JPH0638986B2 - ナツト溶接機におけるナツト欠品検知方法 - Google Patents
ナツト溶接機におけるナツト欠品検知方法Info
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- JPH0638986B2 JPH0638986B2 JP25505885A JP25505885A JPH0638986B2 JP H0638986 B2 JPH0638986 B2 JP H0638986B2 JP 25505885 A JP25505885 A JP 25505885A JP 25505885 A JP25505885 A JP 25505885A JP H0638986 B2 JPH0638986 B2 JP H0638986B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動ナット溶接機におけるナット欠品の検
知方法に関する。
知方法に関する。
第6図は、自動ナット溶接機の正面図、第7図はその側
面図で、1は溶接機本体、2は二次ケーブル3を介して
溶接機本体1に接続されている溶接トランス、4はその
吊り具、5は溶接タイマ、サイリスタ等を含む制御装置
である。溶接機本体1は、固定側電極6と、これに対向
させた可動側電極7を有する。固定側電極6は、台8上
にブラケット9を介して固定され、上部にはインサート
電極6aが着脱可能に設けられている。(第8図参
照)。一方、可動側電極7は、コラム10に取り付けら
れた加圧シリンダ11で上下動自在に支持されており、
そのシリンダ出力ロッド11a端に取り付けた電極アー
ム7aの先端には、電極チップ7bが着脱可能に設けら
れている。12は被溶接物(ウエルドナットが溶着され
るパネル材。以下「ワーク」という。)Wを所定の姿勢
に保って送給するワークガイドレール、13は供給管1
3a内に収納されているウエルドナットNを自動的に所
定位置に供給するナット供給装置である。なお、固定側
電極6内を挿通して、ナット位置決め用のロケートピン
14が昇降可能に設けられており、ピン先端14aがロ
ーケート用シリンダ15に駆動されて固定側電極インサ
ート6a上面に出没し、ワークWとナットNとを位置決
めするようになっている。
面図で、1は溶接機本体、2は二次ケーブル3を介して
溶接機本体1に接続されている溶接トランス、4はその
吊り具、5は溶接タイマ、サイリスタ等を含む制御装置
である。溶接機本体1は、固定側電極6と、これに対向
させた可動側電極7を有する。固定側電極6は、台8上
にブラケット9を介して固定され、上部にはインサート
電極6aが着脱可能に設けられている。(第8図参
照)。一方、可動側電極7は、コラム10に取り付けら
れた加圧シリンダ11で上下動自在に支持されており、
そのシリンダ出力ロッド11a端に取り付けた電極アー
ム7aの先端には、電極チップ7bが着脱可能に設けら
れている。12は被溶接物(ウエルドナットが溶着され
るパネル材。以下「ワーク」という。)Wを所定の姿勢
に保って送給するワークガイドレール、13は供給管1
3a内に収納されているウエルドナットNを自動的に所
定位置に供給するナット供給装置である。なお、固定側
電極6内を挿通して、ナット位置決め用のロケートピン
14が昇降可能に設けられており、ピン先端14aがロ
ーケート用シリンダ15に駆動されて固定側電極インサ
ート6a上面に出没し、ワークWとナットNとを位置決
めするようになっている。
第8図に上記自動ナット溶接機に設けられた従来のナッ
ト欠品検知手段16が示されている。17は取付ブラケ
ット、18はこのブラケット17に揺動可能に軸支され
たアーム、19はこのアーム18の一端に対峙させてブ
ラケット17に取り付けられた近接スイッチ(又はリミ
ットスイッチ)、20は前記アーム18の他端と係合可
能に可動側電極アーム7aに取り付けられたドッグであ
る。
ト欠品検知手段16が示されている。17は取付ブラケ
ット、18はこのブラケット17に揺動可能に軸支され
たアーム、19はこのアーム18の一端に対峙させてブ
ラケット17に取り付けられた近接スイッチ(又はリミ
ットスイッチ)、20は前記アーム18の他端と係合可
能に可動側電極アーム7aに取り付けられたドッグであ
る。
このナット欠品検知手段16を用いたナット欠品検知方
法は、次のとおりである。すなわち、ナット溶接時は、
まず可動側電極7が、上限(溶接ガンの戻り限)レベル
Loから溶接レベルLl迄、ストローク長Spだけ下動
して、ワークW上に載置したウエルドナットNを、イン
サート電極6aと電極チップ7bとの間で押えて加圧す
る(第9図(a)参照)。この加圧ストロークSpのと
き、ナット検知手段16のドッグ20は上限レベル20
Loから溶接レベル20Loにストロークするから、こ
のドッグ20に連係するアーム18の一端18aは、戻
り限レベル18Loから溶接レベル18Llに移動し
て、近接スイッチ19に対向する。近接スイッチ19は
これを検知して制御装置に信号を送り、その信号に基づ
いて「ナット有り」と判断され、接続ガンに通電されて
溶接が行われる。ところが、ウエルドナットNがワーク
W上に無い場合には、可動側電極7が上限レベルLoか
ら異常レベルL2迄、ストローク長SQだけ下動して、電
極チップ7bが直接ワークWに当接する(第9図(b)
参照)。従って「ナット無し」の異常時は、可動側電極
7の加圧ストロークがナットNの高さToだけ長くな
り、To=SQ−Spだけ正常時とは差が生じる。この
ときドッグ20は、上限レベル20Loから異常レベル
20L2迄ストロークする。よってアーム18の一端1
8aは戻り限レベル18Loから異常レベル18L2ま
で移動してしまい、近接スイッチ19からはずれるか
ら、溶接ガンへの通電は行われない。
法は、次のとおりである。すなわち、ナット溶接時は、
まず可動側電極7が、上限(溶接ガンの戻り限)レベル
Loから溶接レベルLl迄、ストローク長Spだけ下動
して、ワークW上に載置したウエルドナットNを、イン
サート電極6aと電極チップ7bとの間で押えて加圧す
る(第9図(a)参照)。この加圧ストロークSpのと
き、ナット検知手段16のドッグ20は上限レベル20
Loから溶接レベル20Loにストロークするから、こ
のドッグ20に連係するアーム18の一端18aは、戻
り限レベル18Loから溶接レベル18Llに移動し
て、近接スイッチ19に対向する。近接スイッチ19は
これを検知して制御装置に信号を送り、その信号に基づ
いて「ナット有り」と判断され、接続ガンに通電されて
溶接が行われる。ところが、ウエルドナットNがワーク
W上に無い場合には、可動側電極7が上限レベルLoか
ら異常レベルL2迄、ストローク長SQだけ下動して、電
極チップ7bが直接ワークWに当接する(第9図(b)
参照)。従って「ナット無し」の異常時は、可動側電極
7の加圧ストロークがナットNの高さToだけ長くな
り、To=SQ−Spだけ正常時とは差が生じる。この
ときドッグ20は、上限レベル20Loから異常レベル
20L2迄ストロークする。よってアーム18の一端1
8aは戻り限レベル18Loから異常レベル18L2ま
で移動してしまい、近接スイッチ19からはずれるか
ら、溶接ガンへの通電は行われない。
このような従来の溶接ナットの欠品検知方法にあって
は、溶接ガンの可動側電極7の加圧ストローク長の差
を、ナット欠品検知手段16のアーム18を介して近接
スイッチ(又はリミットスイッチ)等で検知して、ナッ
トの有無を判定するものとなっていた。ところが、固定
側インサート電極6aや可動側電極チップ7bは溶接を
繰り返すごとに摩耗し変形するから、これを修正するべ
く研磨される。したがって正常溶接レベルLlが次第に
下に移動する。そこで、正常時(ナット有り)の加圧ス
トロークSpが異常時(ナット無し)の加圧ストローク
SQに接近して判定が難しくなるのを防ぐため、電極研
磨の都度、ナット欠品検知手段16の近接スイッチ19
又はドッグ20のレベルを調整しなければならないとい
う問題点があった。
は、溶接ガンの可動側電極7の加圧ストローク長の差
を、ナット欠品検知手段16のアーム18を介して近接
スイッチ(又はリミットスイッチ)等で検知して、ナッ
トの有無を判定するものとなっていた。ところが、固定
側インサート電極6aや可動側電極チップ7bは溶接を
繰り返すごとに摩耗し変形するから、これを修正するべ
く研磨される。したがって正常溶接レベルLlが次第に
下に移動する。そこで、正常時(ナット有り)の加圧ス
トロークSpが異常時(ナット無し)の加圧ストローク
SQに接近して判定が難しくなるのを防ぐため、電極研
磨の都度、ナット欠品検知手段16の近接スイッチ19
又はドッグ20のレベルを調整しなければならないとい
う問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点を解決するために
なされたもので、電極摩耗により溶接ガンのストローク
長が変化しても、常にナットの欠品の有無を確実に識別
できるナット欠品の検出方法を提供することを目的とし
ている。
なされたもので、電極摩耗により溶接ガンのストローク
長が変化しても、常にナットの欠品の有無を確実に識別
できるナット欠品の検出方法を提供することを目的とし
ている。
上記の目的を達成するこの発明は、固定側電極上に供給
されるワーク及びウエルドナットを、上下可動の対向電
極で加圧して溶接するサイクルを繰返すナット溶接機に
おいて、前記対向電極の加圧時のストローク長を各溶接
サイクル毎に検出すると共に、前サイクルの検出ストロ
ーク長を基準値として現サイクルにおける検出ストロー
ク長と比較することにより、ナット欠品の有無を判断す
ることを特徴とするナット欠品検知方法である。
されるワーク及びウエルドナットを、上下可動の対向電
極で加圧して溶接するサイクルを繰返すナット溶接機に
おいて、前記対向電極の加圧時のストローク長を各溶接
サイクル毎に検出すると共に、前サイクルの検出ストロ
ーク長を基準値として現サイクルにおける検出ストロー
ク長と比較することにより、ナット欠品の有無を判断す
ることを特徴とするナット欠品検知方法である。
対向電極の加圧ストローク長を溶接サイクルの度に毎回
検出し、常に直前サイクルの加圧ストローク長を基準値
として現サイクルの加圧ストローク長の長短を求める。
検出し、常に直前サイクルの加圧ストローク長を基準値
として現サイクルの加圧ストローク長の長短を求める。
従って、基準とする加圧ストローク長が絶えず更新され
ることとなり、溶接電極の摩耗による影響は完全に消去
される。
ることとなり、溶接電極の摩耗による影響は完全に消去
される。
第1図ないし第3図は、この発明の一実施例を示す図で
あり、第1図はこの発明の方法に用いるナット欠品検知
手段を取り付けたナット溶接機の要部側面図、第2図は
ナット欠品検知手段の構造断面図である。なお、従来と
同一または相当部分には同一符号を付してある。
あり、第1図はこの発明の方法に用いるナット欠品検知
手段を取り付けたナット溶接機の要部側面図、第2図は
ナット欠品検知手段の構造断面図である。なお、従来と
同一または相当部分には同一符号を付してある。
図中、21はこの発明のナット欠品検知に用いる公知の
ストローク検出手段であり、可動側電極7の電極アーム
7aにブラケット22を介して一体的に連動可能に取り
付けたロッド23と、このロッド23が挿通され、ブラ
ケット24を介してコラム10に固定された検出ヘッド
部25を備えている。
ストローク検出手段であり、可動側電極7の電極アーム
7aにブラケット22を介して一体的に連動可能に取り
付けたロッド23と、このロッド23が挿通され、ブラ
ケット24を介してコラム10に固定された検出ヘッド
部25を備えている。
第2図は、可変磁気抵抗の差動変化を利用して変位量を
検出する上記ストローク検出手段21の具体的構造の一
例を示すものであり、ロッド23の中には、同芯状の磁
性体部26が非磁性体部27と交互に等ピッチPで組み
込まれている。一方、検出ヘッド部25には、一次励磁
用コイル28および二次誘起コイル29が磁気シールド
コア30中の定まった位置に配置されている。いま、一
次励磁用コイル28を1Sinωtおよび1Cosωtで交流
励磁(入力)すると、ロッド23の中の磁性体部26、
非磁性体部27との組合せにより、ロッド23の移動
(すなわち可動側電極7の変位)につれて磁気抵抗が1
ピッチPごとに変化を繰返えす。この磁気抵抗の変化
は、二次誘起コイル29への誘起電圧変化となってあら
われ(出力)、その二次コイル誘起電圧出力値Eは 〔但しXはロッド23の移動量,〕となる。いまこの位
相に着目すると、一次励磁入力1Sinωtに比しロッド
23の移動量Xだけ移送されている。したがって、上記
入力と出力とを比較し、その位相差を変換器を介してデ
ジタル的に取出せば、ロッド23の直線変位量X(ひい
ては、可動側電極7のストローク長)に比例した出力
が、1ピッチ範囲内でアブソリュートで得られる。さら
に1ピッチを越えても、磁性体部26が引続き配設され
ているから、ピッチをカウントすることにより移動量X
をアブソリュートで検出できる。
検出する上記ストローク検出手段21の具体的構造の一
例を示すものであり、ロッド23の中には、同芯状の磁
性体部26が非磁性体部27と交互に等ピッチPで組み
込まれている。一方、検出ヘッド部25には、一次励磁
用コイル28および二次誘起コイル29が磁気シールド
コア30中の定まった位置に配置されている。いま、一
次励磁用コイル28を1Sinωtおよび1Cosωtで交流
励磁(入力)すると、ロッド23の中の磁性体部26、
非磁性体部27との組合せにより、ロッド23の移動
(すなわち可動側電極7の変位)につれて磁気抵抗が1
ピッチPごとに変化を繰返えす。この磁気抵抗の変化
は、二次誘起コイル29への誘起電圧変化となってあら
われ(出力)、その二次コイル誘起電圧出力値Eは 〔但しXはロッド23の移動量,〕となる。いまこの位
相に着目すると、一次励磁入力1Sinωtに比しロッド
23の移動量Xだけ移送されている。したがって、上記
入力と出力とを比較し、その位相差を変換器を介してデ
ジタル的に取出せば、ロッド23の直線変位量X(ひい
ては、可動側電極7のストローク長)に比例した出力
が、1ピッチ範囲内でアブソリュートで得られる。さら
に1ピッチを越えても、磁性体部26が引続き配設され
ているから、ピッチをカウントすることにより移動量X
をアブソリュートで検出できる。
以下、上記のストローク検出手段21を利用した、ナッ
ト欠品検知方法を第3図の工程フローチャートに基づい
て説明する。
ト欠品検知方法を第3図の工程フローチャートに基づい
て説明する。
まず自動ナット溶接装置の電源を投入する(ステップ
)。次にステップで加圧ストロークSpの初期値S
poを第1回目の基準値として設定する。これは、ワー
クWとウエルドナットNとをインサート電極6a上に、
ロケートピン14を介し位置決めしてセットした状態
で、可動側電極7の電極チップ7bが上限レベルLoか
ら下降してウエルドナットNに当接する迄の基準ストロ
ーク長であり、インサート電極6aや、電極チップ7b
を新品と交換したときの初回サイクル時にのみ、制御装
置に対して設定される。ステップで、ワークWをワー
クガイドレール12を介し、固定側電極6のインサート
電極6a上の所定位置に供給する。ステップでサイク
ル開始釦が押される。これにより、第1回目の溶接サイ
クルが始まり、ステップにおいて、ナット自動供給装
置13から、ウエルドナットNが、先にインサート電極
6a上に位置決めしてセットされたワークWの上に供給
される。
)。次にステップで加圧ストロークSpの初期値S
poを第1回目の基準値として設定する。これは、ワー
クWとウエルドナットNとをインサート電極6a上に、
ロケートピン14を介し位置決めしてセットした状態
で、可動側電極7の電極チップ7bが上限レベルLoか
ら下降してウエルドナットNに当接する迄の基準ストロ
ーク長であり、インサート電極6aや、電極チップ7b
を新品と交換したときの初回サイクル時にのみ、制御装
置に対して設定される。ステップで、ワークWをワー
クガイドレール12を介し、固定側電極6のインサート
電極6a上の所定位置に供給する。ステップでサイク
ル開始釦が押される。これにより、第1回目の溶接サイ
クルが始まり、ステップにおいて、ナット自動供給装
置13から、ウエルドナットNが、先にインサート電極
6a上に位置決めしてセットされたワークWの上に供給
される。
このナットN及びワークWは、ナット位置決め用ロケー
トシリンダ15で上下操作されるロケートピン14によ
り、正しく位置決めされる。続いてステップで加圧シ
リンダ11が作動して、可動側電極7が上限レベルLo
から下降を始め、電極チップ7bの端面がナットN上面
に当接して加圧が行われる。ステップで、可動側電極
7のストローク長(加圧ストローク長Spn;n=1,)
が、先に述べたストローク検出手段21により、二次コ
イル誘起電圧変化として出力され、制御装置により移動
量Xが検出される。その値は第1回目の加圧ストローク
実測値Splとして制御装置内のメモリに記憶される。
ステップでは、この加圧ストローク実測値Splをス
テップで設定された基準値である加圧ストローク初期
値Spoと比較することにより、加圧ストロークが正常
であるか否かが判断される。第1回路の加圧ストローク
実測値Splと、加圧ストローク初期値Spoとがほぼ
等しければ(Spl≒Spo)、加圧ストローク正常と
判定されて次のステップへ移行する。ステップで
は、第1回目の加圧ストローク実測値Splを第2回目
用の加圧ストローク基準値として設定する。すなわち、
実測データSplをメモリの加圧ストローク基準値格納
番地に移し、前の基準値Spoを更新する。ステップ
では、トランス2から二次ケーブル3を介して、固定側
電極6と可動側電極7間に大電流を流して、ナットNを
ワークW上に溶接する。この溶接で、ナットNの溶融部
Nm(第4図参照)が溶融するから、ナットNの高さ
(厚さ)は溶接の前後でToからTlに変化する。この
厚さの変化To−Tlは、ナット加圧中の可動電極7を
下降せしめるから、ステップでストローク検出手段2
1により検出される。ステップでは、このナットNの
厚さの変化が正常か否かを判断する。
トシリンダ15で上下操作されるロケートピン14によ
り、正しく位置決めされる。続いてステップで加圧シ
リンダ11が作動して、可動側電極7が上限レベルLo
から下降を始め、電極チップ7bの端面がナットN上面
に当接して加圧が行われる。ステップで、可動側電極
7のストローク長(加圧ストローク長Spn;n=1,)
が、先に述べたストローク検出手段21により、二次コ
イル誘起電圧変化として出力され、制御装置により移動
量Xが検出される。その値は第1回目の加圧ストローク
実測値Splとして制御装置内のメモリに記憶される。
ステップでは、この加圧ストローク実測値Splをス
テップで設定された基準値である加圧ストローク初期
値Spoと比較することにより、加圧ストロークが正常
であるか否かが判断される。第1回路の加圧ストローク
実測値Splと、加圧ストローク初期値Spoとがほぼ
等しければ(Spl≒Spo)、加圧ストローク正常と
判定されて次のステップへ移行する。ステップで
は、第1回目の加圧ストローク実測値Splを第2回目
用の加圧ストローク基準値として設定する。すなわち、
実測データSplをメモリの加圧ストローク基準値格納
番地に移し、前の基準値Spoを更新する。ステップ
では、トランス2から二次ケーブル3を介して、固定側
電極6と可動側電極7間に大電流を流して、ナットNを
ワークW上に溶接する。この溶接で、ナットNの溶融部
Nm(第4図参照)が溶融するから、ナットNの高さ
(厚さ)は溶接の前後でToからTlに変化する。この
厚さの変化To−Tlは、ナット加圧中の可動電極7を
下降せしめるから、ステップでストローク検出手段2
1により検出される。ステップでは、このナットNの
厚さの変化が正常か否かを判断する。
その厚さ減少量がウエルドナットNの溶融部Nmの高さ
に相当していれば正常と判定され、ステップに移る。
ステップで加圧シリンダ11を反対方向に作動させ
て、可動側電極7を上昇させることにより溶接ガン加圧
を開放し、ステップでワークガイドレール12を介し
て、ナット溶接が終了したワークWを固定側電極6上か
ら搬出し、ステップで図外のカウンタを+1だけイン
クリメントした後、ステップに戻って、ワーク供給か
ら始まる第2回目のサイクルに移る。第2回目以降のサ
イクルにおいては、加圧ストロークの基準値はその直前
のサイクルにおいてストローク検出手段21を介して計
測された加圧ストローク長が用いられる。かくして、加
圧ストローク基準値は毎サイクル自動的に更新されるか
ら、溶接時の電極の摩耗や、その修正のための研磨によ
る加圧ストローク長の変化は完全に補正される。よって
ステップにおける加圧ストロークの正常・異常判定に
あたり、ストローク検出手段21のレベルをいちいち調
整したりする必要は全くない。ステップで、加圧スト
ローク基準値と実測値とがほぼ等しくなければ加圧スト
ローク異常と判定されて、ステップに移行し、サイク
ルの進行を停止する。以降、作業者が図外の手動操作手
段を操作して、加圧シリンダ11を上昇作動させ(ステ
ップ)、可動側電極7を退避させてからステップ
で、ナットNがワークW上に投入されているか否かを目
視で確認する。ナットNが投入されていないことが確認
された場合は、ステップで1回目のサイクルであるか
否かを確認する(例えばサイクル番号表示盤の表示を確
認する)。
に相当していれば正常と判定され、ステップに移る。
ステップで加圧シリンダ11を反対方向に作動させ
て、可動側電極7を上昇させることにより溶接ガン加圧
を開放し、ステップでワークガイドレール12を介し
て、ナット溶接が終了したワークWを固定側電極6上か
ら搬出し、ステップで図外のカウンタを+1だけイン
クリメントした後、ステップに戻って、ワーク供給か
ら始まる第2回目のサイクルに移る。第2回目以降のサ
イクルにおいては、加圧ストロークの基準値はその直前
のサイクルにおいてストローク検出手段21を介して計
測された加圧ストローク長が用いられる。かくして、加
圧ストローク基準値は毎サイクル自動的に更新されるか
ら、溶接時の電極の摩耗や、その修正のための研磨によ
る加圧ストローク長の変化は完全に補正される。よって
ステップにおける加圧ストロークの正常・異常判定に
あたり、ストローク検出手段21のレベルをいちいち調
整したりする必要は全くない。ステップで、加圧スト
ローク基準値と実測値とがほぼ等しくなければ加圧スト
ローク異常と判定されて、ステップに移行し、サイク
ルの進行を停止する。以降、作業者が図外の手動操作手
段を操作して、加圧シリンダ11を上昇作動させ(ステ
ップ)、可動側電極7を退避させてからステップ
で、ナットNがワークW上に投入されているか否かを目
視で確認する。ナットNが投入されていないことが確認
された場合は、ステップで1回目のサイクルであるか
否かを確認する(例えばサイクル番号表示盤の表示を確
認する)。
1回目のサイクルであれば、ナット供給装置13におけ
るナットの引掛りなどに基づく供給不良等のことも考え
られるから、そのままもう一度サイクルを繰返してみる
ため、ステップへ移り、サイクル釦を押してナット自
動供給から始める。一方、ステップで、ナットNがワ
ークW上に投入されていることが確認された場合、又
は、ステップで2回目以降であることが確認された場
合は、ナット溶接装置のどこかに異常ありと考えられる
から、電源を切り(ステップ)、装置全体の点検を実
施する(ステップ)。そして異常箇所が判明し、それ
が修理された後、改めてステップから始められること
となる。また、ステップで、ナットNの溶融加圧によ
る厚さ変化が異常であると判定された場合は、ステップ
に移行してサイクルを停止せしめ、その後ステップ
に至る一連の作業者手動操作によるチェック工程が実施
される。
るナットの引掛りなどに基づく供給不良等のことも考え
られるから、そのままもう一度サイクルを繰返してみる
ため、ステップへ移り、サイクル釦を押してナット自
動供給から始める。一方、ステップで、ナットNがワ
ークW上に投入されていることが確認された場合、又
は、ステップで2回目以降であることが確認された場
合は、ナット溶接装置のどこかに異常ありと考えられる
から、電源を切り(ステップ)、装置全体の点検を実
施する(ステップ)。そして異常箇所が判明し、それ
が修理された後、改めてステップから始められること
となる。また、ステップで、ナットNの溶融加圧によ
る厚さ変化が異常であると判定された場合は、ステップ
に移行してサイクルを停止せしめ、その後ステップ
に至る一連の作業者手動操作によるチェック工程が実施
される。
なお、上記実施例はストローク検出手段21のロット2
3を電極アーム7に取付けたものを示したが、第5図に
示すように、加圧シリンダ11のロッド11aに磁石を
埋め込み、そのロッド11aに検出ヘッド25を組み込
んでもよい。この発明に用いるストローク検出手段21
は、第1〜2図に示したものに限定されず、その他種々
の公知の非接触型直線変位量測定器を利用することがで
きる。
3を電極アーム7に取付けたものを示したが、第5図に
示すように、加圧シリンダ11のロッド11aに磁石を
埋め込み、そのロッド11aに検出ヘッド25を組み込
んでもよい。この発明に用いるストローク検出手段21
は、第1〜2図に示したものに限定されず、その他種々
の公知の非接触型直線変位量測定器を利用することがで
きる。
この実施例によれば、溶接電極の摩耗量の大小に関わら
ず、ナット供給の有無が確実に判定できるし、更にナッ
トの溶接前後の厚さの差を測定することにより、ナット
溶着状態の良否の判定も可能である。また、予め電極チ
ップの摩耗限度値を設定しておくことにより、摩耗に基
づくチップ使用限界或いはチップ交換時期を判定して、
自動的に表示することも可能である。
ず、ナット供給の有無が確実に判定できるし、更にナッ
トの溶接前後の厚さの差を測定することにより、ナット
溶着状態の良否の判定も可能である。また、予め電極チ
ップの摩耗限度値を設定しておくことにより、摩耗に基
づくチップ使用限界或いはチップ交換時期を判定して、
自動的に表示することも可能である。
以上説明してきたように、この発明によれば、ナット溶
接機において、溶接ガンの可動側電極のストローク長を
毎サイクルごとに測定すると共に、常に直前のサイクル
のストローク長を基準値として現サイクルのストローク
長の正常・異常を判定するものとしたため、電極摩耗の
大小に関わらず、無調整でウエルドナットの欠品の有無
を確実に検知できるという効果が得られる。
接機において、溶接ガンの可動側電極のストローク長を
毎サイクルごとに測定すると共に、常に直前のサイクル
のストローク長を基準値として現サイクルのストローク
長の正常・異常を判定するものとしたため、電極摩耗の
大小に関わらず、無調整でウエルドナットの欠品の有無
を確実に検知できるという効果が得られる。
第1図はこの発明のナット欠品検知方法に用い得るスト
ローク検出手段の一使用態様図、第2図はそのストロー
ク検出手段の断面構造図、第3図はこの発明のナット欠
品検知方法の一例を示す流れ図、第4図はウエルドナッ
トの側面図、第5図はストローク検出手段の他の使用態
様図、第6図はナット溶接機の正面図、第7図はその側
面図、第8図はナット溶接機における従来のナット欠品
検知手段の使用態様図、第9図はナット溶接機の作動図
で、同図(a)はナット有りの場合、同図(b)はナッ
ト無しの場合を示す。 6……固定側電極 7……対向電極(可動側電極) N……ウエルドナット W……ワーク
ローク検出手段の一使用態様図、第2図はそのストロー
ク検出手段の断面構造図、第3図はこの発明のナット欠
品検知方法の一例を示す流れ図、第4図はウエルドナッ
トの側面図、第5図はストローク検出手段の他の使用態
様図、第6図はナット溶接機の正面図、第7図はその側
面図、第8図はナット溶接機における従来のナット欠品
検知手段の使用態様図、第9図はナット溶接機の作動図
で、同図(a)はナット有りの場合、同図(b)はナッ
ト無しの場合を示す。 6……固定側電極 7……対向電極(可動側電極) N……ウエルドナット W……ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】固定側電極上に供給されるワーク及びウエ
ルドナットを、上下可動の対向電極で加圧して溶接する
サイクルを繰返すナット溶接機において、前記対向電極
の加圧時のストローク長を各溶接サイクル毎に検出する
と共に、前サイクルの検出ストローク長を基準値として
現サイクルにおける検出ストローク長と比較することに
より、ナット欠品の有無を判断することを特徴とするナ
ット欠品検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25505885A JPH0638986B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | ナツト溶接機におけるナツト欠品検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25505885A JPH0638986B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | ナツト溶接機におけるナツト欠品検知方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62114779A JPS62114779A (ja) | 1987-05-26 |
| JPH0638986B2 true JPH0638986B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=17273559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25505885A Expired - Lifetime JPH0638986B2 (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | ナツト溶接機におけるナツト欠品検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638986B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0679786B2 (ja) * | 1988-01-26 | 1994-10-12 | 本田技研工業株式会社 | 溶接制御方法及びその装置 |
| JPH0679788B2 (ja) * | 1988-02-23 | 1994-10-12 | 本田技研工業株式会社 | 自動溶接機の制御方法及びその制御装置 |
| JPH01165176U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-17 | ||
| JPH0677978U (ja) * | 1992-04-21 | 1994-11-01 | 株式会社三五 | 抵抗溶接機におけるナット心ずれ検出装置 |
| JP3821763B2 (ja) | 2001-12-27 | 2006-09-13 | コクヨ株式会社 | 綴じ具 |
| KR100479510B1 (ko) * | 2002-05-17 | 2005-03-28 | 주식회사 성우하이텍 | 프로젝션 너트의 불량 셋팅 검출장치 및 그 제어방법 |
| JP2006021226A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Shinko Kiki Kk | ナットやボルトセット不良の検出機能付き下部電極ユニット |
| JP3135271U (ja) * | 2007-06-28 | 2007-09-06 | 株式会社エスエムケイ | 部品溶接装置 |
| JP5022351B2 (ja) * | 2008-08-21 | 2012-09-12 | 株式会社リヒトラブ | 綴じ具 |
| JP4846007B2 (ja) * | 2009-08-27 | 2011-12-28 | 株式会社リヒトラブ | 綴具 |
| EP2611563A1 (de) * | 2010-10-06 | 2013-07-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Schweisskopf mit einem eine vorspannung variabel einstellbaren elastischen element |
| JP2017035706A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 株式会社向洋技研 | スタッド溶接方法および抵抗溶接機 |
| JP6331198B2 (ja) * | 2015-08-07 | 2018-05-30 | 株式会社向洋技研 | 溶接装置 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP25505885A patent/JPH0638986B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62114779A (ja) | 1987-05-26 |
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