JPH063852B2 - Mos増幅出力回路 - Google Patents
Mos増幅出力回路Info
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- JPH063852B2 JPH063852B2 JP60206417A JP20641785A JPH063852B2 JP H063852 B2 JPH063852 B2 JP H063852B2 JP 60206417 A JP60206417 A JP 60206417A JP 20641785 A JP20641785 A JP 20641785A JP H063852 B2 JPH063852 B2 JP H063852B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、MOSFET(絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタ)により構成された増幅出力回路に関するもの
で、アナログ増幅出力回路に利用して有効な技術に関す
るものである。
ンジスタ)により構成された増幅出力回路に関するもの
で、アナログ増幅出力回路に利用して有効な技術に関す
るものである。
MOSFETにより構成されたアナログ増幅出力回路と
して、第3図に示したような回路が、例えばエイイーイ
ーイー ジャーナル オブ ソリットステートサーキッ
ト(IEEE Journal of Solid-State Circuits)
Vol SC17 No.6(1982年12月)頁969〜頁982によ
って公知である。
して、第3図に示したような回路が、例えばエイイーイ
ーイー ジャーナル オブ ソリットステートサーキッ
ト(IEEE Journal of Solid-State Circuits)
Vol SC17 No.6(1982年12月)頁969〜頁982によ
って公知である。
差動増幅回路の出力は、そのままPチャンネル出力MO
SFETQ40を駆動する。上記差動増幅回路の出力
は、ソースフォロワ回路を構成するMOSFETQ38
によってレベルシフトされ、上記出力MOSFETQ4
0とコンプリメンタリプッシュプル形態にされたNチャ
ンネル出力MOSFETQ41を駆動するものである。
SFETQ40を駆動する。上記差動増幅回路の出力
は、ソースフォロワ回路を構成するMOSFETQ38
によってレベルシフトされ、上記出力MOSFETQ4
0とコンプリメンタリプッシュプル形態にされたNチャ
ンネル出力MOSFETQ41を駆動するものである。
この回路にあっては、差動増幅MOSFETQ34,Q
35のドレインに電流ミラー形態のアクティブ負荷回路
が設けられているので、両入力信号IN(−),(+)
が等しい無信号時に、両差動MOSFETQ34,Q3
5のドレイン電流が等しくなり、擬似的にMOSFET
Q37と出力MOSFETQ40とは電流ミラー回路と
同様な動作を行うので、比較的精度良くバアイス電流
(アイドリング電流)の設定を行うことができる。しか
しながら、比較的低抵抗値とされた直流負荷を駆動する
場合、その出力ダイナミックレンジが小さく制限される
という問題が生じる。この理由は、次の通りである。差
動MOSFETQ35のドレイン出力電圧の負方向の最
大値は、その増幅作用をする条件である差動MOSFE
TQ34,Q35の飽和領域の範囲でしか変化できない
ことより、差動MOSFETQ35のしきい値電圧によ
り制限され、正方向の最大値は、PチャンネルMOSF
ETQ37のしきい値電圧により制限される。このた
め、出力MOSFETQ40及びQ41に対する振り込
み電圧(駆動電圧)の不足によって上記出力ダイナミッ
クレンジが小さくなってしまう。すなわち、出力回路側
から見ると、出力MOSFETQ40とQ41のチャン
ネル導電率をそれぞれβ1とβ2(β1=β2)とし、
差動増幅部からの振り込み電圧をΔとし、出力MOSF
ETQ40,Q41のドレイン電流をIoとし、出力端
子OUTに接続される負荷抵抗RLとし、負荷抵抗RL
に発生する出力電圧VOUTは、次式(1)により表され
る。
35のドレインに電流ミラー形態のアクティブ負荷回路
が設けられているので、両入力信号IN(−),(+)
が等しい無信号時に、両差動MOSFETQ34,Q3
5のドレイン電流が等しくなり、擬似的にMOSFET
Q37と出力MOSFETQ40とは電流ミラー回路と
同様な動作を行うので、比較的精度良くバアイス電流
(アイドリング電流)の設定を行うことができる。しか
しながら、比較的低抵抗値とされた直流負荷を駆動する
場合、その出力ダイナミックレンジが小さく制限される
という問題が生じる。この理由は、次の通りである。差
動MOSFETQ35のドレイン出力電圧の負方向の最
大値は、その増幅作用をする条件である差動MOSFE
TQ34,Q35の飽和領域の範囲でしか変化できない
ことより、差動MOSFETQ35のしきい値電圧によ
り制限され、正方向の最大値は、PチャンネルMOSF
ETQ37のしきい値電圧により制限される。このた
め、出力MOSFETQ40及びQ41に対する振り込
み電圧(駆動電圧)の不足によって上記出力ダイナミッ
クレンジが小さくなってしまう。すなわち、出力回路側
から見ると、出力MOSFETQ40とQ41のチャン
ネル導電率をそれぞれβ1とβ2(β1=β2)とし、
差動増幅部からの振り込み電圧をΔとし、出力MOSF
ETQ40,Q41のドレイン電流をIoとし、出力端
子OUTに接続される負荷抵抗RLとし、負荷抵抗RL
に発生する出力電圧VOUTは、次式(1)により表され
る。
なお、式(1)から明かなように、出力電圧VOUTの振
幅を大きくするためには、上記抵抗RLの抵抗値が比較
的小さい場合、出力MOSFETQ40,Q41のサイ
ズ(β1,β2)を大きくし、大きな電流Ioを流すよ
うにすることも考えられるが、この場合には、素子サイ
ズの大型化と消費電流が増大してしまう。
幅を大きくするためには、上記抵抗RLの抵抗値が比較
的小さい場合、出力MOSFETQ40,Q41のサイ
ズ(β1,β2)を大きくし、大きな電流Ioを流すよ
うにすることも考えられるが、この場合には、素子サイ
ズの大型化と消費電流が増大してしまう。
この発明の目的は、比較的小さなサイズの出力MOSF
ETにより、大きな電流駆動能力を持つMOS増幅出力
回路を提供することにある。
ETにより、大きな電流駆動能力を持つMOS増幅出力
回路を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、第
1導電型の差動MOSFETのドレイン出力を、そのゲ
ート電極がソース及びドレインと逆導電型の不純物が導
入され、電流ミラー形態にされた第2導電型のMOSF
ETにより増幅して、出力MOSFETに供給する振り
込み電圧を大きくするものである。
を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、第
1導電型の差動MOSFETのドレイン出力を、そのゲ
ート電極がソース及びドレインと逆導電型の不純物が導
入され、電流ミラー形態にされた第2導電型のMOSF
ETにより増幅して、出力MOSFETに供給する振り
込み電圧を大きくするものである。
〔実施例〕 第1図には、この発明の一実施例の回路図が示されてい
る。同図の各回路素子は、公知のCMOS(相補型MO
S)集積回路の製造技術によって、1個の単結晶シリコ
ンのような半導体基板上において形成される。同図にお
いて、チャンネル部分に矢印が付加されたMOSFET
はPチャンネル型である。また、ゲート電極を厚くして
表現したMOSFETQ7,Q8等は、そのゲートにソ
ース,ドレインと逆導電型の不純物が導入されたMOS
FETである。例えば、MOSFETQ7,Q8は、ゲ
ート電極にN+型の不純物が導入されたPチャンネルM
OSFETである。
る。同図の各回路素子は、公知のCMOS(相補型MO
S)集積回路の製造技術によって、1個の単結晶シリコ
ンのような半導体基板上において形成される。同図にお
いて、チャンネル部分に矢印が付加されたMOSFET
はPチャンネル型である。また、ゲート電極を厚くして
表現したMOSFETQ7,Q8等は、そのゲートにソ
ース,ドレインと逆導電型の不純物が導入されたMOS
FETである。例えば、MOSFETQ7,Q8は、ゲ
ート電極にN+型の不純物が導入されたPチャンネルM
OSFETである。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶N型シリコン
からなる半導体基板に形成される。PチャンネルMOS
FETは、かかる半導体基板表面に形成されたソース領
域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間
の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形
成されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構
成される。NチャンネルMOSFETは、上記半導体基
板表面に形成されたP型ウェル領域に形成される。これ
によって、半導体基板は、その上に形成された複数のP
チャンネルMOSFETの共通の基板ゲートを構成す
る。P型ウェル領域は、その上に形成されたNチャンネ
ルMOSFETの基体ゲートを構成する。
からなる半導体基板に形成される。PチャンネルMOS
FETは、かかる半導体基板表面に形成されたソース領
域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間
の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形
成されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構
成される。NチャンネルMOSFETは、上記半導体基
板表面に形成されたP型ウェル領域に形成される。これ
によって、半導体基板は、その上に形成された複数のP
チャンネルMOSFETの共通の基板ゲートを構成す
る。P型ウェル領域は、その上に形成されたNチャンネ
ルMOSFETの基体ゲートを構成する。
Nチャンネル型の差動増幅MOSFETQ5,Q6のゲ
ートは、それぞれ入力端子(−),(+)に結合され
る。この差動増幅MOSFETQ5,Q6の共通ソース
と負の電圧端子−V(正の電源電圧からなる一電源方式
では、回路の接地電位)との間には、バイアス電流を流
すNチャンネルMOSFETQ12が設けられる。上記
差動増幅MOSFETQ5,Q6のドレインと正の電圧
端子+Vとの間には、ダイオード形態にされたPチャン
ルMOSFETQ3,Q4が負荷手段としてそれぞれ設
けられる。
ートは、それぞれ入力端子(−),(+)に結合され
る。この差動増幅MOSFETQ5,Q6の共通ソース
と負の電圧端子−V(正の電源電圧からなる一電源方式
では、回路の接地電位)との間には、バイアス電流を流
すNチャンネルMOSFETQ12が設けられる。上記
差動増幅MOSFETQ5,Q6のドレインと正の電圧
端子+Vとの間には、ダイオード形態にされたPチャン
ルMOSFETQ3,Q4が負荷手段としてそれぞれ設
けられる。
この実施例では、出力ダイナミックレンジを大きくする
ため、言い換えるならば、出力MOSFETQ1とQ2
に供給される振り込み電圧の振幅を大きくするため、上
記差動MOSFETQ5,Q6のドレイン出力は、次の
増幅回路により更に増幅される。
ため、言い換えるならば、出力MOSFETQ1とQ2
に供給される振り込み電圧の振幅を大きくするため、上
記差動MOSFETQ5,Q6のドレイン出力は、次の
増幅回路により更に増幅される。
PチャンネルMOSFETQ7とQ8は、そのゲート電
極にソース,ドレインとは逆導電型であるN+型の不純
物が導入されることによって、大きなしきい値電圧を持
つようにされる。これらのMOSFETQ7とQ8は、
電流ミラー形態に接続される。MOSFETQ7のソー
スは差動MOSFETQ5のドレインに結合され、MO
SFETQ8のソースは差動MOSFETQ6のドレイ
ンに結合される。これらのMOSFETQ7とQ8のド
レインには、定電流MOSFETQ11とQ13がそれ
ぞれ設けられる。
極にソース,ドレインとは逆導電型であるN+型の不純
物が導入されることによって、大きなしきい値電圧を持
つようにされる。これらのMOSFETQ7とQ8は、
電流ミラー形態に接続される。MOSFETQ7のソー
スは差動MOSFETQ5のドレインに結合され、MO
SFETQ8のソースは差動MOSFETQ6のドレイ
ンに結合される。これらのMOSFETQ7とQ8のド
レインには、定電流MOSFETQ11とQ13がそれ
ぞれ設けられる。
特に制限されないが、上記定電流MOSFETQ12に
は、2Ioのバイアス電流が流れ、MOSFETQ11
とQ13には、それぞれIoのバイアス電流が流れるよ
うに設定される。
は、2Ioのバイアス電流が流れ、MOSFETQ11
とQ13には、それぞれIoのバイアス電流が流れるよ
うに設定される。
この実施例の差動増幅部における出力電圧、言い換える
ならば、MOSFETQ8のドレイン出力電圧のうち、
正の最大値はMOSFETQ8の飽和条件より、そのし
きい値電圧−Vt8により決定される。MOSFETQ8
は、上述のようにそのゲート電極に、N+型の不純物が
導入されている。これにより、MOSFETQ8のしき
い値電圧Vt8は、P+型の不純物が導入されたPチャン
ネルMOSFETのしきい値電圧に比べて、約1.2V程
度大きな値を持つようにされる。これに応じて、上記ド
レイン出力電圧の正側への最大電圧を大きくできるもの
となる。また、そのソース電位が正の電源電圧+Vに対
して、低い電位にされることにより生じる基板効果によ
って、上記しきい値電圧Vt8が若干増大する。一方、差
動MOSFETQ5,Q6が形成されるウェル領域の電
位を負の電圧−Vとすることにより、同相入力電圧範囲
をほゞ正の電源電圧+Vまで拡大できる。MOSFET
Q8のドレイン出力における負側の最大値は、MOSF
ETQ13におけるソース,ドレイン間電圧(残り電
圧)をほゞ零とすると、ほゞ負の電源電圧−Vまでと大
きくできる。これにより、後述する出力MOSFETQ
1とQ2のゲートに供給される振り込み電圧(駆動電
圧)を大きくできるものである。すなわち、前記式(1)
における振り込み電圧Δを増大させることができるもの
である。
ならば、MOSFETQ8のドレイン出力電圧のうち、
正の最大値はMOSFETQ8の飽和条件より、そのし
きい値電圧−Vt8により決定される。MOSFETQ8
は、上述のようにそのゲート電極に、N+型の不純物が
導入されている。これにより、MOSFETQ8のしき
い値電圧Vt8は、P+型の不純物が導入されたPチャン
ネルMOSFETのしきい値電圧に比べて、約1.2V程
度大きな値を持つようにされる。これに応じて、上記ド
レイン出力電圧の正側への最大電圧を大きくできるもの
となる。また、そのソース電位が正の電源電圧+Vに対
して、低い電位にされることにより生じる基板効果によ
って、上記しきい値電圧Vt8が若干増大する。一方、差
動MOSFETQ5,Q6が形成されるウェル領域の電
位を負の電圧−Vとすることにより、同相入力電圧範囲
をほゞ正の電源電圧+Vまで拡大できる。MOSFET
Q8のドレイン出力における負側の最大値は、MOSF
ETQ13におけるソース,ドレイン間電圧(残り電
圧)をほゞ零とすると、ほゞ負の電源電圧−Vまでと大
きくできる。これにより、後述する出力MOSFETQ
1とQ2のゲートに供給される振り込み電圧(駆動電
圧)を大きくできるものである。すなわち、前記式(1)
における振り込み電圧Δを増大させることができるもの
である。
なお、上記増幅MOSFETQ7,Q8は、差動MOS
FETQ5,Q6のドレイン出力電圧をソースに受け
て、そのドレインから出力電圧を形成することより、ゲ
ート接地型の増幅MOSFETと類似の電圧増幅動作を
行うものとである。
FETQ5,Q6のドレイン出力電圧をソースに受け
て、そのドレインから出力電圧を形成することより、ゲ
ート接地型の増幅MOSFETと類似の電圧増幅動作を
行うものとである。
上記電流ミラー形態のMOSFETQ7,Q8のうち、
出力側とされるMOSFETQ8のドレイン電圧は、電
源電圧(+V、−V)のほゞ中点電圧に近いため、その
ままでは出力MOSFETQ1とQ2に大きな貫通電流
を流してしまう。そこで、MOSFETQ1とQ2にお
ける貫通電流を減少させるため、次のレベルシフト回路
が設けられる。MOSFETQ8のドレイン出力は、一
方において、上記MOSFETQ8と類似の構造のPチ
ャンネルMOSFETQ9と、そのソースに設けられた
Pチャンネル型の定電流MOSFETQ14からなるソ
ースフォロワ回路を介してPチャンネル型の出力MOS
FETQ1のゲートに伝えられる。上記MOSFETQ
8のドレイン出力は、他方において、NチャンネルMO
SFETQ10と、そのソースに設けられたNチャンネ
ル型の定電流MOSFETQ15からなるソースフォロ
ワ回路を介してNチャンネル型の出力MOSFETQ2
のゲートに伝えられる。
出力側とされるMOSFETQ8のドレイン電圧は、電
源電圧(+V、−V)のほゞ中点電圧に近いため、その
ままでは出力MOSFETQ1とQ2に大きな貫通電流
を流してしまう。そこで、MOSFETQ1とQ2にお
ける貫通電流を減少させるため、次のレベルシフト回路
が設けられる。MOSFETQ8のドレイン出力は、一
方において、上記MOSFETQ8と類似の構造のPチ
ャンネルMOSFETQ9と、そのソースに設けられた
Pチャンネル型の定電流MOSFETQ14からなるソ
ースフォロワ回路を介してPチャンネル型の出力MOS
FETQ1のゲートに伝えられる。上記MOSFETQ
8のドレイン出力は、他方において、NチャンネルMO
SFETQ10と、そのソースに設けられたNチャンネ
ル型の定電流MOSFETQ15からなるソースフォロ
ワ回路を介してNチャンネル型の出力MOSFETQ2
のゲートに伝えられる。
上記MOSFETQ9によりレベルシフトされた出力電
圧をVpとすると、このレベルシフト出力電圧Vpは次
式(2)により求められる。
圧をVpとすると、このレベルシフト出力電圧Vpは次
式(2)により求められる。
ここで、V1は、上記MOSFETQ8のドレイン出力
電圧であり、Vt9はMOSFETQ9のしきい値電圧、
IQ14は、MOSFETQ14により形成される定電
流、β9はMOSFETQ9のチャンネル導電率であ
る。
電圧であり、Vt9はMOSFETQ9のしきい値電圧、
IQ14は、MOSFETQ14により形成される定電
流、β9はMOSFETQ9のチャンネル導電率であ
る。
上記MOSFETQ10によりレベルシフトされた出力
電圧をVnとすると、このレベルシフト出力電圧Vnは
次式(3)により求められる。
電圧をVnとすると、このレベルシフト出力電圧Vnは
次式(3)により求められる。
ここで、Vt10はMOSFETQ10のしきい値電圧、
IQ15は、MOSFETQ15により形成される定電
流、β10はMOSFETQ10のチャンネル導電率で
ある。
IQ15は、MOSFETQ15により形成される定電
流、β10はMOSFETQ10のチャンネル導電率で
ある。
なお、上記MOSFETQ9とQ10にそれぞれ直列接
続されたNチャンネルMOSFETQ21とPチャンネ
ルMOSFETQ22は、後述するパワーダウン動作の
とき、言い換えるならば、増幅動作を行わないとき、そ
の制御信号のロウレベル、PDのハイレベルにより
共にオフ状態にされる。これにより、低消費電力化を図
るものである。
続されたNチャンネルMOSFETQ21とPチャンネ
ルMOSFETQ22は、後述するパワーダウン動作の
とき、言い換えるならば、増幅動作を行わないとき、そ
の制御信号のロウレベル、PDのハイレベルにより
共にオフ状態にされる。これにより、低消費電力化を図
るものである。
また、上記増幅MOSFETQ8のドレインと出力端子
OUTとの間には、位相補償回路としてのMOSFET
Q16,Q17、キャパシタC及びMOSFETQ1
8,Q19が設けられる。上記MOSFETのうち、P
チャンネルMOSFETQ17とQ19は、そのゲート
が定常的に負の電圧端子−Vに接続されることによっ
て、抵抗素子として作用し、NチャンネルMOSFET
Q16とQ18は、そのゲートが定常的に正の電圧端子
+Vに接続されることによって、抵抗素子として作用す
る。
OUTとの間には、位相補償回路としてのMOSFET
Q16,Q17、キャパシタC及びMOSFETQ1
8,Q19が設けられる。上記MOSFETのうち、P
チャンネルMOSFETQ17とQ19は、そのゲート
が定常的に負の電圧端子−Vに接続されることによっ
て、抵抗素子として作用し、NチャンネルMOSFET
Q16とQ18は、そのゲートが定常的に正の電圧端子
+Vに接続されることによって、抵抗素子として作用す
る。
また、出力の低オフセット電圧化のために、次のバイア
ス回路により形成されるバイアス電流に基づいて上記各
定電流MOSFETQ11〜Q15による定電流が形成
される。
ス回路により形成されるバイアス電流に基づいて上記各
定電流MOSFETQ11〜Q15による定電流が形成
される。
ここで、バイアス回路により形成されるバイアス電流を
Ibとし、定電流Io=α1・Ib、定電流IQ14=α
2・Ib、定電流IQ15=α3・Ibに設定し、無信号
時におけるPチャンネルMOSFETQ1とNチャンネ
ルMOSFETQ2に流れる電流をIpとInとする
と、これらの電流IpとInは、次のように表される。
Ibとし、定電流Io=α1・Ib、定電流IQ14=α
2・Ib、定電流IQ15=α3・Ibに設定し、無信号
時におけるPチャンネルMOSFETQ1とNチャンネ
ルMOSFETQ2に流れる電流をIpとInとする
と、これらの電流IpとInは、次のように表される。
オフセット電圧を零にするためには、上記電流IpとI
nを等しくすればよい。このための条件は、次式(6)に
より表される。
nを等しくすればよい。このための条件は、次式(6)に
より表される。
式(6)の右(下)辺を電源電圧、しきい値電圧に依存しな
い定数にできれば、オフセット零の条件は、電源電圧、
しきい値電圧に依存しないようにできる。そこで、バイ
アス回路を式(6)の右辺の形で構成するものである。
い定数にできれば、オフセット零の条件は、電源電圧、
しきい値電圧に依存しないようにできる。そこで、バイ
アス回路を式(6)の右辺の形で構成するものである。
すなわち、差動部におけるMOSFETQ4に対応され
たMOSFETQB1と、MOSFETQ8に対応され
たMOSFETQB2と、MOSFETQ10に対応さ
れたMOSFETQB3とと、それにNチャンネルMO
SFETQB4を直列接続して、バイアス電流Ibを形
成するものである。上記MOSFETQB4は、Nチャ
ンネル型の定電流MOSFETQ11〜Q13及びQ1
5と電流ミラー接続される。また、PチャンネルMOS
FETQB1は、Pチャンネル型の定電流MOSFET
Q14と電流ミラー接続される。
たMOSFETQB1と、MOSFETQ8に対応され
たMOSFETQB2と、MOSFETQ10に対応さ
れたMOSFETQB3とと、それにNチャンネルMO
SFETQB4を直列接続して、バイアス電流Ibを形
成するものである。上記MOSFETQB4は、Nチャ
ンネル型の定電流MOSFETQ11〜Q13及びQ1
5と電流ミラー接続される。また、PチャンネルMOS
FETQB1は、Pチャンネル型の定電流MOSFET
Q14と電流ミラー接続される。
ここで、オフセット零を現実するため、バイアス電流I
bは、次式(7)のように設定される。
bは、次式(7)のように設定される。
このようにバイアス電流Ibの設定によって、上記電流
Ib=Inとするための条件は、次式(8)により求めら
れる。
Ib=Inとするための条件は、次式(8)により求めら
れる。
式(8)から明らかなように、MOSFETのサイズ比に
より、ほゞオフセット電圧を零に設定することが可能と
される。
より、ほゞオフセット電圧を零に設定することが可能と
される。
この実施例では、特に制限されないが、増幅動作を行わ
ないとき、その消費電流を削減するために、次のバワー
ダウン用のスイッチMOSFETが付加される。上記バ
イアス回路には、NチャンネルMOSFETQ20が直
列に挿入され、このMOSFETQ20は制御信号
のロウレベルによりオフ状態にされる。また、出力MO
SFETQ1とQ2のゲートとソースの間には、制御信
号PDのロウレベルによりオン状態にされるPチャンネ
ルMOSFETQ23と、制御信号PDのハイレベルに
よりオン状態にされるNチャンネルMOSFETQ24
がそれぞれ設けられる。これらのMOSFETQ23と
Q24のオン状態によって出力MOSFETQ1とQ2
のソース,ゲート間が短絡される結果、出力MOSFE
TQ1とQ2は共にオフ状態にされる。上記制御信号
は、パワーダウンモードのときにロウレベルにされ、
PDはハイレベルにされる。これにより、パワーダウン
モードのとき、差動増幅部、バイアス回路、レベルシフ
ト回路及び出力回路の各回路において消費される直流電
流が零にできる。
ないとき、その消費電流を削減するために、次のバワー
ダウン用のスイッチMOSFETが付加される。上記バ
イアス回路には、NチャンネルMOSFETQ20が直
列に挿入され、このMOSFETQ20は制御信号
のロウレベルによりオフ状態にされる。また、出力MO
SFETQ1とQ2のゲートとソースの間には、制御信
号PDのロウレベルによりオン状態にされるPチャンネ
ルMOSFETQ23と、制御信号PDのハイレベルに
よりオン状態にされるNチャンネルMOSFETQ24
がそれぞれ設けられる。これらのMOSFETQ23と
Q24のオン状態によって出力MOSFETQ1とQ2
のソース,ゲート間が短絡される結果、出力MOSFE
TQ1とQ2は共にオフ状態にされる。上記制御信号
は、パワーダウンモードのときにロウレベルにされ、
PDはハイレベルにされる。これにより、パワーダウン
モードのとき、差動増幅部、バイアス回路、レベルシフ
ト回路及び出力回路の各回路において消費される直流電
流が零にできる。
(1)第1導電型の差動MOSFETのドレイン出力を、
そのゲートがソース,ドレインと逆導電型の不純物が導
入されることによって大きなしきい値電圧を持つように
された電流ミラー形態の第2導電型の増幅MOSFET
を介して出力させることにより、その出力振幅を大きく
できる。これにより、コンプリメンタリプッシプル出力
MOSFETに対する振り込み電圧を大きくできるた
め、比較的小さな抵抗値の直流負荷に対して大きな出力
電圧を供給することができるという効果が得られる。
そのゲートがソース,ドレインと逆導電型の不純物が導
入されることによって大きなしきい値電圧を持つように
された電流ミラー形態の第2導電型の増幅MOSFET
を介して出力させることにより、その出力振幅を大きく
できる。これにより、コンプリメンタリプッシプル出力
MOSFETに対する振り込み電圧を大きくできるた
め、比較的小さな抵抗値の直流負荷に対して大きな出力
電圧を供給することができるという効果が得られる。
(2)信号振幅を大きくするために、そのソース,ドレイ
ンと逆導電型の不純物が導入されたゲート電極を持つM
OSFETを用いるものであるので、上記ゲート電極
は、それと逆導電型のMOSFETのゲート電極と同じ
工程により形成することができる。これによって、例え
ば、高いしきい値電圧を持つMOSFETを形成するた
めに、そのチャンネル領域にイオン打ち込みによる不純
物導入を行ったり、基板バイアス効果を利用する方法に
比べて、その工数を増加させることなく、上記信号振幅
を増大させることができるという効果が得られる。
ンと逆導電型の不純物が導入されたゲート電極を持つM
OSFETを用いるものであるので、上記ゲート電極
は、それと逆導電型のMOSFETのゲート電極と同じ
工程により形成することができる。これによって、例え
ば、高いしきい値電圧を持つMOSFETを形成するた
めに、そのチャンネル領域にイオン打ち込みによる不純
物導入を行ったり、基板バイアス効果を利用する方法に
比べて、その工数を増加させることなく、上記信号振幅
を増大させることができるという効果が得られる。
(3)上記出力MOSFETに対する振り込み電圧の増大
によって、比較的低抵抗値を持つ、例えばスピーカ、ト
ランス等を直接駆動できる。これにより、これらの負荷
を駆動するためのバッファアンプが不用となり、外部部
品点数を削減できるという効果が得られる。
によって、比較的低抵抗値を持つ、例えばスピーカ、ト
ランス等を直接駆動できる。これにより、これらの負荷
を駆動するためのバッファアンプが不用となり、外部部
品点数を削減できるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、差動増幅回路
において、電源リップル除去率を高くするために、電流
ミラー形態のMOSFET7,Q8のゲートと回路の接
地電位点との間にキャパシタを設ける等のような付加的
な回路を設けるものであってもよい。また、各MOSF
ETの導電型は、使用する電源電圧の極性に応じて、上
記第1図の回路において全て逆に構成してもよい。バイ
アス回路は、定電流を形成するとともに電流ミラー回路
によって差動増幅回路やレベルシフト回路にバイアス電
流を供給するものであれば何であってもよい。
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、差動増幅回路
において、電源リップル除去率を高くするために、電流
ミラー形態のMOSFET7,Q8のゲートと回路の接
地電位点との間にキャパシタを設ける等のような付加的
な回路を設けるものであってもよい。また、各MOSF
ETの導電型は、使用する電源電圧の極性に応じて、上
記第1図の回路において全て逆に構成してもよい。バイ
アス回路は、定電流を形成するとともに電流ミラー回路
によって差動増幅回路やレベルシフト回路にバイアス電
流を供給するものであれば何であってもよい。
この発明は、MOS増幅出力回路として、例えばディジ
タル電話交換装置に使用されるコーダ/デコーダ(CO
DEC)に内蔵されるMOS増幅出力回路等に広く利用
できる。
タル電話交換装置に使用されるコーダ/デコーダ(CO
DEC)に内蔵されるMOS増幅出力回路等に広く利用
できる。
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図、 第2図は、従来技術の一例を示すMOS増幅出力回路の
回路図である。
回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】第1導電型の差動MOSFETQ5,Q6
と、これら差動MOSFETQ5,Q6のドレイン出力
がソースに供給され、そのゲートがソース,ドレインと
逆導電型の不純物が導入されたゲート電極から成り、電
流ミラー形態にされた第2導電型のMOSFETQ7,
Q8と、上記MOSFETQ5,Q6の共通ソース及び
上記MOSFETQ7,Q8のドレインにそれぞれ設け
られた定電流源回路と、上記MOSFETQ7,Q8の
うち、出力側MOSFETのドレイン出力をそれぞれレ
ベルシフトするレベルシフト回路と、これらのレベルシ
フト回路を通した出力電圧により駆動されるコンプリメ
ンタリプッシュプル形態の出力MOSFETQ1とQ2
とを含むことを特徴とするMOS増幅出力回路。 - 【請求項2】上記レベルシフト回路は、それぞれ上記M
OSFETQ7,Q8と類似のMOSFETと定電流源
回路とからなる第1のソースフォロワ回路と、差動MO
SFETQ5,Q6と類似のMOSFETと定電流源回
路とからなる第2のソーフフォロワ回路により構成され
るものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のMOS増幅出力回路。 - 【請求項3】上記各定電流回路は、上記差動MOSFE
TQ5又はQ6と類似のMOSFETQB3、MOSF
ETQ7又はQ8と類似のMOSFETQB2、差動M
OSFETQ5,Q6のドレインに設けられる第2導電
型の負荷MOSFETと類似のMOSFETQB1及び
定電流源回路を構成する第1導電型のMOSFETと類
似のMOSFETQB4とが直列接続されたバイアス回
路により形成されるバイアス電流に従った定電流を形成
するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1又
は第2項記載のMOS増幅出力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206417A JPH063852B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | Mos増幅出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206417A JPH063852B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | Mos増幅出力回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6268308A JPS6268308A (ja) | 1987-03-28 |
| JPH063852B2 true JPH063852B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=16523023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60206417A Expired - Lifetime JPH063852B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | Mos増幅出力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063852B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05191162A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-07-30 | Hitachi Ltd | 演算増幅器および回線終端装置 |
| JP3626043B2 (ja) | 1999-08-10 | 2005-03-02 | 沖電気工業株式会社 | 演算増幅器 |
| JP4173397B2 (ja) * | 2003-04-11 | 2008-10-29 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 演算増幅器 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60206417A patent/JPH063852B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6268308A (ja) | 1987-03-28 |
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