JPH0639152Y2 - 液封入防振ブッシュ - Google Patents
液封入防振ブッシュInfo
- Publication number
- JPH0639152Y2 JPH0639152Y2 JP8106990U JP8106990U JPH0639152Y2 JP H0639152 Y2 JPH0639152 Y2 JP H0639152Y2 JP 8106990 U JP8106990 U JP 8106990U JP 8106990 U JP8106990 U JP 8106990U JP H0639152 Y2 JPH0639152 Y2 JP H0639152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- ring member
- fitted
- liquid
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、液封入防振ブッシュに関し、とくに軽量で絞
り流路の形成が容易な液封入防振ブッシュに関する。
り流路の形成が容易な液封入防振ブッシュに関する。
<従来の技術> エンジンマウント等に筒状の防振ブッシュが多用されて
おり、近年においては、その防振ゴム体内に複数の液室
とこれらを連通する絞り流路を設けて、封入液の流通抵
抗によりエンジンの大振動を効果的に減衰せしめるもの
がある。
おり、近年においては、その防振ゴム体内に複数の液室
とこれらを連通する絞り流路を設けて、封入液の流通抵
抗によりエンジンの大振動を効果的に減衰せしめるもの
がある。
その一例を第5図および第6図で説明すると、筒状シー
ルスリーブ5内には外筒2が圧入され、前記外筒2内に
はこれを横切って防振ゴム体3が設けてある。防振ゴム
体3の下半部中央には内筒1が貫設され、また、上半部
内には水平方向へ貫通する空洞31が形成されて、これは
前記外筒2の周面対向部に設けた開口21、22に連通し、
主液室Aを構成している。
ルスリーブ5内には外筒2が圧入され、前記外筒2内に
はこれを横切って防振ゴム体3が設けてある。防振ゴム
体3の下半部中央には内筒1が貫設され、また、上半部
内には水平方向へ貫通する空洞31が形成されて、これは
前記外筒2の周面対向部に設けた開口21、22に連通し、
主液室Aを構成している。
一方、前記外筒2の周面下部に設けた開口23には副液室
Bの室壁を構成するゴム膜6が張設してある。
Bの室壁を構成するゴム膜6が張設してある。
前記外筒2は周面中央部を段階的に小径とし、この部分
には底の浅いU字断面のリング部材4が底を外筒2周面
に接して嵌着してある。前記リング部材4には周方向の
二カ所に開口41、42が設けてあり、これら開口41、42は
それぞれ前記液室A,Bに連通している。
には底の浅いU字断面のリング部材4が底を外筒2周面
に接して嵌着してある。前記リング部材4には周方向の
二カ所に開口41、42が設けてあり、これら開口41、42は
それぞれ前記液室A,Bに連通している。
前記リング部材4は、外筒2をシールスリーブ5内に圧
入した状態で、シールスリーブ5内周壁によりその開放
空間が閉鎖され、前記両液室A,Bを結ぶ絞り流路Fを形
成している。
入した状態で、シールスリーブ5内周壁によりその開放
空間が閉鎖され、前記両液室A,Bを結ぶ絞り流路Fを形
成している。
そして、前記リング部材4は、第7図に示す如く、一対
の半円弧体46、47よりなり、これらを外筒2の外周で衝
合して構成されている。
の半円弧体46、47よりなり、これらを外筒2の外周で衝
合して構成されている。
かかる構造の液封入防振ブッシュに上下方向の大振動が
入力すると、内筒1と外筒2の相対位置が大きく変化
し、これに伴って主液室Aの容積が変化して密封液が絞
り流路Fを流通し、この時の流通抵抗により振動減衰作
用を生じる。
入力すると、内筒1と外筒2の相対位置が大きく変化
し、これに伴って主液室Aの容積が変化して密封液が絞
り流路Fを流通し、この時の流通抵抗により振動減衰作
用を生じる。
なお、このように、リング部材を一対の半円弧体より構
成した防振ブッシュは実開昭61-202738号公報に示され
ており、また、リング部材を完全なリング体で構成した
ものが実開昭62−50344号公報に示されている。
成した防振ブッシュは実開昭61-202738号公報に示され
ており、また、リング部材を完全なリング体で構成した
ものが実開昭62−50344号公報に示されている。
<考案が解決しようとする課題> ところで、前記リング部材は複雑な3次元形状であり、
シール性の点から高い精度が要求されることから部品の
製作および管理の手間を要するとともに、組付性にも劣
るという問題がある。
シール性の点から高い精度が要求されることから部品の
製作および管理の手間を要するとともに、組付性にも劣
るという問題がある。
本考案はかかる問題点を解決するもので、製造が容易で
部品管理等の手間が軽減され、かつ組付けも容易になし
得るばかりでなく、軽量な液封入防振ブッシュを提供す
ることを目的とする。
部品管理等の手間が軽減され、かつ組付けも容易になし
得るばかりでなく、軽量な液封入防振ブッシュを提供す
ることを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本考案の構成を第1図で説明すると、内筒1と、これと
軸方向を一致せしめて配した外筒2との間に防振ゴム体
3を配設するとともに、前記防振ゴム体3内に複数の液
室A、Bを形成し、前記外筒2の外周にはU字断面のリ
ング部材4をその底面を接して嵌着するとともに、前記
底面の異なる位置に設けた開口41、42を、外筒2に設け
た開口21、23を介してそれぞれ前記各液室A、Bに連通
せしめ、リング部材4を嵌着した前記外筒2を筒状シー
ルスリーブ5内に圧入して前記シールスリーブ5内周壁
により前記リング部材4の開放空間を閉鎖し、前記液室
A、B間を連通する絞り流路Fとなした液封入防振ブッ
シュは、前記リング部材4を合成樹脂材料により形成し
たものである。
軸方向を一致せしめて配した外筒2との間に防振ゴム体
3を配設するとともに、前記防振ゴム体3内に複数の液
室A、Bを形成し、前記外筒2の外周にはU字断面のリ
ング部材4をその底面を接して嵌着するとともに、前記
底面の異なる位置に設けた開口41、42を、外筒2に設け
た開口21、23を介してそれぞれ前記各液室A、Bに連通
せしめ、リング部材4を嵌着した前記外筒2を筒状シー
ルスリーブ5内に圧入して前記シールスリーブ5内周壁
により前記リング部材4の開放空間を閉鎖し、前記液室
A、B間を連通する絞り流路Fとなした液封入防振ブッ
シュは、前記リング部材4を合成樹脂材料により形成し
たものである。
<作用> 前記構成の液封入防振ブッシュにおいては、リング部材
を合成樹脂材料で形成したもので、切削加工や射出成形
等の従来周知の加工手段で容易に加工でき、しかも極め
て軽量である。
を合成樹脂材料で形成したもので、切削加工や射出成形
等の従来周知の加工手段で容易に加工でき、しかも極め
て軽量である。
また、リング部材は一体品であるから、部品保管および
製作の手間も不要である。
製作の手間も不要である。
<実施例> 第1図は本考案の一実施例を示す防振ブッシュの断面図
であり、基本構造は従来例の同一である。
であり、基本構造は従来例の同一である。
すなわち、筒状のシールスリーブ5内には外筒2が圧入
してあり、外筒2は周面中央部を階段状に小径としてあ
る(第3図)。そして、小径とした前記周面中央部の左
右位置と下部位置に開口21、22、23を設けてある。
してあり、外筒2は周面中央部を階段状に小径としてあ
る(第3図)。そして、小径とした前記周面中央部の左
右位置と下部位置に開口21、22、23を設けてある。
前記外筒2内にはこれを横切って防振ゴム体3が設けて
あり、その下半部には内筒1が貫通埋設され、上半部内
には前記内筒1と直交する方向へ空洞31が形成されて、
これは前記開口21、22に連通している。また、前記外筒
2の開口23にはゴム膜6が張設してある。
あり、その下半部には内筒1が貫通埋設され、上半部内
には前記内筒1と直交する方向へ空洞31が形成されて、
これは前記開口21、22に連通している。また、前記外筒
2の開口23にはゴム膜6が張設してある。
前記外筒2の周面中央部にはリング部材4が嵌着してあ
る。前記リング部材4はポリアセタール等の合成樹脂材
料よりなり、第2図および第3図に示す如く、一部を除
いて開放縁にフランジ部を有する底の浅い略U字断面と
なっており、周方向の一カ所で切り開いてある(図中4
a)。
る。前記リング部材4はポリアセタール等の合成樹脂材
料よりなり、第2図および第3図に示す如く、一部を除
いて開放縁にフランジ部を有する底の浅い略U字断面と
なっており、周方向の一カ所で切り開いてある(図中4
a)。
前記リング部材4の切開部4aに対向する周面は一定角度
範囲で内実としてあり、内実部43の両端面に近い周面底
部にはそれぞれ開口41、42が設けてある。
範囲で内実としてあり、内実部43の両端面に近い周面底
部にはそれぞれ開口41、42が設けてある。
かかるリング部材4は、前記切開部4aを押し広げて拡径
し、前記外筒2の周面中央部に嵌装する。そして、この
切開部4aを閉じた状態で、液中において外筒2全体をシ
ールスリーブ5内に圧入すると、リング部材4の開放空
間はシールスリーブ5の内周壁で閉鎖され、前記空洞31
内に形成された主液室Aと、ゴム膜6とリング部材4間
に形成された副液室Bとを、開口41、42を介して連通す
る絞り流路Fとなる。
し、前記外筒2の周面中央部に嵌装する。そして、この
切開部4aを閉じた状態で、液中において外筒2全体をシ
ールスリーブ5内に圧入すると、リング部材4の開放空
間はシールスリーブ5の内周壁で閉鎖され、前記空洞31
内に形成された主液室Aと、ゴム膜6とリング部材4間
に形成された副液室Bとを、開口41、42を介して連通す
る絞り流路Fとなる。
前記実施例において、第4図に示す如く、リング部材切
開部4aの両端面にそれぞれ凸部44とこれを係止する凹部
45を形成すれば、外筒2に嵌装した状態で確実に切開部
4aを閉じておくことができ、圧入作業がより容易とな
る。
開部4aの両端面にそれぞれ凸部44とこれを係止する凹部
45を形成すれば、外筒2に嵌装した状態で確実に切開部
4aを閉じておくことができ、圧入作業がより容易とな
る。
前記切開部4aはリング部材4の成形時に同時に形成して
も良いし、成形後に切り開くことによっても良い。
も良いし、成形後に切り開くことによっても良い。
また、リング部材4を、外筒2の径よりもやや小さくな
るように成形し、嵌装時に自己のバネ力で外筒周面に保
持されるようにしても良い。
るように成形し、嵌装時に自己のバネ力で外筒周面に保
持されるようにしても良い。
さらに、シールスリーブ5をやや大きく成形しておき、
この中にリング部材4を嵌装した外筒2を挿入して前記
シールスリーブ5を絞り成形し、これにより切開部4aを
閉じるようにしても良い。
この中にリング部材4を嵌装した外筒2を挿入して前記
シールスリーブ5を絞り成形し、これにより切開部4aを
閉じるようにしても良い。
<考案の効果> 以上の如く、本考案の液封入防振ブッシュによれば、絞
り流路を構成するリング部材を容易に製造できるととも
に、部品製作や管理の手間も削減することができ、さら
に液封入防振ブッシュ全体の重量を軽減できる。
り流路を構成するリング部材を容易に製造できるととも
に、部品製作や管理の手間も削減することができ、さら
に液封入防振ブッシュ全体の重量を軽減できる。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
液封入防振ブッシュの全体横断面、第2図はリング部材
の正面図、第3図は液封入防振ブッシュ要部の分解斜視
図、第4図は本考案の他の実施例におけるリング部材切
開部の拡大平面図、第5図乃至第7図は従来例を示し、
第5図は液封入防振ブッシュの全体横断面図で、第5図
のIV-IV線断面図、第7図はリング部材の分解正面図で
ある。 図において、 1…内筒 2…外筒 21、23…開口 3…防振ゴム体 31…空洞 4…リング部材 4a…切開部 41、42…開口 5…シールスリーブ 6…ゴム膜 A、B…液室 F…絞り流路
液封入防振ブッシュの全体横断面、第2図はリング部材
の正面図、第3図は液封入防振ブッシュ要部の分解斜視
図、第4図は本考案の他の実施例におけるリング部材切
開部の拡大平面図、第5図乃至第7図は従来例を示し、
第5図は液封入防振ブッシュの全体横断面図で、第5図
のIV-IV線断面図、第7図はリング部材の分解正面図で
ある。 図において、 1…内筒 2…外筒 21、23…開口 3…防振ゴム体 31…空洞 4…リング部材 4a…切開部 41、42…開口 5…シールスリーブ 6…ゴム膜 A、B…液室 F…絞り流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−202738(JP,U) 実開 昭62−50344(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】内筒と、これと軸方向を一致せしめて配し
た外筒との間に防振ゴム体を配設するとともに、前記防
振ゴム体内に複数の液室を形成し、前記外筒の外周には
U字断面のリング部材をその底面を接して嵌着するとと
もに、前記底面の異なる位置に設けた開口を、外筒に設
けた開口を介してそれぞれ前記各液室に連通せしめ、リ
ング部材を嵌着した前記外筒を筒状シールスリーブ内に
圧入して前記シールスリーブ内周壁により前記リング部
材の開放空間を閉鎖し、前記液室間を連通する絞り流路
となした液封入防振ブッシュにおいて、前記リング部材
を合成樹脂により形成したことを特徴とする液封入防振
ブッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106990U JPH0639152Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 液封入防振ブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106990U JPH0639152Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 液封入防振ブッシュ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369334U JPH0369334U (ja) | 1991-07-10 |
| JPH0639152Y2 true JPH0639152Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31626686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8106990U Expired - Lifetime JPH0639152Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 液封入防振ブッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639152Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP8106990U patent/JPH0639152Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369334U (ja) | 1991-07-10 |
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