JPH0638140B2 - カメラの閃光照明警告制御装置 - Google Patents
カメラの閃光照明警告制御装置Info
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- JPH0638140B2 JPH0638140B2 JP58179044A JP17904483A JPH0638140B2 JP H0638140 B2 JPH0638140 B2 JP H0638140B2 JP 58179044 A JP58179044 A JP 58179044A JP 17904483 A JP17904483 A JP 17904483A JP H0638140 B2 JPH0638140 B2 JP H0638140B2
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- film
- distance
- output
- dimming
- dimmable
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、発光光量を制御可能な閃光器を有効に使用す
るためのカメラにおける閃光照明警告制御装置に関す
る。
るためのカメラにおける閃光照明警告制御装置に関す
る。
一般にオートストロボ装置と称されている自動調光式閃
光装置は、カメラのシャッタ動作に同期して発光する放
電灯の光によって被写体を照射し、その被写体からの反
射光を受光素子で受光し、その受光素子の光電出力を積
分してその積分値が所定の値(すなわち適正露光量)に
達した時に、その発光を停止させるように構成されてい
る。この受光素子の光電出力は、被写体の反射率に比例
し、被写体までの距離の自乗に反比例する。また、その
適正露光量は使用されるフイルムのフイルム感度に基づ
いて定められる。
光装置は、カメラのシャッタ動作に同期して発光する放
電灯の光によって被写体を照射し、その被写体からの反
射光を受光素子で受光し、その受光素子の光電出力を積
分してその積分値が所定の値(すなわち適正露光量)に
達した時に、その発光を停止させるように構成されてい
る。この受光素子の光電出力は、被写体の反射率に比例
し、被写体までの距離の自乗に反比例する。また、その
適正露光量は使用されるフイルムのフイルム感度に基づ
いて定められる。
一方、標準的な被写体の反射率は3%乃至90%と言わ
れているが、一般のフイルムはこの反射率の範囲を十分
カバーし得るラチチュードを有している。従って、使用
されるフイルムの感度に基づく露光量より、絞りなどを
セットする際の露出値(EV値)にしてネガフイルムに
おいて+1段乃至+3段オーバーな露出または−1段ア
ンダーな露出を与えても、実際に出来上る写真では適正
露光がなされたものとほぼ同等の写真が得られる。ま
た、カラーリバーサルフイルムにおいては、±0.5段ま
では露光誤差があつても実際の写真では良好な結果を期
待できる。このような、フイルムの種類によって異なる
ラチチュードに基づいて良好な写真結果が実質的に期待
できる露光域を、フイルム感度と共にコード化してフイ
ルムパトローネの外周の一部に設けたものが近年市販さ
れている。
れているが、一般のフイルムはこの反射率の範囲を十分
カバーし得るラチチュードを有している。従って、使用
されるフイルムの感度に基づく露光量より、絞りなどを
セットする際の露出値(EV値)にしてネガフイルムに
おいて+1段乃至+3段オーバーな露出または−1段ア
ンダーな露出を与えても、実際に出来上る写真では適正
露光がなされたものとほぼ同等の写真が得られる。ま
た、カラーリバーサルフイルムにおいては、±0.5段ま
では露光誤差があつても実際の写真では良好な結果を期
待できる。このような、フイルムの種類によって異なる
ラチチュードに基づいて良好な写真結果が実質的に期待
できる露光域を、フイルム感度と共にコード化してフイ
ルムパトローネの外周の一部に設けたものが近年市販さ
れている。
ところで、自動調光式閃光装置においては、受光素子の
光電出力が被写体までの距離の自乗に反比例するため、
同一の被写体を閃光照明により撮影する場合には、被写
体と放電灯との距離が短いと、放電灯の発光後直ちに発
光停止信号が出されることになる。しかしこの場合、回
路系の遅れ等により放電灯の発光が停止されるまでに
は、ある程度の時間を要する。この遅れ時間は、被写体
が近距離に在ると、必要とする照射時間に比して無視で
きない程に大きくなるので、フイルム面上に入射される
光量が適正露光量より大きく超過することになり、出来
上る写真は露出オーバーなものとなる傾向がある。
光電出力が被写体までの距離の自乗に反比例するため、
同一の被写体を閃光照明により撮影する場合には、被写
体と放電灯との距離が短いと、放電灯の発光後直ちに発
光停止信号が出されることになる。しかしこの場合、回
路系の遅れ等により放電灯の発光が停止されるまでに
は、ある程度の時間を要する。この遅れ時間は、被写体
が近距離に在ると、必要とする照射時間に比して無視で
きない程に大きくなるので、フイルム面上に入射される
光量が適正露光量より大きく超過することになり、出来
上る写真は露出オーバーなものとなる傾向がある。
また一方、自動調光閃光装置の発光を中断しないフル発
光時の最大発光量を実用的に表示する値としての最大ガ
イドナンバーとレンズ絞り値とから算出される被写体距
離より遠距離に被写体が在る場合には、発光停止信号が
出力されず、放電灯の発光はフル発光となるが、フイル
ム面に達する光は適正露光量より少なくなり、露出アン
ダーの写真が出来上る傾向がある。
光時の最大発光量を実用的に表示する値としての最大ガ
イドナンバーとレンズ絞り値とから算出される被写体距
離より遠距離に被写体が在る場合には、発光停止信号が
出力されず、放電灯の発光はフル発光となるが、フイル
ム面に達する光は適正露光量より少なくなり、露出アン
ダーの写真が出来上る傾向がある。
従つて、従来装置において上記の露出オーバーや露出ア
ンダーとなる欠点を解決する一つの手段として、レンズ
鏡筒の距離調節環によってセットされる被写体距離情報
から閃光照明による適正露光が得られるか否かを判断
し、その適否を表示するものが知られている。しかし
乍、この公知手段は、フイルム感度に基づいて表示され
た閃光装置のガイドナンバーを基準として適正露光の適
否を判定するものであって、フイルムの種類によって異
なるラチチュードに基づく露光域を判定基準に設定して
いるものでは無い。従って、上記手段によって否と判定
表示されても、一概に露光の不適正な写真が得られると
は限らない。しかも、否と判定された場合に、その露光
誤差が表示され無いので、その判定を無視して撮影を行
う場合には、不適正露出の写真が出来上る危険がある。
また、上記の公知手段に従って撮影すれば、不適正露出
の写真が出来上る恐れは無いが、実際に良好な写真が得
られる判定基準の幅が狭いので、閃光装置の使用範囲が
挟められ、場合によってはシャッタチャンスを逃す恐れ
が有る。
ンダーとなる欠点を解決する一つの手段として、レンズ
鏡筒の距離調節環によってセットされる被写体距離情報
から閃光照明による適正露光が得られるか否かを判断
し、その適否を表示するものが知られている。しかし
乍、この公知手段は、フイルム感度に基づいて表示され
た閃光装置のガイドナンバーを基準として適正露光の適
否を判定するものであって、フイルムの種類によって異
なるラチチュードに基づく露光域を判定基準に設定して
いるものでは無い。従って、上記手段によって否と判定
表示されても、一概に露光の不適正な写真が得られると
は限らない。しかも、否と判定された場合に、その露光
誤差が表示され無いので、その判定を無視して撮影を行
う場合には、不適正露出の写真が出来上る危険がある。
また、上記の公知手段に従って撮影すれば、不適正露出
の写真が出来上る恐れは無いが、実際に良好な写真が得
られる判定基準の幅が狭いので、閃光装置の使用範囲が
挟められ、場合によってはシャッタチャンスを逃す恐れ
が有る。
本発明は、上記従来装置の欠点を解決し、閃光装置の調
光可能距離範囲をカメラに装填されるフイルムの露光域
に応じて自動的に定め、設定される被写体距離が、その
調光可能距離範囲外にあるときは警告がなされるような
カメラの閃光照明警告制御装置を提供することを目的と
する。
光可能距離範囲をカメラに装填されるフイルムの露光域
に応じて自動的に定め、設定される被写体距離が、その
調光可能距離範囲外にあるときは警告がなされるような
カメラの閃光照明警告制御装置を提供することを目的と
する。
上記の目的を達成するために、本発明は、フイルム装填
の際に、フイルムパトローネに設けられたフイルム情報
コードから検知されるフイルム感度値とフイルムのラチ
チュードに対応する露光域とを出力するフイルム情報検
出手段と、カメラに使用される調光可能な閃光装置の最
大および最小ガイドナンバーと前記の露光域と設定され
る絞り値とから、調光最大距離から調光最小距離までの
調光可能距離範囲を算出する演算手段とを設けると共
に、設定される被写体距離がその演算手段によって算出
される調光可能距離範囲内にあるか否かを判定し且つそ
の被写体距離が調光可能距離範囲の外にあるときは警告
信号を出力する判定手段を設け、警告手段を介して設定
された被写体距離がその調光可能距離範囲内に無いとき
は警告する如く構成することを技術的要点とするもので
ある。
の際に、フイルムパトローネに設けられたフイルム情報
コードから検知されるフイルム感度値とフイルムのラチ
チュードに対応する露光域とを出力するフイルム情報検
出手段と、カメラに使用される調光可能な閃光装置の最
大および最小ガイドナンバーと前記の露光域と設定され
る絞り値とから、調光最大距離から調光最小距離までの
調光可能距離範囲を算出する演算手段とを設けると共
に、設定される被写体距離がその演算手段によって算出
される調光可能距離範囲内にあるか否かを判定し且つそ
の被写体距離が調光可能距離範囲の外にあるときは警告
信号を出力する判定手段を設け、警告手段を介して設定
された被写体距離がその調光可能距離範囲内に無いとき
は警告する如く構成することを技術的要点とするもので
ある。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を詳しく説
明する。
明する。
第1図は、本発明の実施例に使用される公知のフイルム
情報を備えたフイルムパトローネの斜視図で、フイルム
パトローネ1の外周の一部には、そのフイルムパトロー
ネ1内に収容されるフイルム2のフイルム感度、ラチチ
ュードの幅を表わす露光域、標準撮影枚数等のフイルム
情報を電気的な導通か不導通かによって表わすコードパ
ターン3が設けられている。
情報を備えたフイルムパトローネの斜視図で、フイルム
パトローネ1の外周の一部には、そのフイルムパトロー
ネ1内に収容されるフイルム2のフイルム感度、ラチチ
ュードの幅を表わす露光域、標準撮影枚数等のフイルム
情報を電気的な導通か不導通かによって表わすコードパ
ターン3が設けられている。
第2図は、第1図のコードパターン3を有するフイルム
パトローネ1を収容する本発明の実施例を示すカメラの
フイルム収容部を示す斜視図で、発光停止手段を持つ専
用の閃光装置を外付けまたは内蔵したカメラ本体4のパ
トローネ収容室5には、フイルムパトローネ1のコード
パターン3に接触導通して、フイルム情報を読み取るた
めの複数の電気的接点6が設けられている。この接点6
は、フイルムパトローネ1がパトローネ収容室5に装着
されたとき、複数の接点6のうちのどの接点にコードパ
ターン3を介して電流が流れるかによって各種のフイル
ム情報を読み取ることができるように構成されている。
パトローネ1を収容する本発明の実施例を示すカメラの
フイルム収容部を示す斜視図で、発光停止手段を持つ専
用の閃光装置を外付けまたは内蔵したカメラ本体4のパ
トローネ収容室5には、フイルムパトローネ1のコード
パターン3に接触導通して、フイルム情報を読み取るた
めの複数の電気的接点6が設けられている。この接点6
は、フイルムパトローネ1がパトローネ収容室5に装着
されたとき、複数の接点6のうちのどの接点にコードパ
ターン3を介して電流が流れるかによって各種のフイル
ム情報を読み取ることができるように構成されている。
第3図は、本発明の実施例を示すブロツク図で、中央処
理装置(以下「CPU」と略称する。)10は、RAM
およびROMから成る記憶手段10Aと演算手段10B
および判定手段10Cを含み、バス11を介してデータ
を入出力する如く構成されている。図示されない撮影レ
ンズの絞り情報は、絞り値出力装置12からバス11に
出力される。また、第2図の接点6によつて検知された
フイルム情報のうち、フイルム感度情報と露光域情報と
は、それぞれ、フイルム感度出力装置13、露光域出力
装置14からバス11に出力される。さらにまた、距離
調節環や距離計測装置(自動のものを含む)などによつ
てセットされる被写体距離は距離出力装置15からバス
11に出力される。
理装置(以下「CPU」と略称する。)10は、RAM
およびROMから成る記憶手段10Aと演算手段10B
および判定手段10Cを含み、バス11を介してデータ
を入出力する如く構成されている。図示されない撮影レ
ンズの絞り情報は、絞り値出力装置12からバス11に
出力される。また、第2図の接点6によつて検知された
フイルム情報のうち、フイルム感度情報と露光域情報と
は、それぞれ、フイルム感度出力装置13、露光域出力
装置14からバス11に出力される。さらにまた、距離
調節環や距離計測装置(自動のものを含む)などによつ
てセットされる被写体距離は距離出力装置15からバス
11に出力される。
これ等の出力装置のうち、絞り値出力装置12、フイル
ム感度出力装置13および露光域出力装置14からバス
11に出力された絞り値Av、フイルム感度値Svおよ
び露光域△Svは、それぞれCPU10に入力され、R
AMに記憶された後、あらかじめROMに記憶設定され
た、閃光装置16の最大発光量を表わす最大ガイドナン
バーGNmaxと調光可能な最小発光量を表わす最小ガイ
ドナンバーGNminと共にCPU10の演算手段10B
により調光最大距離Dmaxと調光最小距離Dminとが算出
される。さらに、距離出力装置15からバス11に出力
された被写体距離Dは、CPU10に入力されてRAM
に記憶された後CPU10の判定手段10Cによって調
光最大距離Dmaxおよび調光最小距離Dminと比較され、
もし被写体距離Dがこの調光距離DmaxとDminとの間の
調光可能距離範囲の外にあるときは、その判定手段10
Cから警告信号がバス11を介して警告表示装置17に
出力され、LED等の表示素子を点灯または点滅させる
如く構成されている。さらに、D>Dmaxと判定される
と最大ガイドナンバーGNmaxが、また、D<Dminと判
定されると最小ガイドナンバーGNmaxがバス11を介
してデータラッチ回路18にデコードされて判定手段1
0Cから出力される。
ム感度出力装置13および露光域出力装置14からバス
11に出力された絞り値Av、フイルム感度値Svおよ
び露光域△Svは、それぞれCPU10に入力され、R
AMに記憶された後、あらかじめROMに記憶設定され
た、閃光装置16の最大発光量を表わす最大ガイドナン
バーGNmaxと調光可能な最小発光量を表わす最小ガイ
ドナンバーGNminと共にCPU10の演算手段10B
により調光最大距離Dmaxと調光最小距離Dminとが算出
される。さらに、距離出力装置15からバス11に出力
された被写体距離Dは、CPU10に入力されてRAM
に記憶された後CPU10の判定手段10Cによって調
光最大距離Dmaxおよび調光最小距離Dminと比較され、
もし被写体距離Dがこの調光距離DmaxとDminとの間の
調光可能距離範囲の外にあるときは、その判定手段10
Cから警告信号がバス11を介して警告表示装置17に
出力され、LED等の表示素子を点灯または点滅させる
如く構成されている。さらに、D>Dmaxと判定される
と最大ガイドナンバーGNmaxが、また、D<Dminと判
定されると最小ガイドナンバーGNmaxがバス11を介
してデータラッチ回路18にデコードされて判定手段1
0Cから出力される。
また、上記の被写体距離Dが上記の調光可能距離範囲
(調光最大距離Dmaxと調光最小距離Dminの間の範囲)
内にあるときは、判定手段10Cは、フイルム感度値S
vを基準として絞り値Avと被写体距離Dとから計算さ
れる調光ガイドナンバーをデコードして、バス11を介
してデータラッチ回路18に出力する如く構成されてい
る。このデータラッチ回路18は、判定手段10Cの判
定に従つて出力される調光ガイドナンバーまたは最大・
最小ガイドナンバーを、少なくとも閃光装置16の発光
開始から発光終了までの間中固定し、その固定された値
を比較器(デジタルコンパレーター)19に出力するよ
うに構成されている。
(調光最大距離Dmaxと調光最小距離Dminの間の範囲)
内にあるときは、判定手段10Cは、フイルム感度値S
vを基準として絞り値Avと被写体距離Dとから計算さ
れる調光ガイドナンバーをデコードして、バス11を介
してデータラッチ回路18に出力する如く構成されてい
る。このデータラッチ回路18は、判定手段10Cの判
定に従つて出力される調光ガイドナンバーまたは最大・
最小ガイドナンバーを、少なくとも閃光装置16の発光
開始から発光終了までの間中固定し、その固定された値
を比較器(デジタルコンパレーター)19に出力するよ
うに構成されている。
一方、閃光装置16は、カメラのシャッタに連動するX
接点20のONによるトリガー信号を入力すると、トリ
ガーパルスを閃光放電管21に送ると共に、発光開始用
制御素子SCR1のゲートに信号を送り、SCR1をON
させて発光が開始されるように構成されている。この制
御素子SCR1がONになると、そのカソードに放電電
流が流れ、ANDゲート22の一方の入力がHレベルと
なり、発振器23の出力がカウンター24に伝達され、
そのカウンタ24はカウントを開始する如く構成されて
いる。またそのカウンター24の出力は比較器19に入
力され、データラッチ回路18の出力と比較され、両者
の出力が一致したときに、比較器19はHレベルの信号
を発光停止用制御素子SCR2のゲートに送り、SCR2
をONさせることによって、発光開始用制御素子SCR
1をOFFさせ、閃光放電管21の発光を停止させる如
く構成されている。
接点20のONによるトリガー信号を入力すると、トリ
ガーパルスを閃光放電管21に送ると共に、発光開始用
制御素子SCR1のゲートに信号を送り、SCR1をON
させて発光が開始されるように構成されている。この制
御素子SCR1がONになると、そのカソードに放電電
流が流れ、ANDゲート22の一方の入力がHレベルと
なり、発振器23の出力がカウンター24に伝達され、
そのカウンタ24はカウントを開始する如く構成されて
いる。またそのカウンター24の出力は比較器19に入
力され、データラッチ回路18の出力と比較され、両者
の出力が一致したときに、比較器19はHレベルの信号
を発光停止用制御素子SCR2のゲートに送り、SCR2
をONさせることによって、発光開始用制御素子SCR
1をOFFさせ、閃光放電管21の発光を停止させる如
く構成されている。
次に、第2図および第3図の実施例の動作を第4図のフ
ローチヤートに従って説明する。まず、図示されない撮
影レンズの絞り環または自動絞り調節装置などによって
設定され、絞り値出力装置12から出力される絞り値A
vは、CPU10のRAMに入力され(ステップ10
1)、記憶される。次に、第2図に示す如く、フイルム
パトローネ1をカメラ本体4のパトローネ収容室5に挿
入し、フイルム装填を完了した後カメラの裏蓋を閉じる
と、フイルムパトローネ1のコードパターン3に接点6
が接触し、この接点により検知されてフイルム感度出力
装置13から出力されるフイルム感度値Svおよび露光
域出力装置14から出力される露光域△Svも、それぞ
れCPU10のRAMに入力(ステップ102,10
3)され、記憶される。
ローチヤートに従って説明する。まず、図示されない撮
影レンズの絞り環または自動絞り調節装置などによって
設定され、絞り値出力装置12から出力される絞り値A
vは、CPU10のRAMに入力され(ステップ10
1)、記憶される。次に、第2図に示す如く、フイルム
パトローネ1をカメラ本体4のパトローネ収容室5に挿
入し、フイルム装填を完了した後カメラの裏蓋を閉じる
と、フイルムパトローネ1のコードパターン3に接点6
が接触し、この接点により検知されてフイルム感度出力
装置13から出力されるフイルム感度値Svおよび露光
域出力装置14から出力される露光域△Svも、それぞ
れCPU10のRAMに入力(ステップ102,10
3)され、記憶される。
ここで、CPU10は、あらかじめROMに記憶設定さ
れている閃光装置の最大ガイドナンバーGNmaxと、調
光可能な最小ガイドナンバーGNminと、前述のRAM
に記憶されている絞り値Av、フイルム感度値Sv、フ
イルムの露光域△Sv等のフイルム情報とから、調光最
大距離Dmaxを算出(ステップ104)し、続いて調光
最小距離Dminが計算(ステップ105)される。例え
ば調光可能な閃光装置の最大ガイドナンバーGNmax
(通常の閃光器のガイドナンバーGNに相当する。)が
ISO100で、32,最小ガイドナンバーGNminが
8,カメラ側の絞り値AvがF=4であるとする。さら
に、フイルムの露光域△Svがオーバー側にEv値で2
段、アンダー側に1段であるとすると、良好な写真が撮
影可能な最大距離は、アンダー側の1段、すなわちISO
200のフイルムを使用したときと同じ値のガイドナン
バー に対応するものとなる。従って、最大距離Dmaxは、 Dmax=45÷4≒11〔m〕 となる。また、最小距離はオーバー側の2段、すなわち
ISO25のフイルムを使用したときと同じ値のガイド
ナンバー となる。従って、最小距離Dminは、 Dmin=4÷4=1〔m〕となる。
れている閃光装置の最大ガイドナンバーGNmaxと、調
光可能な最小ガイドナンバーGNminと、前述のRAM
に記憶されている絞り値Av、フイルム感度値Sv、フ
イルムの露光域△Sv等のフイルム情報とから、調光最
大距離Dmaxを算出(ステップ104)し、続いて調光
最小距離Dminが計算(ステップ105)される。例え
ば調光可能な閃光装置の最大ガイドナンバーGNmax
(通常の閃光器のガイドナンバーGNに相当する。)が
ISO100で、32,最小ガイドナンバーGNminが
8,カメラ側の絞り値AvがF=4であるとする。さら
に、フイルムの露光域△Svがオーバー側にEv値で2
段、アンダー側に1段であるとすると、良好な写真が撮
影可能な最大距離は、アンダー側の1段、すなわちISO
200のフイルムを使用したときと同じ値のガイドナン
バー に対応するものとなる。従って、最大距離Dmaxは、 Dmax=45÷4≒11〔m〕 となる。また、最小距離はオーバー側の2段、すなわち
ISO25のフイルムを使用したときと同じ値のガイド
ナンバー となる。従って、最小距離Dminは、 Dmin=4÷4=1〔m〕となる。
一方、距離出力装置15から出力される被写体距離D
は、CPU10のRAMに入力(ステップ106)さ
れ、一旦記憶された後、ステップ104および105に
て算出された調光最大距離Dmaxおよび調光最小距離Dm
inと判定手段10によって比較判定(ステップ107)
される。そして、この被写体距離DがDmaxより小さ
く、Dminより大きいときは、CPU10は、フイルム
感度Svを基準として絞り値Avと被写体距離Dとから
算出される調光ガイドナンバーをデコードしてデータラ
ッチ回路18にバス11を介して出力(ステップ10
8)する。またもし、被写体距離DがDmaxより大きい
か、またはDminより小さいときは、GNmaxまたはGNmin
をデータラッチ回路18に出力すると同時に、バス11
を介して警告信号を警告表示装置17に出力して、被写
体距離Dが調光可能距離範囲外にあり、適正露光が得ら
れないことを警告表示(ステップ109)する。
は、CPU10のRAMに入力(ステップ106)さ
れ、一旦記憶された後、ステップ104および105に
て算出された調光最大距離Dmaxおよび調光最小距離Dm
inと判定手段10によって比較判定(ステップ107)
される。そして、この被写体距離DがDmaxより小さ
く、Dminより大きいときは、CPU10は、フイルム
感度Svを基準として絞り値Avと被写体距離Dとから
算出される調光ガイドナンバーをデコードしてデータラ
ッチ回路18にバス11を介して出力(ステップ10
8)する。またもし、被写体距離DがDmaxより大きい
か、またはDminより小さいときは、GNmaxまたはGNmin
をデータラッチ回路18に出力すると同時に、バス11
を介して警告信号を警告表示装置17に出力して、被写
体距離Dが調光可能距離範囲外にあり、適正露光が得ら
れないことを警告表示(ステップ109)する。
次に、撮影者が警告表示装置17に警告表示(ステップ
109)がなされないことを確認した後、カメラのシャ
ッタをレリーズすると、そのシャッタに同期して、X接
点20がONとなり、閃光放電管21にトリガーパルス
が印加される。また、発光開始用制御素子SCR1もO
Nとなり、発光が開始される。このSCR1に閃光放電
管21を通して放電電流が流れると、SCR1のカソー
ドに接続されているANDゲート22の入力端子がHレ
ベルとなる。従って、カウンター24の入力には発振器
23の出力が入力される。このカウンター24の出力が
データラッチ回路18の出力と一致すると、比較器(デ
ジタルコンパレーター)19から発光停止用制御素子S
CR2のゲートに発光停止信号が出力され、SCR2をO
Nにさせる。従って、発光開始用制流素子SCR1はO
FF状態となり、閃光放電管21の発光が停止される。
以上のようにして、CPU10の調光ガイドナンバーに
応じた発光量が調整制御される。
109)がなされないことを確認した後、カメラのシャ
ッタをレリーズすると、そのシャッタに同期して、X接
点20がONとなり、閃光放電管21にトリガーパルス
が印加される。また、発光開始用制御素子SCR1もO
Nとなり、発光が開始される。このSCR1に閃光放電
管21を通して放電電流が流れると、SCR1のカソー
ドに接続されているANDゲート22の入力端子がHレ
ベルとなる。従って、カウンター24の入力には発振器
23の出力が入力される。このカウンター24の出力が
データラッチ回路18の出力と一致すると、比較器(デ
ジタルコンパレーター)19から発光停止用制御素子S
CR2のゲートに発光停止信号が出力され、SCR2をO
Nにさせる。従って、発光開始用制流素子SCR1はO
FF状態となり、閃光放電管21の発光が停止される。
以上のようにして、CPU10の調光ガイドナンバーに
応じた発光量が調整制御される。
ちなみに、調光可能距離範囲を従来公知の自動調光式閃
光装置を使用して調整制御するものとし、その閃光装置
の最大および最小ガイドナンバーを前述の例と同一のI
SO100でGNmax=32,GNmin=8とし、絞り値Av
がF=4であるとすると、従来の計算方法で調光範囲を
計算すれば、次の如くなる。すなわち、調光可能な最大
距離Dmaxは、Dmax=32÷4=8〔m〕となり本発明
の前述の実施例より3mだけ近くなる。また、調光可能
な最小距離Dminは、Dmin=8÷4=2〔m〕となり、
前述の実施例より1mだけ遠くなる。いまもし、被写体
距離Dが1.5mとすると、この従来の閃光装置によれ
ば、調光最小距離Dmin=2mより近距離に被写体距離
がセットされることになるので適正露光が得られないと
判定され、警告表示が出されることになる。従って従来
装置においては、調光可能と判定される範囲が狭いの
で、撮影範囲が狭められ、実際には可能な撮影を断念し
なければならない場合が生じる恐れが有る。
光装置を使用して調整制御するものとし、その閃光装置
の最大および最小ガイドナンバーを前述の例と同一のI
SO100でGNmax=32,GNmin=8とし、絞り値Av
がF=4であるとすると、従来の計算方法で調光範囲を
計算すれば、次の如くなる。すなわち、調光可能な最大
距離Dmaxは、Dmax=32÷4=8〔m〕となり本発明
の前述の実施例より3mだけ近くなる。また、調光可能
な最小距離Dminは、Dmin=8÷4=2〔m〕となり、
前述の実施例より1mだけ遠くなる。いまもし、被写体
距離Dが1.5mとすると、この従来の閃光装置によれ
ば、調光最小距離Dmin=2mより近距離に被写体距離
がセットされることになるので適正露光が得られないと
判定され、警告表示が出されることになる。従って従来
装置においては、調光可能と判定される範囲が狭いの
で、撮影範囲が狭められ、実際には可能な撮影を断念し
なければならない場合が生じる恐れが有る。
なお、第3図実施例においては、警告表示装置17を発
光ダイオードLEDの点滅によって表示するようにした
が、液晶その他エレクトロクロミツク素子のような電気
光学的表示素子で、記号、文字等にて表示するようにし
てもよい。また、音による警告装置でも差支えない。
光ダイオードLEDの点滅によって表示するようにした
が、液晶その他エレクトロクロミツク素子のような電気
光学的表示素子で、記号、文字等にて表示するようにし
てもよい。また、音による警告装置でも差支えない。
以上の如く本発明によれば、フイルム感度値のみの情報
だけで無く、露光域情報をも利用して、閃光装置の調光
可能範囲を算出するように構成したので、閃光装置の実
質的な調光撮影可能範囲を算出することが可能である。
だけで無く、露光域情報をも利用して、閃光装置の調光
可能範囲を算出するように構成したので、閃光装置の実
質的な調光撮影可能範囲を算出することが可能である。
また被写体距離がその実質的な調光可能距離範囲内に無
いときに警告信号を発するようにしたので、撮影者が混
乱することなく、信頼性の高い警告をなし得る利点が有
る。
いときに警告信号を発するようにしたので、撮影者が混
乱することなく、信頼性の高い警告をなし得る利点が有
る。
第1図はフイルム情報コードを有する公知のフイルムパ
トローネの斜視図、第2図は、本発明の実施例に使用さ
れるカメラのフイルム収容部の斜視図、第3図は本発明
の実施例を示すブロック図、第4図は第3図の実施例に
おける調光ガイドナンバーを出力するまでのフローチヤ
ートである。 〔主要部分の符号の説明〕 1……フイルムパトローネ,3……フィルム情報コー
ド, 6……接点(フィルム情検出手段) 13……フイルム感度値出力装置(フィルム情報検出手
段) 14……露光域出力装置(フィルム情検出手段) 10A……記憶手段、10B……演算手段、10 C……判定手段、12絞り値出力装置、15…… 距離出力装置、16……閃光装置、17……警告 表示装置(警告手段) 18……データラッチ回路(発光量制御手段) 19……比較器(発光量制御手段) 24……カウンター(発光量制御手段)
トローネの斜視図、第2図は、本発明の実施例に使用さ
れるカメラのフイルム収容部の斜視図、第3図は本発明
の実施例を示すブロック図、第4図は第3図の実施例に
おける調光ガイドナンバーを出力するまでのフローチヤ
ートである。 〔主要部分の符号の説明〕 1……フイルムパトローネ,3……フィルム情報コー
ド, 6……接点(フィルム情検出手段) 13……フイルム感度値出力装置(フィルム情報検出手
段) 14……露光域出力装置(フィルム情検出手段) 10A……記憶手段、10B……演算手段、10 C……判定手段、12絞り値出力装置、15…… 距離出力装置、16……閃光装置、17……警告 表示装置(警告手段) 18……データラッチ回路(発光量制御手段) 19……比較器(発光量制御手段) 24……カウンター(発光量制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】フィルム感度値と、フィルムのラチチュー
ドに対応する露光域とを含んだフィルム情報コードを有
するフィルムパトローネを使用し得るカメラにおいて、
前記フィルム情報コードから前記フィルム感度値と前記
露光域とを検知し出力するフィルム情報検出手段と;前
記カメラに使用可能な閃光装置の最大および最小ガイド
ナンバーと前記フィルム感度値と前記露光域と設定され
た絞り値とに基づいて、前記閃光装置が調光可能な調光
最大距離から調光最小距離までの調光可能距離範囲を算
出する演算手段と;設定された被写体距離が、前記演算
手段によって算出された前記調光可能距離範囲内にある
か否かを判定し、前記被写体距離が前記調光可能距離範
囲の外にあるときは警告信号を出力する判定手段と;前
記警告信号を受けると警告動作を行う警告手段とを有す
ることを特徴とするカメラの閃光照明警告制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58179044A JPH0638140B2 (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | カメラの閃光照明警告制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58179044A JPH0638140B2 (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | カメラの閃光照明警告制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070425A JPS6070425A (ja) | 1985-04-22 |
| JPH0638140B2 true JPH0638140B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=16059136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58179044A Expired - Lifetime JPH0638140B2 (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | カメラの閃光照明警告制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638140B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625840B2 (ja) * | 1986-01-13 | 1994-04-06 | 株式会社精工舎 | ストロボ撮影警告装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4317622A (en) * | 1980-06-16 | 1982-03-02 | Eastman Kodak Company | Exposure control apparatus for flash photography |
| JPS5798438U (ja) * | 1980-12-09 | 1982-06-17 | ||
| JPS57116930U (ja) * | 1981-11-26 | 1982-07-20 |
-
1983
- 1983-09-27 JP JP58179044A patent/JPH0638140B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6070425A (ja) | 1985-04-22 |
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