JPH0640514U - 電動atチェンジ - Google Patents
電動atチェンジInfo
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- JPH0640514U JPH0640514U JP7607692U JP7607692U JPH0640514U JP H0640514 U JPH0640514 U JP H0640514U JP 7607692 U JP7607692 U JP 7607692U JP 7607692 U JP7607692 U JP 7607692U JP H0640514 U JPH0640514 U JP H0640514U
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速機の切替精度を確保しつつ、耐久性の低
下や騒音の発生を防止できる電動ATチェンジを提供す
る。 【構成】 アクチュエータの駆動力を変速して変速機に
伝達する歯車群のうちの、1つの歯車の各変速レンジに
対応する回転位置には係止部を形成し、変速レンジの切
替え時にはばね部材によってロック部材を係止部から離
脱させ、変速機が所定の変速レンジにきた時にロック制
御手段によってロック用アクチュエータを制御し、ロッ
ク部材を歯車の係止部に係合させて該歯車の回転を停止
する一方、歯車群のうちの、少なくとも1つの歯車とそ
の取付軸との間には所定の弾性を有する弾性体を介設し
てロック部材を係止部との係合に起因する衝撃を吸収又
は減衰させるようにしたことを特徴とする。
下や騒音の発生を防止できる電動ATチェンジを提供す
る。 【構成】 アクチュエータの駆動力を変速して変速機に
伝達する歯車群のうちの、1つの歯車の各変速レンジに
対応する回転位置には係止部を形成し、変速レンジの切
替え時にはばね部材によってロック部材を係止部から離
脱させ、変速機が所定の変速レンジにきた時にロック制
御手段によってロック用アクチュエータを制御し、ロッ
ク部材を歯車の係止部に係合させて該歯車の回転を停止
する一方、歯車群のうちの、少なくとも1つの歯車とそ
の取付軸との間には所定の弾性を有する弾性体を介設し
てロック部材を係止部との係合に起因する衝撃を吸収又
は減衰させるようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、変速操作を電気的に行う電動ATチェンジに関し、特に高い切替 精度を確保しつつ衝撃や騒音の発生を防止するようにした電動ATチェンジに関 する。
【0002】
従来の車両においては、チェンジレバーの操作をケーブル又はロッドによって 変速機に伝達し、変速操作を行うようにした変速操作装置が汎用されていた。 他方、最近のコンピュータ技術の飛躍的進歩に伴い、スイッチ操作によって変 速レンジの選択を行い、それに基づいて駆動信号を発生してアクチュエータを駆 動し、変速機をパーキングP、リバースR、ニュートラルN、ドライブD、セカ ンドS、又はローLの各変速レンジに切替えるようにした電動ATチェンジが種 々実用化されている(例えば、実開昭60−168629号公報参照)。
【0003】
ところで、この種の電動ATチェンジにおいて、アクチュエータに駆動モータ を使用した場合、モータの構造上、変速レンジの切替えを行うと、回転慣性力に 起因して変速機が所定の停止位置を越え、即ちオーバランして停止する傾向にあ り、モータ制御が煩雑になる等、変速機の切替精度に問題が生じる。 上述のような問題に対し、本件出願人は、アクチュエータの駆動力を変速する 歯車群のうちの、1つの歯車の各変速レンジに対応する回転位置に係止部を形成 し、変速機が所定の変速レンジにきた時にロック部材を歯車の係止部に係合させ て歯車の回転を停止し、もって変速機の切替精度を向上させるようにした電動A Tチェンジを開発し、出願するに至った。 しかし、かかる電動ATチェンジでは、切替精度を確保するために歯車の回転 をロック部材で急激に停止させると、ロック部材の係合の衝撃が歯車群に作用し 、耐久性の点で好ましくないばかりでなく、騒音が発生することが判明した。 この考案は、かかる状況において、高い切替精度を確保しつつ歯車に対する衝 撃の作用を軽減し、耐久性を確保しかつ騒音の発生を防止するようにした電動A Tチェンジを提供することを課題とする。
【0004】
そこで本考案に係る電動ATチェンジは、 スイッチ操作部から切替信号を発生させてアクチュエータを駆動し、変速機を 所定の変速レンジに切替える電動ATチェンジにおいて、 少なくとも一対の歯車で構成されて上記アクチュエータの駆動力を変速して上 記変速機に伝達する一方、1つの歯車の各変速レンジに対応する回転位置に係止 部が形成され、少なくとも1つの歯車とその取付軸との間に所定の弾性を有する 弾性体が介設された歯車群と、 上記歯車の係止部に係脱可能に設けられたロック部材と、 該ロック部材を上記係止部との離脱方向又は係合方向に付勢するばね部材と、 上記ロック部材を上記係止部に係合させ又は離脱させるロック用アクチュエー タと、 該ロック用アクチュエータを制御し、変速レンジの切替え時には上記ロック部 材を上記係止部から離脱させ、上記変速機が所定の変速レンジにきた時に上記ロ ック部材を上記歯車の係止部に係合させて該歯車の回転を停止するロック制御手 段とを備えるようにしたことを要旨とする。 弾性体は変速機のオーバーランが許容しうる程度となるような弾性に設定する のがよいが、さらに弾性体に起因する変速機のオーバーランを長孔と連結ピンと の連結によって制限してもよい。また、弾性体は下記実施例に示すように内歯歯 車とその歯車軸との間に設けるのがよいが、他の歯車部分、例えばウォームホイ ールとその取付軸との間に設けてもよい。 また、係止部及びロック部材はどのような形状であってもよく、例えば係止凹 部とロック片との組合せてあってもよい。アクチュエータには駆動モータを採用 することができるが、それ以外の駆動源であってもよい。また、スイッチ操作部 はプッシュボタン式、ダイヤル式、レバー式等、どのような構造のものであって もよい。 さらに、本考案は各変速レンジに対応してスイッチを有するタイプ、ドライブ ・アップスイッチ及びドライブ・ダウンスイッチを設け、シフトアップ制御及び シフトダウン制御するタイプ、さらに自動パーキングシステムを備えてパーキン グスイッチを省略したタイプのいずれにも適用できる。
【0005】
変速レンジが切替えられる場合、ロック部材は歯車の係止部から離脱され、ア クチュエータの駆動力は変速機に伝達されて変速機は切替え操作される。 変速機が所定の変速レンジにくると、ロック部材が歯車の変速レンジに対応す る係止部に係合されて歯車の回転が停止され、アクチュエータの変速機への駆動 力の伝達が停止される結果、変速機は目的のレンジに正確に停止する。 その際、歯車群のうちの、少なくとも1つの歯車とその取付軸との間に弾性体 が介設されていることから、ロック部材と係止部との係合による衝撃は弾性体で 吸収され減衰され、歯車群には衝撃がほとんど作用しない。 しかも、弾性体を適度な弾性に設定できるので、変速機の切替精度もほとんど 低下しない。
【0006】
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。 図1ないし図8は本考案の一実施例による電動ATチェンジを示す。図におい て、操作スイッチ1にはシフトアップ操作、シフトダウン操作及びリバース操作 を行うためのドライブ・アップスイッチ部1a、ドライブ・ダウンスイッチ部1 b及びリバーススイッチ部1cが設けられ、各スイッチ部1a、1b、1cの信 号は車載のコントロールユニット3で信号処理されるようになっている。 このコントロールユニット3からは駆動信号が発生されてアクチュエータ4内 のメイン又はサブの駆動モータ40、41が回転され、その回転がギアで変速さ れて操作レバー4cが揺動され、該操作レバー4cに連結されたワイヤー4dが 押し引きされて変速機5が変速操作されるように構成されている。
【0007】 ここで図3及び図4を用いてアクチュエータ4の一般的な構造について説明す る。 アクチュエータ4には図3及び図4に示すように、四角箱状のケース44とそ の上面開口を閉塞する蓋45とが設けられ、上記蓋45中央には切替軸46が挿 通して回転自在に支承され、上記ケース44内には歯車軸47が上記切替軸46 から片寄った位置に回転自在に支承されている。 この歯車軸47の下部には第1のウオームホイール48が回転自在に取付けら れ、歯車軸47の上部には太陽歯車49が回転自在に取付けられ、両歯車48、 49は軸受部410で一体に連結され、該軸受部410には第2のウオームホイ ール411が回転自在に支承され、該第2のウオームホイール411の軸受部4 12にはベースプレート413が一体に形成され、該ベースプレート413には 3個の遊星歯車414が各々ピン415によって等間隔で回転自在に支承され、 各遊星歯車414は各々太陽歯車49に噛合されている。 上記歯車軸47の上部には内歯歯車416が回転自在に設けられ、該内歯歯車 416には出力歯車417が一体的に形成され、又内歯歯車416内には各遊星 歯車414が噛合されている。 また、上記ケース44の側壁にはメイン及びサブの駆動モータ40、41が各 々取付けられ、両モータ40、41の回転軸にはウオーム418、419が固定 され、両ウオーム418、419は各々ウオームホイール48、411に噛合さ れている。 他方、上記切替軸46には蓋45内にて切替歯車421が固定され、該切替歯 車421は上記出力軸418に噛合され、又切替軸46の上端には上記切替レバ ー42が固定されている。
【0008】 本例のアクチュエータ4では、図5及び図6に示すように、内歯歯車416の 外周面には各変速レンジに対応する回転位置に係止凹部(係止部)422が形成 され、又上記ケース44内面には取付基部426が形成され、該取付基部426 には上記係止凹部422に離脱可能に係合しうるロック片(ロック部材)423 が揺動可能に枢支され、該枢支軸424にはロック片423を離脱方向に回動付 勢するばね部材424が設けられ、又ロック片423の下端部にはロック片42 3を係合方向に揺動させるソレノイド(ロック用アクチュエータ)425が設け られており、こうして通常はロック片423はばね部材422によって付勢され て内歯歯車416の係止凹部422から離脱され、変速機5が目的のレンジにな ってソレノイド425が通電されたときにロック片423が内歯歯車416の変 速レンジに対応する回転位置の係止凹部422に係合し、変速レンジの切替えが 強制停止されうるようになっている。 また、内歯歯車416と歯車軸47との間には外周側に弾性体430が、内周 側にカラー431が介設され、該弾性体430及びカラー431はインサート成 形によって内歯歯車416に固着されているが、勿論、他の方法、例えば焼付け で固着してもよい。 また、出力歯車417は図6(b) に示すように内歯歯車416とは別体に形成 され、内歯歯車416と出力歯車417とは半径方向に延びる長穴432と連結 ピン433との連結によって連結され、これによって弾性体430の変形を吸収 しつつ内歯歯車416の回転を出力歯車417に伝達するようになっている。
【0009】 また、図2において、8はソレノイド425の通電回路、6は変速レンジを表 示するインジケータ、7aはイグニッションのON・OFFを検出するイグニッ ションスイッチ、7bはパーキングブレーキの作動を検出するパーキングブレー キスイッチ、7cはブレーキペダルの踏込みを検出するブレーキスイッチ、7d はシートベルトの装着を検出するシートベルトスイッチ、7eは車速を検出する 車速センサ、7f〜7kは変速機5の変速レンジを検出するインヒビタスイッチ 、7l、7mは駆動モータ40 41の回転角を検出する位置センサ、7oはド アの開放を検出するドアスイッチ、7pはハンドベルトの着用を検出するハンド ベルトスイッチであり、上記各スイッチ及びセンサ1a〜1c、7a〜7pの信 号は上記コントロールユニット3に入力されている。 このコントロールユニット3はマイクロコンピュータによって構成され、機能 的にはリバース制御手段、ドライブアップダウン制御手段、自動パーキング制御 手段、自動ニュートラル制御手段及びロック制御手段の機能が設けられている。
【0010】 即ち、上記リバース制御手段は車速が3km/h以下の状態においてリバース スイッチ2がONされた時に変速機5がリバースレンジRに切替わるように駆動 モータ40、41に対して駆動信号を発生し、又インジケータ6に対して「R」 を点灯させる制御信号を発生するようになっている。これは、所定の車速以下で のみリバースレンジRへの切替えを許容することによって車両が急制動されたり 、変速機5のギア類に過大な負荷が作用してギア類が破損したりするのを防止す るためである。
【0011】 上記ドライブアップダウン制御手段はドライブ・アップスイッチ1aのON時 に変速機5がドライブ、セカンド及びローの各レンジ間でシフトアップ制御され るように、又ドライブ・ダウンスイッチ1bのON時に変速機5がドライブ、セ カンド及びローの各レンジ間でシフトダウン制御されるように駆動モータ40、 41に対して駆動信号を発生し、又インジケータ6に対して「L」「S」「D」 を点灯させる制御信号を発生するようになっている。 また、変速機5のギア類の破損を防止すべく、変速機5がリバースレンジRに あって車速が3km/h以下の状態においてドライブ・ダウンスイッチ1cのO N時に変速機5がドライブ、セカンド又はローの変速レンジに制御されるように 駆動モータ40、41に対して駆動信号を発生し、又安全性を確保すべく、セカ ンドレンジSからローレンジLへの切替え用の駆動信号は車速が100km/h 以下のときのみ発生されるようになっている。
【0012】 また、上記自動パーキング制御手段はイグニッションがOFFで、かつ車速 が3km/h以下の時、車速が3km/h以下でシートベルトが外され、しか もブレーキの踏込みが解除された時、又は車速が3km/h以下でパーキング ブレーキが作動され、しかもブレーキの踏込みが解除された時に、変速機5がパ ーキングレンジになるように駆動モータ40、41に対して駆動信号を発生する ようになっている。
【0013】 また、自動ニュートラル制御手段は車速が3km/h以下で変速機5がドライ ブレンジDに設定されており、かつブレーキが踏込み操作されている状態におい てドライブ・アップスイッチ1aがONとなった時に変速機5がニュートラルレ ンジに自動的に切替わるように駆動モータ40、41に対して駆動信号を発生す るようになっている。
【0014】 また、ロック制御手段はインヒビタスイッチ7a〜7kの信号に基づいて変速 機5が目的の変速レンジになったことを検出し、通電回路8に通電信号を発生し て所定の時間、例えば0.2〜0.5秒の間ソレノイド425に通電するように なっている。
【0015】 次に図7及び図8を用いて動作について説明する。ここで図7は本実施例にお ける制御系のメインルーチンのフローチャートを、図8は駆動モータ40、41 の駆動ルーチンを示す。 コントロールユニット3においては、図7に示すように、まず制御系が初期設 定され(ステップS1)、各種スイッチの信号が入力処理され(ステップS2) 、自動パーキング及び駆動ルーチンの処理がなされた後(ステップS3、S4) 、ドライブ・アップスイッチ1a、ドライブ・ダウンスイッチ1b及びリバース スイッチ1cの切替信号が判定され(ステップS5〜S7)、その判定結果に応 じてシフトアップルーチン、自動ニュートラルルーチン、シフトダウンルーチン 又はリバースルーチンの処理がなされて駆動ルーチンの処理がなされ、変速機5 が所定のレンジに切替えられる(ステップS8〜S13)。
【0016】 次に各ルーチンの処理内容について説明する。 「自動パーキング処理」 自動パーキングルーチンにおいては、イグニッションスイッチ7a、パーキン グブレーキスイッチ7b、ブレーキスイッチ7c、シートベルトスイッチ7d、 車速センサ7eの各信号に基づき、イグニッションがOFFでかつ車速が3k m/h以下であるか否か、又は車速が3km/h以下でシートベルトが外され かつブレーキの踏込みが解除されたか否か、あるいは車速が3km/h以下で パーキングブレーキが作動されかつブレーキの踏込みが解除されたか否かを判定 し、何れかの条件が満たされた場合にのみ変速機5を現在の変速レンジからパー キングレンジPに切替えるためのモータ作動量及び作動方向が演算され、その演 算結果が駆動ルーチンで処理され、駆動信号が発生されて駆動モータ40、41 が作動され、変速機5がパーキングレンジPに切替えられる。 同時に、インジケータ6に制御信号が発生され、パーキングレンジに変速され ていることを示すインジケータ6の「P」の表示が点灯される。
【0017】 「シフトアップ処理」 シフトアップルーチンにおいては、例えば変速機5がローレンジLにあるとす ると、ドライブ・アップスイッチ1aの最初のON操作でローレンジLからセカ ンドレンジSに切替えるためのモータ作動量及び作動方向が演算され、その演算 結果が駆動ルーチンで処理され、駆動信号が発生されて変速機5がセカンドレン ジSに切替えられ、次のON操作で同様に演算処理が行われ、駆動ルーチンで駆 動信号が発生されて変速機5がドライブレンジDに切替えられる。同時に、イン ジケータ6には「L」、「S」、「D」の表示が順次点灯される。 また、変速機5がセカンドレンジSにある場合には、ドライブ・アップスイッ チ1aの最初のON操作で変速機5がドライブレンジDに切替えられる。同時に 、インジケータ6の表示は「S」から「D」に切替わる。 また、変速機5がドライブレンジDにある場合には、ドライブ・アップスイッ チ1aがON操作されてもそれ以上のシフトアップは必要なく、変速機5はドラ イブレンジDに保持され、又インジケータ6の表示も「D」のままである。
【0018】 「自動ニュートラル処理」 ドライブ・アップスイッチ1aがONされてシフトアップ処理が済むと、自動 ニュートラル処理がなされる。 この自動ニートラルルーチンにおいては、まずインヒビタスイッチ7f〜7k の信号に基づき上述のシフトアップ処理の前の変速レンジがドライブレンジDに あるか否かが、又ブレーキスイッチ7cの信号に基づきブレーキが踏込み操作さ れているか否かが、さらに車速センサ7eの信号に基づいて車速が3km/h以 下であるか否かが判定される。 全ての判定がYESの場合には現在の変速レンジからニュートラルレンジNに 切替えるためのモータ作動量及び作動方向が演算され、その演算結果が駆動ルー チンで処理され、駆動信号が発生されて駆動モータ40、41が作動され、変速 機5がニュートラルレンジNに自動的に切替えられ、同時に、インジケータ6は 「D」から「N」に切り替えられる。 上述の判定において1つでもNOがあると、ニュートラルNへの切替用の演算 処理は行われず、変速機5はニュートラルレンジNには切替えられない。
【0019】 「シフトダウン処理」 シフトダウンルーチンにおいては、ドライブ・ダウンスイッチ1bの最初のO N操作で変速レンジを切替えるための演算処理が行われ、駆動ルーチンで処理さ れて駆動信号が発生され、駆動モータ40、41が作動して変速機5がドライブ レンジDからセカンドレンジS、又はセカンドレンジSからローレンジLに切替 えられ、次のON操作でセカンドレンジSからローレンジLに切替えられ、同時 にインジケータ6には「D」、「S」、「L」の表示が順次点灯される。 また、変速機5をリバースレンジRからドライブD、セカンドS又はローLの レンジに切替える場合、車速が速いと変速機5のギア類に過大な負荷が作用する ことから、車速が3km/h以下のときに変速レンジを切替えるための演算処理 がなされ、駆動ルーチンで駆動信号が発生されて変速機5がドライブD、セカン ドS又はローLのレンジに切替えられる。
【0020】 「リバース処理」 リバースルーチンにおいては、リバーススイッチ1cのON操作で変速レンジ をリバースに切替えるための演算処理がなされ、駆動ルーチンで駆動信号が発生 されて駆動モータ40、41が作動し、変速機5が他の変速レンジL、S、D、 N、PからリバースレンジRに切替えられ、同時にインジケータ6は「R」に切 替えられる。 但し、ドライブD、セカンドS又はローの各レンジLからリバースレンジRに 切替える場合には車速が3km/h以下の時にのみレンジ切替用の演算処理がな される。
【0021】 「駆動ルーチン」 上述の各ルーチンで演算処理がなされると、駆動ルーチンの処理がなされる。 この駆動ルーチンにおいては、まず駆動モータ40、41の作動方向CW、C CWが判定され(ステップS20)、その判定結果に応じた駆動信号が発生され て駆動モータ40、41が駆動され、変速機5のレンジが切替え操作される(ス テップS21、S22)。 変速機5が目的のレンジになると駆動信号の発生が停止され(ステップS23 、S24)、通電信号が通電回路8に対して発生されてソレノイド425が作動 される。これによってロック片423が内歯歯車416の変速レンジに対応する 係止凹部422に係合し、内歯歯車416が強制停止される。 その際、上述のように内歯歯車416が歯車軸47に対して弾性体430を介 して支持されているので、ロック片423の係合に起因する衝撃は弾性体430 で吸収され減衰され、内歯歯車416その他の歯車には衝撃はほとんど作用しな い。従って、歯車群の耐久性が低下することはなく、又騒音が発生することもな い。 また、同時に、タイマーがスタートされ(ステップS25、S26)、設定時 間、例えば0.2〜0.5秒が経過すると、通電信号の発生が停止され(ステッ プS27、S28)、処理を終了する。これによってロック片423はばね部材 424のばね力によって内歯歯車416の係止凹部422から離脱され、変速機 5はレンジの切替えが可能となる。
【0022】 以上のような本実施例の電動ATチェンジでは、内歯歯車416に係止凹部4 22を形成し、変速機5が目的のレンジになった時にソレノイド425に通電し てロック片423を係止凹部422に係合させ、変速機5のレンジ切替えを強制 的に停止するようにしたので、回転慣性力に起因するオーバランを防止して正確 なレンジ切替えができる しかも、アクチュエータ4自体の作動を強制停止するようにしているので、煩 雑なモータ制御は不要である。 また、内歯歯車416と歯車軸47との間に弾性体430を介設しているので 、ロック片423の係合による衝撃は弾性体430で吸収又は減衰され、内歯歯 車416やその他の歯車には衝撃はほとんど作用せず、歯車の耐久性を保証でき 、又騒音の発生を防止できる。 しかも、弾性体430を適度な弾性に設定できるので、変速機5の切替精度は ほとんど低下しない。
【0023】
以上のように、本考案に係る電動ATチェンジによれば、変速レンジの切替精 度を向上でき、しかも耐久性を保証できるとともに、騒音の発生を防止できる効 果がある。
【図1】 本考案の一実施例による電動ATチェンジを
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】 上記電動ATチェンジの制御系を示す機能構
成図である。
成図である。
【図3】 アクチュエータの一般的な構造を示す側面断
面構成図である。
面構成図である。
【図4】 アクチュエータの一般的な構造を示す平面断
面構成図である。
面構成図である。
【図5】 上記電動ATチェンジにおけるアクチュエー
タの要部を示す概略斜視図である。
タの要部を示す概略斜視図である。
【図6】 上記アクチュエータを示す要部斜視図及びそ
の一部断面部ある。
の一部断面部ある。
【図7】 上記電動ATチェンジにおける変速制御系の
処理フローを示す図である。
処理フローを示す図である。
【図8】 上記電動ATチェンジにおける駆動ルーチン
のフローを示す図である。
のフローを示す図である。
1 操作スイッチ 3 コントロールユニット(ロック制御手段) 40 駆動モータ 41 駆動モ
ータ 416 内歯歯車 422 係止凹
部(係止部) 423 ロック片(ロック部材) 425 ソレノイド(ロック用アクチュエータ) 430 弾性体 5 変速機
ータ 416 内歯歯車 422 係止凹
部(係止部) 423 ロック片(ロック部材) 425 ソレノイド(ロック用アクチュエータ) 430 弾性体 5 変速機
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチ操作部から切替信号を発生させ
てアクチュエータを駆動し、変速機を所定の変速レンジ
に切替える電動ATチェンジにおいて、 少なくとも一対の歯車で構成されて上記アクチュエータ
の駆動力を変速して上記変速機に伝達する一方、1つの
歯車の各変速レンジに対応する回転位置に係止部が形成
され、少なくとも1つの歯車とその取付軸との間に所定
の弾性を有する弾性体が介設された歯車群と、 上記歯車の係止部に係脱可能に設けられたロック部材
と、 該ロック部材を上記係止部との離脱方向又は係合方向に
付勢するばね部材と、 上記ロック部材を上記係止部に係合させ又は離脱させる
ロック用アクチュエータと、 該ロック用アクチュエータを制御し、変速レンジの切替
え時には上記ロック部材を上記係止部から離脱させ、上
記変速機が所定の変速レンジにきた時に上記ロック部材
を上記歯車の係止部に係合させて該歯車の回転を停止す
るロック制御手段とを備えたことを特徴とする電動AT
チェンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7607692U JPH0640514U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 電動atチェンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7607692U JPH0640514U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 電動atチェンジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640514U true JPH0640514U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13594723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7607692U Pending JPH0640514U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 電動atチェンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640514U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100458846B1 (ko) * | 2000-07-14 | 2004-12-03 | 테에르베 오토모티브 일렉트로닉스 운트 콤포넌츠 게엠베하 운트 코. 카게 | 차량용 자동 변속기의 변속 샤프트용 액츄에이터 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP7607692U patent/JPH0640514U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100458846B1 (ko) * | 2000-07-14 | 2004-12-03 | 테에르베 오토모티브 일렉트로닉스 운트 콤포넌츠 게엠베하 운트 코. 카게 | 차량용 자동 변속기의 변속 샤프트용 액츄에이터 |
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