JPH0639348U - 切削工具の交換時期報知装置 - Google Patents

切削工具の交換時期報知装置

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JPH0639348U
JPH0639348U JP7630192U JP7630192U JPH0639348U JP H0639348 U JPH0639348 U JP H0639348U JP 7630192 U JP7630192 U JP 7630192U JP 7630192 U JP7630192 U JP 7630192U JP H0639348 U JPH0639348 U JP H0639348U
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JP
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tool
switch
cutting
data
setting
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Application number
JP7630192U
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English (en)
Inventor
英紀 川下
伸次 浜中
Original Assignee
株式会社川下機工
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械に使用される複数の切削工具の交換
管理を各工具ごとに行なえるようにする。 【構成】 工作機械の各切削工具の工具番号とその工具
の使用可能加工数を設定するサムホイールスイッチ6、
6’と、報知用のLEDランプ10及び警報ブザー11
とを、工作機械のM信号が、作動信号SG として入力さ
れるマイクロプロセッサ1に備え、マイクロプロセッサ
1は、前記工作機械の作動信号を計数し、この計数値と
サムホイールスイッチ6、6’に設定した使用可能加工
数とが一致するとLEDランプ10及び警報ブザー11
により、工具の交換時期を報知する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、NC旋盤や自動盤等の複数の切削工具を加工処理に使用する工作 機械の各切削工具ごとの交換時期を知らせる切削工具の交換時期報知装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、NC旋盤、自動盤等の工作機械におけるマシントラブルは、70%以 上が切削工具の破損によるものといわれている。また、それが引き金となって起 こる機械損傷等のトラブルを含めると、前記トラブルは80%以上に達すると考 えられる。
【0003】 このため、例えば複数の切削工具を有する数値制御装置(CNC)では、数値 制御プログラム(NCプログラム)の加工ルーチンにおいて、切削工具が加工に 関与する時間を各工具ごとに計算し、その値を1加工ルーチンが実行される度に 累積加算し、その累積加算した時間と各工具ごとに予め設定された寿命時間とを 比較し、工具の寿命を判定する方法が行なわれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の数値制御装置の工具の寿命判定では、実際の工具の寿命 を判定できないという問題がある。
【0005】 というのは、加工ルーチンのワークに対する切削速度は、常に一定ではなく、 切削速度に高低がある。ところが、上記の寿命判定では、切削速度の高い所では 、使用される工具の切削負荷が増大するのに、その負荷の増大に応じて加工時間 が加算されず、このため工具は、ときには、寿命を大幅に越えて使用されること となり、加工品に寸法のバラツキや仕上げ面粗度不良を生じ、不良品を発生する ことがある。
【0006】 また逆に、切削速度の低い所では、使用される工具に加工時間に見合った切削 負荷が加えられず、このため、工具は、寿命に達するまで使用されず、早目早目 に交換されることとなり、大きな無駄を生じることがある。
【0007】 そこで、この考案の課題は、工作機械に取り付けられた各工具の交換管理が適 正に行なえるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案にあっては複数の切削工具を有する工作 機械の1作業工程の行なわれたことを示す作動信号を入力する入力手段と、その 入力手段に入力された作動信号を計数する計数手段と、前記複数の切削工具の各 切削工具ごとの切削寿命を前記工作機械の1作業工程における使用可能回数に換 算した値が設定されるスイッチ手段と、そのスイッチ手段に設定された各工具ご との使用可能回数に、前記計数手段の計数する作動回数が達すると、アラーム出 力を出力する比較手段と、その比較手段からのアラーム出力でもって各工具の交 換時期を知らせる報知手段とからなる構成としたのである。
【0009】
【作用】
このように構成される切削工具の交換時期報知装置では、各工具ごとに、加工 ルーチンの切削速度の高低や使用状態を加味した各工具の寿命時間を使用可能な ワークの加工本数に換算し、その換算した加工本数と対応する各工具ごとの工作 機械の作動回数と、実際の工作機械の作動回数とを比較し、両者が一致すると各 工具ごとに警報を発して工具の交換時期を知らせる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0011】 図1及び図2に示すように、本考案の切削工具の交換時期報知装置は、ケース C内に収められたマイクロプロセッサ(以下MPUとする)1とそのMPU1に 接続されたデータ入力用スイッチ回路2、表示回路3、報知回路4、及び操作用 スイッチ回路5からなっている。
【0012】 データ入力用スイッチ回路2は、図2に示すように、ケースC前面の表示パネ ルPに設けられた工具番号と工具の使用回数設定用のサムホイール(ロータリー )スイッチ6、6’と、それらスイッチ6、6’に設定されたデータをMPU1 へ読み込ませるライトスイッチ7及びそれらのインターフェース回路17とから なっている。また、上記スイッチ2には、本実施例で用いたサムホイールスイッ チ6、6’以外に、キーボードスイッチ等を用いることもできる。
【0013】 表示回路3は、各工具ごとに表示パネルPに設けられた四桁のLED表示器8 とこの表示器8の表示用ドライバー(デコード回路を有する)9とからなり、表 示用ドライバー9はLED表示器8をダイナミック点灯する。
【0014】 なお、実施例では、LED表示器8を用いたが表示回路3にはCRTや液晶表 示装置を用いてもよい。
【0015】 報知回路4は、表示パネル面Pの各工具ごとのLED表示器8に並設された警 報用LEDランプ10と警報音発生用ブザー11とからなり、これらは、I/O インターフェース12を介してMPU1と接続されている。また、報知回路4に は、前記LEDランプ10やブザー11と連動して工作機械の作動及び作動停止 信号出力用の、例えば、リレー出力回路等を設けても良い。
【0016】 操作用スイッチ5は、各工具ごとに設けられたデータ再設定用のリセットスイ ッチ13と各工具ごとの加工数の計数とその計数の停止とを選択する作動選択ス イッチ14とからなり、これらはインターフェース12を介してMPU1と接続 されている。
【0017】 一方、MPU1には、上記各回路以外に、データ記憶用のRAMメモリ及び処 理プログラムの書き込まれたROMメモリからなるメモリ回路15と、工作機械 からの作動信号SG が入力される例えば、パルス整形器としてモノステーブルマ ルチバルブレータ等を用いた入力信号用インターフェース回路16が設けられて いる。
【0018】 上記作動信号SG は、工作機械例えば、NC旋盤等では主軸の回転及び停止等 の際に用いられるプログラム命令、いわゆるM信号(M03、M05)と呼ばれ るものをデコードして生成し、前記旋盤の1回の加工ルーチンの終了ごとに作動 パルスが出力される。また、作動信号SG としては、他に切削油ポンプの駆動信 号等を用いるようにしてもよい。
【0019】 この実施例は以上のように構成されており、以下その使用法を述べる。
【0020】 本装置は、使用に先立ち、まず作動信号SG としてNC旋盤等のM信号あるい は切削油ポンプの駆動信号を接続線により取り出し、その接続線を前記入力信号 用インターフェース回路16に接続する。次に、使用する表示器8の作動選択ス イッチ14をONにして工具番号設定用のサムホイールスイッチ6に交換時期を 設定する工具に付けた番号を入力し、さらに使用回数設定用のサムホイールスイ ッチ6’にその工具の加工ルーチンにおける切削速度の高低を加味して算出した 工具の寿命時間に対する使用可能な加工本数Nを入力する。
【0021】 そして、このようにして順次各工具ごとに加工本数を設定すると、ライトスイ ッチ7を作動して前記データをMPU1に読み込ませる。すると、MPU1は前 記データをメモリ回路15の前記工具番号に対応したメモリ領域へストアすると 同時に、前記工具番号に対応した演算用レジスタにも前記データをストアし、そ のレジスタの内容を工具番号に対応する表示回路3へ表示する。こうして、順次 各工具の寿命データの設定を、全ての工具について行なった後、NC旋盤を稼動 させると、加工処理が一回行なわれ、NC旋盤からM信号が出力されるたびごと に、MPU1は、各レジスタ内のデータを1つずつ減算してその減算したデータ を表示器8に表示する。そして、いずれかのレジスタのデータが“0”になると 、そのレジスタに対応する工具の表示ランプ10を点灯あるいは点滅し、さらに ブザー11から警報音を発して注意を促し、工具の交換時期を報知する。
【0022】 また、この報知された工具の交換を行なった際は、その交換を行なった工具に 対応するリセットスイッチ13を作動すると、MPU1は工具番号に対応した前 記メモリ領域からデータを読み出し、そのデータを交換した工具に対応するレジ スタへ、リストア(再設定)する。このデータは当然、前記工具番号に対応した 表示器8にも表示される。すなわち、一担メモリ回路にストアしたデータは、以 後リセットスイッチ13を作動する度に、リセットスイッチ13に対応するレジ スタに設定仕直され、表示される。
【0023】 ところで、例えば加工処理工程が変更になり、前記旋盤等に装着された工具の 一部を使用しない場合には、その使用しない工具の作動選択スイッチ14をOF Fにすると、MPU1は、その作動選択スイッチ14をOFFにした表示器8を 消灯し、またこのとき作動信号SG が入力されてもその工具のレジスタのデータ を減算しないで保持する。
【0024】 なお、例えば上記MPU1の処理プログラムに、使用回数設定用のサムホイー ルスイッチ6’を仮に9999に設定し、ライトスイッチ7を作動してこのデー タを書き込み、工作機械を作動して、ある一定期間又は、加工製品のロットが終 了した際に、前記サムホイールスイッチ6’に9998を設定し、ライトスイッ チ7を作動すると、サムホイールスイッチ6で設定された工具番号の表示器8に 、加工個数が表示されるようにしてもよい。また、前記サムホイールスイッチ6 ’に9997を設定し、上記と同じ操作を行なうと、工具の交換回数が表示(製 品ロットを加工するのに何個工具を使ったかがわかる)されるようにしてもよい 。
【0025】 さらに、工具番号に50を加えた数字を工具番号設定用のサムホイールスイッ チ6に設定し、使用回数設定用のサムホイールスイッチ6’に工具単価を設定で きるようにして両データをライトスイッチ7を作動してMPU1に読み込ませ、 工具番号設定用のサムホイールスイッチ6に工具番号を設定して、サムホイール スイッチ6’に9996を設定し、再びライトスイッチ7を作動すると使用回数 設定用のサムホイールスイッチ6で設定された工具番号の表示器8に、前記使用 回数設定用のサムホイールスイッチ6’に9999を設定し、ライトスイッチ7 を作動してからの工具費用が表示されるようにし、また前記サムホイールスイッ チ6’に9995を設定し、上記と同じ操作をすると、製品一個当りの工具費用 が表示されるようにしてもよい。
【0026】 このようにして加工個数や工具の交換回数、さらに、それらの工具費用等を表 示できるようにすると、工作賃の見積り等が簡単にできるようになり、また、同 時に工作機械の作動状況や作動効率等も的確に把握できるようになる。
【0027】 ところで、この実施例では、装置内の回路にMPU1を用いたが、MPU1に 代えて図3に示すように、プリセッタブルカウンタ20を用いてもよい。
【0028】 同図において、符号2はデータ入力用スイッチ、7は前記データ入力スイッチ 2の設定データを前記カウンタ20へロードするライトスイッチ、3は表示用ド ライバーと表示素子からなる表示回路、10は警報用LEDランプ、11は警報 用ブザー、14は作動選択用スイッチ、16は入力信号SG 用インターフェース である。また、上記データ入力用スイッチ2には、例えば工具番号設定用サムホ イールスイッチに接続されたデータセレクターと各カウンタごとに設けたデータ 入力用スイッチに設定されたデータを保存するデータバッファとを用いて、一つ のサムホイールスイッチで全カウンタにデータを順にセットできるようにするこ ともできる。
【0029】 なお、この回路の使用法も上記MPU1を用いたものと同様のため、その使用 法及び作用は省略する。
【0030】
【効果】
この考案は、以上のように構成したので、装置に各切削工具の加工可能な寿命 個数データを設定しておけば、自動的に工具の寿命がくると報知手段、例えばブ ザーやランプで知らせてくれるので、素人工でも適切な切削工具の交換管理がで きる。
【0031】 このため、以下に示す効果を奏する。
【0032】 工具を寿命まで使用できるため、無駄がなく切削工具費の削減につながる。
【0033】 寿命に達した工具を使用しないので安定した加工ができる為、加工寸法のバ ラツキが少なく精度の高い仕上げ面粗度の良い製品が量産できる様になり、品質 の向上が図れる。
【0034】 NC旋盤等の工作機械の多台持ちが素人工でも容易にできる。
【0035】 素人工の為の工具寿命の判定のできるスタッフの配置が必要なくなり、省人 化につながる。
【0036】 切削工具の破損によるマシントラブルが無くなり、機械の稼動率が向上する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図
【図2】実施例を示す外形正面図
【図3】他の実施例を示すブロック図
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 スイッチ手段 4 報知手段 6 ツール番号設定用サムホイールスイッチ 6’ 工具の使用回数設定用サムホイールスイッチ 7 ライトスイッチ 10 LEDランプ 11 ブザー 16 入力信号用インターフェース回路 SG 作動信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の切削工具を有する工作機械の1作
    業工程の行なわれたことを示す作動信号が入力される入
    力手段と、その入力手段に入力された作動信号を計数す
    る計数手段と、前記複数の切削工具の各切削工具ごとの
    切削寿命を前記工作機械の1作業工程における使用可能
    回数に換算した値が設定されるスイッチ手段と、そのス
    イッチ手段に設定された各工具ごとの使用可能回数に、
    前記計数手段の計数する作動回数が達すると、アラーム
    出力を出力する比較手段と、その比較手段からのアラー
    ム出力でもって各工具の交換時期を知らせる報知手段と
    からなる切削工具の交換時期報知装置。
JP7630192U 1992-11-05 1992-11-05 切削工具の交換時期報知装置 Pending JPH0639348U (ja)

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