JPH0639162U - 塗装乾燥装置 - Google Patents
塗装乾燥装置Info
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- JPH0639162U JPH0639162U JP8152692U JP8152692U JPH0639162U JP H0639162 U JPH0639162 U JP H0639162U JP 8152692 U JP8152692 U JP 8152692U JP 8152692 U JP8152692 U JP 8152692U JP H0639162 U JPH0639162 U JP H0639162U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗料の乾燥・硬化を簡単で短時間で行う。
【構成】 制御部、加熱ヒータ、室温センサーから構成
される。制御部は塗装や塗料の種類に応じた加熱プログ
ラムに従って加熱ヒータを制御し、加熱ヒータはこの加
熱プログラムにより設定された温度と時間で塗装を加熱
乾燥処理する。また室温センサは乾燥処理雰囲気におけ
る温度を検出する。この検出温度は制御部に入力され
る。制御部はこの検出温度に基づいて加熱プログラムに
おける加熱温度や加熱時間を適宜変更する。
される。制御部は塗装や塗料の種類に応じた加熱プログ
ラムに従って加熱ヒータを制御し、加熱ヒータはこの加
熱プログラムにより設定された温度と時間で塗装を加熱
乾燥処理する。また室温センサは乾燥処理雰囲気におけ
る温度を検出する。この検出温度は制御部に入力され
る。制御部はこの検出温度に基づいて加熱プログラムに
おける加熱温度や加熱時間を適宜変更する。
Description
【0001】
本考案は塗装乾燥装置に関し、より詳しくは、自動車の補修塗装作業等におい て塗装を急速に乾燥硬化することができる塗装乾燥装置に関するものである。
【0002】
例えば自動車の補修塗装作業では、塗料として2液混合化学硬化式のウレタン 塗料を用いることが主流となっている。この種のウレタン塗料の塗装作業におい ては、従来は、目的物に仕上塗装するトップコート工程が完了した後、塗料のと まりを良くすること、並びに塗料中のシンナー成分を逃す等の目的で、例えば室 温(約20℃)で一定のセット時間(11〜12分間程度)放置するようにして いる。またこのセット時間完了後における乾燥装置による加熱においても、ピン ホールの発生を防止する目的で、低温で12〜60分程度の加熱を行なうことで 塗料の硬化を促進させるようにしている。
【0003】 ここで、上記低温加熱をしない場合には、塗料が乾燥して硬化完了するまでに 室温で約180分程度の時間を要する。また乾燥作業を高温でのみ行った場合に は、塗料のワキ(気泡)が発生して塗装不良が発生する虞がある。
【0004】
しかしながら上記従来の乾燥方法では、塗装後に室温で放置した後に低温で加 熱乾燥処置をする等の工程を要し、このため塗料の乾燥に要する工程が煩雑であ るという課題を有している。
【0005】 また上記従来の乾燥方法は、乾燥・硬化完了までの時間が長くかかるため、作 業能率が悪いという課題をも有している。
【0006】 そこで本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、塗料の乾燥・硬化を簡単で 短時間で行うことができる塗装乾燥装置を提供することを目的としたものである 。
【0007】
本考案によれば、加熱乾燥を行う加熱ヒータと、塗装や塗料の種類に応じた少 なくとも1つの加熱プログラムに従って前記加熱ヒータを制御する制御部とを有 していることを特徴とする塗装乾燥装置が得られる。 また本考案によれば、乾燥処理雰囲気における温度を検出する室温センサを更 に有し、前記制御部が、更に前記検出温度に基づいて前記加熱プログラムを選択 することを特徴とする塗装乾燥装置が得られる。
【0008】 上記加熱ヒータにおける熱源としては、例えば電気式の赤外線短波長(近赤外 線)を照射する方式(クオーツガラス)のものを採用することが望ましい。赤外 線短波長を用いることで、優れた温度の立上がり性を得ることができる。また加 熱ヒータを電気式とすることで、制御部による加熱ヒータの電子式コントロール が容易となり、優れた制御性が得られる。
【0009】 上記加熱プログラムは、例えば制御部内に設けたROMやRAMに記憶保持さ せれば良い。RAMに記憶保持させる場合、FDDの如き外部記憶装置を介して 制御部内のRAMに加熱プログラムデータを転送するようにすれば良い。またこ の加熱プログラムは、通常は加熱温度と加熱時間との組合せを時系列的に決定し たものであることは言うまでもない。そしてこれら加熱温度と加熱時間は、塗料 のとまりを良くし、塗料中のシンナー成分を逃し、並びにピンホールの発生を防 止すること等を有効になし得る範囲で、塗装の種類(パテ乾燥、下地(ファース トコート)乾燥、トップコート)や塗料の種類(塗料構成成分や塗料の色相)等 に応じて適宜に設定される。
【0010】
上記のように塗料の種類に応じた加熱プログラムに従い加熱ヒータによる乾燥 を行うことで、ピンホール発生等の不都合なしに塗料の乾燥・硬化を簡単で短時 間で行うことができ、従って過加熱を抑えて理想の塗膜硬度に乾燥することがで きる。
【0011】 また上記加熱プログラムを室温に応じて変化させることで、乾燥雰囲気に応じ た加熱処理を行うことができる。
【0012】
以下に本発明の実施例を説明する。「図1」に本考案の実施例の塗装乾燥装置 の電気的構成を、「図2」に同実施例の塗装乾燥装置の機械的構成を示した。即 ちこの塗装乾燥装置は、設定スイッチ10、制御部11、室温センサ12、電力 供給部13、並びに加熱ヒータ14から構成される。
【0013】 上記設定スイッチ10は、例えば「図3」に示したように、操作パネル20上 に設置されたパテイ乾燥選択スイッチ22、下地(ファーストコート)乾燥選択 スイッチ23、並びにトップコートの色相の選択スイッチであるトップコート淡 色選択スイッチ24、トップコート中間色選択スイッチ25、トップコート濃色 選択スイッチ26等から構成される。操作パネル20上にはまた、上記の作業工 程選択用のスイッチ22〜26のONによる工程選択後の始動スイッチ27、あ るいは装置の電源をON、OFFを制御するための、パイロットランプ付きの電 源スイッチ21、あるいは後述する制御部11からの信号S1に従って乾燥処理 の残り時間(作業工程完了までの時間)をリアルタイムで表示するための表示器 28等も設けられている。電源スイッチ21のONと同時に、室温センサ12に よる室温計測が完了し、検出温度が制御部11に信号S2として出力される。ま た設定スイッチ10による設定に対応した信号S1は制御部11に入力される。
【0014】 上記制御部11は上記信号S1に応じた加熱プログラムを適宜選択する。そし てこの選択された加熱プログラムに従った加熱温度および加熱時間で、電力供給 部13を介して加熱ヒータ14が加熱される。尚、電力供給部13は、上記加熱 プログラムに従って加熱ヒータ14への供給電流や供給時間等を適宜調節するも のである。
【0015】 また、上記制御部11にはまた室温センサ12からの温度信号S2が入力され る。室温センサ12は、乾燥処理雰囲気における温度(環境温度)を検出するも ので、この検出された温度信号S2に応じて、信号S1によって設定された加熱 プログラムの設置値(加熱温度、加熱時間)が適宜変更される。あるいはこの温 度信号S2と上記の信号S1に応じて加熱プログラムを選択する構成としても良 い。
【0016】 また、上記加熱ヒータ14には、例えばクオーツガラス内にニクロム線を封入 した構造のもので、ニクロム線に電流を流すことで短波長の赤外線(近赤外線) を照射するヒータが使用される。これらのヒータは例えば2本ずつ並列接続して 組み合わせたものが3組(6灯式)が使用される。
【0017】 また、上記加熱ヒータ14は、「図2」に示す、移動台30に取り付けたヒー タボックス14a内に収納されている。
【0018】 上記移動台30は底面に転車31,31,31・・・を有し、床面F上を移動 可能となすと共に、上面側に縦桟32を立設し、この縦桟31には該縦桟31に 案内されて昇降自在となした昇降体33を配設してある。
【0019】 そして、移動台30上にはハンドル34によって回転する巻き取りドラム35 が設けられ、この巻き取りドラム35に一端を固定したロープ36の他端を縦桟 32の上部に設けた滑車37に掛けて折り返して、上記昇降体33に固定してあ る。
【0020】 さらに、上記昇降体33には水平アーム38が取り付けられ、この水平アーム 38の先端にヒータボックス14aの一端が軸14bで枢着される。また、該水 平アーム38には角度調整棒39を回転及び抜き差し可能で、適宜抜き差し位置 で螺締できる回転角度調整具40が設けられ、この回転角度調整具40の角度調 整棒39の先端を軸14cでヒータボックス14aの他端に枢着している。
【0021】 なお、上記回転角度調整具40は、図では明示していないが、水平アーム38 上に立設した台部41に、上記角度調整棒39を抜き差し自在に挿通する挿通孔 を有した図示しないステーを、軸14b,14cと平行な軸を回転中心軸として 、言い換えると角度調整棒39の軸とは直行方向の軸を回転中心軸として回動自 在に取り付け、このステーには先端が上記挿通孔内に臨む螺締ねじ43を取り付 けてなり、この角度調整棒39の抜き差し固定位置によって、ヒータボックス1 4aを「図2」実線に示す垂直状態から破線で示す水平状態まで適宜傾斜角度を 変更できるようになし、さらに、巻き取りドラム35によって該ヒータボックス 14aを昇降できるようになしてある。なお、14dは位置決めアームを示すも のである。
【0022】 なお、前記操作パネル20は、「図2」実施例において、ヒータボックス14 aの裏面側に取り付けてあるが、無論、該操作パネル20は移動台30とは別体 に床置式となして、この操作パネル20とヒータボックス14aとを導線で連結 するようになしてもよい。
【0023】 以上の構成である実施例の塗装乾燥装置では、上記選択された加熱プログラム に従って加熱ヒータ14による加熱温度が乾燥処理時間の経過とともに適宜変更 される。この加熱温度の変更は、上記ヒータへの通電電流値を調整することによ って行っても良いが、以下の方法で行うこともできる。
【0024】 すなわち、上記3組のヒータをそれぞれ抵抗R1、R2、R3で置き換えたと して、これら3組の結線を「図4」のようなスター接続と、「図5」のようなデ ルタ接続とに切り換えることにより、加熱ヒータへの通電電流値を変更する構成 としてもよい。3組のヒータをスター接続することで、各ヒータへの通電電流値 はデルタ接続した場合の約1/3となる。このような構成とすることで、簡便な 構成でヒータへの通電電流値を調整でき、加熱ヒータ14による加熱の程度を例 えば全出力か1/3出力かの2通りに変えることができる。これら3組のヒータ にはそれぞれ端子T1〜T3から通電されることは通常のデルタ−スター接続と 同様である。
【0025】 そしてこのような2通りの調整に基づいて上記作業工程選択用のスイッチ22 〜26のONによる加熱プログラムの選択の例を以下に挙げる。
【0026】 (1)パテイ乾燥選択スイッチ22をONすることで、タイマー1(タイマーは 制御部11に組み込まれ、以下、便宜上タイマー1〜8と示すが、これは、夫々 別個のタイマーを使用するとは限らず、一つのタイマー回路を共通して使用でき ることは無論である。)が作動し、3組のヒータはタイマー1による設定時間だ けスター接続されて通電される。
【0027】 (2)下地(ファーストコート)スイッチ23をONすることで、タイマー2が 作動してその設定時間だけ3組のヒータはスター接続により通電され、次いでタ イマー3が作動してその設定時間だけ3組のヒータはデルタ接続により通電され る。
【0028】 (3)トップコート淡色選択スイッチ24をONすることで、タイマー4が作動 してその設定時間だけ3組のヒータはスター接続により通電され、次いでタイマ ー5が作動してその設定時間だけ3組のヒータはデルタ接続により通電される。
【0029】 (4)トップコート中間色選択スイッチ25をONすることで、タイマー5が作 動してその設定時間だけ3組のヒータはスター接続により通電され、次いでタイ マー6が作動してその設定時間だけ3組のヒータはデルタ接続により通電される 。
【0030】 (5)トップコート濃色選択スイッチ26をONすることで、タイマー7が作動 してその設定時間だけ3組のヒータはスター接続により通電され、次いでタイマ ー8が作動してその設定時間だけ3組のヒータはデルタ接続により通電される。 等から構成される。
【0031】 尚、例えば上記加熱プログラムによれば、トップコートの塗装完了後に約20 分で塗装の乾燥・効果を完了することができる。
【0032】
以上の通り本考案の塗装乾燥装置によれば、塗料の乾燥・硬化を簡単で短時間 で行うことができる。
【図1】本発明の実施例の塗装乾燥装置の電気的な構成
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例の塗装乾燥装置の機械的な構成
を示した側面図である。
を示した側面図である。
【図3】実施例の塗装乾燥装置の操作パネル上の各種ス
イッチ部等を示した説明図である。
イッチ部等を示した説明図である。
【図4】実施例における加熱ヒータを構成する3組のヒ
ータにおける結線例の説明図である。
ータにおける結線例の説明図である。
【図5】実施例における加熱ヒータを構成する3組のヒ
ータにおける結線例の説明図である。
ータにおける結線例の説明図である。
10 設定スイッチ 11 制御部 12 室温センサ 13 電力供給部 14 加熱ヒータ
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱乾燥を行う加熱ヒータと、塗装や塗
料の種類に応じた少なくとも1つの加熱プログラムに従
って前記加熱ヒータを制御する制御部とを有しているこ
とを特徴とする塗装乾燥装置。 - 【請求項2】 乾燥処理雰囲気における温度を検出する
室温センサを更に有し、前記制御部が、更に前記検出温
度に基づいて前記加熱プログラムを選択することを特徴
とする請求項1記載の塗装乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992081526U JP2594802Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 自動車塗装乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992081526U JP2594802Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 自動車塗装乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639162U true JPH0639162U (ja) | 1994-05-24 |
| JP2594802Y2 JP2594802Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13748778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992081526U Expired - Fee Related JP2594802Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 自動車塗装乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594802Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0489150U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-08-04 | ||
| JP2008229468A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Daifuku Co Ltd | 塗装ライン上の熱処理設備 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP1992081526U patent/JP2594802Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0489150U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-08-04 | ||
| JP2008229468A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Daifuku Co Ltd | 塗装ライン上の熱処理設備 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2594802Y2 (ja) | 1999-05-10 |
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