JPH0639007A - 歩行器 - Google Patents

歩行器

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JPH0639007A
JPH0639007A JP4218408A JP21840892A JPH0639007A JP H0639007 A JPH0639007 A JP H0639007A JP 4218408 A JP4218408 A JP 4218408A JP 21840892 A JP21840892 A JP 21840892A JP H0639007 A JPH0639007 A JP H0639007A
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JP
Japan
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pipe frame
walker
frame
rehabilitation
arm
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JP4218408A
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English (en)
Inventor
Fusayasu Ohashi
房泰 大橋
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OHASHI KOGYO KK
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OHASHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 患者が、歩行器を用いて歩行訓練をしたり、
病室や病院内或いは自宅で移動の補助具として歩行器を
使用する際に、歩行器のクッション材の高さを患者自ら
容易に調節することができる歩行器の提供を目的として
いる。 【構成】 下部の4隅にキャスター10を備えたコの字
状の下部パイプフレーム11と、下部パイプフレーム1
1の左・右両上面に、前方に90度可倒させるためのヒ
ンジ11aを介して接続した垂直パイプフレーム12
と、垂直パイプフレーム12の上部外径部に設けたラッ
チ装置13と、外径部にラック14が取り付けら、垂直
パイプフレーム12の内径部に摺動可能に挿入されてい
る差し込みパイプ15と、差し込みパイプ15の上部に
形成されたコの字状の上部パイプフレーム16と、この
上部パイプフレーム16の下部に取り付けられ、ケーブ
ルAを介してラッチ装置13を操作するレバー17と、
上部パイプフレーム16の上面に取り付けられたクッシ
ョン材Bとから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】身体障害者や老人或いは病人が歩
行をする時に、歩行を補助するための歩行器に関する。
【0002】
【従来の技術】精神障害,身体障害あるいは慢性疾患を
有する人間を、身体的・精神的・社会的・経済的にでき
るだけ早く回復させることを一般的にリハビリテーショ
ンというが、回復させる機能の種類によって、医学的リ
ハビリテーション,社会的リハビリテーション,教育的
リハビリテーション及び職業的リハビリテーションに分
類されている。これらのリハビリテーショの内で、医学
的リハビリテーションは、病人や受傷者の疾病や損傷が
始まった時から直ぐに開始される連続的な作業で、発生
した障害を最小限度に防ぐと共に一時的に機能が失われ
た場合にはその回復を図り、また、永久的な機能障害を
残すものに対しては身体的機能を最大限に回復させるこ
とを目的としている。
【0003】医学的リハビリテーションは、障害が発生
した場合、患者の医学的治療がまず実施される、そして
患者の障害の除去や軽減のための内科的・外科的治療が
行なわれるが、この急性期の段階ですでに医学的リハビ
リテーションが実施されている場合が多い。すなわち、
症状が固定する以前の患者に理学療養や作業療養を施し
て二次的損傷の発生を最小限に防止する配慮がなされて
いる。従って、最近では救命センターの救急医療におい
ても医学的リハビリテーションの技術がしばしば応用さ
れるようになった。この医学的リハビリティーション
は、一般的には急性症状が始まった段階で内科的・外科
的治療と併せて、基本的動作能力の回復を当面の目標と
した運動訓練が指導されるが、総合病院における医学的
リハビリティーションはこの段階に重点が置かれてい
る。また、病院での内科的・外科的治療が終了した後
は、病院での訓練がリハビリティーション・センターに
引き継がれたり、家庭でのリハビリティーションに継続
される場合が多い。
【0004】一方、障害者というと、大まかに別けて
「身体機能不全者」,「能力不全者」,「社会的不利
者」の三様に区別されているが、これらについては以下
のように定義されている。例えば、人体に疾病や外傷が
生じると身体に損傷を受けることがある。この際、身体
の損傷は医学的治療によって完全に回復させることが望
ましいが、場合によっては身体に欠損・変形等が残るこ
とがある。この状態を身体機能不全という。次に、この
身体機能不全のために、食事動作や更衣動作が障害され
たり、歩行が不能であったりすると、これを能力不全と
いう。例えば、下肢切断という身体不全によって歩行不
能という能力不全を生じている障害者が適切な義足装置
により歩行可能となった場合に、リハビリティーション
によって能力不能が軽減されたと考えられる。ところ
が、能力不全の内容については、目的動作を社会的に拡
大して考えると、見方が変わってくる。即ち、年齢や性
別に応じたあるべき姿の社会的・文化的生活を遂行する
にあたり、どの程度の不利や制限があるかを考えた場
合、これは、障害者個人の障害分類ではなく、障害者を
取り巻く社会環境の分類である。いいかえれば、能力不
全を持つ個人が仲間の健康者と比較して、社会に置かれ
た立場が不利で、人間としての役割達成が制限されてい
る場合には、社会的不利として障害を考える必要がある
が、この場合この障害者は社会不利者と位置付けられ
る。
【0005】一般的にリハビリティーション医療は、リ
ハビリティーション医学を専門とする主治医を中心に、
理学療法士,作業療法士,ソーシャル・ワーカー,リハ
ビリティーション・ナースのリハビリティーション専門
職がチームワークを組んで遂行するものであるが、その
役割について以下に説明する。リハビリティーション医
は患者の主治医として障害の診断や治療にあたるが、単
に内科的・外科的治療を施すだけでなく、患者の心理的
・社会的適応の回復をも含んだ総合的治療が必要とされ
る。理学療法士は、主として運動機能障害を有する患者
に対して、物理的手段や運動を用いて改善させることを
役割とする職業であるが、障害者の障害評価を行なって
筋力テスト,関節可動域測定,日常生活動作テスト,さ
らに必要に応じて歩行分析などを行ない、その結果をリ
ハビリティーション・チームの評価会議に提出する。そ
して、評価会議で理学療法プログラムが決められると、
理学療法士はプログラムに応じて患者を訓練する。作業
療法士は身体障害者に対して、やはり患者の評価として
運動機能の精密な動作テスト,認知行為の評価,日常生
活動作評価,心理評価,職業前評価などを行ない、これ
らの作業療法のプログラムが決定すると、プログラムに
応じて、身体機能改善,認知機能改善,日常生活動作訓
練,職業前訓練などを行なうが、心理的・支持的作業療
法として心理面の活動維持に重点を置くこともある。ソ
ーシャル・ワーカーはリハビリティーション・チームの
なかで、患者のゴール決定とその達成に重要な役割を演
じており、心理的・社会的問題点を掘り出して解決の糸
口を与える。そして、これらのメンバーの他に、言語治
療士,臨床心理士,義肢装具士などの専門職も参加する
が、忘れてはならない極めて重要な構成員がリハビリテ
ィーション・ナースである。リハビリティーション・ナ
ースは単なる看護婦ではなく、リハビリティーション医
学の知識をもち、障害の内容が理解でき、障害に対する
患者の適応過程に応じてそのニーズに反応する態度をも
つことが要求される。
【0006】以上のようなリハビリティーション治療
は、疾患の種類によっても多少異なるが、いずれにして
も患者が有する残存能力を最大に発揮させるように訓練
して、日常生活動作の自立と社会復帰に向って患者の再
適応に働きかけることが目的である。その為には、リハ
ビリティーション・チームが患者の損傷レベルを的確に
把握し、効果的なリハビリティーションプログラムの作
成と効率的な治療手順を遂行することが重要なポイント
となる。特に、労働災害や一般事故で上下肢に損傷を受
けたり、脳卒中による上下肢麻痺の疾患を受けた場合な
どは、早急に歩行訓練を開始しないと、歩行機能回復の
可能性が非常に低くなる。このため、理学療法として
は、できるだけ早い時期に座位訓練に入り、バランス感
覚を教えると共に4肢関節の自動運動と他動運動を加
え、更に歩行訓練に際しては、リハビリティーション治
療用に開発された歩行補助用具を積極的に利用して有効
なリハビリティーション治療を遂行している。このリハ
ビリティーション治療用の歩行補助用具の代表的なもの
に歩行器がある。歩行器は、図1に示す如く、下端にキ
ャスター1を備えた脚パイプ部材2を馬状に配設しパイ
プフレームの上部に、歩行器の使用者を保持する為のク
ッション材3が取り付けられている。また、このパイプ
フレームの上部のクッション材3を保持する保持パイプ
部2aの下部には、脚パイプ部材2の上部の内径に摺接
パイプが嵌合されていて、クッション材3の高さを上方
に調節した後、締付ノブ4を締め付けて固定できるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
歩行器は、病院等のリハビリテーションセンターで実際
に患者の歩行訓練に使用するとなると、一台の歩行器を
数人の患者で使用するため、理学療法士や作業療法士或
いはリハビリティーション・ナースが、歩行器を使用す
る患者の背丈によって歩行器のクッション材の高さを調
節して締付捻子を締め付ける。そして、患者の歩行訓練
中にクッション材が不意に下がって不測の事故を防止す
るため、クッション材が確実に固定されていることを十
分確認した上で患者に使用させる。従って、患者が歩行
器を歩行訓練の使用中にクッション材の高さを変更しよ
うとする時は、締付捻子を緩めるのに相当な力が必要に
なるので、患者自ら調節することが難しいという問題が
あった。更に、歩行器の締付捻子は4箇所で締め付ける
ようになっているので、たとえ理学療法士や作業療法士
或いはリハビリティーション・ナースがクッション材の
高さを調節したにしろ、その操作性がスムーズでなく、
取扱が不便という問題もあった。そこで、本考案の歩行
器はこのような問題点を解決するために成されたもの
で、患者が、歩行器を用いて歩行訓練をしたり、病室や
病院内或いは自宅で移動の補助具として歩行器を使用す
る際に、歩行器のクッション材の高さを患者や付添人が
容易に調節することができる歩行器の提供を目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された本発明は、下部に複数のキャスターを備えた
脚部パイプフレームと、当該脚部パイプフレームの上部
適所に突出して設けた複数の胴部パイプフレームと、当
該胴部パイプフレームの上部に、上・下方向に摺動可能
に取り付けた腕部パイプフレームとから成る歩行訓練あ
るいは歩行補助に用いる歩行器において、上記胴部パイ
プフレームと上記腕部パイプフレームとの摺動部分に、
上記腕部パイプフレームを任意の高さで固定又は開放す
る係止部材を設けると共に、上記腕部パイプフレーム又
は上記脚部パイプフレームのいずれか一方或いは両方
に、ケーブル部材を介して上記係止部材を遠隔操作す操
作部材を備えたことを特徴とする歩行器を要旨としてい
る。係止部材は、腕部パイプフレームの摺動部に設けた
長尺のラック部材と胴部パイプフレームの上部に設けた
ラッチ部材とから構成すると良い。係止部材は、腕部パ
イプフレームの摺動部に形成した複数の長孔と胴部パイ
プフレームの上部に設けたピン部材とから構成すると良
い。操作部材は、腕部パイプフレームの前方下部近傍に
取り付けた操作レバーとすると良い。操作部材は、脚部
パイプフレームの前方上部近傍に取り付けた操作ペダル
とすると良い。
【0009】
【作用】本発明の歩行器によれば、まず、腕部パイプフ
レーム又は脚部パイプフレームのいずれか一方或いは両
方に設けた操作部材を操作する。すると、胴部パイプフ
レームと腕部パイプフレームとの摺動部分に設けた係止
部材が、ケーブル部材を介して開放される。この作用に
よって、腕部パイプフレームは上・下方向に摺動可能に
なり、腕部パイプフレームは任意の高さに調節すること
ができる。次に、操作部材を離すと、今度は係止部材
は、胴部パイプフレームと上記腕部パイプフレームとの
摺動部分を固定することになる。この際、係止部材をラ
ック部材とラッチ部材とから構成した時は、胴部パイプ
フレームのラッチ部材が腕部パイプフレームのラック部
材に嵌脱することになり、また、係止部材が長孔とピン
部材とから構成した時は、胴部パイプフレームのピン部
材が腕部パイプフレームの長孔に挿脱することになる。
【0010】
【実施例】本発明の歩行器の実施例について、図面に基
づき説明する。図2(a)は本発明を適用した第1実施
例の歩行器の斜視図、図2(b)は同歩行器の部分拡大
図である。本実施例の歩行器は、図に示す如く、下部の
4隅にキャスター10を備えたコの字状の下部パイプフ
レーム11と、下部パイプフレーム11の左・右両上面
に、前方に90度可倒させるためのヒンジ11aを介し
て接続した垂直パイプフレーム12と、垂直パイプフレ
ーム12の上部外径部に設けたラッチ装置13(通常は
危険防止のためプラスチックのカバーが被着されている
が、説明の為図では省略した。)を外径部にラック14
が取り付けら、垂直パイプフレーム12の内径部に摺動
可能に挿入されている差し込みパイプ15と、差し込み
パイプ15の上部に形成されたコの字状の上部パイプフ
レーム16と、この上部パイプフレーム16の下部に取
り付けられ、ケーブルAを介してラッチ装置13を操作
するレバー17と、上部パイプフレーム16の上面に取
り付けられたクッション材Bとから構成されている。な
お、この上部パイプフレーム16は、図3に示す如く、
左・右の短管部16aが上部パイプフレーム16の本体
から挿脱可能になっていて、クッション材B側に固定さ
れている。故に、本実施例の歩行器を梱包する場合に
は、上部パイプフレーム16からクッション材Bを短管
部16aごと引き抜き、垂直パイプフレーム12を、ヒ
ンジ11aを介して前方に90度可倒させるとコンパク
トにな折り畳めるようになっている。
【0011】ここで、本第1実施例の作用・効果につい
て説明するが、まず、本第1実施例を梱包から取り出し
て組み立てる作用について説明する。本第1実施例の歩
行器は梱包から出すと図3に示した形状となっているの
で、まず、取扱者が垂直パイプフレーム12を下部パイ
プフレーム11から引き起こす。すると垂直パイプフレ
ーム12が完全に立った状態で、ヒンジ11aのセルフ
ロックが作動して固定される。次に、クッション材Bが
接続された短管部16aを上部パイプフレーム16に差
し込むと組み立てが終了して図2(a)の形状となる。
【0012】次に、本第1実施例の歩行器のクッション
材Bの高さを調節する作用について説明する。本第1実
施例の歩行器は、病院や病室或いはリハビリセンター等
に常備されていて、主治医,理学療法士,作業療法士,
ソーシャル・ワーカー,リハビリティーション・ナース
等のリハビリティーション専門職員が、リハビリ治療を
施す患者の背丈や年齢或いは障害度によって歩行器のク
ッション材Bの高さを調節することになるが、この際、
歩行器の取扱者は、図2(b)に示す如く、上部パイプ
フレーム16の下部に取り付けられたレバー17を矢印
C方向に引く、すると、ケーブルAを介してラッチ装置
13のラッチ爪13aはスプリング13bの付勢力に反
して矢印D方向に引かれ、ラック14を開放する。この
作用により、差し込みパイプ15は垂直パイプフレーム
12内で摺動可能になる。そこで、クッション材Bを矢
印E方向に引き出して任意の高さに調節し、更に、レバ
ー17を離す。すると、今度はラッチ装置13のラッチ
爪13aがスプリング13bの付勢力によって、ラック
14に歯合してクッション材Bは固定されることにな
る。このように、本第1実施例の歩行器は、レバー17
をワンタッチで操作するだけで、左・右の垂直パイプフ
レーム12のラッチ装置13が同期して作動するため、
差し込みパイプ15のロック・アンロックが確実且容易
にできるようになり、歩行器の操作性と安全性が従来の
ものに比較して格段に向上しただけでなく、コンパクト
に折り畳めることで、梱包性や輸送性も大幅に向上させ
ることが可能になった。従って、本第1実施例の歩行器
は、主治医,理学療法士,作業療法士,ソーシャル・ワ
ーカー,リハビリティーション・ナース等のリハビリテ
ィーション専門職員が本歩行器をリハビリ治療に使用す
る際に、その操作性が向上したことで、操作に費やす手
間や時間を飛躍的に軽減させると共に、軽度の障害者や
病人ならクッション材Bの高さを自ら調節することも可
能になった。
【0013】なお、上記第1実施例では、垂直パイプフ
レーム12の上部外径部にラッチ装置13を設け、この
ラッチ装置に歯合するラック14を差し込みパイプ15
に設けたが、次に他の実施例について説明する。図4
(a)は本発明を適用した第2実施例の歩行器の斜視
図,図4(b)は同歩行器の一部断面部分拡大図であ
る。本第2実施例の歩行器は、図に示す如く、キャスタ
ー10、下部パイプフレーム11、ヒンジ11a、垂直
パイプフレーム12、差し込みパイプ15、上部パイプ
フレーム16、ケーブルA、レバー17と、クッション
材Bの構成は第1実施例と同じであるが、本実施例の歩
行器は垂直パイプフレーム12の上部外径部にピン嵌合
装置23を備えると共に差し込みパイプ15の長さ方向
には、ピン嵌合装置23のピン先23aが挿脱する複数
の長孔24が形成されている。なお、第2実施例の作用
・効果は第1実施例と同様であるが、第1実施例に比較
して製造コストを低く抑えることができるので、安価で
経済的な歩行器を提供できるという第2実施例独自の効
果も得られる。また、本発明の第1,第2実施例では、
ラッチ装置13またはピン嵌合装置23を、ケーブルA
を介して操作するレバー17を上部パイプフレーム16
の下部に取り付けているが、これもこの位置に限定され
るものではなく、操作する人の使い易さを考慮して変更
することが望ましく、例えば、図5に示したようにレバ
ー27を下部パイプフレーム11の前方上面に取り付け
てもよく、またレバー27の変わりにペダル(図示せ
ず)としても上記実施例と同様の効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の歩行器
は下部に複数のキャスターを備えた脚部パイプフレーム
と、脚部パイプフレームの上部適所に突出して設けた複
数の胴部パイプフレームと、胴部パイプフレームの上部
に、上・下方向に摺動可能に取り付けた腕部パイプフレ
ームとから成る歩行訓練あるいは歩行補助に用いる歩行
器において、胴部パイプフレームと腕部パイプフレーム
との摺動部分に、腕部パイプフレームを任意の高さで固
定又は開放する係止部材を設けると共に、腕部パイプフ
レーム又は脚部パイプフレームのいずれか一方或いは両
方に、ケーブル部材を介して係止部材を遠隔操作す操作
部材を備え、更に、係止部材をラック部材とラッチ部材
とから構成するか、或いは長孔とピン部材とから構成
し、また更に、操作部材を腕部パイプフレームの前方下
部近傍に取り付けた操作レバーとするか或いは脚部パイ
プフレームの前方上部近傍に取り付けた操作ペダルとし
たことで、歩行器の操作性と安全性が従来のものに比較
して格段に向上した。これにより、本発明の歩行器は、
主治医,理学療法士,作業療法士,ソーシャル・ワーカ
ー,リハビリティーション・ナース等のリハビリティー
ション専門職員がリハビリ治療に使用する際に、その操
作性が向上したことで、操作に費やす手間や時間を飛躍
的に軽減させると共に、軽度の障害者や病人なら自ら操
作することも可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の歩行器を表わした斜視図である。
【図2】本発明を適用した第1実施例の歩行器を表わし
た斜視図と部分拡大図である。
【図3】第1実施例の折り畳み説明図である。
【図4】本発明を適用した第2実施例の歩行器を表わし
た斜視図と一部断面部分拡大図である。
【図5】本発明を適用した第3実施例の歩行器を表わし
た斜視図である。
【符号の説明】
10 キャスター 11 下部パイプフレーム 11a ヒンジ 12 垂直パイプフレーム 13 ラッチ装置 13a ラッチ爪 13b スプリング 14 ラック 15 差し込みパイプ 16 上部パイプフレーム 16a 短管部 17 レバー 23 ピン嵌合装置 23a ピン先 24 長孔 27 レバー(ペダル) A ケーブル B クッション材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に複数のキャスターを備えた脚部パ
    イプフレームと、当該脚部パイプフレームの上部適所に
    突出して設けた複数の胴部パイプフレームと、当該胴部
    パイプフレームの上部に、上・下方向に摺動可能に取り
    付けた腕部パイプフレームとから成る歩行訓練あるいは
    歩行補助に用いる歩行器において、 上記胴部パイプフレームと上記腕部パイプフレームとの
    摺動部分に、上記腕部パイプフレームを任意の高さで固
    定又は開放する係止部材を設けると共に、上記腕部パイ
    プフレーム又は上記脚部パイプフレームのいずれか一方
    或いは両方に、ケーブル部材を介して上記係止部材を遠
    隔操作す操作部材を備えたことを特徴とする歩行器。
  2. 【請求項2】 係止部材は、腕部パイプフレームの摺動
    部に設けた長尺のラック部材と胴部パイプフレームの上
    部に設けたラッチ部材とから構成したことを特徴とする
    請求項第1項記載の歩行器。
  3. 【請求項3】 係止部材は、腕部パイプフレームの摺動
    部に形成した複数の長孔と胴部パイプフレームの上部に
    設けたピン部材とから構成したことを特徴とする請求項
    第1項記載の歩行器。
  4. 【請求項4】 操作部材は、腕部パイプフレームの前方
    下部近傍に取り付けた操作レバーとしたことを特徴とす
    る請求項第1項記載の歩行器。
  5. 【請求項5】 操作部材は、脚部パイプフレームの前方
    上部近傍に取り付けた操作ペダルとしたことを特徴とす
    る請求項第1項記載の歩行器。
JP4218408A 1992-07-23 1992-07-23 歩行器 Pending JPH0639007A (ja)

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Cited By (4)

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