JPH0637788Y2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH0637788Y2
JPH0637788Y2 JP1989094972U JP9497289U JPH0637788Y2 JP H0637788 Y2 JPH0637788 Y2 JP H0637788Y2 JP 1989094972 U JP1989094972 U JP 1989094972U JP 9497289 U JP9497289 U JP 9497289U JP H0637788 Y2 JPH0637788 Y2 JP H0637788Y2
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敏明 河合
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は湯沸し可能な電気貯湯容器に関するものであ
る。
(従来の技術) この種の電気貯湯容器は、コーヒーやお茶をたてるとい
った飲料用熱湯を貯湯するのに広く利用されている。
ところで電気貯湯容器は大半の場合水道水を収容し、こ
れを湯沸しした後所定温度に保温しておき、必要に応じ
その保温状態のままか、あるいは再沸騰させた後に注出
して使用に供している。
最初に湯沸しする初期沸騰やその後の保温中に沸騰させ
る再沸騰は液温を使用目的に適合させるほか、滅菌や臭
いの発散に役立つ。
実公昭63-40177号公報(従来例1)は、所定温度にまで
湯沸しした時点からの所定時間の加熱により、内容液を
液量等の影響なく一旦確実に沸騰させ、この後保温する
ようにしたものを開示している。このものによれば沸騰
による前記滅菌や臭いの発散が確実になされる。
しかし水道水に含まれていた塩素による塩素化合物、特
にトリハロメタンと言った有害物質はなお多く残存して
おり、これを十分に除去することが望まれる。
特公昭63-45811号公報(従来例2)は、上記温度を検出
した通電制御により、実公昭52-57470号公報(従来例
3)は所定温度にまで湯沸した時点からの所定時間の加
熱によりそれぞれ内容器を確実かつ一定時間沸騰させ、
この後保温するようにしたものを開示している。
これらのものによれば、沸騰の持続によりトリハロメタ
ン等も発散させやすくなる。
また従来例2は保温中にスイッチ操作によって内容液を
再沸騰させられるようにした点も開示している。これに
よって沸騰した高温の内容液を注出できるとともに、沸
騰による滅菌やカルキ除去の機会の増大が図れる。
一方特開昭63-171519号公報(従来例4)は、内容液を
一旦沸騰させた後、沸騰を所定時間持続させるのに代え
て、湯の蒸発量をできるだけ少なくしてかつ精度の高い
制御により沸点に近い温度で保温するようにしたものを
開示している。このものによれば、内容液の蒸発が少な
くカルキ除去を行うことができる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来例1のものは、内容液を確実に沸騰させる
だけであるから、カルキ除去を十分に行うことはできな
い。
また従来例4のものは、保温に切り換わった後も比較的
内外時間経たないとカルキ除去が十分に行われないので
不便である。
従来例2、3のものは、内容液の沸騰を一時時間持続さ
せるだけであるから、地域の違い等で水質のよい内容液
や、用途およびユーザーによってカルキ除去が不要な場
合にも常時カルキ除去を行うことになり、沸騰を持続す
る時間や電力、内容液の蒸発による消失が無駄になる。
これを解消するのに必要な時に、必要なだけのカルキ除
去を行うようにすることも考えられる。
しかし、内容液を沸騰させる都度これらの操作を行うの
では不便である。
また、内容液を低温状態から沸騰させる初期沸騰と、保
温中の内容液を沸騰させる再沸騰との動作状態がある場
合、沸騰動作回数が倍加するのでさらに不便である。特
にカルキ除去を実行するための操作キーを別個に設けて
いるため、その構成が複雑化し、かつ操作も煩雑になり
勝ちである。
そこで本考案は、カルキ除去を行うかどうかはその時々
で比較的頻繁に変わるが、カルキ除去を行うとなると、
どの程度行うかは、特定の地域の特定のユーザーにとっ
て特別な理由がない限り余り変わらないことに着目し、
このような使用に便利でかつ構成も簡略化し、操作勝手
の良好な前記従来のような問題を解消することができる
電気貯湯容器を提供することを課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような課題を達成するために、内容液を
加熱するヒータと、内容液を沸騰させる初期沸騰、沸騰
後の内容液を保温する保温、保温中の内容液を沸騰させ
る再沸騰の各動作状態に前記ヒータを通電制御する通電
制御手段とを備えた電気貯湯容器において、 前記沸騰を所定時間持続させるカルキ除去モード設定手
段と、初期沸騰および再沸騰時にカルキ除去設定手段に
よりカルキ除去モードが設定されているときのみ、カル
キ除去モードを実行させるカルキ抜き制御手段とを備
え、器体前面に表示パネルを設けて、この表示パネルに
カルキ除去表示および沸騰表示の各表示と沸騰キーを設
け、この沸騰キーの操作の都度、沸騰表示、カルキ除去
表示とそれぞれ順次単独に表示して所定時間以上継続し
た表示に対応したモードにて実行される動作モード設定
手段を有したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の構成では、通電制御手段によるヒータの通電制
御によって、内容液を沸騰させる初期沸騰、沸騰後の内
容液を保温する保温、保温中の内容液を再度沸騰させる
再沸騰の各動作を行うことができる。
初期沸騰および再沸騰の際に、カルキ除去設定手段によ
ってカルキ除去モードが設定されているときのみ、カル
キ除去制御手段が働いてカルキ除去モードを実行するの
で、その時々に応じてカルキ除去を行うことができ、沸
騰の持続による時間や通電、内容液の蒸発による消失が
無駄になることはない。
特に、沸騰キー1つを操作するだけで、この沸騰キーの
操作の都度、再沸騰表示およびカルキ除去表示とそれぞ
れ順次単独に表示し、かつこの表示に対応したモードに
て実行されるため、各モードを実行させる各モード毎の
複数の操作キーを必要とせず、単独の沸騰キーの操作の
みでカルキ除去モードも実行し得て、その構成が簡略化
される。この種電気貯湯容器の場合、有効な表示パネル
の面積が小さいため、上記操作キーの削減は、沸騰キー
の表示位置を有効に位置設定でき、それと相まって1つ
の沸騰キーの操作のみで、沸騰とカルキ除去の双方を兼
用し得て、使用勝手の良好なものとなる。
(実施例) 第1図に示すように、内容器2の底部下面にヒータ1を
取付け、これをマイクロコンピユータ(以下マイコンと
いう)66を含む回路91(第2図)によりヒータ駆動回路
92を介し湯沸し状態と保温状態とに通電制御して内容液
を適時に、また沸騰状態ないしは適温に加熱し、保温で
きるようにしてある。
内容器2は外装ケース3に収容保持され器体4を形成し
ている。内容器2の口部2aは外装ケース3の上端に合成
樹脂製の肩部材5によって連結され、肩部材5の後部鉤
型軸受9に軸6によって外蓋7が開閉および着脱自在に
枢着されている。外蓋7の下面には内容器2の口部2aに
施される内蓋8が取り付けられ、外蓋7と一体的に開閉
される。
外蓋7内には、外蓋7の上面押圧板10によって押動操作
されるベローズポンプ11が設けられ、内蓋8とベローズ
ポンプ底板12との間に設けられる給気通路13を通じて内
容器2内に加圧空気を送り込み、内容液を加圧するよう
になっている。給気通路13は分岐孔14を通じて外蓋7の
上面へ抜ける蒸気抜き通路15が設けられ、ヒータ1によ
る保温や沸騰の際に発生する蒸気を外部に逃がし内容器
2内が異常昇圧しないようになっている。
前記分岐孔14は、ベローズポンプ11の押圧操作に連動し
て下動される弁36によって、ベローズポンプ底板12の給
気口16と切換え閉塞され、内容液加圧時に加圧空気が蒸
気抜き通路15へ逃げたり、貯湯状態のとき蒸気がベロー
ズポンプ11内に侵入したりすることが起きないようにな
っている。
前記加圧される内容液を内容器2の外部上方へ案内する
導出路17が、基端を内容器2の底部に接続して設けら
れ、内容器2と底部で通じかつ上端が外部に開放されて
いることにより、内容器2内の内容液42が常時流入して
同一レベルに保つようになっている。導出路17の上端に
は合成樹脂製エルボ20を接続してある。このエルボ20は
肩部材5の嘴状に一側へ張り出した嘴状部5aの裏側に固
着した逆U字管23に接続している。逆U字管23はエルボ
20との接続部直ぐ上に転倒時止水弁25を内蔵しており、
逆U字管23の先端の下向き吐出口19はその前面側に下端
から内容器2の満水位置よりも上位にまで達するスリッ
ト26が形成されている。
器体4の嘴状部5aの下には、嘴状部5aを包囲する形のパ
イプカバー27が設けられ、嘴状部5aおよび器体4の外装
ケース3に嵌め付けてある。パイプカバー27の底部に
は、逆U字管23の吐出口19からの吐出液を大気への開放
状態で受け入れて下方へ流出させる注液ガイド管24を下
方から着脱自在に取付けてある。
この大気への開放状態での受入れには前記スリット26も
関係し、サイフォン、スプラッシュ現象および急激な注
出の場合の内容噴き出しを確実に防止する。注液ガイド
管24は、肩部材5の嘴状部5aの部分に着脱可能に嵌め付
けられ、吐出口19からの吐出液をやや大きな口径で無理
なく受け入れ、以後適宜に絞りながら静かに下方に流下
させる。
給気通路13には転倒時止水弁29が設けられている。
内容液の導出路17の立上がり部は液位検出部17bとし、
絶縁材料で形成してある。具体的にはガラスでもよいが
樹脂の方が誘電率がよく静電容量変化を得やすいし、液
面周囲の表面張力による盛り上がりが原因した液面レベ
ルの不特定性を押えることができる。液面検出部17bは
合成樹脂製の直状接続管17c、金属製曲管17a、合成樹脂
製エルボ17d、金属製接続口17eを介して内容器2の底部
に接続されている。
ここで液位検出部17bの外周にはアルミニウム箔41を巻
き付けて第1の電極とし、液位検出部17b内の内容液に
電気的につながる前記曲管17aを第2の電極とし、第1
の電極41と第2の電極17aに通じた液位検出部17b内の内
容液42とが、液位検出部17bの絶縁周壁を介して対峙し
た静電気容量センサ201をなし、その対峙領域の大き
さ、つまり内容液42の液位高さに応じた静電容量を得ら
れるようにしてある。
この液位に応じた静電容量の違いは、センサ201を第2
図で示すように制御回路91のマイコン66にA/D変換器202
を介して接続することで、マイコン66に入力するように
している。これによりマイコン66はその静電容量の違い
に応じた入力によって内容液の液位を判定し、その判定
に応じてマイコン66に表示回路Bを介して接続している
外部表示用のLED421、422…426を駆動し、液位を外部表
示するようにしてある。特に空炊き防止上給水が必要な
程度にまで液位が下がった時は給水表示LED80を点灯さ
せて給水を促すようにしてある。なお液位の判定には静
電容量と液位の関係を必要段階にテーブル化しておき、
このテーブルに基づいて判別するのが簡単である。LED4
21〜426、80のそれぞれは器体4前面の表示パネル43に
設けられている。
またパイプカバー27の前面には表示パネル203が設けら
れている。この操作パネル203にはカルキ除去、沸騰、
保温の各表示LED204、205、206およびタイマ表示LED207
〜209が設けられ、さらにタイマ設定キー210や沸騰キー
211も設けられている。
マイコン66には前記各LED421〜426のほか、80、204〜20
9も表示回路Bとして接続され、キー210、211もスイッ
チ操作部212としてマイコン66に接続されている。
一方ヒータ1は保温ヒータ1aを湯沸しヒータ1bとに分設
してヒータ駆動回路92に接続され、制御岐路91のリレー
RY1、RY2によって制御するようにしてある。このためリ
レーRY1,RY2の接点R-1、R-2がヒータ1a、1bに図の如く
接続されている。リレーRY1、RY2はマイコン66からの信
号でオン、オフされるトランジスタTR1、TR2によってオ
ン、オフされる。リレーRY1のオンによりリレー接点R-1
がオンして保温ヒータ1aをオンし、リレーRY2のオンに
よりリレー接点R-2がオンして沸騰しヒータ1bをオンす
る。そして両ヒータ1a、1b双方同時通電制御することに
より内容液を沸騰まで湯沸しすることができ、保温ヒー
タ1aのみを通電制御することにより内容液を沸騰前の所
定温度を保つように加熱して保温することができるよう
になっている。
湯沸し状態の通電は温度センサ68(第1図、第3図)が
検知している内容液温度が保持温度よりも低く湯沸しが
必要な温度である場合と、保温状態において沸騰キー21
1がオンされたときに行われ、温度センサ68が沸騰温度
を検知したとき保温状態に戻される。
保温状態の通電は温度センサ68が所定の保温温度以下を
検知している間保温ヒータ1aを通電し所定保温温度を検
知したとき保温ヒータ1aの通電を停止する。これら制御
のための温度センサ68もA/D変換回路202を介しマイコン
66に接続されている。
さらにマイコン66の制御では、操作パネル203において
沸騰キー211がオンされる都度保温LED表示206、沸騰LED
表示205、カルキ除去のLED表示204がそれぞれ順次単独
に点灯して表示されていき、この表示が所定時間以上継
続したLEDの表示に対応したモードにて動作モード設定
手段が実行される。しかし沸騰キー211が再度操作され
ると前記同様にして動作モードの設定を変更することが
できる。
また操作パネル203においてタイマキー210がオンされる
都度、タイマ表示LEDが順次ロータリ式に点灯されてい
き、最終に点灯されたLED表示に対応する時間がタイマ
設定される。このタイマ設定時間は例えば使用者が外出
したり、就寝したりしている間に自動的に湯沸し動作を
開始し、設定時間経過後ちょうど沸騰を終えた内容液が
得られるようにするものである。
これを達成するためマイコン66では、センサ201からの
液量情報、あるいは室温、あるいは内容液を加熱しある
いは加熱をとめたときの昇温特性あるいは降温特性と言
った情報を活用し、現に入っている内容液を設定時間ち
ょうどに沸騰を終わらせようとしたらどれ位い前から加
熱を開始する必要があるかの演算を行う。この演算にも
あらかじめ作成したテーブルを利用するとよい。
以上内容液の加熱制御について第4図のサブルーチンを
参照し具体的に説明する。
まず沸騰キー211によってカルキ除去が選択されたかど
うか判別し(ステップ#1)、選択されていなければ内
容液が80℃未満か、沸騰キー211によって沸騰が選択さ
れている場合(ステップ#2、#3)だけステップ#5
に移行して沸騰動作が行われる。ステップ#1でカルキ
除去が選択されているとカルキ除去Fが“1"にセットさ
れた後(ステップ#4)、ステップ#5での沸騰動作が
行われる。
ステップ#6で沸騰終了が判別されるとステップ#7に
移行し、カルキ除去Fが“1"かどうか判別する。ステッ
プ#2または#3から沸騰動作に入った場合カルキ除去
Fが“1"でないのでステップ#8に移行し沸騰終了動作
とブザーBZによる沸騰の報知とが行われた後、保温動作
に切換わる。ここでステップ#2からの沸騰動作は給水
または水の補給による初期沸騰にあたるが、ステップ#
3からの沸騰動作は沸騰を経た保温動作からのもので再
沸騰に当たる。これらの場合の内容液の温度変化を示せ
ば第4A図(a)に示すとおりである。
ステップ#7でカルキ除去Fが“1"であるとステップ#
10に移行して3分間沸騰が継続される。したがって第4A
図の(b)に示すように沸騰継続状態が設定時間分だけ
得られ、その間内容液中の塩素化合物等の発散を促進す
ることができる。いわゆるカルキ除去効果を発揮する。
3分間の沸騰継続が終わるとステップ#11でカルキ除去
Fが“0"にリセットされステップ#8に戻る。
なお前記カルキ除去動作モードで沸騰継続中に内容液か
ら発散する塩素化合物等は内容器2の上部空間内にこも
りやすく、内蓋8の内面等に付着したり内容液42中に還
元されたりするきらいがある。
そこで第1図、第2図に仮想線で示すような電磁ポンプ
Pを設け、逆止弁CVを介し内容器2の上部空間に空気を
吹き込むようにすると、前記こもり勝ちな発散物を蒸気
抜き通路15通じ外部分へ積極的に追い出すことができ
る。
これを内容液が各種モードで沸騰された後に行う場合に
ついて第5図のフローチャートを参照して説明する。本
図のフローチャートは第3図のステップ#8以下に代替
えするものであり、ステップ#8aで沸騰動作を終了した
後、電磁ポンプPを所定時間の間オンする(ステップ#
9a、#10a)。これによって内容液が沸騰され終わる都
度電磁ポンプPが所定時間動作し内容器2内の上部空間
に空気を吹き込み、発散物を外部に追い出す。
電磁ポンプPを所定時間動作させるとステップ#11aに
移行して電磁ポンプPをオフし、ステップ#12aで沸騰
終了を報知する。その後テップ#13aで保温動作モード
に切り換わる。なおポンプによる発散物の積極的な追い
出しを通常の沸騰動作と共に、あるいはそれに続いて行
うだけでもカルキ除去機能は発揮される。
またタイマ設定した場合の湯沸しに伴っても前記のよう
なカルキ除去動作を行うのがよく、この場合沸騰後にカ
ルキ除去動作を行っても目標時間内で達成されカルキ除
去動作のための遅延は生じない。
さらにカルキ除去動作は専用のキーを操作すればいつで
も行えるようにすることもできる。
第6図、第7図は蓋7内の蒸気逃がし通路15を三方に形
成した場合を示している。本実施例のように蒸気逃がし
通路15を多くすると内容器2の上部空間にこもり勝ちな
発散物を外部に逃がしやすくなる。蒸気逃がし通路15を
多くする代わりに広く形成する事も同様の効果を奏す
る。ところで何れの場合も保温時の放熱が大きくなる傾
向を示すが、沸騰時や沸騰後の一定時間の間以外のとき
蒸気逃がし通路15の一部を閉じておくようにすると放熱
の問題は解消される。蒸気逃がし通路15の開閉は形状記
憶合金を用いたり電磁弁等によって自動的に行うことが
できる。
第8図は表示パネル203に設けた再沸騰のための沸騰キ
ー211の1つを操作することで、この沸騰キー211の操作
の都度、保温表示、再沸騰表示及びカルキ除去表示とそ
れぞれ順次単独に表示し、保温、再沸騰、カルキ除去の
各動作をロータリ式に切換えながら所定時間以上継続し
た表示に対応したモードにて実行出来るようにした場合
を示している。図に示す加熱制御サブルーチンのフロー
チャートに基づき説明すると、給水や補給によって内容
液が保温温度である80℃を下まわっていると、それがス
テップ#21で判別される。これによって沸騰動作モード
が実行され(ステップ#22)、内容液が沸騰まで加熱さ
れる。沸騰の終了が判別されると(ステップ#23)保温
動作に移行する(ステップ#28)。この保温中に沸騰キ
ー211がオンされるとステップ#22に戻り再度沸騰動作
モードが実行される。いわゆる再沸騰動作である。沸騰
動作モードの実行状態で沸騰キー211がオンされるとそ
れがステップ#24で検出され、ステップ#25のカルキ除
去動作モードが実行される。しかしカルキ除去動作モー
ドの終了が検出されないまま、つまりカルキ除去動作モ
ードの実行途中で沸騰キー211がオンされると(ステッ
プ#27)、保温モードに戻る。(ステップ#28)。
以上、必要に応じて沸騰を一定時間持続することにより
カルキ除去を行うことができる。
しかし、必要なときに必要な時間だけ沸騰を持続してカ
ルキ除去を行うほどの利点はない。
第9図は、これを単純な構成及び制御により可能にして
いる。なお、第1図〜第3図に示す構成を利用するもの
で、これについては説明を省略する。また第6図、第7
図に示す構成を採用することもできる。
以下第9図に示す具体的な制御についてのみ説明する。
具体的には、カルキ除去動作を2つのモードで実行出来
るようにした場合を示している。これによって各地方で
の水質の違いや用途、使用者の好みに併せて適当な程度
にカルキ除去処理することができる。これを図に示す加
熱制御サブルーチンのフローチャートに基づき説明すれ
ば、なず内容液が80℃以上か、沸騰キー211がオンされ
ていないと(ステップ#30a、#30b)、そのままステッ
プ#37aに移行して保温動作が行われるが内容液が80℃
未満か沸騰キー211がオンされるているとステップ#31
に移行する。ここではカルキ除去1または2の何れかが
選択されているか、あるいは何れも選択されていないか
が判別される(ステップ#31)。何れも選択されていな
ければそのままステップ#34に移行するが、カルキ除去
1が選択されているとカルキ除去1F“1"にセットしてか
ら(ステップ#32)またカルキ除去2が選択されている
とカルキ除去2Fを“1"にセットしてからステップ#34に
移行する。
ステップ#3では沸騰動作が行われる。沸騰の終了が判
別されると(ステップ#35)、次のステップ#36でカル
キ除去フラグ1Fまたは2Fがあるかどうか判別される。何
れもなければステップ#37に移行して沸騰終了動作と沸
騰の報知とが行われる。いわゆる通常の沸騰である。
ステップ#36でカルキ除去1Fまたは2Fが“1"であるとス
テップ#38に移行し、何れのフラグが“1"であるか判別
される。カルキ除去1Fが“1"であれば3分経過するまで
沸騰動作が継続されて(ステップ#39、#40)、3分間
のカルキ除去動作を行って後カルキ除去1Fを“0"にリセ
ットしステップ#37に戻る。またステップ#38でカルキ
除去2Fが“1"であれば5分経過するまで沸騰動作が継続
されて(ステップ#42、#43)、5分間のカルキ除去動
作を行って後カルキ除去2Fを“0"にリセットしてステッ
プ#37に戻る。
第9A図はこのようなカルキ除去1および2の各モードで
の内容液の温度変化の状態を示している。
第10図、第11図はカルキ除去動作時間を自由に設定でき
るようにした場合を示している。ここでは設定可能な最
大時間を10分としてる。
第10図に示すように操作パネル203部としては再沸騰の
ための再沸騰キー211のほかカルキ除去のモードとその
時間設定を行うカルキ除去キー311が設けられ、7セグ
ネント式の設定時間表示部312も設けられている。カル
キ除去の時間設定はカルキ除去キー311が押されている
間、表示部312の表示が1分から10分までロータリ式に
アップし、キー311を離すとそのときの表示が停止しこ
の停止時間が所定時間以上となることで表示されている
時間がカルキ除去動作時間として設定される。
以下第11図のカルキ時間サブルーチンのフローチャート
に基づいて説明すると、まずカルキ除去キー311がオン
したがどうか判別される(ステップ#51)。キー311が
オンされているとカルキ除去時間Tの表示およびせって
い行われ(ステップ#52)、次のステップ#53で再沸騰
キー211がオンされればステップ#51に戻ってそれまで
操作をキヤンセルするが、そうでなければステップ#54
に移行しカルキ除去Fを“1"にセットしてカルキ動作の
モード設定を行い、沸騰動作に移る(ステップ#55)。
ステップ#51でキー311がオンされていなければそのま
まリターンしてカルキ除去サブルーチンから抜ける。
ステップ#56で沸騰終了が判別されると、ステップ#57
でカルキ除去Fが“1"かどうか判別される。ここで“1"
でなければリターンする。
カルキ除去Fが“1"であるとステップ#59、#60に移行
し設定時間Tが経過するまで沸騰が継続される。つまり
設定時間Tだけのカルキ除去動作が行われる。これが終
了するとカルキ除去Fを“0"にリセットすると共に保温
動作に移行して(ステップ#61、#62)リターンする。
この場合の内容液の温度変化を示せば第11A図の通りで
ある。
第12図、第13図は湯沸しと保温とに用いられる2つのビ
ータを巧みに利用し、沸騰時高速での立ち上がりを確保
しながらカルキ除去のための沸騰の継続を必要最小限の
熱量により達成するようにしている。
これにより蓋7の樹脂部分への熱影響が過度にならない
ようにすることができる。
具体的には、ヒータ駆動回路92において、第12図に示す
ように保温ヒータ1aを60W、湯沸しヒータ1bを740Wとし
ている。
そして沸騰動作を両ヒータ1a、1bを利用した800Wの状態
で加熱し、カルキ除去動作の沸騰継続を湯沸しヒータ1b
のみによる740Wの状態へ加熱するようにしている。保温
動作では保温ヒータ1aのみによる60Wの状態で加熱す
る。
これを第13図に示す加熱制御サブルーチンのフローチャ
ートに基づいて説明する。
内容液が80℃未満であるか再沸騰キー21がオンされるか
によって(ステップ#71、#72)、保温、湯沸しヒータ
1a、1bをオンし、800Wでの加熱を行う。これにより内容
液温度は高速で立ち上がりが短時間に沸騰に到る。これ
が判別されると(ステップ#74)、次のステップ#75で
カルキ除去キー311がオンされているかどうか判別す
る。オンされていなければそのままステップ#79に移行
し保温ヒータ1aのみによる60W加熱に切り換わり、保温
動作を行う。カルキ除去キー311がオンされているとカ
ルキ除去動作用のタイマを初期設定あるいは時間設定に
応じて、例えば3分にセットし(ステップ#76)、続く
ステップ#77、#78でタイマ終了まで保温ヒータ1aをオ
フし、湯沸しヒータ1bのみがオンした状態で740W加熱を
行う。これにより3分間のカルキ除去動作が行われ、こ
れが終了するとステップ#79の保温動作に移る。
このカルキ除去動作の場合の内容液温度の変化を示せば
第13A図の通りである。
(考案の効果) 本考案の構成では、通電制御手段によるヒータの通電制
御によって、内容液を沸騰させる初期沸騰、沸騰後の内
容液を保温する保温、保温中の内容液を再度沸騰させる
再沸騰の各動作を行うことができる。
初期沸騰および再沸騰の際に、カルキ除去設定手段によ
ってカルキ除去モードが設定されているときのみ、カル
キ除去制御手段が働いてカルキ除去モードを実行するの
で、その時々に応じてカルキ除去を行うことができ、沸
騰の持続による時間や通電、内容液の蒸発による消失が
無駄になることはない。
特に、沸騰キー1つを操作するだけで、この沸騰キーの
操作の都度、再沸騰表示およびカルキ除去表示とそれぞ
れ順次単独に表示し、かつこの表示に対応したモードに
て実行されるため、各モード実行させる各モード毎の複
数の操作キーを必要とせず、単独の沸騰キーの操作のみ
でカルキ除去モードも実行し得て、その構成が簡略化さ
れる。この種電気貯湯容器の場合、有効な表示パネルの
面積が小さいため、上記操作キーの削減は、沸騰キーの
表示位置を有効に位置設定でき、それと相まって1つの
沸騰キーの操作のみで、沸騰とカルキ除去の双方を兼用
し得て、使用勝手の良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断面図、第2図は制御回路図、第3図は操作
パネルの斜視図、第4図は各モードでの加熱制御サブル
ーチンのフローチャート、第4A図面は通常沸騰の場合と
カルキ除去の場合との内容液の温度変化を示すグラフ、
第5図は変形例の加熱制御サブルーチンの一部のフロー
チャート、第6図、第7図は一部の斜視図および全体の
平面図、第8図は加熱制御サブルーチンのフローチャー
ト、第9図は加熱制御サブルーチンのフローチャート、
第9A図はカルキ除去1及び2の各モードでの内容液の温
度変化を示すグラフ、第10図は操作パネルの斜視図、第
11図はカルキ除去サブルーチンのフローチャート、第11
A図はカルキ除去モードでの内容液の温度変化を示すグ
ラフ、第12図は一部の制御回路図、第13図は加熱制御サ
ブルーチンのフローチャート、第13A図はカルキ除去モ
ードでの内容液の温度変化と、各加熱状態でのヒータW
を示すグラフである。 1a……保温ヒータ 1b……湯沸しヒータ 2……内容器 4……器体 7……外蓋 66……マイコン 68……温度センサ 91……制御回路 203……操作パネル 204……カルキ除去表示 205……沸騰表示 211……沸騰キー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容液を加熱するヒータと、内容液を沸騰
    させる初期沸騰、沸騰後の内容液を保温する保温、保温
    中の内容液を沸騰させる再沸騰の各動作状態に前記ヒー
    タを通電制御する通電制御手段とを備えた電気貯湯容器
    において、 前記沸騰を所定時間持続させるカルキ除去モード設定手
    段と、初期沸騰および再沸騰時にカルキ除去設定手段に
    よりカルキ除去モードが設定されているときのみ、カル
    キ除去モードを実行させるカルキ抜き制御手段とを備
    え、器体前面に表示パネルを設けて、この表示パネルに
    カルキ除去表示および沸騰表示の各表示と沸騰キーを設
    け、この沸騰キーの操作の都度、沸騰表示、カルキ除去
    表示とそれぞれ順次単独に表示して所定時間以上継続し
    た表示に対応したモードにて実行される動作モード設定
    手段を有したことを特徴とする電気貯湯容器。
JP1989094972U 1989-08-10 1989-08-10 電気貯湯容器 Expired - Lifetime JPH0637788Y2 (ja)

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JPS547427Y2 (ja) * 1975-10-24 1979-04-06
JPS6345811A (ja) * 1986-08-13 1988-02-26 関西日本電気株式会社 固体電解コンデンサの製造方法
JPS6340177U (ja) * 1986-09-01 1988-03-15
JPS63171519A (ja) * 1987-01-09 1988-07-15 株式会社東芝 沸騰形電気ポツト

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