還元側の流動層の出口
ガス酸化度は、溶融還元炉に供給する予備還元鉱石が30
%以上の高予備還元率となることを確保しつつ、Fe−Fe
Ox還元系における平衝ガス酸化度を越えることが可能と
なり予備還元プロセス全体でのガス利用率を高めること
ができるので、溶融還元炉において適当な二次燃焼率を
設定すれば設備費の上昇と生産効率の低下を回避しつつ
高炉による製鉄法程度あるいはそれ以下の石炭原単位が
可能である。
第1図は本発明の方法を実施するための溶融還元プロセ
スを示す。
スを示す。
同図を参照して、本発明の溶融還元方法は粉鉱石の予備
還元プロセス1と溶融還元プロセスとからなる。
還元プロセス1と溶融還元プロセスとからなる。
粉鉱石の予備還元プロセス1は流動層2段からなり、1
段目の低予備還元側流動層2と2段目の高予備還元側流
動層3とからなる。この低予備還元側流動層2と高予備
還元側流動層3は、低予備還元側流動層2に供給され溶
融還元炉4に到る太線で示された原料鉱石の流れと、溶
融還元炉4のガス出口付近で改質され、各流動層2,3
を経て排出される細線で示す還元ガスの流れとが直列且
つ向流するように配置されている。
段目の低予備還元側流動層2と2段目の高予備還元側流
動層3とからなる。この低予備還元側流動層2と高予備
還元側流動層3は、低予備還元側流動層2に供給され溶
融還元炉4に到る太線で示された原料鉱石の流れと、溶
融還元炉4のガス出口付近で改質され、各流動層2,3
を経て排出される細線で示す還元ガスの流れとが直列且
つ向流するように配置されている。
低予備還元側流動層2に供給される原料鉱石5は、同低
予備還元側流動層2において初期還元され、中間予備還
元鉱石6として高予備還元側流動層3に供給され、さら
に同高予備還元側流動層3において少なくとも30%に還
元された予備還元鉱石7として溶融還元炉4に連続して
供給される鉱石の流れとなる。この予備還元鉱石7は、
チャーのような炭素材、精練材および酸素ガス8と共に
溶融還元炉4に供給され、最終的に100%還元された溶
融鉄を形成する。
予備還元側流動層2において初期還元され、中間予備還
元鉱石6として高予備還元側流動層3に供給され、さら
に同高予備還元側流動層3において少なくとも30%に還
元された予備還元鉱石7として溶融還元炉4に連続して
供給される鉱石の流れとなる。この予備還元鉱石7は、
チャーのような炭素材、精練材および酸素ガス8と共に
溶融還元炉4に供給され、最終的に100%還元された溶
融鉄を形成する。
この溶融還元プロセスで生成された溶融還元炉4の出口
ガス9は、ガス改質装置10を経て還元ガス11を形成し、
高予備還元側流動層3に供給される。この還元ガス11
は、高予備還元側流動層3内に供給される中間予備還元
鉱石6を目標とする30%以上の還元率まで還元する。さ
らに、高予備還元側流動層3より排出される中間還元ガ
ス12は低予備還元側流動層2に供給され、出発原料鉱石
5を11〜25%の還元率まで還元したのち、予備還元プロ
セス1からの排ガス13として排出する。
ガス9は、ガス改質装置10を経て還元ガス11を形成し、
高予備還元側流動層3に供給される。この還元ガス11
は、高予備還元側流動層3内に供給される中間予備還元
鉱石6を目標とする30%以上の還元率まで還元する。さ
らに、高予備還元側流動層3より排出される中間還元ガ
ス12は低予備還元側流動層2に供給され、出発原料鉱石
5を11〜25%の還元率まで還元したのち、予備還元プロ
セス1からの排ガス13として排出する。
上記、添付図に示すプロセスにおいて、溶融還元炉4に
おける二次燃焼率を35%に設定した。このとき、溶融還
元炉4からの出口ガス9の組成は、H2:10%、H2O:17
%、CO:54%、CO2:17%、N2:2%であって、その酸化度
は35%であった。この出口ガス9が溶融還元炉4から導
かれる煙道内にノズルによって微粉炭を吹き込む構造を
有するガス改質装置10を用いて、出口ガス9のガス組成
をH2:21%、H2O:10%、CO:56%、CO2:11%、N2:2%の組
成をもつ還元ガス11に改質し、その酸化度を21%に低下
せしめ、予備還元プロセス1に導入した。
おける二次燃焼率を35%に設定した。このとき、溶融還
元炉4からの出口ガス9の組成は、H2:10%、H2O:17
%、CO:54%、CO2:17%、N2:2%であって、その酸化度
は35%であった。この出口ガス9が溶融還元炉4から導
かれる煙道内にノズルによって微粉炭を吹き込む構造を
有するガス改質装置10を用いて、出口ガス9のガス組成
をH2:21%、H2O:10%、CO:56%、CO2:11%、N2:2%の組
成をもつ還元ガス11に改質し、その酸化度を21%に低下
せしめ、予備還元プロセス1に導入した。
原料鉱石5は、乾燥・予熱したのち低予備還元側流動層
2に装入した。
2に装入した。
低予備還元側流動層2から排出される中間予備還元鉱石
6の還元率を19%として同低予備還元側流動層2の排ガ
ス13の組成をFe−FeOx還元系における平衝ガス酸化度
より高く且つFeOx−Fe3O4の還元系における平衝ガス酸
化度より低い41%に設定し、且つ高予備還元側流動層3
の出側の中間還元ガス12の組成をFe−FeOx還元系におけ
る平衝ガス酸化度より低い33%で同高予備還元側流動層
3から排出される予備還元鉱石7の還元率を50%に設定
し、これをガス改質装置10によって制御した。
6の還元率を19%として同低予備還元側流動層2の排ガ
ス13の組成をFe−FeOx還元系における平衝ガス酸化度
より高く且つFeOx−Fe3O4の還元系における平衝ガス酸
化度より低い41%に設定し、且つ高予備還元側流動層3
の出側の中間還元ガス12の組成をFe−FeOx還元系におけ
る平衝ガス酸化度より低い33%で同高予備還元側流動層
3から排出される予備還元鉱石7の還元率を50%に設定
し、これをガス改質装置10によって制御した。
これによって、使用した一般炭の原単位は製造した溶鉄
1トン当たり850kgであって、略従来の高炉法と比較で
きる程度まで低下した。
1トン当たり850kgであって、略従来の高炉法と比較で
きる程度まで低下した。
本発明の溶融還元法によって以下の効果を奏することが
できる。
できる。
(1) 予備還元率30%以上で且つ高ガス利用率を得るこ
とが可能となり、溶融還元システム全体での石炭原単位
を低減し、且つ生産効率を高くすることができる。
とが可能となり、溶融還元システム全体での石炭原単位
を低減し、且つ生産効率を高くすることができる。
(2) 溶融還元炉の排ガスを比較的簡単な改質装置によ
って酸化度を下げるだけで、直列した流動層に導入され
るものであるので、ガス循環装置その他の巨大設備を必
要としない。
って酸化度を下げるだけで、直列した流動層に導入され
るものであるので、ガス循環装置その他の巨大設備を必
要としない。
第1図は本発明の溶融還元製鉄法のプロセスフローの実
施例を示す図である。 1:予備還元プロセス、2:低予備還元側流動層 3:高予備還元側流動層 4:溶融還元炉、5:原料鉱石 6:中間予備還元鉱石、7:予備還元鉱石 8:酸素ガス、9:溶融還元炉出口ガス 10:ガス改質装置 11:還元ガス 12:高予備還元側流動層出側の中間還元ガス 13:予備還元プロセス排ガス
施例を示す図である。 1:予備還元プロセス、2:低予備還元側流動層 3:高予備還元側流動層 4:溶融還元炉、5:原料鉱石 6:中間予備還元鉱石、7:予備還元鉱石 8:酸素ガス、9:溶融還元炉出口ガス 10:ガス改質装置 11:還元ガス 12:高予備還元側流動層出側の中間還元ガス 13:予備還元プロセス排ガス
Claims (1)
- 【請求項1】予備還元流動層2段が還元ガスの流れと供
給原料鉱石の流れとが向流かつ直列となるように配置さ
れた予備還元プロセスによって30%以上の還元率を有す
る予備還元鉱石を得、これを溶融還元炉にて溶融還元し
溶融鉄を得る溶融還元製鉄法において、前記予備還元プ
ロセスの直列且つ2段に配置された予備還元流動層の原
料鉱石供給側の1段目(低予備還元率側)の流動層の出
口ガス酸化度を鉄Fe−ウスタイトFeOxの還元平衡ガス酸
化度より高く且つウスタイトFeOx−マグネタイトFe3O4
の還元平衡ガス酸化度より低い値に維持し、また溶融還
元炉側の2段目(高予備還元率側)の流動層の入口ガス
酸化度を鉄Fe−ウスタイトFeOxの還元平衡ガス酸化度よ
り低い値に維持する予備還元プロセスを備えた溶融還元
製鉄法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26972289A JPH0637661B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 溶融還元製鉄法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26972289A JPH0637661B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 溶融還元製鉄法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03130314A JPH03130314A (ja) | 1991-06-04 |
| JPH0637661B2 true JPH0637661B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=17476255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26972289A Expired - Lifetime JPH0637661B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 溶融還元製鉄法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637661B2 (ja) |
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-
1989
- 1989-10-16 JP JP26972289A patent/JPH0637661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03130314A (ja) | 1991-06-04 |
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