JPH0640891U - 負荷付き指針の電力供給装置 - Google Patents

負荷付き指針の電力供給装置

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JPH0640891U
JPH0640891U JP7734092U JP7734092U JPH0640891U JP H0640891 U JPH0640891 U JP H0640891U JP 7734092 U JP7734092 U JP 7734092U JP 7734092 U JP7734092 U JP 7734092U JP H0640891 U JPH0640891 U JP H0640891U
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JP7734092U
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Inventor
孝一 宮城
Original Assignee
株式会社精工舎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指針に発光体を有する目覚まし時計等のアナ
ログ式アラーム設定を可能にするとともに、発光体への
給電のための指針の負担を軽くする。 【構成】時計機械体Kの前面に円周壁部1aを設け、そ
の内側に帯状導体3が設けてある。指針軸2には、目安
針6,時針9,分針11および秒針13が取り付けてあ
る。分針11の裏側に設けられた導電性の分針接片1
5,16と一体に設けられたばね片15b,16bに、
それぞれ回転接片20が設けてある。回転接片20が帯
状導体に弾接しながら回転し、外部電源から分針接片1
5,16を介して分針用負荷(EL)17に電力を供給
し、このELを発光させる。さらに、電力は、分針接片
15,16と一体の接点15a,16aを介して、時針
9の接点台21上面に設けられたリング状導体22,2
3を経て時針接片25,26に供給され、時針用負荷
(EL)24に電力を供給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば目覚まし時計などのように、暗い場所においても時刻を視認 可能にするために、発光体などの負荷を備えた指針に電力を供給するいわゆる負 荷付き指針の電力供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、目覚まし時計などの指針を発光させて、暗所でも時刻を認識できる ようにすることは広く行われているが、発光体としては発光ダイオード(LED )やエレクトロルミネセンス(LE)などが広く採用されている。指針の負荷に 対して電力を供給するためには、指針の摩擦抵抗や導電体の設置場所など種々の 制約が存在する。
【0003】 本出願人は、負荷付き指針に電力を供給する装置として先にいくつかの提案を している(例えば、特開平2−80995)が、これらの提案の一例としての概 略構成として以下のごときものがある。
【0004】 時計機械体の前面中心部に突出する指針軸受の前面周囲に接点台を設け、この 接点台を前後に貫通し、接点台の前面をリング状に覆った固定導体の後端部には 、リード線がはんだ付けしてあり、外部から負荷用電力供給可能にしてある。固 定導体のすぐ前方には、指針軸によって回転する時針を位置させ、この時針の裏 面には、導電性の1対の接片が取り付けてある。各接片の裏側には、接片と一体 に形成された接点が斜めに屈成しており、各接点はそれぞれ固定導体に弾接して いる。また、時針の裏面の所定領域には、負荷としてELが取り付けてある。時 針の針部の所定範囲はくり抜かれており、ELの上面はこのくり抜かれた範囲で 前面に露出し、前方から視認可能にしてある。
【0005】 時針の取り付け部の前面にも、接点台が設けてあり、時針と接点台とは一体回 転可能にしてある。接点台には、固定接点台と同様にリング状導体が設けてあり 、このリング状導体は接片とはんだ付け接続されている。
【0006】 時針の前方に位置する分針にも同様に1対の接片が設けてあり、これと一体の 各接点が時針に設けられたリング状導体に弾接するようにしてある。時針と同様 に分針にもELの負荷が設けてあり、接片を介して負荷に電力が供給され、EL を発光させるようにしてある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来技術は、簡単な構成によって指針の負荷に電力を供給可能とする 点で優れた効果を有するものである。しかし、時針の裏面に屈成された接点と文 字板の前面に突出した接点台上のリング状固定導体との接触によって指針の負荷 に電力の供給を受けるものであるため、文字板と時針との間に目安針を設けるこ とが困難になっている。これにより目覚まし時計などのアラーム装置のアナログ 的な設定を不可能にするなど、目安装置の設計上の制約となっている。
【0008】 本考案の目的は、目安針を設けるための支障を除去して、アラーム装置のアナ ログ的な設定を可能にした、負荷付き指針の電力供給装置を提供することにある 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係る負荷付き指針の電力供給装置は, 時計機械体の前面に指針軸と同心的に形成された円周壁部と、この円周壁部の内 周面に外部電源と接続されて設けてある帯状導体と、この帯状導体に弾接し、か つその内周面に沿って移動可能に設けてある導電性の回転接片と、この回転接片 を支持し、分針の裏面に設けられた導電性の分針接片と、この分針接片と電気的 に導通されて分針に設けてある分針用負荷と、分針接片を裏側に部分的に屈成し てなる接点と、時針の上面に設けられた接点台に取り付けてあり、分針接片の接 点が弾接して電気的に導通可能に設けてあるリング状導体とが設けてある。また 、時針の裏面には、各リング状導体と時針用負荷とを電気的導通可能に設けられ た時針接片と、この時針接片と電気的に導通されて時針に設けてある時針用負荷 と、分針接片と時針接片とのいずれか一方に一体的に設けてあり、回転接片を支 持した導電性のばね片とを備えている。
【0010】
【作用】
負荷付き指針は、円周壁部に設けられた帯状導体にばね片によって弾接した回 転接片を介して外部電源から電力を供給するものであるため、時針の裏面に電力 の供給を受けるための導電装置を設ける必要がなくなる。回転接片は、指針が回 転する際に生じる摩擦抵抗を小さくし、ばね片は回転接片を帯状導体に弾接させ かつ自ら導電体として接片に導電して電力供給を確実にする。分針接片と時針接 片との電気的な導通は、リング状導体と分針接片の裏面に屈成された接点との接 触よって行われる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例についての要部を示すもので、文字板Dを前面に取
り 付けてある枠体1の中心部背面には時計機械体Kが取り付けてある。時計機械体 Kの前面中心部に背面より文字板Dを貫通して指針軸2が設けてあり、この指針 軸2と同心的に枠体1の円周壁部1aが形成してある。円周壁部1aは、指針軸 2を中心とする円板状の文字板受部1bの全周を垂直に所定高さだけ立ち上げ、 その前端部はさらに外側に拡げて外壁1cが形成されている。
【0012】 円周壁部1aの内側には、1対の帯状導体3,3が全周にわたって設けてある 。帯状導体3は、銅条などの高導電性材によって作られており、これと一体の接 続片3a,3aは、円周壁部1aに設けられた孔部1d,1dから枠体1の外側 に突出し、それぞれリード線4,4が接続してあり、外部電源と導通している。
【0013】 指針軸2は、中心部に秒針軸2a,その周囲に所定間隔をとって分針パイプ2 b,その外周に時針パイプ2c,さらにその外周に目安パイプ2dを独立回転可 能に組み合わせたもので構成されている。目安パイプ2dには目安針6が圧入し てあり、時針パイプ2cには時針はかま8を介して時針9が取り付けてある。同 様に分針パイプ2bには分針はかま10を介して分針11が、また、秒針軸2a には秒針はかま12を介して秒針13が取り付けてある。
【0014】 図2に示すように、分針11は、円形の取り付け部11aと、この取り付け部 の一部を延長して先端を尖らせた針部11bとにより構成され、この針部の中央 部には後述のELを前面に露出させるための孔部11cが設けてある。
【0015】 図3に示すように、分針11の裏面には、指針軸2の孔の部分を除くほぼ全面 に絶縁板14が取り付けられており、その外側に1対の導電性の分針接片15, 16および負荷を構成するEL17が設けてある。分針接片15,16は、分針 11の取り付け部11aと対接する部分にそれぞれ屈成した接点15a,16a が形成してあり、針部11bの中央部のELの露出用孔部11cが設けてある部 分を塞がないように切欠し、先端部にばね片15b,16bを備えている。EL 17の接続電極17a,17aは、それぞれの分針接片15、16に、はんだ1 5c,16cによって導電可能に接続されている。
【0016】 EL17の構成は図示しないが、従来より知られているように、透明電極ベー スフィルムに形成した透明電極に、硫化亜鉛に銅や塩素などの活性付与剤を含有 させた発光層を積層形成し、発光層の他方の面にチタン酸バリウムなどの絶縁層 を介して背面電極を形成し、これを捕水フィルムで挟み、その外側をトップ及び ボトムパッケージフィルムを構成するポリ塩化3フッ化エチレンなどの防湿フィ ルムの外周部をホットメルト形接着剤で封止したものである。発光層の発光色は 、銅,塩素などの活性付与剤によって決まり、ブルー,オレンジ,グリーン、ピ ンク,ホワイトなどがよく採用されている。
【0017】 図1に示すように、前出のばね片15b,16bは、各分針接片15,16の 先端部を直角に屈成し、さらにその先方を直角に屈成して直角方向に延伸させて L字状に形成してある。ばね片15b,16bの先端部には、支持軸19,19 を介して回転接片20,20が軸支してある。回転接片20は、銅などの導電性 物質を採用し、帯状導体3に弾接することにより、外部電源から分針接片15, 16へ電力供給可能である。
【0018】 図1に示すように、時針9は分針11よりも全長が短く、分針の幅よりもやや 幅広(図4,5参照)に作られており、取り付け部9aの上面には、指針軸孔よ りもやや大径のリング状で、かつ不導体の接点台21が取り付けてある。接点台 21の上面には、指針軸孔を囲むように環状に形成した内側のリング状導体22 及び、内側のリング状導体の外側に所定の間隔をおいて、これを囲む環状に形成 された外側のリング状導体23が取り付けてある。各リング状導体22,23の 下面には、接続片22a,23aが屈成している。各リング状導体22,23を 時針9上に取り付けた状態では、接続片22a,23aはそれぞれ時針9の下面 に突出する長さになっている。
【0019】 図4に示すように、時針9の針部9bには、EL24の露出孔9cが設けてあ り、針部の裏側に取り付けられたEL24が前方から視認可能である。
【0020】 図5に示すように、時針9の裏側にも1対の導電性の時針接片25、26が取 り付けてある。時針9の裏面と時針接片24、25との間には絶縁板27が介在 させてあり、それぞれを電気的に絶縁してある。
【0021】 EL24の接続電極24a,24aと時針接片25、26とは、はんだ25c ,26cによって接続されている。また、リング状導体22、23の接続片22 a,23aの先端部もそれぞれはんだ25c,26cによって時針接片25、2 6にはんだ付け接続されている。
【0022】 図1に示すように、リング状導体22,23の上面には、前出の分針接片15 、16と一体の接点15a,16aが弾接しており、外部電源から分針接片15 ,16及び時針接片25,26を介して、時針9の負荷24に電力を供給可能に してある。
【0023】 次に、動作について説明する。 外部電源からリード線4、4を経て帯状導体3、3に導かれた電力は、回転
接 片20、20を介して、導電性のばね片15b,16bを通って分針接片15、 16から分針11の負荷17に供給される。分針11の負荷(EL)17を発光 させた電力は、接点15a,16aを介してリング状導体22,23を経て、さ らに時針接片25,26に導通し、負荷(EL)24に供給され、これを発光さ せる。
【0024】 指針が回転すると、回転接片20、20は、ばね片15b,16bによって帯 状導体3,3に弾接した状態で転がりながら移動する。回転接片20,20と帯 状導体3,3とは、転がり接触であるために摩擦係数が極めて小さく、指針の負 担を軽減するとともに、常に両者の確実な接触により確実な導通が得られる。ま た、目安針6の長さは、ばね片15b,16bの回転半径よりも短くしてあり、 回転中に目安針と接触するおそれがなく、目安針によるアラーム時刻設定操作に 支障を生じさせないので、アラームのアナログ的設定が可能である。
【0025】 上記した実施例では、ばね片及び回転接片を分針に設けるようにしてあるが、 これを時針に設け、まず時針の負荷に電力を供給した後に、リング状導体及び接 点を介して分針接片を経て分針の負荷(EL)に電力を供給する構成とすること も可能である。
【0026】
【効果】
以上説明したように、本考案は指針に設けた導電性の接片と一体のばね片に支 持された回転接片を介して、外部から指針の負荷への電力供給を受けるようにし てあるため、指針軸の周囲に電力供給のための構成を設ける必要がなくなる。こ のため、目安針を設けることができるので、アナログ的なアラーム設定を可能に している。
【0027】 また、円周壁部に設けられた帯状導体に回転接片を弾接させた状態で、指針を 回転させながら、外部から電力の供給を受ける構成なので、指針には、きわめて 小さな摩擦抵抗しか働かないので、指針の回転を円滑にするとともに、回転接片 がばね片によって帯状導体に弾接しているので、常に確実に負荷に対して電力供 給を可能にしているなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部を示す断面図である。
【図2】分針の一部切欠拡大平面図である。
【図3】分針の裏側を示す一部切欠拡大平面図である。
【図4】時針の一部切欠拡大平面図である。
【図5】時針の裏側を示す一部切欠拡大平面図である。
【符号の説明】
1a 円周壁部 2 指針軸 3 帯状導体 9 時針 11 分針 15、16 分針接片 15a,16a 接点 15b,16b ばね片 17 分針用負荷 20 回転接片 21 接点台 22、23 リング状導体 24 時針用負荷 25、26 時針接片 K 時計機械体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計機械体の前面に指針軸と同心的に形
    成された円周壁部と、 上記円周壁部の内周面に設けて
    あり、外部電源と接続された帯状導体と、 上記帯状導体に弾接し、かつその内周面に沿って移動可
    能に設けてある導電性の回転接片と、 分針の裏面に設けられた導電性の分針接片と、 上記分針に設けてあり、上記分針接片と電気的に導通さ
    れた分針用負荷と、 上記分針接片を裏側に部分的に屈成してなる接点と、 時針の上面に設けられた接点台に取り付けてあり、上記
    接点が弾接可能に設けてあるリング状導体と、 上記時針の裏面に上記リング状導体と電気的に導通可能
    に設けられた時針接片と、 上記時針に設けてあり、上記時針接片と電気的に導通さ
    れた時針用負荷と、 上記分針接片と上記時針接片とのいずれか一方に一体的
    に設けてあり、上記回転接片を支持した導電性のばね片
    とを備えていることを特徴とする負荷付き指針の電力供
    給装置。
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