JPH0640577U - 集束樹脂ホース配管用グロメット - Google Patents

集束樹脂ホース配管用グロメット

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JPH0640577U
JPH0640577U JP7511492U JP7511492U JPH0640577U JP H0640577 U JPH0640577 U JP H0640577U JP 7511492 U JP7511492 U JP 7511492U JP 7511492 U JP7511492 U JP 7511492U JP H0640577 U JPH0640577 U JP H0640577U
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grommet
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久嗣 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本の樹脂ホースを集束させて配管するた
めに、ニップル部を備えた複数個の樹脂製コネクタを保
持する構造を備えた樹脂ホース配管用グロメットにおい
て、ニップル部が根本部で破損するおそれのないものを
提供すること。 【構成】 複数本の樹脂ホース9を集束させて配管する
ために、ニップル部31を備えた複数個の樹脂製コネク
タ27を保持する構造を備えたグロメット15。グロメ
ット15がベース部16と複数の保護筒部49とからな
る。保護筒部49は、グロメット15に樹脂製コネクタ
27を保持したときニップル部31の先端が突出しない
長さであると共に、ニップル部31を嵌着した樹脂ホー
ス9に振動発生時等にニップル部31に嵌着された樹脂
ホース9と干渉しない内径を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数本の樹脂ホースを集束させて配管するために、複数個の樹脂製 コネクタを保持する構造を備えた樹脂ホース配管用グロメットに関する。
【0002】 特に、自動車の燃料配管における車体床パネルと燃料タンクとの間に、複数の 樹脂ホース配管を形成する等の場合に好適な発明である。
【0003】 ここでは、自動車燃料配管を例に採り説明をするが、本考案はこれに限定され るものではない。
【0004】
【従来技術】
自動車の燃料タンクには、通常、エンジンへ燃料を送入し又は戻すためのメイ ン配管、リターン配管、及び、キャニスターに接続するエバポ配管が接続されて いる。
【0005】 そして、これらの配管は、通常、それぞれ別位置で独立的に行なう構成であっ た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この構成では、燃料配管の配管工数が嵩むため、上記、メイン配管、 リターン配管、エバポ配管を集束させて同時的に行なうことが検討されている。
【0007】 即ち、燃料タンクに上記各配管用の各ノズルの全部又は一箇所にまとめるとと もに、床部車体板金に形成した開口部にグロメットを装着し、該グロメットで配 管用ホースを集束保持する構成である。なお、グロメットは、複数個のニップル を備えたコネクタを保持する構造を備えている。
【0008】 そして、上記グロメット、ホース、及びコネクタは、自動車における軽量化の 要請から、樹脂製とすることが好ましい。例えば、グロメットはポリアセタール 等の樹脂材料で、ホース、コネクタはポリアミド(ナイロン)等の樹脂材料で形 成する。
【0009】 これらの構成部品を樹脂製とした場合において、ニップル部に樹脂ホースを接 続した樹脂製コネクタをグロメットを介して車体床パネルに取付けた場合、外力 によってニップル部が根元部から破損するおそれがあることが予測される。
【0010】 即ち、ニップル部を形成するポリアミド等は一般に靱性が高くなく、かつ、ニ ップル元部は通常断面変化が大きく、さらには、樹脂ホースによって無理嵌めさ れているため、ニップル部の根元部に応力が残留し易いためである。
【0011】 本考案は、上記にかんがみて、複数本の樹脂ホースを集束させて配管するため に、ニップル部を備えた複数個の樹脂製コネクタを保持する構造を備えた樹脂ホ ース配管用グロメットにおいて、ニップル部が根元部で破損するおそれのない樹 脂ホース配管用グロメットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の集束樹脂ホース配管用グロメットは、上記課題を下記構成により解決 するものである。
【0013】 複数本の樹脂ホースを集束させて配管するために、ニップル部を備えた複数個 の樹脂製コネクタを保持する構造を備えたグロメットであって、 グロメットがベース部と、該ベース部からニップル部の突出方向に突出する複 数の保護筒部とからなり、 該保護筒部は、グロメットにコネクタを保持したときニップル部の先端が突出 する。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 A.図1は本考案の実施例を適用する部位である、燃料タンク回りの配管態様 を示す概略斜視図である。
【0016】 燃料タンク1には、メイン配管及びリターン配管用の金属製細管の各ノズル3 、5が一箇所に集束して配設され、別位置にエバポ配管用の金属製細管のノズル 7がそれぞれ形成されている。
【0017】 そして、各ノズル3、5、7に対応する樹脂製ホース9、11、13が、グロ メット15で集束保持されている。そして、グロメット15は、車体床パネル1 7に形成された長孔状の配管挿通孔19の位置で床パネル下側からボルト20で ねじで止めされるようになっている。なお、グロメット15のベース部16には 、上記ボルト20に対応する雌ねじ部18が形成されている。
【0018】 また、各ノズル3、5、7と樹脂ホース9、11、13及び、樹脂ホース9、 11、13と車外側の金属製細管の各配管4、6、8とは、それぞれ樹脂製のコ ネクタ27で接続されている。車外側配管側のコネクタは、グロメット15に保 持されて図1では見えない。
【0019】 この樹脂ホース集束体は、燃料タンク1にねじ止めされるクランプ23で、所 定位置をガイドされて配管さている。なお、25はゴム製の干渉防止リングであ る。
【0020】 B.次に、上記グロメット15について詳細に説明をする(主に図2・3・4 参照)。
【0021】 (1) グロメツト15に保持される継手21として、ここでは、作業性の見地か ら図例のようなワンタッチ式のものを採用する(例えば、実開平2−12888 9号公報参照)が、これに限られるものではない。
【0022】 継手21は、基本的には、コネクタ27に、各配管4、6、8のノズル部29 が挿入結合されて構成される。そして、樹脂製のコネクタ27は、先側にホース 接続用のニップル部31を備えるとともに、受け筒部33を備えている。ノズル 部29には、中間部に抜止め用の環状膨出部35を備えている。そして、上記受 け筒部33には、樹脂製の抜止めばね体39が挿入されてワンタッチ接続可能と されている。
【0023】 そして、コネクタ27の受け筒部33は、大径部41と中径部42と小径部4 3とからなり、中径部42と小径部43とで段部33aを形成するとともに、小 径部43側に係止爪45を形成して、後述のグロメツト15の保護筒49内に形 成される受け係止凸部67が、段部33aと係止爪45との間に位置してコネク タ27がグロメット15から抜け不能に保持されるようになっている。
【0024】 (2) そして、グロメット15は、基本的にはベース部16と、ベース部16か ら樹脂製のコネクタ27のニップル部31の突出方向に突出する複数の保護筒部 49からなる。ここでは、保護筒部49は、隣接壁が連続する形式であるが、独 立的に突出する構成であっても良い。
【0025】 具体的には、ベース部16は、車体床パネル17に形成された配管挿通孔19 に対応した外形を有するベース筒部51と該ベース筒部51の元部外周に形成さ れるのフランジ部55とからなる。そして、ベース部16の裏面側には、ベース 筒部51と略同形で、前記配管挿通孔19へのガイド作用をするガイド壁53が 短手方向両側に一対形成されているとともに、ガイド壁53に挟まれて、対向す る位置に一対の弾性仮止め爪57が形成されている。この弾性仮止め爪57は、 グロメット15を車体床パネル17に床パネル下側からねじ止めする際、配管用 挿通孔19の周縁裏面に係止して仮止め作用を奏するものである。
【0026】 また、フランジ部55には、その長手方向の両端部にナットが埋設されて雌ね じ部18が形成されている。なお、フランジ部55の裏面にはスポンジゴム製の 環状シール材59が貼着されている。
【0027】 そして、前記ベース筒部51から突出する保護筒部49は、ホースの数に対応 して3連構成であり、各保護筒部49は、コネクタ27が嵌着可能な内形状を有 する。
【0028】 また、グロメット15は、各樹脂ホース9、11、13が接続されたコネクタ 27を組込み易くするために、ベース筒部51も含めて半割とされている(図4 参照)。
【0029】 即ち、受け半割体61が残されたベース体63と、被せ半割体65とからなる 。そして、受け半割体61に被せ半割体65を被せたとき、保護筒部49内周面 に受け係止凸部67を形成するリブ67a、67aが形成されている。この係止 凸部67は、コネクタ27の段部33aと係止爪45との間に位置してコネクタ 27がグロメット15から抜け不能に保持される。
【0030】 また、この被せ半割体65は、受け半割体61に、前後にばね弾性爪69が形 成され、受け半割体61に対応して形成された受け爪71に係合して一体化する ように構成されている。なお、この一体化手段は、接着剤またはねじ止め等であ っても良い。
【0031】 (3) そして、上記、各保護筒部49は、グロメット15にコネクタ27を保持 したときニップル部31の先端が突出しない長さであるとともに、常用振動発生 時(アイドリング時等)や、悪路走行による振動発生時、さらにはホースが湾曲 されて配設されるとき等に、ニップル部22に嵌着された樹脂ホース9、11、 13と干渉しない内径を有する。
【0032】 ニツプル部31が保護筒部49よりも突出すると、ニップル部31に直接的に 、外力が作用するおそれがある。また、アイドリング時等に樹脂ホース9、11 、13の外面が保護筒部49の内周面と干渉すると、やはりのニップル部31の 根元部に繰り返し応力が発生し易い。
【0033】 ここで、ニップル部31先端から保護筒部49先端までの距離Lは、通常、0 〜10mmとする。10mmを越えると樹脂ホース9、11、13が振動等により振 れたとき、保護筒部49の内周との干渉し易い。即ち、この干渉をさけるため、 保護筒部49の内径を大きくする必要がある。また、保護筒部49と樹脂ホース 9、11、13とのクリアランスCは、ニップル部31を接続した状態で、1〜 3mmとする。
【0034】 C.上記実施例のグロメット15の使用態様について説明をする。
【0035】 樹脂ホース9、11、13の両端に、コネクタ27のニップル部31を圧入 して接続し、分割状態のグロメット15の受け半割体61にセットした後、被せ 半割体65を被せ、ばね弾性爪69を受け爪71にスナップ係合させて、グロメ ット15を組み立てる。
【0036】 そして、該グロメツト15を、車体床パネル17の配管挿通孔19に、セット する。このとき、グロメット15のベース部16の裏面にはガイド壁53が設け られているのでグロメット15は正確な位置にセットされるとともに、弾性仮止 め爪57が配管挿通孔19の周縁裏面に係止する。
【0037】 この状態で、ボルト20を使用して、車体床パネル17に形成されたボルト孔 75、75を介して、ベース部16の雌ねじ部18に下側からねじ込む。この際 、弾性仮止め爪57が配管挿通孔19の周縁裏面に係止しているため、ボルト2 0のねじ込みによって、グロメット15が車両床パネル17から浮き上がるおそ れがなく、ねじ止め作業が容易となる。
【0038】 こうして、グロメット15が車体床パネル17に取付けられる。なお、各配管 4、6、8の先端に取付けられているコネクタ21のノズル部29をグロメット 15に保持されているコネクタ27に挿入結合することにより、継手21が構成 され、また、樹脂ホース9、11、13の燃料タンク1側も同様にしてコネクタ 21で各ノズル3、5、7と接続する。
【0039】
【考案の作用・効果】
本考案の集束樹脂ホース配管用グロメットは、複数本の樹脂ホースを集束させ て配管するために、ニップル部を備えた複数個の樹脂製コネクタを保持する構造 を備えたグロメットであって、グロメットがベース部と、該ベース部からニップ ル部の突出方向に突出する複数の保護筒部からなり、保護筒部は、グロメットに コネクタを保持したときニップル部の先端が突出しない長さであるとともに、ニ ップル部に嵌着された樹脂ホースと干渉しない内径を有する、ことを特徴とする ことにより、下記のような作用・効果を奏する。
【0040】 グロメットに保持されたコネクタのニップル部は、保護筒部より先端が突出す ることがないため、外力を直接的に受けることはない。また、自動車のアイドリ ング時等の振動等により、樹脂ホースが保護筒部の先端と干渉して、ニップル部 の根元部に繰り返し応力が発生するおそれもない。従って、本考案のグロメット は、自動車の燃料配管等の樹脂ホース配管に適用した場合、コネクタのニップル 部が根元部から破損するおそれがない。
【0041】 なお、実開昭63−128388号公報に、ニップル部を備えた継手を保持し 、コネクタ保持時にニップル部位置を被覆する保護筒部を備えた樹脂製グロメッ トが開示されているが、適用するコネクタは金属製であり、保護筒部は、ニップ ル部の先端が突出する長さであるとともに、ホース部の外周を密着被覆するもの であり、何ら本考案を示唆するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である集束樹脂ホース配管用
グロメットの使用態様を示す斜視図
【図2】同じくグロメットの固定状態を示す断面図
【図3】図2のIII −III 線断面図
【図4】同じくグロメットと樹脂製コネクタの分解部分
切り欠き斜視図
【符号の説明】
1 燃料タンク 9、11、13 樹脂ホース 15 グロメツト 16 グロメツトのベース部 21 コネクタ 27 コネクタ 29 ノズル部 31 ニップル部 49 グロメットの保護筒部
フロントページの続き (72)考案者 後藤 久嗣 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)考案者 小川 泰三 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)考案者 豊島 浩二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の樹脂ホースを集束させて配管す
    るために、ニップル部を備えた複数個の樹脂製コネクタ
    を保持する構造を備えたグロメットであって、 前記グロメットがベース部と、該ベース部から前記ニッ
    プル部の突出方向に突出する複数の保護筒部とからな
    り、 該保護筒部は、グロメットに前記コネクタを保持したと
    きニップル部の先端が突出しない長さであるとともに、
    前記ニップル部に嵌着された樹脂ホースと干渉しない内
    径を有する、 ことを特徴とする集束樹脂ホース配管用グロメット。
JP7511492U 1992-10-28 1992-10-28 集束樹脂ホース配管用グロメット Expired - Lifetime JP2583059Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194434A (ja) * 2004-12-17 2006-07-27 Tokai Rubber Ind Ltd 燃料輸送用の樹脂チューブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006194434A (ja) * 2004-12-17 2006-07-27 Tokai Rubber Ind Ltd 燃料輸送用の樹脂チューブ

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JP2583059Y2 (ja) 1998-10-15

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