JPH064094A - Hmm作成装置、hmm記憶装置、尤度計算装置及び、認識装置 - Google Patents
Hmm作成装置、hmm記憶装置、尤度計算装置及び、認識装置Info
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- JPH064094A JPH064094A JP4159838A JP15983892A JPH064094A JP H064094 A JPH064094 A JP H064094A JP 4159838 A JP4159838 A JP 4159838A JP 15983892 A JP15983892 A JP 15983892A JP H064094 A JPH064094 A JP H064094A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】精度良く、しかも計算量が少なくてすむHMM
を利用した認識装置の提供。 【構成】連続確率分布HMMを作成する連続確率分布H
MM作成手段104と、学習ベクトルのファジィクラス
タリングを行うファジィクラスタリング手段106と、
HMMの各状態における各クラスタの発生度合を連続型
HMMの各状態における確率密度関数から算出する発生
度合算出手段108を備え、その発生度合を各クラスタ
ラベルの各状態における発生度合として離散確率分布H
MMを作成する。
を利用した認識装置の提供。 【構成】連続確率分布HMMを作成する連続確率分布H
MM作成手段104と、学習ベクトルのファジィクラス
タリングを行うファジィクラスタリング手段106と、
HMMの各状態における各クラスタの発生度合を連続型
HMMの各状態における確率密度関数から算出する発生
度合算出手段108を備え、その発生度合を各クラスタ
ラベルの各状態における発生度合として離散確率分布H
MMを作成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】音声認識等のパターン認識に適用
可能な新しいHMM(ヒト゛ン マルコフ モテ゛ル(Hidden Markov
Model))のHMM作成装置、HMM記憶装置、尤度計
算装置及び、認識装置に関するものである。
可能な新しいHMM(ヒト゛ン マルコフ モテ゛ル(Hidden Markov
Model))のHMM作成装置、HMM記憶装置、尤度計
算装置及び、認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】HMMは一般の時系列信号処理分野に適
用可能なものであるが、説明の便宜のために、以下、音
声認識を例にとって説明する。
用可能なものであるが、説明の便宜のために、以下、音
声認識を例にとって説明する。
【0003】先ずHMMを用いた音声認識装置について
説明する。
説明する。
【0004】図5は、HMMを用いた音声認識装置のブ
ロック図である。音声分析部201は、入力音声信号を
フィルタバンク、フーリエ変換、LPC分析等の周知の
方法により、一定時間間隔(フレームと呼ぶ)例えば1
0msec毎に特徴ベクトルに変換する。従って、入力音声
信号は特徴ベクトルの系列Y=(y(1),y(2),・・・,y
(T))に変換される。Tはフレーム数である。コードブ
ック202は、ラベル付けされた代表ベクトルを保持し
ている。ベクトル量子化部203は、前記ベクトル系列
Yのそれぞれのベクトルをそれに最も近い前記コードブ
ック202に登録されている代表ベクトルに対応するラ
ベルに置き換えるものである。HMM作成部204は、
訓練データから認識語彙たる各単語に対応するHMMを
作成するものである。即ち、単語vに対応するHMMを
作るには、先ず、HMMの構造(状態数やそれら状態の
間に許される遷移規則)を適当に定め、然る後に前記の
如くして単語vを多数回発声して得られたラベル系列か
ら、それらラベル系列の発生確率が出来るだけ高くなる
ように、前記モデルにおける状態遷移確率や状態の遷移
に伴って発生するラベルの発生確率を求めるものであ
る。HMM記憶部205は、このようにして得られたH
MMを各単語毎に記憶するものである。尤度計算部20
6は、認識すべき未知入力音声のラベル系列に対し、前
記HMM記憶部205に記憶されているそれぞれのモデ
ルのそのラベル系列に対する尤度を計算するものであ
る。比較判定部207は尤度計算部206で得られた前
記それぞれのモデルの尤度の最大値を与えるモデルに対
応する単語を認識結果として判定するものである。
ロック図である。音声分析部201は、入力音声信号を
フィルタバンク、フーリエ変換、LPC分析等の周知の
方法により、一定時間間隔(フレームと呼ぶ)例えば1
0msec毎に特徴ベクトルに変換する。従って、入力音声
信号は特徴ベクトルの系列Y=(y(1),y(2),・・・,y
(T))に変換される。Tはフレーム数である。コードブ
ック202は、ラベル付けされた代表ベクトルを保持し
ている。ベクトル量子化部203は、前記ベクトル系列
Yのそれぞれのベクトルをそれに最も近い前記コードブ
ック202に登録されている代表ベクトルに対応するラ
ベルに置き換えるものである。HMM作成部204は、
訓練データから認識語彙たる各単語に対応するHMMを
作成するものである。即ち、単語vに対応するHMMを
作るには、先ず、HMMの構造(状態数やそれら状態の
間に許される遷移規則)を適当に定め、然る後に前記の
如くして単語vを多数回発声して得られたラベル系列か
ら、それらラベル系列の発生確率が出来るだけ高くなる
ように、前記モデルにおける状態遷移確率や状態の遷移
に伴って発生するラベルの発生確率を求めるものであ
る。HMM記憶部205は、このようにして得られたH
MMを各単語毎に記憶するものである。尤度計算部20
6は、認識すべき未知入力音声のラベル系列に対し、前
記HMM記憶部205に記憶されているそれぞれのモデ
ルのそのラベル系列に対する尤度を計算するものであ
る。比較判定部207は尤度計算部206で得られた前
記それぞれのモデルの尤度の最大値を与えるモデルに対
応する単語を認識結果として判定するものである。
【0005】HMMによる認識は具体的には次のように
して行われる。即ち、未知入力に対して得られたラベル
系列をO=(o(1),o(2),・・・,o(T))、単語wに対応
したモデルをλwとし、モデルλwにより発生される長さ
Tの任意の状態系列をX=(x(1),x(2),・・・,x(T))
とするとき、λwのラベル系列Oに対する尤度は 〔厳密解〕
して行われる。即ち、未知入力に対して得られたラベル
系列をO=(o(1),o(2),・・・,o(T))、単語wに対応
したモデルをλwとし、モデルλwにより発生される長さ
Tの任意の状態系列をX=(x(1),x(2),・・・,x(T))
とするとき、λwのラベル系列Oに対する尤度は 〔厳密解〕
【0006】
【数1】
【0007】〔近似解〕
【0008】
【数2】
【0009】または、対数をとって
【0010】
【数3】
【0011】で定義される。ここで、P(x,y|λw)
は、モデルλwにおけるx,yの同時確率である。
は、モデルλwにおけるx,yの同時確率である。
【0012】従って、例えば、(数1)を用いれば
【0013】
【数4】
【0014】とするとき、w^が認識結果となる。(数
2),(数3)を用いるときも同様である。
2),(数3)を用いるときも同様である。
【0015】P(O,X|λ) は次のようにして求められ
る。
る。
【0016】いま、HMMλの状態qi(i=1〜I)に
対して、状態qi毎に、ラベルoの発生確率bi(o)と状
態qi(i=1〜I)から状態qj(j=1〜I+1)への遷
移確率aijが与えられているとき、状態系列X=(x
(1),x(2),・・・,x(T+1))とラベル系列O=(o
(1),o(2),・・・,o(T))のHMMλから発生する同時
確率は
対して、状態qi毎に、ラベルoの発生確率bi(o)と状
態qi(i=1〜I)から状態qj(j=1〜I+1)への遷
移確率aijが与えられているとき、状態系列X=(x
(1),x(2),・・・,x(T+1))とラベル系列O=(o
(1),o(2),・・・,o(T))のHMMλから発生する同時
確率は
【0017】
【数5】
【0018】と定義出来る。ここでπx(1)は状態x(1)
の初期確率である。また、x(T+1)=I+1は最終状
態であって、如何なるラベルも発生しないとする。
の初期確率である。また、x(T+1)=I+1は最終状
態であって、如何なるラベルも発生しないとする。
【0019】この例では入力の特徴ベクトルyをラベル
に変換したが、各状態におけるラベルの発生確率の代り
に特徴ベクトルyをそのまま用い、各状態において特徴
ベクトルyの確率密度関数を与える方法もある。このと
きは(数5)における前記ラベルoの状態qiにおける
発生確率bi(o) の代わりに特徴ベクトルyの確率密度
bi(y)を用いることになる(以後、zがラベルのとき
はbi(z)はzが状態iにおいて生じる確率、zがベク
トルのときはbi(z)はzの確率密度を意味するものと
する)。このときは、前記(数1)、(数2)、(数
3)は次のようになる。 〔厳密解〕
に変換したが、各状態におけるラベルの発生確率の代り
に特徴ベクトルyをそのまま用い、各状態において特徴
ベクトルyの確率密度関数を与える方法もある。このと
きは(数5)における前記ラベルoの状態qiにおける
発生確率bi(o) の代わりに特徴ベクトルyの確率密度
bi(y)を用いることになる(以後、zがラベルのとき
はbi(z)はzが状態iにおいて生じる確率、zがベク
トルのときはbi(z)はzの確率密度を意味するものと
する)。このときは、前記(数1)、(数2)、(数
3)は次のようになる。 〔厳密解〕
【0020】
【数6】
【0021】〔近似解〕
【0022】
【数7】
【0023】または、対数をとれば次式が得られる。
【0024】
【数8】
【0025】以上、何れの方式を用いるにしても最終的
な認識結果は、それぞれの単語wに対してHMMλwを
w=1〜Wについて準備しておけば、入力音声信号Yに
対して
な認識結果は、それぞれの単語wに対してHMMλwを
w=1〜Wについて準備しておけば、入力音声信号Yに
対して
【0026】
【数9】
【0027】あるいは
【0028】
【数10】
【0029】がYの認識結果となる。勿論、ここでのY
は前記それぞれ方法に応じて、入力されたラベル系列、
特徴ベクトル系列等である。
は前記それぞれ方法に応じて、入力されたラベル系列、
特徴ベクトル系列等である。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例にお
いて、入力特徴ベクトルをラベルに変換するものを離散
確率分布HMM、入力特徴ベクトルをそのまま用いるも
のを連続確率分布HMMと呼ぶことにする。このとき、
これら両者の特徴は次のようである。
いて、入力特徴ベクトルをラベルに変換するものを離散
確率分布HMM、入力特徴ベクトルをそのまま用いるも
のを連続確率分布HMMと呼ぶことにする。このとき、
これら両者の特徴は次のようである。
【0031】離散確率分布HMMは、入力ラベル系列に
対するモデルの尤度の計算において、各状態での各ラベ
ルの発生度合bi(Cm)はラベルに関連して予め記憶され
ている記憶装置から読み出すことで実行できるから計算
量が非常に少ないと言う利点がある反面、量子化に伴う
誤差のため、認識精度が悪くなると言う課題がある。こ
れを避けるためにラベル数(クラスタ数)を多くする必
要があるが、その増加に伴ってモデルを学習するために
必要な学習パターン数が膨大になる。ここで、学習パタ
ーン数が不十分な場合は、前記bi(Cm)が頻繁に0にな
ることがあり、正しい推定が出来なくなる。例えば、次
のようなことが生じる。
対するモデルの尤度の計算において、各状態での各ラベ
ルの発生度合bi(Cm)はラベルに関連して予め記憶され
ている記憶装置から読み出すことで実行できるから計算
量が非常に少ないと言う利点がある反面、量子化に伴う
誤差のため、認識精度が悪くなると言う課題がある。こ
れを避けるためにラベル数(クラスタ数)を多くする必
要があるが、その増加に伴ってモデルを学習するために
必要な学習パターン数が膨大になる。ここで、学習パタ
ーン数が不十分な場合は、前記bi(Cm)が頻繁に0にな
ることがあり、正しい推定が出来なくなる。例えば、次
のようなことが生じる。
【0032】コードブックの作成は、認識すべき全ての
単語について多数の話者の発声音声を特徴ベクトル系列
に変換し、この特徴ベクトルの集合をクラスタリング
し、それぞれのクラスタにラベリングすることによって
行われる。それぞれのクラスタは、セントロイドと呼ば
れるそのクラスタの代表ベクトルを持ち、通常これは各
々のクラスタに分類されたベクトルの期待値である。コ
ードブックは、これらセントロイドを前記ラベルで検索
可能な形で記憶したものである。
単語について多数の話者の発声音声を特徴ベクトル系列
に変換し、この特徴ベクトルの集合をクラスタリング
し、それぞれのクラスタにラベリングすることによって
行われる。それぞれのクラスタは、セントロイドと呼ば
れるそのクラスタの代表ベクトルを持ち、通常これは各
々のクラスタに分類されたベクトルの期待値である。コ
ードブックは、これらセントロイドを前記ラベルで検索
可能な形で記憶したものである。
【0033】いま、前記認識語彙の中に、例えば「大
阪」と言う単語があって、これに対応するモデルを作る
場合を考える。多数話者が発声した単語「大阪」に対応
する音声サンプルが特徴ベクトル列に変換され、各々の
特徴ベクトルが前記セントロイドと比較され、最近隣の
セントロイドに対応するラベルがその特徴ベクトルの量
子化されたものとなる。このようにして、前記「大阪」
に対する各々の音声サンプルは、ラベル系列に変換され
る。得られたラベル系列から、それらラベル系列に対す
る尤度が最大になるようにHMMのパラメータを推定す
ることにより、単語「大阪」に対応するモデルが出来上
がる。この推定には周知のホ゛ーム・ウェルチ(Baum-Welch)法等
が用いられ得る。
阪」と言う単語があって、これに対応するモデルを作る
場合を考える。多数話者が発声した単語「大阪」に対応
する音声サンプルが特徴ベクトル列に変換され、各々の
特徴ベクトルが前記セントロイドと比較され、最近隣の
セントロイドに対応するラベルがその特徴ベクトルの量
子化されたものとなる。このようにして、前記「大阪」
に対する各々の音声サンプルは、ラベル系列に変換され
る。得られたラベル系列から、それらラベル系列に対す
る尤度が最大になるようにHMMのパラメータを推定す
ることにより、単語「大阪」に対応するモデルが出来上
がる。この推定には周知のホ゛ーム・ウェルチ(Baum-Welch)法等
が用いられ得る。
【0034】この場合、前記コードブックにあるラベル
の中で、単語「大阪」に対応する学習ラベル系列の中に
は含まれていないものが有り得る。この含まれていない
ラベルの発生確率は学習の過程で“0”と推定されてし
まう。従って、認識の時に発声される「大阪」と言う単
語が変換されたラベル系列の中に、前記「大阪」のモデ
ルの作成に用いたラベル系列には含まれていないラベル
が存在することは十分有り得る。この場合は、この認識
時に発声された「大阪」のラベル系列が前記「大阪」の
モデルから発生する確率は“0”になってしまう。しか
し、このような場合でも、ラベルとしては異なっていて
も、ラベルに変換される前の特徴ベクトルの段階ではモ
デルの学習に用いた音声サンプルとかなり近く、ベクト
ルの段階で見れば十分「大阪」と認識されても良い場合
がある。もともと同じ単語を発声しているのであるから
ベクトルのレベルでは似通っているにも関わらず、ラベ
ルのレベルでは僅かの差で全く異なったラベルに変換さ
れてしまうということは十分起こり得るのであって、こ
のようなことが認識精度に悪影響を及ぼすことは容易に
想像がつく。クラスタ数が増加する程、訓練データ数が
少ない程このような問題は頻繁に生じることになる。
の中で、単語「大阪」に対応する学習ラベル系列の中に
は含まれていないものが有り得る。この含まれていない
ラベルの発生確率は学習の過程で“0”と推定されてし
まう。従って、認識の時に発声される「大阪」と言う単
語が変換されたラベル系列の中に、前記「大阪」のモデ
ルの作成に用いたラベル系列には含まれていないラベル
が存在することは十分有り得る。この場合は、この認識
時に発声された「大阪」のラベル系列が前記「大阪」の
モデルから発生する確率は“0”になってしまう。しか
し、このような場合でも、ラベルとしては異なっていて
も、ラベルに変換される前の特徴ベクトルの段階ではモ
デルの学習に用いた音声サンプルとかなり近く、ベクト
ルの段階で見れば十分「大阪」と認識されても良い場合
がある。もともと同じ単語を発声しているのであるから
ベクトルのレベルでは似通っているにも関わらず、ラベ
ルのレベルでは僅かの差で全く異なったラベルに変換さ
れてしまうということは十分起こり得るのであって、こ
のようなことが認識精度に悪影響を及ぼすことは容易に
想像がつく。クラスタ数が増加する程、訓練データ数が
少ない程このような問題は頻繁に生じることになる。
【0035】この課題を除去するためには、訓練集合に
は現れてこない(含まれていない)ラベルに対して、平
滑化や補完を行う等の工夫が必要となる。「結び」と呼
ばれる概念を用いてパラメータ数を減少させる工夫をは
じめとして、0確率が推定される場合はそれを0にせず
に微小量に置き換えたり、ファジイベクトル量子化等の
ようにクラスタの境界をぼかしたりする方法等、平滑化
や補完を行う方法が種々提案されているが、何れも上記
問題を根本的に解決するものではない。また、場合に応
じて経験的に決めなければならない要素があって、それ
らの要素を決める理論的な指標はない。
は現れてこない(含まれていない)ラベルに対して、平
滑化や補完を行う等の工夫が必要となる。「結び」と呼
ばれる概念を用いてパラメータ数を減少させる工夫をは
じめとして、0確率が推定される場合はそれを0にせず
に微小量に置き換えたり、ファジイベクトル量子化等の
ようにクラスタの境界をぼかしたりする方法等、平滑化
や補完を行う方法が種々提案されているが、何れも上記
問題を根本的に解決するものではない。また、場合に応
じて経験的に決めなければならない要素があって、それ
らの要素を決める理論的な指標はない。
【0036】他方、連続確率分布HMMは、分布形状は
正規分布等と予め関数の形で与えておき、学習データか
らこの関数を規定するパラメータを推定するものであ
る。従って、推定すべきパラメータ数は少なく、前記離
散型のものに比べて少ない学習パターンで精度良くパラ
メータの推定が出来、平滑化や補完を考える必要もなく
なり、一般に離散型よりも高い認識率の得られることが
報告されている。
正規分布等と予め関数の形で与えておき、学習データか
らこの関数を規定するパラメータを推定するものであ
る。従って、推定すべきパラメータ数は少なく、前記離
散型のものに比べて少ない学習パターンで精度良くパラ
メータの推定が出来、平滑化や補完を考える必要もなく
なり、一般に離散型よりも高い認識率の得られることが
報告されている。
【0037】因に、離散型と連続型とで、図6のような
4状態3ループのHMMにおけるパラメータ数を比較す
れば例えば次のようになる。離散型の場合は用いられる
ラベルの種類を256とすれば、ラベルの発生確率は2
56×3=768、遷移確率は6の計874が1モデル
当り必要である。連続型の場合は10次元の正規分布と
すれば、平均ベクトルは10×3=30、分散共分散行
列は55×3=165(対称行列)、遷移確率は6の計
201となり、推定すべきパラメータの値は、連続型は
離散型の1/4以下となる。
4状態3ループのHMMにおけるパラメータ数を比較す
れば例えば次のようになる。離散型の場合は用いられる
ラベルの種類を256とすれば、ラベルの発生確率は2
56×3=768、遷移確率は6の計874が1モデル
当り必要である。連続型の場合は10次元の正規分布と
すれば、平均ベクトルは10×3=30、分散共分散行
列は55×3=165(対称行列)、遷移確率は6の計
201となり、推定すべきパラメータの値は、連続型は
離散型の1/4以下となる。
【0038】しかしながら、連続型は認識精度の点で優
れているが計算量は離散型に比べて非常に多くなるとい
う問題がある。即ち、入力特徴ベクトルy(t)が、状態
iで平均ベクトルμi、分散共分散行列Σiの正規分布を
するとするき、状態iにおけるy(t)の発生確率(密
度)の計算には(y(t)−μi)TΣi -1(y(t)−μi)なる
計算を必要とし、例えば、10次元の連続型のHMMで
は、この計算だけでも110回のかけ算が必要であり、
1つのモデルに対しては、これの(状態数×入力フレー
ム数)倍になる。従って、入力フレーム数が50フレー
ムの場合で前記モデルを想定すれば、1つのモデル当り
必要とされる(y(t)−μi)TΣi -1(y(t)−μi)の計算
における掛算の回数は、110×3×50=16500
となり、単語数が500であるとさらにこれが500倍
される。即ち、その場合はこの部分の掛け算のみで82
5万回が必要となる。
れているが計算量は離散型に比べて非常に多くなるとい
う問題がある。即ち、入力特徴ベクトルy(t)が、状態
iで平均ベクトルμi、分散共分散行列Σiの正規分布を
するとするき、状態iにおけるy(t)の発生確率(密
度)の計算には(y(t)−μi)TΣi -1(y(t)−μi)なる
計算を必要とし、例えば、10次元の連続型のHMMで
は、この計算だけでも110回のかけ算が必要であり、
1つのモデルに対しては、これの(状態数×入力フレー
ム数)倍になる。従って、入力フレーム数が50フレー
ムの場合で前記モデルを想定すれば、1つのモデル当り
必要とされる(y(t)−μi)TΣi -1(y(t)−μi)の計算
における掛算の回数は、110×3×50=16500
となり、単語数が500であるとさらにこれが500倍
される。即ち、その場合はこの部分の掛け算のみで82
5万回が必要となる。
【0039】離散型の場合は、ベクトル量子化の計算を
完了すれば、前記のようにラベルに従って記憶装置から
そのラベルの発生確率を読み出すのみでよい。また、y
(t)をベクトル量子化するのに必要な計算は、前記の例
では、256個の代表ベクトルとy(t)との距離あるい
は類似度の計算である。いま距離を(ユークリッド距離)
2とする場合は、y(t)をラベル付けするのに必要な計
算は、10回の引算と10回の掛算と10回の足算の2
56倍である。従って50フレームでは、掛算のみで考
えれば、10×256×50=128000回と言うこ
とになる。もし、バイナリサーチと呼ばれる方法でベク
トル量子化する場合は、前記256は、2log2256=
16でおきかえて、10×16×50=8000回と言
うことになる。
完了すれば、前記のようにラベルに従って記憶装置から
そのラベルの発生確率を読み出すのみでよい。また、y
(t)をベクトル量子化するのに必要な計算は、前記の例
では、256個の代表ベクトルとy(t)との距離あるい
は類似度の計算である。いま距離を(ユークリッド距離)
2とする場合は、y(t)をラベル付けするのに必要な計
算は、10回の引算と10回の掛算と10回の足算の2
56倍である。従って50フレームでは、掛算のみで考
えれば、10×256×50=128000回と言うこ
とになる。もし、バイナリサーチと呼ばれる方法でベク
トル量子化する場合は、前記256は、2log2256=
16でおきかえて、10×16×50=8000回と言
うことになる。
【0040】以上のように離散型とすることにより計算
量が著しく減少し、連続型の場合は認識単語数が増える
と計算量もそれに比例して増大するが、離散型の場合
は、入力音声信号を一旦ベクトル量子化するときのみこ
の計算が必要なのであって、認識単語数が増えてもこの
計算量は不変である。
量が著しく減少し、連続型の場合は認識単語数が増える
と計算量もそれに比例して増大するが、離散型の場合
は、入力音声信号を一旦ベクトル量子化するときのみこ
の計算が必要なのであって、認識単語数が増えてもこの
計算量は不変である。
【0041】要するに、離散型の場合は計算量は少ない
が認識精度的に課題があり、連続型の場合は認識精度は
よいが計算量に課題がある。
が認識精度的に課題があり、連続型の場合は認識精度は
よいが計算量に課題がある。
【0042】本発明は、このような従来のHMMの課題
を考慮し、認識精度が高く、しかも計算量を少なくでき
るHMM作成装置、HMM記憶装置、尤度計算装置及
び、認識装置を提供することを目的とする。
を考慮し、認識精度が高く、しかも計算量を少なくでき
るHMM作成装置、HMM記憶装置、尤度計算装置及
び、認識装置を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続確率密度
分布HMM作成手段と、訓練ベクトル集合をファジィク
ラスタリングし各々のクラスタにラベルを付与するクラ
スタリング手段と、HMMの各状態における各クラスタ
従ってラベルの発生度合を、各クラスタに含まれる訓練
ベクトルと、連続確率密度分布HMMの各状態における
確率密度関数から算出するラベル発生度合算出手段とを
備え、HMMの各状態におけるラベルの発生度合をラベ
ル発生度合算出手段の出力として得ることにより離散確
率分布HMMを作成する構成である。
分布HMM作成手段と、訓練ベクトル集合をファジィク
ラスタリングし各々のクラスタにラベルを付与するクラ
スタリング手段と、HMMの各状態における各クラスタ
従ってラベルの発生度合を、各クラスタに含まれる訓練
ベクトルと、連続確率密度分布HMMの各状態における
確率密度関数から算出するラベル発生度合算出手段とを
備え、HMMの各状態におけるラベルの発生度合をラベ
ル発生度合算出手段の出力として得ることにより離散確
率分布HMMを作成する構成である。
【0044】
【作用】本発明では、連続確率分布HMM作成手段によ
り、該HMMの各状態における確率密度関数を得、ファ
ジィクラスタリング手段により訓練ベクトル集合をクラ
スタリングし各々のクラスタにラベルを付与し、ラベル
発生度合算出手段によりHMMの各状態における前記各
クラスタ従ってラベルの発生度合を、各クラスタに含ま
れる訓練ベクトルと、連続確率密度分布HMMの各状態
における確率密度関数から算出することにより、離散確
率分布HMMを作成する。
り、該HMMの各状態における確率密度関数を得、ファ
ジィクラスタリング手段により訓練ベクトル集合をクラ
スタリングし各々のクラスタにラベルを付与し、ラベル
発生度合算出手段によりHMMの各状態における前記各
クラスタ従ってラベルの発生度合を、各クラスタに含ま
れる訓練ベクトルと、連続確率密度分布HMMの各状態
における確率密度関数から算出することにより、離散確
率分布HMMを作成する。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0046】ここで、以後用いるべき記号の定義をまと
めて説明する。簡単のために、誤解を生じない限り、状
態qi,qj等は単にi,j等と表記することにする。ま
た、モデルの学習は1つの単語について行う場合を述べ
ることとし、モデル間で区別する必要のある場合は、モ
デルに対応する番号をパラメータの右肩に添字として付
加することとし、通常はこれを省くものとする。定義は
次の通りである。
めて説明する。簡単のために、誤解を生じない限り、状
態qi,qj等は単にi,j等と表記することにする。ま
た、モデルの学習は1つの単語について行う場合を述べ
ることとし、モデル間で区別する必要のある場合は、モ
デルに対応する番号をパラメータの右肩に添字として付
加することとし、通常はこれを省くものとする。定義は
次の通りである。
【0047】i=1,2,・・・,I+1:第i番の状態 [aij]:遷移マトリクス aij:状態iから状態jへの遷移確率 r:作成すべきモデルに対する訓練パターン番号(r=
1,・・・,R) y(r)(t):訓練パターンrの第tフレームにおける観
測ベクトル o(r)(t):訓練パターンrの第tフレームにおける観
測ラベル bi(y(r)(t)):訓練パターンrのフレームtの観測ベ
クトルy(r)(t)の状態iにおける確率密度 bi(o(r)(t)):訓練パターンrのフレームtの観測ラ
ベルo(r)(t)の状態iにおける発生度合(確率、確率
密度、等) y(r)=(y(r)(1),y(r)(2),・・・,y(r)(T(r))):訓
練パターンrのベクトル系列(ただし、r=1,2,・・・,
R) O(r)=(o(r)(1),o(r)(2),・・・,o(r)(T(r))):単
語wに対する第r番のラベル系列(ただし、r=1,2,・
・・,R) X(r)=(x(r)(1),x(r)(2),・・・,x(r)(T(r)),x(r)
(T(r)+1)):X(r)またはO(r)に対応する状態系列 x(r)(t):単語wに対する第r番の訓練パターンの第
tフレームにおける状態 T(r):単語wに対する第r番の訓練パターンのフレー
ム数 μi:bi(y)の平均ベクトル Σi:bi(y)の分散共分散行列 ξi:状態iにおける観測ベクトルの確率分布を規定す
るパラメータの集合 (ξi={ μi,Σi}) λi=[ξi,{aij}j=1,・・・,I+1 ]:状態iのパラメー
タの集合 λ={λi}:全パラメータの集合(λをパラメータとする
モデルをモデルλとも呼ぶ) P(Y|λ):観測ベクトル系列Yがモデルλから発生す
る確率密度 P(O|λ):観測ラベル系列Oがモデルλから発生する
確率 πi:状態iがt=1で生じる確率 先ず、連続確率分布HMMを学習する方法について述べ
る。
1,・・・,R) y(r)(t):訓練パターンrの第tフレームにおける観
測ベクトル o(r)(t):訓練パターンrの第tフレームにおける観
測ラベル bi(y(r)(t)):訓練パターンrのフレームtの観測ベ
クトルy(r)(t)の状態iにおける確率密度 bi(o(r)(t)):訓練パターンrのフレームtの観測ラ
ベルo(r)(t)の状態iにおける発生度合(確率、確率
密度、等) y(r)=(y(r)(1),y(r)(2),・・・,y(r)(T(r))):訓
練パターンrのベクトル系列(ただし、r=1,2,・・・,
R) O(r)=(o(r)(1),o(r)(2),・・・,o(r)(T(r))):単
語wに対する第r番のラベル系列(ただし、r=1,2,・
・・,R) X(r)=(x(r)(1),x(r)(2),・・・,x(r)(T(r)),x(r)
(T(r)+1)):X(r)またはO(r)に対応する状態系列 x(r)(t):単語wに対する第r番の訓練パターンの第
tフレームにおける状態 T(r):単語wに対する第r番の訓練パターンのフレー
ム数 μi:bi(y)の平均ベクトル Σi:bi(y)の分散共分散行列 ξi:状態iにおける観測ベクトルの確率分布を規定す
るパラメータの集合 (ξi={ μi,Σi}) λi=[ξi,{aij}j=1,・・・,I+1 ]:状態iのパラメー
タの集合 λ={λi}:全パラメータの集合(λをパラメータとする
モデルをモデルλとも呼ぶ) P(Y|λ):観測ベクトル系列Yがモデルλから発生す
る確率密度 P(O|λ):観測ラベル系列Oがモデルλから発生する
確率 πi:状態iがt=1で生じる確率 先ず、連続確率分布HMMを学習する方法について述べ
る。
【0048】問題は、準備されたr=1〜Rの訓練パタ
ーンに対して、尤度関数P(Y(1),Y(2),・・・,Y(R)|λ)
を最大にするパラメータλを推定することである。
ーンに対して、尤度関数P(Y(1),Y(2),・・・,Y(R)|λ)
を最大にするパラメータλを推定することである。
【0049】Y(r)が互いに独立であるとすれば
【0050】
【数11】
【0051】で与えられる。ここで、次の補助関数Q
(λ,λ')を定義する。
(λ,λ')を定義する。
【0052】
【数12】
【0053】このとき、次のことが言える。Q(λ,λ')
≧Q(λ,λ)なら、P(Y(1),…,Y(R)|λ')≧P(Y(1),
…,Y(R)|λ)であって、等号はλ'=λの時に成り立
つ。故に、
≧Q(λ,λ)なら、P(Y(1),…,Y(R)|λ')≧P(Y(1),
…,Y(R)|λ)であって、等号はλ'=λの時に成り立
つ。故に、
【0054】
【数13】
【0055】を求めることが出来れば、λ*→λとして
(数13)を繰り返し適用することによって、λはP
(Y(1),…,Y(R)|λ)の停留点、即ち、P(Y(1),…,Y
(R)|λ)の極大値または鞍点を与える点に収束すること
になり、P(Y(1),…,Y(R)|λ)の変化率が予め定めた
閾値以下になるまでこの操作を繰り返すことにより局所
最適解が得られる。
(数13)を繰り返し適用することによって、λはP
(Y(1),…,Y(R)|λ)の停留点、即ち、P(Y(1),…,Y
(R)|λ)の極大値または鞍点を与える点に収束すること
になり、P(Y(1),…,Y(R)|λ)の変化率が予め定めた
閾値以下になるまでこの操作を繰り返すことにより局所
最適解が得られる。
【0056】次にQ(λ,λ')を用いてパラメータを推定
する方法について説明する。
する方法について説明する。
【0057】(数12)を変形すれば、次式が得られ
る。
る。
【0058】
【数14】
【0059】前述の説明から、Q(λ,λ')をλ'の関数
と見なしてQ(λ,λ')>Q(λ,λ)なるλ'を見出せば、
それはλの更新されたものとなり、P(Y(1),・・・,Y(R)
|λ)はλ'に関しては一定値となるから、これを取り除
いて
と見なしてQ(λ,λ')>Q(λ,λ)なるλ'を見出せば、
それはλの更新されたものとなり、P(Y(1),・・・,Y(R)
|λ)はλ'に関しては一定値となるから、これを取り除
いて
【0060】
【数41】
【0061】とするとき、Q'(λ,λ')>Q'(λ,λ)な
るλ'を見出すことと同様である。ただし、ここで
るλ'を見出すことと同様である。ただし、ここで
【0062】
【数15】
【0063】とおいている。
【0064】(数14)はさらに次のようになる。
【0065】
【数16】
【0066】右辺第1項からπi'について最大化すれば
πiの再推定値πi *は
πiの再推定値πi *は
【0067】
【数17】
【0068】右辺第2項からaij'について最大化すれ
ばaijの再推定値aij *は
ばaijの再推定値aij *は
【0069】
【数18】
【0070】右辺第3項からμi',Σi'について最大化
すれば、μi,Σi各々の再推定値μi *,Σi *は
すれば、μi,Σi各々の再推定値μi *,Σi *は
【0071】
【数19】
【0072】
【数20】
【0073】ここで、ξ(r) ij(t)は次のように計算さ
れる。即ち、
れる。即ち、
【0074】
【数21】
【0075】とおけば、
【0076】
【数22】
【0077】である。
【0078】このとき
【0079】
【数23】
【0080】
【数24】
【0081】なる漸化式が成り立つ。従って、α
(r) 1(1)=1としてパラメータλに適当な初期値を与
え、t=1〜T(r)+1,j=1〜I+1について(数
23)に従って、α(r) j(t)を、β(r) I+1(T(r)+1)
=1としてt=T(r)+1〜1、i=I〜1について
(数24)に従ってβ(r) i(t)をそれぞれ順次計算して
行けば、(数15)が計算できる。
(r) 1(1)=1としてパラメータλに適当な初期値を与
え、t=1〜T(r)+1,j=1〜I+1について(数
23)に従って、α(r) j(t)を、β(r) I+1(T(r)+1)
=1としてt=T(r)+1〜1、i=I〜1について
(数24)に従ってβ(r) i(t)をそれぞれ順次計算して
行けば、(数15)が計算できる。
【0082】パラメータ推定の実際の計算手順は次のよ
うになる。
うになる。
【0083】(1)L1=∞ (2)i,j=1〜Iについてλi={(aij)j=1,・・・,I+1,μ
i,Σi} に適当な初期値を与える。
i,Σi} に適当な初期値を与える。
【0084】(3)r=1〜R, t=2〜T(r), i=
1〜I+1についてα(r) i(t)をλ={λi}として(数
23)に従って計算する。
1〜I+1についてα(r) i(t)をλ={λi}として(数
23)に従って計算する。
【0085】(4)r=1〜R, t=2〜T(r), i=
1〜I+1についてβ(r) i(t)とξ(r) ij(t)をλ={λ
i}としてそれぞれ(数24)(数22)に従って計算す
る。
1〜I+1についてβ(r) i(t)とξ(r) ij(t)をλ={λ
i}としてそれぞれ(数24)(数22)に従って計算す
る。
【0086】(5)r=1〜R,i,j=1〜I+1に
ついて、(数18)(数19)(数20)の 分子:aij,num(r), μi,num(r), Σi,num(r) と、 分母:Deni(r)=aij,denom(r)= μi,denom(r)=Σ
i,denom(r) を計算する。
ついて、(数18)(数19)(数20)の 分子:aij,num(r), μi,num(r), Σi,num(r) と、 分母:Deni(r)=aij,denom(r)= μi,denom(r)=Σ
i,denom(r) を計算する。
【0087】(6)aij,μi,Σiの再推定値aij *, μi
*, Σi *を次の(数)に従って計算する。
*, Σi *を次の(数)に従って計算する。
【0088】
【数25】
【0089】(7)i,j=1〜I+1についてaij=
aij *, μi=μi *, Σi=Σi *なる代入を行うことによ
って、再推定されたパラメータ集合λ={λi}を得る。
aij *, μi=μi *, Σi=Σi *なる代入を行うことによ
って、再推定されたパラメータ集合λ={λi}を得る。
【0090】(8)r=1〜R,t=2〜T(r), i=
1〜I+1に対してstep(7)で得たパラメータ集合λ
に対して
1〜I+1に対してstep(7)で得たパラメータ集合λ
に対して
【0091】
【数26】
【0092】を計算する。
【0093】(9)|L1−L2|/L1>εならば、L2=
L1とおいてステップ(4)へ、そうでなければ終了。
L1とおいてステップ(4)へ、そうでなければ終了。
【0094】前記ステップ(9)におけるεは収束の幅
を決める適当に小さな正の数であって、その値は状況に
よって実用的な値が選ばれる。
を決める適当に小さな正の数であって、その値は状況に
よって実用的な値が選ばれる。
【0095】以上のようにして、連続確率分布HMMが
得られるが、本発明ではこれをもとにしてファジィクラ
スタリングによる離散確率分布HMMを得るものであっ
て、次の手順による。
得られるが、本発明ではこれをもとにしてファジィクラ
スタリングによる離散確率分布HMMを得るものであっ
て、次の手順による。
【0096】(1)学習ベクトルのファジィクラスタリ
ング行い、M個のクラスタを算出する。クラスタ名をC
1,C2,・・・,Cm,・・・,CMとする。
ング行い、M個のクラスタを算出する。クラスタ名をC
1,C2,・・・,Cm,・・・,CMとする。
【0097】(2)前記連続型HMMを用いて該HMM
の各状態におけるCm(m=1,・・・,M)の発生度合を求
める。
の各状態におけるCm(m=1,・・・,M)の発生度合を求
める。
【0098】ここで、各ラベルの発生度合を定義する方
法は種々考えられる。即ち、(a)訓練ベクトルの確率密
度の、該訓練ベクトルのCmに対する帰属度による荷重
平均、(b)状態iにおけるCmのセントロイドの発生確
率密度、(a)(b)においてそれらのクラスタの各状態に
おける発生度合の総和が1になるように正規化したもの
等が考えられる。ここでは本発明の一実施例として
(a)、(b)の方法で、前記正規化はしない場合を例にと
って説明する。次式で用いるbi(y)は前記連続型HM
Mの推定パラメータから得られたものである。この場合
は、単語wの状態iにおけるクラスタCmの発生度合bw
imは次式で与えられる。
法は種々考えられる。即ち、(a)訓練ベクトルの確率密
度の、該訓練ベクトルのCmに対する帰属度による荷重
平均、(b)状態iにおけるCmのセントロイドの発生確
率密度、(a)(b)においてそれらのクラスタの各状態に
おける発生度合の総和が1になるように正規化したもの
等が考えられる。ここでは本発明の一実施例として
(a)、(b)の方法で、前記正規化はしない場合を例にと
って説明する。次式で用いるbi(y)は前記連続型HM
Mの推定パラメータから得られたものである。この場合
は、単語wの状態iにおけるクラスタCmの発生度合bw
imは次式で与えられる。
【0099】
【数27】
【0100】ただし、
【0101】
【数28】
【0102】であって、uv(r) m(t)は、ベクトルy
v(r)(t)のクラスタCmへの帰属度である。yv(r)(t)
は、単語vの第r番の第tフレームの訓練ベクトルであ
る。また、bw i(yv(r)(t))は単語wに対応する連続確
率分布モデルの状態iにおけるベクトルyv(r)(t)の確
率密度である。
v(r)(t)のクラスタCmへの帰属度である。yv(r)(t)
は、単語vの第r番の第tフレームの訓練ベクトルであ
る。また、bw i(yv(r)(t))は単語wに対応する連続確
率分布モデルの状態iにおけるベクトルyv(r)(t)の確
率密度である。
【0103】前記ステップ(1)におけるクラスタリン
グの方法は周知のファジィクラスタリング法が用いられ
得る。クラスタリングするデータとしては、前記HMM
の学習に用いたw=1〜Wの単語音声に対応するパター
ンを構成する特徴ベクトルの全集合を用いることが出来
る。
グの方法は周知のファジィクラスタリング法が用いられ
得る。クラスタリングするデータとしては、前記HMM
の学習に用いたw=1〜Wの単語音声に対応するパター
ンを構成する特徴ベクトルの全集合を用いることが出来
る。
【0104】ファジィクラスタリングは例えば次のよう
にして行われる。表記の簡単のために、学習に用いる全
ての単語音声を構成するベクトルについて通し番号をつ
け、y1,・・・,yNとし、ynのクラスタCmへの帰属度
(メンバシップ関数)をumnとする。通常のクラスタリ
ング法では、あるベクトルynがクラスタCmに属してい
る(umn=1)か、属していないか(umn=0)だけを
認めるのに対して、ファジィクラスタリング法では、y
nがいくつかのクラスタに異なる度合で帰属することを
認めると言うものである。
にして行われる。表記の簡単のために、学習に用いる全
ての単語音声を構成するベクトルについて通し番号をつ
け、y1,・・・,yNとし、ynのクラスタCmへの帰属度
(メンバシップ関数)をumnとする。通常のクラスタリ
ング法では、あるベクトルynがクラスタCmに属してい
る(umn=1)か、属していないか(umn=0)だけを
認めるのに対して、ファジィクラスタリング法では、y
nがいくつかのクラスタに異なる度合で帰属することを
認めると言うものである。
【0105】具体的な方法の1つは、各クラスタCmの
セントロイド(中心ベクトル、平均ベクトル)をy
0m(m=1,・・・,M)とし、ynとセントロイドy0mの非
類似度をdmn=d(yn,y0m)とするとき、
セントロイド(中心ベクトル、平均ベクトル)をy
0m(m=1,・・・,M)とし、ynとセントロイドy0mの非
類似度をdmn=d(yn,y0m)とするとき、
【0106】
【数29】
【0107】を最小にするumnとy0mを見出すものがあ
る。目的関数Jmをy0mとumnに関して変微分し、条件
る。目的関数Jmをy0mとumnに関して変微分し、条件
【0108】
【数30】
【0109】を用いれば、Jmを局所的に最小化するた
めの必要条件が次の(数31)、(数32)のように示
される。
めの必要条件が次の(数31)、(数32)のように示
される。
【0110】
【数31】
【0111】
【数32】
【0112】ここで、Fはいわゆるファジィネスを表
し、1<Fである。F→∞のときは、m=1,・・・,Mに
ついて、umn→1/Mになり、F→1のときは、
し、1<Fである。F→∞のときは、m=1,・・・,Mに
ついて、umn→1/Mになり、F→1のときは、
【0113】
【数33】
【0114】であるから、
【0115】
【数34】
【0116】となる。即ち、Fが増加するにつれてyn
が何れのクラスタに属するかと言うことの曖昧性が増大
し、Fが1に近づくにつれて、ynの属するクラスタを
一意に決定するいわゆるハードクラスタリングに近づ
く。
が何れのクラスタに属するかと言うことの曖昧性が増大
し、Fが1に近づくにつれて、ynの属するクラスタを
一意に決定するいわゆるハードクラスタリングに近づ
く。
【0117】ファジィクラスタリングの実際の手順は次
のようになる。 (1)訓練ベクトル集合を適当にC1,・・・,CMに分割
し、初期クラスタとする。
のようになる。 (1)訓練ベクトル集合を適当にC1,・・・,CMに分割
し、初期クラスタとする。
【0118】umnを適当に初期化する。 (2)各クラスタの平均ベクトルy0mを(数31)に従
って求める。 (3)yn≠y0mのとき、(数32)によってステップ
(2)の結果を用いてumnを更新する。yn=y0mのと
きは、m=nのときumn=1,m≠nのときumn=0と
おく。 (4)収束条件を満足すれば処理を終了、そうでなけれ
ばステップ(2)へ戻る。
って求める。 (3)yn≠y0mのとき、(数32)によってステップ
(2)の結果を用いてumnを更新する。yn=y0mのと
きは、m=nのときumn=1,m≠nのときumn=0と
おく。 (4)収束条件を満足すれば処理を終了、そうでなけれ
ばステップ(2)へ戻る。
【0119】ステップ(4)における収束条件として
は、上記繰り返し計算において、更新される前のumnと
更新された後のumnとの変化量をemnとするとき、emn
2のm,nに関する総和が予め定めた収束判定値ε以下
になった場合を収束、それに達しない場合を非収束とす
る等が考えられる。
は、上記繰り返し計算において、更新される前のumnと
更新された後のumnとの変化量をemnとするとき、emn
2のm,nに関する総和が予め定めた収束判定値ε以下
になった場合を収束、それに達しない場合を非収束とす
る等が考えられる。
【0120】図1、図2は、本発明のHMM作成装置の
一実施例であって、その構成及び動作を同時に説明す
る。
一実施例であって、その構成及び動作を同時に説明す
る。
【0121】特徴抽出部101は、周知の方法によっ
て、単語w(=1,…,W)に対応するモデル作成のために
準備された訓練単語r=1〜Rwの音声信号を特徴ベク
トルの系列
て、単語w(=1,…,W)に対応するモデル作成のために
準備された訓練単語r=1〜Rwの音声信号を特徴ベク
トルの系列
【0122】
【数35】
【0123】に変換する。
【0124】単語パターン記憶部102はRAM,RO
M、各種ディスクであって、モデルλwを作成するため
の学習用単語を前記特徴ベクトル系列の形でRw個記憶
する。
M、各種ディスクであって、モデルλwを作成するため
の学習用単語を前記特徴ベクトル系列の形でRw個記憶
する。
【0125】バッファメモリ103は、単語パターン記
憶部102に記憶されているwに対する単語パターンを
Rw個取り出して一時的に記憶する。
憶部102に記憶されているwに対する単語パターンを
Rw個取り出して一時的に記憶する。
【0126】パラメータ推定部104は、前記モデルλ
wを作成するステップ(1)〜(9)を実行し、単語w
に対応するモデルλwを推定する。
wを作成するステップ(1)〜(9)を実行し、単語w
に対応するモデルλwを推定する。
【0127】第1のパラメータ記憶部105は、前記ス
テップ(6)で得られたパラメータの再推定値を一次的
に記憶する。パラメータ推定部104はこのパラメータ
記憶部105の値を用いて再推定を行う。
テップ(6)で得られたパラメータの再推定値を一次的
に記憶する。パラメータ推定部104はこのパラメータ
記憶部105の値を用いて再推定を行う。
【0128】ファジィクラスタリング部106は、単語
パターン記憶部102に記憶されている
パターン記憶部102に記憶されている
【0129】
【数36】
【0130】個の特徴ベクトル集合をM個のクラスタに
ファジィクラスタリングする。Tw(r)は単語wの第rの
訓練パターンのフレーム数である。第mクラスタのラベ
ルをCm,セントロイドをy0mとする。
ファジィクラスタリングする。Tw(r)は単語wの第rの
訓練パターンのフレーム数である。第mクラスタのラベ
ルをCm,セントロイドをy0mとする。
【0131】ベクトル帰属度記憶部107は、ファジィ
クラスタリング部106で求められたyw(r)(t)の各ク
ラスタへの帰属度Uw(r)(t)=(uw(r) 1(t),・・・,u
w(r) M(t))Tをw,r,tの組合せで参照可能な形で記
憶する。ここで、Uw(r)(t)をyw(r)(t)の帰属度ベク
トルと呼ぶことにする。
クラスタリング部106で求められたyw(r)(t)の各ク
ラスタへの帰属度Uw(r)(t)=(uw(r) 1(t),・・・,u
w(r) M(t))Tをw,r,tの組合せで参照可能な形で記
憶する。ここで、Uw(r)(t)をyw(r)(t)の帰属度ベク
トルと呼ぶことにする。
【0132】ラベル発生度合計算部108は、パラメー
タ記憶部105に記憶されているモデルλwの確率密度
関数から、ベクトル帰属度記憶部107に記憶されてい
る帰属度Uw(r)(t)と単語パターン記憶部102に記憶
されているベクトルyw(r)(t)から、(数27)に従っ
て単語wのHMMの状態iにおけるCmの発生度合bw im
を計算する。
タ記憶部105に記憶されているモデルλwの確率密度
関数から、ベクトル帰属度記憶部107に記憶されてい
る帰属度Uw(r)(t)と単語パターン記憶部102に記憶
されているベクトルyw(r)(t)から、(数27)に従っ
て単語wのHMMの状態iにおけるCmの発生度合bw im
を計算する。
【0133】第2のパラメータ記憶部109は単語w=
1〜Wに対応するパラメータを記憶する手段であって、
前記それぞれの単語w=1,・・・,Wに対応するパラメー
タが、パラメータ記憶部1,・・・,パラメータ記憶部Wに
それぞれ記憶される。即ち、それぞれの単語の各状態に
対応する遷移確率は、第1のパラメータ記憶部105か
ら読み出され、w,i,jで参照可能な形で記憶される。
また、それぞれの単語の各状態におけるラベルの発生度
合はラベル発生度合算出部108から読み出され、w,
i,mで参照可能な形で記憶される。
1〜Wに対応するパラメータを記憶する手段であって、
前記それぞれの単語w=1,・・・,Wに対応するパラメー
タが、パラメータ記憶部1,・・・,パラメータ記憶部Wに
それぞれ記憶される。即ち、それぞれの単語の各状態に
対応する遷移確率は、第1のパラメータ記憶部105か
ら読み出され、w,i,jで参照可能な形で記憶される。
また、それぞれの単語の各状態におけるラベルの発生度
合はラベル発生度合算出部108から読み出され、w,
i,mで参照可能な形で記憶される。
【0134】図3、図4は他の実施例で、図1、図2の
ベクトル帰属度記憶部107をセントロイドを記憶する
セントロイド記憶部に変更し、ラベル発生度合算出部1
08において、bw imをbw im=bw i(y0m)として算出す
るようにしたものである。
ベクトル帰属度記憶部107をセントロイドを記憶する
セントロイド記憶部に変更し、ラベル発生度合算出部1
08において、bw imをbw im=bw i(y0m)として算出す
るようにしたものである。
【0135】以上のようにして、離散確率分布HMMが
作成される。
作成される。
【0136】このように、連続確率密度分布HMMを先
ず作成し、学習に用いたパターン集合を形成するベクト
ルの集合をファジィクラスタリングし、クラスタmの前
記HMMの状態iにおける発生度合bimを連続確率分布
型HMMとして求められた確率密度を用いて求め、離散
確率分布型HMMに変換するものである。
ず作成し、学習に用いたパターン集合を形成するベクト
ルの集合をファジィクラスタリングし、クラスタmの前
記HMMの状態iにおける発生度合bimを連続確率分布
型HMMとして求められた確率密度を用いて求め、離散
確率分布型HMMに変換するものである。
【0137】次に、以上のようなモデルを用いて実際の
入力音声を認識する装置について、その構成及び動作を
同時に説明する。
入力音声を認識する装置について、その構成及び動作を
同時に説明する。
【0138】図7はその認識装置のブロック図である。
【0139】特徴抽出部401は、図1、図2、図3、
図4の特徴抽出部101と全く同様の構成、機能を有す
るものである。
図4の特徴抽出部101と全く同様の構成、機能を有す
るものである。
【0140】コードブック403は、図1、図2、図
3、図4のHMM作成装置のクラスタベクトル記憶部に
記憶されている各クラスタのセントロイドが記憶されて
いる。
3、図4のHMM作成装置のクラスタベクトル記憶部に
記憶されている各クラスタのセントロイドが記憶されて
いる。
【0141】ファジィベクトル量子化部402は、特徴
抽出部401の出力の特徴ベクトルy(t)とコードブッ
クに記憶されている前記それぞれのクラスタの代表ベク
トルy0m(m=1,…,M)から、y(t)をファジィベク
トル量子化するものである。即ち、上記数式からy(t)
のクラスタCmに対する帰属度um(t)(m=1,・・・,M)
を算出する。即ち、y(t)は帰属度ベクトル(u1(t),・
・・,uM(t))Tに変換される。
抽出部401の出力の特徴ベクトルy(t)とコードブッ
クに記憶されている前記それぞれのクラスタの代表ベク
トルy0m(m=1,…,M)から、y(t)をファジィベク
トル量子化するものである。即ち、上記数式からy(t)
のクラスタCmに対する帰属度um(t)(m=1,・・・,M)
を算出する。即ち、y(t)は帰属度ベクトル(u1(t),・
・・,uM(t))Tに変換される。
【0142】パラメータ記憶部404は、図1、図2、
図3、図4のパラメータ記憶部109と全く同様の構
成、機能を有するものであって、パラメータ記憶部wに
は、単語w(=1,・・・,W)に対応するモデルのパラメー
タが記憶されている。
図3、図4のパラメータ記憶部109と全く同様の構
成、機能を有するものであって、パラメータ記憶部wに
は、単語w(=1,・・・,W)に対応するモデルのパラメー
タが記憶されている。
【0143】尤度計算部405は、ファジィベクトル量
子化部402の出力に得られる帰属度ベクトル列に対す
る各モデルの尤度をパラメータ記憶部404の内容を用
いて計算するものである。即ち、尤度計算部wではパラ
メータ記憶部wの内容が用いられる。尤度の計算は、状
態iにおけるy(t)の発生度合fw i(y(t))を
子化部402の出力に得られる帰属度ベクトル列に対す
る各モデルの尤度をパラメータ記憶部404の内容を用
いて計算するものである。即ち、尤度計算部wではパラ
メータ記憶部wの内容が用いられる。尤度の計算は、状
態iにおけるy(t)の発生度合fw i(y(t))を
【0144】
【数37】
【0145】で与え、(数5)におけるbi(o(t))を
fw i(y(t))、aijをaw ijとして、(数1)、(数
2)、(数3)等の何れかを用いて実行される。(数
1)を計算する場合は、(数26)におけるY(r)に対
する
fw i(y(t))、aijをaw ijとして、(数1)、(数
2)、(数3)等の何れかを用いて実行される。(数
1)を計算する場合は、(数26)におけるY(r)に対
する
【0146】
【数38】
【0147】の計算と全く同様に、入力パターンYに対
するαI+1(T+1)を計算することになる。TはYのフ
レーム数である。
するαI+1(T+1)を計算することになる。TはYのフ
レーム数である。
【0148】(数2)、(数3)を用いる場合は、周知
のハ゛イターヒ゛(Viterbi)法によって尤度を求めることが出来
る。(数3)を用いる場合は次のようになる。 (1)初期値設定 単語wの状態iの初期確率をπw iとし、i=1,・・・,I
について(数39)を実行
のハ゛イターヒ゛(Viterbi)法によって尤度を求めることが出来
る。(数3)を用いる場合は次のようになる。 (1)初期値設定 単語wの状態iの初期確率をπw iとし、i=1,・・・,I
について(数39)を実行
【0149】
【数39】
【0150】(2)漸化式の計算 t=2,・・・,T,j=1,・・・,Iについて(数40)を実
行
行
【0151】
【数40】
【0152】(3)
【0153】
【数42】
【0154】ステップ(3)におけるφI+1(T+1)が
Yに対するモデルw(単語w)の尤度である。
Yに対するモデルw(単語w)の尤度である。
【0155】比較判定部406は、尤度計算部405に
含まれる尤度計算部1,・・・,Wの何れの出力が最大であ
るかを比較判定し、それに対応する単語を認識結果とし
て出力するもので、(数4)に相当する計算を実行する
ものである。
含まれる尤度計算部1,・・・,Wの何れの出力が最大であ
るかを比較判定し、それに対応する単語を認識結果とし
て出力するもので、(数4)に相当する計算を実行する
ものである。
【0156】なお、本実施例においては、単語を認識す
るとして述べたが、本発明は、単語を音韻や音節等に置
き換えても勿論よく、また、音声以外のパターンにも適
用出来るものである。
るとして述べたが、本発明は、単語を音韻や音節等に置
き換えても勿論よく、また、音声以外のパターンにも適
用出来るものである。
【0157】さらに、本実施例では特徴ベクトルの分布
は、各状態において単一の正規分布に従うとして説明し
たが、本発明では、いわゆる混合分布を用いることによ
り、より精密なラベルの発生度合を得ることも勿論可能
である。
は、各状態において単一の正規分布に従うとして説明し
たが、本発明では、いわゆる混合分布を用いることによ
り、より精密なラベルの発生度合を得ることも勿論可能
である。
【0158】また、本発明は、音声認識装置にかぎら
ず、他の時系列信号処理分野に適用可能である。
ず、他の時系列信号処理分野に適用可能である。
【0159】なお、本発明の各手段は、コンピュータを
用いてソフトウェア的に実現し、あるいはそれら各機能
を有する専用のハード回路を用いて実現してもかまわな
い。
用いてソフトウェア的に実現し、あるいはそれら各機能
を有する専用のハード回路を用いて実現してもかまわな
い。
【0160】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、連続確率密度分布HMMを作成するHMM作
成手段と、訓練ベクトル集合をファジィクラスタリング
し各々のクラスタにラベルを付与するクラスタリング手
段と、HMMの各状態における各クラスタの従って各ラ
ベルの発生度合を、各クラスタに属する訓練ベクトル
と、連続確率密度分布HMMの各状態における確率密度
関数から算出するラベル発生度合算出手段とを備えてい
るので、離散型HMMにおける課題である訓練データの
不足やその偏りによる推定誤差を解消し、離散型HMM
のもつ計算量が少ないという利点を活かしたモデルの実
現を可能とする。
本発明は、連続確率密度分布HMMを作成するHMM作
成手段と、訓練ベクトル集合をファジィクラスタリング
し各々のクラスタにラベルを付与するクラスタリング手
段と、HMMの各状態における各クラスタの従って各ラ
ベルの発生度合を、各クラスタに属する訓練ベクトル
と、連続確率密度分布HMMの各状態における確率密度
関数から算出するラベル発生度合算出手段とを備えてい
るので、離散型HMMにおける課題である訓練データの
不足やその偏りによる推定誤差を解消し、離散型HMM
のもつ計算量が少ないという利点を活かしたモデルの実
現を可能とする。
【0161】また、クラスタリングをファジィクラスタ
リングとすることによりクラスタ数を減少でき、推定精
度を向上させることが出来る。
リングとすることによりクラスタ数を減少でき、推定精
度を向上させることが出来る。
【図1】本発明によるHMM作成装置の一実施例の一部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明によるHMM作成装置の一実施例の残部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明によるHMM作成装置の一実施例の一部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】本発明によるHMM作成装置の一実施例の残部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図5】HMMを用いた音声認識装置の従来例を説明す
るブロック図である。
るブロック図である。
【図6】連続確率分布型HMMの構成を示すHMMの構
成図である。
成図である。
【図7】本発明により構成されたHMMを用いた音声認
識装置の一実施例を示すブロック図である。
識装置の一実施例を示すブロック図である。
101・・・・特徴抽出部 102・・・・単語パターン記憶部 103・・・・バッファメモリ 104・・・・パラメータ推定部 105・・・・パラメータ記憶部 106・・・・ファジィクラスタリング部 107・・・・ベクトル帰属度記憶部 108・・・・ラベル発生度合計算部 109・・・・パラメータ記憶部
Claims (7)
- 【請求項1】連続確率密度分布HMMを作成するHMM
作成手段と、訓練ベクトル集合をファジィクラスタリン
グし各々のクラスタにラベルを付与するクラスタリング
手段と、前記HMMの各状態における前記各クラスタの
従って前記各ラベルの発生度合を、前記各クラスタに属
する前記訓練ベクトルと、前記連続確率密度分布HMM
の各状態における確率密度関数から算出するラベル発生
度合算出手段とを備えたことを特徴とするHMM作成装
置。 - 【請求項2】請求項1記載のHMM作成装置によって得
られた状態遷移確率を記憶する状態遷移確率記憶手段
と、各状態における各ラベルの発生度合を記憶するラベ
ル発生度合記憶手段とを備えたことを特徴とするHMM
記憶装置。 - 【請求項3】入力パターンを構成する特徴ベクトル系列
の各ベクトルの請求項1記載のクラスタに属する帰属度
を計算するファジィベクトル量子化手段と、請求項2記
載のHMM記憶装置に記憶されている状態遷移確率、各
状態におけるラベルの発生度合から、前記HMM記憶装
置に記憶されているパラメータで記述されるHMMの、
前記入力パターンに対する尤度を計算する尤度計算手段
とを備えたことを特徴とする尤度計算装置。 - 【請求項4】認識単位毎に請求項3記載の尤度計算装置
を備え、入力信号に対する前記各々の認識単位モデル毎
の尤度を計算し、該尤度の値から前記入力信号が前記認
識単位の何れであるかを判定することを特徴とする認識
装置。 - 【請求項5】ラベル発生度合算出手段は、前記クラスタ
をCm(m=1,・・・,M)とするとき、前記連続確率密度
分布HMMの状態iの確率密度関数から訓練ベクトル各
々の確率密度を求め、該確率密度の前記訓練ベクトルの
Cmに対する帰属度による荷重平均を算出し、該荷重平
均を状態iにおけるCmの発生度合bimとすることを特
徴とする請求項1記載のHMM作成装置。 - 【請求項6】ラベル発生度合算出手段は、前記クラスタ
をCm(m=1,・・・,M)とするとき、前記連続確率密度
分布HMMの状態iの確率密度関数からCmを代表する
ベクトルの確率密度を求め、その確率密度を状態iにお
けるCmの発生度合 bimとすることを特徴とする請求
項1記載のHMM作成装置。 - 【請求項7】ラベル発生度合算出手段は、前記bimから
更に、bim'=bim/(bi1+・・・+biM)を算出する発生
度合正規化手段を含み、該正規化発生度合bim'を状態
iにおけるCmの発生度合とすることを特徴とする請求
項5あるいは請求項6記載のHMM作成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159838A JPH064094A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | Hmm作成装置、hmm記憶装置、尤度計算装置及び、認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159838A JPH064094A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | Hmm作成装置、hmm記憶装置、尤度計算装置及び、認識装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064094A true JPH064094A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15702347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4159838A Pending JPH064094A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | Hmm作成装置、hmm記憶装置、尤度計算装置及び、認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064094A (ja) |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4159838A patent/JPH064094A/ja active Pending
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