JPH0639183B2 - 印刷物の製造方法 - Google Patents

印刷物の製造方法

Info

Publication number
JPH0639183B2
JPH0639183B2 JP60261330A JP26133085A JPH0639183B2 JP H0639183 B2 JPH0639183 B2 JP H0639183B2 JP 60261330 A JP60261330 A JP 60261330A JP 26133085 A JP26133085 A JP 26133085A JP H0639183 B2 JPH0639183 B2 JP H0639183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
offset
printing
hydroxyl group
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60261330A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62121094A (ja
Inventor
勲 遠藤
秀樹 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP60261330A priority Critical patent/JPH0639183B2/ja
Publication of JPS62121094A publication Critical patent/JPS62121094A/ja
Publication of JPH0639183B2 publication Critical patent/JPH0639183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0081After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using electromagnetic radiation or waves, e.g. ultraviolet radiation, electron beams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0027After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は,被印刷体に硬化型アンカーコート剤をオフセ
ット印刷し、その上にオフセットインキをオフセット印
刷する印刷物の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来紫外線,電子線等の活性エネルギー線硬化型オフセ
ットインキでは接着困難なポリプロピレン,ポリ塩化ビ
ニル等の被印刷体に対して,シルクスクリーン,グラビ
ア印刷が行われていた。近年ロールコーター,シルクス
クリーン,グラビア印刷でアンカーコートを行って接着
性をカバーし,アンカーコート上に紫外線,電子線等の
活性エネルギー線硬化型オフセットインキを用いてオフ
セット印刷する印刷方式が行われているが,これは活性
エネルギー線硬化型オフセットインキを用いてオフセッ
ト印刷することにより,生産性,コスト,印刷品質の向
上などをねらったものである。しかし,いぜんアンカー
コートとしてロールコーター,シルクスクリーン,グラ
ビア印刷を用いており,その利点が十分に発揮されてい
ない。すなわちアンカーコートのコスト,生産性,異な
った印刷方式を用いる事による工程管理のむずかしさ,
アンカーコート経時変化(アンカーコート印刷後経時に
よるインキ接着劣化)がある。また,絵柄の部分のみに
アンカーコートを行なおうとしても異なった印刷方式を
用いる事による見当のズレ,乾燥時の熱による被印刷体
の伸縮等から,アンカーコートはオフセットによる色イ
ンキの印刷部分よりかなり大きく施さなければならない
ため,アンカーコートの存在がはっきり認められる。
さらに,従来のアンカーコート剤は一般に石油係溶剤を
用いているため,被印刷体に添加されている帯電防止
剤,可塑剤等がアンカーコート上に浮き出しオフセット
インキの転移ムラ,転移不良を引き起こす場合がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等はアンカーコート剤および印刷をすべてオフ
セット印刷方式で印刷を行う事により,かかる問題を解
決できると考え,鋭意研究の結果活性エネルギー線硬化
型オフセットインキをアンカーコート剤として用いる印
刷物の製造方法を発明するに至った。
本発明は,特開昭49−124133号,特開昭55−
3431号公報における紫外線硬化性被覆組成物のプラ
スチックに対する接着性の良さを生かし,オフセット印
刷用アンカーコート剤として用いた印刷物の製造方法に
関する。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) すなわち,本発明は、ポリプロピレン成形物またはポリ
塩化ビニル成形物から選ばれる被印刷体に、 下記一般式 (式中,Rは炭素数1〜3の有機残基を,mおよびnは
それぞれ0または整数でm+n=6を,示す。) で示される不飽和共役二重結合を有する5員環化合物お
よびまたはこれらのディーイレスアルダー化合物(A)
と,同一分子内に不飽和二重結合および水酸基を有する
化合物(B)と,を反応して得られた水酸基を有する樹
脂(I)およびまたは該樹脂(I)を水素添加した水酸
基を有する樹脂(II)を,アルキッド樹脂製造の際のポ
リオール成分として含み,水酸基過剰アルキッド樹脂
(III)を製造し,該水酸基過剰アルキッド樹脂(III)
に,アクリル酸およびまたはメタクリル酸をエステル化
せしめた活性エネルギー線硬化性樹脂(IV)を含有する
活性エネルギー線アンカーコート剤を、オフセットイン
キでオフセット印刷すべき領域に合わせてオフセット印
刷により施し、次に活性エネルギー線硬化性オフセット
インキで上記アンカーコート面上にオフセット印刷し、
オフセットインキの印刷の前または後に活性エネルギー
線を照射する印刷物の製造方法であり,さらに必要に応
じてオーバープリントニスを施すことを特徴とする印刷
物の製造方法に関する。
本発明に使用するアンカーコート剤は,樹脂(IV)を主
成分とするもので,他に粘度調整モノマー,増感剤,顔
料,添加剤等を必要に応じて用いたものである。組成と
しては,樹脂(IV)30〜85重量部,増感剤5〜25
重量部,顔料5〜30重量部,粘度調整モノマー5〜4
0重量部,さらに必要に応じ他の添加剤を加えることが
できる。なお,電子線硬化型アンカーコート剤の場合,
増感剤を使用しなくてもよい。次に樹脂(IV)について
詳細に説明する。
樹脂(I)は,(A)成分として,シクロペンタジエ
ン,ジシクロペンタジエン,トリシクロペンタジエン,
テトラシクロペンタジエン等ならびにそれらの置換体,
好ましくは炭素数1〜3の低級アルキル置換体(例えば
メチルシクロペンタジエン)等,の1種ないしは2種以
上が用いられる。
また,(B)成分としては,(メタ)アリルアルコー
ル,2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート,1,
4−ブテンジオール,1,3−ブテンジオール,2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の1種ないし
2種以上が用いられる。
本発明にて(A)成分および(B)成分を反応させる際
は,(A)成分/(B)成分のモル比で30/70〜9
5/5,好ましくは40/60〜80/20の間にて,
150℃〜350℃でラジカル性触媒の存在下または,
無触媒で,所望ならば溶剤の存在下において,加圧下,
3〜10時間重合反応させる。そして,重合反応の終了
後,180〜230℃,減圧下で低分子量体および未反
応物を除去して樹脂(I)を得るもので,樹脂(I)
は,融点60〜150℃で,いくつかの構造のものの混
合物からなる。上記(A),(B)両成分の反応におい
て,(A)成分として主にシクロペンタジエン,ジシク
ロペンタジエンが,(B)成分として主にアリルアルコ
ールが使用される場合が多い。
また,樹脂(II)は,前記樹脂(I)の2重結合のみを
選択的に水素添加したものでもよく,樹脂(I)を白
金,パラジウム等の貴金属,ニッケル,銅−クロム等の
水素添加触媒の存在下において,所望ならば溶媒の存在
下,室温〜250℃,常圧〜100kg/cm2の加圧下に
て水素添加を行うことにより,水酸基量を減少させるこ
となく水素添加したものである。なお,この際,水素添
加の程度は,特に限定されないが樹脂(I)の炭素−炭
素2重結合の40%以上,好ましくは,80%以上であ
る。
このように水素添加した樹脂(II)は,樹脂(I)に較
べ,黄着色が少なく,また,低臭気となり優れている。
(以下,樹脂(I)および/または樹脂(II)を総称し
てDCPDポリオールとする。) 本発明にては,上記DCPDポイオールを後述する水酸
基過剰アルキッド樹脂(III)を製造する際のポリオー
ル成分の一部または全部として用いる。
水酸基過剰アルキッド樹脂のDCPDポリオール以外の
ポリオール成分としては,グリセリン,トリメチロール
プロパン,ペンタエリスリトール,ジペンタエリスリト
ール,トリペンタエリスリトール等の脂肪族ポリオー
ル,エチレングリコール,ジエチレングリコール,プロ
ピレングリコール,ジプロピレングリコール,トリプロ
ピレングリコール,ネオペンチルグリコール等のグリコ
ール,トリメチロールイソシアヌレート,トリメチロー
ルメラミン,ヘキサメチロールメラミン等の環状ポリオ
ール等の1種ないし2種以上が用いられる。
また,水酸基過剰アルキッド樹脂の多塩基酸成分として
は,アジピン酸,コハク酸,フマル酸,マレイン酸,無
水マレイン酸,イソフタル酸,無水フタル酸,テレフタ
ル酸,トリメリット酸,無水トリメリット酸,テトラヒ
ドロ無水フタル酸,ヘキサヒドロ無水フタル酸等の1種
ないし2種以上が用いられる。
なお,水酸基過剰アルキッド樹脂(III)を製造するに
は、必要に応じて亜麻仁油,米ぬか油,ヒマシ油,脱水
ヒマシ油,ヤシ油,桐油または,これらの脂肪酸,カプ
ロン酸,カプリル酸,カプリン酸,ラウリン酸,ミリス
チン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,アラキン酸等の
飽和脂肪酸,オレイン酸,リノール酸,リノレン酸,エ
レオステアリン酸,リシノレン酸等の不飽和脂肪酸,ロ
ジン,水添加ロジン,不均化ロジン,重合ロジン等の1
種以上が,ポリオールおよび多塩基酸100重量部に対
して,50重量部を上限として併用することができる。
50重量部をこえると水酸基過剰アルキッド樹脂の分子
量が低下し,更には,硬化皮膜が可塑化し耐溶剤性が劣
化する。
また,更に必要に応じては,メタノール,エタノール,
プロパノール,ブタノール,ヘキサノール,オクタノー
ル,ベンジルアルコール,シクロヘキサノール,エチレ
ングリコールモノアルキルエーテル,オキソアルコール
等の一価アルコールの併用も可能である。
本発明にて,水酸基過剰アルキッド樹脂(III)の合成
法としては,DCPDポリオール20〜80重量部,D
CPDポリオール以外のポリオール5〜50重量部,多
塩基酸10〜50重量部,必要に応じて前記の脂肪油,
脂肪酸,ロジン,一価アルコール等をポリオールおよび
多塩基酸合計100重量部に対し50重量部を上限とし
て加え,これらを撹拌機およびコンデンサー付4つ口フ
ラスコに仕込み,150℃〜280℃にて縮合時生成す
る水を除去しつつ反応させ,酸価が20以下,好ましく
は10以下として水酸基過剰アルキッド樹脂(III)を
得る。
上記合成時,DCPDポリオールの量は,20〜80重
量部であることが必要であり,20重量部より少ない
と,DCPDポリオール以外のポリオールと多塩基酸の
反応によるポリエステル部が増し,その結果,融点が上
昇し,かつ鉱物油に対する溶解性が悪くなる。そして,
最終的に得られる硬化性樹脂を用い、アンカーコート剤
を造ると,流動性,光沢性が劣化する。また,DCPD
ポリオールが80重量部より多くなると架橋性部が減少
し,水酸基過剰アルキッド樹脂(III)の分子量が低下
し,アンカーコート剤を製造の際,印刷適性,セット性
および乾燥性が劣化する。
また,上記合成時,部分的に多塩基酸とDCPDポリオ
ール以外のポリオールの反応によるポリエステルの副成
を避ける場合には,DCPDポリオールと多塩基酸,必
要に応じて脂肪油,脂肪酸,ロジン,一価アルコールに
よるエステル化反応をしてからDCPDポリオール以外
のポリオールを添加することが好ましい。
本発明においては,以上のようにして水酸基過剰アルキ
ッド樹脂(III)を製造するが,水酸基過剰アルキッド
樹脂(III)の水酸基過剰量は,OH当量にて120〜
1260,好ましくは150〜300である。
本発明において,上記のように得られた水酸基過剰アル
キッド樹脂(III)は,アクリル酸およびまたはメタク
リル酸でエステル化せしめて製品硬化性樹脂(IV)を得
る。なお,アクリル酸およびまたはメタクリル酸は,水
酸基過剰アルキッド樹脂(III)95〜50重量部に対
し,5〜50重量部,好ましくは,10〜35重量部使
用すると,得られる硬化性樹脂(IV)の硬化性,分子量
分布,溶解性等を良好にすることができる。なお,水酸
基過剰アルキッド樹脂(III)とアクリル酸およびまた
はメタクリル酸との反応は,水酸基過剰アルキッド樹脂
(III)95〜50重量部,シクロヘキサン等の還流溶
剤10重量,ハイドロキノン等の熱重合禁止剤0.1重
量部を撹拌機,分離管直結コンデンサー付4つ口フラス
コに仕込み約80℃でアクリル酸およびまたはメタクリ
ル酸5〜50重量部を添加し,空気を吹き込みながら1
00〜120℃で縮合時生成する水を除去しつつ反応さ
せ,酸価が30以下,好ましくは20以下になったら,
シクロヘキサン等の還流溶媒を除去し,本発明にかかわ
る硬化性樹脂を汲み出す。
活性エネルギー線硬化型アンカーコート組成物の製造の
際の増感剤としては,ベンゾイン,ベンゾインメチルエ
ーテル,ベンゾインエチルエーテル,ベンゾインプロピ
ルエーテル,ベンゾインブチルエーテル,ベンゾフェノ
ン,ベンジル,キサントン,チオザンソン,メチルベン
ゾイル安息香酸,エチルベンゾイル安息香酸,アセトフ
ェノン,4−ジメチルアミノアセトフェノン,p−ジメ
チルアミノベンズアルデヒド,p−ジメチルアミノ安息
香酸,m−ジメチルアミノ安息香酸エチル,p−ジメチ
ルアミノ安息香酸アミル,m−ジメチルアミノ安息香
酸,o−ジメチルアミノ安息香酸アミル,4,4−ビス
ジエチルアミノベンゾフェノン等の1種ないし2種以上
が用いられる。
また,粘度調整モノマーとしては,トリメチロールプロ
パントリアクリレート,ペンタエリスリトールトリアク
リレート,ペンタエリスリトールトリメタクリレート,
ジペンタエリスリトールポリアクリレート,ジペンタエ
リスリトールポリメタクリレート,トリアリルイソシア
ヌレート,トリアリルサイトレート,ポリエチレングリ
コールジアクリレート,エチレングリコールジメタクリ
レート,ポリプロピレングリコールジアクリレート,フ
ェニルグリシジルアクリレート,フェニレンジグリコー
ルジアクリレート等の1種ないし2種以上が用いられ
る。
また,本発明においては,アゾ系顔料(ハンザーイエロ
ー,ベンジジンイエロー,レーキッドC,カーミン6
B,パーマネントレッド2B等),フタロシアニン系顔
料(フタロシアニンブルー,フタロシアニングリーン
等),キナクリドン系顔料,イソインドリノン系,キノ
フタロン系等の各種の有機顔料,並びに,チタン白,カ
ーボンブラック,ベンガラ,亜鉛華,炭酸カルシウム等
の無機顔料を用いることができる。
オフセットインキとしては、活性エネルギー線硬化型イ
ンキが好ましく、必要に応じて熱硬化型インキも利用で
きる。
活性エネルギー線硬化型インキとしては,プレポリマ
ー,モノマー,増感剤,顔料,添加剤等からなり,プレ
ポリマーとしては一般に知られているエポキシアクリレ
ート,油変性アルキッドアクリレート,不飽和ポリエス
テルなどが使用できる。
また,オーバープリントニスとしては,活性エネルギー
線硬化型ニスが望ましい。勿論,その他のオーバープン
リトニスでもよい。
アンカーコート上に印刷する紫外線硬化型オフセットイ
ンキ,オーバープンリトニスについては市販されている
一般のインキ,オーバープンリトニスが使用でき,アン
カーコートに対し,ウェットオンウェット(アンカーコ
ート剤を硬化させずに印刷),ウェットオンドライ(ア
ンカーコートを硬化後印刷)のどちらでも可能である。
しかし,ウェットオンウェットの場合は,アンカーコー
ト剤の硬化不足が起こる事もあり,ウェットオンドライ
が望ましい。
本発明の印刷物の製造方法はポリプロピレン,ポリ塩化
ビニル等に対する接着性の良い紫外線硬化型オフセット
印刷用アンカーコート剤を用いる事によりすべて紫外線
硬化型インキを用いたオフセット印刷が可能となり,以
下の点で優れる。
(イ)アンカーコートのコスト,生産性が向上する。
(ロ)アンカーコートの部分印刷が容易。
(ハ)揮発性溶剤を用いないため環境を汚染しない。ま
た,被印刷体の添加剤による悪影響が少ない。
(ニ)精度の良いオフセット印刷のみを用いるため,仕
上がり効果が良く,色インキ部分のみにアンカーコート
を施す事も可能である。
(ホ)被印刷体に対する熱による悪影響が無い。
(ヘ)異なった印刷方式を用いる事による工程管理のむ
ずかしさが無い。また,アンカーコート経時変化も従来
に比べて少ない。
次に合成例,実施例および比較例により本発明をさらに
詳しく述べる。例中,部は,重量部を示す。
合成例 1 純度96%のジシクロペンタジエン660gアリルアル
コール300gおよび市販混合キシレン500gを撹拌
機付オートクレーブに仕込み,温度260℃で5時間反
応させた。反応終了後オートクレーブを冷却し,内容物
を蒸留して未反応モノマー,低重合体およびキシレンを
除去して750gの樹脂(I)が得られた。この樹脂
(I)の100gを75gの市販混合キシレンに溶解
し,パラジウム濃度5%のパラジウムカーボン(日本エ
ンゲルハルト社製5%Pd−C標準品)1gを添加し水
素圧30kg/cm2,150℃で約1時間水素化反応を行
い,溶媒を留去して水添加樹脂(II)が得られた。樹脂
(I)および樹脂(II)の性状は次の通りである。
次いで樹脂(I)を45部,無水フタル酸29部,トリ
メチロールプンパン26部を撹拌機,分離管直結コンデ
ンサー付4つ口フラスコに仕込み,窒素ガス気流下で2
40℃,7.5時間反応し,酸価7.8の水酸基過剰ア
ルキッド樹脂(III)を得た。この水酸基過剰アルキッ
ド樹脂(III)80部,アクリル酸20部,パラトルエ
ンスルホン酸1部,ハイドロキノン0.1部を撹拌機,
分離管直結コンデンサー付4つ口フラスコに仕込み,シ
クロヘキサン/メチルイソブチルケトン(2:1)の還
流下で80〜120℃,15時間反応し,酸価20.5
とし,115℃で還流溶媒(シクロヘキサン/メチルイ
ソブチルケトン(MIBK))を留去し,硬化性樹脂
(IV)酸価18.3を得た。
実施例 1 合成例1で得た硬化性樹脂(IV)65部およびフェニレ
ンジグリコールアクリレート35部でアンカーコート剤
ビヒクルを製造した。ビヒクル60部,白艶華O(白石
工業(株)製体質顔料)15部,ベンジル10部,フェニ
レンジグリコールジアクリレート15部を3本ロールミ
ルを用いインキ化し,オフセット印刷用アンカーコート
剤を得た。
このアンカーコート剤を用い,厚さ0.7mmのポリプロ
ピレン製シート(アキレス(株)製表面マット)に,オフ
セット印刷し,80w/cmのランプ5灯で毎分100m
の速度にて紫外線照射し硬化させた。さらにアンカーコ
ート剤印刷直後に,FDO黄G,FDO紅G,FDO藍
G,FDO墨G(東洋インキ製造(株)製紫外線硬化型イ
ンキ)を用いてアンカーコート上にオフセット多色印刷
を行い,紫外線照射して印刷物を得たが,この印刷物の
インキ接着性は良好であった。
またアンカーコートは色インキとの見当ズレをカバーす
るため,色インキ部分より0.2mmほど太らせて行った
が,印刷物でのアンカーコートはほとんど判別できなか
った。
実施例 2 実施例1で得たアンカーコートビヒクル60部,ファイ
ネスレッドF2B(東洋インキ製造(株)製紅顔料)15
部,4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン5
部,フェニレンジグリコールジアクリレート15部を3
本ロールミルを用いインキ化し,オフセット印刷用アン
カーコート剤を得た。
このアンカーコート剤を用い,実施例1と同様に印刷を
行い,印刷物を得た。この印刷物のインキ接着性は良好
であった。
合成例 2 合成例1で得た樹脂(II)をポリオール成分として使用
し、合成例1と同様にして得られたアルキッド樹脂(II
I)78部,p−トルエンスルホン酸1.0部,ハイド
ロキノン0.1部,シクロヘキサン/MIBK(2:
1)混合溶媒15部を撹拌機,分離管直結コンデンサー
付4つ口フラスコに仕込み,80℃にてアクリル酸22
部を添加し,100℃・7.5時間反応し,酸価18.
0とし,その後,115℃,3時間かけてシクロヘキサ
ン/MIBK(2:1)混合溶媒を留去し硬化性樹脂
(IV)酸価15.4を得た。
実施例 3 合成例2で得た硬化性樹脂(IV)を用い,実施例1と同
様にインキ化を行い,アンカーコート剤を得た。
このアンカーコート剤を用い,0.2mmポリ塩化ビニル
製シート(住友ベークライト(株)製)に,実施例1と同
様に印刷を行い,印刷物を得た。この印刷物の接着性は
良好であった。
実施例 4 実施例1,2,3についてアンカーコート剤印刷1週間
後に実施例1と同様に多色オフセット印刷を行い,印刷
物を得たが,この印刷物のインキ接着性は良好であっ
た。
合成例 3 合成例1で得た樹脂(II)43部,ロジン10部,アジ
ピン酸23.5部,ペンタエリスリトール24部を合成
例1と同様の操作によって反応し,酸価10.6の水酸
基過剰アルキッド樹脂(III)酸価16.9を得た。
この水酸基過剰アルキッド樹脂(III)75部とアクリ
ル酸25部を合成例1と同様の操作によって反応し,硬
化性樹脂(IV)を得た。
合成例 4 合成例1で得た樹脂(II)27部,2−エチルブタノー
ル11.2部,リカシッドHH(新日本理化製ヘキサヒ
ドロ無水フタル酸)32.5部,トリメチロールプロパ
ン29.2部を合成例2と同様の操作で反応し,水酸基
過剰アルキッド樹脂(III)を得た。
この水酸基過剰アルキッド樹脂(III)78部,アクリ
ル酸22部を実施例1および2と同様の操作によって反
応し,硬化性樹脂(IV)酸価16.3を得た。
実施例 5,6 合成例3,4で得られたそれぞれの樹脂(IV)を用い
て,実施例1と同様にして,それぞれのアンカーコート
剤を得た。
このアンカーコート剤を用い,実施例1と同様にアンカ
ーコート印刷,オフセット多色印刷をしたところ,それ
ぞれの印刷物はインキ接着性は良好であった。
実施例 7 実施例2と同様に,アンカーコート剤をオフセット印刷
し,紫外線照射後,オフセット多色印刷を行った。次
に,紫外線硬化型オーバープリントニスとしてFDO多
色OPニスAL(東洋インキ製造(株)製)を用いてオフ
セット印刷し,紫外線照射した。
合成例 4 エピコート828(シェル石油化学製エポキシ樹脂)7
5部,ハイドロキノン0.1部,エチレンジアミン0.
2部を撹拌機コンデンサー付4つ口フラスコに仕込み,
80℃にてアクリル酸25部を添加し,100℃,18
時間反応し酸価3の硬化性樹脂(V)を得た。
比較例 1 合成例3で得た硬化性樹脂(V)を用いて,実施例1と
同様に印刷物を得ようとしたが,アンカーコートの接着
性が劣り,オフセット多色印刷時に,アンカーコートの
剥離が起こり,良好な印刷物は得られなかった。
比較例 2 実施例1と同じシートに対し,シルクスクリーン印刷で
アンカーコート剤を印刷した。アンカーコート剤として
はシートと光沢を合わせるためマット調のSS26マッ
ト611白(東洋インキ製造(株)製)を用い,アンカー
コート剤95部に対し,硬化剤5部を添加した。硬化は
65℃,15分間行った。
また,アンカーコート剤はシルクスクリーン印刷の見当
性,硬化時の熱によるシートの伸縮などのため,色イン
キ部分より5mm程度太らせた。
アンカーコート印刷直後に実施例1と同様にオフセット
多色印刷を行い印刷物を得た。この印刷物のインキ接着
性は良好であった。しかし,アンカーコート部分は色イ
ンキ部分に比べかなり大きくシルク印刷による盛り上が
りもあり,アンカーコートの存在がはっきり認められ
た。
また,アンカーコート印刷1週間後に同様にオフセット
印刷した印刷物についてはインキ接着性不良となった。
比較例 3 実施例1と同じシートに対し,ロールコーターでアンカ
ーコートを施した。ロールコーター用アンカーコート剤
としてはラミコートP(東洋インキ製造(株)製)を用い
た。アンカーコートを施した直後に,実施例1と同様に
オフセット多色印刷を行い,印刷物を得た。この印刷物
のインキ接着性は良好であったが,シート中の添加剤が
表面に浮き出したため,色インキの転移ムラが発生し
た。
また,アンカーコートを施すことにより,シート表面の
光沢も上がってしまいアンカーコートの存在がはっきり
認められた。
アンカーコートを施して1週間後に同様にオフセット多
色印刷を行ったが,この印刷物のインキ接着性は不良で
あった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリプロピレン成形物またはポリ塩化ビニ
    ル成形物から選ばれる被印刷体に、 下記一般式 (式中、Rは炭素数1〜3の有機残基を、mおよびnは
    それぞれ0または整数でm+n=6を、示す。) で示される不飽和共役二重結合を有する5員環化合物お
    よびまたはこれらのディーイレスアルダー化合物(A)
    と、同一分子内に不飽和二重結合および水酸基を有する
    化合物(B)と、を反応して得られた水酸基を有する樹
    脂(I)およびまたは該樹脂(I)を水素添加した水酸
    基を有する樹脂(II)を、アルキッド樹脂製造の際のポ
    リオール生成物として含み、水酸基過剰アルキッド樹脂
    (III)を製造し、該水酸基過剰アルキッド樹脂(III)
    に、アクリル酸およびメタアクリル酸をエステル化せし
    めた活性エネルギー線硬化性樹脂(IV)を含有する活性
    エネルギー線アンカーコート剤を、オフセットインキで
    オフセット印刷すべき領域に合わせてオフセット印刷に
    より施し、次に活性エネルギー線硬化性オフセットイン
    キで上記アンカーコート面上にオフセット印刷し、オフ
    セットインキの印刷の前または後に活性エネルギー線を
    照射することを特徴とする印刷物の製造方法。
  2. 【請求項2】被印刷体に、上記アンカーコート剤および
    オフセットインキをオフセット印刷し、さらにオーバー
    プリントニスを施す特許請求の範囲第1項記載の印刷物
    の製造方法。
JP60261330A 1985-11-22 1985-11-22 印刷物の製造方法 Expired - Lifetime JPH0639183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60261330A JPH0639183B2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22 印刷物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60261330A JPH0639183B2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22 印刷物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62121094A JPS62121094A (ja) 1987-06-02
JPH0639183B2 true JPH0639183B2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=17360312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60261330A Expired - Lifetime JPH0639183B2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22 印刷物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0639183B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260517A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Dainippon Printing Co Ltd パール調印刷物
CN106905481B (zh) * 2015-12-22 2019-03-12 中国石油天然气股份有限公司 一种制备官能化dcpd石油树脂的方法
KR102293966B1 (ko) 2019-09-16 2021-08-25 아이펙스 가부시키가이샤 위치 보정 장치, 로봇 및 접속 지그

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553431A (en) * 1978-06-23 1980-01-11 Toyo Ink Mfg Co Ltd Curable resin and curable coating composition
JPS5712031A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Daicel Chem Ind Ltd Production of coating film having good printability

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62121094A (ja) 1987-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6239189B1 (en) Radiation-polymerizable composition and printing inks containing same
US3952032A (en) Compounds with multiple acrylic radicals, compositions containing them, and uses thereof
US5639560A (en) Powder composition of crystalline polyesters containing end methacrylyl groups
US8802222B2 (en) Acrylated natural oil compositions
KR100476734B1 (ko) 메타크릴로일 말단기를 함유하는 반결정질 폴리에스테르와 비결정질 폴리에스테르 기재를 포함하는 분말 조성물
US4035320A (en) Radiation curable compositions
US4070259A (en) Radiocurable compositions
US4082710A (en) Isocyanate-modified acrylic compositions
EP0002866B1 (en) Process for coating a substrate with a radiation curable coating composition
DE102004031759A1 (de) Strahlungshärtbare, haftungsverbessernde Zusammensetzung aus ungesättigten, amorphen Polyestern und Reaktivverdünnern
US5116411A (en) Printing ink
JPH0639183B2 (ja) 印刷物の製造方法
JP2000502741A (ja) 溶剤不含の、低放出性で硬化可能な塗料
US4248997A (en) Process for producing curable esterified alkyd resins
GB1583412A (en) Curable coating compositions comprising vinylurethanes
WO1999010409A1 (en) Radiation-polymerizable composition and printing inks containing same
US4322504A (en) Resin binders and process for preparing them
DE2345624C2 (ja)
US4254234A (en) Ultraviolet light curable coating compositions
WO2000066669A1 (en) Polyester based varnish for uv curable inks
JPS6115096B2 (ja)
JPH0251516A (ja) 活性エネルギー線硬化性樹脂,その樹脂を含む硬化性被覆組成物および印刷インキ用組成物
JPS6050220B2 (ja) 紫外線硬化性被覆組成物
GB2055389A (en) Process for producing curable resins, resins produced thereby and curable coating compositions containing same
JP2603330B2 (ja) 新規な硬化性樹脂の製造方法