JPH063840Y2 - 流体荷役装置における警報装置 - Google Patents

流体荷役装置における警報装置

Info

Publication number
JPH063840Y2
JPH063840Y2 JP1986172374U JP17237486U JPH063840Y2 JP H063840 Y2 JPH063840 Y2 JP H063840Y2 JP 1986172374 U JP1986172374 U JP 1986172374U JP 17237486 U JP17237486 U JP 17237486U JP H063840 Y2 JPH063840 Y2 JP H063840Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tanker
seaverse
arm
arithmetic
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986172374U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6376700U (ja
Inventor
忠也 高橋
久夫 竹沢
陽俊 長谷川
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
Priority to JP1986172374U priority Critical patent/JPH063840Y2/ja
Publication of JPS6376700U publication Critical patent/JPS6376700U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH063840Y2 publication Critical patent/JPH063840Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばシーバースに係留した石油タンカか
ら石油を陸上の貯蔵タンクに荷揚げしたり、あるいは貯
蔵タンクから石油タンカに荷積みする際に、荷役中の石
油タンカ等の変動を補正して安全に荷役せしめるための
流体荷役装置における警報装置に関する。
〔従来の技術〕
上記のような場合に使用される流体荷役装置の一例とし
て、第8図に示すように、シーバースSに立設された立
上り管1に、油圧駆動のインボードシリンダ2によって
上下に、かつ水平シリンダ3によって左右にそれぞれ回
動させられるインボードアーム4を取り付け、このイン
ボードアーム4の先端に、油圧駆動のアウトボードシリ
ンダ5によって上下に回動させられるアウトボードアー
ム6を取り付け、また、上記各アーム4,6の平衡をカ
ウンターウェイト7によって保つようにした構造のもの
が知られている。
このような流体荷役装置によって荷役作業を行う際に
は、アウトボードアーム6の先端の連結管8を石油タン
カT上の荷役管9に接続して荷役作業を行うが、上記各
シリンダ2,3,5には、各シリンダ2,3,5から吐
出される圧油を各シリンダ2,3,5に循環させて各シ
リンダ2,3,5を自由作動状態とする圧油循環管路が
それぞれ設けられており、これによって、荷役時に石油
タンカTが揺動もしくは吃水を変化しても、あるいはシ
ーバースSに対して多少近付いたり遠ざかっても各アー
ム4,6が追従して荷役作業が進められるようになって
いる。
この際、石油タンカTの荷役管9が、流体荷役装置の先
端の可動範囲の中心に近い最適範囲に位置するように石
油タンカTを係留して荷役作業を行うが、石油タンカT
が強風あるいは波浪の影響を受けて流体荷役装置の安全
な可動範囲を越えて離れるような事態が生じた場合、ま
た火災等の突発事故が発生した場合にはシーバースS上
の流体荷役装置と石油タンカTを分離する必要がある。
そこでアウトボードアーム6とその先端の連結管8との
間に緊急切離し装置10を介在させ、緊急時には指令信
号により、第9図に示すように該緊急切離し装置10を
切り離して最悪の事態を回避できるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記の緊急切離し装置10を作動させると、
当該部分から多少の流体が流出して引火する危険がある
こと、また一旦作動すると復旧に手間と時間を要するこ
とから、緊急切離し装置10の作動の前に別の手段で安
全に保つことが望ましい。
そこで、石油タンカTを、荷役管9の位置が常に上記最
適範囲にあるように保って、強風や波浪によって移動し
ても流体荷役装置の安全可動範囲を越えにくいようにし
ておくことが考えられるが、従来は人がシーバースSの
構造物などを目安にして石油タンカTの位置を判定し
て、必要と判断したときに、係留用のウインチ等を作動
して位置制御をしており、人の勘に頼る作業であるので
充分な効果を得られなかった。
この考案は、タンカの位置を位置表示器に表示して最適
範囲にあるかどうかを常に正確に知って適切な措置等を
講じることができ、また緊急切離し装置を切り離す事態
が生じたような場合、タンカ側とシーバース側で相互に
連係して迅速かつ的確に対応することができる、流体荷
役装置における警報装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案は、シーバース
に立設された立上り管にインボードアームが回動自在に
接続され、該インボードアームにアウトボードアームが
回動自在に接続されるとともに、該アウトボードアーム
の自由端にシーバースに係留されたタンカの荷役管に接
続される接続部が設けられた流体荷役装置において、上
記各アームにそれらの姿勢を検出するセンサを付設し、
シーバースに、シーバース上の警報器と位置表示器及び
主無線送受信機に接続され、かつ上記センサからのデー
タをもとに上記接続部の位置を算出するとともにその算
出値を予め設定された最適範囲を示す設定値と比較し、
その結果をシーバース上の上記位置表示器に表示すると
ともに主無線送受信機から発信し、また上記算出値が上
記設定値をこえた場合に警報信号を設定して主無線送受
信機から発信する演算制御装置を設置し、また、荷役管
に接続部を接続されたタンカに、タンカ上の位置表示器
と副無線送受信機に接続され、かつ主無線送受信機から
発信された信号を副無線送受信機に受信してタンカ上の
上記位置表示器に表示するとともに、上記算出値が上記
設定値をこえた場合における主無線送受信機からの上記
信号を受信したことを演算制御装置に知らせる復命信号
を副無線送受信機から主無線送受信機に発信して、演算
制御装置に警報信号が設定されている場合に演算制御装
置を通じて警報器から警報を出させる中央信号処理部を
設置した構成とした。
〔作用〕
シーバースに係留されて荷役管を流体荷役装置の接続部
に接続されたタンカが波浪や風によって動くと、インボ
ードアームとアウトボードアームがタンカの動きに追従
して回動する。上記各アームに付設された各センサは各
アームの姿勢を検出してシーバースに設置された演算制
御装置に出力する。演算制御装置は、各センサから出力
された各検出信号(データ)に基づいて流体荷役装置の
接続部の位置を算出するとともにその算出値を予め設定
された最適範囲を示す設定値と比較し、その結果をシー
バース上の位置表示器に表示するとともに主無線送受信
機から発信する。また演算制御装置は、上記算出値が上
記設定値をこえた場合に警報信号を設定して主無線送受
信機から発信する。
上記タンカに設置された中央信号処理部は、主無線送受
信機から発信された信号を副無線送受信機に受信してタ
ンカ上の位置表示器に表示し、また上記算出値が上記設
定値をこえた場合における主無線送受信機からの上記信
号を受信したことを演算制御装置に知らせる復命信号を
副無線送受信機から主無線送受信機に発信して、演算制
御装置に警報信号が設定されている場合に演算制御装置
を通じて警報器から警報を出させる。
したがって、タンカ側に異常が伝えられたことがシーバ
ース側で確認され、またシーバース側で確認されたこと
がシーバース側の警報音でタンカ側で確認されることと
なり、タンカ側、シーバース側のいずれから流体荷役作
業が行われていても、相互に連係して迅速かつ的確に適
切な措置、またはその準備を講じることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第7図を参照
して説明する。
まず、流体荷役装置Aの全体構造を説明すると、図中2
0はシーバースS等に立設された立上り管である。この
立上り管20の上端にはインボードアーム21が中空水
平回動継手22を介して左右に、かつ中空垂直回動継手
23を介して上下にそれぞれ回動自在に取り付けられ、
このインボードアーム21の先端には、アウトボードア
ーム24が中空垂直回動継手25を介して上下に回動自
在に取り付けられている。さらに、上記インボードアー
ム21には、ピストンロッドを備えたピストンを内部に
挿入した油圧駆動のアウトボードシリンダ26が上下に
回動自在に取り付けられ、該ピストンロッドの先端が、
インボードアーム21にピン結合されたリンク27aの
先端と、アウトボードアーム24にピン結合されたリン
ク27bの先端とに同一の軸ピンにより回動自在に連結
されている。
そして、これらのリンク27a,27bがV形リンク機
構27を構成し、アウトボードシリンダ26が伸縮作動
されると、該V形リンク機構27を介してアウトボード
アーム24が上下に回動されるようになっている。ま
た、上記立上り管20とインボードアーム21との間に
は、上記V形リンク機構27と同様の構成のV形リンク
機構28を介してインボードアーム21を上下に回動さ
せる油圧駆動のインボードシリンダ29と、同様のV形
リンク機構(図示略)を介してインボードアーム21を
水平方向に回動させる油圧駆動の水平シリンダ31が配
設されている。さらに、インボードアーム21の根端部
には、主カウンターウエイト32を備えた平衡腕33が
設けられ、アウトボードアーム24の根端部には副カウ
ンターウエイト34を備えた平衡腕35が設けられてい
る。
また、アウトボードアーム24の先端には、緊急切離し
装置36が中空垂直回動継手37及び中空水平回動継手
37aを介して取り付けられている。この緊急切離し装
置36は、切離しシリンダ38によって切り離される切
離しカプラ39と、該切離しカプラ39を挟んで上下に
配設された一対のバタフライ弁等の遮断弁40a,40
b、及び制御部36aと油圧装置36bとからなるもの
で、上方の遮断弁40aは上記アウトボードアーム24
の先端の中空水平回動継手37aに接続管41を介して
接続され、下方遮断弁40bには、先端にタンカ側の荷
役管43と連結される接続部Pを備えたL字状の連結管
42が接続されている。また、遮断弁40a,40bに
は、緊急時に切離しカプラ39が作動する前にこれらを
リンク機構(図示略)によって連動させて閉止する遮断
シリンダ44が付設されている。
さらに、上記インボードアーム21とアウトボードアー
ム24にはアーム傾斜角度センサ50a,50bが、ま
た、立上り管20には旋回角度センサ50cがそれぞれ
設けられ、各センサ50a,50b,50cにより、イ
ンボードアーム21の鉛直線に対する傾斜角度θ、ア
ウトボードアーム24の鉛直線に対する傾斜角度θ
及びインボードアーム21の水平方向の旋回角度θ
検出されるようになっている。各センサ50a,50
b,50cは、10ビットのアブソリュートエンコーダ
に振子を取り付けた傾斜計(図示略)と、パラレル入力
部を介して該傾斜計に連絡されたパラレル/シリアル変
換部とから構成され、各傾斜計は衝撃吸収用のダンパオ
イルを内蔵している。上記センサ50a,50b,50
cは、シーバースSに設置された演算制御装置51にケ
ーブル等を介して接続されている。
この演算制御装置51は、上記センサ50a,50b,
50cからのデータをもとにアウトボードアーム24の
先端の接続部Pの位置を算出し、この算出値を予め設定
された最適範囲を示す設定値と比較して、その結果をシ
ーバースS上の位置表示用ディスプレイ(位置表示器)
52、あるいはモニター用ディスプレイ52aプリンタ
54、データ記憶装置55に送るとともに主無線送受信
機56から発信し、また上記算出値が上記設定値をこえ
た場合に警報信号を設定して主無線送受信機56から発
信するように構成されている。演算制御装置51は、音
声発生器(警報器)53と上記緊急切離し装置36の制
御部36aにも接続されている。
演算制御装置51は、その演算部(図示略)において各
センサ50a,50b,50cからのデータをもとに下
記の計算を行う。
=(Rsinθ+Rsinθ)×cosθ+Rsinθ+L
(1) Y=(Rsinθ+Rsinθ)×sinθ−Rcosθ
(2) Z=Rcosθ−Rcosθ−H
(3) 但し、ここで、立上り管20の頂部の垂直回動継手23
の回動中心を原点とし、水平面内でシーバースSの外壁
線l(第4図)に垂直な方向にX軸、水平面内でこれに
直交する方向にY軸、垂直方向にZ軸を設定し、インボ
ードアーム21の長さをR、アウトボードアームの長
さをR、接続部Pの垂直部と原点とのアーム21,2
4に直交する方向でのずれをR、連結管42の水平部
の長さをL、中空垂直回動継手37と連結管42の水平
部との距離をH、連結管42の先端の接続部Pの位置を
(X,Y,Z)としている(第4図及び第5図参
照)。
一方、タンカTには、上記主無線送受信機56とアンテ
ナ56a,57aを介して信号を授受する副無線送受信
機57が設けられ、この副無線送受信機57には、中央
信号処理部(CPU)58が接続され、さらにこの中央
信号シリンダ部58には、タンカTの操作室に設備され
た位置表示用ディスプレイ(位置表示器)59の制御部
59aと、操作パネル60のデジタル入力部60a、及
びデジタル出力部60bに接続されている。
中央信号処理部58は、主無線送受信機56から発信さ
れた信号を副無線送受信機57に受信してタンカT上の
上記位置表示器59に表示するとともに、上記算出値が
上記設定値をこえた場合における主無線送受信機56か
らの上記信号を受信したことを演算制御装置51に知ら
せる復命信号を副無線送受信機57から主無線送受信機
56に発信して、演算制御装置51に警報信号が設定さ
れている場合に演算制御装置51を通じて警報器53か
ら警報を出させる。
ところで、上記のように、演算制御装置51は、接続部
Pの位置の算出値が設定値をこえた場合に警報信号を設
定して主無線送受信機56から発信し、また中央信号処
理部58は、上記算出値が上記設定値をこえた場合にお
ける主無線送受信機56からの上記信号を受信したこと
を演算制御装置51に知らせる復命信号を副無線送受信
機57から主無線送受信機56に発信して、演算制御装
置51に警報信号が設定されている場合に演算制御装置
51を通じて警報器53から警報を出させる構成とされ
ているが、そのようにする理由は次の通りである。
すなわち、緊急切離し装置36を作動させて、荷役管4
3からアウトボードアーム24を切り離すには、サージ
圧力やウォーターハンマ現象等を生じさせないために、
例えば、荷役ポンプを停止させてから、遮断弁40a,
40bを閉じ、それから、切離しカプラ39を切り離す
必要がある。
このような作業を手際よく迅速かつ的確に行うために
は、シーバース側とタンカ側間で情報の伝達を密にし、
しかもその伝達を二重三重に確認して両者間で連係作業
を行わなければならない。
上記の構成とすると、次の(a),(b)をシーバース
側とタンカ側で確認することができ、連係作業がやり易
くなる。
(a)算出値が設定値をこえたことがタンカ側に伝えら
れたこと(シーバース側で確認)。
(b)上記(a)がシーバース側に伝えられたこと(タ
ンカ側で確認)。
その上、接続部Pの位置の算出値が設定値をこえシーバ
ース側で警報信号が設定されていないと警報が鳴ること
がないので、タンカ側からの誤送信で混乱を生じること
がない。
また、タンカTには係留装置(図示略)が設けられてお
り、これは、タンカT上の複数位置に設置されたウイン
チと、このウインチに巻き付けられ、他端をシーバース
Sに設置された複数の係留部材に固着された係留索とか
ら構成され、このウインチには係留索を適当な緊急状態
に保つとともに、前述のように強風や波浪の影響でタン
カT自体が動くときには係留索を放出する機構が備えら
れている。また、タンカの操作室には、これらのウイン
チの作動を発停する操作スイッチが設置され、ウインチ
の一つあるいは複数を作動してタンカTの係留位置を制
御することが可能になっている。
なお、第2図において、70は主制御装置であり、傾斜
角度センサ50a,50bと旋回角度センサ50c及
び、インボードシリンダ29、アウトボードシリンダ2
6及び水平シリンダ31に油圧を供給する油圧装置71
に連結されており、緊急切離し装置36が作動して流体
荷役装置AとタンカTが切り離された後に、上記センサ
50a,50b,50cの検出値に従って油圧装置71
を制御して各シリンダ26,29,31を駆動し、イン
ボードアーム21及びアウトボードアーム24をその位
置を制御しつつ(例えば、接続部Pが第2図に破線で示
す軌跡Oに沿って移動するように)、各中空継手22,
23,25の回りに回動させるように構成され、タンカ
Tなどとの接触事故を防ぐようになっている。
なお、シーバースS上の位置表示器52とタンカT上の
位置表示器59とは、実質的に変わるところがない。
次に、上記のようにな構成された流体荷役装置における
警報装置の作用について、主に、第6図及び第7図のフ
ロー図に基づいて説明する。タンカTの荷役管43に流
体荷役装置Aの連結管42の接続部Pを接続して、流体
の荷役が開始されると、各角度センサ50a,50b,
50cから、各アーム21,24の鉛直及び水平方向に
おける傾斜角度あるいは旋回角度の検出値θ,θ
θが、演算制御装置51に入力され、演算制御装置5
1は、これをもとに前記の式(1),(2),(3)に
従って、その時点の接続部Pの位置座標(X,Y
)を算出し(St1)、これをプリンタ54やデー
タ記憶装置56に送るとともに、表示用の信号に変換し
て、位置表示用ディスプレイ52、モニターディスプレ
イ52aにおいて人間がすぐ判断できるように表示させ
る。
また、演算制御装置51は、上記の算出値を、予め設定
された最適範囲を示す設定値と比較して(St2)、こ
の範囲を越えている場合には、警報信号が設定され(S
t3)、これらの算出データと、St3で設定された場
合の警報信号とは、主無線送受信機56から、アンテナ
56a,57aを介してタンカT上の副無線送受信機5
7に送られ(St4)、中央信号処理部58に入力され
処理される(St5)。
上記で主無線送受信機56から副無線送受信機57に送
られた位置の算出データはLCD制御部59aに送られ
て、位置表示用ディスプレイ59に表示される(St
6)。そして、タンカTの操作室では、人がこの位置表
示用ディスプレイ59を監視しつつ、最適範囲の中心か
らずれたときには手動で係留ウインチを操作するなどの
必要な処置をとる。
警報信号が副無線送受信機57に受信されると、中央信
号処理部58からは、信号が受信されたことをシーバー
スS側で確認するための復命信号が出力され、上記と逆
の経路で演算制御装置51に入力される。復命信号が演
算制御装置51に入力されると演算制御装置51から音
声発生器53に対して警報を発生する命令信号が出され
る(St8,St9)。
一方、中央信号処理部58においては、受信信号に警報
信号が含まれている場合には、デジタル出力部60bを
介して外部に警報を出力し、例えば流体荷役装置Aの移
送を一時中止するためにポンプの作動を停止するなどの
信号が出される(St10,St11)。
なお、一旦最適範囲を越えても、係留ウインチを操作し
てタンカTの位置を修正し、最適範囲内に戻ったときに
は、警報信号が解除され(St3′)、従って、音声発
生器53に対して警報を発信する信号も解除され(St
8)、中央信号処理部58においても同様である(St
10)。一方、タンカTの移動距離が大きく、そのまま
最適範囲のみでなく、安全可動範囲をも越えた場合に
は、制御部36aにより緊急切離し装置36の油圧装置
36bが作動して、切離しカプラ39が切り離され、流
体荷役装置AはタンカTと分離されて、主制御装置70
と油圧装置71によって接続部Pが適当な軌跡を描くよ
うにしてほぼ直立の位置に復帰される。
最適範囲の設定は、タンカTの大きさやシーバースSの
状況その他の条件を考慮して設定されているが、また、
その時の風速、風向、潮流などの気象条件をも考慮し
て、その都度設定することも可能になっている。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案は、シーバースに立設さ
れた立上り管にインボードアームが回動自在に接続さ
れ、該インボードアームにアウトボードアームが回動自
在に接続されるとともに、該アウトボードアームの自由
端にシーバースが係留されたタンカの荷役管に接続され
る接続部が設けられた流体荷役装置において、上記各ア
ームにそれらの姿勢を検出するセンサが付設され、シー
バースには、シーバース上の警報器と位置表示器及び主
無線送受信機に接続され、かつ上記センサからのデータ
をもとに上記接続部の位置を算出するとともにその算出
値を予め設定された最適範囲を示す設定値と比較し、そ
の結果をシーバース上の上記位置表示器に表示するとと
もに主無線送受信機から発信し、また上記算出値が上記
設定値をこえた場合に警報信号を設定して主無線送受信
機から発信する演算制御装置が設置され、また、荷役管
に接続部を接続されたタンカには、タンカ上の位置表示
器と副無線送受信機に接続され、かつ主無線送受信機か
ら発信された信号を副無線送受信機に受信してタンカ上
の上記位置表示器に表示するとともに、上記算出値が上
記設定値をこえた場合における主無線送受信機からの上
記信号を受信したことを演算制御装置に知らせる復命信
号を副無線送受信機から主無線送受信機に発信して、演
算制御装置に警報信号が設定されている場合に演算制御
装置を通じて警報器から警報を出させる中央信号処理部
が設置された構成とされているので、シーバース側で得
られた流体荷役装置の各アームのデータがタンカ側に伝
えられたことが、タンカ側の復命信号によってシーバー
ス側で確認され、またシーバース側で確認されたことが
シーバース側の警報音によってタンカ側で確認されるよ
うになる。このためタンカ側、シーバース側のいずれか
ら流体荷役作業が行われていても、タンカ側とシーバー
ス側で相互に連係して迅速かつ的確に適切な措置、また
はその準備を講じることができ、高い安全性及び信頼性
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の各部の構成と連係を示す
図、第2図は流体荷役装置の概略を示す図、第3図は制
御機構の構成を示す図、第4図及び第5図は算出方法を
示す略図、第6図はシーバース側の制御のフローを示す
図、第7図はタンカ側の制御のフローを示す図、第8図
は従来の流体荷役装置を示す図、第9図は従来例におい
て緊急切離し装置が作動した状態を示す図である。 20……立上り管 21……インボードアーム 24……アウトボードアーム 43……荷役管 50a,50b……アーム傾斜角度センサ 50c……旋回角度センサ 51……演算制御装置 56……主無線送受信機 57……副無線送受信機 A……流体荷役装置 T……タンカ S……シーバース P……接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−142780(JP,A) 特公 昭54−37396(JP,B2) 特公 昭59−38160(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーバース(S)に立設された立上り管
    (20)にインボードアーム(21)が回動自在に接続
    され、該インボードアームにアウトボードアーム(2
    4)が回動自在に接続されるとともに、該アウトボード
    アーム(24)の自由端にシーバース(S)に係留され
    たタンカ(T)の荷役管(43)に接続される接続部
    (P)が設けられた流体荷役装置において、上記各アー
    ム(21,24)にそれらの姿勢を検出するセンサ(5
    0a,50b,50c)が付設され、シーバース(S)
    には、シーバース(S)上の警報器(53)と位置表示
    器(52)及び主無線送受信機(56)に接続され、か
    つ上記センサ(50a,50b,50c)からのデータ
    をもとに上記接続部(P)の位置を算出するとともにそ
    の算出値を予め設定された最適範囲を示す設定値と比較
    し、その結果をシーバース(S)上の上記位置表示器
    (52)に表示するとともに主無線送受信機(56)か
    ら発信し、また上記算出値が上記設定値をこえた場合に
    警報信号を設定して主無線送受信機(56)から発信す
    る演算制御装置(51)が設置され、また、荷役管(4
    3)に接続部(P)を接続されたタンカ(T)には、タ
    ンカ(T)上の位置表示器(59)と副無線送受信機
    (57)に接続され、かつ主無線送受信機(56)から
    発信された信号を副無線送受信機(57)に受信してタ
    ンカ(T)上の上記位置表示器(59)に表示するとと
    もに、上記算出値が上記設定値をこえた場合における主
    無線送受信機(56)からの上記信号を受信したことを
    演算制御装置(51)に知らせる復命信号を副無線送受
    信機(57)から主無線送受信機(56)に発信して、
    演算制御装置(51)に警報信号が設定されている場合
    に演算制御装置(51)を通じて警報器(53)から警
    報を出させる中央信号処理部(58)が設置されたこと
    を特徴とする流体荷役装置における警報装置。
JP1986172374U 1986-11-10 1986-11-10 流体荷役装置における警報装置 Expired - Lifetime JPH063840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986172374U JPH063840Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10 流体荷役装置における警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986172374U JPH063840Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10 流体荷役装置における警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6376700U JPS6376700U (ja) 1988-05-21
JPH063840Y2 true JPH063840Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31108855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986172374U Expired - Lifetime JPH063840Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10 流体荷役装置における警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063840Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2931450B1 (fr) 2008-05-22 2010-12-17 Fmc Technologies Sa Dispositif de fourniture d'informations de positionnement d'une bride mobile de systeme de chargement marine
FR2931451B1 (fr) * 2008-05-22 2010-12-17 Fmc Technologies Sa Dispositif de commande pour systeme de chargement et/ou dechargement de fluides
JP5684792B2 (ja) * 2009-04-17 2015-03-18 エクセラレート・エナジー・リミテッド・パートナーシップ 波止場でのlngの船間移送

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437396A (en) * 1977-08-27 1979-03-19 Takara Nakajima Kk Automatic water supplying device
DE3071572D1 (en) * 1979-11-12 1986-05-28 Fmc Europe Process and apparatus for watching and controlling an articulated fluid-transfer arm for linking a ship to a platform in the sea

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6376700U (ja) 1988-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101532812B1 (ko) 해상에서의 유체 이송 시스템을 위한 제어 장치
CN202331093U (zh) 船舶停泊位置自动监控系统
US9004103B2 (en) Apparatus and method for offloading a hydrocarbon fluid
JP2004526081A (ja) 大型マニピュレータの屈曲マストの操作装置およびこの操作装置を備えた大型マニピュレータ
CN105966559A (zh) 一种具有波浪补偿功能的登靠装置及方法
KR102477539B1 (ko) 조선소의 크레인 충돌방지 시스템 및 방법
CN101780921B (zh) 一种浮吊起重作业工作姿态安全监测方法
CN108862056B (zh) 一种波浪补偿船用a型门架基座
US4220177A (en) Offshore loading system with articulated manifolds
JPH063840Y2 (ja) 流体荷役装置における警報装置
JP5068348B2 (ja) 船舶受渡し用流体荷役装置
US20140166156A1 (en) Offshore loading system
CN207433764U (zh) 一种船舶平衡装置
CN118928648A (zh) 一种基于a型架的可移动式无人艇收放运动补偿系统
CN111678039B (zh) 适用于船用装卸臂自动对接的电控系统
CN210488269U (zh) 一种深水浮式生产平台原油外输监测及靠泊辅助系统
AU2002348952B2 (en) Offshore fluid transfer system
CN215924376U (zh) 一种输油臂智能化控制系统
AU2002348952A1 (en) Offshore fluid transfer system
EP1389580A1 (en) Fluid transfer interface
CN111674511B (zh) 一种自稳式船舶舷梯系统及控制方法
CN110273356B (zh) 一种海上登靠步桥警示与监视系统
CN112357087A (zh) 一种水基灭火系留无人机
RU2162044C1 (ru) Устройство для передачи жидкого груза, преимущественно с морской стационарной платформы на танкер
JPH1135290A (ja) 旋回駆動式転向シーブ装置