JPH0640814B2 - 自動化学分析装置 - Google Patents
自動化学分析装置Info
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- JPH0640814B2 JPH0640814B2 JP57129417A JP12941782A JPH0640814B2 JP H0640814 B2 JPH0640814 B2 JP H0640814B2 JP 57129417 A JP57129417 A JP 57129417A JP 12941782 A JP12941782 A JP 12941782A JP H0640814 B2 JPH0640814 B2 JP H0640814B2
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、試料液中の各種成分を分析する自動化学分
析装置に関する。
析装置に関する。
従来、自動化学分析装置において、酵素反応を利用し
た、試料液中の成分たとえば酵素成分あるいは酵素と特
異的に反応する基質成分の分析は、たとえば第1図に示
すような分析方式によつていた。すなわち、第1図にお
いて、1で示すのは試料液たとえばヒト血清を収容する
試料容器であり、2A,2Bで示すのはそれぞれ試料容器1
内の試料液を吸引し、第1の流通路7、A,第2流通路7B中
に一定量の試料液を送出するための試料ポンプであり、
3Aで示すのは試薬たとえばグルコースオキシダーゼ含有
試薬を収容する第1の試薬容器であり、3Bで示すのは試
薬たとえばパーオキシダーゼおよび4−アミノアンチピ
リン含有試薬を収容する第2の試薬容器であり、3Cで示
すのは試薬たとえばウリカーゼ含有試薬を収容する第3
の試薬容器であり、4A,4Bで示すのはそれぞれ、試薬流
通路5A,5Bを介して試薬を第1の流通路7Aに供給するた
めに第1の試薬容器3Aおよび第2の試薬容器3B内の試薬
を吸引し送出する第1および第2の試薬ポンプであり、
4Cで示すのは試薬流通路5Cを介して試薬を第2の流通路
7Bに供給するために第3の試薬容器3C内の試薬を吸引し
送出する第3の試薬ポンプであり、6Aで示すのは比色計
を有する検出器であり、6Bで示すのは過酸化水素電極を
有する検出器であり、6で示すのは測定済みの液を貯留
するための排液容器である。
た、試料液中の成分たとえば酵素成分あるいは酵素と特
異的に反応する基質成分の分析は、たとえば第1図に示
すような分析方式によつていた。すなわち、第1図にお
いて、1で示すのは試料液たとえばヒト血清を収容する
試料容器であり、2A,2Bで示すのはそれぞれ試料容器1
内の試料液を吸引し、第1の流通路7、A,第2流通路7B中
に一定量の試料液を送出するための試料ポンプであり、
3Aで示すのは試薬たとえばグルコースオキシダーゼ含有
試薬を収容する第1の試薬容器であり、3Bで示すのは試
薬たとえばパーオキシダーゼおよび4−アミノアンチピ
リン含有試薬を収容する第2の試薬容器であり、3Cで示
すのは試薬たとえばウリカーゼ含有試薬を収容する第3
の試薬容器であり、4A,4Bで示すのはそれぞれ、試薬流
通路5A,5Bを介して試薬を第1の流通路7Aに供給するた
めに第1の試薬容器3Aおよび第2の試薬容器3B内の試薬
を吸引し送出する第1および第2の試薬ポンプであり、
4Cで示すのは試薬流通路5Cを介して試薬を第2の流通路
7Bに供給するために第3の試薬容器3C内の試薬を吸引し
送出する第3の試薬ポンプであり、6Aで示すのは比色計
を有する検出器であり、6Bで示すのは過酸化水素電極を
有する検出器であり、6で示すのは測定済みの液を貯留
するための排液容器である。
このように構成された、従来の自動化学分析装置におい
ては、先ず、試料ポンプ2Aにより試料容器1中の一定量
のヒト血清を吸引してこれを第1の流通路7A中に送出す
ると共に、他の試料ポンプ2Bにより試料容器1中の一定
量のヒト血清を吸引してこれを第2の流通路7B中にも送
出する。第1の流通路においては、第1の試薬ポンプ4A
により試薬流通路5Aを介して第1の試薬容器3A中のグル
コースオキシダーゼ含有試薬が供給され、第1の流通路
7A中を進行するヒト血清中のグルコースが前記試薬中の
グルコースオキシダーゼの作用により酸化され、過酸化
水素が生成する。次いで、第2の試薬ポンプ4Bにより試
薬流通路5Bを介して第2の試薬容器3B中のパーオキシダ
ーゼおよび4−アミノアンチピリン含有試薬が第1の流
通路7A中に供給され、前記酸化反応後のヒト血清中の過
酸化水素と前記試薬中のパーオキシダーゼおよび4−ア
ミノアンチピリンとが反応し、反応後のヒト血清含有試
液が呈色する。呈色した反応後のヒト血清含有試液は検
出器6Aに送られ、検出器6Aに内蔵された比色計により、
呈色した反応後のヒト血清含有試液の吸光度が測定さ
れ、その吸光度値よりヒト血清中のグルコースが定量さ
れる。一方、第2の流通路7Bに送出されたヒト血清は、
第3の試薬ポンプ4Cにより試薬流通路5Cを介して供給さ
れた第3の試薬容器3C中のウリカーゼ含有試薬と混合さ
れ、第2の流通路7B中を進行する間に、ヒト血清中の尿
酸が前記試薬中のウリカーゼの作用により酸化されて過
酸化水素を生成する。過酸化水素を含有する酸化反応後
のヒト血清含有試液は検出器6Bに送られ、検出器6Bに内
蔵された過酸化水素電極により、酸化反応後のヒト血清
中に含まれる過酸化水素を定量することによりヒト血清
中の尿酸含有量が定量される。
ては、先ず、試料ポンプ2Aにより試料容器1中の一定量
のヒト血清を吸引してこれを第1の流通路7A中に送出す
ると共に、他の試料ポンプ2Bにより試料容器1中の一定
量のヒト血清を吸引してこれを第2の流通路7B中にも送
出する。第1の流通路においては、第1の試薬ポンプ4A
により試薬流通路5Aを介して第1の試薬容器3A中のグル
コースオキシダーゼ含有試薬が供給され、第1の流通路
7A中を進行するヒト血清中のグルコースが前記試薬中の
グルコースオキシダーゼの作用により酸化され、過酸化
水素が生成する。次いで、第2の試薬ポンプ4Bにより試
薬流通路5Bを介して第2の試薬容器3B中のパーオキシダ
ーゼおよび4−アミノアンチピリン含有試薬が第1の流
通路7A中に供給され、前記酸化反応後のヒト血清中の過
酸化水素と前記試薬中のパーオキシダーゼおよび4−ア
ミノアンチピリンとが反応し、反応後のヒト血清含有試
液が呈色する。呈色した反応後のヒト血清含有試液は検
出器6Aに送られ、検出器6Aに内蔵された比色計により、
呈色した反応後のヒト血清含有試液の吸光度が測定さ
れ、その吸光度値よりヒト血清中のグルコースが定量さ
れる。一方、第2の流通路7Bに送出されたヒト血清は、
第3の試薬ポンプ4Cにより試薬流通路5Cを介して供給さ
れた第3の試薬容器3C中のウリカーゼ含有試薬と混合さ
れ、第2の流通路7B中を進行する間に、ヒト血清中の尿
酸が前記試薬中のウリカーゼの作用により酸化されて過
酸化水素を生成する。過酸化水素を含有する酸化反応後
のヒト血清含有試液は検出器6Bに送られ、検出器6Bに内
蔵された過酸化水素電極により、酸化反応後のヒト血清
中に含まれる過酸化水素を定量することによりヒト血清
中の尿酸含有量が定量される。
しかしながら、前記自動化学分析装置における分析方式
では、流通路1本につき1検出器しか装備することがで
きなかつた。というのは、もしも前記第1の流通路7A中
に比色計を有する検出器6Aと過酸化水素電極を有する検
出器6Bとを直列に接続したとすれば、検出器6Aに至るま
での流通路において添加した4−アミノアンチピリンが
前記検出器6Aと前記検出器6Bとの間の流通路で進行させ
るべき酵素反応を阻害することとなるからである。した
がつて、酵素による特異反応をヒト血清中の各成分ごと
に行なわせることにより、ヒト血清中の各成分を分析し
ようとするときには、分析項目ごとの各流通路を設け、
かつ、その流通路には1検出器しか装備することができ
ないので、装置の複雑化および試料液の多量化が不可避
であつた。
では、流通路1本につき1検出器しか装備することがで
きなかつた。というのは、もしも前記第1の流通路7A中
に比色計を有する検出器6Aと過酸化水素電極を有する検
出器6Bとを直列に接続したとすれば、検出器6Aに至るま
での流通路において添加した4−アミノアンチピリンが
前記検出器6Aと前記検出器6Bとの間の流通路で進行させ
るべき酵素反応を阻害することとなるからである。した
がつて、酵素による特異反応をヒト血清中の各成分ごと
に行なわせることにより、ヒト血清中の各成分を分析し
ようとするときには、分析項目ごとの各流通路を設け、
かつ、その流通路には1検出器しか装備することができ
ないので、装置の複雑化および試料液の多量化が不可避
であつた。
この発明の目的は、試料液の流通路が1本であつても、
少量の試料液中の種々の成分を分析することのできる簡
単な構成の自動化学分析装置を提供することを目的とす
るものである。
少量の試料液中の種々の成分を分析することのできる簡
単な構成の自動化学分析装置を提供することを目的とす
るものである。
前記目的を達成するためのこの発明の概要は、酵素の反
応特異性を利用して試料液中の成分を分析する自動化学
分析装置において、試料液が流通する流通路1本あたり
に、試料液中の成分と酵素との特異反応による過酸化水
素を検出する複数の過酸化水素検出器を直列に配置し、
各検出器で検出する過酸化水素を生成する特異反応を、
その検出器より前置される検出器で検出する過酸化水素
を生成する特異反応とは独立に進行させることにより、
試料液中の各成分を順次に分析することを特徴とするも
のである。
応特異性を利用して試料液中の成分を分析する自動化学
分析装置において、試料液が流通する流通路1本あたり
に、試料液中の成分と酵素との特異反応による過酸化水
素を検出する複数の過酸化水素検出器を直列に配置し、
各検出器で検出する過酸化水素を生成する特異反応を、
その検出器より前置される検出器で検出する過酸化水素
を生成する特異反応とは独立に進行させることにより、
試料液中の各成分を順次に分析することを特徴とするも
のである。
第2図はこの発明の実施例を示す説明図である。
第2図において、11で示すのは試料容器であり、たと
えば被検者より採取した試料液を収納する。試料容器1
1内の試料液には、試料液の流通路たとえばシリコンチ
ユーブ17の一端が挿入されている。シリコンチユーブ
17は、途中に試料吸引ポンプ12、第1の検出器15
A、第2の検出器15B、第3の検出器15Cを介して排液
容器16に導びかれており、試料吸引ポンプ12により
シリコンチユーブ17内に吸引された試料液が第1の検
出器15A、第2の検出器15B、および第3の検出器15C
を次々と通過し、最後に排液容器16内に貯留されるよ
うに構成されている。また、第1の検出器15A、第2の
検出器15Bおよび第3の検出器15Cは、共に過酸化水素
電極を有し、生じた過酸化水素量を電気信号に変換し
て、これを演算処理部18に出力するように構成されて
いる。また、第1の検出器15Aと試料吸引ポンプ12と
の間に介在するシリコンチユーブ17には、第1の試薬
容器13A内に収納された、たとえばグルコースオキシダ
ーゼを含有する第1の試薬を、ポンプ14を介して前記
シリコンチユーブ17内に供給するための試薬流通路19
Aたとえばシリコンチユーブが結合されている。第2の
検出器15Bと第1の検出器15Aとの間に介在するシリコ
ンチユーブ17にも、同様にして、第2の試薬容器13B
内に収納された、たとえばウリカーゼを含有する第2の
試薬を、ポンプ14を介して前記シリコンチユーブ17
内に供給するための試薬流通路19Bたとえばシリコンチ
ユーブが結合されている。第3の検出器15Cと第2の検
出器15Bとの間に介在するシリコンチユーブ17にも、
同様にして、第3の試薬容器13C内に収納された、たと
えばコレステロールオキシダーゼを含有する第3の試薬
を、ポンプ14を介して前記シリコンチユーブ17内に
供給するための試薬流通路19Cたとえばシリコンチユー
ブが結合されている。演算処理部18は、第1,第2お
よび第3の検出器15A,15B,15Cそれぞれより出力される
電気信号を入力し、A/D変換後、所定の手順に従つて試
料液中の各成分の濃度を算出し、算出結果を出力するよ
うに構成されている。
えば被検者より採取した試料液を収納する。試料容器1
1内の試料液には、試料液の流通路たとえばシリコンチ
ユーブ17の一端が挿入されている。シリコンチユーブ
17は、途中に試料吸引ポンプ12、第1の検出器15
A、第2の検出器15B、第3の検出器15Cを介して排液
容器16に導びかれており、試料吸引ポンプ12により
シリコンチユーブ17内に吸引された試料液が第1の検
出器15A、第2の検出器15B、および第3の検出器15C
を次々と通過し、最後に排液容器16内に貯留されるよ
うに構成されている。また、第1の検出器15A、第2の
検出器15Bおよび第3の検出器15Cは、共に過酸化水素
電極を有し、生じた過酸化水素量を電気信号に変換し
て、これを演算処理部18に出力するように構成されて
いる。また、第1の検出器15Aと試料吸引ポンプ12と
の間に介在するシリコンチユーブ17には、第1の試薬
容器13A内に収納された、たとえばグルコースオキシダ
ーゼを含有する第1の試薬を、ポンプ14を介して前記
シリコンチユーブ17内に供給するための試薬流通路19
Aたとえばシリコンチユーブが結合されている。第2の
検出器15Bと第1の検出器15Aとの間に介在するシリコ
ンチユーブ17にも、同様にして、第2の試薬容器13B
内に収納された、たとえばウリカーゼを含有する第2の
試薬を、ポンプ14を介して前記シリコンチユーブ17
内に供給するための試薬流通路19Bたとえばシリコンチ
ユーブが結合されている。第3の検出器15Cと第2の検
出器15Bとの間に介在するシリコンチユーブ17にも、
同様にして、第3の試薬容器13C内に収納された、たと
えばコレステロールオキシダーゼを含有する第3の試薬
を、ポンプ14を介して前記シリコンチユーブ17内に
供給するための試薬流通路19Cたとえばシリコンチユー
ブが結合されている。演算処理部18は、第1,第2お
よび第3の検出器15A,15B,15Cそれぞれより出力される
電気信号を入力し、A/D変換後、所定の手順に従つて試
料液中の各成分の濃度を算出し、算出結果を出力するよ
うに構成されている。
以上のように構成すると、試料液がヒト血清である場
合、先ず、試料吸引ポンプ12により試料容器11中の
ヒト血清の一定量がシリコンチユーブ17内に導びかれ
る。導びかれたヒト血清は、ポンプ14により供給され
るグルコースオキシダーゼ含有の第1の試薬と、シリコ
ンチユーブ17内で混合される。第1の試薬と混合され
たヒト血清が第1の検出器15Aに至るまでに、ヒト血清
中のグルコースがグルコースオキシダーゼの作用により
酸化されて、グルコン酸と過酸化水素とが生成する。第
1の試薬と混合されたヒト血清が第1の検出器15Aに至
ると、過酸化水素電極によりヒト血清中の過酸化水素の
生成量が検出され、第1の検出器15Aより検出信号が出
力される。第1の試薬による酸化反応後のヒト血清は、
第1の検出器15Aを通過した後、ウリカーゼ含有の第2
の試薬とシリコンチユーブ17内で混合される。混合
後、ヒト血清が第2の検出器15Bに至るまでに、ヒト血
清中の尿酸がウリカーゼの作用により酸化されて、ヒト
血清中の溶存酸素が消費される一方、アラントインと過
酸化水素とが生成する。第2の検出器15Bに過酸化水素
含有のヒト血清が到達すると、第1の検出器15Aと同様
にしてヒト血清中の過酸化水素の生成量が検出される。
また、第2の試薬による酸化反応後のヒト血清は、第2
の検出器15Bを通過した後、コレステロールオキシダー
ゼ含有の第3の試薬とシリコンチユーブ17内で混合さ
れる。混合後、ヒト血清中のコレステロールがコレステ
ロールオキシダーゼの作用により酸化させて、Δ4−コ
レステノンと過酸化水素とが生成する。第3の検出器15
Cに過酸化水素含有のヒト血清が到達すると、第1およ
び第2の検出器15A,15Bと同様にしてヒト血清中の過酸
化水素の生成量が検出される。第3の検出器15Cを通過
した第3の試薬による酸化反応後のヒト血清は排液容器
16に導びかれ、排液容器16内に貯留される。第1,
第2および第3の検出器15A,15B,15Cそれぞれより出力
された検出信号は、演算処理部18に入力され、A/D変
換後、試料液中の各成分の濃度をデジタル計算し、検出
結果を出力する。
合、先ず、試料吸引ポンプ12により試料容器11中の
ヒト血清の一定量がシリコンチユーブ17内に導びかれ
る。導びかれたヒト血清は、ポンプ14により供給され
るグルコースオキシダーゼ含有の第1の試薬と、シリコ
ンチユーブ17内で混合される。第1の試薬と混合され
たヒト血清が第1の検出器15Aに至るまでに、ヒト血清
中のグルコースがグルコースオキシダーゼの作用により
酸化されて、グルコン酸と過酸化水素とが生成する。第
1の試薬と混合されたヒト血清が第1の検出器15Aに至
ると、過酸化水素電極によりヒト血清中の過酸化水素の
生成量が検出され、第1の検出器15Aより検出信号が出
力される。第1の試薬による酸化反応後のヒト血清は、
第1の検出器15Aを通過した後、ウリカーゼ含有の第2
の試薬とシリコンチユーブ17内で混合される。混合
後、ヒト血清が第2の検出器15Bに至るまでに、ヒト血
清中の尿酸がウリカーゼの作用により酸化されて、ヒト
血清中の溶存酸素が消費される一方、アラントインと過
酸化水素とが生成する。第2の検出器15Bに過酸化水素
含有のヒト血清が到達すると、第1の検出器15Aと同様
にしてヒト血清中の過酸化水素の生成量が検出される。
また、第2の試薬による酸化反応後のヒト血清は、第2
の検出器15Bを通過した後、コレステロールオキシダー
ゼ含有の第3の試薬とシリコンチユーブ17内で混合さ
れる。混合後、ヒト血清中のコレステロールがコレステ
ロールオキシダーゼの作用により酸化させて、Δ4−コ
レステノンと過酸化水素とが生成する。第3の検出器15
Cに過酸化水素含有のヒト血清が到達すると、第1およ
び第2の検出器15A,15Bと同様にしてヒト血清中の過酸
化水素の生成量が検出される。第3の検出器15Cを通過
した第3の試薬による酸化反応後のヒト血清は排液容器
16に導びかれ、排液容器16内に貯留される。第1,
第2および第3の検出器15A,15B,15Cそれぞれより出力
された検出信号は、演算処理部18に入力され、A/D変
換後、試料液中の各成分の濃度をデジタル計算し、検出
結果を出力する。
以上のように、1本の流通路に3個の検出器15A,15B,15
Cを配置しているので、少量のヒト血清を流通路に流す
だけでヒト血清中の3成分を分析することができる。し
かも、各検出器15A,15B,15Cに至る流通路17内で進行
する各酵素反応はそれぞれ特異的であると共に互いに阻
害し合うものでもなく、反応生成物(過酸化水素)が同
一なので、次段の反応に与える影響が少ないので検出精
度が向上する。また、従来におけるような4−アミノア
ンチピリン等の酵素反応を阻害物質を添加することなく
分析を行なつているので、正確な分析結果を得ることが
できる。
Cを配置しているので、少量のヒト血清を流通路に流す
だけでヒト血清中の3成分を分析することができる。し
かも、各検出器15A,15B,15Cに至る流通路17内で進行
する各酵素反応はそれぞれ特異的であると共に互いに阻
害し合うものでもなく、反応生成物(過酸化水素)が同
一なので、次段の反応に与える影響が少ないので検出精
度が向上する。また、従来におけるような4−アミノア
ンチピリン等の酵素反応を阻害物質を添加することなく
分析を行なつているので、正確な分析結果を得ることが
できる。
以上、この発明の一実施例について詳述したが、この発
明は前記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨の範囲内で適宜に変形して実施することができる。
明は前記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨の範囲内で適宜に変形して実施することができる。
前記実施例においては、試薬液の流通路に3個の検出器
15A,15B,15Cが直列に配置されていたが、検出器の数は
複数たとえば4個以上であつてもよい。
15A,15B,15Cが直列に配置されていたが、検出器の数は
複数たとえば4個以上であつてもよい。
また、この発明の他の実施例として第3図に示すものが
挙げられる。第3図に示す他の実施例が、第2図に示す
前記実施例と相違するところは、流通路であるシリコン
チユーブ17に、ポンプ14を介して試薬容器13A,13B,
13C中の種々の酵素含有試薬を供給する試薬流通路を結
合するかわりに、試料吸引ポンプ12と第1の検出器15
Aとの間のシリコンチユーブ17に、試料液たとえばヒ
ト血清中のグルコースを酸化させるグルコースオキシダ
ーゼを固定化した第1の固定化酵素カラム27Aを介在さ
せ、第1の検出器15Aと第2の検出器15Bとの間のシリ
コンチユーブ17に、ヒト血清中の尿酸を酸化させるウ
リカーゼを固定化した第2の固定化酵素カラム27Bを介
在させ、第2の検出器15Bと第3の検出器15Cとの間の
シリコンチユーブ17に、ヒト血清中のコレステロール
を酸化させるコレステロールオキシダーゼを固定化した
第3の固定化酵素カラム27Cを介在させてよい。このよ
うに固定化酵素カラム27A,27B,27Cを用いると、複数の
ポンプ14や試薬容器13A,13B,13Cを省略することがで
き、第2図に示す実施例よりも装置の簡単化を図ること
ができる。
挙げられる。第3図に示す他の実施例が、第2図に示す
前記実施例と相違するところは、流通路であるシリコン
チユーブ17に、ポンプ14を介して試薬容器13A,13B,
13C中の種々の酵素含有試薬を供給する試薬流通路を結
合するかわりに、試料吸引ポンプ12と第1の検出器15
Aとの間のシリコンチユーブ17に、試料液たとえばヒ
ト血清中のグルコースを酸化させるグルコースオキシダ
ーゼを固定化した第1の固定化酵素カラム27Aを介在さ
せ、第1の検出器15Aと第2の検出器15Bとの間のシリ
コンチユーブ17に、ヒト血清中の尿酸を酸化させるウ
リカーゼを固定化した第2の固定化酵素カラム27Bを介
在させ、第2の検出器15Bと第3の検出器15Cとの間の
シリコンチユーブ17に、ヒト血清中のコレステロール
を酸化させるコレステロールオキシダーゼを固定化した
第3の固定化酵素カラム27Cを介在させてよい。このよ
うに固定化酵素カラム27A,27B,27Cを用いると、複数の
ポンプ14や試薬容器13A,13B,13Cを省略することがで
き、第2図に示す実施例よりも装置の簡単化を図ること
ができる。
また、試料液中の酵素成分たとえばLDH(乳酸脱水素酵
素)の酵素活性値をピルビン酸を基質として、L−乳酸
を生成され、生成したL−乳酸を乳酸酸化酵素で酸化し
て酢酸と過酸化水素を生成させることによつて分析する
場合に、前記固定化酵素カラム27A,27B,27Cのかわり
に、補酵素たとえば、NADH2と酸化酵素である乳酸酸化
酵素を固定した固定化補酵素カラムおよび固定化酵素複
合カラムを用いてもよい。
素)の酵素活性値をピルビン酸を基質として、L−乳酸
を生成され、生成したL−乳酸を乳酸酸化酵素で酸化し
て酢酸と過酸化水素を生成させることによつて分析する
場合に、前記固定化酵素カラム27A,27B,27Cのかわり
に、補酵素たとえば、NADH2と酸化酵素である乳酸酸化
酵素を固定した固定化補酵素カラムおよび固定化酵素複
合カラムを用いてもよい。
さらに、固定化酵素カラム、固定化補酵素カラムのかわ
りに前記酵素や前記補酵素を産生する微生物たとえば酵
素産生バクテリヤ等を固定した固定化微生物カラムを用
いてもよい。
りに前記酵素や前記補酵素を産生する微生物たとえば酵
素産生バクテリヤ等を固定した固定化微生物カラムを用
いてもよい。
以上詳述したこの発明によると、試料液の流通路に、流
通路1本あたり複数の検出器を直列に接続しているの
で、少量の試料液について多成分を分析することができ
る。しかも、流通路を分析する成分ごとに設ける必要が
なく、最少限として1本の流通路があればよいので自動
化学分析装置の簡単化、製造コストの低廉化を図ること
ができる。
通路1本あたり複数の検出器を直列に接続しているの
で、少量の試料液について多成分を分析することができ
る。しかも、流通路を分析する成分ごとに設ける必要が
なく、最少限として1本の流通路があればよいので自動
化学分析装置の簡単化、製造コストの低廉化を図ること
ができる。
第1図は従来の自動化学分析装置における試料流通系統
を示す説明図、第2図はこの発明の一実施例を示す説明
図、および、第3図はこの発明の他の実施例を示す説明
図である。 15A,15B,15C……検出器、17……流通路(シリコンチ
ユーブ)、19A,19B,19C……試薬流通路、27A,27B,27C…
…固定化酵素カラム。
を示す説明図、第2図はこの発明の一実施例を示す説明
図、および、第3図はこの発明の他の実施例を示す説明
図である。 15A,15B,15C……検出器、17……流通路(シリコンチ
ユーブ)、19A,19B,19C……試薬流通路、27A,27B,27C…
…固定化酵素カラム。
Claims (6)
- 【請求項1】酵素の反応特異性を利用して試料液中の成
分を分析する自動化学分析装置において、試料液が流通
する流通路1本あたりに、試料液中の成分と酵素との特
異反応による過酸化水素を検出する複数の過酸化水素検
出器を直列に配置し、各検出器で検出する過酸化水素を
生成する特異反応を、その検出器より前置される検出器
で検出する過酸化水素を生成する特異反応とは独立に進
行させることにより、試料液中の各成分を順次に分析す
ることを特徴とする自動化学分析装置。 - 【請求項2】前記流通路には、前記検出器の手前に、酵
素含有試薬を供給する試薬流通路が結合されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の自動化学分
析装置。 - 【請求項3】前記流通路には、前記検出器の手前に、酵
素を固定した固定化酵素カラムを有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の自動化学分析装置。 - 【請求項4】前記流通路には、補酵素を固定した固定化
補酵素カラムを有することを特徴とする特許請求の範囲
第3項に記載の自動化学分析装置。 - 【請求項5】前記流通路には、前記検出器の手前に、酵
素を産生する微生物を固定した固定化微生物カラムを有
することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の自
動化学分析装置。 - 【請求項6】前記検出器が3個配置され、第1の検出器
はグルコースオキシダーゼによるグルコースの酸化反応
生成物を検出し、第2の検出器はウリカーゼによる尿酸
の酸化反応生成物を検出し、第3の検出器はコレステロ
ールオキシダーゼによるコレステロールの酸化反応生成
物を検出することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第5項のいずれかに記載の自動化学分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129417A JPH0640814B2 (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 自動化学分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57129417A JPH0640814B2 (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 自動化学分析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5921384A JPS5921384A (ja) | 1984-02-03 |
| JPH0640814B2 true JPH0640814B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=15009001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57129417A Expired - Lifetime JPH0640814B2 (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 自動化学分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640814B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7514451B2 (en) | 2003-09-10 | 2009-04-07 | Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd. | 7-(4-Substituted-3-cyclopropylaminomethyl-1 pyrrolidinyl) quinolonecarboxylic acid derivative |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5615699A (en) * | 1979-07-19 | 1981-02-14 | Toyo Jozo Co Ltd | Improved measurement of liquid component |
| JPS5663259A (en) * | 1979-10-26 | 1981-05-29 | Hitachi Ltd | Measuring device for blood emergent test item |
| JPS5697862A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-06 | Toyo Jozo Co Ltd | Simultaneous multi-item measuring apparatus for continuous flow system |
| JPS5697863A (en) * | 1980-01-07 | 1981-08-06 | Hitachi Ltd | Method and apparatus for analyzing amylase |
-
1982
- 1982-07-24 JP JP57129417A patent/JPH0640814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7514451B2 (en) | 2003-09-10 | 2009-04-07 | Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd. | 7-(4-Substituted-3-cyclopropylaminomethyl-1 pyrrolidinyl) quinolonecarboxylic acid derivative |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5921384A (ja) | 1984-02-03 |
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