JPH0640532B2 - 油入電気機器タンク補強の応力集中緩和装置 - Google Patents

油入電気機器タンク補強の応力集中緩和装置

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JPH0640532B2
JPH0640532B2 JP62004888A JP488887A JPH0640532B2 JP H0640532 B2 JPH0640532 B2 JP H0640532B2 JP 62004888 A JP62004888 A JP 62004888A JP 488887 A JP488887 A JP 488887A JP H0640532 B2 JPH0640532 B2 JP H0640532B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、油入変圧器,リアクトル,角形コンサベー
タあるいはエレフアントケース等の油入電気機器タンク
補強端部の応力集中を緩和するための油入電気機器タン
ク補強の応力集中緩和装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第16図は従来の油入変圧器タンクであり、油およびコ
イル、鉄心を収納するタンク(1)、エレフアントケース
(2)、コンサベータ(3)からなつている。第16図中の
(A),(B),(C)部は、主補強の端部であり、その拡大した
ものが第17図である。第17図において、タンクの側
板(4),(5)の外面に、剛性を向上させるための形鋼など
でなる主補強(6),(7)が溶接して結合さられている。
(18)は当板である。
以上の構成において、油入電気機器のタンク(1)または
エレフアントケース(2)などの内部で短絡事故等の内部
事故が生じた場合、タンク(1)、コンサベータ(3)および
エレフエントケース(2)の内部圧力が上昇する。この圧
力の伝達経路は、第17図に示すように、矢印で示す圧
力(34)がタンク側板(4),(5)に伝わり、その側板の
変形をおさえている主補強(6),(7)に伝わる。これを側
板(4)について考えると、その主補強(6)の反力を受持つ
箇所は、側板(5)が結合されている箇所の主補強(6)の溶
接ビード(35)の長さ()の範囲(36)のみであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の油入電気機器タンク側板の補強は、以上のように
構成されているので、内部事故等の圧力による反力が、
主補強の溶接ビードの一部でのみ生じるため、応力が集
中し、強度上、これが弱点箇所となるという問題点があ
つた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、応力集中を緩和してタンク強度を向上するこ
とができる油入電気機器タンク補強の応力集中緩和装置
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る油入電気機器タンク補強の応力集中緩和
装置は、主補強でタンク側板を囲むようにした補強構造
のものに対し、その垂直上にあるタンク側板のある箇
所、すなわち、反力が作用する箇所で、溶接ビード長さ
が長くなる板補強が設けられている。
〔作用〕
この発明においては、内部圧力に対しての反力が作用す
る箇所に、板補強を設けたことにより、反力を受け持つ
面積が大きくなり、応力集中を緩和することができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の第一の実施例を示し、図において、
側板(4),(5)を囲むようにミゾ形鋼でなる主補強(6),(7)
が溶接により取付けられており、主補強(6)と側板(5)と
の交点、すなわち、反力箇所に板補強(20)を溶接
(20a)により結合し、主補強(6)と側板(4)および
(5)とを完全に一体化している。
なお、主補強(6)の端部に当板(18)を、板補強(2
0)を取付けた後に取付けるもので、主補強(6)と主補
強(7)とを結合して、強度を向上させるものである。
以上の構成により、主補強(6)の反力に対して、第17
図に示す従来技術では、長さ()の溶接ビード範囲
(36)しかなかつたが、上記実施例では、板補強(2
0)により寸法(w)だけ溶接ビード長さが増大する。
溶接ビードの()寸法と(w)寸法との比〔w/〕
は、通常5倍程度多くなる。したがつて、この発明によ
る主補強端部の応力は、従来のものに比べて1/5程度低
い値にすることができる。
上記実施例では、主補強(6)の中に板補強(20)を入
れる構造のものを示したが、第二の実施例として第2図
に示すように、板補強(20)の取付溶接がし易いよう
にミゾ形鋼でなる主補強(8)の端部を傾めに切断したも
のを用い、板補強(20)を取付けたのち、当板(1
9)を取付けたもので、同様の効果がある。
第3図は第三の実施例を示し、ミゾ形鋼でなる主補強
(9)が板補強(20)で仕切られ、端部にミゾ形小片
(10)を取付けたもので、同様に応力集中を緩和する
効果がある。
第4図に示す第四の実施例は、第3図のもののように、
主補強(9)を板補強(20)で仕切つた構造であるが、
板補強(20)の上下端が主補強(9)の上下面から突出
し、この突出部で溶接(20a)を行つているもので、
同様の効果がある。
第5図は第五の実施例であり、ミゾ形鋼でなる主補強
(9)を包み込むようにして板補強(22)を溶接(22
a)により取付けたもので、同様の効果がある。
第6図に示す第六の実施例は、板補強(23)でH形鋼
でなる主補強(11),(12)のうちの主補強(1
2)の端面を押え込むようにして、板補強(23)を溶
接(23a)して取付けたものであり、同様の効果を奏
する。
第7図は第七の実施例であり、H形鋼でなる主補強(1
3)の端部を板補強(24)で仕切り、H形小片(1
4)を角部に取付けたもので、同様に応力集中を緩和す
ることができる。
第8図に示す第八の実施例は、門形の板補強(25)で
H形鋼でなる主補強(12)を包み込むように構成した
もので、同様の効果がある。
第9図に示す第九の実施例は、ミゾを下向きにしたミゾ
形鋼でなる主補強(15),(16)のうちの主補強
(16)の端部を仕切るように板補強(26)、ミゾ形
小片(17)を溶接取付けたもので、同様の効果を奏す
る。
第10図、第11図は第十の実施例で、門形の板補強
(27)でミゾ形鋼でなる主補強を包み込むように、板
補強(27)を取付けたものであり、同様の効果があ
る。
第12図〜第15図は上記第十の実施例のそれぞれ変形
を示し、第12図は門形の板補強(28)でL形鋼でな
る主補強を包み込んだものである。第13図〜第15図
はそれぞれミゾ形鋼、L形鋼、平鋼でなる主補強の端面
を、板補強(29),(30)、(31),(32)お
よび(33)で押え込むように板補強を取付けたもので
あり、同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、この発明は、主補強の
反力箇所に板補強を取付けてさらに補強した簡単な構造
により、応力集中を緩和し、強度を向上しうる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一の実施例で、(a)は要部平断面
図、(b)は要部正面図、第2図は第二の実施例で、(a)は
要部平断面図、(b)は要部正面図、第3図は第三の実施
例で、(a)は要部平断面図、(b)は要部正面図、第4図は
第四の実施例で、(a)は要部平断面図、(b)は要部正面
図、第5図は第五の実施例で、(a)は要部平断面図、(b)
は要部正面図、(c)は要部側断面図、第6図は第六の実
施例で、(a)は要部平断面図、(b)は要部正面図、(c)は
要部側断面図、第7図は第七の実施例で、(a)は要部平
断面図、(b)は要部正面図、第8図は第八の実施例で、
(a)は要部平断面図、(b)は要部正面図、(c)は要部側断
面図、第9図は第九の実施例で、(a)は要部平断面図、
(b)は要部正面図、第10図は第十の実施例の要部平断
面図、第11図は同じく要部側断面図、第12図〜第1
5図はそれぞれ上記第十の実施例の変形の要部側断面
図、第16図は従来の油入変圧器タンクの正面図、第1
7図は第16図のものの一部拡大斜視図である。 (4),(5)……側板、(6),(7),(8),(9)、(11),(1
2),(15),(16)……主補強、(20),(2
1),(22),(23),(24),(25),(2
6),(27),(28),(29),(30),(3
1),(32),(33)……板補強。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角形タンク壁を囲んで取付けられた主補強
    と、前記角形タンクの側板角部の稜線部と前記主補強と
    に結合して取付けられた板補強とを備えてなる油入電気
    機器タンク補強の応力集中緩和装置。
  2. 【請求項2】板補強が溶接により取付けられた特許請求
    の範囲第1項記載の油入電気機器タンク補強の応力集中
    緩和装置。
  3. 【請求項3】形鋼でなる主補強を備えた特許請求の範囲
    第1項記載の油入電気機器タンク補強の応力集中緩和装
    置。
JP62004888A 1987-01-14 1987-01-14 油入電気機器タンク補強の応力集中緩和装置 Expired - Lifetime JPH0640532B2 (ja)

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JPS63174301A JPS63174301A (ja) 1988-07-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60119721U (ja) * 1984-01-24 1985-08-13 富士電機株式会社 油入誘導電器のタンク
JPS62180915U (ja) * 1986-05-09 1987-11-17

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