JPH0640159Y2 - ねじ蓋取り外し装置 - Google Patents

ねじ蓋取り外し装置

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JPH0640159Y2
JPH0640159Y2 JP13173888U JP13173888U JPH0640159Y2 JP H0640159 Y2 JPH0640159 Y2 JP H0640159Y2 JP 13173888 U JP13173888 U JP 13173888U JP 13173888 U JP13173888 U JP 13173888U JP H0640159 Y2 JPH0640159 Y2 JP H0640159Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は瓶等の容器本体に螺着されたねじ蓋をモータ等
の駆動源を利用して取り外すねじ蓋取り外し装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、このようなねじ蓋を取り外すための装置として
は、本考案者の発明、考案に係る特開昭62-4095号公
報、又は実開昭62-3497号公報に記載されたものが既に
知られているところである。すなわち、モータを駆動源
として回転可能とした台上で容器本体を把持せしめ、ね
じ蓋を係合爪にて押えながら容器本体側を回転させるこ
とによりねじ蓋を取り外すようにした装置である。
これらの装置は、係合爪にてねじ蓋を押さえるに際して
これを人の手によるもので、自動化が十分になされてい
ないところがあった。そこで、本考案者は先の実開平1-
69799号公報(実願昭62-63580号)において、ねじ蓋押
えを自動化すると共に、容器本体を回転させることなく
係合爪を回転せしめて開蓋するようにして自動化を一歩
進めたところである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかるねじ取り外し装置ではねじ蓋取り
外しには充分だが以下の点においてなお改良の必要があ
ると考えられた。すなわち、 (a)容器載置台に備えた容器本体挟持機構を当該載置
台の下側に設置したので、同載置台の有効昇降行程の最
下端位置が制限され、また、突発的な損傷を生じる恐れ
があった。
(b)モータのスイッチが入っている限りねじ蓋係合爪
は左廻りに回転し続けるので、容器乃至はその蓋の上昇
につれてねじ蓋係合爪や容器載置台、若しくはガラス製
の容器本体にとって危険な余分な応力が生じるという問
題があった。
(c)ナット体との噛み合い有効長さを中空ねじ棒の下
端にまで及ばしめたので、モータのスイッチが入るとす
ぐに容器載置台が動き始め、一旦モータのスイッチが入
ったら容器載置台が動かない状態はないところがあっ
た。従って、かかるねじ取り外し装置ではブレンダやミ
キサ等、他の装置を駆動させるためには利用できなかっ
たところであった。
本考案は、かかる課題を解決せんとするものであり、主
目的とするところは、使用が簡易かつ効率的で、より安
全に改良したねじ蓋取り外し装置を提供せんとするにあ
る。
さらには、ジャーや様々なサイズ、高さ、形状の容器に
も使用可能な適用範囲の広い改良したねじ蓋取り外し装
置を提供することを目的とする。
また、他の重要な目的はブレンダ、ミキサ等、他の装置
をも駆動するのに使える改良したねじ蓋取り外し装置を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は略矩形の基板と、背
面板と、側面板及び中空の天板とからなる前面開放のハ
ウジングと、上端部に小径ギアを下端部に大径の駆動ギ
アを一体的に有し、天板と基板にその上下端を枢支せし
めた駆動軸と、その駆動軸に摺動可能に外嵌せしめると
ともにその下端と駆動軸間に設けた摩擦クラッチ機構に
より回転可能とした中空ねじ棒、及び当該中空ねじ棒に
装着したナット体と該駆動ギアに接続した可逆モータと
を備えた駆動機構と、該ナット体に接続して容器本体を
一対の挟持アームにて挟持自在とした容器挟持機構を備
えるとともに、当該ナット体に連動してハウジング内を
昇降可能とした容器載置台と、一対の挟持アームの中心
線上に該小径ギアに接続して天板に回転可能に取り付け
たねじ蓋係合爪とを備えてなるねじ蓋取り外し装置を改
良せんとするものである。
このため、上記容器載置台を容器を載置する水平台と背
面側に垂直に設けたクランクケースとから断面略L字状
に形成するとともに、そのクランクケース中央垂直方向
に所定長さのクランプガイドスリットを形成して、ナッ
ト体に連結固定されたガイドバーを当該スリットに挿通
しクランクケース内に突出せしめ、容器挟持機構を一端
側に挟持アーム下端をそれぞれ固定して水平台上に枢支
した2本の回転軸と、その軸の他端側に固定した固定ギ
アと、その固定ギアに噛み合わせたギア部を一端に有
し、他端には枢軸を介してガイドバーに係合せしめてな
るクランクレバーとから構成して上記課題(a)を解決
せんとするものである。
さらに、容器挟持機構を一端側に挟持アーム下端をそれ
ぞれ固定して水平台上に枢支した2本の回転軸と、その
回転軸の他端に固定されるとともに起立回転方向にそれ
ぞれ付勢せしめられたワイヤレバーと、ナット体から突
出せしめクランプガイドスリット内を昇降自在としたガ
イドバーとワイヤレバー間にガイドローラをそれぞれ備
えるとともに、ガイドバーに挿通してガイドローラを経
たワイヤにて両ワイヤレバー先端が連結されたものとす
れば挟持アームの容器挟持動作をより緩やか、かつスム
ーズなものとすることができる。
また、駆動軸上端部の小径ギアに接続され中空天板内に
配置した伝達ギアの回転軸下端部を天板から垂直下方に
突出せしめ、その回転軸の突出下端部にねじ蓋係合爪を
上下動自在に挿着するとともに、天板との間にフレキシ
ブルなダイヤフラムを介在せしめた構成として上記課題
(b)を解決せんとするものである。
さらにまた、中空ねじ棒のナット体との噛み合い有効長
さ内の下端部にねじ無し部分を形成して当該中空ねじ棒
乃至駆動軸の空転領域を設けるとともに、可逆モータを
ブレンダ、ミキサ等他の装置に接続可能として上記課題
(c)を解決せんとするものである。
(作用) 可逆モータはスイッチ操作により正逆いずれにも回転
し、その回転力は駆動軸下端部の駆動ギアを経て駆動軸
に伝えられる。この駆動軸に外嵌せしめた中空ねじ棒は
摩擦クラッチ機構の連結状態下で駆動軸と共に回転して
ナット体を上昇、又は下降せしめる。
駆動軸の左回転によってナット体はガイドバーとともに
上昇してこれに係合せしめたクランクレバーを外方向に
回転せしめ、固定ギア、回転軸を経て挟持アームを閉方
向に動作させる。容器挟持アームが容器本体を挟持して
その挟持動作を停止すると、ナット体はそのまま上昇を
続けるので、容器載置台がナット体とともに上昇を開始
する。
一方、ねじ蓋係合爪は駆動軸の回転と共に、上端部の小
径ギアに接続した伝達ギアを介して回転し、容器を挟持
して容器載置台が上昇してきて容器の蓋に当該ねじ蓋係
合爪が衝当してこれに噛合うとねじ蓋を回転せしめこれ
を取り外す。
このねじ蓋取り外しの際にあっては、容器の蓋に当該ね
じ蓋係合爪が衝当してこれに噛合って後も、容器蓋とね
じ蓋係合爪との衝当圧力が駆動軸と中空ねじ棒間の摩擦
クラッチの摩擦力よりも小さい間は容器載置台は上昇を
続けるが、このとき、天板と当該係合爪間に装着したダ
イヤフラムが容器蓋とねじ蓋係合爪との衝当圧力を増し
つつも、その上昇を許し、急激な圧力発生によるねじ蓋
係合爪や容器載置台、若しくはガラス製の容器本体等の
不慮の損傷を防止している。また、安全スイッチが切れ
るタイミングが遅れて万一容器蓋とねじ蓋係合爪との衝
当圧力が駆動軸と中空ねじ棒間の摩擦クラッチの摩擦力
よりも大きくなった場合には摩擦クラッチがスリップし
て中空ねじ棒は回転せず容器載置台は上昇を停止する。
クランクケース中央のクランプガイドスリットは挟持ア
ームの可動範囲を決定する。即ち、挟持アームがそれぞ
れ固定された一対の回転軸のクランクケース内の端部に
固定された固定ギアは一端をクランクレバーに噛み合っ
ており、そのクランクレバーの他端はクランプガイドス
リット内を昇降するガイドバーに係合していることか
ら、クランクレバーの回動範囲はガイドバーのクランプ
ガイドスリット内の昇降行程長さによって規制されるた
めである。
このクランクレバーと固定ギアの代わりに回転方向に付
勢せしめたワイヤレバーと、当該ワイヤレバーとガイド
バー間にガイドローラをそれぞれ備え、両ワイヤレバー
先端をガイドバーに挿通されガイドローラをそれぞれ経
たワイヤにて連結すると、ガイドバーの昇降運動から回
転軸の回転運動への変換伝達は急激な動きがワイヤに吸
収され、従って、挟持アームの容器挟持動作はよりスム
ーズなものとなる。
また、ナット体の昇降可能行程の下限部分に相当する中
空ねじ棒下端部にねじ無し部分を形成すると、ナット体
の下限位置、即ち容器載置台の下限位置において当該ナ
ット体と中空ねじ棒との噛み合いが外れ、中空ねじ棒乃
至駆動軸は空転することとなる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図中1は前面開放のハウジングであり、2は駆動機構、
3は容器載置台、4はねじ蓋係合爪を示す。
ハウジング1は、略矩形の基板11と、下部を後方に膨出
せしめた背面板12と、天板13と、側面板15とから一体的
に構成されている。
ハウジング1の背面板膨出部内には可逆モータMが固定
されている。第2図に示すように、可逆モータMの回転
軸先端部には小径のモータギア21を固定すると共に、先
端は基板11に枢着している。
背面板12の前方は所定間隔をおいてフロントパネル14に
て塞ぎ、その両側縁と平面板両側縁間は側面板15にて塞
いでいる。フロントパネル中央垂直方向には後述するガ
イドバーが挿通昇降するナット体ガイドスリット141が
形成され、側面板15垂直方向には容器載置台3が昇降ス
ライド自在に嵌合するガイド溝151,151がそれぞれ形成
されている。
天板13は中空に形成し、後述する伝達ギア等が内装され
ている。天板下面はフロントパネル14上縁に一体的に連
続している。
フロントパネル14にて塞がれた内側には駆動機構2を配
置している。駆動機構は上端222を天板13に、下端221を
基板11にそれぞれ枢着してなる駆動軸22を備えている。
駆動軸22は下端部に偏平大径の駆動ギア23を、上端部に
小径ギア24を有している。駆動ギアはモータギア21に直
接噛み合って接続し、小径ギア24はアイドルギア43、伝
達ギア44を介してねじ蓋係合爪4に接続している。
駆動軸22の上部にはコイルスプリング25を外挿するとと
もにその上方にスプリング係止リング25aを設けてい
る。一方、背面板12とフロントパネル14間を連結したス
プリング受け段部26を形成しており、その中央に駆動軸
22を貫通せしめるとともに、スプリング係止リング25a
との間で圧縮して反発力を持たせたコイルスプリング25
を支承している。
スプリング受け段部26と駆動ギア23間の駆動軸22外周に
は中空で、かつ外面に台形ねじ若しくは角ねじを形成し
てなる中空ねじ棒27を摺動自在に外嵌せしめている。こ
の中空ねじ棒の下端にはほぼフランジ状でその外縁部を
垂下させて環状に形成すると共にその外壁面を内側に傾
斜せしめてなるブレーキドラム271を備えている。
一方、駆動ギア23上にはブレーキドラム271に対応して
内壁面を傾斜せしめるとともに、その傾斜面上にゴムラ
イナー232を取り付けてなるブレーキライニング231を設
けている。
駆動軸22は若干の上下動を可能とするよう枢着されてい
るもので、ブレーキドラム271とブレーキライニング231
間にその上下動幅以下の隙間が設定されている。そし
て、中空ねじ棒27の上端面はスプリング受け段部26の下
面に当ってその上昇を止めてある。
駆動軸22はコイルスプリング25にて常時上方に付勢され
ており、従ってブレーキドラム271とブレーキライニン
グ231とは通常は接触状態にあって、その摩擦力によっ
て駆動軸22と中空ねじ棒27とは同時回転するが、容器蓋
がねじ蓋係合爪4に衝当して容器載置台3の上昇を停止
せしめる圧力によって中空ねじ棒27に所定以上の大きな
負荷がかかると空転する。
中空ねじ棒27の外周にはナット体28を装着している。こ
のナット体側面には上記ナット体ガイドスリット141に
昇降自在に挿通し前面側に突出せしめた棒状のガイドバ
ー281を溶接固定している。また、このナット体28の昇
降可能行程の下限部分に相当する上記中空ねじ棒27の下
端部にはねじ無し部分27aを形成して当該中空ねじ棒27
及び駆動軸22の空転領域を設けている。
容器載置台3は容器を載置する水平台31と背面側に垂直
に設けたクランクケース32とから断面略L字状に形成さ
れている。クランクケース32は上記ナット体ガイドスリ
ット141に対向する中央垂直方向に細長いクランプカイ
ドスリット321を形成しており、当該スリットには上記
ガイドバー281が挿通し、その先端をクランクケース32
内に突出せしめている。
この容器載置台3には容器挟持機構が備えられている。
同挟持機構は水平台31上に軸受ピース33a、33bにより回
転自在に支持せしめて平行配置した2本の回転軸34,34
と、下端を同回転軸の一端側にそれぞれ固定した一対の
挟持アーム35,35と、回転軸の他端側に固定した固定ギ
ア36と、枢軸37cに支持せしめるとともに一端側に固定
ギアに噛み合わせたギア部37aを有し他端側にガイドバ
ー281に係合せしめた係合凹部37bを有してなるクランク
レバー37とから構成されている。
挟持アーム35は基部を回転軸34に固定したステム部35a
と、ステム部先端から鈎状にフックするとともに二股状
に分岐した挟持部35bとを有している。挟持部内側面に
はラバー351を取り付け、挟持する容器本体Bの毀損を
防止すると共にスリップを防止して容器の把持を確実に
している。
ガイドバー281が昇降自在に挿通せしめられた上記クラ
ンプガイドスリット321の長さはクランクレバー37等と
ともに挟持アーム35の可動範囲を決定する。すなわち、
容器本体Bを挟持する挟持部35b間の距離はステム部35a
の長さと回転軸34の回転角度によって決定され、回転軸
34の回転は固定ギア36を介してこれに噛み合わせたクラ
ンクレバー37に伝達されるが、遊端の係合凹部37bのガ
イドバー281に係合したクランクレバーはクランプガイ
ドスリット321長さ分だけ回転するようにしているから
である。
ガイドバー281が第4図及び第4a図に示すようにクラン
プガイドスリット321の最上端に位置するときが挟持部3
5b,35b間の最も狭くなるとき、すなわち掴み得る容器の
最小外径を示しており、逆に第5図及び第5a図に示すよ
うに最下端に位置するときが挟持部35b,35b間の最も広
くなるとき、すなわち掴める容器の最大外径を示してい
る。
クランクレバー37の枢軸37cの位置、すなわち、当該枢
軸から両端までの寸法比によって回転軸に伝わる回転角
度が変化するが、挟持アーム35の開閉速度は容器を毀損
しないためには緩やかであるのが好ましいため、ガイド
バー281の昇降長さに対する回転軸34の回転角度を小さ
くすべく枢軸37cの位置は固定ギア36側近くに設置して
いる。
なお、挟持アーム35の開閉動作をよりスムーズにするた
めに、第7図及び第7a図に示すように固定ギア36の代わ
りに回転軸34に固定するとともに、ねじりバネ36bによ
って外方向に付勢されたワイヤレバー36aを設け、クラ
ンクレバー37の代わりにクランプガイドスリット321下
部とワイヤレバー36aとの間にそれぞれ取り付けたガイ
ドローラ37eと、ガイドバー281先端を貫通してガイドロ
ーラ37e下側を通ってその両端をワイヤレバー36a遊端に
それぞれ連結したワイヤ37dとを設けてもよいものであ
る。このようにするとガイドバー281の昇降運動が回転
軸34の回転運動に変換伝達される際に急激な動きがワイ
ヤ37dに吸収され、従って、挟持アーム35の開閉動作は
よりスムーズなものとなる。
ねじ蓋係合爪4は小径ギア23に接続して上記一対の挟持
アーム35,35の中心線上の天板13に回転可能に取り付け
られている。すなわち、挟持アーム35,35の中心線上の
中空天板13には複数の係合刃41を先端部に装着した回転
軸42が回転自在に取り付けられ、同回転軸42にはアイド
ルギア43を介して小径ギア23に接続した伝達ギア44が挿
嵌されている。
回転軸42下端部は天板13から垂直下方に突出するととも
に、その先端部には角形のくびれ部42aを形成して、そ
こに係合刃41を回転軸と共に回転し、かつくびれ部内を
上下動自在に挿嵌している。また、回転軸42には係合刃
41と天板13との間にフレキシブルな皿状のダイアフラム
45を挿着しており、これによって係合刃41を下方に付勢
している。
回転軸44上方にはキー溝42bが形成され、伝達ギア44内
径側に突起せしめたキー(図示せず)を当該取り付けた
キー溝42bに上下摺動自在に嵌め込んで回転方向のみ連
動するよう挿嵌されている。さらに回転軸42の上方に形
成した空間には可逆モータMに接続した安全スイッチ46
を配置するとともに、回転軸42は若干の上下動可能に取
り付けて同回転軸の上端が押し上げられるとその安全ス
イッチ46のボタンが押されて可逆モータが停止するよう
にしているものである。
上記中空ねじ棒27の背面側には制御レバー5を設置して
いる。制御レバーにはダウンスイッチ52を押し下げ切り
換えるためのダウンスイッチレバー51と、アップスイッ
チ54を押し下げ切り換えるためのアップスイッチレバー
53とから構成している。このうち、アップスイッチレバ
ー53は第6図に示すように中空ねじ棒27側のねじなし部
分27aに隣接配置し、その支軸53aを支点としてその先端
に棒状のナット体リフター53bを有している。アップス
イッチレバー53はナット体28が空転領域のねじなし部分
27aにあって中空ねじ棒27との噛み合いから外れている
状態でダウンスイッチを押して可逆モータMにより駆動
軸22を駆動せしめると同時に、そのナット体リフター53
bによってナット体28を持ち上げて中空ねじ棒27に噛み
合わせるものである。
以上のように構成したねじ蓋取り外し装置は制御レバー
5により操作される。ダウンスイッチレバー51を押し下
げてダウンスイッチ52を入れると可逆モータM及び駆動
軸22は容器載置台3を下降せしめる方向(右)に回転し
始める。このとき駆動軸22に外嵌せしめた中空ねじ棒27
は接触状態下にあるブレーキドラム271とブレーキライ
ニング231との摩擦力によって駆動軸22と共に回転して
ナット体28を下降せしめる。
ナット体28の下降がクランプガイドスリット321の下端
に到るまでは挟持アーム35が開き続け、下端に到ると挟
持アーム35が開き切るとともに、容器載置台3が降下し
始める。そのまま降下させ、ねじなし部分27aに到ると
ナット体28は中空ねじ棒27から外れる。
次いで、ナット体28が中空ねじ棒27から外れた状態でね
じ蓋を取り外すべき容器Bを水平台31の中央に載せてア
ップスイッチレバー53を押すと、駆動軸22は中空ねじ棒
27とともに左回転を始め、ナット体リフター53bがナッ
ト体28を持ち上げて中空ねじ棒27に噛み合せ、ナット体
28はガイドバー281とともに上昇する。このガイドバー2
81が上昇を始めると、これに係合せしめたクランクレバ
ー37若しくはワイヤ37d、ワイヤレバー36aが連動して回
転軸34,34を回転せしめて挟持アームを閉方向に動作さ
せて容器本体を挟持する。
容器挟持アーム35が容器本体を挟持してその挟持動作が
停止すると、ナット体28はそのまま上昇を続けて容器載
置台3はナット体28とともに上昇し、やがて低速度で回
転しているねじ蓋係合爪4の係合刃41に衝当する。ねじ
蓋に衝当した係合刃41はねじ蓋に食い込みこれを把持し
た状態で回転し続け、これを容器本体から外す。このと
き、ねじ蓋の回転に従って当該ねじ蓋はその嵌合高さ分
だけ上昇するが、その上昇分はダイヤフラム45の弾性に
吸収される。更にそのまま若干の上昇があると、回転軸
42が押し上げられて安全スイッチ46を入力してモータM
が停止する。
なお、中空ねじ棒27にねじなし部分27aをもうけたこと
から、可逆モータMを収容しているハウジング1の背面
板121を第8図に示すように、水平部分を設けると共に
モータの駆動軸を突出せしめることによって、ガイドバ
ー281がその中空ねじ棒乃至駆動軸の空転領域にあると
きに当該可逆モータMをブレンダ、ミキサ等他の装置の
駆動源として用いてもよい。
(考案の効果) (イ)容器載置台を水平台とクランクケースとから断面
略L字状に形成するとともに、そのクランクケース内に
そのクランプガイドスリットの範囲内を上下動するガイ
ドバーに連動するクランクレバー等を収容して水平台上
に設置した挟持アームに連結することにより、容器本体
挟持機構を容器載置台の上側に設置したので、容器載置
台の有効昇降行程の最下端位置において突発的な損傷の
虞のない安全で使い易いものとなった。
(ロ)天板から垂直下方に突出せしめた伝達ギアの回転
軸下端部にねじ蓋係合爪を上下動自在に挿着するととも
に、天板との間にフレキシブルなダイヤフラムを挿着す
るとともに同回転軸の上昇により作動する安全スイッチ
を設けたので、ねじ蓋が外れる際にその蓋の上昇につれ
てねじ蓋係合爪や容器載置台、若しくはガラス製の容器
本体にとって危険な余分な応力を吸収でき、ねじ蓋が外
れるとモータが停止するので、容器載置台の最上端位置
におけるねじ蓋取り外し操作がし易くより安全なものと
なった。
(ハ)ナット体の昇降可能行程の下限部分に相当する中
空ねじ棒下端部にねじ無し部分を形成して中空ねじ棒乃
至駆動軸の空転領域を設けてねじ蓋取り外し装置として
の機能を停止した状態でそのモータをブレンダやミキサ
等、他の装置を駆動させるために複合利用できる便利な
ものとなった。
(ニ)容器挟持機構を固定ギアの代わりに回転方向に付
勢せしめたワイヤレバーを、クランクレバーに代えてワ
イヤレバーとガイドローラをそれぞれ備えることにより
挟持アームの容器挟持動作をより緩やか、かつスムーズ
なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るねじ蓋取り外し装置を
示す正面図、第2図は容器を載せた状態における縦断面
図、第3図は同容器載置台の斜視図、第4図及び第4a図
は取扱可能な最小径容器を挟持した場合のギヤタイプ挟
持機構及び容器本体挟持アームのそれぞれの状態を示す
断面図及び正面図、第5図及び第5a図は取扱可能な最大
径容器を挟持した場合のギアタイプ挟持機構及び容器本
体挟持アームのそれぞれの状態を示す断面図及び正面
図、第6図は同上のナット体が中空ねじ棒のねじなし部
分にある状態のアップスイッチレバーを示す部分斜視
図、第7図及び第7a図は他の実施例に係るワイヤタイプ
の挟持機構における取扱可能な最大径容器を挟持した場
合の挟持機構及び容器本体挟持アームのそれぞれの状態
を示す断面図及び正面図、第8図はブレンダ、ミキサ
等、他の装置に連結した状態を示す一部破断側面図であ
る。 1……ハウジング、11……基板、12……背面板、13……
天板、15……側面板、151……ガイド溝、2……駆動機
構、21……駆動ギア、22……駆動軸、23……駆動ギア、
231……ブレーキライニング、24……小径ギア、25……
コイルスプリング、25a……スプリング係止リング、26
……スプリング受け段部、27……中空ねじ棒、27a……
ねじ無し部分、271……ブレーキドラム、28……ナット
体、281……ガイドバー、3……容器載置台、31……水
平台、32……クランクケース、321……クランプガイド
スリット、34,42……回転軸、35……挟持アーム、36…
…固定ギア、36a……ワイヤレバー、36b……ねじりバ
ネ、37……クランクレバー、37a……ギア部、37b……係
合凹部、37c……枢軸、37d……ワイヤ、37e……ガイド
ローラ、4……ねじ蓋係合爪、41……係合刃、42b……
キー溝、43……アイドルギア、44……伝達ギア、45……
ダイアフラム、46……安全スイッチ、5……制御レバ
ー、51……ダウンスイッチレバー、52……ダウンスイッ
チ、53……アップスイッチレバー、53b……ナット体リ
フター、54……アップスイッチ、M……可逆モータ。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略矩形の基板と、背面板と、側面板及び中
    空の天板とからなる前面開放のハウジングと、 上端部に小径ギアを下端部に大径の駆動ギアを一体的に
    有し、天板と基板にその上下端を枢支せしめた駆動軸
    と、その駆動軸に摺動可能に外嵌せしめるとともにその
    下端と駆動軸間に設けた摩擦クラッチ機構により回転可
    能とした中空ねじ棒、及び当該中空ねじ棒に装着したナ
    ット体と該駆動ギアに接続した可逆モータとを備えた駆
    動機構と、 該ナット体に接続して容器本体を一対の挟持アームにて
    挟持自在とした容器挟持機構を備えるとともに、当該ナ
    ット体に連動してハウジング内を昇降可能とした容器載
    置台と、 一対の挟持アームと同軸線上に該小径ギアに接続して天
    板に回転可能に取り付けたねじ蓋係合爪とを備えてなる
    ねじ蓋取り外し装置において、 上記容器載置台は容器本体を載置する水平台と背面側に
    垂直に設けたクランクケースとから断面略L字状に形成
    するとともにそのクランクケース中央には垂直方向に所
    定長さのクランプガイドスリットを形成し、 容器挟持機構は一端側に挟持アーム下端をそれぞれ固定
    して水平台上に枢支した2本の回転軸と、その軸の他端
    側に固定した固定ギアと、その固定ギアに噛み合わせた
    ギア部を一端に有し、他端には枢軸を介してナット体か
    ら突出せしめクランプガイドスリット内を昇降自在とし
    たガイドバーに係合せしめてなるクランクレバーとから
    構成したことを特徴とするねじ蓋取り外し装置。
  2. 【請求項2】容器挟持機構が一端側に挟持アーム下端を
    それぞれ固定して水平台上に枢支した2本の回転軸と、
    その回転軸の他端に固定されるとともに起立回転方向に
    それぞれ付勢せしめられたワイヤレバーと、ナット体か
    ら突出せしめクランプガイドスリット内を昇降自在とし
    たガイドバーとワイヤレバー間にガイドローラをそれぞ
    れ備えるとともに、ガイドバーに挿通してガイドローラ
    を経たワイヤにて両ワイヤレバー先端が連結されてなる
    ことを特徴とする請求項第1項に記載のねじ蓋取り外し
    装置。
  3. 【請求項3】ねじ蓋係合爪は天板から垂下せしめた回転
    軸の下端部に上下動自在に挿着するとともに、天板との
    間にフレキシブルなダイヤフラムを介在せしめたことを
    特徴としてなる請求項第1項記載のねじ蓋取り外し装
    置。
  4. 【請求項4】中空ねじ棒はナット体の昇降可能行程の下
    限部分に相当する下端部にねじ無し部分を形成して当該
    中空ねじ棒及び駆動軸の空転領域を設けるとともに、可
    逆モータをブレンダ、ミキサ等他の装置に接続可能とし
    たことを特徴としてなる請求項第1項記載のねじ蓋取り
    外し装置。
JP13173888U 1988-10-11 1988-10-11 ねじ蓋取り外し装置 Expired - Lifetime JPH0640159Y2 (ja)

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