JPH0638595U - 上面にテーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置 - Google Patents

上面にテーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置

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JPH0638595U
JPH0638595U JP11321091U JP11321091U JPH0638595U JP H0638595 U JPH0638595 U JP H0638595U JP 11321091 U JP11321091 U JP 11321091U JP 11321091 U JP11321091 U JP 11321091U JP H0638595 U JPH0638595 U JP H0638595U
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ashtray
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富治 萩野
栄治 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 たばこの灰、吸い殻を自動的に回収し、防災
上の危険がなく、衛生的に処理することができる上面に
テーブル板を有する吸い殻回収装置を提供しようとする
ものである。 【構成】 適宜の箇所に設けた灰皿取付孔に複数の透孔
を穿設した灰皿を取り付けたテーブル板と、枠体の両端
部に軸支した駆動ローラーと回転ローラーにスチールベ
ルトを掛け渡し、上面が開口した吸い殻収納水容器を前
記スチールベルトの端部下方の枠体に着脱自在に配設し
てなる吸い殻回収装置本体とからなり、前記装置本体の
上面に前記テーブル板を固定し、灰皿から落下した吸い
殻を前記スチールベルトで搬送して前記吸い殻収納水容
器に収納することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、寿司、スナックバー等の飲食店、あるいはパチンコゲーム等の遊 戯場における長尺テーブル、板台として使用する上面にテーブル板を有するたば この吸い殻回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、パチンコゲーム場では、ゲーム機台が数十台1列に並べて取り 付けられ、前面に設けられた出玉の受皿の下方にたばこ、小荷物あるいは玉収納 箱等を載せるテーブル板を突設している。そして、通常、各ゲーム機台には出玉 の受皿の左に隣接して小さなたばこ用灰皿が取り付けられている。この灰皿は回 転自在に取り付けられており、突起部の嵌合によって係止されており係止部を外 して回転させ落下した吸い殻を回収するように構成されている。
【0003】 また、ゲーム機台の前面下方には併設したゲーム機台の長さに亙って長尺テー ブル板が突設されており、たばこ、小荷物、あるいは玉収納箱等を載せるように 構成されている。さらに、寿司、スナックバー等の飲食店では長尺のカウンター テーブルが取り付けられており、このカウンターテーブル上に食器類を並べたり 、灰皿が置かれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような遊戯場における吸い殻の回収には次のような問題があった。即ち 、パチンコゲーム場では各ゲーム機台に取り付けられている灰皿は小さいので安 定して置くことができず火の付いたたばこが落ちたり、またゲームに夢中になっ ている間に燃え残り部分が少なくなると落下したりするおそれがある。このため に、火災の危険や衣服を焦がすという問題があった。また、灰皿は各ゲーム機に 取り付けられているので数十台のゲーム機から1つ1つ吸い殻を回収しなけらば ならず、さらに、灰皿は小さいので数本の吸い殻で一杯となってしまい回収は頻 繁に行わなければならない。そのために、吸い殻の回収には手間がかかった。ま た、吸い殻が溜まっているとたばこの火を消すときや、吸い殻を回収するときに 灰が飛び散るので衛生的にも問題があった。
【0005】 一方、飲食店におけるカウンターテーブルには各人に灰皿が出されるが、ひっ くり返したりテーブルから落としたりして火災の危険があるとともに、食器類の 近くに置かれるために吸い殻の臭いが飲食物の香りや味を変えてしまうという問 題がある。さらに、灰皿の回収には手間がかかり衛生的にも問題があった。
【0006】 この考案はかかる現況に鑑みてなされたもので、たばこの吸い殻を自動的に回 収し、防災上の危険がなく、衛生的に処理することができる上面にテーブル板を 有するたばこの吸い殻回収装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、適宜の箇 所に設けた灰皿取付孔に複数の透孔を穿設した灰皿を取り付けたテーブル板と、 枠体の両端部に軸支した駆動ローラーと回転ローラーにスチールベルトを掛け渡 し、上面が開口した吸い殻収納水容器を前記スチールベルトの端部下方の枠体に 着脱自在に配設してなる吸い殻回収装置本体とからなり、前記装置本体の上面に 前記テーブル板を固定し、灰皿から落下した吸い殻を前記スチールベルトで搬送 して前記吸い殻収納水容器に収納することを特徴とする。そして、前記枠体は箱 状体であって枠体を形成する背板及び扉板に傾斜した案内板を設け、扉板は着脱 自在に取り付け、また、ローラーの一方は水平方向に摺動可能に軸支されている ことが好ましい。さらに、前記ローラー間にはスチールベルトを支持するベルト 支持板を背板内面に突設することが好ましい。
【0008】
【考案の作用】
テーブル板に取り付けた灰皿の透孔から落下したたばこの灰、吸い殻等は案内 板によってスチールベルト上に案内され、該スチールベルトによって搬送される 。搬送された灰、吸い殻等はスチールベルトの回転によって端部から落下して下 方に配設した吸い殻収納水容器に収納される。また、枠体の正面に扉板を着脱自 在に取り付けた場合には、スチールベルト上の掃除を容易に行うことができる。 また、一方のローラーを水平方向に摺動させることによってスチールベルトの張 り具合を調節することができ、スムーズな回転を可能にする。
【0009】
【実施例】
以下に、この考案を実施例に基づき詳細に説明する。図1はこの考案に係る上 面にテーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置の一部を断面した上面斜視図、 図2は扉板を取り除いた状態の正面図、図3はテーブル板の一部平面図、図4は 図3の断面図、図5は吸い殻回収装置の断面図、図6は回転ローラ軸の調整を示 す説明用平面図、図7はベルトコンベアーの先端部における水容器の取付構造を 示す断面図、図8は水容器の他の取付構造を示す説明斜視図である。
【0010】 この考案はテーブル板1と前記テーブル板1を上面に配した吸い殻回収装置本 体3とからなる。前記テーブル板1には適宜の間隔で灰皿5が埋設され、固定用 金具7が取り付けられている。前記灰皿5はゲーム機の間隔、あるいは椅子の間 隔に合わせて所定の位置に穿設した取付孔9に、上面がテーブル板上面とほぼ同 一面となるように埋設されている。前記取付孔9は灰皿の形状に合わせて灰皿5 の載置面は湾曲しており、中央部が灰及び吸い殻を落とす透孔となっている。前 記灰皿5は皿状であって、中心部に吸い殻落し込み孔10が形成され、前記吸い 殻落し込み孔10の周囲には前記孔10よりも小さい灰落し孔11が形成されて おり、前記取付孔9に載置嵌合することによって埋設されている。尚、パチンコ ゲーム機台の前面のテーブル板として使用する場合には、前記吸い殻落し込み孔 10の大きさは、たばこの直径よりも大きいがパチンコ玉の直径よりは小さく形 成するのが好ましい。このように形成すると、吸い殻は落とし込むことができる が、パチンコ玉の落下を防止することができる。
【0011】 前記固定用金具7は、アングル状をなしており上端部13が前記テーブル板1 の下面にねじ止めによって固着されており、下端水平部15には装置本体3の下 面に当接するボルト17が螺合されている。前記固定用金具7は2以上であれば テーブル板の長さに合わせて適宜の間隔で配設すればよい。
【0012】 次に、上記吸い殻回収装置本体3の構成について説明する。吸い殻回収装置本 体3は枠体20の両端に取り付けた駆動ローラー21、回転ローラー23に灰、 吸い殻等を搬送するスチールベルト25を掛け渡し、ローラー23側に吸い殻等 を収納する水容器29を取り付けてなるものである。前記枠体20は、底板30 と背板31と前記ローラー21、23を取り付ける前板33と、両側面に設けら れた側板35と、さらに、前記前板33の間に着脱自在に取り付けられる扉板3 7によって上面が開口した箱状に形成されている。前記ローラー21、23は前 記背板31と前板33に軸支することによって取り付けられており、ローラー2 1は背板31側に配設したモーター27によって駆動される。
【0013】 前記背板31には前記スチールベルト25を支持し垂れ下がるのを防止するベ ルト支持板39が前記ローラー21とローラー23の間に突設され、さらに灰、 吸い殻等の落下を案内する傾斜した案内板40が固着されている。前記ベルト支 持板39の上面とローラー21、23の上面とはほぼ同一面に形成されており、 ベルト支持板39と前記傾斜した案内板40との間には前記スチールベルト25 を挿入する隙間41が設けられている。また、前記背板31の上端には前記固定 用金具7を嵌合する切欠43が設けられており、テーブル板1が背板31の上面 に載置するように構成されている。一方、前記前板33の上端にも傾斜する案内 板36が固着されている。但し、この案内板36は適宜省略することができる。 案内板36を省略した場合には、前板33を背板31と同じ高さとすることが好 ましい。
【0014】 ローラー21は固定されているが、ローラー23はスチールベルト25の張り 具合を調節するために水平方向に移動可能に軸支されている。即ち、ローラー2 3の軸45は背板31及び前板33に穿設した水平方向の長孔47に挿入され、 調節用枠49が取り付けられている。前記調節用枠49はローラー23と背板3 1及び前板33の間の軸45に取り付けられており、側面部50にボルト挿通孔 が穿設され、該ボルト挿通孔と連通するようにナット51が固着されている。さ らに、背板31と前板33を連結する側板35には前記調節用枠49に固着した ナット51と螺合する調節用ボルト53が挿入されている。従って、調節用ボル ト53を回転させるとナット51を固着した調節用枠49が前後に水平移動し、 調節用枠49が水平移動すればこれを取り付けた軸45も同時に摺動するから、 ローラー23に掛け渡したスチールベルト25の張り具合を調節することができ る。
【0015】 前記扉板37は、枠体20の前面を開口させて前記スチールベルト25の掃除 を容易にするために前記前板33、33の間、即ちローラー21、23の内側に 着脱自在に設けられている。扉板37は垂直板38の上端に前記前板33の案内 板36と同一に傾斜した案内板42が固着されており、前記傾斜した案内板42 の上端は前記背板31とほぼ同じ高さになるとともに下端は前記ベルト支持板3 9との間でスチールベルト25を挿通する隙間41を形成するように構成されて いる。
【0016】 垂直板38の下端には半円弧状の受部44が底板30の前端部に立設した支承 部46に載置され、さらに、垂直板38の内側の適宜の箇所に設けた舌片48が ベルト支持板39の端部に設けた係止部52に係合するように構成されている。 尚、前記扉板37は垂直板38の上端に傾斜した案内板42を取り付けたが、垂 直板38を背板31と同じ高さに形成し、傾斜した案内板42を垂直板38の内 側に取り付ける構成としてもよい。尚、符号61は垂直板38に設けた提手であ る。
【0017】 次に、吸い殻収納水容器29について説明すると、ローラー23側においては 枠体20を構成する底板30は切り欠かれておりスチールベルト25の先端から 灰、吸い殻等が水容器29に落下するように形成されている。水容器29は上端 をはめ込むことによって着脱自在に取り付けられている。即ち、背板31と前板 33に略L字状レール55を設けるとともに、水容器29の平行な側板を高くし て上端を内向きの鈎型57に形成し、この鈎型57を前記略L字状レール55に はめ込むことによって着脱自在に取り付けられる。前記水容器29の取り付けは 鈎型57の端部をレール55の端部開口部からはめ込んでそのままスライドさせ れがよく、水容器29は前記レール55に確実に垂下される。
【0018】 図8は水容器29の取付構造の第2実施例を示し、背板31と前板33にリン グ59を突設し、水容器29の上部に設けたフック60を係止させる構造とした ものである。尚、前記実施例とは逆に前記リング59を水容器29に設け、フッ ク60を背板31と前板33に設けてもよい。
【0019】 さらに、図9は水容器29の取付構造の第3実施例を示し、図7に示す第1実 施例とは逆に水容器29を背板31と前板33の内側に取り付けたものである。 即ち、背板31の下端に折曲部63を設け、前板33の下端に折曲部65を設け るとともに、水容器29の平行な側板を高くして上端に外向きの湾曲部67を設 けたものである。水容器29を取り付けるときは、前記湾曲部67の端部開口部 から前記折曲部63及び折曲部65の端部をはめ込んでそのままスライドさせれ ばよい。尚、他の構成は上記実施例と同じであるから同一構成には同一符号を付 し、その説明は簡略化のために省略する。
【0020】 上記第1及び第3実施例では、水容器29は装置本体3の側面から背板31及 び前板33と平行にスライドさせる構造としたが、前記背板31及び前板33と は直交するように装置本体3の正面からスライドさせる構造としてもよい。その 他、水容器29の取付構造は着脱自在な構造であれば適宜任意の構造とすること ができる。また、水容器29の形状も任意の形状とすることができるのは勿論で ある。
【0021】 上記構成において、テーブル板1と吸い殻回収装置本体3とを組み立てるには 、装置本体3をテーブル板1と固定用金具7の間に挿入して背板31を固定用金 具7に当接させ、固定用金具7を背板31の切欠43に嵌合させるとともに、下 端水平部15を底板30の下方に位置せしめる。次いで、下端水平部15に螺合 したボルト17を締め付ければ、前記ボルト17の先端が底板30に当接して装 置本体3を押し上げるのでテーブル板1と装置本体3とを確実に固定することが できる。次いで、扉板37の下端受部44を支承部46に載置してそのまま上端 を内側に押し込めば、舌片48と係止部52とが係合して取り付けられる。扉板 37を取り外すときは垂直板38に設けた提手61を持って手前に引き倒せば、 舌片48と係止部52との係合状態が解除されるから容易に取り外すことができ る(図5参照)。
【0022】 この考案を上記実施例に基づいて説明したが、テーブル板1は固定用金具7を 介することなく背板31に直接固定してもよい。また、スチールベルト25はベ ルト支持板39と傾斜した案内板40及び傾斜した案内板42との間の隙間41 に挿入する構成、即ち、スチールベルトの幅寸法を案内板40及び42の下端幅 寸法よりも大きく形成したが、逆にスチールベルトの幅寸法を小さく形成し傾斜 した案内板40及び42の下端内側に挾持するように構成してもよい。また、扉 板37は1枚に限定されるものではなく、複数に分割形成したものでもよい。ま た、スチールベルト支持板39は間欠的に設けてもよい。さらに、前記底板、側 板及び背板は1枚ものに限らず、間欠的に設けあるいは柱状体を組み立てたもの でもよい。
【0023】
【考案の効果】
この考案に係るたばこの吸い殻等回収装置は上面のテーブル板1に灰皿5を埋 設し、灰皿5に形成した透孔から吸い殻等を落下させることができるとともに、 落下した吸い殻等はスチールベルト25で搬送し、端部に配設した水容器29に 収納する構成としたから、吸い殻等を完全に回収することができ火災の危険を防 止できる。また、自動的に回収されるから吸い殻等の回収の手間が省け、吸い殻 等を溜めて置くことがないから衛生的であるとともに、特に飲食店においてはた ばこの臭いによって飲食物の味や香りに影響を与えることがない。
【提出日】平成4年2月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、寿司、スナックバー等の飲食店、あるいはパチンコゲーム等の遊 戯場における長尺テーブル、板台として使用する上面にテーブル板を有するたば この吸い殻回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、パチンコゲーム場では、ゲーム機台が数十台1列に並べて取り 付けられ、前面に設けられた出玉の受皿の下方にたばこ、小荷物あるいは玉収納 箱等を載せるテーブル板を突設している。そして、通常、各ゲーム機台には出玉 の受皿の左に隣接して小さなたばこ用灰皿が取り付けられている。この灰皿は回 転自在に取り付けられており、突起部の嵌合によって係止されており係止部を外 して回転させ落下した吸い殻を回収するように構成されている。
【0003】 また、ゲーム機台の前面下方には併設したゲーム機台の長さに亙って長尺テー ブル板が突設されており、たばこ、小荷物、あるいは玉収納箱等を載せるように 構成されている。さらに、寿司、スナックバー等の飲食店では長尺のカウンター テーブルが取り付けられており、このカウンターテーブル上に食器類を並べたり 、灰皿が置かれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような遊戯場における吸い殻の回収には次のような問題があった。即ち 、パチンコゲーム場では各ゲーム機台に取り付けられている灰皿は小さいので安 定して置くことができず火の付いたたばこが落ちたり、またゲームに夢中になっ ている間に燃え残り部分が少なくなると落下したりするおそれがある。このため に、火災の危険や衣服を焦がすという問題があった。また、灰皿は各ゲーム機に 取り付けられているので数十台のゲーム機から1つ1つ吸い殻を回収しなけらば ならず、さらに、灰皿は小さいので数本の吸い殻で一杯となってしまい回収は頻 繁に行わなければならない。そのために、吸い殻の回収には手間がかかった。ま た、吸い殻が溜まっているとたばこの火を消すときや、吸い殻を回収するときに 灰が飛び散るので衛生的にも問題があった。
【0005】 一方、飲食店におけるカウンターテーブルには各人に灰皿が出されるが、ひっ くり返したりテーブルから落としたりして火災の危険があるとともに、食器類の 近くに置かれるために吸い殻の臭いが飲食物の香りや味を変えてしまうという問 題がある。さらに、灰皿の回収には手間がかかり衛生的にも問題があった。
【0006】 この考案はかかる現況に鑑みてなされたもので、たばこの吸い殻を自動的に回 収し、防災上の危険がなく、衛生的に処理することができる上面にテーブル板を 有するたばこの吸い殻回収装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、適宜の箇 所に設けた灰皿取付孔に複数の透孔を穿設した灰皿を取り付けたテーブル板と、 枠体の両端部に軸支した駆動ローラーと回転ローラーにスチールベルトを掛け渡 し、上面が開口した吸い殻収納水容器を前記スチールベルトの端部下方の枠体に 着脱自在に配設してなる吸い殻回収装置本体とからなり、前記装置本体の上面に 前記テーブル板を固定し、灰皿から落下した吸い殻を前記スチールベルトで搬送 して前記吸い殻収納水容器に収納することを特徴とする。そして、前記枠体は箱 状体であって枠体を形成する背板及び扉板に傾斜した案内板を設け、扉板は着脱 自在に取り付け、また、ローラーの一方は水平方向に摺動可能に軸支されている ことが好ましい。さらに、前記ローラー間にはスチールベルトを支持するベルト 支持板を背板内面に突設することが好ましい。
【0008】
【考案の作用】
テーブル板に取り付けた灰皿の透孔から落下したたばこの灰、吸い殻等は案内 板によってスチールベルト上に案内され、該スチールベルトによって搬送される 。搬送された灰、吸い殻等はスチールベルトの回転によって端部から落下して下 方に配設した吸い殻収納水容器に収納される。また、枠体の正面に扉板を着脱自 在に取り付けた場合には、スチールベルト上の掃除を容易に行うことができる。 また、一方のローラーを水平方向に摺動させることによってスチールベルトの張 り具合を調節することができ、スムーズな回転を可能にする。
【0009】
【実施例】
以下に、この考案を実施例に基づき詳細に説明する。図1はこの考案に係る上 面にテーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置の一部を断面した上面斜視図、 図2は扉板を取り除いた状態の正面図、図3はテーブル板の一部平面図、図4は 図3の断面図、図5は吸い殻回収装置の断面図、図6は回転ローラ軸の調整を示 す説明用平面図、図7はベルトコンベアーの先端部における水容器の取付構造を 示す断面図、図8は水容器の他の取付構造を示す説明斜視図である。
【0010】 この考案はテーブル板1と前記テーブル板1を上面に配した吸い殻回収装置本 体3とからなる。前記テーブル板1には適宜の間隔で灰皿5が埋設され、固定用 金具7が取り付けられている。前記灰皿5はゲーム機の間隔、あるいは椅子の間 隔に合わせて所定の位置に穿設した取付孔9に、上面がテーブル板上面とほぼ同 一面となるように埋設されている。前記取付孔9は灰皿の形状に合わせて灰皿5 の載置面は湾曲しており、中央部が灰及び吸い殻を落とす透孔となっている。前 記灰皿5は皿状であって、中心部に吸い殻落し込み孔10が形成され、前記吸い 殻落し込み孔10の周囲には前記孔10よりも小さい灰落し孔11が形成されて おり、前記取付孔9に載置嵌合することによって埋設されている。尚、パチンコ ゲーム機台の前面のテーブル板として使用する場合には、前記吸い殻落し込み孔 10の大きさは、たばこの直径よりも大きいがパチンコ玉の直径よりは小さく形 成するのが好ましい。このように形成すると、吸い殻は落とし込むことができる が、パチンコ玉の落下を防止することができる。
【0011】 前記固定用金具7は、アングル状をなしており上端部13が前記テーブル板1 の下面にねじ止めによって固着されており、下端水平部15には装置本体3の下 面に当接するボルト17が螺合されている。前記固定用金具7は2以上であれば テーブル板の長さに合わせて適宜の間隔で配設すればよい。
【0012】 次に、上記吸い殻回収装置本体3の構成について説明する。吸い殻回収装置本 体3は枠体20の両端に取り付けた駆動ローラー21、回転ローラー23に灰、 吸い殻等を搬送するスチールベルト25を掛け渡し、ローラー23側に吸い殻等 を収納する水容器29を取り付けてなるものである。前記枠体20は、底板30 と背板31と前記ローラー21、23を取り付ける前板33と、両側面に設けら れた側板35と、さらに、前記前板33の間に着脱自在に取り付けられる扉板3 7によって上面が開口した箱状に形成されている。前記ローラー21、23は前 記背板31と前板33に軸支することによって取り付けられており、ローラー2 1は背板31側に配設したモーター27によって駆動される。
【0013】 前記背板31には前記スチールベルト25を支持し垂れ下がるのを防止するベ ルト支持板39が前記ローラー21とローラー23の間に突設され、さらに灰、 吸い殻等の落下を案内する傾斜した案内板40が固着されている。前記ベルト支 持板39の上面とローラー21、23の上面とはほぼ同一面に形成されており、 ベルト支持板39と前記傾斜した案内板40との間には前記スチールベルト25 を挿入する隙間41が設けられている。また、前記背板31の上端には前記固定 用金具7を嵌合する切欠43が設けられており、テーブル板1が背板31の上面 に載置するように構成されている。一方、前記前板33の上端にも傾斜する案内 板36が固着されている。但し、この案内板36は適宜省略することができる。 案内板36を省略した場合には、前板33を背板31と同じ高さとすることが好 ましい。
【0014】 ローラー21は固定されているが、ローラー23はスチールベルト25の張り 具合を調節するために水平方向に移動可能に軸支されている。即ち、ローラー2 3の軸45は背板31及び前板33に穿設した水平方向の長孔47に挿入され、 調節用枠49が取り付けられている。前記調節用枠49はローラー23と背板3 1及び前板33の間の軸45に取り付けられており、側面部50にボルト挿通孔 が穿設され、該ボルト挿通孔と連通するようにナット51が固着されている。さ らに、背板31と前板33を連結する側板35には前記調節用枠49に固着した ナット51と螺合する調節用ボルト53が挿入されている。従って、調節用ボル ト53を回転させるとナット51を固着した調節用枠49が前後に水平移動し、 調節用枠49が水平移動すればこれを取り付けた軸45も同時に摺動するから、 ローラー23に掛け渡したスチールベルト25の張り具合を調節することができ る。
【0015】 前記扉板37は、枠体20の前面を開口させて前記スチールベルト25の掃除 を容易にするために前記前板33、33の間、即ちローラー21、23の内側に 着脱自在に設けられている。扉板37は垂直板38の上端に前記前板33の案内 板36と同一に傾斜した案内板42が固着されており、前記傾斜した案内板42 の上端は前記背板31とほぼ同じ高さになるとともに下端は前記ベルト支持板3 9との間でスチールベルト25を挿通する隙間41を形成するように構成されて いる。
【0016】 垂直板38の下端には半円弧状の受部44が底板30の前端部に立設した支承 部46に載置され、さらに、垂直板38の内側の適宜の箇所に設けた舌片48が ベルト支持板39の端部に設けた係止部52に係合するように構成されている。 尚、前記扉板37は垂直板38の上端に傾斜した案内板42を取り付けたが、垂 直板38を背板31と同じ高さに形成し、傾斜した案内板42を垂直板38の内 側に取り付ける構成としてもよい。尚、符号61は垂直板38に設けた提手であ る。
【0017】 次に、吸い殻収納水容器29について説明すると、ローラー23側においては 枠体20を構成する底板30は切り欠かれておりスチールベルト25の先端から 灰、吸い殻等が水容器29に落下するように形成されている。水容器29は上端 をはめ込むことによって着脱自在に取り付けられている。即ち、背板31と前板 33に略L字状レール55を設けるとともに、水容器29の平行な側板を高くし て上端を内向きの鈎型57に形成し、この鈎型57を前記略L字状レール55に はめ込むことによって着脱自在に取り付けられる。前記水容器29の取り付けは 鈎型57の端部をレール55の端部開口部からはめ込んでそのままスライドさせ れがよく、水容器29は前記レール55に確実に垂下される。
【0018】 図8は水容器29の取付構造の第2実施例を示し、背板31と前板33にリン グ59を突設し、水容器29の上部に設けたフック60を係止させる構造とした ものである。尚、前記実施例とは逆に前記リング59を水容器29に設け、フッ ク60を背板31と前板33に設けてもよい。
【0019】 さらに、図9は水容器29の取付構造の第3実施例を示し、図7に示す第1実 施例とは逆に水容器29を背板31と前板33の内側に取り付けたものである。 即ち、背板31の下端に折曲部63を設け、前板33の下端に折曲部65を設け るとともに、水容器29の平行な側板を高くして上端に外向きの湾曲部67を設 けたものである。水容器29を取り付けるときは、前記湾曲部67の端部開口部 から前記折曲部63及び折曲部65の端部をはめ込んでそのままスライドさせれ ばよい。尚、他の構成は上記実施例と同じであるから同一構成には同一符号を付 し、その説明は簡略化のために省略する。
【0020】 上記第1及び第3実施例では、水容器29は装置本体3の側面から背板31及 び前板33と平行にスライドさせる構造としたが、前記背板31及び前板33と は直交するように装置本体3の正面からスライドさせる構造としてもよい。その 他、水容器29の取付構造は着脱自在な構造であれば適宜任意の構造とすること ができる。また、水容器29の形状も任意の形状とすることができるのは勿論で ある。
【0021】 上記構成において、テーブル板1と吸い殻回収装置本体3とを組み立てるには 、装置本体3をテーブル板1と固定用金具7の間に挿入して背板31を固定用金 具7に当接させ、固定用金具7を背板31の切欠43に嵌合させるとともに、下 端水平部15を底板30の下方に位置せしめる。次いで、下端水平部15に螺合 したボルト17を締め付ければ、前記ボルト17の先端が底板30に当接して装 置本体3を押し上げるのでテーブル板1と装置本体3とを確実に固定することが できる。次いで、扉板37の下端受部44を支承部46に載置してそのまま上端 を内側に押し込めば、舌片48と係止部52とが係合して取り付けられる。扉板 37を取り外すときは垂直板38に設けた提手61を持って手前に引き倒せば、 舌片48と係止部52との係合状態が解除されるから容易に取り外すことができ る(図5参照)。
【0022】 図10及び図11は、灰皿5から落下した吸い殻が完全に消えないで燃えてい るときに、灰皿の孔10、11から煙が出てくるのを防止する閉じ蓋を設けた実 施例を示している。即ち、灰皿5の底面にテーブル板1から突出し灰皿の灰落と し孔11の形成範囲よりも大きい円筒体70を固着し、さらに、前記円筒体70 の下面に当接し水平方向に回動する閉じ蓋71を設けてなる。前記閉じ蓋71は 円筒体70と同一か、わずかに大きく形成されており、先端部に係止片73が突 設され、係止片73と180度隔てた反対側には先端に把持部77を有する取付 軸75が一体に突設されている。そして、前記取付軸75の先端部は傾斜した案 内板42に形成したスリット76から外側に突出している。
【0023】 前記取付軸75はテーブル板1の下面に取り付けた固定ピン79によって回動 自在に軸支されており、閉じ蓋71の先端部及び係止片73はコ字状の支持杆8 0によって載置され、その回動範囲が規制される。前記支持杆80の垂直部は一 方側が円筒体70と重ね合わせ、他方側が円筒体70を完全に開口させる位置に 取り付けられており、水平部は閉じ蓋71と円筒体70とを当接する高さに形成 されている。
【0024】 上記構成において、傾斜した案内板42から突出した把持部77を持って水平 方向に回動させれば、取付軸75は固定ピン79を中心にして回動するから閉じ 蓋71は一体に回動して円筒体70の下面を開閉することができる。このとき、 閉じ蓋71の先端部及び係止片73は支持杆80上を摺動することになり円筒体 70の下面にスムーズに案内される。この実施例のように灰皿5の底面に円筒体 70を設け、水平に回動する閉じ蓋71を配設した場合には、吸い殻が火の付い たまま灰皿から落下した場合でも灰皿の透孔から煙が出てくるのを防止すること ができる。
【0025】 この考案を上記実施例に基づいて説明したが、テーブル板1は固定用金具7を 介することなく背板31に直接固定してもよい。また、スチールベルト25はベ ルト支持板39と傾斜した案内板40及び傾斜した案内板42との間の隙間41 に挿入する構成、即ち、スチールベルトの幅寸法を案内板40及び42の下端幅 寸法よりも大きく形成したが、逆にスチールベルトの幅寸法を小さく形成し傾斜 した案内板40及び42の下端内側に挾持するように構成してもよい。また、扉 板37は1枚に限定されるものではなく、複数に分割形成したものでもよい。ま た、スチールベルト支持板39は間欠的に設けてもよい。さらに、前記底板、側 板及び背板は1枚ものに限らず、間欠的に設けあるいは柱状体を組み立てたもの でもよい。
【0026】
【考案の効果】
この考案に係るたばこの吸い殻等回収装置は上面のテーブル板1に灰皿5を埋 設し、灰皿5に形成した透孔から吸い殻等を落下させることができるとともに、 落下した吸い殻等はスチールベルト25で搬送し、端部に配設した水容器29に 収納する構成としたから、吸い殻等を完全に回収することができ火災の危険を防 止できる。また、自動的に回収されるから吸い殻等の回収の手間が省け、吸い殻 等を溜めて置くことがないから衛生的であるとともに、特に飲食店においてはた ばこの臭いによって飲食物の味や香りに影響を与えることがない。
【提出日】平成4年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、寿司、スナックバー等の飲食店、あるいはパチンコゲーム等の遊 戯場における長尺テーブル、板台として使用する上面にテーブル板を有するたば この吸い殻回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、パチンコゲーム場では、ゲーム機台が数十台1列に並べて取り 付けられ、前面に設けられた出玉の受皿の下方にたばこ、小荷物あるいは玉収納 箱等を載せるテーブル板を突設している。そして、通常、各ゲーム機台には出玉 の受皿の左に隣接して小さなたばこ用灰皿が取り付けられている。この灰皿は回 転自在に取り付けられており、突起部の嵌合によって係止されており係止部を外 して回転させ落下した吸い殻を回収するように構成されている。
【0003】 また、ゲーム機台の前面下方には併設したゲーム機台の長さに亙って長尺テー ブル板が突設されており、たばこ、小荷物、あるいは玉収納箱等を載せるように 構成されている。さらに、寿司、スナックバー等の飲食店では長尺のカウンター テーブルが取り付けられており、このカウンターテーブル上に食器類を並べたり 、灰皿が置かれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような遊戯場における吸い殻の回収には次のような問題があった。即ち 、パチンコゲーム場では各ゲーム機台に取り付けられている灰皿は小さいので安 定して置くことができず火の付いたたばこが落ちたり、またゲームに夢中になっ ている間に燃え残り部分が少なくなると落下したりするおそれがある。このため に、火災の危険や衣服を焦がすという問題があった。また、灰皿は各ゲーム機に 取り付けられているので数十台のゲーム機から1つ1つ吸い殻を回収しなけらば ならず、さらに、灰皿は小さいので数本の吸い殻で一杯となってしまい回収は頻 繁に行わなければならない。そのために、吸い殻の回収には手間がかかった。ま た、吸い殻が溜まっているとたばこの火を消すときや、吸い殻を回収するときに 灰が飛び散るので衛生的にも問題があった。
【0005】 一方、飲食店におけるカウンターテーブルには各人に灰皿が出されるが、ひっ くり返したりテーブルから落としたりして火災の危険があるとともに、食器類の 近くに置かれるために吸い殻の臭いが飲食物の香りや味を変えてしまうという問 題がある。さらに、灰皿の回収には手間がかかり衛生的にも問題があった。
【0006】 この考案はかかる現況に鑑みてなされたもので、たばこの吸い殻を自動的に回 収し、防災上の危険がなく、衛生的に処理することができる上面にテーブル板を 有するたばこの吸い殻回収装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、適宜の箇 所に設けた灰皿取付孔に複数の透孔を穿設した灰皿を取り付けたテーブル板を け、前記テーブル板の下方には枠体の両端部にそれぞれ軸支した駆動ローラーと 回転ローラーにスチールベルトを掛け渡してなり、前記灰皿の透孔から落下した 吸い殻を前記スチールベルトで回収することを特徴とする。そして、前記スチー ルベルトの進行方向側端部の下方の枠体に、吸い殻収納水容器を着脱自在に配設 し、また、灰皿の底面には、筒体を固着し前記筒体に閉じ蓋を設けるか、紙巻き たばこ挿入用パイプを固着し、灰皿の吸い殻落し込み孔から挿入した吸い殻を前 記パイプを通って落下せしめる構成とすることができる。
【0008】
【考案の作用】
灰皿の透孔、吸い殻落し込み孔から灰、吸い殻を落下させることができ、落下 した灰、吸い殻等はスチールベルトによって搬送、回収される。端部に配設した 吸い殻収納水容器は、スチールベルトによって搬送されてきた灰、吸い殻等を収 納するとともに、火の付いた吸い殻を完全に消火する。また、灰皿の底面に設け た閉じ蓋は、吸い殻の煙りが灰皿の透孔から外に出るのを防止するように働く。 また、灰皿の底面に紙巻きたばこ挿入用パイプを突設した場合には、吸い殻はパ イプ内で完全に消火される。
【0009】
【実施例】
以下に、この考案を実施例に基づき詳細に説明する。図1はこの考案に係る上 面にテーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置の一部を断面した上面斜視図、 図2は扉板を取り除いた状態の正面図、図3はテーブル板の一部平面図、図4は 図3の断面図、図5は吸い殻回収装置の断面図、図6は回転ローラ軸の調整を示 す説明用平面図、図7はベルトコンベアーの先端部における水容器の取付構造を 示す断面図、図8は水容器の他の取付構造を示す説明斜視図である。
【0010】 この考案はテーブル板1と前記テーブル板1を上面に配した吸い殻回収装置本 体3とからなる。前記テーブル板1には適宜の間隔で灰皿5が埋設され、固定用 金具7が取り付けられている。前記灰皿5はゲーム機の間隔、あるいは椅子の間 隔に合わせて所定の位置に穿設した取付孔9に、上面がテーブル板上面とほぼ同 一面となるように埋設されている。前記取付孔9は灰皿の形状に合わせて灰皿5 の載置面は湾曲しており、中央部が灰及び吸い殻を落とす透孔となっている。前 記灰皿5は皿状であって、中心部に吸い殻落し込み孔10が形成され、前記吸い 殻落し込み孔10の周囲には前記孔10よりも小さい灰落し孔11が形成されて おり、前記取付孔9に載置嵌合することによって埋設されている。尚、パチンコ ゲーム機台の前面のテーブル板として使用する場合には、前記吸い殻落し込み孔 10の大きさは、たばこの直径よりも大きいがパチンコ玉の直径よりは小さく形 成するのが好ましい。このように形成すると、吸い殻は落とし込むことができる が、パチンコ玉の落下を防止することができる。
【0011】 前記固定用金具7は、アングル状をなしており上端部13が前記テーブル板1 の下面にねじ止めによって固着されており、下端水平部15には装置本体3の下 面に当接するボルト17が螺合されている。前記固定用金具7は2以上であれば テーブル板の長さに合わせて適宜の間隔で配設すればよい。
【0012】 次に、上記吸い殻回収装置本体3の構成について説明する。吸い殻回収装置本 体3は枠体20の両端に取り付けた駆動ローラー21、回転ローラー23に灰、 吸い殻等を搬送するスチールベルト25を掛け渡し、ローラー23側に吸い殻等 を収納する水容器29を取り付けてなるものである。前記枠体20は、底板30 と背板31と前記ローラー21、23を取り付ける前板33と、両側面に設けら れた側板35と、さらに、前記前板33の間に着脱自在に取り付けられる扉板3 7によって上面が開口した箱状に形成されている。前記ローラー21、23は前 記背板31と前板33に軸支することによって取り付けられており、ローラー2 1は背板31側に配設したモーター27によって駆動される。
【0013】 前記背板31には前記スチールベルト25を支持し垂れ下がるのを防止するベ ルト支持板39が前記ローラー21とローラー23の間に突設され、さらに灰、 吸い殻等の落下を案内する傾斜した案内板40が固着されている。前記ベルト支 持板39の上面とローラー21、23の上面とはほぼ同一面に形成されており、 ベルト支持板39と前記傾斜した案内板40との間には前記スチールベルト25 を挿入する隙間41が設けられている。また、前記背板31の上端には前記固定 用金具7を嵌合する切欠43が設けられており、テーブル板1が背板31の上面 に載置するように構成されている。一方、前記前板33の上端にも傾斜する案内 板36が固着されている。但し、この案内板36は適宜省略することができる。 案内板36を省略した場合には、前板33を背板31と同じ高さとすることが好 ましい。
【0014】 ローラー21は固定されているが、ローラー23はスチールベルト25の張り 具合を調節するために水平方向に移動可能に軸支されている。即ち、ローラー2 3の軸45は背板31及び前板33に穿設した水平方向の長孔47に挿入され、 調節用枠49が取り付けられている。前記調節用枠49はローラー23と背板3 1及び前板33の間の軸45に取り付けられており、側面部50にボルト挿通孔 が穿設され、該ボルト挿通孔と連通するようにナット51が固着されている。さ らに、背板31と前板33を連結する側板35には前記調節用枠49に固着した ナット51と螺合する調節用ボルト53が挿入されている。従って、調節用ボル ト53を回転させるとナット51を固着した調節用枠49が前後に水平移動し、 調節用枠49が水平移動すればこれを取り付けた軸45も同時に摺動するから、 ローラー23に掛け渡したスチールベルト25の張り具合を調節することができ る。
【0015】 前記扉板37は、枠体20の前面を開口させて前記スチールベルト25の掃除 を容易にするために前記前板33、33の間、即ちローラー21、23の内側に 着脱自在に設けられている。扉板37は垂直板38の上端に前記前板33の案内 板36と同一に傾斜した案内板42が固着されており、前記傾斜した案内板42 の上端は前記背板31とほぼ同じ高さになるとともに下端は前記ベルト支持板3 9との間でスチールベルト25を挿通する隙間41を形成するように構成されて いる。
【0016】 垂直板38の下端には半円弧状の受部44が底板30の前端部に立設した支承 部46に載置され、さらに、垂直板38の内側の適宜の箇所に設けた舌片48が ベルト支持板39の端部に設けた係止部52に係合するように構成されている。 尚、前記扉板37は垂直板38の上端に傾斜した案内板42を取り付けたが、垂 直板38を背板31と同じ高さに形成し、傾斜した案内板42を垂直板38の内 側に取り付ける構成としてもよい。尚、符号61は垂直板38に設けた提手であ る。
【0017】 次に、吸い殻収納水容器29について説明すると、ローラー23側においては 枠体20を構成する底板30は切り欠かれておりスチールベルト25の先端から 灰、吸い殻等が水容器29に落下するように形成されている。水容器29は上端 をはめ込むことによって着脱自在に取り付けられている。即ち、背板31と前板 33に略L字状レール55を設けるとともに、水容器29の平行な側板を高くし て上端を内向きの鈎型57に形成し、この鈎型57を前記略L字状レール55に はめ込むことによって着脱自在に取り付けられる。前記水容器29の取り付けは 鈎型57の端部をレール55の端部開口部からはめ込んでそのままスライドさせ れがよく、水容器29は前記レール55に確実に垂下される。
【0018】 図8は水容器29の取付構造の第2実施例を示し、背板31と前板33にリン グ59を突設し、水容器29の上部に設けたフック60を係止させる構造とした ものである。尚、前記実施例とは逆に前記リング59を水容器29に設け、フッ ク60を背板31と前板33に設けてもよい。
【0019】 さらに、図9は水容器29の取付構造の第3実施例を示し、図7に示す第1実 施例とは逆に水容器29を背板31と前板33の内側に取り付けたものである。 即ち、背板31の下端に折曲部63を設け、前板33の下端に折曲部65を設け るとともに、水容器29の平行な側板を高くして上端に外向きの湾曲部67を設 けたものである。水容器29を取り付けるときは、前記湾曲部67の端部開口部 から前記折曲部63及び折曲部65の端部をはめ込んでそのままスライドさせれ ばよい。尚、他の構成は上記実施例と同じであるから同一構成には同一符号を付 し、その説明は簡略化のために省略する。
【0020】 上記第1及び第3実施例では、水容器29は装置本体3の側面から背板31及 び前板33と平行にスライドさせる構造としたが、前記背板31及び前板33と は直交するように装置本体3の正面からスライドさせる構造としてもよい。その 他、水容器29の取付構造は着脱自在な構造であれば適宜任意の構造とすること ができる。また、水容器29の形状も任意の形状とすることができるのは勿論で ある。
【0021】 上記構成において、テーブル板1と吸い殻回収装置本体3とを組み立てるには 、装置本体3をテーブル板1と固定用金具7の間に挿入して背板31を固定用金 具7に当接させ、固定用金具7を背板31の切欠43に嵌合させるとともに、下 端水平部15を底板30の下方に位置せしめる。次いで、下端水平部15に螺合 したボルト17を締め付ければ、前記ボルト17の先端が底板30に当接して装 置本体3を押し上げるのでテーブル板1と装置本体3とを確実に固定することが できる。次いで、扉板37の下端受部44を支承部46に載置してそのまま上端 を内側に押し込めば、舌片48と係止部52とが係合して取り付けられる。扉板 37を取り外すときは垂直板38に設けた提手61を持って手前に引き倒せば、 舌片48と係止部52との係合状態が解除されるから容易に取り外すことができ る(図5参照)。
【0022】 図10及び図11は、灰皿5から落下した吸い殻が完全に消えないで燃えてい るときに、灰皿の孔10、11から煙が出てくるのを防止する閉じ蓋を設けた実 施例を示している。即ち、灰皿5の底面にテーブル板1から突出し灰皿の灰落と し孔11の形成範囲よりも大きい円筒体70を固着し、さらに、前記円筒体70 の下面に当接し水平方向に回動する閉じ蓋71を設けてなる。前記閉じ蓋71は 円筒体70と同一か、わずかに大きく形成されており、先端部に係止片73が突 設され、係止片73と180度隔てた反対側には先端に把持部77を有する取付 軸75が一体に突設されている。そして、前記取付軸75の先端部は傾斜した案 内板42に形成したスリット76から外側に突出している。
【0023】 前記取付軸75はテーブル板1の下面に取り付けた固定ピン79によって回動 自在に軸支されており、閉じ蓋71の先端部及び係止片73はコ字状の支持杆8 0によって載置され、その回動範囲が規制される。前記支持杆80の垂直部は一 方側が円筒体70と重ね合わせ、他方側が円筒体70を完全に開口させる位置に 取り付けられており、水平部は閉じ蓋71と円筒体70とを当接する高さに形成 されている。
【0024】 上記構成において、傾斜した案内板42から突出した把持部77を持って水平 方向に回動させれば、取付軸75は固定ピン79を中心にして回動するから閉じ 蓋71は一体に回動して円筒体70の下面を開閉することができる。このとき、 閉じ蓋71の先端部及び係止片73は支持杆80上を摺動することになり円筒体 70の下面にスムーズに案内される。この実施例のように灰皿5の底面に円筒体 70を設け、水平に回動する閉じ蓋71を配設した場合には、吸い殻が火の付い たまま灰皿から落下した場合でも灰皿の透孔から煙が出てくるのを防止すること ができる。
【0025】 図12及び図13は灰皿5の底面に吸い殻挿入用パイプ83を突設した実施例 を示している。即ち、吸い殻挿入用パイプ83は灰皿の底面に下方に向けて固着 されており、上面は吸い殻落し込み孔10となって灰皿5内面に開口している。 前記パイプ83の上部85は紙巻きたばこを挿入し易くするためにたばこの直径 よりも大きく形成するのが好ましく、紙巻きたばこを2〜3本挿入できる大きさ であってもよい。一方、前記パイプ83の下部87は紙巻きたばこの直径と同じ か、あるいは、わずかに小さく形成されている。また、前記パイプ83の長さは 任意に決定することができるが、火の付いた吸い殻を挿入したときに火の付いた 先端部が突出しないように紙巻きたばこの長さよりも長く形成することが好まし い。また、前記パイプ83の突設方向は特に限定されるものではないが、灰皿5 とスチールベルト25との間隔が狭い場合には、図13に示すように斜めに突設 するか、湾曲または屈曲させた形状とすることができる。尚、パイプ83の断面 形状は円形であることが好ましいが、楕円形、多角形等であってもよい。また、 パイプ83の上部85と下部87との内径は同一であってもよい。
【0026】 上記構成において、吸い殻落し込み孔10から吸い殻を挿入すると、火の付い た先端部が吸い殻挿入用パイプ83の上部85から下部87に差し込まれる。下 部87に差し込まれた吸い殻は外周面がパイプ83に密着しているから酸素の供 給量が制限され、きわめて短時間で完全に消火される。消火時間の長短は吸い殻 外周面とパイプとの密着度合により、下部87の内径が小さいほど消火時間は短 くなる。消火された吸い殻は次の吸い殻を挿入したときに押し出されてスチール ベルト25上に落下する。
【0027】 このようにして、パイプ83内に挿入された吸い殻は順次消火されて押し出さ れることになる。従って、この実施例のように、灰皿5の下面に吸い殻挿入用パ イプ83を突設した場合には、吸い殻は完全に消火されてから落下するから、吸 い殻回収容器は水容器であることを要せず、単に吸い殻を収納できる容器であれ ばよい。また、吸い殻は火の付いた先端部が下向きになってパイプ83内に挿入 されているために煙が出ない。このために、吸い殻の煙による厭な臭いや刺激を 排除することができる。
【0028】 この考案を上記実施例に基づいて説明したが、テーブル板1は固定用金具7を 介することなく背板31に直接固定してもよい。また、スチールベルト25はベ ルト支持板39と傾斜した案内板40及び傾斜した案内板42との間の隙間41 に挿入する構成、即ち、スチールベルトの幅寸法を案内板40及び42の下端幅 寸法よりも大きく形成したが、逆にスチールベルトの幅寸法を小さく形成し傾斜 した案内板40及び42の下端内側に挾持するように構成してもよい。また、扉 板37は1枚に限定されるものではなく、複数に分割形成したものでもよい。ま た、スチールベルト支持板39は間欠的に設けてもよい。さらに、前記底板、側 板及び背板は1枚ものに限らず、間欠的に設けあるいは柱状体を組み立てたもの でもよい。
【0029】
【考案の効果】
この考案に係るたばこの吸い殻回収装置は上面のテーブル板1に灰皿5を埋設 し、灰皿5に形成した透孔から吸い殻等を落下させ、スチールベルト25で搬送 し回収する構成としたから、自動的に回収でき火災の危険を防止できる。また、 自動的な回収によって手間が省けるとともに、灰皿に吸い殻を溜めて置くことが ないから衛生的である。 特に飲食店においてはたばこの臭いによって飲食物の味 や香りに影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる吸い殻回収装置の一部を断面
した上面斜視図である。
【図2】扉板を取り除いた状態の正面図である。
【図3】テーブル板の一部平面図である。
【図4】テーブル板の一部断面図である。
【図5】吸い殻回収装置の断面図である。
【図6】回転ローラ軸の調整を示す説明用平面図であ
る。
【図7】ベルトコンベアーの先端部における水容器の取
付構造を示す断面図である。
【図8】水容器の他の取付構造を示す説明用斜視図であ
る。
【図9】水容器のさらに他の取付構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 テーブル板 3 吸い殻回収装置本体 5 灰皿 7 固定用金具 9 灰皿取付孔 10 吸い殻落し込み孔 15 アングル下端水平部 17 ボルト 20 枠体 21 駆動ローラー 23 回転ローラー 25 スチールベルト 27 モーター 29 水容器 37 扉板 40 傾斜した案内板 42 傾斜した案内板 49 調節用枠 51 ナット 53 調節用ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月21日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】防煙用閉じ蓋を設けた吸い殻回収装置の断面
図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】防煙用閉じ蓋の説明用要部斜視図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 上面にテーブル板を有するたばこの吸
い殻回収装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる吸い殻回収装置の一部を断面
した上面斜視図である。
【図2】扉板を取り除いた状態の正面図である。
【図3】テーブル板の一部平面図である。
【図4】テーブル板の一部断面図である。
【図5】吸い殻回収装置の断面図である。
【図6】回転ローラ軸の調整を示す説明用平面図であ
る。
【図7】ベルトコンベアーの先端部における水容器の取
付構造を示す断面図である。
【図8】水容器の他の取付構造を示す説明用斜視図であ
る。
【図9】水容器のさらに他の取付構造を示す断面図であ
る。
【図10】防煙用閉じ蓋を設けた吸い殻回収装置の断面
図である。
【図11】防煙用閉じ蓋の説明用要部斜視図である。
【図12】吸い殻挿入用パイプを設けた吸い殻回収装置
の断面図である。
【図13】吸い殻挿入用パイプを設けた吸い殻回収装置
の要部断面図である。
【符号の説明】 1 テーブル板 3 吸い殻回収装置本体 5 灰皿 7 固定用金具 9 灰皿取付孔 10 吸い殻落し込み孔 15 アングル下端水平部 17 ボルト 20 枠体 21 駆動ローラー 23 回転ローラー 25 スチールベルト 27 モーター 29 水容器 37 扉板 40 傾斜した案内板 42 傾斜した案内板 49 調節用枠 51 ナット 53 調節用ボルト70 円筒体 71 閉じ蓋 73 係止片 75 取付軸 77 把持部 80 支持杆 83 吸い殻挿入用パイプ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】追加
【補正内容】
【図12】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】追加
【補正内容】
【図13】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の箇所に設けた灰皿取付孔に複数の
    透孔を穿設した灰皿を取り付けたテーブル板と、枠体の
    両端部に軸支した駆動ローラーと回転ローラーにスチー
    ルベルトを掛け渡し、上面が開口した吸い殻収納水容器
    を前記スチールベルトの端部下方の枠体に着脱自在に配
    設してなる吸い殻回収装置本体とからなり、前記装置本
    体の上面に前記テーブル板を固定し、灰皿から落下した
    吸い殻を前記スチールベルトで搬送して前記吸い殻収納
    水容器に収納することを特徴とする上面にテーブル板を
    有するたばこの吸い殻回収装置。
  2. 【請求項2】前記枠体は箱状体であって枠体を形成する
    背板及び扉板に傾斜した案内板を設け、扉板は着脱自在
    に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の上面に
    テーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置。
  3. 【請求項3】ローラーの一方は水平方向に摺動可能に軸
    支されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の上面にテーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置。
  4. 【請求項4】前記ローラー間にはスチールベルトを支持
    するベルト支持板を背板内面に突設したことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3に記載の上面にテーブル板を
    有するたばこの吸い殻回収装置。
JP11321091U 1991-12-27 1991-12-27 上面にテーブル板を有するたばこの吸い殻回収装置 Pending JPH0638595U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0216962A (ja) * 1988-07-01 1990-01-19 Ishihata Denshi Kk 煙草の吸い殻処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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