JPH0639115B2 - 成形品の取り出し方法、およびその装置 - Google Patents

成形品の取り出し方法、およびその装置

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JPH0639115B2
JPH0639115B2 JP50343591A JP50343591A JPH0639115B2 JP H0639115 B2 JPH0639115 B2 JP H0639115B2 JP 50343591 A JP50343591 A JP 50343591A JP 50343591 A JP50343591 A JP 50343591A JP H0639115 B2 JPH0639115 B2 JP H0639115B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、請求項1の前文に詳述されている形式の金型
から成形品を取り出す方法、およびその方法を実施する
装置に関する。
原則として、本発明は、何らかの材料からなる成形品が
金型中で成形された後に開放された金型から除去される
あらゆる成形方法に利用することができ、射出成型によ
るプラスチック成形品の製造に適用するのに好ましいも
のである。
成形品を取り出す全体シーケンスは、金型を開放する動
作、ハンドリングユニット、ロボット、マニピュレータ
などに設けた保持具を開放された2つの金型半部間へ装
入する動作、上記保持具によって保持されるまで、一方
の金型半部からイジェクタ要素によって成形品を取り出
す動作、そして、保持された成形品と共に保持具を金型
領域から取り出す動作、からなるものである。
(発明の背景) 成形機を出来るだけ高サイクル数で運転できるように、
例えば射出成形機では、成形品の取り出し作業は出来る
だけ速く続けられるべきである。しかしながら、取り出
し速度をあまり速くすると成形品が損傷することがある
ので、成形品が金型半部から取り出される取り出し速度
には限りがある。
このことは、特に表面積の広い成形品の場合に当てはま
り、この場合、成形品と対応する金型壁の間に非常に大
きな粘着力およびサクションが生じる。また、損傷の危
険性は、いかに壁の薄い加工品であるか、また取り出し
要素によってどれだけ多くの点で保持されて支持されて
いるかによる。成形品の取り出しは、特に、成形品と金
型壁との間の粘着力に打ち勝つことにより、また成形品
の加速によって、成形品が損傷しなように行われなけれ
ばならない。ここで、成形品と金型壁との間における歓
迎しがたい高負圧を回避すべく、十分にゆっくりと行わ
れなければならない。
(発明の目的) 本発明は、これにより全成形品取り出し作業が短時間で
実行可能で、しかも成形品に歓迎しがたいストレスを与
えることのない方法および装置を提供する目的とするも
のである。
(発明の開示) この目的は、請求項1に明記された方法の発明により達
成される。従属請求項は本発明による方法および該方法
を実施する装置の別の有利な特徴を明記している。
本発明にかかる方法では、成形品は第1の部分ストロー
クでわずかに中間位置まで運ばれ、その位置で成形品は
保持具の装入動作を特に邪魔することもないので、この
第1の部分ストロークは保持具の装入前であって、金型
開放動作が完了前でも開始することができる。その結
果、この第1の部分ストロークに相当な時間を利用でき
るので、この第1の部分ストロークは低速で出来るし、
これにより成形品に対して静かに行うことができる。こ
の第1の部分ストロークは、粘着力に打ち勝って、成形
品の主表面を対応する金型壁から分離して自由にするこ
とを本質的に目的としている。また、保持具の装入後、
イジェクト動作における第2の部分ストロークは極めて
短時間の間に実行される。これは、一方において、その
後に移動するべき残りの軌道距離は僅かであり、他方に
おいて、金型壁から既に分離にされた成形品は高速で危
険なく移動することができるからである。静かなイジェ
クト操作によって、デリケートで薄い壁の成形品の場合
でさえも、比較的少ないイジェクタ要素によって操作す
ることができる。
図面の簡単な説明 本発明の具体例は図面を参照して更に詳細に説明され、 図1は、本発明にかかる方法における成形品取り出し作
業のそれぞれの段階を図形的に簡素化して示したもので
ある。
図2は、成形品取り出し作業の中間位置における本発明
にかかる装置の断面図である。
図3は成形品、イジェクタ、および保持具の動作に関す
る軌道−時間の図を示す。
(発明の形態) 本発明は、プラスチック成形品を成形するための射出成
形機を参照し、具体例によって説明する。
図1aに示されているように、射出成形機は2つの金型
半部1,3によって構成されており、金型を開放するた
めに、一方の金型半部1が金型駆動部5によって移動で
きるようになっている。上記駆動部5には一般に油圧シ
リンダが用いられるが、空圧シリンダ、電動機、または
機械駆動であってもよい。金形半部1,3によって形成
される金型キャビティの中には、既に完全に成型された
プラスチック成形品7がある。イジェクタピン9は、金
型半部1に設けてあり、イジェクタプレート13を介し
てイジェクタ駆動部11によって操作され、上記成形品
に作用することができる。保持具14は、図形的にのみ
表されており、ハンドリングユニット、ロボット、マニ
ピュレータなどからなり、上記成形品7を受けるため
に、開放された金型半部1,3の間に、グリッパ駆動部
15によって移動させられる。イジェクタ駆動部11と
グリッパ駆動部15は、それぞれ油圧または空圧のシリ
ンダ、電動機、または機械駆動とすることができる。金
型駆動部5とイジェクタ駆動部11は、例えば、制御ユ
ニット19に従属する油圧制御部17により適切な動作
シーケンスで操作される。これに対して、ハンドリング
ユニットなどのグリッパ駆動部15は、同様に制御ユニ
ット19によって制御されるか、またはその自身の制御
ユニット18を備えている。制御ユニット18,19
は、位置センサに基づいて公知の方法により動作する。
この位置センサは金型半部1と保持具14の位置を検出
し、それぞれのケースについて位置依存的に、連続的な
移動操作を手引する。
図1aに従って金型の閉鎖位置から開始すると、本発明
にかかる成形品の取り出し作業は以下のように進められ
る。可動金型半部1は金型を開放するために図1におい
て左側に移動する(図1b)。同時に、金型半部1中の
成形品7は左側に運ばれ、固定金型半部3から分離され
る。しかしながら、上記金型開放動作の間中、イジェク
タプレート13は、金型半部1から成形品7を分離する
ために、金型半部1に対して右側に移動を開始する(図
1c)。図1dにおいて、金型半部1は最終位置に到達
しており、保持具14は2つの金型半部の間に入ること
ができる。保持具14の装入動作中、成形品7の取り出
し作業における第1の部分ストロークが完了する。すな
わち、この時点で、イジェクタプレート13が上記部分
ストローク距離a(図2参照)によって右側に移動し、
成形品7を中間位置に持って行く。この中間位置で、成
形品7の主表面は金型半部1の対応する壁から分離され
る。しかし、成形品7は依然として金型半部1に部分的
に係合しており、この金型半部1によって保持具のため
に保持されている(図1d)。
成形品7は、保持具14が最終装入位置14′に到達す
るまで上記中間位置に留まる。次に、図1dの位置か
ら、第2の部分ストロークが開始され、図1dの中間位
置から、成形品7が金型半部1から完全に自由となり、
同時に、保持具14によって保持される位置まで、成形
品7を取り出すために、イジェクタプレート13が高速
で右側に移動させられる。
図1eは最終位置を示し、この位置でイジェクタプレー
ト13は全ストローク、すなわち部分ストローク距離a
とbと合計、ほど移動しており、成形品7は取り出し位
置にある。そして、この位置で成形品7は保持具14に
完全に保持され、金型半部1,3の間から取り出すこと
ができる。
図2は図1cに対応する中間位置における開放金型を示
している。可動金型半部1はキャビティ12を備えてお
り、その中には油圧式イジェクタシリンダ11によって
操作され得るイジェクタプレート13が配置されてい
る。イジェクタプレート13にはイジェクタピン9が固
定されており、これは例えば射出成形では成形品7に作
用する。また、金型半部1にはストップピン21が設け
てあり、これは油圧シリンダ25のピストン23に連結
されている。圧力媒体が管路(図示せず)を介してシリ
ンダ25に導入されると、ストップピン21は停止位置
に保持され、それらはキャビティ12に突出し、イジェ
クタプレート13の前面に対するストッパとして作用す
る。すべてのピストン23の全表面積はイジェクタシリ
ンダ11の有効ピストン面積よりも大きい。したがっ
て、第1の部分ストローク距離aを通過すると、イジェ
クタプレート13はストップピン21によって停止され
る。上記第1の部分ストロークの間、成形品7における
広い面積の表面領域8は金型半部1の対応する壁領域か
ら分離される。この部分ストロークには相当な時間が利
用されるので、成形品7を損傷することのない低速で行
うことができる。成形品7の突出部7aは金型半部1の
対応する金型凹部に部分的に留まっており、そのために
成形品7は金型半部1によって依然保持される。
図1dの位置に対応するその後のある時点では、油圧シ
リンダ25は圧力の無い状態に設定され、イジェクタプ
レート13のストッパピン21はもはや抵抗とならな
い。したがって、イジェクタプレート13は第2段の部
分ストロークによって距離bほど更に移動することがで
きる。この第2の部分ストロークは制御ユニット17に
よって制御されており、第1の部分ストロークよりも高
速であるのが好ましい。成形品7は更にイジェクタピン
9によって第2の部分ストローク距離bほど移動され、
金型半部1から完全に自由な位置に達し、保持具(図2
には図示せず)によって保持される。
図3は、本発明にかかる方法において行われる金型、イ
ジェクタ、および保持具の動作にかかる軌道−時間の図
を示す。時間は横軸にプロットされており、金型の軌道
(曲線F)、イジェクタの軌道(曲線A)、および保持
具の軌道(曲線G)が縦軸にプロットされている。簡略
化するために、それぞれのケースにおいて定速運動が扱
われ、加速段階や減速段階は無視されている。曲線F,
AおよびGの縦軸は、同一縮尺ではない。これは、金
型、イジェクタ、および保持具はまったく異なる軌道距
離を移動するからである。
t1の時点で、金型の開放が開始され、可動金型半部が
初期位置F0からt5の時点で到達する最終位置FEに
曲線Fにしたがって移動する。この金型開放動作の間、
t2の時点で、イジェクタは曲線Aに従って初期位置A
0から中間位置AZまでの第1の部分ストロークを開始
する。この動作において、第1の部分ストロークにおけ
るt3時点までの第1段階は、金型キャビティの壁から
加工品を分離するために、すなわち、壁の粘着力に打ち
勝つのに役立つ。そして、t3の時点から、中間位置A
Zの実際の移動が行われる。この中間位置AZにおい
て、加工品はまだ線FKで示す金型外形の範囲を通過し
ておらず、その落下を防止するために金型外形によって
依然保持されている。
イジェクタ動作の中間位置AZに到達すると、または、
金型開放動作の終了時点t5よりも前であるかもしれな
いその以前のt4の時点において、保持具は初期位置G
0からt8の時点で到達する完全な装入位置GEに移動
を開始する。その後直ぐに、t8の時点で、イジェクト
動作の第2の部分ストロークが開始され、これにより加
工品は中間位置AZから金型外形FKを越えて除去位置
AEに移動し、この位置で保持具によって同時に保持さ
れる。中間位置におけるイジェクタの余裕時間であるt
6からt8は、保持具の装入動作に関して、実際上不可
避な時間誤差が補償されるように設定される。
上述の具体例を変更することは可能である。例えば、単
一イジェクタ装置に代えて、公知の2以上のイジェクタ
装置、すなわち分離駆動によって動作されるイジェクタ
ピンの類を設けることができる。また、第1および/ま
たは第2の部分ストロークは、唯一または他のイジェク
タ装置の適当な駆動によって実行することができる。開
放ストローク、イジェクトストローク、および保持具装
入ストロークの開始時刻および終了時刻は、適当な方法
により位置制御によって互いに調整することができる。
例えば、保持具の装入ストロークは金型の開放ストロー
クと同時に開始してもよいし、開放動作における第1の
部分ストロークと同時に終了してもよい。イジェクト操
作における第2の部分ストロークは、第1の部分ストロ
ークの直後に、すなわち中間位置で成形品が停止する必
要がないように、継続してもよい。
イジェクタの上記油圧操作または空圧操作では、第2の
部分ストロークの間の高速度は、例えば、第2の部分ス
トロークの開始時に圧力アキュムレータに割り込むこと
により得られる。このアキュムレータでは、第1の部分
ストロークの間に圧力媒体が加圧下で蓄積される。当業
者はそのような圧力媒体装置および関連する切換弁装置
に精通している。
本発明の別態様では、イジェクタの動作は2以上のスト
ロークで実行することもできる。特に、第1の部分スト
ロークは、2段階に分割することができる。この場合、
第1段階では、成形品は、これが金型キャビティの壁か
ら分離される程度、すなわち壁の密着力に打ち勝つ程度
に、ほんの僅か動かされる。次に、第1の部分ストロー
クにおける続く第2段階は、成形品を更に中間位置まで
移動させる。この第2段階は、第1段階よりも高速で行
うことができる。すなわち、金型の壁から成形品を分離
する第1段階は、特に、ゆっくり、かつ静かに行われ
る。図3の例において、第1の部分段階としてt2から
t3までの最初時間内に、t3からt6までの残る第1
の部分段階よりも低速度で、イジェクタの運動が実行さ
れることを意味する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−224853(JP,A) 特開 昭62−97815(JP,A) 特開 平1−263018(JP,A) 特開 昭61−195817(JP,A) 特開 昭62−273816(JP,A) 実開 昭51−127957(JP,U) 実開 昭59−68922(JP,U) 実開 昭58−104624(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型は金型半部(1,3)を分離すること
    によって開放され、一方の金型半部(1)の中に位置す
    る成形品はイジェクタプレートによって動作され得る1
    以上のイジェクタ(9)によって上記金型半部(1)か
    ら取り出し位置に移動させられ、ここで開放された金型
    半部(1,3)の間に装入され得る保持具(4)によっ
    て成形品が保持され、上記取り出し動作が少なくとも2
    つの部分ストロークによって行われるとともに、第1の
    部分ストロークで成形品が中間位置に移動され、そこで
    は成形品は依然一方の金型半部(1)の金型外形に保持
    されており、次に、第2の部分ストロークで上記成形品
    は金型外形の外側の取り出し位置に移動させられる金型
    から成形品を取り出す方法において、 金型(1,3)の開放動作の間に、および/または保持
    具(4)の装入動作の間に、上記第1の部分ストローク
    ができるだけ早く開始され、 上記イジェクタプレート(13)は、成形品の中間位置
    を定める少なくとも一つの解除可能なストッパ(21)
    によって第1の部分ストロークの終了位置に停止させら
    れ、 第2の部分ストロークの開始時に、上記ストッパ(2
    1)が解除され、それにより上記イジェクタプレート
    (13)は第2の部分ストロークが可能となる、金型か
    ら成形品を取り出す方法。
  2. 【請求項2】上記第1の部分ストロークが第2の部分ス
    トロークよりも低速で行われることを特徴とする請求項
    1の金型から成型品を取り出す方法。
  3. 【請求項3】上記第1の部分ストロークが上記保持具の
    装入完了前に終了し、第1の部分ストロークと第2の部
    分ストロークの間に停止段階があることを特徴とする請
    求項1,2のいずれかの金型から成形品を取り出す方
    法。
  4. 【請求項4】分離可能で、一方の金型半部(1)には成
    形品に作用する1以上のイジェクタ要素(9)を有する
    イジェクタ手段(9,13)を備えた2つの金型半部
    (1,3)からなる特に射出成形の金型と、上記イジェ
    クタ要素のイジェクタ駆動部(11)と、金型半部の開
    放動作に調和された時間シーケンスにしたがって上記イ
    ジェクタ駆動部を制御する駆動制御部(17,19)と
    を備え、上記請求項1から3のいずれかの方法を実施す
    る装置であって、 上記イジェクタ手段(9,13)は上記イジェクタ手段
    を中間位置に停止させる少なくとも一つの解放可能なス
    トッパ(21)が設けられ、上記中間位置で成形品は金
    型外形から依然として完全に自由でなく、上記イジェク
    タ手段の第2の部分ストロークを可能とするためのスト
    ッパの解除が、上記駆動制御部(19,17)によって
    制御され得るようになっていることを特徴とする金型か
    ら成形品と取り出す装置。
  5. 【請求項5】上記ストッパ、またはそれぞれのストッパ
    (21)が油圧によって動作可能なストッパピストン
    (23)に連結され、イジェクタ駆動部(11)によっ
    て後側において動作されるイジェクタプレート(13)
    の前側に作用し、上記イジェクタ駆動部(11)ピスト
    ンを備えた1以上の油圧シリンダ(11)を有し、全ス
    トッパピストン(23)の全表面積がイジェクタ駆動部
    (11)のピストン領域よりも大きく、駆動制御部(1
    9,17)が、第1の部分ストロークおよび第2の部分
    ストローク開始時における圧力開放の間に、ストッパピ
    ストンすなわちピストン(23)の加圧を制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項4の装置。
JP50343591A 1990-02-05 1991-02-05 成形品の取り出し方法、およびその装置 Expired - Lifetime JPH0639115B2 (ja)

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DE4003371.6 1990-02-05
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JPH05503894A JPH05503894A (ja) 1993-06-24
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