JPH0639220U - ベンダー - Google Patents

ベンダー

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JPH0639220U
JPH0639220U JP7522592U JP7522592U JPH0639220U JP H0639220 U JPH0639220 U JP H0639220U JP 7522592 U JP7522592 U JP 7522592U JP 7522592 U JP7522592 U JP 7522592U JP H0639220 U JPH0639220 U JP H0639220U
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bending die
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速夫 平良
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイスの取り替え作業が簡単容易に行えるベ
ンダーを提供すること。 【構成】 曲げダイス10と、クランプ用ダイス20
と、曲げダイス10の曲げ中心周りに回動自在な回動フ
レーム17と、押し付け用ダイス30と、回動フレーム
10を駆動する駆動手段31とを備え、クランプ用ダイ
ス20は、水平支持台3上のスライドブロック21に上
下方向抜き差し自在に連結し、このスライドブロック2
1を複数個の連鎖リンク22,23の一端側リンク22
に枢支連結し、他端側リンク33を水平支持台3上に枢
着し、この他端側リンク23には操作レバー27を設
け、クランプ用ダイス20は、連鎖リンク22,23が
水平支持台3と平行にあるとき被曲げ材挟持位置とな
り、操作レバー27を操作して他端側リンク23を上向
きに回動させたとき被曲げ材開放位置となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属管材や金属棒材などの被曲げ材を所定の曲率で曲げ加工するた めのベンダーに関するもので、機枠上に固定された曲げダイスと、この曲げダイ スの被曲げ材挿入口に曲げダイスに対し遠近移動自在に設けられて曲げダイスと の間で被曲げ材を挟持固定するクランプ用ダイスと、前記曲げダイスの曲げ中心 周りに回動する押し付け用ダイスとを備えたベンダーに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来この種のベンダーでは、曲げダイス、クランプ用ダイス及び押し付け用ダ イスがそれぞれ所定位置にボルトで締結固定されていて、被曲げ材の直径や曲げ 曲率が変更される際にダイスを取り替えるにあたっては、各ダイスを固定してい るボルトを一つ一つ緩めてボルト孔から抜き取った上で、ダイスを交換し、再び ボルトを取付けて締結するようにしていることから、ダイスの取り替え作業に非 常な手間と時間がかかっていた。
【0003】 本考案は、各ダイスの取り替え作業が簡単容易に行えるベンダーを提供するこ とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係るベンダーは、機枠1上に固定された曲げダイス10と 、この曲げダイス10の被曲げ材挿入口18に曲げダイス10に対し遠近移動自 在に設けられて曲げダイス10との間で被曲げ材Mを挟持固定する取替可能なク ランプ用ダイス20と、前記曲げダイス10の曲げ中心周りに回動自在に設けら れた回動フレーム17と、この回動フレーム17上の所定位置に着脱可能に設け られ、当該回動フレーム17の回動に伴って前記曲げダイス10の周りを回動す る押し付け用ダイス30と、前記回動フレーム17を駆動する駆動手段31とを 備え、前記曲げダイス10は、その曲げ中心位置に設けられた取付用貫通孔11 を、前記機枠1上に立設された取付軸9に軸方向挿脱自在にして且つ回転不能に 嵌合すると共に、前記取付軸9の上端部に同軸に設けられたねじ孔14に、ボル ト頭15aが前記取付用貫通孔11よりも径小のボルト15を、当該ボルト15 の軸部に対し挿脱可能な略U字形座金16を介して螺入締結することによって固 定されてなることを特徴とする。
【0005】 請求項2に係るベンダーは、前記クランプ用ダイス20は、前記機枠1の水平 支持台3上で前記曲げダイス10に対し遠近方向摺動自在に支持されたスライド ブロック21に、略蟻形溝部21aと略蟻形ほぞ部20bとを介して上下方向抜 き差し自在に連結し、このスライドブロック21を、前記水平支持台3上に当該 ブロック21と同列上に配置した複数個の連鎖リンク22,23の一端側リンク 22に枢支連結し、他端側リンク33を水平支持台3上に枢着し、この他端側リ ンク23には当該リンク23を上向きに回動させるための操作レバー27を突設 し、前記クランプ用ダイス20は、前記連鎖リンク22,23が前記水平支持台 3と実質的に平行にあるとき被曲げ材挟持位置となり、前記操作レバー27を操 作して前記他端側リンク23を上向きに回動させたとき被曲げ材開放位置となる ように構成したことを特徴とする。
【0006】 請求項3に係るベンダーは、前記押し付け用ダイス30が当該ダイス30を支 持するブラケット32と共にユニットに構成され、前記ブラケット32は、前記 押し付け用ダイス30を軸着する上下側板34,35と両側板をつなぐ外側板3 6とでコ字形に形成されていて、前記下側板35を載置する載置面37aと、前 記外側板36を支持する外周側支持面37bと、前記コ字形ブラケット32の後 端面を支持する後端支持面37cとを有する、前記回動フレーム17上の嵌合支 持部37に着脱可能に嵌合支持されていることを特徴する。
【0007】 請求項4に係るベンダーは、前記回動フレーム17の一端部が前記取付軸9に 枢着されており、この回動フレーム17を駆動する駆動手段31は、前記取付軸 9と同軸に回転自在に取付けられると共に前記回動フレーム17の枢着端部に一 体連結されたピニオン38と、このピニオン38に噛合するラック39と、この ラック39を往復駆動する油圧シリンダ40とからなることを特徴とする。
【0008】
【実施例】
本考案に係るベンダーの一実施例を示す図1〜図7において、1は機枠で、水 平基台2(図3及び図6参照)と、この水平基台2と面一を成して一体連設され た水平支持台3と、前記水平基台2の前面側に配設された前脚板4と、この前脚 板4と対向する後方位置に配設された後脚板5と、両脚板4、5の下端部相互を つなぐ底板6と、前記水平支持台3の端部に配設された端脚板7と、から構成さ れている。8は、後脚板5と端脚板7とを連結するタイボルトである。
【0009】 前記機枠1には、図6に示すように、底板6から水平基台2を貫通して当該水 平基台2の上面中央に突出する取付軸9が立設固定されていて、この取付軸9に 、略円板状の曲げダイス10が嵌合固定される。即ち、曲げダイス10は、その 曲げ中心位置に前記取付軸9に嵌合可能な取付用貫通孔11を有すると共に、下 面には前記水平基台2上面に突設されたキー12に嵌合可能なキー溝13を有し 、一方、前記取付軸9はその上端部に同軸に形成されたねじ孔14を有する。し かして、前記曲げダイス10は、その取付用貫通孔11を前記取付軸9に嵌合さ せると共に、前記キー12を前記キー溝13に嵌合させ、そして前記取付軸9の ねじ孔14に、ボルト頭15aが前記取付用貫通孔11の孔径よりも径小のダイ ス固定用ボルト15を、当該ボルト15の軸部に対し挿抜可能な略U字形の座金 16を介して螺入し締結することによって、前記水平基台2上の定位置に固定さ れる。なお、取付軸9には、曲げダイス10の曲げ中心周りに回動する回動フレ ーム17が回転自在に取付られているが、この回動フレーム17については後述 する。
【0010】 前記曲げダイス10は、外周部に断面半円形の案内溝10aを有し、その被曲 げ材挿入口18は、ダイス本体とは別部材により形成されてビス19で固定され ている。
【0011】 前記機枠1の水平支持台3上には、前記曲げダイス10の被曲げ材挿入口18 において曲げダイス10との間で被曲げ材Mを挟持固定する取り替え可能なクラ ンプ用ダイス20が、曲げダイス10に対し遠近移動自在に設けられている。こ のクランプ用ダイス20は前記曲げダイス10の案内溝10aに対応する案内溝 20aを有する。
【0012】 前記クランプ用ダイス20は、図1及び図7に示すように、水平支持台3上で 曲げダイス10に対し遠近方向摺動自在に支持されたスライドブロック21に、 スライドブロック21側の略蟻形溝部21aとクランプ用ダイス20側の略蟻形 ほぞ部20bとを介して上下方向抜き差し自在に連結され、このスライドブロッ ク21は、水平支持台3上に当該ブロック21と同列上に配置した複数個の連鎖 リンク22,23の一端側リンク22にピンP1により枢着され、他端側リンク 23は、前記水平支持台3上に前記スライドブロック21と同方向に摺動自在に 支持された別のスライドブロック24にピンP2で枢着されている。このスライ ドブロック24には、図1及び図2に示すように、水平支持台3上の固定片25 に螺合貫通された調整ボルト26が回転自在に連結されている。前記他端側リン ク23には当該リンク23を上向きに回動させるための操作レバー27が突設さ れている。前記連鎖リンク22,23はピンP3により枢支連結されており、こ のピンP3は、常時は図2に示すように両端側のピンP1,P2より若干下位に 位置している。
【0013】 前記スライドブロック21,24のそれぞれの下面には、前記水平支持台3に 貫通形成されたガイド溝28a,29aにそれぞれ案内されるガイド片28b, 29bが突設されていると共に、各ガイド片28b,29bの下端には抜け出し 阻止片28c,29cがねじ部材28d,29dにより取付けられている。スラ イドブロック24は、前記のように調整ボルト26と連結していて、常時は定位 置に固定されている。
【0014】 従って、前記クランプ用ダイス20は、前記連鎖リンク22,23が図2に示 すように水平支持台3と実質的に平行にあるとき、曲げダイス10の被曲げ材挿 入口18に当接して、双方の案内溝20a,10a間で被曲げ材Mを挟持固定す る被曲げ材挟持位置となる。この場合、調整ボルト26を回転させて、これと連 結しているスライドブロック24を適宜スライドさせることにより、クランプ用 ダイス20と曲げダイス10との当接位置の調整を行うことができる。また、前 記操作レバー27を、図2の直立姿勢から図4の傾転姿勢へと回動操作して、リ ンク23を上向きに回動させることにより、リンク22を介してスライドブロッ ク21を水平支持台3沿いにスライドさせ、それによりクランプ用ダイス20は 前記被曲げ材挿入口18から引き離されて、被曲げ材開放位置となる。
【0015】 前記回動フレーム17は、図3及び図6で明らかなように、その一端側に円板 状の基板部17aを有し、この基板部17aが前記取付軸9に回転自在に枢着さ れていて、駆動手段31により曲げダイス10の曲げ中心周りに回動される。そ して、この回動フレーム17の先端側に、当該フレーム17の回動に伴って曲げ ダイス10の周りを回動する押し付け用ダイス30が着脱可能に設けられる。こ の押し付け用ダイス30は、その外周部に、前記曲げダイス10及びクランプ用 ダイス20の案内溝10a,20aと同じ断面形状の案内溝30aを有する。
【0016】 前記押し付け用ダイス30は、このダイス30を支持するブラケット32に一 体的に組付けられて、当該ブラケット32と共にダイスユニットDUを構成して いる。前記ブラケット32は、図5に示すように、押し付け用ダイス30をボル ト33により着脱可能に軸着する上下側板34,35と、両側板34,35を連 結する外側板36とでコ字枠状に形成されている。一方、前記回動フレーム17 上には、図3に示すように、前記ブラケット32の下側板35を嵌合載置する載 置面37aと、外側板36を支持する外周側支持面37bと、下側板35及び外 側板36の後端面を支持する後端支持面37cとを有する嵌合支持部37が設け られていて、この嵌合支持部37に前記ブラケット32が着脱自在に嵌合支持さ れることになる。
【0017】 前記回動フレーム17を駆動する駆動手段31は、図3及び図6に示すように 、前記取付軸9に回転自在に嵌合されていると共に、当該回動フレーム17の基 板部17aに一体的に連結されたピニオン38と、このピニオン38に噛合する ラック39と、このラック39を往復駆動する油圧シリンダ40とからなる。前 記ラック39は、その一端側が機枠1の後脚板5と底板6とのコーナー部で長さ 方向スライド自在に支持され(図6参照)、他端が油圧シリンダ40に連動連結 されている。なお、回動フレーム17は、油圧シリンダ40の収縮時には図3の 実線図示のように被曲げ材挿入口18に接近した位置にあり、油圧シリンダ40 が所定ストローク伸長作動することにより、例えば同図の仮想図示位置まで曲げ ダイス10の曲げ中心周りに回動した位置にある。
【0018】 以上説明したような構成のベンダーを使用して、金属管などの被曲げ材Mを曲 げ加工するときは、先ず、図4に示すように、操作レバー27を手前側へ引いて 、リンク23を上方へ回動させることにより、リンク22を介してスライドブロ ック22を水平支持台3沿いにスライドさせながらクランプ用ダイス20を、被 曲げ材挿入口18から引き離し、被曲げ材開放位置とする。斯かる状態で被曲げ 材Mを被曲げ材挿入口18より所要長さ挿入した後、前記操作レバー27を元の 位置に戻すと、上向きに屈曲していた連鎖リンク22,23が水平支持台3と平 行状に伸張して、クランプ用ダイス20が被曲げ材挿入口18で曲げダイス10 に当接し、被曲げ材Mの所要箇所を挟持固定する。
【0019】 上記のようにクランプ用ダイス20により被曲げ材Mを挟持固定した状態から 、油圧シリンダ40を伸長作動させると、ラック39がその長さ方向に移動して ピニオン38を回転させ、それにより回動フレーム17が回動して、この回動フ レーム17上のダイスユニットDUが曲げダイス10の周りを回動する。このダ イスユニットDUの回動に伴い、被曲げ材挿入口18より挿入された被曲げ材M は、図1の仮想線図示のように、押し付け用ダイス30によって曲げダイス10 の外周部に押し付けられつつ所定の曲率に曲げ成形されることになる。なお、回 動フレーム17が曲げ作用方向に回動する時、当該回動フレーム17上のダイス ユニットDUには上記曲げ作用回動方向と逆方向の反力及び遠心方向の反力が作 用するが、それらの反力は前記嵌合支持部37の外周側支持面37b及び後端支 持面37cによって支持されるため、曲げ加工中にダイスユニットDUが回動フ レーム17上で不都合に移動したり、回動フレーム17上から脱落するようなこ とはない。
【0020】 上記のような2次元曲げ加工後、操作レバー27によりクランプ用ダイス20 を開放操作し、前記被曲げ材Mをその軸線周りに例えば90度回転させた状態で 被曲げ材挿入口18から更に前方へ所要長さ移動させ、そして再びクランプ用ダ イス20を操作レバー27によりクランプ操作して被曲げ材Mを固定した状態で 、上述の曲げ操作を繰り返すことにより、3次元曲げ加工を行うことができる。 このような2次元、3次元の曲げ加工を連続的に行う場合に、クランプ用ダイス 20の開閉操作が操作レバー27により簡単且つ迅速に行えるため、曲げ作業が 非常に容易で作業能率の著しく向上を図ることができる。また、このような2次 、3次元曲げ加工において、押し付け用ダイス30が所謂ローラタイプであって 、曲げダイス10の周りを回動するものであるため、曲げ箇所相互間の長さを極 力短くとれるという利点がある。
【0021】 一方、被曲げ材Mの径を変更したり、曲げ曲率を変更する場合、曲げダイス1 0、クランプ用ダイス20及び押し付け用ダイス30をそれぞれ取り替える必要 があるが、斯かる場合に、先ず、曲げダイス10を取り替えるには、図6に示す ように、取付軸9に螺着されているダイス固定用ボルト15を適当に緩めて、U 字形座金16をボルト頭15aと曲げダイス10の上面との間から抜き取れば、 当初使用の曲げダイス10は、ボルト15を取付けたまま、このダイス10を持 ち上げるだけで、簡単容易に取り外すことができる。そして、所要の曲げダイス 10を取付軸9に嵌合し、ダイス固定用ボルト15のボルト頭15aと曲げダイ ス10の上面との間に前記U字形座金16を挿入して、ダイス固定用ボルト15 を締結するだけで、曲げダイス10の取付けも簡単容易に行うことができる。
【0022】 次に、クランプ用ダイス20を取り替えるには、図7に示すように、当初使用 のクランプ用ダイス20は、このダイス20をそのまま上方へ引き上げるだけで 、スライドブロック21から簡単に抜き取ることができる。また、新たなクラン プ用ダイス20の取付けも、スライドブロック21側の略蟻形溝部21aにクラ ンプ用ダイス20側の略蟻形ほぞ部20bを差し込むだけでよい。
【0023】 また、押し付け用ダイス30を取り替えるには、回動フレーム17上の嵌合支 持部37に嵌合支持されているダイスユニットDUを、そのまま上方へ持ち上げ るか、または前方へ引くだけで、簡単に取り外すことができ、そして新たな押し 付け用ダイス30が軸着されている所要のダイスユニットDUを、図3に示され る状態、または図5に示される状態から回動フレーム17上の嵌合支持部37に 挿入すればよい。
【0024】 以上説明した実施例では、押し付け用ダイス30をブラケット32と共にユニ ットに構成したダイスユニットDUとして、回動フレーム17上に着脱可能に設 けているが、この押し付け用ダイス30は、単独で回動フレーム17上の所定位 置に着脱可能に装着するようにしてもよい。また、クランプ用ダイス20の取り 替え構造は、実施例以外の構造にすることもできる。また、曲げダイス10、ク ランプ用ダイス20及び押し付け用ダイス30の各ダイス外周部に形成される案 内溝10a,20a,30aは、半円形に限らず、角形など所望の断面形状とす ることができる。更に、回動フレーム17を駆動するための駆動手段31は、実 施例ではピニオン38、ラック39及び油圧シリンダ40により構成しているが 、例えば回動フレーム17を直接回転駆動するような油圧モーターなどからなる 駆動手段でもよい。
【0025】
【考案の作用及び効果】
本考案の請求項1に係るベンダーでは、クランプ用ダイスにより被曲げ材を挟 持固定した状態から、駆動手段により回動フレームを回動させることにより、こ の回動フレーム上の押し付け用ダイスが曲げダイスの周りを回動し、これに伴い 被曲げ材挿入口より挿入された被曲げ材は、前記押し付け用ダイスによって曲げ ダイスの外周部に押し付けられつつ所定の曲率に曲げ成形される。しかして、前 記被曲げ材の径を変更したり、曲げ曲率を変更する場合、特に、曲げダイスを取 り替えるには、取付軸に螺着されているダイス固定用ボルトを、取付用貫通孔か ら取り外すことなく適当に緩めて、略U字形座金をボルト頭と曲げダイスの上面 との間から抜き取れば、当初使用の曲げダイスは、これをそのまま持ち上げるだ けで、簡単容易に取り外すことができる。そして、新たに取付けるダイスは、こ れを取付軸に嵌合し、前記U字形座金をダイス固定用ボルトのボルト頭と曲げダ イス上面の間に挿入して、ダイス固定用ボルトを締結するだけでよい。従って、 このベンダーによれば、ダイスの取り替えが簡単容易に行え、作業の段取りが非 常に良くなる。
【0026】 請求項2によれば、操作レバーによって、当該レバー側のリンクを上方へ回動 させると、このリンクを含む連鎖リンクを介してスライドブロックが水平支持台 に沿ってスライドしながらクランプ用ダイスを、被曲げ材挿入口から引き離して 被曲げ材開放状態に位置させる。斯かる状態で被曲げ材を被曲げ材挿入口に挿入 し、前記操作レバーを元の位置に戻すと、前記連鎖リンクが水平支持台と平行状 に伸張して、クランプ用ダイスは被曲げ材挿入口で曲げダイスに近接して被曲げ 材を挟持固定する。このように、操作レバーを回動操作するだけでクランプ用ダ イスを開閉できるから、被曲げ材挿入口での被曲げ材の固定及び開放操作が容易 迅速に行え、作業能率の著しい向上を図ることができる。これは、2次元、3次 元の曲げ加工を連続的に行う場合に特に有効である。
【0027】 また請求項2によれば、クランプ用ダイスを取り替える際に、当初使用のクラ ンプ用ダイスは、このダイスをそのまま上方へ引き上げるだけで、スライドブロ ックから簡単に抜き取ることができ、また新たなクランプ用ダイスの取付けも、 略蟻形溝部に対して略蟻形ほぞ部を差し込むだけでよいから、簡単容易に取付け でき、作業の段取りが極めて良好となる。
【0028】 請求項3によると、押し付け用ダイスを取り替えるには、回動フレーム上の嵌 合支持部に嵌合支持されているダイスユニットを、そのまま上方へ持ち上げるか 、または前方へ引くだけで、簡単に取り外すことができ、そして新たな押し付け 用ダイスが軸着されている所要のダイスユニットを前記嵌合支持部に挿入すれば よいから、押し付け用ダイスの取り替えが極めて簡単容易となり、作業の段取り が極めて良好となる。
【0029】 また、請求項4によれば、小型の油圧シリンダにより、回動フレームを回転す る強力な回転トルクが得られ、従ってベンダー全体を小型且つ軽量構造に構成す るできると共に、ポータブルタイプのベンダーにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すベンダーの平面図であ
る。
【図2】同上の正面図で、クランプ用ダイスが閉じた状
態を示す。
【図3】曲げダイスを取り外した状態でのベンダーの一
部切欠平面図である。
【図4】クランプ用ダイスが開放状態にあるベンダーの
正面図である。
【図5】ダイスユニットの取付け要領を示す説明図であ
る。
【図6】図1のA−A線断面図である。
【図7】クランプ用ダイスの取り外し要領を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 機枠 2 水平基台 3 水平支持台 9 取付軸 10 曲げダイス 10a 案内溝 11 取付用貫通孔 12 キー 13 キー溝 14 ねじ孔 15 ダイス固定用ボルト 15a ボルト頭 16 U字形の座金 17 回動フレーム 18 被曲げ材挿入口 20 クランプ用ダイス 20a 案内溝 20b 蟻形ほぞ部 21 スライドブロック 21a 蟻形溝部 22 連鎖リンク 23 連鎖リンク 26 調整ボルト 27 操作レバー 30 押し付け用ダイス 30a 案内溝 31 駆動手段 32 ブラケット DU ダイスユニット 34 上側板 35 下側板 36 外側板 37 嵌合支持部 37a 載置面 37b 外周側支持面 37c 後端支持面 38 ピニオン 39 ラック 40 油圧シリンダ M 被曲げ材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠上に固定された曲げダイスと、この曲
    げダイスの被曲げ材挿入口に曲げダイスに対し遠近移動
    自在に設けられて曲げダイスとの間で被曲げ材を挟持固
    定する取り替え可能なクランプ用ダイスと、前記曲げダ
    イスの曲げ中心周りに回動自在に設けられた回動フレー
    ムと、この回動フレーム上の所定位置に着脱可能に設け
    られ、当該回動フレームの回動に伴って前記曲げダイス
    の周りを回動する押し付け用ダイスと、前記回動フレー
    ムを駆動する駆動手段とを備え、前記曲げダイスは、そ
    の曲げ中心位置に設けられた取付用貫通孔を、前記機枠
    上に立設された取付軸に軸方向挿脱可能にして且つ回転
    不能に嵌合すると共に、前記取付軸の上端部に同軸に設
    けられたねじ孔に、ボルト頭が前記取付用貫通孔よりも
    径小のボルトを、当該ボルトの軸部に対し挿抜可能な略
    U字形座金を介して螺入締結することによって固定され
    てなるベンダー。
  2. 【請求項2】前記クランプ用ダイスは、前記機枠の水平
    支持台上で前記曲げダイスに対し遠近方向摺動自在に支
    持されたスライドブロックに、略蟻形溝部と略蟻形ほぞ
    部とを介して上下方向抜き差し自在に連結し、このスラ
    イドブロックを、前記水平支持台上に当該ブロックと同
    列上に配置した複数個の連鎖リンクの一端側リンクに枢
    支連結し、他端側リンクを水平支持台上に枢着し、この
    他端側リンクには当該リンクを上向きに回動させるため
    の操作レバーを突設し、前記クランプ用ダイスは、前記
    連鎖リンクが前記水平支持台と実質的に平行にあるとき
    被曲げ材挟持位置となり、前記操作レバーを操作して前
    記他端側リンクを上向きに回動させたとき被曲げ材開放
    位置となるように構成した請求項1に記載のベンダー。
  3. 【請求項3】前記押し付け用ダイスは、当該ダイスを支
    持するブラケットと共にユニットに構成され、前記ブラ
    ケットは、前記押し付け用ダイスを軸着する上下側板と
    両側板をつなぐ外側板とでコ字形に形成されていて、前
    記下側板を載置する載置面と、前記外側板を支持する外
    周側支持面と、前記コ字形ブラケットの後端面を支持す
    る後端支持面とを有する、前記回動フレーム上の嵌合支
    持部に着脱可能に嵌合支持されてなる請求項1に記載の
    ベンダー。
  4. 【請求項4】前記回動フレームはその一端部が前記取付
    軸に枢着されており、この回動フレームを駆動する駆動
    手段は、前記取付軸と同軸に回転自在に取付けられると
    共に前記回動フレームの枢着端部に一体連結されたピニ
    オンと、このピニオンに噛合するラックと、このラック
    を往復駆動する油圧シリンダとからなる請求項1に記載
    のベンダー。
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