JPH0639464A - 金属食器の製造方法 - Google Patents

金属食器の製造方法

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Publication number
JPH0639464A
JPH0639464A JP20155492A JP20155492A JPH0639464A JP H0639464 A JPH0639464 A JP H0639464A JP 20155492 A JP20155492 A JP 20155492A JP 20155492 A JP20155492 A JP 20155492A JP H0639464 A JPH0639464 A JP H0639464A
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JP
Japan
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die
press
tableware
steel strip
rows
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JP20155492A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kariu
毅 苅羽
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MIYOUDOU KINZOKU KK
Original Assignee
MIYOUDOU KINZOKU KK
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Publication date
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  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スプーン、フォーク等の柄部と頭部からなる
金属食器の生産能率の向上とコストダウンを図るための
製造方法の提供。 【構成】 地板打抜型20と湾曲成形型40及び切り落
し型50を鋼帯aの送り方向に順に並列して同時にプレ
スされる1つのプレス型cとしてプレス成形装置bに装
着する。プレス型cは頭部の方向が交互に差し合わせた
配列とし1回のプレスで2個ずつを1ピッチとして順送
りして、切抜き、型打ち、切り落しの工程を自動化する
ことにより同時に2個ずつの生産を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスプーンやフォーク等
の様に柄と頭部とからなる金属食器の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スプーンやフォーク等の金属食器
は図7にて示すような行程で製造されている。まず、所
定の大きさに切断した金属板から図7(a)にて示すよ
うに食器の原型を打抜き、図7(b)及び(c)にて示
すようにロール荒延べ、ロール仕上げ行程をして原型の
頭部を引き延ばす。次ぎに、図7(d)にて示すように
柄部に模様や製造マークをプレスし、図7(e)にて示
すように頭部の外形を打抜いた後、図7(f)のように
頭部の凹状に湾曲成形してプレス成形行程が完了する。
尚、上記した成形品はこの後小羽すり行程や研き行程を
経て仕上げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように行なわ
れる製造方法においては、図7(a)(d)(e)
(f)にて示す地板打抜き行程、柄押し行程、半切り行
程、頭部湾曲行程の各行程別に金型を用意し、人手によ
り1個ずつ各行程のプレス加工を順番に行なうことによ
り金属食器を成形している。しかしながら、上記した製
造方法においては、各行程別に人手により食器1個ずつ
をプレス加工しているので、非能率的であり、また比較
的多くの手間ががかかることから製造コストを引き上げ
ていた。
【0004】本発明は、上記したような金属食器を合理
的な加工行程により完全自動化することにより生産能率
の向上と製品のコストダウンを図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
為に本発明の金属食器の製造方法は、繰り返し作動する
プレス成形装置のプレス型に対して鋼帯を所定長さずつ
送り出しながら、プレス型によりスプーンやフォーク
等、柄部と頭部とからなる食器をプレス成形する製造方
法であって、上記プレス成形装置には、地板打抜き型
と、湾曲成形型と、切り落とし型とを鋼帯の送り出し方
向へ順に並列して同時にプレスされる一つのプレス型と
して装着し、且つ、食器の頭部を鋼帯の一側へ向けて鋼
帯送り出し方向に一定のピッチを置いて多数並列する食
器列と、食器の頭部を鋼帯の他側へ向けて同様に並列す
る食器列との柄部同士を交互に差し合わせた配列をプレ
ス型に送り出された鋼帯面上に定め、該鋼帯を1ピッチ
ずつ送り出しながらプレスを行なう度にこの鋼帯面上に
定めた食器列の外形線より外側の打落し部分を前記地板
打抜き型により打ち落して、両食器列の外形を最前部か
ら1ピッチ分ずつ、前後食器間において連結部分を残し
た状態で打抜き、その後上記鋼帯を1ピッチずつ送り出
しながらプレスを順次繰り返すことにより、外形を打抜
いた食器の頭部を湾曲成形型により押圧して湾曲を加
え、さらに湾曲成形を終えた食器間の連結部分を切り落
とし型により切り落し、プレスの度に1ピッチずつ移動
しながら上記各型を段階的に通過して成形された両食器
列を最前部から1ピッチ分2個ずつ打抜くものである。
【0006】上記した地板打抜き型と湾曲成形型との間
に柄押し型を設けてプレス型を構成し、地板打抜き型に
よる両食器列外形の打抜きと、湾曲成形型による頭部湾
曲成形との間に、上記した柄押し型により両食器列の柄
部に模様を押圧形成する柄押し行程を設けることもでき
る。
【0007】また、上記した地板打抜き型の前にマーク
打型を配設してプレス型を構成し、地板打抜き型による
両食器列外形打抜きの前において両食器列における所定
位置にマークを打ち込むマーク打行程を設けてもよい。
【0008】
【作用】以上の手段によれば、プレス成形装置には、地
板打抜き型と、湾曲成形型と、切り落とし型とが鋼帯の
送り出し方向へ順に並列して同時にプレスされる一つの
プレス型として装着されており、そのプレス型がプレス
される毎にこのプレス型に対して食器の材料となる鋼帯
が所定の長さ(1ピッチ)分ずつ送り出される。
【0009】上記した鋼帯がプレス型上に供給される
と、鋼帯面上に食器列の配列が定められる。食器列は、
食器の頭部を鋼帯の一側へ向けて鋼帯送り出し方向に一
定のピッチを置いて多数並列する食器列と、食器の頭部
を鋼帯の他側へ向けて同様に並列する食器列とからな
り、両食器列の柄部同士を交互に差し合わせた状態に配
列される。
【0010】そして、プレス成形装置が作動してプレス
が開始させると、一回のプレスにより鋼帯が上記した食
器列の1ピッチ分の長さずつプレス型に対して送り出さ
れ、食器列の最前部から地板打抜き型によるプレスが行
なわれる。プレス型の先頭部に配設される地板打抜き型
は、プレスの度に上記鋼帯面上に定めた食器列の外形線
より外側の打落し部分を打ち落し、これにより、両食器
列の外形を最前部の食器から1ピッチ分ずつ打抜いてい
く。また、上記した打抜きの際には、打抜かれた前後の
食器間において連結部分を残した状態で打抜かれる。こ
れによれば、外形を打抜かれた両食器列の食器同士が上
記した連結部分を介して連結して一体化し、これらの食
器列は鋼帯と共に1ピッチずつ送り出される。
【0011】プレス毎に鋼帯を1ピッチずつ送り出す
と、上記したように外形を打抜かれた食器列の最前部の
食器は、地板打抜き型の後に配設される湾曲成形型の上
にまで移動する。また、上記した地板打抜き型の上には
食器列の前から2番目の食器が置かれることになる。そ
して、引き続いて行なわれるプレス動作により、湾曲成
形型が両食器列における最前部の食器頭部をプレスして
湾曲を与える。
【0012】上記した湾曲成形が終了した後にさらに鋼
帯が送り出されると、湾曲成形した両食器列の最前部の
食器は、湾曲成形型の後ろに配設される切り落とし型の
上に移動する。これに伴って2番目、3番目の食器も地
板打抜き型から湾曲成形型へ、またプレス型直前から地
板打抜き型へと移動することになる。そして、上記した
状態からプレスが行なわれると、切り落とし型が湾曲成
形の終えた両食器列における最前部の食器の連結部を切
り落とす。
【0013】以後、プレスの度に食器列が1ピッチずつ
送り出されることにより、プレス成形行程が地板打抜き
型、湾曲成形型、切り落とし型の各型により段階的に進
められ、食器列の最前部から2個ずつスプーンd切り落
とされることなる。
【0014】請求項2のように、柄押し型により食器の
柄に模様を押圧形成する柄押し行程を設けた場合におい
ては、プレス型の地板抜き型と湾曲成形型の間に設けた
地板打抜き型により、両食器列の外形が打抜かれた後
に、柄押し型によりその両食器列の柄部に模様のプレス
が行なわれ、その後に食器頭部の湾曲成形が行なわれ
る。
【0015】また、請求項3のように、地板打抜き型に
よる両食器列外形打抜きの前に、鋼帯の所定位置にマー
クを打ち込むマーク打行程を設けた場合においては、地
板抜き型により鋼帯面上に定められる両食器列の外形が
打抜かれる前に、鋼帯の面上に定められる両食器列の所
定位置にマークが打ち込まれ、そのプレスにより両食器
列外形の打抜きが行なわれる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、プレス成
形装置に対して地板打抜き型と、湾曲成形型と、切り落
とし型とを並列して一つのプレス型として装着し、繰り
返し行なわれるプレスに伴って鋼帯を1ピッチずつ送り
出しながら上記プレス型の各型を順に通過させて両食器
列を1個のプレス型の中で段階的にプレス成形するもの
であるから、1回プレスする毎に両食器列の最前部から
2個ずつの食器を自動的に連続して打抜くことができ
る。よって、各行程毎に金型を用意し、人手により食器
を1個ずつプレスしていた従来の製造方法と比較する
と、金属食器の製造能率を大幅に向上させて大量生産を
可能とし、さらに作業に必要な人手軽減されるので製品
のコストを低減することができる。
【0017】請求項2のように、地板打抜き型による両
食器列外形の打抜きと、湾曲成形型による頭部湾曲成形
との間に、柄押し型により両食器列の柄部に模様を押圧
形成する柄押し行程を設けることによれば、柄部に模様
を形成した食器を前記したと同様に能率的に成形するこ
とができる。
【0018】また、地板打抜き型による両食器列外形打
抜きの前に、鋼帯の所定位置にマークを打ち込むマーク
打行程を設けた場合においては、食器の所定位置に製造
マーク等を打ち込んだ食器を能率的に成形することがで
きると共に、マークの打ち込みを鋼帯が食器として加工
される前に行なうので細かな文字等でも確実に打ち込む
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の製造方法に基づいて構成される金
属食器のプレス成形ラインであり、鋼帯aのコイルa’
を回転可能に保持するアンコイラー101、鋼帯の曲げ
くせを直すレベラー102、鋼帯aに送り分の余裕を持
たすループ103、鋼帯aを所定両ずつ送り出すフィー
ダー104を順番に配置し、そのラインの最後部に金属
食器をプレス成形装置bを配設してある。尚、上記した
金属食器とは、スプーンやフォーク等のように柄部と頭
部とからなる食器のことである。
【0020】ステンレス等の薄板からなる鋼帯aは、コ
イルa’として巻かれた状態でアンコイラー101によ
って回転可能に保持され、アンコイラー101の回動に
伴って所定速度で回転し、外周部から徐々に巻きが延ば
されてレベラー102へ送られる。この時、鋼帯aと共
にコイルa’の間に巻き込まれた傷つき防止用の合紙1
06も鋼帯aと共に延ばされるが、この合紙106はペ
ーパリール101aによって巻きとられて回収される。
鋼帯aはコイルa’として巻かれるので、コイルa’か
ら延ばした状態では曲げくせがついている。そこで、ア
ンコイラー101から送られた鋼帯aを多数のローラー
間を蛇行させるように通すことにより鋼帯aについてい
る曲げくせを取り除く。レベラー102を通過した鋼帯
aはループ部103により弛ませて送り出し分の余裕を
取ってからフィダー104に対して供給される。フィー
ダー104は、上記したようにくせ取りの終えた鋼帯a
の両側縁部を挟持し、プレス成形装置bのプレス周期に
合わせて作動しながら挟持した鋼帯aを所定長さずつプ
レス型cへ向けて送り出すものである。
【0021】プレス成形装置bは上型c1と下型c2と
からなるプレス型cを備え、上型c1を昇降動させるこ
とにより上下両型c1,c2の間で鋼帯aをプレス成形
するように構成される。
【0022】図2乃至図6はプレス成形装置bに装着す
るプレス型cを示している。プレス型cは上向きに取付
固定される下型c2とプレス成形装置bの作動により昇
降する上型c1とからなり、図2は型の合い面に沿う縦
断面で下型c2を視ている。プレス型cは、上型c1下
型c2共に3個のブロックc10,c20,c30を一
体的に組み合せて構成し、これらの中にマーク打型1
0、地板打抜き型20、柄押し型30、湾曲成形型4
0、切り落し型50を鋼帯aの送り出し方向へ向けて順
に並列し、同時にプレスされる一つの型として構成して
ある。
【0023】前記したようにフィーダー104から送り
出される鋼帯aは、下型c2の始端部の両側部に形成さ
れるガイド溝11により両側縁部を挿入される。これに
よれば、鋼帯aは下型c2上面の中央部に位置合わせさ
れた状態で押し出されることになり、上記フィーダー1
04の作動に伴ってプレス型cの終端側へ向けて所定の
長さずつ移動することになる。また、上記したように鋼
帯aが下型c2のガイド溝11から挿入された時点で、
鋼帯aとプレス型cの相対的な位置関係が定められ、こ
の時点で鋼帯aから打抜かれる食器列e1,及びe2の
配列外形が下型c2の上に沿って置かれる鋼帯aの面上
に定められる。
【0024】上記したように鋼帯a面上に定められる両
食器列e1,e2は、本実施例の場合スプーンの列であ
り、スプーンd頭部d1を鋼帯aの一側へ向けた状態で
鋼板a押し出し方向へ並列する食器列e1と、スプーン
d頭部d1を鋼帯aの他側へ向けた状態で並列する食器
列e2とを、それらの柄部d2同士を交互に差し合わせ
た状態で配列を構成してある。上記した両食器列e1,
e2を構成する各スプーンdは、列の前後方向に所定長
さのピッチpを置いて並列し、両食器列e1,e2交互
間で1/2ピッチずつずらすことにより、双方の柄部d
2が互いに相手の柄部d2の間に入るように配置し、こ
れにより歩留りをよくしてある。また、プレス成形装置
bが1回プレスする度にフィダー104によって送り出
させる鋼帯aの長さは、上記した両食器列e1,e2の
ピッチpと一致させてある。従って、ヒィーダー104
によって下型c2上に置かれた鋼帯aを送り出すと、そ
の鋼帯aに打抜かれる食器列e1,e2が1ピッチpず
つ移動することになる。そして、上記した両食器列e
1,e2の中央部には連結部fが設けてある。連結部f
は、上記した両食器列e1,e2の各スプーンd相互が
分離しないように一体に連結しておく帯状部分であり、
前後に位置する柄部d2の中央部同士を連結する形で設
けられている。
【0025】プレス型c内における始端部に配置される
マーク打型10はスプーンdの柄部d2裏面に製造国名
や製造番号等のマークを打ち出すものであり、下型c2
における一側部10aと他側部10bとに分けて配設し
てある。上記した両マーク打型10a,10bは、食器
列e1,e2として並列する各スプーンdの柄部d2に
対応する位置に合わせて設けてあり、鋼帯aが1ピッチ
pずつ送り出され、上型c2が降下してプレスが行なわ
れる度に鋼帯aの裏面にマークd4が打込まれて行く。
【0026】プレス型cの中におけるマーク打型10の
後ろには地板打抜き型20が設けてある。地板打抜き型
20は、両食器列e1,e2の一側半部を打抜く20a
と、他側半部を打抜く20bとに分離させて構成し、図
3にて示すように上型c1に固定される押し刃20a’
/20b’が下型c2の型孔20a’’/20b’’内
に打ち込まれることにより、鋼帯a面上に定めた食器列
e1,e2の外形線より外側の打落し部分、即ち図2中
における斜線部分を打ち落すように形成してある。そし
て、1回のプレスにより打抜き型20a,20bが鋼帯
aを打抜くと、両食器列e1,e2におけるスプーンd
頭部d1の中心から次ぎのスプーンdの頭部d1の中心
までの1ピッチ分が打抜かれる。そして、鋼帯aが1ピ
ッチpずつ送り出されて上型c1によるプレスが行なわ
れる度に、上記した斜線部分が打落される。これによ
り、鋼帯aが地板打抜き型20a,20bを通過した時
点で、該鋼帯a面上に定められた食器列e1,e2の外
形が打抜かれることになる。尚、上記したように地板打
抜き型20a,20bにより外形が打抜かれた両食器列
e1,e2は、前後スプーンdの柄部d2同士が連結部
fによつて連結されることにより一体化している。従っ
て、両食器列e1,e2の外形が打抜かれても各スプー
ンdは配列を維持して鋼帯aの送り出しと共に1ピッチ
pずつプレス型cの終端へ向けて移動する。
【0027】プレス型cの中における地板打抜き型20
の後ろに配設される柄押し型30は、上記したように外
形を打抜かれた食器列e1,e2の柄部d2に湾曲を与
えると同時に柄部d2表面に意匠模様d3を打ち込む為
のものであり、上型c1及び下型c2における両食器列
e1,e2の各々の柄部d2と対応する位置に柄押し型
30aと30bとして前後方向に1.5ピッチp分の距
離を置いて配置してある。
【0028】上記した柄押し型30の後ろには湾曲成形
型40が配置してある。湾曲成形型40は、柄押し加工
の終えた食器列e1,e2のスプーンd頭部d1にスプ
ーンとしての湾曲を加えるものであって、食器列e1側
の湾曲成形型40aと食器列e2側の湾曲成形型40b
とから構成してある。そして、図5によって示すように
上型c1の凸型40a’/40b’を下型c2の凹型4
0a’’/40b’’に対して押圧することにより、ス
プーンdの頭部d1を凹状に湾曲成形する。
【0029】プレス型cの中の終端部に配置される切り
落とし型50は、上記した各型10,20,30,40
によるプレス成形行程の終えた両食器列e1,e2の最
前部に位置するスプーンdの連結部fを打落すことによ
り、上記スプーンdを食器列e1,e2から切り落とす
ものである。切り落とし型50は、図6にて示すよう
に、食器列e1,e2の最前部に位置するスプーンd同
士の連結部fと対応する位置において、上型c1から2
個の切り刃50a,50bを0.5ピッチpの間隔を置
いて突設し、この切り刃50a,50bを下型c2に設
けた型孔50a’,50b’の中に打ち込むことにより
上記した最前部に位置するスプーンd同士を連結する連
結部fを切り落とすように構成してある。また、上記し
た切り刃50bより0.5ピッチp前の上型c1にガイ
ド片50cを、また下型c2にはガイド孔50c’が設
けてあり、上型c1によるプレスの際に上記ガイド片5
0cが最前部よりも一つ後ろのスプーンdの柄部d2の
間に差し込まれ、さらに、その先端が下型c2のガイド
孔50c’に挿入されることにより、最前部のスプーン
dの切り落としが正確な位置で保持されながら行なわれ
るようにしてある。
【0030】次ぎに上記した如きプレス成形装置b及び
プレス型cを用いて行なうプレス成形を行程順に説明す
る。フィーダー104から延びる鋼帯aをプレス型cし
た型c2始端部のガイド溝11から差し込んだ状態から
プレス成形装置b及びフィーダー104を作動させる
と、プレス型cによるプレス動作と連係して鋼帯aの送
り出しが開始され、上記鋼帯aはプレス動作の直後に下
型c2の上を1ピッチpずつ押し出されながらマーク打
型10の上を通過する。この時、上型c1によるプレス
により下型c2に設けたマーク打型10a,10bが鋼
帯a裏面における所定の箇所、即ち食器列e1,e2に
おける柄部に対応する位置に製造番号等のマークd4を
プレスの度に1ピッチpずつの間隔をおいて打ち込んで
いく。尚、上記したようにマークd4の打ち込みを、鋼
帯aが食器列がe1,e2として加工される前に行なう
ことによれば、マークd4が細かな文字等であっても確
実に打ち込むことができる。
【0031】上記したようにマーク打ちが終えた後の鋼
帯aの最前部は、1〜2回のプレスの後に地板打抜き型
20a,20bの上にまで移動し、上型c1によるプレ
スにより外形線よりも外側の不要部分、即ち図2中斜線
部分が打抜かれて食器列e1,e2の外形が1ピッチp
分ずつ打抜かれる。地板打抜き型20a,20bによる
打抜きはプレスの度に行なわれ、これにより該地板打抜
き型20a,20bを通過した鋼帯aは連結部fにより
一体に連結される食器列e1,e2となってプレス型c
の終端へ向けて1ピッチずつ移動する。
【0032】外形を打抜かれた食器列e1,e2最前部
のスプーンdは、数回のプレスが行なわれた後、両列e
1,e2最前部のスプーンdが柄押し型30a,30b
の上に置かれ、上型c1のプレスにより上記スプーンd
の柄部d2に反りが加えられ、同時に柄部d2の表面に
意匠模様d3が打ち込まれる。
【0033】上記したように柄押し型30a,30bを
通過した食器列e1,e2最前部のスプーンdは、数回
のプレスが行なわれた後に湾曲成形型40a,40bの
上に置かれ、上型c1のプレスにより上記スプーンdの
頭部d1が凹状に湾曲成形される。
【0034】湾曲成形型40a,40bを通過した食器
列e1,e2最前部のスプーンdは、数回のプレスが行
なわれた後、プレス型cの終端部に設けられる切り落と
し型50の上に置かれる。そして、上型c1によるプレ
スにより最前部に位置するスプーンdの柄部d2同士を
連結する連結部fが切り落とされ、食器列e1,e2か
ら1本ずつ計2本のスプーンdが同時に切り落とされ
る。切り落とされたスプーンdはプレス型cの終端から
滑べり落ち、プレス成形装置bの隣に設けた回収箱10
5内に回収される。
【0035】尚、以上の説明は最初にプレスを開始した
際に食器列e1,e2の最前部に位置するスプーンdの
成形行程を追って説明したが、食器列e1,e2最前部
に位置するスプーンdが切り落とし型40a,40bに
より切り落とされた後は、プレスが行なわれる度に、マ
ーク打型10aによるマーク打ち行程、地板打抜き型2
0a,20bによる外形の打抜き行程、柄押し型30
a,30bによる柄押し行程、湾曲成形型による湾曲成
形行程、切り落とし型40a,40bによる切り落とし
行程が1つのプレス型cの中で同時に行なわれる。そし
て、プレスの度に食器列e1,e2が1ピッチずつ送り
出されることにより、プレス成形行程が各型10,2
0,30,40により段階的に進められ、食器列e1,
e2の最前部から2個ずつスプーンdが切り落とされる
ことなる。
【0036】以上説明したような製造方法によれば、1
回のプレスによってプレス型cの中でマーク打ち、外形
打ち抜き、柄押し、湾曲成形、切り落としの各行程を同
時に行ないながら、マークd4と意匠模様d3の入った
スプーンを連続して2個ずつ打抜くことができるように
なり、これによりスプーンやフォーク等の金属食器を自
動的に大量生産することが可能となる。
【0037】尚、上記した実施例においては、プレス型
cの中にマーク打型10と柄押し型30を設け、地板打
抜き型20による外形打抜きの行程の前にマークd4の
打込みを行なうと共に、地板打抜型20による外形打抜
き行程の後に柄押し行程を行なうようになっているが、
本発明の主旨によれば、成形するスプーンにマークと絵
柄を入れる必要がない場合には、上記したマーク打抜き
行程と外形打抜き行程を成形行程中に設けなくともよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法に基づいて構成したプレ
ス成形ラインを示す正面図。
【図2】 プレス型を示す横断平面図。
【図3】 図2におけるIII −III 線断面図。
【図4】 図2におけるIV−IV線断面図。
【図5】 図2におけるV −V 線断面図。
【図6】 図2におけるVI−VI線断面図。
【図7】 (a)〜(b)は従来のスプーン製造行程
を示す。
【符号の説明】
a・・・鋼帯 b・・・プレス成形装置 c・・・プレス型 d・・・スプーン d1・・・スプーン頭部 d2・・・スプーン柄部 d3・・・意匠模様 d4・・・マーク e1,e2・・・食器列 f・・・連結部 10・・・マーク打型 20・・・地板打抜き型 30・・・柄押し型 40・・・湾曲成形型 50・・・切り落し型
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 13/00 B 7819−4E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し作動するプレス成形装置のプ
    レス型に対して鋼帯を所定長さずつ送り出しながら、プ
    レス型によりスプーンやフォーク等、柄部と頭部とから
    なる食器をプレス成形する製造方法であって、上記プレ
    ス成形装置には、地板打抜き型と、湾曲成形型と、切り
    落とし型とを鋼帯の送り出し方向へ順に並列して同時に
    プレスされる一つのプレス型として装着し、且つ、食器
    の頭部を鋼帯の一側へ向けて鋼帯送り出し方向に一定の
    ピッチを置いて多数並列する食器列と、食器の頭部を鋼
    帯の他側へ向けて同様に並列する食器列との柄部同士を
    交互に差し合わせた配列をプレス型に送り出された鋼帯
    面上に定め、該鋼帯を1ピッチずつ送り出しながらプレ
    スを行なう度にこの鋼帯面上に定めた食器列の外形線よ
    り外側の打落し部分を前記地板打抜き型により打ち落し
    て、両食器列の外形を最前部から1ピッチ分ずつ、前後
    食器間において連結部分を残した状態で打抜き、その後
    上記鋼帯を1ピッチずつ送り出しながらプレスを順次繰
    り返すことにより、外形を打抜いた食器の頭部を湾曲成
    形型により押圧して湾曲を加え、さらに湾曲成形を終え
    た食器間の連結部分を切り落とし型により切り落し、プ
    レスの度に1ピッチずつ移動しながら上記各型を段階的
    に通過して成形された両食器列を最前部から1ピッチ分
    2個ずつ打抜くことを特徴とする金属食器の製造方法。
  2. 【請求項2】 地板打抜き型と湾曲成形型との間に柄
    押し型を設けてプレス型を構成し、地板打抜き型による
    両食器列外形の打抜きと、湾曲成形型による頭部湾曲成
    形との間に、上記した柄押し型により両食器列の柄部に
    模様を押圧形成する柄押し行程を設けた請求項1記載の
    金属食器の製造方法。
  3. 【請求項3】 地板打抜き型の前にマーク打型を配設
    してプレス型を構成し、地板打抜き型による両食器列外
    形打抜きの前において両食器列における所定位置にマー
    クを打ち込むマーク打行程を設けた請求項1又は2記載
    の金属食器の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6050707A (en) * 1996-06-14 2000-04-18 Stanley Electric Co., Ltd. Light emitting diode device
KR100924302B1 (ko) * 2009-01-05 2009-11-02 미래테크(주) 콘크리트 벽체 거푸집용 간격유지구의 제조방법 및 그 장치
KR200449745Y1 (ko) * 2008-02-12 2010-08-05 이종순 효율적인 젓가락 생산을 위한 지발방법
CN104942114A (zh) * 2015-07-10 2015-09-30 日京(天津)不锈钢餐具有限公司 自动餐叉加工设备

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