JPH0640577A - 複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法 - Google Patents
複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法Info
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- JPH0640577A JPH0640577A JP4195404A JP19540492A JPH0640577A JP H0640577 A JPH0640577 A JP H0640577A JP 4195404 A JP4195404 A JP 4195404A JP 19540492 A JP19540492 A JP 19540492A JP H0640577 A JPH0640577 A JP H0640577A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平版印刷版の複数枚給版が防止された平版印
刷版の給版方法を提供する。 【構成】 積載された処理前の印刷版に対し上下動可能
で単独動作可能な該印刷版吸着手段が設置された搬送手
段(A)、印刷版側面に対向して設置された空気噴射手
段(B)、積載された処理前の該印刷版の少なくとも積
み上げ方向の一部を位置揃えする手段(C)、を有し、
該吸着手段によって該印刷版を吸着した後に、手段
(B)により空気を該印刷版側面に噴射しつつ、手段
(A)が少なくとも1回以上の上下動作を行い、さらに
手段(C)によって積載された印刷版の少なくとも積み
上げ方向の一部を位置揃えする構成である。
刷版の給版方法を提供する。 【構成】 積載された処理前の印刷版に対し上下動可能
で単独動作可能な該印刷版吸着手段が設置された搬送手
段(A)、印刷版側面に対向して設置された空気噴射手
段(B)、積載された処理前の該印刷版の少なくとも積
み上げ方向の一部を位置揃えする手段(C)、を有し、
該吸着手段によって該印刷版を吸着した後に、手段
(B)により空気を該印刷版側面に噴射しつつ、手段
(A)が少なくとも1回以上の上下動作を行い、さらに
手段(C)によって積載された印刷版の少なくとも積み
上げ方向の一部を位置揃えする構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷版の製版装置
における複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法、
特に側面に絶縁性樹脂が塗布された電子写真平版印刷版
の製版装置における複数枚給版防止機構を備えた印刷版
給版方法に関する。
における複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法、
特に側面に絶縁性樹脂が塗布された電子写真平版印刷版
の製版装置における複数枚給版防止機構を備えた印刷版
給版方法に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷版の作製方法は既に数多く知ら
れている。例えば、印刷用原版に銀塩フィルムによる原
稿を密着し、該原版の感光層に直接紫外線等で露光し、
これによって原稿の画像部に対応する硬化部分と、非画
像部に対応する非硬化部分を形成し、非硬化部分をアル
カリ又は水で洗浄除去し、硬化部分をインキ受理性とす
る製版方法である。この方法による印刷版がいわゆるP
S版と称されるものであり、広く用いられている。
れている。例えば、印刷用原版に銀塩フィルムによる原
稿を密着し、該原版の感光層に直接紫外線等で露光し、
これによって原稿の画像部に対応する硬化部分と、非画
像部に対応する非硬化部分を形成し、非硬化部分をアル
カリ又は水で洗浄除去し、硬化部分をインキ受理性とす
る製版方法である。この方法による印刷版がいわゆるP
S版と称されるものであり、広く用いられている。
【0003】一方、コンピュータ画像処理技術及び大容
量データのメモリー開発とデータ通信技術等の進歩によ
り、近年では、原稿入力、補正、編集、割付から頁組ま
で一貫してコンピュータ操作され、高速通信網や衛星通
信により即時遠隔地の末端プロッターに出力出来る電子
編集システムが実用化している。特に、即時性の要求さ
れる新聞印刷分野等において電子編集システムはもちろ
ん、そこからのデータにより印刷版が直接得られる製版
システムについても実用化されつつある。現在、このよ
うな製版システムにおいては、電子写真プロセスを利用
し、レーザー光源(半導体レーザー、He−Neレーザ
ー等)露光によるシステムが種々の面から検討されてい
る。
量データのメモリー開発とデータ通信技術等の進歩によ
り、近年では、原稿入力、補正、編集、割付から頁組ま
で一貫してコンピュータ操作され、高速通信網や衛星通
信により即時遠隔地の末端プロッターに出力出来る電子
編集システムが実用化している。特に、即時性の要求さ
れる新聞印刷分野等において電子編集システムはもちろ
ん、そこからのデータにより印刷版が直接得られる製版
システムについても実用化されつつある。現在、このよ
うな製版システムにおいては、電子写真プロセスを利用
し、レーザー光源(半導体レーザー、He−Neレーザ
ー等)露光によるシステムが種々の面から検討されてい
る。
【0004】このようなシステムにおいては、後述のよ
うな溶出型の電子写真平版印刷版が、従来から使用され
ているPS版と同様な印刷条件で印刷することが可能で
あるため、有利に使用できる。その主な製版工程として
は印刷用原版を帯電、露光、現像を行い、トナーにより
画像を形成し、トナーが付着しない非画像部を溶出液に
より除去し、予め親水化処理を施した支持体表面を露出
させ印刷版とする。ここでトナーにより保護された画像
部は親油性であるから、オフセット印刷が出来るのであ
る。
うな溶出型の電子写真平版印刷版が、従来から使用され
ているPS版と同様な印刷条件で印刷することが可能で
あるため、有利に使用できる。その主な製版工程として
は印刷用原版を帯電、露光、現像を行い、トナーにより
画像を形成し、トナーが付着しない非画像部を溶出液に
より除去し、予め親水化処理を施した支持体表面を露出
させ印刷版とする。ここでトナーにより保護された画像
部は親油性であるから、オフセット印刷が出来るのであ
る。
【0005】電子写真平版印刷版は、アルミニウム等の
導電性支持体上に光導電性物質を含有する光導電体層が
被着された電子写真感光体から作製される。この電子写
真感光体の光導電体層を構成する材料としては、特公昭
37−17162号、同38−7758号、同46−3
9405号、特開昭52−2437号、同57−161
863号、同58−2854号、同58−28760
号、同58−118658号、同59−12452号、
同59−49555号、同62−217256号、同6
3−226668号、特開平1−261659号公報等
に記載されている様な有機光導電性化合物・結着樹脂系
材料が実用感度、耐刷性等に優れている。
導電性支持体上に光導電性物質を含有する光導電体層が
被着された電子写真感光体から作製される。この電子写
真感光体の光導電体層を構成する材料としては、特公昭
37−17162号、同38−7758号、同46−3
9405号、特開昭52−2437号、同57−161
863号、同58−2854号、同58−28760
号、同58−118658号、同59−12452号、
同59−49555号、同62−217256号、同6
3−226668号、特開平1−261659号公報等
に記載されている様な有機光導電性化合物・結着樹脂系
材料が実用感度、耐刷性等に優れている。
【0006】電子写真平版印刷版の製版工程に於ては、
上記電子写真感光体の光導電体層上に、まず所定の帯電
工程が施され、一様な電荷がのせられる。次に露光によ
って画像に対応する静電潜像が形成される。続いて電子
写真用現像剤を用いての現像そして定着処理が行われ、
上記静電潜像に対応したトナー画像が形成される。トナ
ー画像以外の非画像部は、アルカリ剤等を含有する溶出
液により溶解・除去(溶出)され、続いて水洗または酸
性のリンス液による版面表面の見かけ上のpHの調節、
また必要に応じて版面保護液(保護ガム液)の塗布等の
処理が施されて最終的な刷版が得られる。
上記電子写真感光体の光導電体層上に、まず所定の帯電
工程が施され、一様な電荷がのせられる。次に露光によ
って画像に対応する静電潜像が形成される。続いて電子
写真用現像剤を用いての現像そして定着処理が行われ、
上記静電潜像に対応したトナー画像が形成される。トナ
ー画像以外の非画像部は、アルカリ剤等を含有する溶出
液により溶解・除去(溶出)され、続いて水洗または酸
性のリンス液による版面表面の見かけ上のpHの調節、
また必要に応じて版面保護液(保護ガム液)の塗布等の
処理が施されて最終的な刷版が得られる。
【0007】ところで上記現像行程において、いわゆる
反転現像によりトナー画像を得る場合、その優れた現像
特性からカブリおよび線細りのない良好な画像を得るこ
とが出来る。最近では特に高解像力で高品質な画像再現
性が要求されており、反転現像による電子写真平版印刷
版の製造方法はこの品質要求に応える方法である。
反転現像によりトナー画像を得る場合、その優れた現像
特性からカブリおよび線細りのない良好な画像を得るこ
とが出来る。最近では特に高解像力で高品質な画像再現
性が要求されており、反転現像による電子写真平版印刷
版の製造方法はこの品質要求に応える方法である。
【0008】反転現像を行う場合には、まず露光工程に
おいて、トナーの付着が行われるべき部分、すなわち画
線部に対して光照射が行われ、その光照射部分の電位が
ほぼ0Vに減衰させられる。このとき光照射が行われな
い部分、すなわち非画像部相当部分は初期帯電電位がそ
のまま維持される事となる。現像行程領域では、液体現
像剤で充満された電極と電子写真平版印刷版との間に電
極を介して所定の現像バイアスを印加する。この場合現
像剤中のトナー粒子は、所定の方法によって帯電された
電子写真平版印刷版側と同極性の荷電を有しているもの
を用いる。このような状態で、上記現像行程領域の現像
電界中に静電潜像を有する感光体が搬入されると、現像
剤中のトナー粒子が現像電界により感光体側に泳動さ
れ、光照射部分である感光体の0V部分にトナー粒子の
付着が行われる。この時初期帯電電位が残留している非
画像部相当部分はトナー粒子と反発しあうこととなって
トナー粒子の付着は回避される。
おいて、トナーの付着が行われるべき部分、すなわち画
線部に対して光照射が行われ、その光照射部分の電位が
ほぼ0Vに減衰させられる。このとき光照射が行われな
い部分、すなわち非画像部相当部分は初期帯電電位がそ
のまま維持される事となる。現像行程領域では、液体現
像剤で充満された電極と電子写真平版印刷版との間に電
極を介して所定の現像バイアスを印加する。この場合現
像剤中のトナー粒子は、所定の方法によって帯電された
電子写真平版印刷版側と同極性の荷電を有しているもの
を用いる。このような状態で、上記現像行程領域の現像
電界中に静電潜像を有する感光体が搬入されると、現像
剤中のトナー粒子が現像電界により感光体側に泳動さ
れ、光照射部分である感光体の0V部分にトナー粒子の
付着が行われる。この時初期帯電電位が残留している非
画像部相当部分はトナー粒子と反発しあうこととなって
トナー粒子の付着は回避される。
【0009】このような反転現像に用いられる現像剤と
しては、一般に乾式現像剤および液体現像剤のいずれも
採用することが出来るが、液体現像剤を用いれば、トナ
ー粒子を微細なものとすることができるため高解像力で
良好な画像再現性を得ることが出来る。液体現像剤は、
高絶縁媒体中に顔料(染料)あるいはポリマー粒子を分
散させ必要に応じて着色を行い、これに電荷(荷電)制
御剤を加えて所定の電荷を付与したものである。
しては、一般に乾式現像剤および液体現像剤のいずれも
採用することが出来るが、液体現像剤を用いれば、トナ
ー粒子を微細なものとすることができるため高解像力で
良好な画像再現性を得ることが出来る。液体現像剤は、
高絶縁媒体中に顔料(染料)あるいはポリマー粒子を分
散させ必要に応じて着色を行い、これに電荷(荷電)制
御剤を加えて所定の電荷を付与したものである。
【0010】さらに、反転現像では、印刷版の側面にお
ける現像時のトナー付着に起因する印刷汚れが発生する
場合があり、これを防止するために、製版前の版の側面
に予め絶縁性樹脂等を塗布することが知られている(特
開昭63−178240号公報、特開平4−22972
号公報等)。
ける現像時のトナー付着に起因する印刷汚れが発生する
場合があり、これを防止するために、製版前の版の側面
に予め絶縁性樹脂等を塗布することが知られている(特
開昭63−178240号公報、特開平4−22972
号公報等)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PS版の自
動製版装置あるいはコンピュータからの画像データを、
レーザー光源を用いて上述のような電子写真反転現像プ
ロセスを含み印刷版を直接製版する装置では、製版前の
印刷版を専用台上の所定位置に予め多数枚積み重ねた状
態で該装置内定位置に装着する。次にこの状態から一枚
毎に露光(あるいは帯電および露光)工程へ版を供給す
る給版工程が自動的に行われている。このような装置で
は多数枚積み重ねられた製版前の印刷版のそれぞれの間
には合紙等なにも挿入されず積み重ねられているのが一
般的である。このような装置としては例えば、「新聞技
術」日本新聞協会 NO.133 P16〜23(19
90)記載のコンピューター直接製版装置等が挙げられ
る。
動製版装置あるいはコンピュータからの画像データを、
レーザー光源を用いて上述のような電子写真反転現像プ
ロセスを含み印刷版を直接製版する装置では、製版前の
印刷版を専用台上の所定位置に予め多数枚積み重ねた状
態で該装置内定位置に装着する。次にこの状態から一枚
毎に露光(あるいは帯電および露光)工程へ版を供給す
る給版工程が自動的に行われている。このような装置で
は多数枚積み重ねられた製版前の印刷版のそれぞれの間
には合紙等なにも挿入されず積み重ねられているのが一
般的である。このような装置としては例えば、「新聞技
術」日本新聞協会 NO.133 P16〜23(19
90)記載のコンピューター直接製版装置等が挙げられ
る。
【0012】上述のような装置における製版前の積載さ
れた印刷版では、印刷版どうしの間隙が自重により版間
の空気が排気され密着状態となり、給版工程において一
枚を所望するところが2枚以上の印刷版どうしが密着し
て給版されることがしばしば発生する。特に印刷版側面
による印刷汚れを防止する目的で側面に樹脂等が塗布さ
れた印刷版は側面の樹脂のため複数枚給版の発生頻度が
高くなる場合が多い。このような複数枚給版が発生すれ
ば以降の後工程において搬送ジャム等の問題を引き起こ
し、極めて不都合であった。
れた印刷版では、印刷版どうしの間隙が自重により版間
の空気が排気され密着状態となり、給版工程において一
枚を所望するところが2枚以上の印刷版どうしが密着し
て給版されることがしばしば発生する。特に印刷版側面
による印刷汚れを防止する目的で側面に樹脂等が塗布さ
れた印刷版は側面の樹脂のため複数枚給版の発生頻度が
高くなる場合が多い。このような複数枚給版が発生すれ
ば以降の後工程において搬送ジャム等の問題を引き起こ
し、極めて不都合であった。
【0013】さらに上述のごとき問題の発生を回避する
為に、いわゆる2枚給版防止を目的とした機構が種々考
案されている。例えば積載された印刷版の側面に接する
ようにブラシを設置してあるもの、空気を印刷版側面周
囲から吹き付けるもの等がある。しかし、これらはその
効果として充分ではなく、また積載された印刷版の最上
部の印刷版は吸着手段等によりその位置は固定されてい
るが、その下部にある印刷版は上述のブラシや空気の力
により所定位置から移動してしまう可能性がある。その
場合、印刷版表面および塗布された側面に損傷を与え
る、専用台上で決められた所定位置から逸脱する、等の
不都合を発生させていた。
為に、いわゆる2枚給版防止を目的とした機構が種々考
案されている。例えば積載された印刷版の側面に接する
ようにブラシを設置してあるもの、空気を印刷版側面周
囲から吹き付けるもの等がある。しかし、これらはその
効果として充分ではなく、また積載された印刷版の最上
部の印刷版は吸着手段等によりその位置は固定されてい
るが、その下部にある印刷版は上述のブラシや空気の力
により所定位置から移動してしまう可能性がある。その
場合、印刷版表面および塗布された側面に損傷を与え
る、専用台上で決められた所定位置から逸脱する、等の
不都合を発生させていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は以下の
構成を有する本発明により達成される。すなわち本発明
は金属製支持体を有してなるシート状の平版印刷版を少
なくとも露光、現像処理を行い製版する装置の、積載さ
れた処理前の該印刷版を次工程に供給する工程におい
て、少なくとも、積載された処理前の該印刷版に対し上
下動可能で単独動作可能な該印刷版吸着手段が設置され
た搬送手段(A)、該印刷版側面に対向して設置された
空気噴射手段(B)、積載された処理前の該印刷版の少
なくとも積み上げ方向の一部を位置揃えする手段
(C)、を有し、該吸着手段によって該印刷版を吸着し
た後に、手段(B)により空気を該印刷版側面に噴射し
つつ、手段(A)が少なくとも1回以上の上下動作を行
い、さらに手段(C)によって積載された印刷版の少な
くとも積み上げ方向の一部を位置揃えする構成である。
構成を有する本発明により達成される。すなわち本発明
は金属製支持体を有してなるシート状の平版印刷版を少
なくとも露光、現像処理を行い製版する装置の、積載さ
れた処理前の該印刷版を次工程に供給する工程におい
て、少なくとも、積載された処理前の該印刷版に対し上
下動可能で単独動作可能な該印刷版吸着手段が設置され
た搬送手段(A)、該印刷版側面に対向して設置された
空気噴射手段(B)、積載された処理前の該印刷版の少
なくとも積み上げ方向の一部を位置揃えする手段
(C)、を有し、該吸着手段によって該印刷版を吸着し
た後に、手段(B)により空気を該印刷版側面に噴射し
つつ、手段(A)が少なくとも1回以上の上下動作を行
い、さらに手段(C)によって積載された印刷版の少な
くとも積み上げ方向の一部を位置揃えする構成である。
【0015】さらに本発明に係る第2の発明は該平版印
刷版が光導電層を塗布した電子写真平版印刷版であり、
さらに第1の発明記載の平版印刷版の製版装置において
電子写真液体反転現像処理を行う構成である。
刷版が光導電層を塗布した電子写真平版印刷版であり、
さらに第1の発明記載の平版印刷版の製版装置において
電子写真液体反転現像処理を行う構成である。
【0016】またさらに、本発明に係る第3の発明は該
電子写真平版印刷版の側面に少なくとも絶縁性樹脂が塗
布されている構成である。本発明で用いられる絶縁性樹
脂とは、例えばコロナ放電等による帯電手段で正または
負の電荷を保持する高分子であり、またその材質は問わ
ず、弗素系、シリコーン系でも良い。
電子写真平版印刷版の側面に少なくとも絶縁性樹脂が塗
布されている構成である。本発明で用いられる絶縁性樹
脂とは、例えばコロナ放電等による帯電手段で正または
負の電荷を保持する高分子であり、またその材質は問わ
ず、弗素系、シリコーン系でも良い。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を以下図面を用いて詳述す
る。図1、図2、および図3は描画製版装置における本
発明に係る給版部の構成例を概略的に示したものであ
る。図2において、101は積載された印刷版の最上部
に位置する印刷版を示す。まず、位置決めピン202が
所定の位置に移動する(202Aから202Bの状
態)、次に押し材203がそれぞれ所定の位置に移動し
印刷版101を押しつける(203Aから203Bの状
態)。押し込んだ状態である位置決めピン202Bと押
し材203Bの距離は、印刷版101の寸法よりも僅か
に大きく設定してあることが好ましい。この距離は1m
m以内で任意に設定できるか、また押す力が一定の力以
上かからないよう押し材203の移動方向に対して寛容
性を有する機構であってもよい。
る。図1、図2、および図3は描画製版装置における本
発明に係る給版部の構成例を概略的に示したものであ
る。図2において、101は積載された印刷版の最上部
に位置する印刷版を示す。まず、位置決めピン202が
所定の位置に移動する(202Aから202Bの状
態)、次に押し材203がそれぞれ所定の位置に移動し
印刷版101を押しつける(203Aから203Bの状
態)。押し込んだ状態である位置決めピン202Bと押
し材203Bの距離は、印刷版101の寸法よりも僅か
に大きく設定してあることが好ましい。この距離は1m
m以内で任意に設定できるか、また押す力が一定の力以
上かからないよう押し材203の移動方向に対して寛容
性を有する機構であってもよい。
【0018】次に図1において、印刷版用パレット10
2上に多数枚積み重ねられた印刷版100に対し、搬送
用アーム103に取り付けられた同軸上に一対として存
在する吸着パッド104〜109が下降し(104A〜
109Aの位置から104B〜109Bの位置)最上版
である印刷版101表面に接し、吸引を開始して吸着を
行う。その後、空気噴射口110より印刷版100側面
に圧縮空気を噴射する。これにより積み重ねられた印刷
版の個々の間に間隙を設け空気を挿入する。次に、圧縮
空気が噴射されている印刷版100側面に最も近い吸着
パッド104について上昇(104Aの位置)および下
降(104Bの位置)の動作を数回繰り返し行い、最終
的に吸着パッド104は上昇位置(104Aの位置)で
停止する。なお、吸着パッド104の位置は印刷版10
0の側面に対してできるだけ近接していることが望まし
く、吸着パッド104と吸着パッド105との距離は他
の吸着パッド間の距離、例えば吸着パッド108と吸着
パッド109の距離よりも離れていることが印刷版10
0に対するストレスを軽減出来るので好ましい。また、
吸着パッドについては印刷版に物理的悪影響、さらに電
子写真平版印刷版では特に帯電性能に悪影響を与えない
ために、パッド自身の弾性も必要であるが、さらにパッ
ド取り付け部等に方向自由性を持つ機構(例えばボール
ジョイント、スプリング等)を有することが望ましい。
吸着パッド104を上下動するための手段としてはエア
シリンダーの使用が好ましい。また、吸着パッドの個数
は印刷版の面積および重量や吸着パッドの吸着能力に応
じて任意に変更可能である。空気噴射口110の個数も
同様に印刷版の面積および重量や空気噴射能力によって
変更可能であるが、均一に噴射するためには複数個の設
置が好ましい。
2上に多数枚積み重ねられた印刷版100に対し、搬送
用アーム103に取り付けられた同軸上に一対として存
在する吸着パッド104〜109が下降し(104A〜
109Aの位置から104B〜109Bの位置)最上版
である印刷版101表面に接し、吸引を開始して吸着を
行う。その後、空気噴射口110より印刷版100側面
に圧縮空気を噴射する。これにより積み重ねられた印刷
版の個々の間に間隙を設け空気を挿入する。次に、圧縮
空気が噴射されている印刷版100側面に最も近い吸着
パッド104について上昇(104Aの位置)および下
降(104Bの位置)の動作を数回繰り返し行い、最終
的に吸着パッド104は上昇位置(104Aの位置)で
停止する。なお、吸着パッド104の位置は印刷版10
0の側面に対してできるだけ近接していることが望まし
く、吸着パッド104と吸着パッド105との距離は他
の吸着パッド間の距離、例えば吸着パッド108と吸着
パッド109の距離よりも離れていることが印刷版10
0に対するストレスを軽減出来るので好ましい。また、
吸着パッドについては印刷版に物理的悪影響、さらに電
子写真平版印刷版では特に帯電性能に悪影響を与えない
ために、パッド自身の弾性も必要であるが、さらにパッ
ド取り付け部等に方向自由性を持つ機構(例えばボール
ジョイント、スプリング等)を有することが望ましい。
吸着パッド104を上下動するための手段としてはエア
シリンダーの使用が好ましい。また、吸着パッドの個数
は印刷版の面積および重量や吸着パッドの吸着能力に応
じて任意に変更可能である。空気噴射口110の個数も
同様に印刷版の面積および重量や空気噴射能力によって
変更可能であるが、均一に噴射するためには複数個の設
置が好ましい。
【0019】上述の動作をさらに図3により説明する。
吸着パッド104により吸着されている最上部の印刷版
101は吸着パッド104の上昇に従い持ち上げられ
る。これにより印刷版101とその下に位置する印刷版
102の間に空気が挿入される。また印刷版100の上
部に位置する印刷版102も各々が密着した状態から図
のように噴射される圧縮空気の勢いにより各々の印刷版
102の間に空気が挿入されるようになる。この時、印
刷版102は図2に示すように位置決めピン202Bお
よび押し材203Bによりその位置が規制されており、
圧縮空気の勢いによる位置移動は発生しない。これによ
り、印刷版101が搬送された後の次版以降の印刷版も
正規の位置にセットされており、次工程へも正確な位置
を保持して印刷版を送り出せる。
吸着パッド104により吸着されている最上部の印刷版
101は吸着パッド104の上昇に従い持ち上げられ
る。これにより印刷版101とその下に位置する印刷版
102の間に空気が挿入される。また印刷版100の上
部に位置する印刷版102も各々が密着した状態から図
のように噴射される圧縮空気の勢いにより各々の印刷版
102の間に空気が挿入されるようになる。この時、印
刷版102は図2に示すように位置決めピン202Bお
よび押し材203Bによりその位置が規制されており、
圧縮空気の勢いによる位置移動は発生しない。これによ
り、印刷版101が搬送された後の次版以降の印刷版も
正規の位置にセットされており、次工程へも正確な位置
を保持して印刷版を送り出せる。
【0020】次に、図1における吸着パッド105〜1
09までが順次上昇(105A〜109Aの位置から1
05B〜109Bの位置)し、空気を印刷版間に挿入し
つつ最終的に全吸着パッドの上昇(104B〜109B
の位置)が終了する。この後給版アーム103が上昇
し、帯電工程あるいは露光(描画)工程へと印刷版10
1を搬送する。
09までが順次上昇(105A〜109Aの位置から1
05B〜109Bの位置)し、空気を印刷版間に挿入し
つつ最終的に全吸着パッドの上昇(104B〜109B
の位置)が終了する。この後給版アーム103が上昇
し、帯電工程あるいは露光(描画)工程へと印刷版10
1を搬送する。
【0021】上述の位置決めピン202および押し材2
03の位置揃え動作は、それぞれのAB間のストローク
にもよるがA位置でそれ以上の印刷版の移動が制限でき
るので、最上部に位置する印刷版が積載された他の印刷
版から全吸着パッドの上昇により別離した時期に実施し
てもよい。
03の位置揃え動作は、それぞれのAB間のストローク
にもよるがA位置でそれ以上の印刷版の移動が制限でき
るので、最上部に位置する印刷版が積載された他の印刷
版から全吸着パッドの上昇により別離した時期に実施し
てもよい。
【発明の効果】本発明によれば、平版印刷版の製版装置
における給版工程において複数枚給版が防止され、後工
程におけるジャム等のトラブルが未然に回避でき、同時
に印刷版の所定位置からの逸脱も防止できる。特に側面
に樹脂等を塗布した電子写真平版印刷版を用いる場合で
も同様に複数枚給版および所定位置からの逸脱等の防止
が可能である。
における給版工程において複数枚給版が防止され、後工
程におけるジャム等のトラブルが未然に回避でき、同時
に印刷版の所定位置からの逸脱も防止できる。特に側面
に樹脂等を塗布した電子写真平版印刷版を用いる場合で
も同様に複数枚給版および所定位置からの逸脱等の防止
が可能である。
【図1】本発明に係わる製版装置の給版部の概略側面
図。
図。
【図2】本発明に係わる製版装置の給版部の概略部分平
面図。
面図。
【図3】本発明に係わる製版装置の給版部の部分拡大概
略図。
略図。
100 印刷版(積載状態) 102 印刷版用パレット 103 給版アーム 104A、B 給版パッド 105A、B 給版パッド 106A、B 給版パッド 107A、B 給版パッド 108A、B 給版パッド 109A、B 給版パッド 110 空気噴射口 101 最上部に位置する印刷版 110 空気噴射口 201 印刷版 202A、B 位置決めピン 203A、B 押し材 100 印刷版(積載状態) 101 最上部に位置する印刷版 102 印刷版(空気挿入状態) 104 給版パッド
Claims (3)
- 【請求項1】 金属製支持体を有してなるシート状の平
版印刷版を少なくとも露光、現像処理を行い製版する装
置の、積載された処理前の該印刷版を次工程に供給する
工程において、少なくとも、積載された処理前の該印刷
版に対し上下動可能で単独動作可能な該印刷版吸着手段
が設置された搬送手段(A)、該印刷版側面に対向して
設置された空気噴射手段(B)、積載された処理前の該
印刷版の少なくとも積み上げ方向の一部を位置揃えする
手段(C)、を有し、該吸着手段によって該印刷版を吸
着した後に、手段(B)により空気を該印刷版側面に噴
射しつつ、手段(A)が少なくとも1回以上の上下動作
を行い、さらに手段(C)によって積載された印刷版の
少なくとも積み上げ方向の一部を位置揃えすることを特
徴とする複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法。 - 【請求項2】 該平版印刷版が光導電層を塗布した電子
写真平版印刷版であり、さらに該平版印刷版の製版装置
において電子写真液体反転現像処理を行うことを特徴と
する請求項1記載の複数枚給版防止機構を備えた印刷版
給版方法。 - 【請求項3】 該電子写真平版印刷版の側面に少なくと
も絶縁性樹脂が塗布されていることを特徴とする請求項
2記載の複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195404A JPH0640577A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195404A JPH0640577A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640577A true JPH0640577A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16340552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4195404A Pending JPH0640577A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 複数枚給版防止機構を備えた印刷版給版方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640577A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008050160A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | シート状パルプ供給装置 |
| JP2010070376A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | K D K Kk | 給紙方法及び給紙装置 |
| US7806213B2 (en) | 2004-12-17 | 2010-10-05 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Piping structure for transporting a fuel |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP4195404A patent/JPH0640577A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7806213B2 (en) | 2004-12-17 | 2010-10-05 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Piping structure for transporting a fuel |
| US8371409B2 (en) | 2004-12-17 | 2013-02-12 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Piping structure for transporting a fuel |
| JP2008050160A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | シート状パルプ供給装置 |
| JP2010070376A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | K D K Kk | 給紙方法及び給紙装置 |
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