JPH0640040U - コンクリート構造物の継手装置 - Google Patents

コンクリート構造物の継手装置

Info

Publication number
JPH0640040U
JPH0640040U JP7457192U JP7457192U JPH0640040U JP H0640040 U JPH0640040 U JP H0640040U JP 7457192 U JP7457192 U JP 7457192U JP 7457192 U JP7457192 U JP 7457192U JP H0640040 U JPH0640040 U JP H0640040U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
seal member
fitting
floor slab
concrete structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7457192U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2590633Y2 (ja
Inventor
勝巳 川崎
東興 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP1992074571U priority Critical patent/JP2590633Y2/ja
Publication of JPH0640040U publication Critical patent/JPH0640040U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2590633Y2 publication Critical patent/JP2590633Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方のコンクリート構造物に沈下が生じた場
合に簡単に止水のための補修工事を実施できるようにす
る。 【構成】 一方の床版10は他方の床版12よりも高い
位置に造成され、継手装置16はこの段差の状態に応じ
て予め組み立てられている。一方のL字形継手金具18
は高い側の床版10の端面形状に応じてその端面となる
垂直部18aの長さが設定されており、他方の垂直部2
0aは低い側の床版12の端面形状に応じた長さに設定
され、両継手金具18,20の水平部18b,20bの
間に両端を溶着固定されるシール部材22の両端も水平
部18b,20bの段差に応じて変形して固定されてい
る。各垂直部18a,20aのアンカーボルト貫通位置
は新たなシール部材28の取付け座を兼用している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、据付地盤の性状や杭の施工法などが異なることにより連続して隣 接する一方のコンクリート構造物の沈下が予測される場合に、据付初期段階及び 沈下後のいずれにおいても両コンクリート構造物の接合面の止水性を良好に保持 できるようにしたコンクリート構造物の継手装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
止水性を要求されるコンクリート構造物同士の継手部には一般に図4(a)に 示す継手装置が設けられる。
【0003】 図において、一対のコンクリート構造物の床版1の対向面にはL字形段部2が 形成され、この段部2の突合わせ面の隙間に目地材3を充填するとともに、該段 部2に両床版1を止水状態に連結するための継手装置4が装着される。この継手 装置4は各コンクリート構造物1の段部2に取り付けられる断面L字形の一対の 継手金具5と、該継手金具5の水平部5aに両端を溶着固定されて両継手金具5 を連結する逆U字形断面をしたゴムなどの伸縮性のシール部材6からなっている 。継手金具5は前記段部2の水平面にアンカーボルト7を介して固定される。シ ール部材6は段部2の水平面に埋設されたアンカーボルト7により継手金具5と ともに共締めされる。
【0004】 ところで、例えば、ボックスカルバート或いは地下道を構成する鉄筋コンクリ ート構造物を地下に連続して埋設状態に据付ける場合、地盤の性状などの違いに よって隣接するコンクリート構造物同士の一方が他方より沈下する場合がある。 また、隣接する床版1の一方が軟弱な地盤上にそのまま位置し、他方は基礎杭等 が堅牢な地盤まで打込まれている場合もある。
【0005】 しかしながら、前記継手装置3では図4(b)に示すように右側の床版1が沈 下すると、前記シール部材6が引き伸ばされた状態となり、これが引っ張り限界 を越えた時点で止水性が消失し、ここから漏水したり、或いはその逆に地下水の 構造物内部への浸水が問題となる。
【0006】 したがって、このような沈下が生じた場合には、同図(b)に示すように、引 き伸ばされたシール部材6を撤去するとともに、該当する床版1を目ばつりした 上でコンクリート9を打ち増しし、新たな目地材3´を充填するとともに、打ち 増しコンクリート9に形成した段部9aに新たな継手金具5´を配置し、シール 部材6´を設ける等の補修工事を行わなければならず、作業が極めて面倒であり 、コンクリート9の硬化を待って新たなシール部材6´を設けるまでの間は止水 性に問題が生ずるほか、補修期間中の通行の制限などの問題もあった。
【0007】 この考案は以上の問題を解決するものであって、その目的は、一方のコンクリ ート構造物に沈下が生じた場合に簡単に止水のための補修工事を実施できるよう にしたコンクリート構造物の継手構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この考案は、予測沈下量に応じて高さを変えて連続 して構築されたコンクリート構造物同士の継手部に対向して形成されたL字形段 部に、それぞれアンカーボルトを介して固定される断面L字形の継手金具と、両 継手金具に両側を固定され前記各床版の継目部を覆う伸縮性のシール部材を設け た継手装置であって、継手金具の端面の長さを前記コンクリート構造物の継手部 端面の形状に応じて形成し、かつ沈下が予測される側の一方の継手金具を他方の 継手金具より上方にずらした状態で前記シール部材により連結するとともに、前 記一方のコンクリート構造物の沈下量に対応して、前記継手金具の対向する端面 に沈下後における新たなシール部材の取付け座を設けたものである。
【0009】
【作用】
以上の構成によれば、地盤の性状などの違いに応じてコンクリート構造物の沈 下程度は或る程度予測できるので、予測沈下量分だけ一方のコンクリート構造物 の高さを高く造成し、継手金具はこの段差に応じた形状に両コンクリート構造物 の継手部に装着される。沈下が生ずると、継手金具同士のレベルが一致し、シー ル部材による止水性は確保される。さらに沈下が進行すると継手金具同士も段差 が生じ、シール部材が引き伸ばされ、この部分の止水性が問題となる。この場合 、引き伸ばされたシール部材を撤去することなく、直ちに新たなシール部材の両 側を継手金具の端面に据付け固定すれば、再度シール性を確保できる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1はこの考案に 係る継手装置を設けたコンクリート構造物を示すものである。
【0011】 図における一方のコンクリート構造物の床版10は軟弱な地盤上にそのまま造 成され、他方のコンクリート構造物の床版12は堅牢な地盤まで杭が打込まれた 状態で連続的に造成しているが、一方の床版10は予測沈下量に対応して、他方 の床版12よりも高い位置に造成され、両者の間には段差が生じ、また対向する 垂直部10b,12bの底部に突出する段部10a,12aにもやや段差が生じ 、この状態で段部10a,10bの対向面の隙間には目地材14が充填されてい る。
【0012】 継手装置16はこの段差の状態に応じて予め組み立てられており、従来とほぼ 同様に、継手金具18,20及びシール部材22からなっている。
【0013】 しかしながら、一方のL字形継手金具18は高い側の床版10の端面形状に応 じてその端面となる垂直部18aの長さが設定されており、また、他方の継手金 具20の垂直部20aは低い側の床版12の端面形状に応じた長さに設定され、 両継手金具18,20の水平部18b,20bの間に両端を溶着固定されるシー ル部材22の両端も水平部18b,20bの段差に応じて変形して固定されてい る。
【0014】 また、各垂直部18a,20aと水平部18b,20bにはアンカーボルト2 4がナット26を介して固定されている。シール部材22の両端はアンカーボル ト24によって各水平部18b,20bに共締めされている。また、各垂直部1 8a,20aのアンカーボルト貫通位置は後述する新たなシール部材の取付け座 を兼用している。
【0015】 継手装置16のセット後、コンクリート打設作業により、両継手金具18,2 0の垂直部18a,20a及び水平部18b,20bが共に、それぞれ各床版1 0,12の段部10a,12b及び垂直部10b,12bに固定され、アンカー ボルト24の突出部は各床版10,12に埋設され、この状態で各床版10,1 2の継手部分が完成する。
【0016】 次にコンクリート構造物が完成した後、時間経過に応じて一方の床版10が沈 下すると、図2に示すように段部10a,12a同士が一致し、継手装置14の 継手金具18,20の水平部18b,20bも水平に並び、通常の継手装置と同 等の構造に近い状態となり、変形状態であったシール部材22は正常な逆U字形 断面となる。
【0017】 しかしながら、この状態からさらに床版10の沈下が進行すると、図3に示す ように床版10,12同士は水平に位置し、当初予測した通りの状態になる一方 で、沈下量に応じてシール部材22は引き伸ばされ、沈下が停止してもその引っ 張りによる疲労により劣化が進行し、シール性に不安が生ずる。
【0018】 この段階で同図に示すように垂直部18b,20bを固定しているアンカーボ ルト24の内側ナット26を一旦外し、蛇腹状断面をした新たなシール部材28 の両端をボルト24に挿通し、各垂直部18b,20bに溶着した上で再度ナッ ト26を締め付けることにより、補修工事は終了する。
【0019】 なお、図示は省略するが、ボックスカルバート,地下道などの鉄筋コンクリー ト構造物は前記床版10の左右に図示しない側板,上部に天版が一体化された矩 形状の断面構造であり、構造物全体の予測沈下量に応じてこれらの側板及び天版 も高い位置に形成されるので、継手装置16の継手金具18,20は実際には矩 形枠形状をなし、当初形状も沈下側の構造物の端面形状に応じてその寸法及び高 さのずれが設定される。また、補修時においては新たなシール部材28は継手装 置14の内周全体に固定される。
【0020】
【考案の効果】
以上実施例によって詳細に説明したように、この考案によるコンクリート構造 物の継手装置にあっては、継手金具は段差に応じた形状に継目部に装着され、沈 下が或る程度生じても、シール部材による止水性は確保される。さらに沈下が進 行すると継手金具同士に段差が生じ、シール部材が引き伸ばされるが、引き伸ば されたシール部材を撤去することなく、直ちに新たなシール部材の両側を継手金 具の端面に据付け固定すれば、再度シール性を確保できるため、従来のように目 ばつり工事や,継手金具,シール部材の交換工事等の大掛かりな補修工事の必要 性が無く、作業が大巾に簡略化できるとともに、コンクリートの硬化時間を待つ ことなく早期に確実なシール性を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による継手装置を用いたコンクリート
構造物の完成初期状態を示す断面説明図である。
【図2】一方のコンクリート構造物の床版が沈下した状
態を示す断面説明図である。
【図3】同床版が予測沈下量まで沈下した状態におい
て、補修工事を施した状態を示す断面説明図である。
【図4】(a)は従来の継手装置によりコンクリート構
造物の床版同士を連結した状態を示す断面説明図であ
る。(b)は同コンクリート構造物の一方の床版が沈下
した状態における補修工事情況を示す断面説明図であ
る。
【符号の説明】
10,12 床版(コンクリート構造物) 10a,12a 段部 16 継手装置 18,20 継手金具 18a,20a 垂直部 18b,20b 水平部 22 シール部材 28 新たなシール部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予測沈下量に応じて高さを変えて連続し
    て構築されたコンクリート構造物同士の継手部に対向し
    て形成されたL字形段部に、それぞれアンカーボルトを
    介して固定される断面L字形の継手金具と、両継手金具
    に両側を固定され前記各床版の継目部を覆う伸縮性のシ
    ール部材を設けた継手装置であって、前記継手金具の端
    面の長さを前記コンクリート構造物の継手部端面の形状
    に応じて形成し、かつ沈下が予測される側の一方の継手
    金具を他方の継手金具より上方にずらした状態で前記シ
    ール部材により連結するとともに、前記一方のコンクリ
    ート構造物の沈下量に対応して、前記継手金具の対向す
    る端面に沈下後における新たなシール部材の取付け座を
    設けたことを特徴とするコンクリート構造物の継手装
    置。
JP1992074571U 1992-10-26 1992-10-26 コンクリート構造物の継手装置 Expired - Fee Related JP2590633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992074571U JP2590633Y2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 コンクリート構造物の継手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992074571U JP2590633Y2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 コンクリート構造物の継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0640040U true JPH0640040U (ja) 1994-05-27
JP2590633Y2 JP2590633Y2 (ja) 1999-02-17

Family

ID=13551026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992074571U Expired - Fee Related JP2590633Y2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 コンクリート構造物の継手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2590633Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010265683A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The 地中構造物
JP2010275760A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Seibu Polymer Corp 可撓止水継手の補修構造および補修方法
JP2016148165A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 早川ゴム株式会社 コンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010265683A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The 地中構造物
JP2010275760A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Seibu Polymer Corp 可撓止水継手の補修構造および補修方法
JP2016148165A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 早川ゴム株式会社 コンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2590633Y2 (ja) 1999-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6857156B1 (en) Modular bridge structure construction and repair system
US5537794A (en) Shear bolt connected structural units
CN110029599B (zh) 预制涵洞钢制连接构造及施工方法
CN111456088A (zh) 叠合装配式结构地铁站及装配施工方法
JP2003064994A (ja) インバート
JP3250472B2 (ja) 仮締切工用構造体
JP4944691B2 (ja) 仮締切止工の止水構造および止水方法
JPH0640040U (ja) コンクリート構造物の継手装置
JP3250471B2 (ja) 仮締切工法
CN115627823B (zh) 一种市政道路排水管道埋设施工方法
KR20040091241A (ko) 합성수지관용 받침대 및 이를 이용한 배관매설공법
KR100544519B1 (ko) 농수로교 및 정수장 집수정의 수로용 콘크리트 구조물의이음 장치 및 그 시공방법
JP4567564B2 (ja) 暗渠の耐水圧可撓継手
JPH11117316A (ja) 仮締切構造体
KR100379187B1 (ko) 지하구조물의 늦체결이음공법
JP2764252B2 (ja) 地下コンクリート構造物補修材および補修方法
JPH072703Y2 (ja) マンホール構造
CN120486460B (zh) 一种深水桥梁承台的拼接施工方法
KR102410140B1 (ko) 암거 구조물 저판 보수 및 보강방법
KR102298267B1 (ko) 지중 전력구용 프리캐스트 암거블록
KR100580881B1 (ko) 농수로 지하 밸브실의 방수 시공 방법
KR100910887B1 (ko) 조립식 맨홀
JP2010275760A (ja) 可撓止水継手の補修構造および補修方法
KR200261898Y1 (ko) 체결 부재를 이용한 조립식 하수 박스
KR200418579Y1 (ko) 레일형 신축이음장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees